谷口たかひさです。 今日はルクセンブルクという国に来ています。 違う国ではありますが、ドイツの僕の住んでいる場所から、電車で4時間もかからず来れました 笑 この辺が島国で育った僕からするとうらやしましいところです…。 重工業と金融業がさかん(約5人に1人が金融業)で、1人当たりGDPが世界一のこの国が、世界で初めて 電車やバスを無料化したと聞きましたので、それ自体や、それが気候変動に及ぼす影響について確認しに来ています。 アフリカ(ケニア、ソマリア、ウガンダなど)、中東(サウジアラビア、バーレーンなど)、アジア(インド、パキスタンなど)で サバクバッタが大量発生しています。 「昼が一瞬にして夜になった」と感じられるほどの大群だと報じられています。 今年(2020年)のはじめから、アフリカ東部の国々はサバクバッタの大群と戦っており、その大群は今や中東、アジアにまで拡がり、大量の農作物を食べています。 この状況に、 食糧の保全と人の暮らしに極度の脅威であり、「人道的危機」である、と国連が警告を出しています。 引用元: ケニアは最も被害が大きい国で、2000億匹に及ぶ(どうやって数えたのかスゴく気になります)サバクバッタが牧草地や農作物を襲っています。 被害を受けた面積は東京ドーム50,000個分以上にのぼり、失われた食糧は84,000,000人分にのぼる可能性があると報じられています。 ソマリア政府は先月(2020年2月)、非常事態を宣言。 パキスタンも、トマトや麦、綿作物が被害を受け、食べものの値段が急上昇し、首相が国家としての非常事態を宣言。 インドでも東京ドーム2,300個分に渡る広さで農作物が被害を受けています。 中国はこの被害に対し、隣の国であるパキスタンに、 100,000羽のアヒルを放ちうる事が報じられています。 引用元: 現在、 この被害に対して、農薬を散布する事で対応している国々もありますが、 1羽のアヒルは1日に200匹のサバクバッタを食べる為、農薬より効果的でありうると専門家は言います。 中国はこの方法をまずは新疆ウイグル自治区で試し、その後パキスタンに広げる方向です。 サバクバッタは1日に150kmを移動すると言われており、この被害は拡大していく可能性があると言われています。 専門家は、この大量発生を食い止められなかった場合、 その数は6月までに500倍に増えると警告しています。 このサバクバッタの大量発生ですが、 国連は「気候変動」が影響しているとしています。 引用元: 産業革命後、最も暑かった年はここ5年に集中しています。 暑い気候は、サバクバッタの被害を拡大する事が研究でわかっています。 さらに、湿度の上昇はサバクバッタの急増を促進するそうです。 気候変動、本当に一刻の猶予もありません。 なぜこれほどの事態があまり報道されないのか不思議ではありますが、引き続き追って発信していきます。 こういう事態は、起きた後にこれは気候変動が影響しているという事はできるかも知れませんが、 事前に、気候変動によってこんな事になる予測できた人はほとんどいないのではないでしょうか。 オーストラリアの火災も、あそこまでになると予測できていた人はほとんどいないと思います。 現在この事態に緊急対策として行われている、多量の農薬をまき散らす事や、多数のアヒルを放つ事の今後の生態系への影響や、人の健康への影響も、予測は難しいと思います。 自然を人間がコントロールできるわけもなく、なんとか共存していく他ないかと。 緊急対策も必要ですが、今私たちに本当に求められているのは、根本対策です。 他の国がどうとか、政府とか企業とかメディアがどうとか、他の人がどうとか、そういう事を言うのは簡単ですが、そんな事を言っても何も変わらないですし、世界は私たち1人ひとりの総意でできています。 問題に対して、自分はどうありたいか? 結局はそれに尽きると僕は思います。 それは問題の大小に関わらず、いつでも自分の意志で選ぶ事ができるのです。 問題そのものは問題ではなく、問題なのは、その問題に対する自分の態度です。 この星が直面している最大の脅威は、気候変動などではなく、「他の誰か」がこの星を守ってくれるという思い込みです。 守れるのはあなたしかいません。
次のアフリカとは別にインドやパキスタンでもバッタが大量発生している。 したが、相変異を起こしたバッタは移動に特化しているため肉が少なく、粉末状にしなければ食すのには向かず、また何でも食べるという特性上、有害物質を含む場合もあり、現実的には駆除が第一の対策となる。 (相変異を起こさない状態で安定して捕獲して食べるのが現実的である。 ) インドやパキスタンで発生したバッタも、一部はヒマラヤ山脈を超えたとかで中国に飛来するリスクが警戒されており、6月までに500倍に急増する可能性が指摘されている。 ちなみに中国が10万羽のアヒル部隊を派遣すると報道されたが、パキスタン政府はそのような計画を否定しており、以下のようにパキスタンの砂漠はアヒルが活躍できる場所ではない。 駆除専門家チームの一員で中国農業大学の教授であるチャン・ロング氏は、「水が必要なアヒルにとって、パキスタンの砂漠地帯は非常に気温が高く、活躍することができない」と語る。 バッタの駆除には化学農薬または生物農薬の使用を勧めているという。 では、現実的にどのように駆除しているかと言えば、上記引用のように農薬散布が中心だが、バッタの移動の速さで後手後手に回っている。 そうすると、ある農地に農薬を撒いていても、 撒いている間に次の場所にバッタが移動してしまい効果的に駆除ができないという。 無論、農薬を撒いた畑の農作物は全て廃棄となり、至るところに有毒ガスが畑を包み込むことになる。 更に言えば、バッタの死骸を集めるだけで大変であり、特に被害が深刻な地域では 行政が1kg当たり20ルピー(0. 13ドル)の報奨金を出している。 参考文献:.
