足 に 赤い 斑点 かゆい。 これって水虫?足にできたぶつぶつがかゆい!

足に蕁麻疹ができた?赤い斑点の原因は他にもある!

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気になる所から確認してみよう• かゆくない赤い斑点が足にできる原因 内出血 かゆみを伴わない斑点の中でも、原因とされることが多いのが内出血です。 皮膚の下の血管が破れ、 血液がにじみ出ることで赤い斑点として現れます。 かゆみはもちろん、打撲などの外的な原因以外の内出血は痛いと感じることもなく、気づかないうちに皮膚に現れていることが多いです。 虫刺され 一般的に虫刺されはかゆいものが多い印象ですが、実はかゆみを伴わない場合もあるのです。 特に ダニなどは種類によって赤い腫れはあるものの、かゆみを感じないことがあるので、注意が必要です。 【関連記事】 アレルギー アレルギーの中でも薬物アレルギー 薬疹 は、かゆみを伴わない赤い斑点ができることがあります。 薬物アレルギーは様々なタイプがあり、麻疹や風疹のような赤く小さい斑点が全身に見られるものやじんましんや湿疹、 日光に当たる部分だけ赤くなる光線過敏症、薬を用いるたびに同じ場所が円形状に赤くなり、色素沈着を残す固定薬疹などが多く見られます。 重症なものは発熱とともに大きく赤い斑点が全身に見られるものや、水ぶくれを作るもの、さらに結膜や粘膜にも症状が現れることがあります。 症状が現れても、自分が服用した薬物が原因であると気づかないこともあり、時には命の危険にかかわる場合もあります。 【関連記事】 水虫 水虫もかゆみを伴うという印象がありますが、かゆくないものもあるのです。 赤い斑点が現れる他にも種類によって様々な症状があり、 乾燥したように皮膚が粉をふくものや、爪が白く濁ってデコボコとするものなどがあります。 いずれも水虫と気づかず放置し、家族に感染して広がってしまうこともあるので、早期対策が大切となります。 【関連記事】 飲酒 アルコールを摂取することで、皮膚に赤いまだら状の斑点が現れる場合があります。 これは、体内に取り込まれた アルコールにより血行が促進され、血管が拡張して皮膚に浮き出るために起こる現象です。 個人差がありますが、比較的皮膚の薄い太ももや腹部、頸部などに現れることが多いとされています。 スポンサーリンク 足に赤い斑点ができる病気 今回ご紹介するもの以外にも様々な疾患が考えられますので、なるべく早期に病院を受診するのをお勧めします。 何科を受診すればいいのか迷われているなら、足の斑点以外の症状を考慮し、判断がつかない場合は 皮膚科を受診してみるのが良いでしょう。 単純性紫斑病(たんじゅんせいしはんびょう) 単純性紫斑症は、20代から30代の若い女性が発症しやすい病気です。 発症すると、足に赤い斑点が多数現れるのですが、これは 何らかの影響により毛細血管が破れて内出血となり、赤い斑点として現れることが原因とされています。 また、足だけでなく手にも赤い斑点が現れることもあります。 かゆみや痛みはほとんどないため発症しても放置してしまうことの多い病気なのです。 この病気は発症しても、赤い斑点が現れる以外の症状はないので安心してください。 女性の場合、赤い斑点が足にできると人目に付きやすく、危険は無いといっても気になってしまう方もいるでしょう。 単純性紫斑病の対処法は、 ビタミンCをしっかりと摂取して、血管を破れにくくすることが大切です。 人はビタミンCを自分で合成することができないため、食物として摂取する必要があります。 果物や野菜には多くのビタミンCが含まれているので、積極的に摂るようにしましょう。 アレルギー性紫斑症 アレルギー性紫斑症とは、高校生以下の子供に多くみられる病気で、その原因はまだ解明されていないのですが、 ウイルスや細菌に感染することにより自身の免疫機能に異常が生じてしまうのではないかと考えられています。 症状は単純性紫斑病とは異なり、かゆみのない赤い斑点の他に も関節痛や腹痛などがよく現れます。 さらに悪化すると腎不全になってしまうこともあるので、注意が必要です。 