名古屋立てこもり放火事件(なごやたてこもりほうかじけん)は、(15年)に本通(町名は事件当時)で発生し3人が死亡・41人が負傷した・・・・違反などの事件。 平成最悪の立てこもり事件として取り上げられることもある。 概要 2003年9月16日午前10時ごろ、運送会社「」の賃金不払いに抗議した社員の男(当時52歳)が愛知県名古屋市東区東大曽根町本通(2004年町名変更により、同区一丁目)の前に位置する「大曽根駅前ビル」4階にある軽急便名古屋支店名古屋営業事務所センター(当時女性社員22人・男性社員8人の31人在室)に出刃包丁・ポリ容器を持って侵入した。 男は男性社員と揉み合いになり軽傷を負わせた後、女性社員22人+負傷した男性社員1人を解放した一方で店内にを撒き、支店長(当時41歳)以下男性社員8人を人質に取って支店内に立てこもった。 その上で男は支店長以外の社員7人を解放した一方で午後1時ごろまでに残るポリタンクを倒して中身を撒き散らし、支店長に命じて軽急便本社(名古屋市)に電話をかけさせ「7月から9月分までの現金25万円を指定した銀行口座に振り込め」と電話させ、午後0時10分ごろに要求金額通りの現金を振り込ませた。 事件発生を受けては加害者の説得に当たった一方、では事件発生の第一報が入った直後から応援部隊を派遣する準備を始め、の刑事部捜査第一課(MAAT)に出動を準備するよう指示し、愛知県警察に待機命令を出した。 だが、現場の室内には揮発したガソリンが充満していたため、加害者の制圧に銃器やを使用することができない状況であった。 警察はさらに加害者の説得を続けたが、最終的に加害者は人質7人を解放した直後の午後1時10分ごろにでガソリンに火をつけ自爆した。 この爆発で加害者と人質の支店長が死亡し、加害者を制圧・逮捕するため現場階段付近にて待機していた愛知県警察の隊員(当時31歳、)が一酸化炭素中毒で、ビル3階にいた警察官3名が熱風などで重傷を負い、ビルの外では爆発によって飛散したガラス片などで警察官・消防隊員・報道陣・通行人ら38名が軽傷を負った。 加害者・支店長の死因はいずれも焼死で、2人はそれぞれ出入り口から入った場所・事務所南東近くにて仰向けで倒れていた。 愛知県警は16日午後10時45分から加害者宅を家宅捜索した一方、翌17日にはに特別捜査本部を設置して現場検証をした。 この事件を・()を除く民放テレビ各局はとして生中継した。 特にとは事件発生時、それぞれ発の番組(『』、『』)放送中であったが、番組開始から数分で番組を中断、ニューススタジオに切り替え生中継を開始。 このため爆発の瞬間が中継された。 この事件以降、のポリ容器等でのガソリン販売の禁止が徹底され、法規制が強化された。 また日本警察は事件を機に立てこもり事件の専門部隊「Aチーム」を創設した。 軽急便側も、本社・名古屋支社が全焼したために同年12月をもって本社、名古屋支店、名古屋営業所、事務センターを移転することとなった。 愛知県警捜査一課・東警察署は2004年1月15日、殺人・現住建造物等放火・強盗・人質強要・銃刀法違反などの容疑で死亡した被疑者の男をへ被疑者死亡のまました。 事件から16年後の2019年2月、は事件現場で加害者と交渉し爆発により一時期意識不明の重体に陥った愛知県警捜査一課警部を取材するとともに、事件に対処する当時の警察、消防を記録した映像を入手した。 脚注 [] 関連項目• - 事件により現場に隣接する当路線は一時運転を見合わせた。 映像化• 日本を変えた! あの重大事件の新事実〜衝撃事件の現場に知られざるヒーローがいた〜(、2019年12月9日) 外部リンク• PDF プレスリリース , , 2003年9月19日 , の2019年1月21日時点におけるアーカイブ。 , 2019年1月21日閲覧。 - この項目は、・(犯罪者・犯罪組織などを含む)に関連した です。 などしてくださる()。 この項目は、に関連した です。 などしてくださる()。
次の名古屋市東区大曽根のビルで16年前に起きた「名古屋立てこもり爆発事件」。 44人が死傷した現場で、ガソリン爆発に巻き込まれ、自らも生死の境をさまよった元捜査一課の警部。 当時の緊迫した状況と無事に解決に導けなかった無念の思いを明かしました。 今から16年前の2003年9月16日に東区・大曽根で発生した「名古屋立てこもり爆発事件」。 この事件を忘れることができない人がいました。 最前線で犯人と交渉していた、当時、愛知県警捜査一課警部だった小西靖之さん。 「今となってもいい案が浮かぶということもないですけど、他にやる手はなかったのかなと、いつも思いますね」(小西靖之さん) 2003年9月16日午前10時、会社に恨みを持った男が名古屋市東区大曽根のビルにガソリンをまき、8人を人質に取って立てこもりました。 爆発直前、現場のひとつ下の階に設置された指揮本部。 火を付けようと思ったら付けられる状況」(当時の小西靖之さん) そこには、当時の小西さんの姿がありました。 「中の方は厳しい状況だった。 かなりきついガソリン臭。 