初級II(第26〜第50課)• 1つの文型を導入したら、基本的な口頭練習(「パターンプラクティス」と言います。 )を十分行い、書き練習で定着させます。 それからクラスのレベルに応じた応用練習を行います。 全ての文型が習得できればその課は終了です。 私の場合1つの課で要する時間は、4時間から6時間くらいです。 一般的な進度より少し遅めです。 その理由は、私の授業は「とにかく文型を暗記して試験に合格させること」ではなく「 日常で不便がないレベルの日本語を、実際使えるように身につけること」であるからです。 また日本で学習している外国人学生の多くは生活のためにアルバイトをしています。 そのため自宅学習をする時間があまり取れないのが現実です(これは日本の大学で働いてから知りました)。 ですので私はできるだけ 教室の中で全てを覚えさせるつもりで授業を行っています。 以下各項目ごとに使用する教材などをまとめます!ご参照ください。 語彙の教え方 語彙は「みんなの日本語」の補助教材を使用します。 「みんなの日本語」の文型を勉強します。 耳で聞いて話す練習に集中させるため教科書は 基本的には開いていない状態にします。 導入の時は絵やジェスチャーで状況を示し、その時日本語でなんというか例文を提示します。 例文の内容は最も重要です。 海外の語学学校で教えている場合、面白い状況やその国にしかない固有名詞などを用いるのも楽しいですが、基本的に 奇をてらわず平凡な文にした方がいいです。 教員はウケるだろうと思っていても初級の学生には意味が通じていない場合があるからです(経験談)。 例文導入の際にはこちらの「」本をよく使います。 例文が豊富なので、口頭練習や復習の時にも大活躍します。 教案作成や前日の復習にも何でも使えます。 口頭練習の仕方(みんなの日本語 練習B) 話せる日本語を習得するためには「 頭で文型を作らなくても、瞬時に文が口から出ること」ができるようになる必要があります。 そのため文型の導入後はたくさんの口頭練習を行います。 単語を入れ替えたり、動詞を活用させる単純な練習をしたりします。 飽きさせないように工夫しながら時間をかけて行います。 パターンプラクティスには以下のような練習があります。 (教師:T 学生:S) リピート練習 ・ ・・教師が言った文をそのまま繰り返す口頭練習のこと。 例 T: これは日本の本です。 S: これは日本の本です。 T: これはペンじゃありません。 S: これはペンじゃありません。 代入練習 ・・・教師のキューをもとに、学習者が文型に語彙や表現を代入する口頭練習のこと。 例 T:日本 S:私は日本人です。 T:中国 S:私は中国人です。 T:ベトナム S:私はベトナム人です。 変形練習 ・・・教師のキューに従って文を変換させる口頭練習のこと。 例 T:ない形で言ってください。 ここでタバコを吸います。 S:ここでタバコを吸わないでください。 T:図書館で話します。 S:図書館で話さないでください。 拡大練習・・・言葉を順次増やして長い文にしていく口頭練習のこと。 例 T:行きました。 S:行きました。 T:会社 S:会社へ行きました。 T:バス S:バスで会社へ行きました。 T:一人 S:一人でバスで会社へ行きました。 応答練習 ・・・ 質問と応答をする口頭練習のこと。 例 T:日本料理が好きですか。 S: はい、好きです。 T:どんな日本料理が好きですか。 S1:天ぷらが好きです。 /S2:すき焼きが好きです。 口頭練習の仕方(みんなの日本語 練習C) 導入した文型が十分に言えるようになったら、練習Cで聴解練習をします。 CDはみんなの日本語の本冊後ろに付いています。 基本的な私のやり方は、• 教科書を見ずにCDの例の会話を2回聞かせる。 内容について質問し、理解しているか確認する。 一文ずつCDを流してリピートさせる。 2回ぐらい練習する。 CDを使用しないで、そのまま言わせる。 教科書のCの部分を開けて文を確認する。 例文の下線部を入れ替えて(1)と(2)をペアで練習させる。 (上位クラスは教科書の絵を見ながら内容を2人で推測させる。 下位クラスはヒントになるキーワードを板書する。 みんなの前で発表させる。 発表させる時は教科書は見ない。 (多少内容が変わっていてもよしとする。 ) クラスの様子やその日の参加人数などによって内容は微調整します。 ポイントは 暗記させて丸ごと覚えさせることです。 書き練習の仕方 十分な口頭練習をしたら書く練習を行います。
