この項目には性的な表現や記述が含まれます。 もお読みください。 :vol. 1 - vol. 8、vol. はが担当している。 (・ブランド)より9月から刊行されている。 概要 悪魔・堕天使・天使など、神話を題材とした「学園ラブコメバトルファンタジー作品」。 物語のコンセプトは「 夢も恋も戦いも青春だ!」。 基本的に現代の日本および学園を舞台としながら、様々な異世界が存在する。 ドスケベで情に厚い主人公の高校生の少年が、堕天使に殺害されたのをきっかけに普通の人間から悪魔に転生し、主人公を転生させたヒロインの悪魔と、その仲間たちで悪魔に委託される仕事をこなしたり、悪魔に襲来する敵と戦い、また、主人公による影響で恋愛も展開されていく場面を織り交ぜた物語の構成が特徴。 本編は2018年12月現在既刊27巻。 また、処女作の『 電蜂 DENPACHI』とはで、同姓同名の似て非なる別人が登場する。 そのほか、2014年9月発売のドラゴンマガジン11月号にて、本作のイラストレーター・みやま零が同じくイラストを務める『 』とのコラボレーション作品が掲載された。 漫画はみしまひろじ作画による原作コミカライズのほかに、スピンオフ作品が2作品連載された。 2018年3月の時点でシリーズ累計400万部を突破した。 ストーリー 全5章。 各章構成は12巻あとがきより。 第一章『赤龍帝覚醒』編 第1巻 - 第2巻 作中時系列一年目4月~5月頃 に通うイッセーこと は、女生徒達から変態扱いされ彼女もできないことで、寂しい思いをしていた。 ある日、黒髪美少女の 天野夕麻から声をかけられ、彼女から初めて恋の告白をされる。 しかし夕麻は初デートの帰り際に として本性を現し、イッセーを殺害。 レイナーレは、イッセーの持つ が危険な神器の可能性があると認識した組織「 」の上層部から、神器排除のために送り込まれた刺客だったのだ。 そしてイッセーの命が尽きる間際に、彼が持っていた召喚カードから学園一の美少女 が召喚され、イッセーをとして転生させ蘇生させる。 翌朝リアスの使いとして、 がイッセーを へ招き、 と を紹介する。 その後イッセーはリアスから身の回りに起きている事態を説明され把握する。 数日後の登校途中で、金髪美少女の と出会い教会近くまでの道案内を頼まれる。 女性に優しいイッセーに好意を持ったアーシアは彼に再び会う約束をする。 そしてアーシアと再び会う度に親しくなる。 しかし堕天使を治療できる神器「 」を持つアーシアにレイナーレの魔の手が襲いかかり、イッセーの奮闘もむなしくアーシアは神器を摘出され命を落とす。 激昂したイッセーは神器の真の姿、「 」を解き放ち増強された力でレイナーレを撃破する。 その後アーシアは神器を取り戻し、リアスの眷属として転生することで蘇生、兵藤家で共に暮らすことになる。 アーシアの眷属入りからしばらくした頃、リアスの婚約者である「元72柱」の三男・ が駒王学園を訪問する。 婚約に不満を持っていたリアスは婚約破棄を賭けてを行うことが決定し、グレモリー眷属の面々は特訓に励みゲームに臨んだが、さすがにプロの壁は厚くメンバー達は次々と倒され、重傷を負ったイッセーを庇ってリアスは降参を宣言する。 昏睡から目覚めたイッセーはリアスの婚約パーティーが行われていることを知る。 これを不服とするイッセーはリアスの兄での1人でもある の手引きでパーティー会場へ乱入、ライザーに勝負を挑む。 イッセーは左腕を犠牲にして一時的に禁手化を果たし、フェニックスの再生能力の前に苦戦を強いられたものの、遂には相手の心をへし折って勝利を掴む。 第二章『乳龍帝誕生』編 第3巻 - 第6巻 作中時系列一年目6月~9月頃 リアスの婚約破棄の後、盗難された聖剣を追って教会からへとエージェントが派遣される。 その1人はイッセーの幼なじみ、 だった。 その話以来様子が変わった木場をイッセーは問い詰め、彼と聖剣の間の因縁と深い憎悪を知ることになる。 聖剣を奪った勢力の裏には堕天使の幹部 の存在があり、グレモリー眷属は駒王学園生徒会長 やその眷属と協力して対処に向かい、強敵の力に圧倒されたが突如現れた当代の白龍皇がコカビエルを易々と撃破して去って行った。 コカビエルから明かされた「神の死」という驚愕の真実を知ってしまったもう1人のエージェント は教会から異端認定されてしまい、半ば自暴自棄となってリアスの眷属に転生する。 コカビエルの襲撃を受け三大勢力間で会談が設けられることが決定する。 その頃リアスは戦いでの成長を評価され、封印されていたもう1人の「僧侶」 の解放が許可される。 会談を前に堕天使の首領 と神滅具「 」の所有者 がイッセーに接触を図ってくる。 そして会談の際にアザゼルはテロリストの暗躍をトップ陣に説明したが、その最中に件のテロ組織「 」の最大派閥、 が会場を襲撃する。 アザゼルは旧魔王派の幹部の1人、 を撃破。 襲撃はイッセーたちの活躍で鎮圧されたものの、アザゼルの付き人として参加していたヴァーリが「禍の団」への加入を宣言して、禁手「 白龍皇の鎧(ディバイン・ディバイディング・スケイルメイル)」となってイッセーと戦い姿を消した。 その後は三大勢力間で和平が締結され、アザゼルは教師として駒王学園に赴任する。 夏休みに入り、グレモリー眷属はみんなでにあるリアスの実家へと向かう。 夏休み期間を利用してパワーアップを図り特訓を重ねる。 イッセーは の元で地獄のような修行を行っていた。 特訓を終えパーティーへ向かったグレモリー眷属のもとにヴァーリチームのメンバーで指名手配中となっている小猫の姉・ が現れ妹を連れ去ろうとしたが、「 赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)」に目覚めたイッセーによって撃退された。 夏休みの終わりには予定通りグレモリー眷属とシトリー眷属の間でレーティングゲームが行われたが、ルール上の制限のせいでグレモリー眷属はパワーを発揮しきれず、試合には勝利したものの内容には不満が残るものとなった。 2学期が始まり、 の使徒として転生天使となったイリナが学園に転入してくる。 その頃、アーシアはシスター時代に命を救い教会を追われる原因となった上級悪魔、 から求婚を受けていた。 アスタロト眷属とグレモリー眷属の間で次のゲームが決定されるが、ディオドラの不自然なパワーアップが注目され、突如イッセーに接触してきたヴァーリからそのことについての忠告を受ける。 そして始まったゲームだったが、実はディオドラは「禍の団」の協力者であり、その対価で力を授けられていたと自ら明かし、アーシアを攫って姿を消した。 その頃、旧魔王派の幹部の1人、 がアザゼルとサーゼクスを襲うがサーゼクスの「 滅殺の魔弾(ルイン・ザ・エクスティンクト)」を受けて消滅。 グレモリー眷属は北欧の主神 の協力を得てディオドラの城に向かい、禁手化した木場がディオドラの配下となった を瞬殺し、ディオドラも禁手化したイッセーによって撃破され、アーシアは救出されたかに見えたが、その直後、旧魔王派のトップである によって彼女はへ飛ばされてしまう。 アーシアを失ったイッセーは絶望して不完全な「 」を発動、圧倒的な力でシャルバを蹂躙したがそのまま暴れ続ける。 第三章『英雄(ヒーロー)おっぱいドラゴン』編 第7巻 - 第12巻 作中時系列一年目9月~10月頃 ディオドラ戦後、冥界ではグレモリー眷属をモデルとした特撮番組「 」が人気を博し、イッセー達は一躍有名人となっていた。 三大勢力と他勢力との和平交渉も軌道に乗り始め、北欧からはオーディンとその護衛を務める朱乃の父・ が駒王町へと訪れるが、和平に不満を持つ悪神 が息子の を引き連れてグレモリー眷属の前に現れる。 そんな中神々との戦いを望むヴァーリチームがイッセー達に協力を申し入れ、共同でロキに対処することになる。 神をも殺す最強の魔獣の力に苦戦を強いられたものの、フェンリルはヴァーリに、ロキは龍王の力を得たシトリー眷属の とイッセーによって撃破され、同時に確執があった朱乃とバラキエルの関係も異世界の神、 の加護を経て修復された。 会談を終えオーディンは帰国するが、付き人を務めていたヴァルキリーの は置いてきぼりを食らってしまい、帰るに帰れなくなっていたがリアスに説得されてグレモリー眷属に加入する。 修学旅行の時期が訪れ2年生組は京都を訪れる。 その地では最強のドラゴン、 を呼び寄せるため新たに台頭してきた「禍の団」の派閥、 が暗躍していた。 英雄派が召喚に利用するため妖怪達の大将、 を誘拐したため、その娘・ は交渉に来ていた三大勢力関係者に協力を要請する。 イッセー達は英雄派に立ち向かうが、戦力差から次々と撃破され絶体絶命となるが、「赤龍帝の籠手」の新たな可能性が解放され「 )」を発現、 の先兵 こと 初代孫悟空と五大龍王の一角、 の協力を受けて彼らの撃退に成功する。 学園祭が迫る中、グレモリー眷属とリアスの従兄弟で若手最強と称される 眷属とのレーティングゲームが決まる。 その一方でイッセーは死亡時のトラウマのせいでリアスとの関係がギクシャクしていたが、他のグレモリー女子たちの説得で心の傷を癒やされる。 そして注目の一戦が始まり、双方一進一退の攻防の末、最終的にイッセーとサイラオーグのとなる。 サイラオーグは神滅具「 」の禁手「 獅子王の剛皮(レグルス・レイ・レザー・レックス)」をその身に纏い、イッセーは新たに得た力「 」を発動させ、壮絶な殴り合いを経てイッセーの辛勝という形で幕を閉じる。 学園祭の最中、イッセーはリアスに告白し2人は晴れて恋人同士になる。 2学期の中間テストの期間に入ろうとしている頃、イッセー達に中級悪魔昇格の話が持ち上がり、イッセーのマネージャーに就任したライザーの妹・ の協力も受けて試験勉強に励んでいた。 そんな時、イッセーの規格外の成長に興味を持った「禍の団」のトップ が、アザゼルやヴァーリチームの手引きで兵藤邸へとやってくる。 中級悪魔昇格試験を終えたイッセー達だったが、そんな彼らをオーフィスの力を狙う英雄派が襲撃、その首魁で最強の神滅具「 」の所有者、 によってグレモリー眷属とヴァーリチームは次々と倒され、最強の によってオーフィスはその力を奪われてしまう。 の神 によって差し向けられた達と他の英雄派メンバーと戦いつつ戦場から脱出を図るが、冥界を憎悪するシャルバが再び姿を現し、冥界へと巨大魔獣を送り込みオーフィスを攫って次元の狭間へと逃げ込む。 シャルバは追ってきたイッセーによって倒されるが、悪あがきで放たれたサマエルの猛毒にその身を冒され肉体が消滅してしまう。 イッセーの喪失で意気消沈するグレモリー眷属の面々だったが、わずかな望みをかけて魔王 のもとを訪れる。 英雄派の 達も交渉目的でアジュカを訪ねるが協力を拒まれ、激戦の末にイッセーの声に励まされた木場がジークを撃破、彼が所有していた5本の魔剣を受け継ぎ、グレモリー眷属は魔獣の襲撃を受けている冥界に向かう。 一方のイッセーはグレートレッドに助けられてかろうじて生存しており、グレートレッドとオーフィスの力で作り出された新たな肉体を手に入れ復活を果たす。 その頃、アザゼルとサーゼクスは冥府に赴き、ハーデスの行動を監視する。 冥界に帰還したイッセーはグレートレッドと合体して「 」を発動し、最強の「女王」こと を筆頭とすると共に超巨大魔獣を撃破し仲間達と合流する。 冥界で暴れていた英雄派幹部達は次々と敗北していき、最上級死神 も「 」となったヴァーリによって消滅。 曹操もイッセーの奇策の前に致命傷を負い撤退、「 」は無事終結に向かう。 第四章『おっぱいドラゴンと愉快な仲間たちの伝説』編 第13巻 - 第22巻 作中時系列一年目11月~3月頃 「魔獣騒動」を終え中級悪魔に昇格したイッセー達の元に魔法使いからの契約依頼が届き始める。 同時に吸血鬼の陣営でも問題が発生し、ギャスパーの力を求めて2大派閥の片割れカーミラ派から協力を要請され、ひとまずリアス、木場、アザゼルが先行して吸血鬼の元に向かう。 彼女たちの不在をつくかのようにはぐれ魔法使い達が学園を襲撃、同級生達を庇った1年生メンバーが誘拐されてしまう。 グレモリー眷属はシトリー眷属の指揮下に入りはぐれ魔法使いの元に向かうが、そこにはすでに滅んだはずの邪龍 が待ち受けていた。 グレンデルは と の協力で不調から立ち直ったイッセーとしばらく戦うも撤退、その時消息不明だったグレイフィアの弟・ が姿を現し、テロリストに協力していることを明かす。 の元に滞在していたリアス達との連絡が途絶えたため、日本に残っていたグレモリー眷属のメンバーもルーマニアに向かうことになる。 その地でギャスパーの命の恩人であった が女王に即位していること、彼女は神滅具「 」の過剰使用で精神を蝕まれていることを知る。 さらにそこにはヴァーリの祖父に当たる前ルシファーの息子・ が協力者として滞在しており、オーフィスの力から生み出された や邪龍筆頭格の一角 が護衛として控えていた。 滞在中ヴァレリーの兄が彼女の聖杯の摘出を敢行、そのことに激怒したギャスパーのもう1つの人格、 が顕在化、彼女を傷つけた者たちを消滅させる。 直後リゼヴィムが聖杯で強化した吸血鬼達をに変えて、市街で暴走させる。 後手に回ったものの騒動はグレモリー眷属の手で鎮圧され、レプリカの「赤龍帝の鎧」を得たユーグリットも二天龍の和解で生じた新たな力「 」によって撤退に追い込まれる。 異世界侵略を目論むリゼヴィムが率いる新たな「禍の団」の派閥、 のテロ行為に対する組織として をリーダーとしたテロ対策チーム「 」が結成されることとなった。 テロへの危機感が高まる中、ソーナの夢であったの体験入学が開催される。 特別講師として北欧からロスヴァイセの祖母・ が招かれることなり、彼女は見栄を張ってイッセーに恋人役を依頼しデートの最中ユーグリットに遭遇、彼の姉に対する異様な執着を知ることになる。 体験入学に協力するためアガレス領に向かったグレモリー眷属だったが、そこをクリフォトが強襲する。 サイラオーグ、イッセー、小猫の力でグレンデルの封印を成功させ、ロスヴァイセを攫おうとしたユーグリットもイッセーの「ロンギヌス・スマッシャー」を受けて重傷を負い捕縛される。 しかし、クリフォトの本当の目的であった 強奪を防ぐことには失敗してしまう。 イリナの父・ が来日したが、聖杯によって蘇り、 の魂を宿した聖剣「 」を強奪し彼らへの復讐に燃える の襲撃で重傷を負う。 3学期になり生徒会選挙にグレモリー眷属からゼノヴィアが立候補する。 聖剣の前使用者であった を筆頭にする戦士達は戦闘の末に降伏、この戦いを妨害しに来たはぐれ魔法使いで神滅具「 」所有者 もグレモリー眷属によって撃破され冥界に捕縛された。 一方の選挙演説では学校への愛を語ったゼノヴィアが生徒会長に当選し、 の妹として と名乗るようになる。 その頃、ライザーの復帰戦に参加していたレイヴェルは絶対王者、 との試合中、王者のルール違反に巻き込まれて消息を絶つ。 イッセー達の元にアジュカがフェニックス兄妹を保護しているという知らせが届けられ、そこで魔王からレーティングゲームで行われている不正とについての機密事項を告げられる。 その頃趣味の釣りをしていたイッセーの両親がリゼヴィムに誘拐され、彼らを人質にとって手を出せずにいたオーフィスを が痛めつける。 ディハウザーは「王」の駒や が殺された本当の理由を冥界中に中継する。 奪われて所在不明だったアグレアスの居場所を突き止めたグレモリー眷属によってクリフォトへの奇襲作戦が行われ、イッセーは両親に人間でないことがばれてしまうが、それでも変わらぬ愛を示されたことで奮起しオーフィスと共に に至り、リゼヴィムに重傷を負わせる。 逃走するリゼヴィムだったが、「白銀の極覇龍」となったヴァーリに腕を切断され、ファーブニルに噛み潰されて死亡する。 しかしリゼヴィムの魂によって が復活、リゼヴィムを見限った邪龍筆頭格の と が聖杯を盗み出し、異世界侵攻と全勢力への攻撃を開始する。 レーティングゲームのランキング3位の がバアル家を襲い、サイラオーグの弟・ がピンチに陥るが、禁手化した匙と「 」形態「 」を発動したサイラオーグがビィディゼを撃破する。 