公認会計士は会計、税務のプロフェッショナルとして、生涯活躍できる素晴らしい資格です。 「監査証明業務」と「税務業務」の2つの独占業務を有するところが魅力で、士業は独占業務の範囲がどの程度かにより価値が変わりますが、特に公認会計士はその独占業務の範囲が広い資格としては最高ランクと言っても過言ではないと評価されています。 尚、「監査証明業務」は公認会計士と、その公認会計士が所属する監査法人しかできない業務です。 他にも独占業務を持つ資格はありますが、ほぼ毎年同じクライアント様から仕事をいただけるのが公認会計士の「監査証明業務」であり、このような安定した収入を期待できることが高い報酬につながっているのが実態です。 また、多くの業務に携われることころも公認会計士の魅力で、「監査証明業務」と「税務業務」以外にも、その知識を活かした「コンサルティング業務」や「講師業 大学教授も含む 」で生計をたてている公認会計士も多数います。 最近では好景気による人手不足の影響から、報酬にも非常に期待ができます。 年度によって多少異なるものの、おおよそ4年から5年でほとんどの公認会計士が年収1,000万円の大台を超えており、バブル期でもないこの時代に、他にない厚遇の職業と言えます。 業務自体も社会貢献が高く、やりがいのある仕事ばかりです。 将来性にも期待でき、上場企業が強制的に移行させられると言われているIFRS(国際財務報告基準。 現在はこのIFRSを含めて、日本基準、米国基準、日本版IFRSの4つの基準から任意で選択できるようになっています。 )導入のコンサルティング業務バブルが目の前では期待でき、その他にも公的機関等の「監査証明業務」自体が義務化されてきており、業務が増え続ける一方です。 そして、グローバル業務も多く、この先も日本企業の海外進出が更に増えることを考えると、明るい話題ばかりです。 その一方で、AI(人工知能)のひろがりから業務が少なくなるとも言われていますが、正しい見方としては、AIが最終的な意思決定ができるわけではないことを考えると、得意な分野(定型業務)をAIに頼りながら将来は業務を進めていけるということになるでしょう。 また、少子高齢化も無関係で、学歴、男女差に関係なく働け、且つ安定した仕事なのに高い報酬と魅力だらけなのが「公認会計士」です。 当サイトオススメのスクール クレアール 通信講座オススメ度: 効率よく学習できると評判ので、忙しい社会人の方や、学生生活と両立をして合格を目指す方には最適のスクールで、48年の指導実績で積み上げたノウハウで短期合格者を多数輩出しています。 スクールの大きな特徴である学習法「非常識合格法」は、そのノウハウが書籍化されているほど革新的なもので、累計で6万部以上も発刊されているベストセラー書籍となっています。 このスクールの合格体験記を見ると、高学歴ではなくても、また、年齢にも関係なく、どのような方でも合格されており、この点も評価が高いです。 また通信講座中心に展開されていることから、合格者数ではなく、高い合格率を目指しているようで、CM等宣伝広告費を最小に抑えているため、お得な受講料で学習スタートできるのも特徴です。 講義もカリスマ講師や元試験委員(本試験問題の作成、及び答案の採点をする人)が担当されるところも凄く、大学予備校の東進ハイスクールのようです。 講義時間も約60分の単元別になっており、スキマ時間も有効活用ができるようで、忙しい方にはピッタリです。 質問もほぼ毎日電話で受けてくれる為、安心して学習を進められます。 その他として、薄いテキストも大きな特徴で、本試験分析の精度の高さから、学習範囲が絞り込まれており、使用するテキスト数も非常に少なく、社会人の方でも難なく消化できます。 勿論スマホ、タブレットでも学習できるマルチディバイス対応。 音声データなども標準スペックで、音声データはダウンロードでき、ブラウザに幅広く対応している為、移動中でも学習ができ、時間の有効活用ができます。 何回転も復習できるから実力がつき、まさにお忙しい方に最適です。 私の知り合いの社会人の方もクレアールで合格しました。 TAC 通信講座オススメ度: TACは通信講座よりも学校の方が有名ではないでしょうか? 