症状が軽度の場合は特別な治療は必要ありませんが、症状が重度の場合は薬物療法などを行うため、アレルギー性紫斑症の疑いがある場合は病院で診察してもらうことをお勧めします。 うっ血性皮膚炎 うっ血性皮膚炎は足のふくらはぎやすねに多数の赤く小さい斑点が現れる疾患です。 女性の方に多く、特に立ち仕事の方やむくみやすい方によく見られます。 さらに糖尿病や腎臓病が原因で血行不良となり併発することもあります。 うっ血性皮膚炎の原因は、 足に流れる血液が正常に循環できなくなることにあります。 血流不良が原因のため、赤い斑点の他にむくみなども症状として現れます。 初期における対処法としては、圧迫したりマッサージを行ったりすることで、 足の血液が正常に循環させることが大切です。 ドラッグストアなどで販売されている着圧ソックスを使用したり、風呂に浸かって足を温めたりすることも血行の促進につながるので対処法や予防法として効果的です。 しかし、そのまま放置して悪化してしまうと、斑点部分が湿疹になり、ジュクジュクと膿んだ状態になります。 さらに症状が進むと肌全体が赤黒くなり、湿疹部分が潰瘍化し、最悪骨が見えてしまうということになりかねません。 そのため、うっ血性皮膚炎は早期治療が肝心となります。 少しでも疑いを感じたら病院で診断してもらいましょう。 リベド血管炎 リべド血管炎とは、若年から中年の女性に多くみられる疾患で、名前は血管炎となっていますが血管に炎症はなく、 下肢や腕、くるぶしや足の甲などに痛みやかゆみの伴わない皮斑が左右対称にできることが特徴となります。 皮斑の模様は様々で、点状の斑点の他に網目状やマーブル模様、樹枝状などがみられます。 リべド血管炎の 原因は解明されておらず、皮斑が潰瘍化してしまうと、治療も難しいとされています。 そのため、発症し悪化してしまうと辛い闘病生活を送ることもあります。 当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。 スポンサーリンク.

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足がかゆい原因は?(夜になると・赤い斑点・糖尿病・妊娠中)夜に足がかゆい病気!むずむず脚症候群とは?

足 に 赤い 斑点 かゆい

戸倉新樹(とくら・よしき)さん 浜松医科大皮膚科学教授=静岡県浜松市 Q どんな病気ですか。 A 赤血球が小さな血管から漏れ出し、壊れて吸収される過程でできる色素によって、皮膚に紫色の「紫斑」ができる病気です。 打ち身の内出血なら、1週間ほどで治りますが、この病気は、赤血球の漏れ出しが少しずつ長期間続き、吸収が追いつきません。 主に足のすねにできますが、重症の人だと、全身に広がり、かゆみも伴います。 Q なりやすい人は。 A 足に血液がたまりやすい体質の人です。 足に静脈の血管が浮いていたり、夜にむくんだりする人は注意が必要です。 また、患者さんの皮膚切片を顕微鏡で見ると「リンパ球性血管炎」といって、リンパ球の攻撃で血管が弱くなり、赤血球が漏れ出しているのが観察できます。 こうした要因が重なると紫斑が出やすくなります。 高齢になり血液を循環させる力が弱まることも原因の一つで、患者さんは中高年に多いです。 Q 治療法は。 A 血管の炎症を抑えるステロイドの塗り薬を使うのが一般的です。 赤血球の漏れ出しがなくなるまで継続して塗ります。 血管を強くする薬を飲むこともあります。 重症の場合に限って、ステロイドを低用量飲み、良くなったら、減量していく方法もあります。 医師に相談しましょう。 Q 完治しますか。 A 赤血球の漏れ出しを薬で防ぎ、すでにできた紫斑は色素が自然に吸収されるのを待てば、半年から1年で治ります。 ただ、この病気は体質によるところが大きく再発も多いので、一喜一憂しない方がいいです。 生活習慣の見直しも大切。 立ちっぱなしの仕事は控え、足を高くして休憩をとるようにしましょう。 回答は紙面に限ります。 【メール】 【郵便】 〒104・8011 朝日新聞科学医療部 【ファクス】 (東京)03・3542・3217 (大阪)06・6201・0249 <アピタル:どうしました・発疹・かゆみ >.