分裂したトライヘキサによる同時攻撃が起きたため、二天龍はそれぞれが邪龍筆頭格の元へ向かうこととなり、ヴァーリは が率いる と共にヨーロッパに向かい、オーフィスと と共に に至りアジ・ダハーカを、龍神化による昏睡から目覚めたイッセーは再度龍神化してアポプスを撃破する。 その後イッセーはサーゼクスと共に と戦い、 元来の必殺技「 燚焱の炎火(いつえきのえんか)」を浴びせても倒しきれず、各勢力の首脳陣が「 」の中でトライヘキサを倒しきるための永い戦いをすることになる。 「 」を経てイッセーはに、ヴァーリはに昇格、イッセーは新たに「王」として認められる。 3学期の終わり、リアスの卒業式でイッセーは彼女へともに歩んでほしいとプロポーズ、将来を誓い合う。 戦争の傷跡が癒えきらぬ時期ではあったが、アジュカと の連名でレーティングゲームの世界大会「 」の開催が宣言される。 イッセーはリアスの元から独立して新たにアーシア、ゼノヴィア、レイヴェル、ロスヴァイセを眷属に迎え新チームを結成、一方のリアスはオカ研初期メンバーを中心とした新たなチーム作りを模索しつつ来る大会に備えることとなる。 経験の浅さに苦しむイッセー達だったが、バラキエル率いる堕天使側の との戦いでフィールドの半分を跡形もなく吹き飛ばすという圧倒的なパワーを見せつけ周囲の評価をひっくり返し、親として娘の将来を心配するバラキエルも彼の宣言を聞いたことで安心して娘を託すことを決めた。 次なる強敵としてイッセー達の前に立ちはだかったのはレーティングゲーム7位の転生悪魔 を監督に迎えたデュリオ率いる だった。 ゲームはリュディガーの戦略や転生天使達の地力の高さも合って接戦となり、 や もメンバーに加えた「燚誠の赤龍帝」チームも善戦したが僅差で敗北する。 続く予選で、サイラオーグ率いる と曹操率いる との対戦では、タイムアップで「天帝の槍」チームが勝利し、「燚誠の赤龍帝」チームとソーナ率いる との対戦では、レイヴェルの戦略により「燚誠の赤龍帝」チームが勝利する。 予選が終盤に近づいた頃、リアス率いる とヴァーリ率いる が対戦することになる。 そんな中で悪魔の「初代」に似た謎の存在が各地で暴れ出すようになり、それとほぼ時を同じくして小猫・黒歌姉妹が父親が生前関わった実験のせいで最上級死神 の一派から命を狙われる。 ゲームを守るために立ち上がった「燚誠の赤龍帝」チームと によってタナトスの野望は阻止され、一方のゲームは白熱した接戦の末にリアスが降参を宣言したことで「明星の白龍皇」チームが辛勝する。 試合の裏ではハーデスら地獄の盟主たちが集って世界の守護者になろうと暗躍を開始し、大会に上級死神 を「王」とした を送り込み、新たな悪魔たちを製造して、魔王や神滅具所有者を狙っていた。 一方の「燚誠の赤龍帝」チームにも格上である との試合が迫り、同時にアースガルズの新主神 とロスヴァイセのお見合い話が進んでいた。 ロスヴァイセの今後を試合の結果で決めることになり、仲間たちが で修行する中、イッセーは帝釈天に に招かれ簡易版の を飲むという強化案を受ける。 試合本番では も新たにメンバーに加え、疑似龍神化の制限時間を伸ばしたイッセーが「 」をまとったヴィーザルを、ロスヴァイセがかつての職場の先輩だった を、アムリタで顕現化を果たしたドライグが相手の「王」 を降し、逆転勝利を飾る。 神滅具の数が増えるなど世界情勢も大きく動き、ハーデスたちの動きに対して謎の青年 も動き出す。 高校最後の夏休みが終わり、2学期が始まって間もなく、イッセーはかつて自分が殺された公園で不思議な少女と出会う。 しばらく後、正体不明の悪魔たちの討伐の時に再会した彼女を保護すると、何者かによって誘拐され行方不明となっていた先代魔王レヴィアタンの末裔にして新規神滅具 「」の所持者、 であることが判明する。 新旧オカ研メンバーは、眠りの病から100年ぶりに目覚めたばかりだというイングヴィルドと海へ遊びにいくが、誘拐の黒幕であるギリシアの原初の神 が現れイッセーたちへ宣戦布告する。 イングヴィルドにかけられた洗脳を解くため、グレモリーチームは曹操や鳶雄とニュクスの本拠地へと向かい、神の製造物である「童貞を殺す神衣」に苦しめられながらも「終わる翠緑海の詠」の援護を受けて撃破、イングヴィルドは友達になったイッセーの「女王」へと転生する。 「アザゼル杯」本戦トーナメントが始まり、1回戦第1試合では帝釈天率いる が 率いる を、第2試合ではサイラオーグ率いる「紫金の獅子王」チームが 率いる をそれぞれ降して2回戦へ進出する。 そしてイッセーたちの「燚誠の赤龍帝」チームとリアスの「リアス・グレモリー」チームは、第3試合での主従対決を控えて各々が修行に励む。 試合本番、リアスは最序盤から敵陣へ奇襲を行うことでイッセーたちを苦しめ、その後も互いに一進一退の激闘を繰り広げたが、「王」同士の決戦にはイッセーが勝利して2回戦へと駒を進めた。 続く第4試合では、「ブラックサタン・オブ・ダークネス・ドラゴンキング」チームの主力であった の不調のために、ディハウザーが率いる が勝利した。 本戦1回戦も折り返しを迎えた頃、駒王学園では小猫たち2年生組の修学旅行が迫り、同じタイミングでイッセーら他のグレモリー関係者もおっぱいドラゴンショーの公演のため京都へ旅立つ。 裏京都への被害を避けるため、 が禁手「霧の中の理想郷」で創造した疑似空間へ一派を隔離、魔王クラスの人工悪魔であった と は、それぞれ鳶雄と曹操が、エレボスはイッセーが各個撃破する。 神滅具を危険視するの神 の急襲を受け、疑似空間内部にいた全員が奈落へ封じられかける危機にさらされた時、龍神姉妹が空間に連れてきた と合体したイッセーは、グレートレッドの力を反映した新形態「 」へと至り、封印を解いたドライグと共にタルタロスを撃破する。 イギリス行きを目前に「明星の白龍皇」チームと「西遊記」チームとの試合を観戦するため冥界に来ていたイッセーたちだったが、メレディスの攻撃によりイッセーは己の根底に存在する「性欲」を封じられて絶不調に陥いってしまい、解決策が見つからないままハーデスたちが新たな本拠地としたに向かうことになる。 性欲を失っていたイッセーはゾロアスターの悪神 と戦い、相手が魔法で女性に化けたことにより追い詰められていくが、ルフェイがメレディスを撃破したことで封印が解かれ「真の龍神化」に成功して逆転勝利。 登場人物 詳細は「」を参照 兵藤 一誠(ひょうどう いっせい) - 本作の主人公。 駒王学園2年生、オカルト研究部所属。 強大な神滅具「赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)」の所有者。 リアス・グレモリー 声 - 駒王学園3年生、オカルト研究部部長。 魔王サーゼクス・ルシファーの妹で、「元72柱」グレモリー家の次期当主。 アーシア・アルジェント 声 - 駒王学園2年生、オカルト研究部所属。 元シスター。 神器「聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)」の所有者。 姫島 朱乃(ひめじま あけの) 声 - 駒王学園3年生、オカルト研究部副部長。 堕天使と人間のハーフ。 塔城 小猫(とうじょう こねこ) 声 - 駒王学園1年生、オカルト研究部所属。 元猫又。 木場 祐斗(きば ゆうと) 声 - 駒王学園2年生で、オカルト研究部所属。 イッセーと同じグレモリー眷属。 「魔剣創造(ソード・バース)」の所有者。 用語 世界観 基本となる舞台は現代のとほぼ同一の世界( 人間界と呼ばれる)だが、様々な神話体系が実際に存在している。 超常の神々やドラゴンのような異形の存在は世界の裏側で暗躍しており、一般人はそれらが存在していることを知らない。 一部の種族は人間界の環境破壊が原因で異界へと住処を移している。 異なる神話体系では互いに信者を奪い合う関係にあるが、三大勢力内での和平がきっかけで各神話世界同士でも和平が結ばれ始めている。 なお死後の世界も存在しているが、勢力ごとに魂の管轄も変わるので他勢力同士で死者と接触するのは難しい。 第4章終盤で発生した「」への対処で各神話体系の主要な神格が「」へと向かったため、の代替わりなどが起こり勢力図に大きな変化が生じている。 三大勢力(さんだいせいりょく) いわゆる ()の神話体系。 天界と冥界が主な支配領域で、「神器プログラム」を産み出した。 太古の昔から、悪魔と堕天使を滅ぼそうとする ・人間と契約して魂を奪う ・人間を唆し悪魔を滅ぼそうとする の3すくみの関係にある。 しかし、三勢力間でかつて生じた大戦争によって主神であった「」が死亡し 、初代四大魔王も全滅したことで聖と魔のバランスが大きく崩れてしまう。 現在は熾天使のが残された「システム」を管理しているが、「神の不在」の影響でへの正式な加護を与えられなくなり、切り捨てられる信徒の数が格段に増え、勢力としての立場は以前に比べて弱いものとなっている。 大戦以降、天使は数を増やすことが困難になり、堕天使も派手な活動を控え始め、悪魔は数百年以上前に勢力内で停戦派と継戦派の戦争が勃発しさらにその数を大きく減じることとなり転生システムを採用する。 それからも小競り合いを繰り広げていたが、がに宣戦布告しようとした一件を機に和平が結ばれる。 キリスト教会がむかしは布教のために大分無茶をして、他の神話体系にもズカズカ入っていき、いくつもの信仰と伝統を潰してきた前科を持つことから反感も多いが、様々な神話体系と和平を結ぼうと尽力している。 勢力を回復させるための活動を続けているが、第3章終盤の「」ではの悪魔陣営で大きな被害を受け、第4章終盤の「邪龍戦役」では1日目に冥界堕天使陣営、2日目にの順に襲撃され、さらに各勢力の上層部とその配下が「隔離結界領域」へと向かったため、その計画も難航している。 北欧勢力(ほくおうせいりょく) の勢力。 を中心にで構成される。 北欧の世界は三層になっており、最下層には死の国や氷の国ニヴルヘイムなどがあり、最上階に神々が住むアースガルズとも存在している。 魔法・魔術に関しては三大勢力より発展している。 第4章終盤の「邪龍戦役」3〜5日目ではトライヘキサによる3回目の襲撃の対象となり、北欧の世界の最下層から破壊を始め1日ごとに上に侵略された。 第一層-最上層に到達を果たそうとしたところで、北欧の神々、ヴァルハラに仕えるたち、部隊、チーム「」総動員(龍神化の反動で瀕死のイッセー除く)で防衛にあたり、さらにインド勢力から、、まで増援として参戦し、トライヘキサの活動限界まで耐えきったことで北欧での一戦は何とか防衛できた。 北欧の最上層に位置すると呼ばれるなどを中心にに影響を持つ神々の住まう世界。 戦乙女・を派遣し、戦場に散った勇者を英霊としてヴァルハラへ迎え入れ、「 神々の黄昏()」に備えていると言われる。 元は閉鎖的な神話勢力だったがオーディンが方針転換を決意し他勢力との調和路線に踏み切ったことで、かなり初期の段階で三大勢力と協力体制を結んだ。 「邪龍戦役」終結時にはオーディン、、といった6柱の神々が「隔離結界領域」に向かったため、主神の座はヴィーザルに継承された。 ・を中心に、に影響を持つの神々の勢力。 勢力の頂点にあるゼウス、、の3柱を「 オリュンポス三柱神」と称する。 また、主柱となる神々より古い「原初の神」と呼ばれる者達も存在している。 妙に人間臭く、非常にわがままかつ悪戯好きな神がそろっており、慈愛と狂気を同時に持っているとされる。 愛憎渦巻くアブノーマルな世界の上にやんちゃな神が多く 、迷惑行為の原因は大抵嫉妬と諍い である。 ゼウスとポセイドンをはじめとするほとんどの神は和平に対して積極的だが、残るハーデスだけが否定的でテロリストとも内通している。 「邪龍戦役」終盤で分裂したトライヘキサの1体による襲撃を受ける。 終結時にはゼウスやポセイドンをはじめとした10柱の神々が「隔離結界領域」に向かったため、主神の座はアポロンに継承された。 長年、魔物の王の勢力と争っていたが、最近になってようやく和平を結んだ。 に記される神話勢力。 各勢力でも最強とされる神話体系で、特に3柱いる最高神の・・は全員が全勢力でもトップクラスの実力者。 勢力にも影響を持つ神も多い。 インドラと戦い敗れたもこの陣営に属する。 「邪龍戦役」では北欧世界に援軍を送るなど協力姿勢を見せたが、終盤では分裂したトライヘキサの1体から襲撃を受け、終結時にはシヴァ以外の主神2柱を含む7柱の神々が「隔離結界領域」に向かった。 (しゅみせん) 最大の神話勢力。 主神であるが住むの世界。 隣接するインド神話の世界とは対立関係にある。 シヴァへの対抗策として他の勢力から強力な戦力を集めており、独自の世界観を持つの陣営や、「天帝の先兵」とした旧「禍の団」英雄派を傘下に収めている。 「邪龍戦役」終盤では、インド勢力が攻撃された際に分裂したトライヘキサの1体から襲撃を受けた。 三大勢力関連 種族関連 (あくま) 人間の願いを叶えて魂を奪う存在。 伝説に言われるような異形の姿を持つ者はあまりおらず、大半は人間と変わらない外見をしている。 転生悪魔が増えたことも関係して人間社会に潜り込んで活動する者も多く、全ての人間が存在を認知できる訳ではないが欲望の強い者や非常に困っている者ほど強く認識できる。 背中にはコウモリのような翼があり飛ぶこともできるが、普段は見えないように体内へ引っ込めている。 すべての言語を共通のものとしてとらえる能力、つまり相手がどの言語で話していても理解でき自分が話した言葉も相手は理解できるという能力を持つ。 「悪魔の仕事」として願いを叶える際には、原則として契約した者のみ契約を達成した後で魂を奪い、それ以外の無関係な人間からの魂は奪わないことにしている。 近年では魂の代わりに物品を代価として受け取ることも多い。 ただし「人の価値は不平等」とされ、分不相応な願いをした場合は叶えられずに死んでしまうこともある。 グレモリー家の場合は物品を全て本家の倉庫に預け、鑑定士が価値を判断した後で口座に金が振り込まれるというシステムをとっている。 現代社会では欲深そうなヒトに召喚用の魔方陣が描かれたチラシを町や道で配ることで呼び出してもらう。 ほぼ全てが悪魔の母とされるに起源を持ち、初代の実験により術式と儀式で彼女から産まれた存在が後に純血の上級悪魔で「初代」と呼ばれるものとなった。 ただし、ルシファー以外の初代魔王世代の最古参の悪魔たち(初代・・や)など、ルーツが判然としない悪魔も存在する。 という特有の異能を操り、1万年以上ともされる永遠に近い寿命を持つ。 また、貴族の各家には家系固有の特性が存在する。 他種族と混血した者の末裔にもで悪魔としての血が強く出ることがあり、その場合は魔力も寿命も普通の悪魔と変わらない。 その代わりに妊娠率や出生率がきわめて低いため、兄弟姉妹でも数十歳〜100歳以上の差があるのは当たり前で、10歳程度の差は近い方である。 先の大戦で人口が激減したことで、繁殖力の低さから種そのものが存続の危機にある。 魔力に余裕のある者は、見た目の姿を自分の好みに変えており、成人後も自らの意思で自らの望む姿へと肉体を成長させられる。 一般的には男性は壮年の、女性は若々しい姿でいることが多いが、外見を若くするとその分精神年齢も外見に引きずられてしまうとされる。 この特性から肉体的な老いはほとんどないが、精神的な老化は避けられず、長すぎる生に飽いて気力を失い屍のように生き続けるものもいる。 一般的にこの傾向は転生悪魔の方が顕著であるとされている。 冥界に住み、四大魔王を頂点とする貴族社会を営む。 社会構造は複雑で、眷属悪魔の評価基準は能力主義なのに、一般悪魔の生活や上級悪魔同士の交流は階級と家柄が絡んでくる。 前魔王派とのいざこざや血統を重んじる貴族主義、それを前提にした合理主義など、いまだ多くの問題を抱え、と呼ばれる者たちをはじめとする「禍の団」構成員によるテロ行為、における中級・下級悪魔への差別にランキング上位者たちのを利用した不正などを引き起こすことにつながっている。 特に純血の上級悪魔には傲慢な性格のものが多いとされ、下僕とした転生悪魔(特に悪魔に負けない文化を持つ人間からの転生者に対して)にも感情があることを無視して扱うといった問題もあった。 また、下級悪魔は満足に学校へ通えないことも多く、教育制度に関しては日本の方が充実している。 