海に面した は魚介類に恵まれた町です。 陽が少し傾き始めたころ、そぞろ歩きの街角でふと見つけた バルに入り、魚介類の ピンチョス(串に刺した立ち飲み向き料理)をおつまみに、冷たい ティント・デ・ベラーノ(夏の赤ワイン)で喉を潤し、周りで飲んでいる陽気な カタラン達(カタルーニアの人々)に向かって 「サルー!」とグラスを上げれば、もう貴方は立派な彼らの仲間として迎えてもらえるでしょう。 旅先での温かい触れ合いのひと時のために、 「サルー!」はぜひ覚えておきたい万能です。 (サルー!)ー乾杯! Saludの元の意味は 「健康」です。 日本でも乾杯の音頭をとるときに 「健康を祝して!」とやるじゃないですか。 あれと同じようなものです。 タパスとピンチョス スペインの バル(BAR)は気軽にお酒が飲めて、ちょっとした小皿料理などで空腹も満たせられる店のことです。 日本の居酒屋に似ていますが、必ずしもアルコールを愉しむだけではなく、食事も愉しめる「飲食店」と言った方がよいかもしれません。 これはスペインの食習慣とも関係があるようです。 スペインの昼食は午後1時半~4時頃と日本と比べて遅く、その分夕食も午後9時から11時頃と遅くなります。 そこで少しお腹が減ったときに バルで タパスやピンチョスを夕食までのつなぎとして食べる習慣があるようです。 タパスはワインやお酒を愉しむときに食べる一品料理で、通常 小皿などの小さな容器に入れられています。 チーズや生ハム、オリーブのようなそのまま食べられるものやのマリネ、サラダ、海老のアヒージョ、魚やいかの揚げ物()、(オムレツ)など品数が豊富です。 ピンチョスは元々 タパスから派生したものと考えられ、タパスに出てくるような食材をより小さくして 串に刺したもので、タパスよりも気軽に 立ち飲みスタイルで食べられるおつまみです。 味はやや濃いめになっており、喉が渇くのでその分お酒がすすむことになります。 ピンチョスと言うは、 爪楊枝や串という意味です。 実際にバルで出ているピンチョスには焼き鳥のように串刺しにしたものや、爪楊枝を刺したつまみやすいものなどがあります。 夕方からスペインの町を散策するときには、バルをはしごしていろいろな タパスやピンチョスを食べ比べてみたいですね。 のお取り寄せ toratoramaru.
次の旅の楽しみの1つに、その国の人たちと交流するというものがありますね。 海外の人たちとの出会いは、良い意味でカルチャーショックを与え、自分の視野を大きく広げてくれます。 でも、初対面で仲良くなれるのかしら?そんな時に、仲良くなりやすいのが、バーなどお酒を飲む場所。 ちょっと気が大きくなって、声もかけやすいですよね。 どうも「乾杯」という行動の起源はヨーロッパのようで、日本でも幕末にイギリスと条約を結んだ際に、イギリスに敬意を示してイギリス流のお祝いとして乾杯をしたのがはじめのようです。 外から入ってきた行為だと思えば、「乾杯」という言葉が動作そのものの意味なのも頷けます。 このとき誰が誰のビールを注ぐなどの明白な決まりはありません。 自分のグラスがホスト役のかたのグラスよりも高くなっては失礼な行為となってしまいます。 ヨーロッパの乾杯! Photo by shutterstock さてアジアにも影響を与えた乾杯の本家本元、ヨーロッパ。 乾杯はそもそも宗教的儀式が起源のようですが、 フランスは「サンテ」 イタリアは「アッラサルーテ」 スペインは「サルー」 ポルトガルは「ヴィヴィ」 ポルトガルの「ヴィヴィ」などラテン系では相手の健康を祝う意味の言葉が「乾杯」を表す言葉として使用されています。 杯を飲み干す意味は毒が入っていないことを示すため、と少々物騒な説もあります。 諸侯が乱立し領地争いを繰り広げてきたヨーロッパの歴史を考えるとなんとなく納得できそうです。 ドイツの乾杯! photo by shutterstock ドイツの乾杯は「Prost! プロースト 」! と言ってお互いにビールを合わせます。 ハンガリーの乾杯! photo by shutterstock ハンガリーは中央ヨーロッパに位置する国でオーストリアなどに囲まれた共和国家です。 相手に攻撃すると捉えられてしまいます。 egg-esh ay・ged・reh 」! アルメニアの乾杯! photo by shutterstock アルメニアはトルコとグルジアのちょうど真ん中あたりの南コーサカスに位置する共和国です。 その際、最後の一滴が入った人が次のボトルを買うという慣習があります。 友人への好意を示したい場合は自分のグラスに最後の一滴が落ちるように計算するのが良いの でしょう。 スランチェ !.
次のスペイン語で「乾杯」は、 「Salud」です。 読み方は、「サルー」と言います。 パーティーや宴会などの席でグラスを片手に乾杯する時に使い、 これから楽しくパーティーを始めよう!というかけ声的なフレーズです。 ちなみに、「Salud」には「お大事に」という意味もあり、 相手がくしゃみをした時などに使い、相手の健康を気遣う表現でもあります。 では、ネイティブの発音を音声で確認してみましょう。 スペイン語の乾杯の発音は?音声でチェック! 「サルー」とはっきり発音してください。 「Salud」の「lu」にアクセントをつけるとスペイン語っぽい発音になりますよ。 普通に言っても、日本人の発音なら通じるかと思います。 覚えるまで何度でも聞いてみてくださいね。 スペイン語で乾杯他のフレーズを紹介! スペイン語で「乾杯」に関する表現には、以下のフレーズがあります。 自分が乾杯の合図を仕切る時に使いましょう。 是非覚えて使ってみてくださいね! まとめ いかがでしたか。 スペイン語で乾杯は何ていうのかや 発音について参考になりましたでしょうか。 「Salud」の「lu」にアクセントをつけると スペイン語っぽい発音になりますよ。 最短2ヶ月でスペイン語を学びたい方には、 という教材がおすすめです。
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