次のポワロの部屋の下の階に住むパトリシアの婚約者ドノバンと友人のジミーが荷物用エレベーターを使う音だった。 パトリシアが部屋の鍵をなくしたことから部屋にもぐり込むためだったのだが、誤った部屋に入ってしまった2人はそこで横たわる死体を発見する。 暇を持て余し気味だったポワロは、アパートの階下で起きた殺人事件に挑み、現場の小さな矛盾点から犯人と犯人が隠したい秘密に辿りつく。 足下 あしもと の事件 今回の事件発生は事務所の階下、正しくポワロの足下で起きた事件です。 "鍵がないので荷物用エレベーターから部屋に入ったつもりが別の部屋で、そこには死体が転がっていた"という何ともトリッキーな展開と、裏に隠された真相のユニークさも秀逸、ミステリ・ファン好みの好編と言えるでしょう。 なお、イギリスではこうした建物の階層の数え方が日本とは異なり、日本で言う1階はground floor、2階がfirst floor、したがって英題のthird floorは邦訳では4階になります。 flatは、日本で言うところのマンションやアパートにあたる建物のことです。 陳腐なミステリ ところで、事件のまくらに、ポワロたちと、事件に巻き込まれるパトリシアたちが偶然にも同じく鑑賞していた推理劇にまつわる、皮肉なユーモアについて。 結末前に犯人を言い当てる賭けをしたポワロが見事に外した「犯人は執事」という推理ですが、この表現は、古典ミステリにおける"ありふれた常套プロット"として揶揄される際によく使われるもの。 また、憤慨したポワロが「事実が全て隠されている」「おしゃべりするしか能のない警部を登場させて、それまで観客には一切知らせていなかった事実を次々と…」となじる意見は、謎解きの手がかりをフェアに読者に提供してその推理を問うべき本格ミステリにおいて、なかなかそうはいかない諸作に浴びせられがちな苦言です。 ホワイトヘヴン 今回は事件現場として頻繁に画面に映るホワイトヘヴン・マンションは、対称性 シンメトリー を好むポワロが居所として見出した稀有なデザインの建物。 そのイメージをよく具現している外観ショットとして撮影されたのは、実際には、ロンドンのチャーターハウス・スクエアそばのフローリン・コートというマンションです。 ストック映像として、見覚えのあるショットが今後も何度となくお目見えしますが、本話で見られる夜の外観は比較的、珍しいものと言えます。 なお、マンション内は別撮りらしきシーンも多く、また独特に調度されたポワロの部屋は、撮影所に組まれたセットが使われているそうです。
次の以前、僕が使っていた軽量LinuxのPeppermintがバージョンアップしていました。 それを、ライブCDの部屋が日本語化してくれています。 僕が使っていたPeppermintのデスクトップ画面です。 軽くサクサク動作することと、当時、流行語となっていたクラウドサービスを意識したディストリビューションということでインストールしたことを覚えています。 さて、もう一度 Peppermint 6 の機能をまとめておきたいと思います。 PeppermintはLXDEデスクトップの軽量なディストリビューションで、オフィススイートは入っていませんが、これは軽量化のためというよりクラウドサービスを使うことを前提としているためです。 メニューのオフィスのところにはGmail, Google Calendar, Google Driveの項目がありすぐに利用することができるようになっています。 なんと、Dropboxもインストールされています。 しかしChromeOSやJoliOSのように完全なクラウドベースではなく、ローカルのアプリもインストールされています。 クラウドにもローカルにも片寄らない折衷的で現実的なアプローチをしているいいとこどりのディストリビューションということがいえそうです。 Peppermint 6 日本語版 32ビット は次のリンクからダウンロードできます。 のダウンロード 僕のブログ紹介 LibreOfficeの話題はにもスピンアウトしてまとめています。 こちらも参考にしてください。 人気記事• 178• 221• 263• 287• 288• 378•
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