対して下級悪魔にも身分証明書の発行が浸透しており、身元の分からない悪魔は極めて珍しい。 神・天使・光などとは先天的に相容れない性質を持っており、濃密な光力を身に受けると消滅してしまう。 低級悪魔など非力な者は太陽の光の下では倦怠感や力の減少が見られるが、上級悪魔など強力な者は昼間でもほとんど問題なく動ける。 しかし、・・など神聖なものは天敵であり、低クラスのものであっても上級悪魔にすら脅威となるほか、神に祈りをささげる行為などでもダメージを受ける。 強さの段階は階級をもとに6つに分類されており、下級クラス、中級クラス、上級クラス、最上級クラス、魔王クラス、超越者クラスの順で強力になる。 上級悪魔の間では特訓や修行といった「己を鍛える」概念は一般的ではなく、才能と知識、経験で戦っていくなかで技術を覚えていき、他の上級悪魔と下僕のトレードを行うことで戦力を充実させるのが常識。 眷属に対して積極的に訓練を勧める上級悪魔はかなり珍しい。 大戦以降に魔王クラスとされる存在や悪魔の範疇に収まらない超越者が次々誕生しており、ハーデスの見立てでは初代魔王と「聖書の神」が死んだことで何かが「外れた」のが原因とされている。 転生悪魔(てんせいあくま) 「 」を適正数与えられ、他の種族から悪魔に転生した者たち。 駒の個数の関係から1人の上級悪魔に対して眷属悪魔は最大で15名までで、複数の駒を必要とする潜在能力が高い者を採用した場合はさらにそれ以下の人数になる。 悪魔としての能力や駒特性に加え、元になった種族が本来持っていた能力も併せ持つ。 一方で光や神聖なものが弱点になり、子供が出来にくくなる(生まれついての悪魔よりは多少妊娠率が高い)。 強力な力を持ち、様々な方面で活躍した下僕は上級悪魔に昇進し爵位を与えられ独立することも出来る。 その際は自らが「王」となり、新しい下僕悪魔を作り出すことも可能。 ただし最初の契約は生きているため、自らの主の眷属であることにはかわりない(人間界風に例えるなら「大企業と系列店の店長」のような関係)。 独立後に自分の縄張りを運営できるようになるには、主の許可だけでなく政府や主の実家の許可も必要となる。 を体に宿した優秀な人間を自分の下僕にするのが最近の流行で、優秀な駒はステータスになる。 しかし、中には不利な条件・不本意な形で下僕になった者も多く、「禍の団」英雄派の情報工作によって「に至った神器所有者」の造反も心配されている。 眷属悪魔を決める方法は様々で、試験を開催して広く候補者を募ることもあれば、フィーリングで選んで直接交渉する場合もある。 政府からは眷属悪魔の平均能力値が発表されており、眷属の選抜試験の時に資料として利用される。 転生の際には基本的に命を落とした者でも生き返ることができ、魂にかけられている重い呪いを解く、暴走していた力を制御できるようになるといった効果が見られることもある。 リリスの子供たち(リリス・チルドレン) がリゼヴィムから奪ったリリスを使って生み出した 人工悪魔たちの通称。 当初は「 正体不明の悪魔」とも呼ばれていた。 貴族の中でも初代と呼ばれるリリスが直接出産した古い悪魔と同質のもので体が構築されている。 を人工的に創造する実験の過程でおよそ10万体の悪魔が誕生している。 初期の個体は誕生してすぐ死ぬ場合も多かったが、実験を重ねて安定的な生産が可能になった。 個体差はあるがほとんどは上級悪魔クラス並みの魔力を持ち、才能にもあふれ、上位の者は悪魔としての固有特性に覚醒している場合がある。 ただ、生まれたてなので肉体はともかく精神が幼く、才能を活かすための知恵と戦闘の経験則が足りず、戦法も魔力の質量のみに頼る部分が大きいため、上級悪魔の中では下の方の実力しかなく、防御に気を回さないため中級悪魔より御しやすい面があるので、一対一なら場数を踏んだ中級悪魔や中級天使で十分に対応できる。 さらに、かなり手荒な状況下で出産させられた上、強引に成長させられているため、魔力を司る部分などに一部欠陥が見られる個体もいる。 一方で羞恥心なども未熟なので、イッセーのエロ技はほとんど通用しない。 超越者クラスのとは特別な教育、魔王クラスのとはそれに準じる教育が施されているが、それ未満の個体はハーデスの指示をどれだけ受け付けるか確かめる実験のために、教育を受けないまま各勢力の僻地へと送り込まれて暴れている。 命令者についての情報も一切渡されぬまま、敵対勢力の行動を探ったり、時には攻撃しろという頭の中にある命令と、大暴れしたいという抑えきれない欲求に従って行動している。 (てんし) 天界に住み、背中に鳥のような純白の翼を生やし、頭上に天使の輪を浮かべ、光の力を操ることができる種族。 邪なことを考えると「 堕天使」へと堕ちる。 本来は「聖書の神」に付き従い、神の代理者として信徒を導く役目を持つ 存在だが、「神の死」以降は「 (セラフ)」が中心となり、その長であるを頂点として組織を運営している。 繁殖能力も持つが種族の特性上性交渉によって堕ちる危険があるため、神がいなくなった今では増えることが困難となっていたが、三大勢力間の技術協力で転生天使を作り出せるようになった。 天使と他種族とのハーフは非常に稀少なため「 奇跡の子」と称されており、悪魔や堕天使と違って混血の対象となるのは信仰心の篤い人間である場合がほとんどである。 システムをミカエルが管理しているため、アザゼルによると神がいた頃よりは堕天しにくくなっているらしい。 そのため一時的に堕天を防ぐための手段もあったようで、天使のまま「禍の団」に内通して情報を流し、その後堕天して組織に合流した天使たちも存在する。 (ブレイブ・セイント) 神の消失によって新しい眷属を生み出すことのできなくなった天使側が、「 転生天使」を生み出すために発明した新制度。 「悪魔の駒」と人工神器の技術を組み合わせて開発された天界の新技術により、に倣い上級天使が「 」となり「 」から「 」までの12枚のカードで対象者を天使へと転生させる。 当然、転生した者も邪な考えを抱けば堕天してしまうため、転生天使となる者は信仰深い信徒やエクソシストの中から厳選されている。 カードごとに特性の違いがない代わりに集団戦を得意とし、を組むことで絶大な力を発揮できる。 天使としての格が上がると翼の枚数が増えていく。 そのシステム上「 」も存在する。 この札は天界全体のジョーカーとして扱われるため、ただひとりしか存在しない。 銀翼の天使は「 エクストラ・ジョーカー」の候補者で、「ジョーカー」の予備要員として、「ジョーカー」が機能できない場合や「ジョーカー」の代わりに動かねばならない場合に、天界の「切り札」となる。 現在登場しているのはだけだが、それ以外にも何名か存在している模様。 は上級天使たちがそれぞれ好みで選ぶ。 ではミカエルが、ガブリエルが、ラファエルが、ウリエルが。 転生天使も功績を立てて昇格すれば、自分の「御使い」を作る権限を与えられる。 (だてんし) 欲望に目覚めた天使が堕落することで誕生する種族。 光の力を操る能力は天使と変わらないが、羽が黒く変色し頭の輪が失われる。 神に反逆し天界の知識を地上にもたらした罪人 として天界を追放されているため、悪魔と居住地を二分する形で冥界に暮らしている。 女性は他種族の男性を誘惑する役目があるため、男ウケのいい体つきをしていることが多いとされる。 現在は「」が中心となり組織を運営している。 人口増加に関しては消極的であり、3つの種族の中では唯一転生システムを採用していない。 ただし普通の天使のように性行為による堕天の心配が無いこともあってそれなりに新世代も増えており、新たに天使が堕天してくるのも歓迎している。 冥界関連 駒王町(くおうちょう) グレモリー家次期当主のがに滞在する際に領土として与えられた、圏の地方都市。 最寄駅からまでの所要時間は電車で1時間ほど。 最寄駅の地下には冥界のグレモリー領へ通じる鉄道が設けられている。 現在はグレモリーだけの領地だが、かつてはバアル家と共同管理しており、一時は上級悪魔の若者に領地として貸し与えられていた。 しかし、前任者のの代で起こったある事件により冥界側も教会もこの街から撤退したため、リアスの領土となるまでのおよそ10年間は空白地帯となっており、その影響で堕天使側の「教会」が勢力を伸ばしていた。 加えてクレーリアの管轄だった事実も冥界では大王派によって隠蔽されており、バアル関係者が前任だったことにされている。 リアスがこの町を任されることになったのも醜聞をバアルの血筋である彼女に払拭させるという目的があったためである。 第2章の「 駒王協定」で和平が結ばれた地ということで三大勢力にとっての重要地域として扱われており、どの勢力からもスタッフが送り込まれて常駐している。 和平以降は街に強固な結界が張られており、部外者が簡単には立ち入れないようになっている。 23巻以降、仕事の縄張りに関して、リアス・グレモリー眷属が所領している範囲の3分の1を「兵藤一誠眷属」に任せてくれることとなった。 また、駒王町から数駅分離れたところにはの領土として与えられた町、2駅先には「刃狗」チームの事務所、8駅先にはアジュカの人間界での拠点が存在する。 駒王学園(くおうがくえん) 駒王町に存在する学園であり、グレモリーの所有物。 学園のトップもほとんどが悪魔関係者で占められている。 一部の学生は異能持ちや特殊な家柄の人間だが、ほとんどの生徒は普通の人間なのでリアス達の正体が悪魔であることは知らない。 幼小中高大一貫の進学校で、元々は女子校だった。 この学園に各勢力のトップが集まって和平が結ばれたことや、冥界の英雄となった赤龍帝を擁するグレモリー眷属に魔王の関係者であるシトリー眷属、天界側の使者や堕天使の元総督といった各勢力のVIPが所属する場でもあるため、駒王町の中でも三大勢力にとって特に重要な地域として扱われるようになっている。 学園に通う悪魔たちがわずか1年余りの間で様々な事件に巻き込まれたということを学園側も考慮した結果、最終章におけるクラス替えで有事の際に動きやすくするためできる限り同じ眷属は同じクラスにまとまるように配属された。 高等部(こうとうぶ) 本作の主な舞台となる場所。 男女ともに指定の制服を着用する。 主な学校行事として、1学期にクラス対抗・部活対抗の球技大会、2学期に体育祭と学園祭が開催される。 また2年次には体育祭と学園祭の間に修学旅行を行い、その行き先は京都である。 生徒会役員選挙は毎年3学期に行われる。 オカ研の部室は旧校舎にあり、封印時代のギャスパーはその一室で生活していた。 アザゼルの在任中に彼によって校舎の一部が改造され、旧校舎に研究所が設けられているほか、プールの下にはマオウガーを格納する地下秘密基地が作られている。 オカルト研究部(オカルトけんきゅうぶ) 駒王学園旧校舎に居室を構えるの表向きの看板。 同眷属を筆頭に、メンバーのほとんどが悪魔で構成されている。 リアスの入学までは部員不足のため廃部状態で、リアスが1年生の時に学校へ無理を言って再興させたために復活後2年間は人員不足で同好会同然だった。 初期メンバーのリアス、朱乃、木場、小猫、ギャスパーの5人は入学以前から冥界のグレモリー領で家族のように過ごした仲。 本編開始時に人や戦いを引き寄せるドラゴンの力をもつイッセーをはじめに、神器「聖母の微笑」をもつアーシア、「伝説の聖剣デュランダル」の使い手ゼノヴィア、天使長ミカエル直属の「転生天使」の「A (エース)」イリナ、元オーディンの護衛でアースガルズ出身のロスヴァイセ、名門悪魔フェニックス家の長女のレイヴェルなどが加入していく。 ただし、レイヴェルは客分、イリナは天界からの出向で、眷属ではないため、には参加できない。 かつて「禍の団」の首領だったオーフィスも保護下にあるが、経歴なだけに公にはできない存在であり、力を封印したり経歴を誤魔化したりすることが行われている。 19巻以降はリアスと朱乃はオカ研を卒業し、生徒会長に当選したゼノヴィアもオカ研を抜け、アーシアが新部長、木場が新副部長になった。 最終章では新入生となったシトリー眷属のベンニーアとヴァーリチームのルフェイが入部し、予備部員として中等部のトスカと初等部の九重が加入した。 情愛がかぎりなく深い主君リアス、力有る物を引き寄せる赤龍帝ドライグ、だれ彼とも別け隔てなく接する赤龍帝の主イッセーの影響の結果、元は敵味方相対していた者たちが仲よく賑やかに結びついている、端から見れば異様な混成チームとなっている。 大学部にある「オカルト研究会」とは無関係。 生徒会(せいとかい) メンバーは会長と副会長が1名ずつ、会計と書記が3名ずつの計8名。 通常の生徒会業務として、部活動間の調停や問題行動の取り締まりといった学園内の雑事を手伝っている。 なお部活動ではないが1学期の球技大会では生徒会チームとして部活対抗戦に出場する。 物語開始時点の世代ではシトリー眷属の表向きの看板。 全員悪魔で構成されており、会長であるソーナの意向で厳格に運営されていた。 トップ同士が親友のため、オカルト研究部に仕事の手伝いを頼むことも多い。 19巻をもって任期が終了したため解散した。 新生徒会(しんせいとかい) 19巻で発足した新たな生徒会。 半数はシトリー眷属が続投しているが、会長のゼノヴィアを始めとする残り半数は眷属外の人員で、悪魔以外の者も参加している。 会長の気質が違うためかなりの武闘派集団として知られるようになっており、他校からは「ケンカ上等の連中」として恐れられている。 3年B組 22巻以降で、進級したグレモリー関係者の新3年生(イッセー、アーシア、ゼノヴィア、イリナ、木場)が配属されたクラスで、担任教師はロスヴァイセ。 イッセーと腐れ縁の松田、元浜に加え、桐生も同じクラスである。 3年C組 22巻以降で、シトリー眷属新3年生(匙、由良、巡、花戒、草下)が配属されたクラス。 大学部(だいがくぶ) や高等部を卒業したリアスと朱乃が通っている。 高等部の校舎から非常に近く、構内にはカフェもある。 通う生徒は高等部と違って全員私服である。 日本文化研究会(にほんぶんかけんきゅうかい) 大学進学後にリアスが新たに立ち上げたサークル。 メンバーは、リアスたちの事情を知っている女性ばかり。 ただ、メンバーの家の事情が特殊なケースも多いため、魔除けや異能力者避けの結界、術式が張られた日本各地の有名どころにはおいそれと研究旅行に行けないのが難点。 小説2巻で、アーシアがリアスによって駒王学園入学を機に居候し、リアスも婚約問題の解決後に居候しはじめた。 さらに、小説4巻でサーゼクスの「眷族同士が友好的になること」の提案により、朱乃、小猫、ゼノヴィアも居候することになり、小説5巻でそのことでリアスがイッセーの両親に承諾を貰うことで自宅が一晩で増築・改装工事され、地上6階・地下3階建ての大豪邸になる。 地上部分は主に居住スペース(2階はイッセー・リアス・アーシアの部屋、3階はイッセーの両親の部屋と物置・書斎、4階は朱乃・ゼノヴィア・小猫の部屋)で、地下1階はサウナ付きの地下大浴場(元の地上1階の浴室はイッセーの父親専用になった)とトレーニングや映画鑑賞にも使える広いスペース、地下2階は駒王学園高等部の屋外プールより広い屋内プール、地下3階の倉庫と書庫、家庭菜園にも使える屋上スペースも完備され、その後も悪魔関係者などが居候していく。 デザインを担当したのはアジュカお抱えの建築家で、建て替えの際に時間経過などで解放される隠し部屋を作っている(地下1階にできた隠し部屋は黒歌とルフェイが共同で使用)。 地下3階には大型転移型魔法陣、庭の一角の地面には戦闘車両に乗ったファーブニルが通れるほど大きなゲートが存在している。 なお、以前は松田、元浜もイッセーの家に遊びに来ることがあったようだが、アーシアの居候以降女性比率が高くなったこともあって遊びに来なくなってしまった。 現在居候しているのは、リアス、アーシア、朱乃、小猫、ゼノヴィア、イリナ、ロスヴァイセ、オーフィス、黒歌、ルフェイ、レイヴェル、リリス、九重、エルメンヒルデ。 オーフィスのお社 第3章後、「龍神」であるオーフィスのために兵藤邸の屋上に建立された小さなお社。 天災で折れてしまった樹齢400年のを建材にして、九重たちの協力のもとグレモリー眷属の手で2日かけて作られた。 