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「足がかゆい!」と感じたら、自分の足をよく見てみよう

足 に 赤い 斑点 かゆい

顔や皮膚に小さな赤い斑点が出来たら要注意です。 自然に治ると思い込んで放置してしまうと大変な事になってしまうかも知れません。 最悪の事態を防ぐためにも確実なケアが必要です。 そこで、皮膚の赤い斑点について詳しく調べて見ました。 斑点にはかゆみを伴う場合とそうでない場合の大きく2種類が存在し、虫さされやかぶれだけでなく乾皮症や老人性血管腫など多種多様な症状に分かれています。 それぞれの見分け方と治療法をよく読んで、自分の症状がどれに当てはまるのかチェックして下さい。 そして、原因がわかったら早めに皮膚科などの医療機関で治療を受けるようにして下さい。 それでは、皮膚の赤い斑点について詳しくお伝えして行きたいと思います。 皮膚に赤い斑点が出来た時には 毎日みる鏡の中の自分の顔、首を上下左右に振ったりして色々チェックしていると、ある日突然ニキビのような赤い斑点が出来ていることに気づいたりします。 さらにはお風呂で体を洗っている時、お湯で泡を流すと腕に赤い斑点が出来ているのに気づいたり、何かかゆいと思って見てみると、そこがちょっと膨らみ赤くなっていたりと色々なケースがあります。 そういった小さな赤い斑点や湿疹、シミのようなものは、かゆみがあれば蚊やふとんに潜むダニ等の虫刺されや、金属製のアクセサリーや衣服等の身に着けるものでかぶれたかもしれないし、乾燥でお肌のトラブルが起きたのかもしれません。 時にかゆみの無い場合もあり、一般的にはあまり知られてないですが、毛嚢炎といった菌の感染により起こるものや、赤いほくろのような老人性血管腫、原因が特定出来ていない単純性紫斑、静脈の循環不全から起こると言われている鬱滞性皮膚炎等があります。 原因が思い当たれば、対処方法も分かり安心することが出来ますが、先のかゆみの無い場合で挙げたものは、見た目だけでは判断が出来ず、もしかして重大な病気が体の中で進んでいるのかもと心配してしまいます。 何もせずにすぐ治る時もありますが、ある程度の対処をして治らなければ、手に負えないと言うことで医者に見てもらうことも考えた方がよいでしょう。 そういった赤い斑点などが出来た時の原因と見分け方や対処法などを見ていきます。 ダニに噛まれた跡形も赤くなる 虫刺されと肌のかぶれが見分けが付かなくて、かゆみ止めクリームを塗布していいか分からない時には、皮膚の赤い斑点をよく確認する事を推奨します。 痒くなった部分を掻いた際に、発疹が広がったりミミズ腫れができているようであれば、蕁麻疹が起きている可能性を疑ってください。 蕁麻疹が何度も発生してしまうようであれば、すぐにでも病院で診察を受けておく事が重要です。 もし皮膚の赤い斑点の中心部分に、小さな赤い傷跡が二つほど付いているのであれば、それはダニに噛まれた跡形の可能性があります。 ダニは何匹も集団で動いている事が多いので、手足の同じ部分に何度も噛み付かれる事も多いです。 痒くなった部分を掻いていても、ミミズ腫れのように赤い部分が広がる事は少ないので、蕁麻疹との見分けはつける事ができます。 虫刺されと蕁麻疹の両方とも痒みが起きるので、ただ皮膚が痒いというだけでは見分けは付けにくいです。 しばらく赤い斑点の状態を確認して、赤みがかった部分の色合いが戻ってきても、痒みが悪化するようであれば虫刺されの可能性を考えてください。 虫刺されと蕁麻疹の両方をケアできる抗ヒスタミン薬もありますが、薬の選び方を間違えないように医師に相談をする事を推奨します。 赤い斑点の見分け方と原因 皮膚にかゆみを伴う赤い斑点ができた時に考えられる症状は乾皮症、蕁麻疹などです。 ではこのような症状の見分け方と原因は何なのでしょうか。 最初に乾皮症の見分け方と原因について説明します。 乾皮症の原因となるのは、肌を守ってくれる皮脂が減少して乾燥し荒れるのが大きな原因です。 だから赤い斑点がでてくるだけでなく角質がとれてフケが出てきて白っぽくひび割れたような状態になります。 乾皮症は顔だけでなく手足や背中などにも赤い斑点がでてきます。 これが大きな見分け方です。 次に蕁麻疹の見分け方と原因について説明します。 蕁麻疹の原因となるのは、食品アレルギーや皮膚のこすれやストレスなどいろいろあります。 