都心や地方都市などで、校舎を見たことがある方も多いはずです。 TACは通学だけではなく通信講座も行っています。 合格実績はもちろん、会計士試験に精通した講師や長年蓄積してきた合格するためのノウハウを蓄積しています。 また、全国展開している最大規模の受験指導校であるため、公認会計士試験の合格を左右するスケールメリットを得られます。 合格実績・スクール規模ともにTACなら安心で、就職までを充実したサポート体制です。 WEB講座、DVD講座、資料講座と別れており、また質問も回数、時期に制限がり、フォローなどは別途有料ではありますが、一人で黙々とやれる方には向いています。 ただし通学校舎が多いため、通学しやすい場所に校舎がある方は、通学した方がよさそうです。 ただし、通学に関しても、若手講師の起用が多く、講義に当たり外れが大きいと言われています。 大原 通信講座オススメ度: 「本気になったら大原」のCMでお馴染みの大原。 校舎も主要都市にあり、ご覧になったことがある方も多いと思います。 以外に知られていないですが、実は通信講座も行っております。 「一発合格」+「内定」を実現させる3つのポイントとして、・大原の常勤講師体制・大原の最新新作教材・大原のカリキュラム、が上げられます。 ただし、ライブ講座の進捗によってお届け時期が左右されることから、時間のある方が前に前にと学習を進められないところはやや難。 講師は公認会計士の方ばかりではありません。 また通学をして合格を目指す方には最適で、大学生中心のクラス構成となり、専門学校が母体であることから、じっくり、しっかりと学びたい方にどちらかと言えばオススメです。 LEC 通信講座オススメ度: LECは通信講座よりも学校の方が有名ではないでしょうか? 日本全国の主要都市に校舎がある為、実際に校舎を見たことがある方も多いと思います。 公認会計士試験において、LECの答練、模試は数多くの論点を的中させ手ており、本試験での論点的中の多さに受講生からも驚きの声が上がっています。 学習スタイルは、通学講座、Web講座、DVD講座など様々なスタイルが用意されていますが、それぞれがオプション設定となっており、教材費(過去問題集は(別売)まで含めて考えると、費用は他の通信講座と比べて高めとなっています。 普段聞けない資格の基本的な疑問から効率的な学習法まで、公認会計士の最新情報をガイダンスしてくれる資格説明会など、講師・専門スタッフが直接要望聞き、最適な受講プランを提案してくれるなど、実際に会って説明してくれるのはとてもあり難い事。 ただし、やはり校舎があるからこそできる事。 実力のある有名講師が多数在籍していますが、通学講座、通信講座、さらには受講コースごとに様々な講師が在籍していますので、講師との相性も大切になります。 有名講師の講義を通学スタイルで聞けて、かつお金にも余裕がある場合はおすすめの1社となります。
次のその場合、 大原の「2年初学者合格コース」がおすすめです。 このコースは通学講座だけでなく通信講座のどちらもあり様々な環境での受講が可能です。 学生だけでなく社会人の方であっても比較的ゆとりをもって学習を開始することができます。 他校は70万円程度するのに対してLECは短答講座258,000円で受講でき、2020年5月の短答式試験に合格すると論文講座は5万円という破格の値段になります。 そのため LECの公認会計士講座代は278,000円(通学は298,000円)で受講することができます。 合格といったものを考慮するとLECは安くなりますが、そうでない場合は クレアールが最も安く受講する事ができます。 難関試験の1つの 公認会計士の資格ですが、その 将来性は非常に高いものがあります。 現在、公認会計士は 売り手市場となっており合格すればほとんどの人が監査法人等へ就職することが可能です。 また、監査法人も人手不足の影響やいち早く優秀な人材を確保するために、論文試験合格だけでなく短答試験合格者であっても監査法人への就職を採用する所もあります。 売り手市場はいつまで続くのかは難しいところがありますが、数年はこの状況が続くものだと言われています。 この売り手市場の間に合格してしまいましょう! 