の代わりに二天龍の像が置かれており、賽銭箱に入れられたお金はオーフィスのお小遣いになっている。 悪魔に悪影響が出ないように神事を簡略化しているため神聖な力はそれほど発生していないが、悪質な願いをしたアザゼルやいかがわしい願いをしたイッセーには天からの抗議で雷が落ちている。 兵藤一誠眷属事務所(ひょうどういっせいけんぞくじむしょ) 兵藤家から徒歩10分ほどのところにある学習塾の地下に設けられている施設。 いつの間にかグリゴリが裏で買い上げてアザゼルのラボの1つとして勝手に地下室を作られており、彼が「隔離結界領域」へ向かい使用する者が居なくなったためイッセーが譲り受けた。 塾のエレベータに専用の顔認証システムがあり、そこに関係者であることを承認させると地下に下りることができる。 エレベーターを降りた長い通路の正面にある、扉の札に「兵藤一誠眷属事務所」と記された部屋が事務所になっている。 その扉を開くと、30畳ほどの広々とした室内に事務所然とした事務机がいくつも並び、その上には書類やらパソコンやらが置かれ、書類棚、FAX、来客用ソファにテーブルと、必要最低限なものは揃っており、悪魔の仕事用に魔方陣が展開できるスペースも用意してある。 奥には「王」となったイッセー用の机、エグゼクティブデスクこと社長机が置いてある。 廊下には右に3つ、左に2つ、事務所と合わせて合計6つの扉がある。 右側の部屋3つはエレベーター側から順に、シャワー室、男性用トイレ、女性用トイレで、左側の部屋2つはエレベーター側から順に、倉庫、給湯室兼休憩室となっている。 その後、上層部の話し合いで、ビルの持ち主がグリゴリ、店舗そのものが天界、プロデュースが兵藤家に住む冥界関係者が担当し、内装はグレモリー家が任された。 店員は基本的に天使と教会関係者が受け持ち、それ以外のメンバーも暇なときに手伝う。 コーヒー豆はサイラオーグが推薦したものを使っている。 明王不動産 駒王町を含め、地域一帯にいくつかの支店を持つ。 基本的に一般人に物件や土地を紹介するのが業務だが、グレモリー家やシトリー家、グリゴリも贔屓にしており、異能者や異形とも戦用の一室を設けて取り引きをしている。 魔力(まりょく) 悪魔の生まれ持っての異能、特性。 使用についてはイメージ力(想像力と創造力)が必要となるため、センスが問われる部分が大きい。 また、下級悪魔や上級でもサイラオーグなど、生まれつき魔力に乏しい体質を持つ悪魔もいる。 またバアル家の「滅びの力」やアバドン家の「穴」など、家系に由来する遺伝性の魔力特性も存在する。 (まおう) 元は 、 、 、 の4人が 四大魔王として君臨していた。 しかし、先の大戦で魔王が全員死亡してしまう。 そのうえ、他勢力との徹底抗戦を主張した初代魔王の実子であるビドレイド、ツファーメ、ダマイドスもまた、数百年以上前に勃発した勢力内の戦争に敗れて死亡し、世襲が廃止され襲名制に移行したことでその地位はへ引き継がれる。 今では単なる役職名となっているため、親族でも魔王の姓を名乗ることはできない。 冥界の片隅に追いやられたことを良しとしない初代魔王の血族は「」へとして参加し、現政府へのクーデターを企てる。 2代目四大魔王は非公式に「 魔王戦隊サタンレンジャー」を結成していたり 、自身で企画したアニメの主演を自分で演じるなど、プライベート時には非常に「カルい」のが特徴。 それに反するように、サーゼクスのグレモリー家やセラフォルーのシトリー家にはしっかり者が多い。 ただし、アジュカのアスタロト家やファルビウムのグラシャラボラス家は家族に恵まれておらず、問題児や裏切り者を出している。 2代目魔王は全員が悪魔としては比較的若手であり、政治面において大王派などの古い悪魔の上役達より影響力が低いという問題がある。 そのため内政干渉を受けることが多く、才能ある転生悪魔達の登用も機を見て少数ずつ行わなければならないなど思い通りの改革を行えない状態にあった。 「」終盤、トライヘキサを封印するため魔王のうち3名が「女王」を除く自分たちの眷属と共に「」の中に向かったため、現在の魔王はアジュカのみとなる。 一方で第4章終盤にてレーティングゲームの大規模不正が明らかにされたことにより上役の影響力が大きく低下し、今まで行えていなかった計画を実行できるようになった。 その一環として欲望を表すに倣う形で「 七大魔王」制度の導入が計画されており 、枠は四大魔王から継続してルシファー、レヴィアタン、ベルゼブブ、アスモデウスに、元72柱の 、さらに番外の悪魔より名を拝借し 、 も加える予定になっている。 現二天龍も候補者に挙げられているが、イッセーを魔王にするとなると7つの席に合うのが無かった ため、新たな「8枠目」として魔王そのものを意味しドラゴンとも同一視される を入れるという意見も出ている。 また、初代魔王と「聖書の神」が死んだためか、「魔王クラス」と呼ばれる実力を持った悪魔が生まれるようになる。 純血悪魔では2代目四大魔王に加え、ルキフグス家の姉弟やレーティングゲームトップ3の「王」、神滅具を用いたリアスとサイラオーグが該当する。 家 初代四大魔王家の一角で、「 」と称される一族。 上級悪魔たちの「初代」を作り出した存在でもある。 かつては「番外の悪魔」で、、、、、の6家を従えていた。 魔王としては別格のリーダーとして扱われ、権限も大きく冥界においてはことさら特別視されており、他の魔王血族と比べても上の扱いを受けている。 現魔王の選出時にも、「超越者」の高い戦闘能力と人をまとめる能力を両方持っていたサーゼクスが「2代目ルシファー」に選出されている。 初代魔王は死亡しているが、その子孫はまだ生存していた。 魔王の息子である、その息子であるが存在したが、ラヴァゼンはリゼヴィムの手で殺害され、そのリゼヴィムもテロリストとなった末に死亡してしまった。 そのため、すでに純血の直系は途絶えており、現在確認されている血族の生き残りは魔王の曾孫で人間とのハーフである現「白龍皇」のただ1人である。 「邪龍戦役」後はヴァーリを3代目ルシファーに指名したいという動きが高まっている。 ルシファーの書 初代ルシファーがリリスを使って悪魔を作り出す方法と彼女が肉塊に成り果てるまでを記録した書物。 初代の死後は息子のリゼヴィムが相続し、現代の科学・魔力・魔法に当てはめた場合の解釈についてや最初から上級悪魔クラスの存在を生み出すための方法についての考察が加筆された。 リゼヴィムの死後は秘匿されていたのをアポプスが盗み、ハーデスへと譲渡している。 最終章ではこの書物とリリスの肉体を使い、ハーデスが人造悪魔を10万体量産している。 家 初代四大魔王家の一角。 「 蠅の王(はえのおう)」という特性を有する。 ベルゼブブのであるが冥界の決定権を握っていたが内戦の終盤に死亡し、ベルゼブブの子孫であるもテロリストとなった末に死亡してしまった。 家 初代四大魔王家の一角。 陸の魔獣王や天空の魔鳥と共に「の怪物」の1匹とも言われる。 「 掉尾の海蛇龍」と呼ばれる特性を有する。 レヴィアタンのであるは内戦の中盤に死亡し、レヴィアタンの子孫であるもテロリストとなった末に死亡してしまった。 現在確認されている血族の生き残りは魔王の子孫で人間との混血児の末裔であるただ1人である。 掉尾の海蛇龍(とうびのかいじゃりゅう) レヴィアタン家の特性。 極めれば人間界の海を支配し、大量の水を引き寄せ、都市を丸々水没させることができる。 また、蛇型の細長いドラゴンの姿にもなれる。 家 初代四大魔王家の一角。 「七つの大罪」では「 」を司る。 アスモデウスの息子であるは内戦の中盤に死亡し、アスモデウスの子孫であるもテロリストになった末に死亡してしまった。 現在は2代目アスモデウスを務めたファルビウムの活躍により、魔王の中でも戦略担当というイメージがついている。 大戦以前に存在した純血の上級悪魔が連なる名門の家系。 全員が爵位を持ち、全盛期には一族ごとに数十もの軍勢を率いていた。 現在ではその半分以上 が断絶し、軍勢と共に滅びるか生活が立ち行かなくなるなど、冥界辺境や人間界の奥地に隠棲していることもあって、かつての序列とは乖離しつつあるため 、「 元72柱」とも表記される。 大戦後は若い世代を重視し(少なくとも作中の最近5 - 6代は)、次期当主が成長すると跡目を譲って隠居することになっているが、「純血」や古くからの手法を重視する風潮も残っており、深刻な問題となっている。 断絶したとされる家も他種族との混血という形でまだ存続している可能性がある。 既にいくつかの家の末裔が確認されており、発見した場合は保護するよう現政府から通達が出ているが、混血したことで純血至上主義者たちから差別を受けることもある。 末裔の中には居場所を求めて人間界に移住し、人間と混血したことで神器を手に入れた者もいる。 家 魔王に次ぐ権力を持つ家。 元72柱1位。 魔王は世襲ではないため、家柄としては72柱最上位に位置している。 そのため、上役内の「貴族派」などは現魔王より重要視している。 冥界全体が若い世代を重視する風潮にあって、バアルの始まりたる初代当主のが1万年以上昔から未だに強い影響力を持っている。 家の特色として、あらゆる存在を滅ぼす「 消滅」の魔力を持つのが特徴。 「当主は滅びの魔力を持つ者でなければならない」というゼクラムの意向もあって、現魔王を筆頭に恋愛結婚が浸透してきた現在でも、「力」を確実に受け継がせようとする「制度」が残っている。 しかし、次期当主であるに「滅びの力」が受け継がれず、逆にグレモリー家に嫁いだヴェネラナ(の腹違いの姉)の子供であるサーゼクスとリアスが強力な「滅びの力」を得てしまったため、グレモリー家を敵視している。 身体的な特徴としては紫色の瞳を持っていることが挙げられる。 領地での特産品はリンゴで、ゆるキャラとしてリンゴをモチーフにした「バップルくん」がいる。 消滅 バアル家に縁のある者がその身に宿す、あらゆる存在を消滅させる特殊な魔力。 「 滅びの力」とも呼ばれる。 込められた力にもよるが、消滅魔力は基本的に防御が通じないうえ物理的な破壊力も高いため非常に強力。 バップルくん バアル領の。 バアルの特産であるリンゴをキャラクターにしており、バアルでアップルだから「バップルくん」。 リンゴの頭部に悪魔の羽が生えた人型の胴体が特徴。 時折、サイラオーグが着ぐるみの中に入っている。 レオニクス・レクス バアル領で放送されているサイラオーグをモデルにしたヒーロー番組。 「おっぱいドラゴン」とも業務提携され、両作に互いの登場人物が登場する。 家 魔王の代理人としての地位を持つ家。 元72柱2位で魔王やバアル家に次ぐ権力を持つが、いわゆる「中間管理職」で苦労が絶えない。 はぐれ悪魔の討伐などの要請を出す役目がある。 領地は農産業では冥界随一と言われるほか、レーティングゲームの聖地でもある浮遊都市アグアレスを観光地として擁する。 家の特色、特性として「 」に関する魔力を有する。 初代は魔力で時間をある程度操ったことから、「逃亡者を戻らせる」という性質を持つという伝承を持っており、現在でもこの力を求めて召喚されることがある。 ただし今ではそれほど強い力を持った者はいないため、大公のポストを利用した情報網を使って依頼に対応している。 「おっぱいドラゴン」の大ヒットを受けて自領でもキャラクタービジネスを計画することとなり、グリゴリの技術協力で作られたロボ軍団を使った実写ロボットものの作品を企画中である。 家 2代目を輩出した名門。 元72柱12位。 水の魔力の扱いに長ける。 領土は上級悪魔の中でも有数の自然保護区の数を誇り、多くの美しい景観に恵まれている。 医療機関が充実していることでも有名で、冥界でも名だたる病院がある。 最終章で当主が「」を発症したため、娘のに代替わりした。 家 元72柱24位。 大戦期には「番外の悪魔」ネビロス家の配下にあったとされる。 家 2代目を輩出した名門。 元72柱25位。 次期当主が事故死(実際は「禍の団」による暗殺)したため、行状に問題のあるが繰り上がりで次期当主になっていた。 しかしゼファードルがレーティングゲームでサイラオーグと戦ったことで再起不能になるなど、先行き不安な状況に陥っている。 家 元72柱26位(断絶)。 ドラゴンを司る一族で、その血を引く者の中には肉体をドラゴンそのものに変化させられるものが現れることがある。 家 現を輩出した名門。 元72柱29位。 領地には魔王領に並ぶ上級悪魔用の名門学校があり、昇格試験センターも冥界一の権威とされている。 家とは仲が良い。 次期当主であったが「禍の団」に通じていたことへの責任を追及されて権威が失墜し、アジュカの功績で最悪の事態は回避できたものの現当主が解任された上、次期魔王を輩出する権利を失う。 家 元72柱30位。 語学に秀で、物の命名に優れている傾向がある(例外あり)。 家 の再生能力を持つ名門。 元72柱37位。 不死鳥、、とも称され、特性である「 不死」の再生能力に加えて、あらゆるものを焼き尽くす強力な炎の力で、レーティングゲームでは冥界中に恐怖を与えた。 また、ほかの悪魔とは違い背中からは鳥のような炎の翼が生える。 この世界において、いかなる傷も癒せる非常に貴重で高価な品である「 フェニックスの涙」を生み出せるため、財政はかなり潤っている。 現代の上級悪魔には珍しい子沢山な家系で、現当主もルヴァル、次男(冥界メディアの幹部)、ライザー、レイヴェルの4人兄妹に恵まれている。 また、聖獣に同じ名・同じ能力を持つがおり、そちらと区別する際は フェネクスと呼ぶ。 不死 フェニックス家に縁のある者がその身に宿す、強力な再生能力。 体の一部が吹き飛んでも、瞬時にダメージ箇所に炎が巻き起こり、肉体を再形成させる。 そのため、フェニックスの一族を倒すには、神や魔王に匹敵する一撃を放ち存在を消滅させるか、圧倒的な力の差で心を折るなどして精神を断ち切るしかないとされている。 ただ、他の回復能力同様、再生時に消耗した体力までは戻らないため、強力な攻撃で幾度も体を崩されるとスタミナが切れて戦闘を続行できなくなる。 フェニックスの涙 いかなる傷も「その場で」癒すことが可能なアイテム。 「純血のフェニックス家の者が、特殊な儀式を済ませた魔方陣の中で、特殊儀礼済みの杯に満ちた水の中へ、心を無にして流した涙を落とす」ことで生み出される。 自分のため、あるいは他者のためを思って流した涙は「その者自身の涙」となるため、効果が生まれないという。 悪魔でも手に出来るのは上流階級の者だけで、魔術師でもそう簡単には入手出来ない希少で高価な代物。 涙はレーティングゲームにも使用され、高値で取引されているためフェニックス家の財政は潤っているという。 しかし、元々大量生産がきかない上に「禍の団」のテロ活動によって需要が激増。 値段も天井知らずに上昇している。 その上、裏で仲買人が横流ししたことで「禍の団」も密かに入手しており、冥界の戦士に行き渡らず、テロリストの手に渡ってしまうという皮肉な事態を招いている。 その後、クリフォトがフェニックスのクローンを用いて「涙」を密造していた。 これらは闇のマーケットに流れて人間界にも流通し、アメリカでは一部がマフィアに渡って問題となった。 だが、ディハウザー・ベリアルがそのすべてを「無価値」に変えた。 フェネクス元帥 フェニックス家がはじめたキャラクタービジネスで、「おっぱいドラゴン」とのコラボで登場する役。 が演じており、炎を思わせるマント、悪の幹部らしい鎧、不死鳥をかたどった兜を着けている。 名前は悪魔のフェニックスに対する人間からの呼び方に由来する。 家 元72柱42位(断絶)。 この家の血を引く女性は下半身が魚の、いわゆる一般的にと想像されるものと同じ姿(作中の半魚人のようなとは異なる)をとる。 家 元72柱50位。 を司ることが特色の家系。 にすぐれ、馬の魔物を使役する。 家 元72柱51位。 怪力が特色の家系で、巨体を有する。 家 2代目を輩出した名門家。 元72柱56位。 ゴモリーとも呼ばれる。 強力な魔力と紅い髪を持つのが特徴で、深い情愛を持って眷属を慈しむ分、「身内」に手を出された場合の怒りは凄まじい。 グレモリーの男は入り婿も含めて代々妻に頭があがらない。 その手の女性に惚れてしまうのがグレモリーの男の定めである。 