蕁麻疹の大きな見分け方としては、痒みをひどく伴うことです。 最初は、虫刺されのように赤い斑点が現れます。 この状態で蕁麻疹の部分をかいたり擦ったりする事でだんだん広がっていきひどくなるとミミズ膨れのようになります。 先程挙げた乾皮症、蕁麻疹の他にもウイルス性の赤い斑点の中に水分を含んでいる水いぼなどがあり、水いぼは人から人に感染してしまいます。 他にもとびひなどがあります。 特にとびひは、素人の目では判断が難しいので皮膚科などに、受診しましょう。 皮膚の赤い斑点 かゆみない場合の種類や原因 皮膚に赤い斑点が出来たときかゆみがあるときと、ない場合があります。 ないときの赤い斑点はいくつかの種類があります。 その一つに毛嚢炎があり日常生活で行なう行動が原因で出来ます。 出来やすいのは胸や腕、お腹などですが、フェイスラインやお尻など体のあちこちにも出来ます。 出来やすい年齢や性別は関係なく、肌の衛生面で問題があったり、他の病気や疲労、ストレスなどが原因で免疫力が下がると出ます。 ステロイドを使いすぎても肌の免疫力が下がるため起きることがあります。 主な原因は黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が毛穴の奥で増殖するためです。 菌で炎症を起こしている状態で剃刀や毛抜きで除毛処理を行い毛穴に傷がつくと発症します。 もう一つ多いのが老人血管腫で40代の発症が多いですが、年齢に関係なく20代でも出ることがあります。 中には思春期ころから症状が出る人もいます。 白人に多いといわれていますが日本人も珍しくない症状です。 原因ははっきりとわかってなく、毛細血管の異常な増殖によるものですが紫外線をよく浴びることで長く炎症にさらされるとなりやすいです。 加齢にともない増加するためそれも要因の1つとされていて、紫外線に普段あたりにくい背中などにも出来るため遺伝的な要因もあるのではと考えられています。 かゆみのない斑点やシミの原因を見分ける方法 かゆみのない赤い斑点や、シミには数種類のものがあり、原因やその見分け方にもそれぞれ違いがあります。 まず、単純性紫斑ですがこれは米粒サイズの斑点が皮膚上に多数現れるのが特徴で、特に腕や足などの四肢に渡ることが多くなります。 この単純性紫斑は別名、出血斑とも呼ばれるもので内出血したような見た目の斑点が多数できるのですが、どこかを壁にぶつけたなどの外傷によりできたものではありません。 したがって、この単純性紫斑の見分け方は斑点ができる体の部位に着目をしてやるとわかりやすいですし、内出血のようになっているならほぼ間違いなく判別ができます。 次に、鬱滞性皮膚炎についてですが、これは静脈の血流が滞ることが原因となって発生する斑点です。 このタイプの斑点は膝下に症状が現れるのが特徴で、初期段階では赤い湿疹が多発したような見た目をしており、その後はカサブタができたり場合によっては膿んだりすることもあります。 放っておくと細胞が壊死したりするので、見つけたら早めにケアをしなければならない斑点でもあります。 この鬱滞性皮膚炎は発生する部位と初期段階の状態をチェックできればあとは簡単に判別が可能なので、悪化する前にちゃんとチェックをすることが重要です。 皮膚の赤い斑点は自覚症状がポイント 皮膚に赤い斑点ができたときにはかゆみがあるかないかによって見分けることができます。 米粒ほどの赤から紫色の斑点が皮膚にできる単純性紫斑は、腕や足などの四肢に多く、出血斑とも呼ばれます。 小さな内出血のようなものなど外傷要因がなくても多発します。 静脈の血流が慢性的に滞ったときに起こる鬱滞性皮膚炎は、膝から下に症状があらわれます。 初期段階では赤い湿疹が多発してカサブタができり膿んでしまうこともあります。 症状が悪化すると細胞の壊死や潰瘍に進行してしまうため早めのケアが必要です。 毛嚢炎は毛穴にできる赤い斑点のようなものです。 毛穴にある部位であればどこでも発生します。 カミソリなどでムダ毛の処理をしたときに、脚や腕、ヒゲ剃り跡などにも起こりやすくなります。 見た目はニキビのように芯や脳を伴ってプツプツとした湿疹ができて、湿疹の周囲が赤くなります。 ニキビやおできの小さなものなども毛嚢炎の一種です。 老人性血管腫は思春期頃から発生することもあります。 