東京CPA 東京CPAには「 オーダーメイドカリキュラム」といったものがあり、あなたの状況にあわせたカリキュラムを作ることが可能です。 パンフレットにはDVDが付属しており 1回目の簿記講座(レジュメ付) さらに 28人の合格体験記が別冊の特典付となっています。 また、公認会計士講座は簿記資格をお持ちの方に対し、 受講割引を行っています。 詳しくは下記資料請求後パンフレットをご覧ください。 見るべき箇所は「合格年度、学習開始時期、対象者、受講料金」の4つを参考に自分に合う専門学校とコースを探してみてください。 ここでは「会計士にはこんなコースがあるのかぁ」程度に気楽にご覧ください。 公認会計士 通信講座・通学講座比較表 専門学校・コース別一覧表 大原 コース名 合格年度 開始時期 対象 受講料金 入門1年本コース 2020年 19. 5~6月 専念・学生 710,000円 1. 5年スプリング本コース 2020年 19. 3~4月 専念・学生 720,000円 2年初学者合格コース 2021年 19. 3~8月 全員 770,000円 東京CPA コース名 合格年度 開始時期 対象 受講料金 1年速習コース 2020年 19. また、比較的時間のある方でなおかつ死ぬ気でがんばれる初学者の方は「1年速習コース」を受講してもいいでしょう。 というのもこのコースは2020年5月短答、2020年12月短答を目指しているため、スケジュール的には厳しくなっているからです。 その点「2年スタンダードコース」は2020年12月短答を目指しているので、社会人の方であっても時間が取れるコースとなっています。 LEC コース名 合格年度 開始時期 対象 分類 短答合格コース 2019年12月短答 2020年5月短答 19. 2~19. 7月 全員 258,000円 短答合格コース 2020年5月短答 2020年12月短答 19. 8~20. 1月 全員 258,000円 LECの場合、短答試験に合格してから論文コースを申し込むという流れになるので、短答試験に合格しないまま論文を受験しないのに論文代を払わなくても済むメリットはあります。 クレアール コース名 合格年度 開始時期 対象 受講料金 1年合格全力投球コース 2020年 19. 上記の表のように申し込むことができるコースはたくさんあります。 公認会計士 コースの選び方 初めて講座・コースを受講する場合、不安は大きく失敗はしたくないでしょう。 そこで、ここでは「 初めて公認会計士を受講する」場合を考えてみましょう。 コースは大きく分けると「初学者用」、「受験経験者用」の2種類がありますが、あなたはどちらのタイプになりますか? 公認会計士の受験が初めての方は、上記表の「初学者」の中にある8つのコースから選ぶことになります。 公認会計士の講座を受講される方へ 上記表の中から選んでいきますが、その選び方をこれからご紹介いたします。 ただ、そうはいっても初めての場合は目安といったものが分かりづらいでしょう。 公認会計士の勉強は 基本的に1. 5年~2年の勉強期間を要しますので、例えば現在2019年6月ならばこのように考えます。 社会人であまり時間の取れない方は3年計画などになり、2022年合格目標ということもあるでしょう。 公認会計士試験の勉強は短期間で一気に突破するのが短期で合格する秘訣なところがあるので、 忙しい方以外は2021年合格目標を選択する方がいい結果に結びつくことが多いでしょう。 ここではまず、 2021年合格目標ということを覚えておきましょう。 大原 コース名 合格年度 開始時期 対象 受講料金 入門1年本コース 2020年 19. 5~6月 専念・学生 710,000円 1. 5年スプリング本コース 2020年 19. 3~4月 専念・学生 720,000円 2年初学者合格コース 2021年 19. 3~8月 全員 770,000円 東京CPA コース名 合格年度 開始時期 対象 受講料金 1年速習コース 2020年 19. 5~8月 全員 790,000円 LEC コース名 合格年度 開始時期 対象 分類 短答合格コース 2019年12月短答 2020年5月短答 19. 2~19. 