日本のと同程度の面積におよぶ領土を持ち、眷属用の広大な城を幾つも持つ。 領地の特産品は非常に評判がよく産業も発達しており、非常に豊か。 また、人間界にも秘密裏に進出しており、ホテルを運営している他、最近では冥界の大ヒット番組「乳龍帝おっぱいドラゴン」の著作権をはじめ関連商品を大々的に売り出すなど手を広げ、新たな収入源を得ている。 ある年齢になると領内の山岳地帯にある遺跡で親愛なる者と共に試練を受けるという通過儀礼がある。 召喚時にに乗って現れることから、式典などの時に使うため城内で複数のラクダを飼育している。 領内のゆるキャラもラクダモチーフの「ゴモりん」を採用している。 乳龍帝おっぱいドラゴン(ちちりゅうていおっぱいドラゴン) で放送されている 子供向けヒーロー番組。 元々はシトリー戦で「おっぱい」という単語を連呼したイッセーに付けられたあだ名だったが、それが冥界の子供たちの間で大受けしたことに目をつけたグレモリー家によってテレビ番組化された。 「伝説のドラゴンと契約したイッセー・グレモリーは、悪魔に敵対する邪悪な組織と戦う変身ヒーロー。 おっぱいを愛し、おっぱいのために戦う男。 邪悪な悪事を働く輩を倒すため、伝説のおっぱいドラゴンになる。 ピンチになったとき、スイッチ姫の乳を触ることで無敵のおっぱいドラゴンになる。 」というあらすじ。 登場人物はイッセーを初めとしたグレモリー眷属がモデルになっており、彼らの冥界における人気が爆発的に増加。 特にイッセーは冥界の子供たちのヒーローと化している。 妖怪の世界や仏教圏の極楽浄土など、悪魔陣営以外の場所でも広く知られている。 ヒーローブームの火付け役的な作品であり、他の上級悪魔の家や他勢力でもブームに乗じようとする動きがある。 また、バアル家の「レオニクス・レクス」やフェニックス家の「フェネクス元帥」とも業務提携を行なっており、さらにその世界観を拡大し続けている。 作曲:サーゼクス・ルシファー。 ダンス振り付け:セラフォルー・レヴィアたん。 「乳龍帝おっぱいドラゴン」の主題歌。 冥界政府トップ陣によって制作された曲で、冥界の子供たちの間で歌われている。 歌詞に少々卑猥な表現が含まれる。 「覇龍」で暴走したイッセーを鎮める効果もある。 2番の歌詞「ぽちっと、ぽちっと、ずむずむいやーん」は伝説のドラゴンやその関係者に人気のフレーズになっている。 他勢力からの評価も総じて高く、オリュンポスの芸術の神アポロンからも高評価を貰い、ではたくさんの者たちを笑顔にしたとも語っており、さらには異世界の神格であるも好意的な反応を示している。 歌詞は全部で4番まで(3番と4番の初出はアニメ版3期)。 未来の世界では、イッセーの子供達が幼かった頃に子守歌として使われている。 スイッチ姫人形 スイッチ姫をイメージした人形。 作中では2種類登場する。 ひとつは冥界のハンバーガーチェーン店とのコラボでお子さまセットの特典として配布されたもの。 スイッチ姫のおっぱい部分をつつくと「イヤーン」というボイスが鳴る。 もう一つはサーゼクスが考案したおっぱい部分にバネが仕込まれていて押せばおっぱいが発射できるようになっているもの。 スポンジドラゴン グレモリー家が新商品として売り出した洗い場用スポンジ。 バアル戦でアザゼルが、イッセーの頭の中がカラカラに乾いたスポンジみたいで吸収率がとてもいい と解説していたところ、観客が爆笑して観客の誰かが「スポンジドラゴン」と叫んだことから商品化された。 おっぱいドラゴン牛乳 グレモリー領で育てている冥界乳牛から取れるミルクに独自の製法を加えた物。 のどごしがよくて甘みもあるらしい。 おっぱいドラゴン どろろん妖怪クリアバージョン 「乳龍帝おっぱいドラゴン」限定版アクションフィギュア。 クリア仕様になっており、透き通った鎧の質感が美しいとさえ思えたほど。 あまりの人気ゆえにすぐに売り切れてしまう。 ゴモりん グレモリー領のゆるキャラ。 ラクダをデフォルメした出で立ちの着ぐるみで頭部には2本の角が生えている。 名前は悪魔「グレモリー」の別名である「ゴモリー」に由来する。 時折、が着ぐるみの中に入っている。 グレモリーの新たなキャラクタービジネス。 体のあちこちに鎧を着け、戦車のような戦闘車両に乗った「黄金龍君」ファーブニルが「パンツァードラゴン」を、アーシアが「パンツァーレディ」1号、ゼノヴィアが2号、イリナが3号を演じる。 作曲:。 家 元72柱60位。 を司る名家。 使役する魔物に獅子の姿形をしている者が多い。 家 レーティングゲームの絶対王者を輩出した名門。 元72柱68位。 「 無価値」という相手の特性を一時的に消し去る特性を持つ家系。 何代か前の当主が非常に要領の悪い人物であり、大戦期からの負債によって永い期間経済的に困窮していたが、上級悪魔としては珍しく自分たちの暮らしの質を落としても重税を課すことはせず領民に配慮した善政を行っていた。 また血族同士の結束力が非常に強いのも特徴。 最近ではディハウザーが活躍したことで急激に台頭し、徐々に暮らし向きがよくなってきている。 最終章では「七大魔王」構想においてその1つに組み込まれることが計画されている。 無価値(むかち) ベリアル家に縁のある者がその身に宿す、対象の特性を一時的に消し去る力。 消すのは能力のみでリゼヴィムの「神器無効化」のように物質的なものを消滅させることはできない。 基本的に対象となるのは生物だが、構成している物質と原理を分析することで「物」の効果を消し去ることもできる。 番外の悪魔(エキストラ・デーモン) 前述の「72柱」に含まれない、聖書やその関連書物から外れた上級悪魔。 グレイフィアの「ルキフグス」や「」「アバドン」などがあるが、それらも多くは断絶しているか冥界の奥地に隠棲し、新旧両派閥からは距離を置いている。 家 ルシファー忠臣六家の筆頭。 ルシファーに最も近いとされ、ルシファーに尽くす役目を持った一族。 初代ルシファーに代々仕えていたことからかつての戦争では継戦派に属しており、戦後は停戦派に付いたグレイフィアを除き一族は行方知れずとなっていたが、その弟であるユーグリットが生存しクリフォトに所属していることが判明した。 家 ルシファー忠臣六家の1つ。 三大勢力の大戦中は72柱のナベリウス家を配下としていた。 情報をほぼ表に出していないため、冥界の記録でも技術が抜きんでていたことしか分かっていない。 現在は行方が分からず断絶したとされているが、秘密裏にナベリウス家に命じて「後天的に超越者を作り出す実験」を行わせていた。 ただ、世界転覆のような願望はないとされ、一連の事件の黒幕というわけでは無いという。 家 レーティングゲーム3位を輩出した名門であるが、家自体は派閥から距離を置く。 異界へと続く「 穴(ホール)」を操るという特色を持つ。 穴(ホール) アバドン家の者が持つ、異界へ通じる穴を操る魔力。 何もない空間に穴を作り出し、そこにあらゆるものを吸い込み、あるいは吐き出すという特異な能力である。 穴から自分の魔力を打ち出すことも出来るほか、取り込んだ物を内部で分解して有害な物だけを返すことも可能。 実力者であれば自分自身で穴を通り瞬間移動もできる。 作り出せる穴の数は使用者の力量に左右される。 その特性上よほどの威力が無い限り物理的な手段で破壊することは不可能である。 家 レーティングゲーム元2位を輩出した名門であるが、家自体は派閥から距離を置く。 「 裂け目」を操るという特色を持つ。 最終章では「七大魔王」構想においてその1つに組み込まれることが計画されている。 裂け目(さけめ) ベルフェゴール家の特性。 自分の能力を大きく超えない範囲で、大概のものに裂け目を作り出す魔力。 直接的な攻撃力も高いが、使いこなせば雷や炎に「裂け目」を作って勢いを殺したり逸らしたりもできる。 下級悪魔(かきゅうあくま) 冥界における一般市民。 元々上級悪魔と比較して魔力の量が少ないことと、前述の種存続問題もあって軍・警察などの治安維持機関(もしくは各上級家に直接仕える者)以外は基本的には非戦闘員とされている。 その上、過去の階級観によってレーティングゲームへの参加条件も「眷属悪魔になること」のみという狭き門となっている。 別の種族から眷属悪魔へ転生した者も初めはこの階級となる。 中級悪魔(ちゅうきゅうあくま) 下級悪魔の一段上にあたる階級。 上級悪魔の眷属になった後に相応の実績・実力を身に付けることで推薦を受け、昇格試験(筆記と試合形式)に合格することで中級へ昇級できる。 ただし平和な今の冥界では、功績を挙げる機会が少ないため、受験者の総数もそれほど多いわけではない。 上級悪魔(じょうきゅうあくま) 冥界における上流()階級。 「元72柱」をはじめとした純血の名門出身者は成人すると同時に爵位を与えられ、「王」として眷属を率いることになる。 平民に比べて圧倒的な魔力を保有し、魔力弾だけでも山を吹き飛ばすほどの力を持つ。 また、冥界には貴族の子女が通う学校が存在し、そこで教師を務める上役とのコネクションを築く。 「悪魔の駒」で眷属悪魔となった者たちの場合は、中級に昇格してからさらに実績を積むことで上層部の承認を受けて等を与えられ「王」として認定される。 最近では純血に限らず、混血や転生悪魔の台頭が著しい。 ただし、成り上がりの上級悪魔は、生粋の貴族悪魔と比べると発言力や権威が一段劣る。 昇格の儀式では主とともに祭壇に立ち、現魔王から承認証を受け取り、主から王冠を被せてもらい、「悪魔の駒」と同じ素材で作られた石碑に触れ、紅く輝いた時点で登録は完了となり、最後に魔王から15個の「悪魔の駒」が入った小箱を受け取って終了する。 最上級悪魔(さいじょうきゅうあくま) 魔王を除き、冥界にも数えるほどしか存在しない最強の悪魔。 冥界での貢献度、ゲームでの成績、能力、認知度、人気度、それらのすべてで最高ランクの評価を受けて初めて得られる、悪魔にとって最上級の位。 発言と行動に強い影響力を持ち、願えば純血悪魔の家々を動かすこともできるほどの権限を得るが、その分責任も大きく、有事の際には上級悪魔以上の活躍を求められる。 ほとんど順位変動のないレーティングゲームランキングトップ10の「王」は全員が最上級悪魔であり、その中でもトップ3は魔王にも匹敵する力を持つと言われる。 特級悪魔(とっきゅうあくま) 実力的にも社会的にも政治的にも影響力のある者に与えられる新たな位。 「地獄事変」での活躍を称え、現状の冥界で与えられるものがなかったことから、現二天龍のために新たに定められた。 最上級悪魔以上の位だが、前例がないため在り方について他人を参考にすることはできず、魔法使いとの契約についてもどう改めるべきか苦慮している。 はぐれ悪魔(はぐれあくま) 転生により下僕悪魔となったが、強力な力に溺れて主を殺し、お尋ね者となった悪魔。 契約の有無とは無関係に人間を襲う、極めて危険な存在でもある。 例外的に、下僕となる際に不利だったり不当な契約を強制的に結ばされた者や、黒歌の場合のように主側に大きな問題があった者が、反旗を翻してはぐれ悪魔となることもある。 (つかいま) 悪魔にとっての従僕であり、手足となって働く使役すべき存在。 強力すぎる使い魔は、レーティングゲームでは数や時間で使用制限をかけられサポート程度の役割しかできない ため、近年では強い魔物は眷属とされることが多く、逆に自身の力を高めたい魔物側から眷属にしてもらえるよう交渉してくる場合もある。 強力な魔物が相手の場合はギブアンドテイクの契約を結ぶこともある。 契約時に高価な品物・身体の部位・魂といった何らかの対価を要求されることがあるが、主人の魔物使いとしての資質や相性次第で軽減されたり要求されなかったりもする。 また利益がなくなれば一方的に破棄されることもあるためリスクも高いと言える。 小猫によると冥界ではなかなかの人気を誇っている模様。 元ネタは人間界で放送されている子供向けアニメ「魔法少女ミルキー」。 監督が作品には反政府的なメッセージを込めたいという過激な思想を持つため、和平が成立してからもレヴィアたんが天使やドラゴンなどの悪魔の敵を滅ぼすという大筋は変化していない。 劇場映画の撮影にはグレモリー眷属が協力しており、ファンからはおっぱいドラゴン放送前に赤龍帝が登場している貴重な映画として知られている。 第4部終盤の「邪龍戦役」で主演のセラフォルーが「隔離結界領域」へと向かったため、彼女の妹であるが「2代目レヴィアたん」として主役を引き継ぐことになった。 若手四王(ルーキーズ・フォー) 、、、の若手4人を称した名称。 近代を顧みても、破格のが集まった豊作の世代と言われており、特にバアル眷属とグレモリー眷属は第3章時点でプロのレーティングゲームでも通用するだけの力を持つと言われている。 最終章の「アザゼル杯」にも4人全員が参加し、うち、リアスとサイラオーグが本戦に進出している。 そして、その功績から「地獄事変」の後で全員が最上級悪魔に昇格している。 超越者(ちょうえつしゃ) あまりに他者とは違う桁違いの能力を持ち、本当に悪魔なのかさえ疑わしいとされるな存在。 、、の3名が該当する。 特にサーゼクスとアジュカの2人は全力を出せば全勢力でトップ10に食い込むほどの実力者である。 魔王クラスを超え勢力を塗り変えるほどの力があり、実際、過去に冥界旧政府へのクーデターが成功したのにはサーゼクスとアジュカの活躍が大きかった。 「邪龍戦役」における活躍から、歴代とは全く異なる異常な成長を遂げた当代の二天龍(龍神と真龍の力をその身に宿す「燚誠の赤龍帝」、「覇龍」を昇華させた「明星の白龍皇」)が超越者候補として挙げられており、「地獄事変」の後でゼクラムからも承認を受けて正式に超越者認定がなされた。 さらにハーデスの研究によりとという新たな人工超越者が作り出されているが、正式には認定されていない。 30年後の未来では正規認定されている超越者は6名になっており、アジュカ、、がその一角に数えられている。 また、「認定されていない」超越者も存在している模様。 眠りの病 悪魔に特有の病気。 ある日突然深い眠りに陥り、そのまま目覚めることなく、人工的に生命を維持しなければ徐々に衰弱して死に至る不治の病。 延命は可能で、処置が適切なら100年以上の時間が過ぎても眠ったまま生き続ける。 作中ではミスラ・バアルはイッセーの「乳語翻訳」で、イングヴィルド・レヴィアタンは神滅具「終わる翠緑海の詠」の覚醒によって目覚めている。 ただし、眠っていた期間が長いほど、記憶が完全に戻るまでにかかる時間がかかる。 若手悪魔同士の交流会(わかてあくまどうしのこうりゅうかい) 初代魔王の一族が、上流階級の年頃の子女をルシファードにある円形闘技場()に召集させている、社交界の一部。 しかし会場では交流と名ばかりの暴虐が繰り広げられており、魔王の一族の血を引く若者が貴族の子女に陰湿ないじめを行っていた。 このようなことを初代魔王の一族は定期的に行い、貴族であろうとも王族には絶対に逆らえないという現実を上級悪魔の若者たちに自覚、認識させることを目的としていた。 サーザクスたち4名が訪れたときは、ベルゼブブ家の若者がの嫡子をボロクズのようにいたぶり、ベルゼブブ家の若者の手から放たれた凶悪なオーラでオリアクス家の嫡子が消し飛ぶと思われた瞬間、17歳のサーゼクスが「滅び」の魔力でベルゼブブのオーラを消し去ってしまった。 これがきっかけで、サーゼクスの圧倒的な力が初代魔王の一族や他の貴族の子女に知られてしまうことになる。 悪の爪() 初代四大魔王が古代兵器として作った12体の石像で、「 断罪者」ともいわれる。 そしてその手でルシファードの地下深くに封じた悪鬼の集団。 ルシファー直属の6家ですら存在は伝え聞くだけで、実際に見たことはなかった。 冥界全土でもわずかな伝説しか残っておらず、初代四大魔王が秘密裏に彼らを使い、その力に「寝首をかかれる」と脅威を感じて、早々に封じてしまった。 その正体は、初代四大魔王がアグレアスから採取される結晶体を用いて作り上げた存在で、体を持ち、意思をも有する生きた魔王式「神器」。 彼ら自体も恐ろしく強いが、「神器」のように自らを武具の形に変化し、装飾者に使わせることも可能。 ゆえに初代四大魔王は、彼ら「悪の爪」を「 魔王兵器(サタニック・アームズ)」と呼称していた。 