鮮やかな赤になることが多く、小さな斑点状で平らだったり隆起してるものもあります。 単純性紫斑や鬱滞性皮膚炎、毛嚢炎、老人性血管腫は痛みやかゆみが伴いません。 かゆみや痛みなどの自覚症状があるとき場合には、皮脂が不足して乾燥している乾皮症やじんましん、虫刺され、かぶれなどがあります。 虫刺されでできた皮膚の赤い斑点はどうする? 虫に刺されて皮膚に赤い斑点が出たりかゆくなったりすることは、日常的に誰にでもよく起こることです。 一方、虫の種類や刺された人の年齢や体質・体調によっては症状が重篤になることもあり、単なる虫刺されだからと軽視できないケースもあります。 虫に刺された直後は大抵の場合、次の方法で対処が可能です。 まず、刺された部位にある毒や虫の残留物(ハチの針やケムシの毛など)を可能な範囲で取り除きます。 虫の針や毛は粘着テープなどを使って取り除くことが可能です。 毒については患部を水で洗い流します。 これらの除去はできるだけ患部に刺激を与えないことが大切で、力を入れ過ぎると患部の毒が広がったり残留物が奥に入り込んだりして症状の悪化を招きます。 除去が終わったら流水や保冷剤などで冷やし、炎症による赤みや腫れ等を抑えます。 これらの一連の処置は刺されたらできるだけ早く行うことが望ましいです。 この後、症状が軽度であれば、抗ヒスタミン剤やステロイド剤などを塗布します。 薬局などで薬剤師に相談して薬を選んでもよいでしょう。 患部にかゆみがあると就寝中などに搔き壊し、そこから細菌が侵入して合併症を引き起こすことがあるため、薬剤で短期間に完治させることが肝要です。 一方、マダニは重症熱性血小板減少症候群、スズメバチはアナフィラキシーショックによる意識障害などを引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。 またクモやムカデでもショック症状が起きるケースもあるので、これら虫の場合は早めに医療機関を受診します。 それ以外でも、症状が強く悪化傾向がみられる場合は同様に医療機関で診察を受けた方がよいでしょう。 赤い斑点はかぶれかもしれない 皮膚に赤い斑点が出てしまった場合、かぶれの可能性があります。 かぶれというのは皮膚炎の一種なのですが、皮膚に接触した物質によって引き起こされることが特徴です。 原因物質に接触した部位に赤い斑点や腫れ、水ぶくれなどが出てきます。 痒みや刺激を伴うので気になってしまうかもしれません。 また、かさぶたができることもありますし、症状が強いと皮が剥けてしまうことなどもあるでしょう。 かぶれは原因物質と接触した場合、比較的短期間に症状が出てくるとされています。 最初は痒みよりも刺激が強く、酷い場合は痛みを感じることもあります。 痒みが強いと我慢できずに掻き毟ってしまうこともあるかもしれません。 しかし、掻き毟ると炎症が広がってしまいますし、何度も同じ場所にかぶれが発生してしまいます。 かぶれが繰り返し発生した場合、その部分の皮膚が分厚くなってしまったり、色素沈着となって跡が残ってしまうこともあります。 かぶれの対処法として原因物質が分かる場合、その原因物質との接触を避けることが大切です。 力の強い物質が原因の場合は水道水ですぐに洗い流し、治療を行う必要があります。 原因物質を避けることができれば症状は改善できますが、原因がはっきり分からないこともあるでしょう。 その場合は皮膚科を受診して最適な治療方法を提案してもらうのがおすすめです。 治療ではステロイド軟膏を使うことが多いのですが、痒みを抑えるために抗ヒスタミン剤の内服薬を併用することもあります。 皮膚に赤い斑点が出る乾皮症 皮膚に赤い斑点が出てきた場合、乾皮症かもしれません。 乾皮症になると痒みが発生してしまうこともあるため、対処法や治療方法などをチェックしておくことが大切です。 乾皮症の対処法としては、生活習慣の見直しや衣服の工夫などが挙げられます。 肌の乾燥は乾皮症の大きな原因となるため、暖房を使う時は加湿器などを使い、部屋の空気を乾燥させないようにしましょう。 また、過度なストレスも肌の状態を悪化させると言われています。 全くストレスを感じることなく生活することはできませんが、趣味の時間を確保することなどが大切です。 入浴の差にはお湯の温度に気を付けることがポイントです。 熱すぎると肌への負担となりますし、ぬるま湯の湯船に浸かるようにしましょう。 