7月 全員 258,000円 短答合格コース 2020年5月短答 2020年12月短答 19. 8~20. 1月 全員 258,000円 LECは短答講座、論文講座の2つに分かれていますので、ここでは開始時期を参考にし、どちらもあてはまります。 専念・学生の方は春生コース、社会人の方は秋生コースがいいでしょう。 クレアール コース名 合格年度 開始時期 対象 受講料金 1年合格全力投球コース 2020年 19. (青色のもの) 次は いつ学習を始めるのか?といったことを確認します。 7つに絞ったコース全てにおいて開始時期を満たしています。 7つのコースはこの2つを満たしているということになります。 もう1つ確認しておきたい項目として「 対象者」があります。 ・受験専念なのか? ・大学生なのか? ・社会人なのか? ・主婦なのか? 対象者が違うと最適なコースも異なってきます。 対象者が「全員」となっているものはどのような人でも勉強することができるコースということになります。 しかし、授業に追いつく事は無理ではありませんが、まとめて詰め込む必要があるため消化不良にならないような工夫と授業においつくまで時間がかなり取れる場合は申し込みをしてもいいでしょう。 特に受験専念の方はまとまった時間が取る事ができるので、一気に進める事で忘却といったものが少なくまた効率よく勉強する事ができる強みがあります。 また、 簿記3級や2級を持っている人ならば簿記3級や2級の講義はなく本講義が始まって合流するような流れになっているので、簿記資格や簿記の勉強をしたことがある人ならば開始時期に間に合っていなくても全く問題はありません。 特に1級資格を持っている人ならば本講義も苦労せずにこなすことができるので、多少本講義が進んでいても大丈夫でしょう。 これ以降については、受験者・合格者数が最も多い大原と受講料金が安く社会受験生も多いLECのスケジュール比較してみましょう。 大原とLECのスケジュール 大原とLECの「 短答式試験までのスケジュール」比較をしてみるとその違いがよく分かります。 しかし、 LECは12月短答式試験が終わってから短答の上級講義がはじまり、それを経て短答式試験合格に必要な知識等を養成し、5月短答式試験合格を目指すようになっています。 LECは他校と違って短答のみ合格を目指すので、短答式試験に1年ではなく1. 5年かけて目指す場合はLECのスケジュールは使い勝手がいいでしょう。 というのも、入門・基礎をしっかり固めてから上級期で再度講義があるので、復習を兼ねて少しずつレベルアップをする事が可能です。 そのため1. 5年~2年で無理やりスケジュールを詰め込む社会人の場合は厳しくなりますが、LECのスケジュールは社会人にもこなす事ができるでしょう。 このコースの対象者 専念、学生、社会人すべての方が対象となっており、合格に必要なものは全て詰まっているコースとなっています。 2年初学者合格コースのコースの中身 上記スケジュールの各講義は以下のとおりとなっています。 次は論文科目から加わる租税法と選択科目(ここでは経営学を紹介) この2科目については12月の短答式試験が終わってから講義が始まります。 メモ 以前は短答試験前に租税法の講義がありましたが、短答式試験の重要性を考えて大原は論文科目を短答式試験以降から講義がはじまります。 そのため、短答式試験に集中して勉強する事が出来るメリットがあります。 講座以外にも大原の肢別チェックは短答式試験で重宝する教材となります。 LEC 短答合格コース LECは基本的に短答・論文を分けて考えていますので、こちらは 短答のみのコースとなります。 短答合格コース受講生が 目標年度の短答式試験に合格すると、 論文コースを5万円で受講できる大特典があります。 受講料金を抑えたい方にはおすすめのコースです。 LEC 短答合格コースの中身 (入門) 財務会計 入門講座56回 短答入門答練10回 管理会計 入門講座25回 短答入門答練5回 監査論 入門講座10回 企業法 入門講座8回 (上級講座) 財務会計 上級講座37回 管理会計 上級講座15回 監査論 上級講座15回 企業法 上級講座15回 (計算答練) 財務会計 短答計算力ブリッジ6回 管理会計 短答計算力ブリッジ6回 (短答答練:ポイントアップ答練) 財務会計5回 管理会計5回 監査論 5回 企業法 5回 短答模試1回 LECはこれ以外に一問一答の教材などもあります。 