内戦後、12体の石像は、ザオロマ・ネビロスによって辺境の地に設けた施設にて厳重に保管された。 マラコーダ 「悪の爪」の首領。 決して目覚めさせてはならぬと古い書物に書かれている。 バルバリッチャ 「悪の爪」の副長。 封印されていたが、ザオロマ・ネビロスによって意識を解かれた。 「悪の爪」の中では一番理性的であり、内戦終結後、再び眠りについた。 スカルミリョーネ 「悪の爪」の一員。 ザオロマ・ネビロスによって力の一部がに与えられた。 デビチューブ 冥界の住民の間で流行っているサイト。 視聴者には一般市民の視点が受ける傾向にあるようで、グレモリー眷属がそれぞれ動画を投稿した際には、イッセーが「おっぱいドラゴン」を演じながら行った自身のグッズので記録した10万回の再生数を抑え、ロスヴァイセによる人間界(日本)の100均アイテムの紹介動画が最も再生回数をたたき出した。 堕天使陣営の中心組織で、異能・超能力の研究を主目的とする機関。 神器関連では、そのものの研究、神器所有者の保護、人工神器の開発などを行っている。 上層部はかつてで、総督は、副総督は。 第3章終盤でアザゼルが辞任したため階級が繰り上がり、総督はシェムハザ、副総督にが就任した。 大戦で大分消耗し、第2章開始時ですでに幹部は8名しか残っておらず、作中でがに封印され、アザゼルが「隔離結界領域」に向かったため、最終章の時点で6名にまで減ってしまう。 元々天使時代から研究職だった者が多いため、幹部でも武闘派は少ない。 本部は冥界にあるが、人間界の各地に研究施設を設置しており、関東の山奥にも一つ施設が置かれている。 他陣営同様一枚岩ではなく、4年前には幹部のが「」に、現在ではコカビエルの独断行動に加えて、武闘派構成員の一部が「禍の団」に内通し人工神器研究の成果などを漏洩していた。 とはいえ現在残っている幹部同士は仲が良く、300回以上も大会をするなどかなり平和。 記憶の改変・消去を行うための技術を持ち、異能や異形に関係した一般人に対して使用するが、多用すると記憶に悪影響があるらしく本来は限定条件をつけて行うべきだとされる。 かつては情報漏洩を防ぐために「」で保護した神器所有者を組織内に留めていたが、三大勢力で同盟を結んだことで所有者が望むなら条件付きで一般の暮らしに戻ることが許されるようになった。 「邪龍戦役」では最初に襲撃を受け、トライヘキサが吐き出した火炎で本部の施設が周囲の地形ごと一瞬で吹き飛んだ。 幹部のとは重傷を負い、古株の配下も戦死している。 「教会」 堕天使レイナーレが運営していた「神の子を見張る者」の下部組織。 天界から公認されていない非合法な悪魔祓い組織で、悪魔と契約した人間まで殺害対象としており、悪魔陣営とキリスト教会が撤退して空白地帯になった駒王町に進出していた。 イッセーの存在を危険視した上層部の指示で彼を暗殺したが、グレモリー眷属との対立によって壊滅した。 拠点となっていた駒王町の古ぼけた教会は、和平後に天界の関係者が修復して、再活用しようと動いている。 グリゴリ怪人(グリゴリかいじん) 「神の子を見張る者」の改造を受けた者たちのこと。 体のどこか(は腹、匙は背中)に「 G」の文字が刻まれている。 BAR「黒狗」(バーくろいぬ) 駒王町から2駅離れた場所にあるビルの2階でアザゼルが経営していた。 「刃狗」チームの事務所からも近く、として鳶雄が、専属歌手としてラヴィニアが勤務している。 アザゼルが「隔離結界領域」に向かってからは代理の者が経営を行なっている。 (めいかい) 悪魔と堕天使が暮らしている、地球とほぼ同等の広さをもつ紫色の空の異世界。 人間界でいう 「」に近い。 空気に独特の感触があるのが特徴で、日光がささないため悪魔や吸血鬼でも過ごしやすい。 海が存在しないために陸地は人間界の大陸より遥かに広いのだが、悪魔・堕天使共に数が激減しているため手つかずの土地も多く、特に辺境には手が回り切らない部分も多い。 グレモリー家なども眷属となった悪魔に「かなり大雑把に土地を分け与えて」いたりする。 そういった辺境地域は、所在不明の存在やはぐれ悪魔が潜伏先としていることも多い。 堕天使側は悪魔側以上に土地が余っているため、近年ではリゾート開発に着手して利益を上げようとしている。 超常の領域の一種であるため、人間の場合は優れた魔術師などでなければ立ち入ることすらできず、転生悪魔の親族のような例外を除けば一般人が一生足を踏み入れることはない。 悪魔であれば魔法陣などを介して次元の間を超えられるため容易に行き来できるが、転生悪魔は一度正式なルートで赴く必要があり、その手続きを経ていないと違法行為として対処される。 なお、人間界との時差が生じないように時間の流れを調節している。 冥界の下には、魂を選別するためのギリシア勢力の地獄である「」が存在する。 ルシファード 魔王領の都市で、初代ルシファーがいたと言われている冥界の旧首都。 サーゼクスたち4名が2代目魔王に就任する前までは、ここが冥界の首都だった。 かつては初代魔王の実子や血族が暮らしており、円形闘技場()で「若手悪魔同士の交流会」が行われていた。 魔王軍と反政府軍との最後の戦いで、サーゼクスがビドレイドを消滅させて内戦を終結させた場所でもある。 地下深くには亡くなった初代四大魔王が遺したという遺跡が存在しており、その地下遺跡の存在を知っている者はルシファー直属の6家(ルキフグス、ネビロス、サルガタナス、アガリアレプト、サタナキア、フルーレティ)のみ。 ルシファー、ベルゼブブ、レヴィアタン、アスモデウスの血族ですら、その遺跡の存在を知り得ない。 ネビロス機関 ルシファードの研究施設の1つ。 がこの施設の所長である。 ルシファー・スタジアム ルシファードにあるスタジアム。 「アザゼル杯」本戦トーナメント1回戦第8試合の、「明星の白龍皇」チームと「西遊記」チームの試合が行われた。 アウロス 空中都市アグレアスから目と鼻の先にある町。 冥界でも農産業随一と称されるアガレス領を体現する町のひとつ。 クリフォトによるアグレアス強奪事件の時には、その巻き添えでテロの被害を受けた。 アウロス学園(アウロスがくえん) アウロスに建てられた、駒王学園に似た外観を持つ学舎。 下級〜中級悪魔でも通うことができるという異例のレーティングゲーム学校。 ソーナの夢の第一歩であり、魔力に乏しい冥界の子供たちの夢と希望が詰まった学園でもある。 体験入学が行われているときにクリフォトから襲撃を受け、その際に捕縛されていた裏切り者の魔法使いたちが事前に仕込まれていた術式によって、ユーグリットに校舎内で自爆させられたせいで半壊してしまい、アウロス市街と共に復興作業が行われている。 しかし、若手悪魔がテロに立ち向かったことで知名度が上がり、体験入学の申し込みが殺到して予約でいっぱいになっている。 アグレアス 初代魔王時代の技術で作られた空中都市で、アガレス領に存在する。 レーティングゲームの聖地として知られる観光地であり、リアスとサイラオーグのレーティングゲームが行われた。 古代からの文献が消失しているため、施設に関する伝承は完全ではない。 内部には「悪魔の駒」や「御使い」のカードの生産に必要な結晶体を作り出すための遺跡が存在し、この結晶体をトライヘキサ復活に利用するためにに狙われ、内通者の細工により一般人を逃がすための転移魔法を逆用されて強奪されてしまう。 「邪龍戦役」後に無事奪還され、見聞を全て終わらせた後でゲーム用のフィールドとして利用できるようになった。 「アザゼル杯」予選では「紫金の獅子王」チームと「天帝の槍」チームの試合が行われた。 リリス 冥界の現首都。 「」では規格外の魔獣「超獣鬼」の襲撃を受けたが、「」と化したイッセーとによって被害が食い止められた。 セラフォルー記念病院 首都リリスにある、現レヴィアタンの名を冠した、冥界でも屈指の医療設備とスタッフが揃った高名な病院。 龍神化の副作用で倒れたイッセーがここに運び込まれて治療を受けた。 アザゼル・スタジアム 「邪龍戦役」後、堕天使領に作られた大会用の大きなスタジアム。 正面にはアザゼルの銅像が建てられている。 「アザゼル杯」予選では「燚誠の赤龍帝」チームと「雷光」チームとの試合と、「アスラ」チームと「ブラックサタン・オブ・ダークネス・ドラゴンキング」チームの試合が行われた。 アジュカ・スタジアム アジュカを記念してアスタロト領に作られたスタジアム。 近代的な意匠が取り入れられており、内部では清掃用のロボットが稼働しているなど未知の技術も多く使われている。 控室も広大で、通常時には人間サイズになっている大型の巨人の選手がそこで元の大きさに戻っても大丈夫なほど。 「アザゼル杯」予選では「燚誠の赤龍帝」チームと「天界の切り札」チームの試合が行われた。 おっぱいドラゴン・スタジアム グレモリー領の城下町に建設されたばかりの、「おっぱいドラゴン」のショー公演などイベントを専門に行うスタジアム。 入り口には「赤龍帝の鎧」と、スイッチ姫の衣装を着たリアスの巨大な銅像が建っている。 として、「アザゼル杯」本戦トーナメント1回戦第3試合の、「燚誠の赤龍帝」チームと「リアス・グレモリー」チームの試合が行われた。 アルマロスコロシアム 冥界堕天使領に建設された、「神の子を見張る者」幹部の名を冠する円形闘技場。 正門の両脇には本物そっくりのアルマロス像が建っている。 「アザゼル杯」予選では「燚誠の赤龍帝」チームと「ソーナ・シトリー」チームの試合が行われた。 ファーブニル・スタジアム アザゼルに力を貸した龍王を称えて冥界堕天使領に新たに建設されたスタジアム。 スタジアム正面には「堕天龍の鎧」を着たアザゼルとファーブニルの像が立っている。 「アザゼル杯」予選では「リアス・グレモリー」チームと「明星の白龍皇」チームの試合が行われた。 バアル・スタジアム バアル領にあるスタジアム。 「アザゼル杯」本戦トーナメント1回戦第2試合の、「紫金の獅子王」チームと「シューティング・スター」チームの試合が行われた。 EXE(エグゼ) 魔王アジュカが設立する予定の秘密情報局。 天界関連 (てんかい) 天使が暮らしている異世界。 雲の上にあり、地球(人間界)でいう 「」(より正確には「キリスト教圏の天国」)に近い。 全部で7層から構成されており、見上げれば白く輝く広大な天井がある。 各階層ごとに設置された扉を通って移動できるが、普通はエレベーターを利用して一気に移動する。 なお天使たちの堕天を防止する装置が存在しており、邪な思いを抱いた者を結界で取り囲み警告音が発せられる。 「」が死亡したために不安定な状態となっていたが、アースガルドと同盟を結んだことで、世界樹の協力により「システム」が補強され、を頭につければ悪魔でも短時間滞在できるようになった。 ただし邪な物に対して脆いのはこれまでと変わらないため、後述の邪龍襲撃で邪なものが大量に侵入して来たときはかなり危険な状態になった。 冥界と同じく超常の世界であるため、立ち入ることは容易ではない。 内部に入るには、正規に門をくぐるか、死後に天界の使徒として認められるか、辺獄や煉獄を経由するかの3つの方法のどれかを取るしかない。 12月のクリフォトによる攻撃で第三天を中心に被害を受ける。 さらに「邪龍戦役」時には2回目の襲撃対象となり、最上層である第七天および神が遺した「システム」は死守できたものの、第一天から第六天までをトライヘキサに破壊され、天界の景観が業火の地獄絵図に塗り替わる程の被害を受けた。 この戦いで四大熾天使のウリエルとラファエルが重傷を負い、古くからの天使も何名か戦死を遂げている。 第一天 一般の天使や「御使い」たちの詰め所がある前線基地。 石畳の白い道に石造の建物があり、空が白く光り輝く。 宙に浮かぶ建物は天使達の職場になっている。 また幻想的なものと近代的なものが混在する特殊な医療設備も置かれている。 第二天 星を観測する場所。 の関係者が収容されているほか、罪を犯した天使もここに幽閉される。 第三天 一般的な天国と呼べる場所で、一番広い階層。 広大すぎて、端がどこにあるのかわからないとさえ言われている。 教会の信者が死後に来る場所とされているが、実際の所ここに来られるものはそう多くなく、たいていは地獄へ堕ちてしまうらしい。 が生えているものの、「神の死」の後は果実の生育を停止している。 第四天 別名。 との話が有名。 もかつてここに居た。 が生えているが、「神の死」の後は果実の生育を停止している。 第五天 かつて天使だった頃の「神の子を見張る者」メンバーがいた階層で、一時的に彼らの収容所だったとも言われている。 現在は研究機関の多い階層となっており、「御使い」のカードを製造する研究所もある。 第六天 たちセラフがいる現天界の中枢機関 「ゼブル」。 金色に輝く光輪を背にした神殿のような神々しい建物で、周囲には多種多様彩り鮮やかな草花が咲き誇っている。 外は高い壁に囲まれており、神クラスでなければ壊せないほどに厚い100m以上の高さを持つ門をくぐって出入りする。 第七天 天界の最上部で、神の住まう場所とされていた。 今は神の奇跡を司る 「システム」だけが存在しており、神器の「システム」もそこにある。 セラフ以外は立ち入り禁止になっており、それ以外のものが侵入すると強制的に別の場所へ転移させられる。 (れんごく) 同様特殊な事情を抱いたまま死亡した者の魂が死後に向かう場所で、「聖書の神」が冥府を参考にして構築したとされる。 奥地には第三天へと通じる道があり、人間として天界にいた頃のがここへ生命と知恵の実を隠していた。 聖書の神を崇める組織。 主な派閥にを総本山とする、、があり、そのほかにもいくつか派閥がある。 天界からの加護を受け、や吸血鬼・魔物などの敵性種族の討伐を行う。 天使が使う光力を光の剣や銃から放つ光の弾丸といった武器に変え、加えて身体能力の向上が見られるために、悪魔にとっても特に警戒すべき対象と見做されており、特に「聖剣使い」は重要な兵力として重用されている。 これらはエクソシストの「裏」の側面で、聖水や聖書の一節を使って人間に取り憑いた悪魔を追い払うのは「表」の側面でしかない。 厳密には天界陣営の教会に所属する者達のことをさすが、悪魔を殺すこと自体に快楽を覚えるようになり戒律を破って破門され、それから堕天使陣営に拾われて悪魔を狩る人材となった者も広義にはエクソシストと呼ばれている。 教会には戦士を教育する育成機関も存在しており、そこで育てられた子供には家族を悪魔や吸血鬼に殺された者も少なからず在籍している。 三大勢力の同盟締結以前は、結果的に天のため、神のためになるならば教えに反することも辞さない狂信者や、強欲な上層部も少なからず存在していたため、「聖剣計画」のような非道な実験を行なっていた機関もいくつか運営されていた。 このような教会の暗部に属する怪しい研究をしていた機関は解散が進められ、研究員を別の組織に紹介するなどだいぶ改善されてきている。 上層部が悪魔や吸血鬼との和平締結を決めたことで、公には彼らの討伐を禁じられてしまい、その方針に不満を抱く者もいた。 聖剣計画(せいけんけいかく) 人工的に後天的な「聖剣使い」を生み出すことを目的としていた機関。 僅かに聖剣使いの因子を持つ子供たちを集め、因子を抽出してまとめることで十分な量の因子を得ようとしていた。 しかし、その過程で因子を抜き取った後の子供 を虐殺していたことが判明したため解体され、首謀者であったは教会から破門された。 計画の過程で聖剣使いの研究が進んだことは事実であり、解体後も人死にが出ないレベルでの実験は継続され、イリナのような人工聖剣使いが生み出されている。 シグルド機関 教会の戦士育成機関の1つ。 英雄の血を引く者の中から、魔帝剣グラムを扱える「真の英雄シグルドの末裔」を生み出すことが目的であったが、という完成形が誕生し長年の宿願が達成されたこともあり、子孫達がどこまで出来るのかを試す機関へと方針を転換した。 フリード、リントはこの機関で行われた実験で産まれた試験管ベビーであり、倫理的に問題のある行為も数多く行われていた模様。 なおここの出身者は白髪を持つのが特徴。 現在は再編成されているらしい。 (レリック) 、、、、など聖なる物品の総称で、聖槍はそのなかでも最上位に位置する。 そのうち聖槍・聖十字架・聖杯の3品は神滅具にもなっており、聖釘も新規神滅具に認定された。 