頭がどんどん痛くなってきて、頭がふらーってする」(小西靖之さん) 緊迫した現場で、交渉が続きます。 灯油と違って徐々に火が付くわけじゃないの。 あなたが火だるまになっちゃうの」(当時の小西靖之さん) 小西さんによると、犯人の男は出入り口に机などでバリケードを張り、中には突入できない状況でした。 しかし、扉を少しだけ開けることができ、中を見ると男はボウガン銃を小西さんの方に向けていたといいます。 犯人の顔とか表情とか見えたか 「見えました。 覚悟を決めた犯人だったので、顔はこわばって緊張していた。 (声をかけても)ほとんど返事をしない。 返事をしないということは、説得が厳しくなるという状況」(小西靖之さん) その後、事態が動きました。 しかし実は人質が一人残っていると分かり、小西さんは現場へと急行。 「出入り口のところに、パッとオレンジ色の光が光った感じがした」(小西靖之さん) そして、爆発。 小西さんは爆発に飲み込まれました。 「記憶の中に少しあるのは、意識が遠ざかっていく中で、自分の子どもの名前を呼んだ記憶が少しあるだけ」(小西靖之さん) この爆発で、犯人の男と人質の男性、捜査員1人のあわせて3人が死亡。 消防隊員ら41人が重軽傷。 小西さんも意識不明の状態が続き、生死の境をさまよいました。 今回、我々は小西さんとともに現場のビルに向かうことができました。 現場を目の前にして思うことは。 「当時40数人の方が死傷したとは、現在のきれいな現場からは考えられないかもしれないけど、私としては複雑な気持ちを抱く現場だと思います。 いろいろと思いは今もありますけど、結論はなかなか出てこない」(小西靖之さん).
次の事件の概要…法務局放火も捜査! この事件について、TBSなどが報道している。 放火未遂などの疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区の職業不詳、長沢和裕容疑者(36)です。 長沢容疑者は今月13日、東京メトロ副都心線の電車内で、持っていた紙袋に火をつけて車両を燃やそうとしたうえ、駅員らの業務を妨害した疑いがもたれています。 駅員らが乗客のペットボトルの水ですぐに火を消し止めましたが、車両の床が焦げ、乗客およそ50人がホームに避難したということです。 長沢容疑者は、 「渋谷方向に向かう電車を狙った。 渋谷で騒ぎを起こしたかった」などと供述しているということです。 警視庁は、長沢容疑者が逮捕前日の今月20日に、千代田区にある東京法務局などが入る庁舎の植え込みにも火をつけたとみて調べています。 yahoo. 今月13日に、地下鉄、東京メトロ副都心線の電車内で紙袋に非をつけ、車両を燃やそうとしたという、とんでもない事件だ。 ……実際には、被害は最小限度で食い止められたが、一歩間違えば、大惨事にもなりかねなかった。 車両には乗客が多数乗っていた。 事件の規模は小さいが、京アニ事件に通じるところ、ある。 容疑者の年齢、伝えられる境遇が似通っている。 「騒ぎを起こしたかった」の供述にも、似通った部分、感じる。 このような男、、大きな事件になる前に未然に摘発できたと、正直、そのように思う。 そのほかのSNSも同様となります。 本人と特定できる情報、より詳しい経歴などの情報がもたらされた場合、追記します。 ネットの反応…これはテロ!危険人物! 他人様まで巻き添えにして死のうとかするやつ、許してはいけません その類なのでしょうか、人騒がせは止めてほしい こういうのは被害者を出す前に未然に防いで厳しく処罰しておくべきです なぜこのような危険な存在と同じ社会に生きていかなければならないのでしょう。 まぎれもなく犯罪行為ですよね。 大きな影響を残したにもかかわらず、「罪を償えば」、私たちのいる社会に戻ってくるはず。 更生を前提とした法体系であることは十分わかってはいるのですが、この男にそれを期待してよいのでしょうか? 今の日本では、危険人物とされている人が身の回りにいることなんてわかりようがない。 私たちは安寧な社会に生き、生活する権利があるはずです。 このような愚か極まりない犯罪のために、その権利を損なわれることは、受け入れることができません。 隔絶した世界の中にいていただきたい…という本音は言ってはいけないのでしょうか。 ライターもOK。 いつ誰がヤケを起こして大惨事になってもおかしくない。 皆1人1人荷物検査するのもあの人の量じゃ難しいだろうし、どう防ぐかと言われれば私は中々思いつかないですが…。 やろうと思えばいつでも出来ちゃう状況なのが怖いね…。 巻き込まれない事を祈るしかないのだろうか? 鉄道の車両や設備に対するテロは重大事例。 以前もあったが、電源や通信ケーブルの放火もあったし、海外ではあるがソウルで地下鉄が放火された事件があって大勢死亡した、放火はそもそもテロに近い犯罪であり、放火の罪を重くするべきだと思う。 携行缶のガソリン規制よりもずっと効果的だと思う。 引用 Yahoo!news SNSから編集.
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