LEC 論文合格コースの中身 (論文講座:グレードアップ講座) 財務会計10回 管理会計10回 監査論 10回 企業法 10回 租税法 30回 経営学 15回 論文プレ答練(論文講座と論文答練の橋渡的な存在) 財務会計20回 管理会計20回 監査論 15回 企業法 15回 租税法 15回 (論文答練:グレードアップ答練) 財務会計10回 管理会計10回 監査論 10回 企業法 10回 租税法 10回 経営学 10回 論文模試1回 ・通学 ・通信 この2つに分けることができます。 通学は学校に行って勉強をするタイプであり、通信は自宅などで勉強をするタイプになります。 圧倒的に おすすめなのは通学講座になります。 その理由はズバリ「 通学講座の合格率が通信講座の2倍以上いい」からです。 それでは次はそれぞれの受講形態について、まずは通学講座から紹介します。 <通学タイプ> 1.教室講義 全国にある校舎に通って受講する学習形態です。 これはイメージどおりかと思いますが、 講師が生で授業をするタイプとなります。 よく「生講義」「ライブ講義」などと言われます。 通学できる範囲が限られるのが欠点ではありますが、 通学圏内の方はできる限り教室講座を受講するようにしましょう。 学校に行けなかった時や復習をするために再度講義を視聴したいときなど使い方は様々あります。 3.個別DVD、または提携通学DVD(web) 校舎に通ってDVDやwebを見る学習形態です。 ビデオブースと呼ばれる部屋(簡易的な仕切りがあります)を使います。 校舎によっては講師が待機しているところもあり、そういったところは質問をする事もできます。 わざわざ学校に行ってDVDを見るの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。 このタイプでの受講は全国でも多く、 学校に行かないと授業を視聴することができないため半分強制力のようなものがあるため、通信のデメリットである講義をためることがありません。 また、周りも学校を利用しているので 友達などができやすい大きなメリットがあります。 <通信タイプ> 4.web通信 自宅等のパソコンを使ってwebで講義を受講します。 ・教室講義との大きな違いは、 いつでも講義を視聴することができること ・ 倍速機能を使って3時間の講義を2時間で視聴することも可能 (実際にこのように使う人は多いです) ただし、先ほども述べたように講義をいつでも視聴することができるということは、今やらなくてもいいので講義をためやすいデメリットがあります。 また、家だとどうしてもリラックスしてしまい集中力は少なからず落ちてしまうデメリットもあります。 5.DVD通信講座 ネット環境がなくてもDVDを使って講義を受講する事ができます。 メリット・デメリットは基本的にはweb通信講座同様です。 DVD通信講座の1つのメリットはweb通信の場合は受講期限といったものが試験日あたりに設けられており、それを過ぎると視聴することができなくなります。 DVD通信講座の場合は手元にDVDがずっとあるので 視聴期限といったものがないためいつでも見る事ができます。 しかし、 DVD通信講座は受講形態の中で講座料金が最も高くなります。 公認会計士講座比較まとめ ここでは 最も合格者数が多い大原と 最も安く済ませることができるLECを比較してみましょう。 (短答) 短答対策においては、 LECの答練の問題・解説、一問一答は優秀なため差はないように感じるかもしれません。 しかし、大原のステップ答練、短答答練、短答模試の成績の結果表による自分の位置確認や弱点を確認できることはLECより強いといえます。 特に自分の今現在の計算力を早い段階から知る事は合格において重要な事です。 ただし、受講料を安く抑えたい場合はLECでしっかり勉強をすれば合格する事は十分可能であり、実際現在知人にも短答合格者はいます。 (論文) 論文においては、LECの論文講義等に時間を費やすのは厳しいでしょう。 時間があって教材をこなす事ができるなら善戦することができるかもしれません。 (追記) 2018年8月論文試験においては、社会人であってもLECの論文対策をして合格している方もいらっしゃいます。 合格可能性を高めたい人は 大原をおすすめしますが、受講料金をどうしても抑えたいという方は LECという選択肢も十分にあります。 専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。