神器の聖遺物を所持する者は、共通して特有の気を持っている。 聖杯と聖釘に関しては神器ではない「本物」も確認されている。 信仰の対象ともなる物で、信仰心の強いものは見つめるだけで意識を持っていかれかねない。 強力な聖なる力を宿しているため、悪魔、吸血鬼、妖怪といった天使以外の異形には聖剣以上に必殺の効果を持っている。 天界製自転車(てんかいせいじてんしゃ) の力を借りて制作してもらった特注品の自転車。 ギアチェンジはもちろん、光力使用の聖なるライトで夜道の運転でも安心。 車体には儀礼済みの鉄や銀が使われているため、悪魔が触るとダメージを受けてしまう。 がこの自転車にまたがると、自転車とミルたんが神々しい耀きに包まれ、ミルたんの背中から純白の翼が出現して自転車と共に空中を駆け出していった。 聖なる加護を得た漢の娘が天使となって空を飛ぶという地獄絵図みたいなことが起こり、そのまま天界までたどり着いてしまった。 ゴッドまんじゅう 天界名産のまんじゅう。 がロケット自転車で天界までたどり着いたゼノヴィアに持たせてくれたお土産。 週刊ぶれいぶエンジェル 一部の教会信徒向けに発刊している身内専用雑誌。 作中に登場した号の特集はミカエルのA-イリナを取り上げている。 キャプテン・エンジェル 冥界での「おっぱいドラゴン」の大ヒットに対抗して開発された信徒向けの覆面ヒーロー。 主役を担当するのはの「A」。 信徒たちの間ではなかなか人気が高いらしい。 神器関連 神器(セイクリッド・ギア) 「」が作ったシステムで、不思議な能力を所持者へ与える異能の一種。 「所有者の想いと願いの強さに応えるように力を顕現させる」というルールがあるとされ、所有者の精神の変化に応じて新たな機能を目覚めさせることがある。 多くは人間社会で使用可能なレベルでしか発現せず、形としてはっきり具現化させるには一定以上の条件と力が必要とされるが、歴史に名を残した人物や有名なスポーツ選手などが自覚のないまま所有している場合もあるため、そう珍しい物ではない。 与えられる能力はさまざまだが、発現するのに「使い手の善悪」や「『聖書の神』への信仰の有無」は関係ない上、教会内でも神器の存在を知る者は上位者に限られるためか、神の奇跡よりも「悪魔の業」と誤解され迫害を受ける所有者や、親族から異質な力を気味悪がられて辛い幼少期を送る所有者も多い。 また、五感から発動する神器は持ち主のキャパシティが足りないと、自然に動きだして害悪となる危険極まりない代物となることもある。 先天的に神器を宿すのは人間、もしくは人間の血を引く者のみだが、持ち主から奪いとって自身に移植するなどして後天的に神器を手に入れることも可能。 ただし、神器はそれ自体が持ち主の生命力や魂と密接に結びついているため、強制的に神器を抜き取られた者は大抵死亡する。 手に入れた場合にしても、神器の能力・力によっては元々持っていた能力が使えなくなったり、神器の制御に才能のほとんどを費やすことになりかねない。 作中ではレイナーレがアーシアから奪った「聖母の微笑」を使っていたが、あの時点で使用できたのはあくまで基本的な能力のみで、より大きな力が使えるかは持ち主次第。 また、2種類以上の神器を手にすることも可能だが、よほどのことがあったか、よほどの者でない限り同時に使うのは難しく、体力や魔法力を大きく消耗し、時には命すら削ってしまう危険性がある。 所有者の中には神器に対する抵抗力が低く、本来の作用が変質したせいで身体に異常をきたしたり神秘の力に呪い殺されてしまう子供も居る。 「神の不在」以来このような不具合が増えているが、天使長のミカエルであっても「聖書の神」自身が作り上げたプログラムに介入できないため対応が後手に回っている。 三大勢力の和平が成立したことで安全に神器を取り出す技術が進歩しており、まだ不完全ではあるが以前よりは神器による悲劇も少なくなってきている。 能力を行使する際に神器が籠手や翼のように何らかの形をなして、力を発現するための装置を作るものは「 具現型」と称される。 この場合、宝玉などのパーツはあくまで機能の1つでしかない付属品のようなものであり、戦闘で破損しても所有者に余力がある限り再生させられる。 また、神器そのものが通常のものと異なる場合は「 亜種」と呼ばれる(例:ヴァレリーの「幽世の聖杯」、ジークフリートの「龍の手」)。 系統は「属性系」「結界系」「創造(クリエイト)系」「独立具現型」「封印系」「状態変化」「防御」「カウンター」などと多岐に渡る(個々の詳細は後述)。 神滅具() 「 神をも滅ぼす具現」を意味する、神器の中でも神すら滅ぼすことが可能な力を持つと言われる特殊な神器。 持ち主が所持しているか「生きている」限り、同じ能力を持つ神器は存在しないという唯一無二の神器である。 「2種類以上の能力をあわせ持つ」特徴があり、一例として「赤龍帝の籠手」は力の倍増+力の譲渡となる。 所有者の才能や創造力をすべて汲み取り、実現できるだけの受け皿・実現性を持つため、禁手に至った場合の能力増大や能力増加において顕著な格の差が生じる。 このことから「拡張性の高い神器」なのではないかとアザゼルは考えていた。 「神滅具」という概念が生まれた頃は「黄昏の聖槍」のみであったが、時代を経るごとに数が増えていき作品開始時点で、 「黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)」、「煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)」、「魔獣創造(アナイアレーション・メーカー)」、「絶霧(ディメンション・ロスト)」、「赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)」、「白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)」、「幽世の聖杯(セフィロト・グラール)」、「紫炎祭主による磔台(インシネレート・アンセム)」、「黒刃の狗神(ケイニス・リュカオン)」、「獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)」、「永遠の氷姫(アブソリュート・ディマイズ)」、「蒼き革新の箱庭(イノベート・クリア)」、「究極の羯磨(テロス・カルマ)」の13種(そのうちの4種は上位神滅具)が確認されていた。 そして最終章にて、 「時空を支配する邪眼王(アイオーン・バロール)」、「深潭の蓋世王冠(アルフェッカ・タイラント)」、「機界皇子(アンノウン・ディクテイター)」、「終わる翠緑海の詠(ネレイス・キリエ)」、「星砕剣と星穿銃(スター・バスター・スター・ブラスター)」という新規神滅具が5種類(うち2種が上位クラス)追加され、全18種となった。 また今世の所有者はすべて禁手、あるいはそれ以上の形態に至っており、研究者の間では未曽有の出来事に備えてシステムが起こした状況だという説が有力視されている。 上位クラスは使いようによっては、国を滅ぼすことも十分可能であり、世界に大きな影響を与える規模になる。 また、二天龍を始めとした強大な神獣・魔獣を封じた神器は他の神器に想定外のイレギュラーを引き起こす要素を持つ。 「聖書の神」亡き今となってはなぜ「神を殺せる神器」という逸脱した物が作り出されたのかは永遠に謎のままとなったが、一部では他の神話勢力への侵略に用いる意図があったのではないか、「聖書の神」に何かがあった時に三代勢力を守る目的があったのではないか、などという考察が為されている。 魔獣騒動や邪竜戦役などの大事件の発端ともなったことなどから、ハーデスの一派を筆頭に危険視する者たちも多い。 禁手(バランス・ブレイカー) 神器の力を高め、ある領域に至った者が発揮する神器の最終到達点とされる現象。 所有者の力量、または心と体に劇的な変化が訪れたとき、所有者の想いや願いが世界に漂う「流れ」に逆らうほど劇的な転じ方をしたときに至る領域で発現する。 基本的には元の力のあり得ないほどのスケールアップだが、使い手の認識によって異例な形の別物に「化ける」こともある。 使いようによっては「 世界の均衡を崩す力」という意味でそう呼ばれる。 また、神器によって禁手はある程度決まっているが、本来の禁手とは異なる形の「亜種」の存在も確認されている。 なお、 禁手と化することを「 禁手化(バランス・ブレイク)」と呼称されている。 どの神器も禁手に至る可能性があるが、強力な神器が必ずしも禁手になるわけではない。 基本的に異能を高めなければ覚醒しないが、イッセーの左腕のように何かを代償にすることで強引に禁手化することはできる。 また、使用中は体力などの消耗が大きく、前述のイッセーのケースでは10秒も禁手を維持できず、発動後は3日間は再使用できなかった。 その可能性については大きく3種類が存在する。 亜種も含め強化・進化させたものは「 昇華面(クレスト・サイド)」、自己と神器の有り様を狂気の領域まで追及して自ら神器と混ざり合うことで体現させたものを「 深淵面(アビス・サイド)」、それらに分類することのできない突然変異を「 慮外面(イクス・サイド)」と称する。 大半は昇華面に分類されるが、イッセー、ギャスパー、匙のように深淵面と慮外面の複合ともいえるような変化を遂げる場合も存在する。 また、禁手化当初は昇華面であったが、後の研鑽と調整でその能力が変化し深淵面寄りの亜種に至るという例が幾つか確認されており、通常形態と深淵面形態は自由に変更できる。 ドライグによれば、格闘技のような直接攻撃系の戦闘法を極めると、攻守に最も効率のいいように体を覆うの形になるとされる。 鎧装着型の禁手は防御力・攻撃力共に上昇するが、攻撃時にオーラが集中するため流れが読まれやすいという欠点もあり、相応の実力者であれば攻撃を事前に察知されてしまうこともある。 本来であればこれ以上の強化は存在しない(一種の暴走状態である「覇龍」「覇獣」は別物)が、当代の二天龍はそれをも超えたさらなる強化を果たしている。 数千年の歴史の中でわずか数例ではあるが、禁手を発現した状態で誕生する新生児の存在も確認されている。 ただしそのほとんどが強大な力のために物心つく前に死亡しており、アザゼルが知る限りでは無事に成長できたのは幾瀬鳶雄だけだという。 禁手に至る者自体が希有であるはずだが、神の死でシステムが不安定になっていることや「禍の団」英雄派が人体実験で得た「禁手に至る方法」をリークしたことで、この時代はこれまででは考えられないほどに多くの者が禁手化を果たしている。 また、人工的に禁手にする技術を「 嵌手(トランセンデンタル・アライヴァー)」といい、 嵌手と化すことを「 嵌手化(トランセンデンタル・アライヴ)」という。 人工神器(じんこうセイクリッド・ギア) 「神の子を見張る者(グリゴリ)」における研究の結果、開発された神器の模倣品。 一般的な神器に毛が生えた程度から龍王クラスの力を封じた物まで存在するが、パワーよりも応用性など「使い勝手の良さ」が重視されている。 本物の神器とは違い自由に取り外しできる一方で、出力が不安定、回数制限がある、使用後に激しい疲労感が出る、長く発動しすぎると自身が生来持っていた才能にも悪影響を与える危険性もあるなど、実験段階ゆえに様々なリスクがある。 14巻から三大勢力内に提供されて試験的な運用が始まっており、その結果を元に各種デメリットも緩和されつつある。 鬼手(カウンター・バランス) 人工神器版の「禁手」の総称。 一種の暴走状態であった「人工神器による禁手」とは別物であり、均衡を崩すだけの力の解放である「禁手」とは逆に、本物よりも安定しにくい人工神器を持ち主の力で強制的に安定化させることで至ることができる。 なお 鬼手と化することを「 鬼手化(バランス・アジャスト)」と呼称する。 元々理論自体はアザゼルも考えていたが、タイムスリップした「UL」の一件で未来で運用されているものを実際に目にし、その技術を応用する形で現代でも実用化され 、アザゼルが「隔離結界領域」に向かう前に詳細な資料を残していったことで他の者も使えるようになっている。 人工神滅具(じんこうロンギヌス) 30年後の未来では神滅具が人工的に作られるようになっている。 本物の神滅具と比べると性能は格段に下がるが、通常の人工神器に比べたら段違いに強い。 ただし、まだ成功作の数は少ない。 現代ではまだ実現していないが、「あと2歩か3歩真理に近づけば到達してもおかしくない」という段階まで研究が進んでいる。 種別 属性系 火や光といった物を操り攻撃する神器の総称。 あらゆる自然属性を操る上位神滅具「煌天雷獄」を筆頭に、炎を操る「白炎の双手」や光を操る「緑光矢」「青光矢」、「巨人の悪戯」、「凍結なる霊鳥」などが該当する。 創造(クリエイト)系 自分が想像した生物・非生物を自在に作り出せる神器の総称。 あらゆる魔獣を生み出せる上位神滅具「魔獣創造」を筆頭に、「聖剣創造」「魔剣創造」「孔と明と罠」などが該当する。 神器の能力で生み出された創造物の効果は「本物」にはどうしても及ばないという欠点があり、創造できる数・多彩さ・扱い方などで対抗する必要がある。 回復系 状態変化系神器の一種 で、対象の負傷を癒すことのできる神器の総称。 神滅具「幽世の聖杯」が機能の一つとして持つほか、「聖母の微笑」「救護聖人による再起」などが該当する。 回復させる対象に何らかの制限が存在する場合が多いため、全ての種族を癒せる「聖母の微笑」を所持する者は逆に異端とされてしまうことがある。 なお体力を回復させることは不可能で、基本的に「再生」も不可能なので部位欠損や失血は治せない。 かなり貴重で強力なため求める者も多いが、人工神器で再現された回復能力でも使いこなすためには才能の大半を費やす必要があるなど後付けでも非常にリスクが高い力とされている。 独立具現型 具現型の中でも神器そのものが個別の意思を持ち、所有者が遠隔操作することが可能な系統の神器。 神滅具の内「黒刃の狗神」「永遠の氷姫」「紫炎祭主による磔台」の3つや、系の神器が該当する。 その性質から生物を模していることが多く、具現化した神器は飲食も可能。 膨大なエネルギーが人型などをとる場合もある。 具現化したものは無関係な者からは認識できないようになっており、姿を消したり真の姿よりも日常生活を送りやすい小柄な形態になることもできる。 利点は所有者が戦場から離れた安全なところから指示を出せることだが、同時に所有者が無防備になってしまうリスクが他の神器よりも大きいということでもあり、本人が圧倒的に弱い場合が多いため懐に入られると脆いとされている。 獣型の場合は神器が攻撃を受けるとダメージが蓄積し戦闘不能になってしまうこともあり、魔物が封じられたタイプは分身を聖剣などで攻撃されると神器に多大なダメージを負いかねない。 異能を高める場合には魂から分身である神器と同調し、その深奥に潜り込む必要があるとされるが、隙あらばもう1人の自分に入れ替わられる危険性が高い。 契約・封印系 強力な魔物・魔獣を封印した神器の総称。 ドラゴン系神器の他、神滅具「獅子王の戦斧」などが該当し、独立具現型の中でも「黒刃の狗神」や四凶系神器はこちらにも分類される。 強力だが、封じられた存在が目覚めていないか、活動を停止した状態だと最低限の機能しか使えなくなる。 神滅具同様、所有者が死ぬと次の宿主が見つかるまで自動的に失われてしまうという性質を持つ。 能力を高めていくと封じられているモノに近づくことになり、感覚の鋭敏化などの恩恵を得られる反面、封印対象に大事な何かを代償として要求してくる。 ドラゴン系神器 封印系神器のカテゴリーに含まれる神器群で、ドラゴンの魂を封じた物の総称。 二天龍が封じられた神滅具「赤龍帝の籠手」「白龍皇の光翼」、ヴリトラ系神器4種、「龍の手」などが該当し、人工神器「堕天龍の閃光槍」はこれらを参考にしたものである。 封印系の中でも強力で、下級のドラゴンに由来するものでも覚醒時の成長率がずば抜けているとされる。 ただし、この神器の所有者は「龍殺し」の属性が体質的に弱点になる。 なお、暴走状態はドラゴン系のみ名称が変わり、「覇龍(ジャガーノート・ドライブ)」と呼ばれている(効果自体は同じ)。 