また、入浴後は肌が乾燥しやすい状態となるため、ボディクリームなどできちんと保湿ケアを行うことが重要です。 使用する洗顔料やシャンプーなどの成分もポイントであり、刺激の強い成分は肌のために避けた方が無難です。 衣類に使われている素材によっては刺激が強いこともあります。 特に乾燥肌の人は刺激を感じやすいため、できるだけ手触りの良いものを選ぶようにしましょう。 コットン製の衣類は肌に優しいですし、心地よく着用することができます。 きちんと対策をしていてもなかなか痒みが治まらないこともあります。 その場合はできるだけ早く病院を受診しましょう。 病院の治療では保湿剤やステロイド外用薬、抗ヒスタミン薬などが処方されるため、効率よく悩みを解消することができます。 蕁麻疹かもしれません 皮膚に赤い斑点が出てきた場合、蕁麻疹の可能性があります。 これは体の一部に赤い斑点が出てしばらくすると消えてしまうという病気です。 症状が出た時は痒みを伴いますし、刺激や焼けるような感覚を伴うこともあります。 形や大きさはさまざまですが、大きいものだと直径10cm以上になることもあるでしょう。 蕁麻疹が出ると痒みが伴います。 しかし、掻き毟ってしまうのは逆効果となるため、症状が出た時の対処法をチェックしておくことが大切です。 蕁麻疹による痒みが出た場合、氷を入れたビニール袋などで患部を冷やしてみるのがおすすめです。 冷やすと症状が軽くなることが多いため、試してみましょう。 また、血行が良くなると痒みが出やすくなってしまいます。 衣類による摩擦や圧迫などは良くありませんし、激しい運動や湯船に浸かることなども避けた方が無難です。 安静にして過ごせば刺激を軽減できますし、症状も出にくくなります。 病院で蕁麻疹と診断された場合、原因に合わせた内服薬が処方されます。 抗ヒスタミン薬には蕁麻疹の原因となるヒスタミンの働きを抑制することができます。 服用回数や薬の種類などは症状によって異なってくるため、ドクターにしっかり聞いておきましょう。 腫れや痒みが強い場合、ステロイド外用剤が処方されることもあります。 毛嚢炎の赤い斑点の消し方 毛嚢炎にかかってしまっている場合の対処法は、表面部が炎症した程度の軽度であれば、痛みやかゆみなどもありません。 そのためそこまで対処しなくても一週間程度で治ることが多いです。 患部のあたりはできれば清潔にしておくくらいで良いでしょう。 しかし、中程度以上の症状に該当する場合においてはおできのように膨らみが大きくなることによって痛みやかゆみを伴ってしまうケースがみられます。 そうなると放置していてもあまりよくありません。 患部をひっかいてしまう人もいますが、かえって症状を悪化させてしまうケースがあるため避けておくようにしましょう。 自分で潰すのではなく膿が自然に破裂した場合においては、その後ですぐに症状が治まることも多いのですが中には跡が残ってしまう可能性も考えられるためできれば治療を受けておいたほうが良いといえます。 毛嚢炎は再発しやすい病気ですので、なるべく皮膚科の医師に診てもらったほうが確実です。 治療においては、軽度またにも中程度以上の状態でも抗菌薬が処方されることが多いです。 抗菌薬は炎症を直接抑える作用が高いため有効な医薬品ですが、医師または薬剤師の指示に従ったうえで使用することが求められます。 老人性血管腫ができてしまったら 皮膚に赤い斑点ができたら老人性血管腫かもしれません。 老人性血管腫は高齢者に多い皮膚の赤い発疹であり、胸やお腹などにできやすいという特徴があります。 数mmの盛り上がった小さな発疹なのですが、鮮やかな赤い色をしているので目立ってしまうこともあるでしょう。 基本的には良性のできものなので放置しておいても良いとされています。 しかし、若い人でも老人性血管腫が発生してしまうことがあり、審美的な理由で消したいという人も多いです。 老人性血管腫の対処法についてですが、気にならない場合はそのままにしておいても良いでしょう。 ほとんどの場合は症状などもありませんし、胸やお腹にできた場合はあまり人に見られることもありません。 老人性血管腫の治療法としてはレーザー治療や手術などがあります。 レーザー治療は特殊なレーザーを皮膚に当てることにより、特定の色の細胞を破壊することができます。 波長によって吸収されやすい色が異なっていますが、老人性血管腫に使われるのはYAGレーザーや炭酸ガスレーザーなどです。 