次の1.学習ペースを守る まず、通信講座はいつでも好きな時に、好きな場所で学習できるというメリットがあります。 その反面、拘束されていないので、つい学習が後回しになりやすいというデメリットがあると思います。 公認会計士の様に学習のボリュームが多い試験では、カリキュラムからの遅れは大きな負担になります。 そのため、必ず1週間や1か月単位の学習目標を立て、まずはそのスケジュールを守るということを大切にしてほしいと思います。 2.カリキュラムの全体像を知る 次に、通信講座は、情報が入ってきづらいというデメリットがあります。 合格までに必要な学習量の全体像を誤解したまま、学習を継続してしまう恐れがあります。 そのため、まず、講義が全部で何回あるのか、復習にはどれぐらいの時間がかかるのか、直前の反復期間はどの程度想定しておくべきなのかといったような、学習の全体像を知ることが重要になります。 身近に、公認会計士試験の合格者がいればその方に聞くのもお勧めですが、可能であれば、ご自身が学習している学校の講師に直接電話などでしっかりと相談することがお勧めです。 3.学習方法・学習戦略の王道を知る また、通信講座をしていると、科目ごとの学習方法や、科目の性質に伴う学習戦略などの情報も入ってきづらくなります。 そのため、それぞれの科目の学習方法や学習戦略の立て方などで疑問が生じた場合にも、公認会計士試験の経験者や講師に相談するようにしましょう。 4.質問を沢山する 上記で述べてきた、学習カリキュラムの全体像、学習方法、学習戦略を正しく知ると同時に、論点ごとの疑問点を解消するためにも、どんどん講師に質問することがお勧めです。 1週間学習してたまった質問を週末に電話でまとめて聞く、SNSなどで講師に直接質問するなど様々な方法がありますので、疑問点を放置せずに、どんどん質問することがお勧めです。 そのため、学校選びに関しても、質問体制が本当に整っているのかどうかは、しっかりと確認した方がいいと思います。 5.勉強仲間を作る 上記の様々な情報は、勉強仲間から得ることも可能です。 また、勉強仲間の存在はモチベーションの維持にも大きなプラスになります。 この勉強仲間を作りづらいということも通信講座のデメリットではありますが、近年は、SNS上で同じ目標の仲間を探すことも容易ですし、オフ会などで仲間と交流を図る、『studyplus』のような学習アプリで、同じ公認会計士を目指している仲間を見つけるなど、様々な勉強仲間とつながる方法もありますので、是非積極的に勉強仲間を作るようにしましょう。 合格に大きなプラスはもちろん、合格後に同じ業界の大切な仲間にもなります。 6.答案練習はなるべくタイムリーに受ける 答案練習は、現状の実力を把握し、改善点を把握する貴重なチェックポイントです。 しかし、通信講座ですと、つい、答案練習を解かないでたまってしまうというリスクも高くなります。 そのため、答案練習は必ずタイムリーの受け、現状を把握する意識は大切にしてほしいと思います。 以上、通信講座は、好きな時間に、好きな場所で学習できるという大きなメリットがありますが、デメリットもそれなりにある受講形態です。 そのデメリットを無くすために、通学講座を受講するという選択肢もありますが、様々な事情から通信講座を選択される場合には、通信講座のメリットを最大限に享受しながら、デメリットを最小限に抑えていくことが重要です。 そのためにも、上記のようなポイントを実践し、公認会計士合格を通信講座で勝ち取ってほしいと思います。
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