ドラゴン系神器のみ「覇龍」と呼び、それ以外の伝説の魔物を封じたものは「覇獣」と呼ばれる。 発動させれば一時的に神をも上回る力を発揮するが、それと引き換えに命を落とすか寿命を著しく縮め、発動中は理性を失い暴走する。 使用すると外観が有機的に変化する。 理論上制御は不可能とされるが、現白龍皇のヴァーリは膨大な魔力を命の代わりに消費することで短時間での発動は可能。 ただし、命の危険と暴走と隣り合わせであることには変わりはない。 発動する際には神器内に存在する「歴代所有者の」の声が響き渡る。 発動後に生き残ったとしても残留思念は解放されたままとなり、呪いと化した神器の暗黒面として所有者に何か起きるたびに力を暴走させようと唆してくる。 「覇」を克服するためには残留思念の憎悪を解消する必要があり、非常に困難ではあるがこれに成功すれば新たな力に目覚める可能性がある。 神器の一覧 神滅具(一覧) 黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス) 所有者: 上位神滅具の1つ。 神滅具の代名詞となった原物とされる「 始まりの神滅具」。 を貫きその血を浴びた最強の「 」でもある伝説の槍・。 従来の順位では神滅具の中で最上位とされる、神をも貫く絶対にして最強の神器。 この槍を弱点とする神仏であれば1撃で力の半分を削ぐことができるとされる。 聖遺物なので見つめるだけで信者を忘我の境地に至らせる効果があり、聖剣などと同じ「聖なる武器」の一種でもあるため、通常時でも並の悪魔等は容易く屠る威力を誇り、放つ威光だけで悪魔を祓う。 悪魔である以上、魔王クラス並みの力があっても与えられる激痛には耐え難く、作中で痛みに耐えて戦えたのはイッセーとサイラオーグのみ。 近接武器ではあるが、開いた槍の穂先から溢れ出す黄金の聖なるオーラを使い遠距離攻撃も可能である。 本来の禁手は「 真冥白夜の聖槍(トゥルー・ロンギヌス・ゲッターデメルング)」であるが、現所有者の曹操は「 極夜なる天輪聖王の輝廻槍(ポーラーナイト・ロンギヌス・チャクラヴァルティン) 」という禁手の亜種を発現させている。 槍そのものに変化はないが、曹操の背後に神々しいが生まれ、1つ1つに神器としての能力を付加させた「 」と呼ばれるボウリング球大の球体を7つ出現させて操作する(調整中であり、能力としてはまだ未完成なものがある)。 他の禁手化のような派手さがなく、静かに発動するのも特徴の一つ。 球体は全て同じ外見をしているため対処が難しく、よほどの実力者でなければ能力を打ち消すことができないうえ、1つ破壊された程度ならすぐに体から元通り出現させられる。 また、球体を形状変化させることもでき、槍のように変形させて相手を貫いたり、手のような形に変化させて物を運ばせることもできる。 また強力な力を持った個人と戦うときにはあえて七宝を展開させず、その余力を槍の聖なるオーラの強化に回すことも可能で、その際には聖遺物が弱点である悪魔はおろか他の種族であろうとオーラに掠っただけでもタダでは済まないほどの恐ろしげな極大の波動を放つようになる。 輪宝(チャッカラタナ) 球体を槍状にして相手の持つ武器を破壊し、更にその余波で相手の肉体を貫く。 相当な手練れでないと対抗できず、未完成だった頃のエクス・デュランダルも一度破壊されている。 女宝(イッティラタナ) 球体が放つ輝きに包まれた女性の異能を一定時間、完全に封じ込める。 相当な手練れでないと無効化できない。 馬宝(アッサラタナ) 任意の相手を転位させる。 所有者の意思で自在に転移でき、相手が龍王クラスでも抵抗できない。 珠宝(マニラタナ) 襲い来る攻撃を他者に受け流す。 球体の正面に生み出した黒い渦で攻撃を吸収して、新たに作り出した渦からその攻撃を放つ。 象宝(ハッティラタナ) 飛行能力を得る。 足元に球体を置くことで、自由自在に空中を移動する。 自分以外のものを浮遊させることも可能。 居士宝(ガハパティラタナ) 幻影で人型の分身を生みだし、従える者を作り出す。 分身を破壊されても本体や「七宝」にはダメージがない。 木場の「聖覇の龍騎士団」に似ているが、方向性は異なるらしい。 12巻時点では分身に己の技量を反映するには至っておらず、未だ調整が必要で未完成な能力だったが、真3巻では魔王クラスのソネイロンの目を欺けるほどの完成度になった。 将軍宝(パリナーヤカラタナ) 球体そのものを対象に直撃させ破壊する、ヴァーリ曰く「破壊力重視の球体」。 真「女王」すら破壊する威力があるが、「輪宝」と能力が被っているのが問題点とされ、曹操は「未完成で能力も曖昧」と語っている。 さらに、禁手を上回り、「覇龍」にも匹敵するとされる、「 覇輝(トゥルース・イデア)」と呼ばれる物が存在する。 亡き「聖書の神」の「遺志」が所有者の野望を吸い上げ、相対する者の存在の大きさに応じて、圧倒的な破壊力や祝福で心を得る力など、様々な効果、を起こすという能力で、トライヘキサ戦で発動に成功した際には強力な邪悪を退ける力が発生し、量産型邪龍や偽赤龍帝はおろか天龍級の邪龍アポプスにすら影響を及ぼした。 ただし、魔法力に乏しい曹操は制御できておらず、発動の成否がこの「遺志」に委ねられているため不安定であり、魔獣騒動でイッセーと戦った時は彼の夢を選んで「遺志」が「静観」を決めたため使うことすらできなかった。 従来の順位では神滅具の中で2番目に強いとされ、を操り、、いかなる自然属性をも支配できる。 超広範囲に効果を及ぼす神滅具のひとつ。 その能力は炎の球や氷の槍を作って放る、氷の柱を地面から生やすといった攻撃だけにとどまらず、屋内のように空がない場所でも、雲を作って雷を落とす、「ハーデス神殿」の中にいた大多数の死神を氷の中に閉じ込めるなど非常に強力で、本領を発揮できる屋外ならば町一つを荒れた天候で包み込むことさえ可能である。 直接戦闘以外でも、荒天による敵の足止めから、雨水を利用した飲料水の確保まで幅広く役に立てることが出来る。 また、大きなを作り出し、仲間を包んで天候の影響から守ったり、スクリーンの代わりにして映像を写すことも可能。 さらに、デュリオは「 虹色の希望(スペランツァ・ボッラ・ディ・サポネ)」という応用技を編み出している。 七色に輝くシャボン玉を飛ばして、触れた者に大切なことと大切なものを想い出させる効果があり、攻撃力は一切ないが、戦意を喪失させるには十分すぎるほどの性能を発揮する。 なお、大切なものを自分の心の中に常に持っているものには効果がない。 禁手は「 聖天虹使の必罰、終末の綺羅星(フラジェッロ・ディ・コロリ・デル・アルコバレーノ、スペランツァ・ディ・ブリスコラ)」。 天使の輪が4つに、黄金の翼が12枚にまで増えるという肉体的な変化が現れる。 無数のシャボン玉を放ち、そのシャボン玉に包まれたものにあらゆる天罰(業火・突風・冷気・雷といった様々な自然現象)を与えるというもの。 後天的に亜種と化した珍しいタイプである。 攻撃に使うシャボン玉は見た目以上に頑丈で、トライヘキサ級の相手でもない限り内側から割るのは困難である。 創造系神器の最高峰に当たる、使用者のイメージした生き物を作り出すことが可能な神器。 直接的な攻撃力は皆無に等しいが、最高難度とされる龍殺しの魔物はもちろんのこと、神滅具だけあって理論上は神殺しの魔物すら創造できる。 極めれば怪獣映画に出てくるような巨大怪獣を大量生産することが可能で、小国なら短時間で蹂躙できる力を持つため、「絶霧」と共に「神器システムのバグが生んだ最悪の結果の1つ」とも言われている。 登場した禁手は亜種で「 破滅の覇獣鬼(バンダースナッチ・アンド・ジャバウォッキー)」(命名はアザゼル)。 体長150メートルはある魔獣「 豪獣鬼()」とそれより一回り大きな「 超獣鬼()」を生み出し、さらにその魔獣の体からも小型のモンスターが無数に発生する。 作中では「悪魔のアンチモンスター」として創造されたため、光を武器としているうえに最上級悪魔の集中攻撃でも体の表面がわずかに傷つくほどのダメージしか与えられず、なおかつその傷すら即座に回復してしまうという難敵で、アジュカとファルビウムから特殊な術式が届くまで足止めに徹することしかできないほどだった。 ただし強制的な禁手化の代償でレオナルドは廃人同然の状態になってしまった。 絶霧(ディメンション・ロスト) 所有者: 上位神滅具の1つ。 所有者を中心に無限にを生み出し、超広範囲に効果を及ぼす神器。 結界系神器では最強の力を持ち、対象を霧で包み込むことでかく乱や防御をしたり、霧の中に入ったすべての物体を封じ、霧に触れた者を任意の場所に強制転移させることもできる。 直接的な攻撃力は皆無に等しいが、たちが操る霧よりはるかに特異性が高く、大人数を一度に「次元の狭間」などの人が生きていけない場所へ放り込むこともできるため、使い方次第で国1つ滅ぼすことも可能な力を持ち、「魔獣創造」と共に「神器システムのバグが生んだ最悪の結果の1つ」とも言われている。 転移の際には生暖かい霧に包まれる感触があるが、相手が神クラスで前兆を感じとったとしても抵抗は難しい。 ただし、「霧」を能力の起点とする関係上、アバドン家の「穴」のような「吸い込む」攻撃には弱い。 禁手は、所有者が望む結界装置を霧の中から創造する「 霧の中の理想郷(ディメンション・クリエイト)」。 結界にはさまざまな効果を付与することができる。 これによって現実そっくりの結界疑似空間を作り上げることが可能で、その内部へ敵を転移させることができる。 相当な術者でなければ疑似空間を出入りすることは難しく、術者が自分で解除するか倒される、あるいは結界装置を破壊されるかしないと空間からは脱出できない。 装置は普通の方法では破壊できず、基本的に一度結界を発動させない限り解除できない。 疑似空間そのものもかなりの強度があり、結界で何重にもプロテクトをかけて装置さえ守っていれば、内部で「ドラゴンブラスター」を乱射されても完全には壊されず、オーディンのように術に長けた神でも破壊できなかった。 ただし、魔王クラスから神クラスの力があれば、結界装置そのものを破壊されてしまうおそれがある。 また、神クラスの存在が外部から干渉を行った場合、空間の制御を奪われてしまうことがある。 なお、空間内で生物を創造することは不可能という制限がある。 赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア) 所有者: 声 - (ドライグ) 二天龍の片割れ、 の魂が入った左手用の。 神滅具の1つ。 「 倍加」と「 譲渡」の力を宿している。 「倍加」は10秒ごとに「 Boost(ブースト)」という掛け声とともに自身の能力が2倍になる能力で、「 Explosion(エクスプロージョン)」という掛け声と共に増加した力を発動し、「Reset(リセット)」の音声で制限時間が告げられるまでその力を行使できる。 また、「 Transfer(トランスファー)」の掛け声で増加させた力を他者に「譲渡」する能力「 赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)」も持つ。 イッセーは「倍加」をメインに直接攻撃するスタイルだが、「譲渡」で敵の能力を暴走させて攻撃に転用できるほか、ドライグによると歴代赤龍帝には「譲渡」をメインにしていた精霊術師や召喚術師がいたとのこと。 ただし、能力を使うたびに体力を消耗していくうえ、倍増するたびに身体への負担が増していくため、積載量の上限を超えて力を高めると「Burst(バースト)」の音声と共に宿主が昏倒してしまう。 禁手は「 赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)」で「赤龍帝」の力を具現化させた赤い全身鎧。 「 Welsh Dragon Balance Breaker(ウェルシュ・ドラゴン・バランス・ブレイカー)」の音声とともに発動する。 禁手後は一気にパワーが増大する上、そこからさらに一瞬で何度も「倍加」して使用、あるいは「譲渡」する ことが可能。 覚醒直後でも、特に倍増していないオーラの弾で山を吹き飛ばすほどの力を得る。 初期状態では飛行能力を持たないものの、背部のブースターを噴射して高速挙動ができる。 禁手化するまで「倍加」も「譲渡」も使えない時間があり、解除後しばらくは「赤龍帝の籠手」も機能しなくなるという弱点があるが、修行によって時間を短縮することは可能。 「覇龍」発動時には、鎧が有機的に変化して小型のドラゴンのような姿に変わる。
次のグループ名:ハイスクールバンバン 出身:愛知県名古屋 メンバーの関係: avex artist academy名古屋校の仲間 メンバー: ボーカル 天音(中杉天音) 16歳 ボーカル あいな (西村愛菜)19歳大学2年 コーラス 代官山(貫代実津季)18歳高校3年 コーラス いぶき (古橋息吹)18歳 ボイパ ルーシー(龍成)17歳 映像でチラっと出てましたが・・・ avex artist academyに通う仲間の5人です! avex artist academyといったら、全国3,500人の生徒をかかえる育成するスクールです。 ヴォーカル、ダンス、ダンス&ヴォーカル、と音楽のジャンルから、モデルなど様々なジャンルのエンタテイナーが卒業し、デビューしています。 とにかく、数々の有名人卒業生がいっぱいです。 ハイスクールバンバンは、このavex artist academy名古屋校に通う優秀な逸材5人を集めて結成されたグループというわけ。 そりゃーうまいわけだ!! 結成わずか 3か月というから驚きですが、それもそのはず! それぞれが音楽活動をして活躍している実力者なんです。 それぞれのプロフィールはこちら! ハイスクールバンバン天音 ハートのサングラスが可愛かったボーカルの中杉天音ちゃんは、グループ最年少の16歳! コーラスのいぶきと AMAIBUというユニットで活動しています。 あまねと いぶきで あまいぶとはかわいいユニット名ですね。 2018年は活動お休みしていましたが、今年から活動再開しています。 西村愛菜ちゃんは、大学2年生! ハイスクールバンバンというグループ名で制服の衣装といい、高校生を意識したグループに唯一1人だけ大学生のメンバーでしたが、あえての学ランにバッチリメイクで存在感をアピールしてましたね! パンチのある歌声に、英語の発音も素晴らしい! ニューヨークで2週間歌を学べるなんて夢のようだ!!!こんなチャンス滅多にないから挑戦したい。 どうか当たりますように…🙏🥺💛【ヴォーカルコース希望】 — Aina Nishimura aippppppi ハイスクールバンバン代官山 貫代実津季ちゃん、18歳高校3年です。 かんだい みづきちゃんと読みます。 ハモネプでは、コーラスを主に担当していましたが、ソロでも活躍しています。 スタイルもよく、かわいい~と人気です。 2019. ふるはし いぶき くんと読みます。 ソロシンガーとして活動していますが、ボーカルの天音と AMAIBUというユニットで活動再開しています。 ハモネプ放送後にオリジナル曲の発表がありました。 皆様からDMとリプ未だに沢山届いていて、全て読ませて頂いています。 話は変わりますが、僕RUSYはビートボックスのアジアNo.
次のプリと僅差で準優勝を獲得する快進撃を見せた。 ・バンバンは、東京・・大阪・福岡に拠点を置くの、・の校から誕生した。 は、圧倒的なハイトーンが魅力の・西村愛菜、との安定感が光る古橋息吹、安定したので魅了する貫代実津季、パワフルかつ表現豊かな歌唱力が魅力の中杉天音、声で音を操るボクサー・RUSYの5人。 がとしての歌唱力があるうえ、RUSYはボクサーとして様々な大会で活躍している。 この日の放送では、が次々と入れ替わる変幻自在のと若さゆえので予選突破。 決勝でも圧巻のを披露し、見事、準プリに輝いた。 また、この好成績が評価され、に開催される『9』三重公演にとして出演することが決定。 に参加する人は、ぜひ彼らの勇姿をその目で確かめよう。 ) 掲載:M-ON! Press 関連ニュース•
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