レーザーが当たった部位の全ての細胞を破壊するわけではありませんし、当たった部位の特定の細胞だけを破壊することができるため、安全性が高い治療方法と言えるでしょう。 単純性紫斑の対処法や治療方法は「絶対安静」 現在、単純性紫斑に対して明確な治療法は確立されていません。 ですが発症した場合でも、数週間で自然に消えることがほとんどのため、特別な治療をおこなう必要は基本的にはありません。 ただし激しい運動は避け、なるべく安静にすることが大切です。 身体を激しく動かすことで運動量を増やしてしまうと毛細血管に大きな負荷がかかり破裂・出血、さらなる紫斑ができてしまう、という悪循環に陥ってしまいます。 また寒さが原因で悪化することがあるため、寒い日に外出するといったことは避けることが大切です。 症状によっては「ビタミンC」を服用することもあります。 ビタミンCは血管の強さ・弾力性の維持に関わる働きをもつため、単純性紫斑がビタミンC不足によって引き起こされている可能性があるためです。 単純性紫斑は再発性が高い疾患のため、一度消えた場合でも十分な期間の経過観察が必要です。 根気よく治療を続ける必要があります。 また単純性紫斑かどうかの診断は、多くの場合「見た目」で判断することになります。 ですが、医療関係者でない人にとって他の疾患と区別することは難しいため、症状に気づいた場合には早めに病院などで、医師の判断を仰ぐことが大切です。 鬱滞性皮膚炎という病気 皮膚に赤い斑点ができてしまった場合、鬱滞性皮膚炎の可能性があります。 これは血液の鬱滞によって発生する病気です。 血液は心臓から出ると全身に流れていき、各臓器に栄養を渡し終わったら心臓に戻ってきます。 この血液の流れがどこかで停滞してしまった場合、その部分に血液が溜まって鬱滞が生じてしまうのです。 鬱滞は主に血流の遅い静脈で生じると言われており、心臓より下にある下肢に発生しやすいということです。 鬱滞性皮膚炎は立ち仕事が多い人や肥満の人などに怒りやすいとされており、普段から注意して生活を送るようにしましょう。 この病気の対処法としては鬱滞しやすい状態を作らないようにするということです。 立ち仕事が多い人はこまめに休憩を取り、脚を上に上げるなどの方法が良いでしょう。 また、肥満傾向の人はダイエットをすることでむくみが改善します。 足の血流を良くしたいという場合、弾性ストッキングを着用するという方法もあります。 鬱滞性皮膚炎は病院で治療を受けることもできます。 治療ではむくみを改善する薬や炎症を改善する薬などが処方されることになります。 むくみを改善させる外用薬には血流を増やす作用がありますが、むくみがなかなか改善しない場合は利尿剤が使われることもあります。 炎症を改善する薬としてはステロイド外用剤がよくつかわれています。 ステロイドには炎症を抑える作用があるため、腫れや痛みを抑えることができるでしょう。 痛みを伴う赤い斑点はかかずに治す 斑点をかくと悪化の原因にも 痒みや痛みを伴う赤い斑点の原因は様々ですが、全てに共通して注意したいのは「絶対にかかない」ということです。 痛みがあるとつい指で触ってしまったり、かきむしってしまったりする方が多いのではないでしょうか。 赤い斑点はかいてしまうと、治りかけの斑点も治りが遅くなり、更には皮膚が傷つくことにより菌が入り炎症を起こしてしまう等の危険性もあります。 疾患がない斑点であった場合にも、皮膚の疾患につながる等の場合もありますので、痛みや痒みが出た場合には患部を冷やすなど他の対処を行い、出来る限りかかない方が治りも早くなります。 自己判断はしない 赤い斑点など皮膚の疾患が出た場合、自己判断はせずに早めに医療機関を受診することをおすすめします。 痛みや痒みを伴う場合、かいて悪化させるだけでなく、かくのを我慢しても余計にストレスになり悪循環を招いてしまうこともあります。 別の疾患が隠れていることや、皮膚以外の病気の症状の場合もありますので、決して自分で治そうとせずに専門家の判断を得ることが大切です。 こちらで挙げた疾患や対処方法は全てではありません。 早めに医療機関を受診し、正しい判断を得ることで早期改善にもつながります。

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