次の私も気になっていたので、調べると海外サイトでは色々出てきますよ。 以下サイト翻訳 2020年5月8日の砂漠のイナゴの状況の更新 イナゴの脅威は新しい領域に拡大 現在の状況は、東アフリカの食糧安全保障と生計への前例のない脅威を表し続けています。 さらに、インドとパキスタンの国境地域、スーダン、そしておそらく西アフリカのサヘルは、春の繁殖地から差し迫った侵略に直面しています。 東アフリカケニア 北部とエチオピア南部では、未成熟で成熟した群れがまだ成熟して産卵しているところに存在しています。 ではケニア、さらにいくつかのホッパーバンドは、マルサビットの北の郡で報告されているが、孵化の大半が発生したり、検出され、まだ持っています。 ではエチオピアいくつかの群れは、ソマリア地域や繁殖が進行中でホッパーバンドが形成されているオガデンなど、主に東部にある国の他の地域に広がっています。 ではソマリア、繁殖は最終的にグループと群れを形成する可能性が原因北東部で、ここ数日で、北西部で進行中であると。 統制活動は継続していますが、3か国すべてでさらに調査が必要です。 ARABIA でサウジアラビアは、ペルシャ湾に沿ってホッパーバンドは本格的なおよび未成熟の成人のグループを形成しています。 これはまもなく北のナフド砂漠でも発生し、リヤドの南のアルフラッグ地域でも発生するでしょう。 ではオマーン、大人のグループが北に成熟し、そして繁殖していることに沿って続くUAE境界線とホッパーグループが存在する北東部。 地上管理業務は両国で継続しています。 ではイエメン、群れが南海岸に沿って、そして内部にRamlat Sabatynの端にとワディ・ハドラマウトのプラトー北側に、最近の降雨の地域で産卵しています。 調査および制御操作が必要です。 南西アジア でイランは、ホッパー帯は南西部の海岸にとホルムズ海峡付近で保持されます。 大人のグループが孵化と帯の形成を検出するために調査を強化すべきシスタン-バルチスタンで産卵しました。 でパキスタン、ホッパーと大人のグループはバルチスタンに存続し、大人のグループはインダス渓谷に形成され、ホッパーのグループとバンドはパンジャブに存在します。 ホッパーグループ、バンド、大人のグループが、両国のパンジャブ州のインドパキスタン国境に存在しています。 バルチスタンの春の繁殖地からの移住が始まり、5月2日以降、インドのラジャスタンにいくつかの未成熟な成体グループと群れが現れました。 制御操作は3か国すべてで継続しています。 インドとパキスタンの国境の両側に沿った砂漠地帯では、監視と報告の強化が必要です。 西アフリカ 少数の群れがチャド東部のサヘルの東部に到達するリスクがあるアラビアと東アフリカ(ケニアとエチオピア)の春の繁殖地から。 群れは最初にスーダンに出現し、現在は乾燥しており、状況は穏やかです。 夏の雨が降る前に彼らがスーダンに到着した場合、群れはチャドからモーリタニアまでサヘルを横切って西向きに続く可能性が高いです。 チャド東部に初登場早くも6月の第2週はアラビアから、6月の最後の週は東アフリカからです。 現在の脅威は低いと評価されていますが、アラビアと東アフリカでの降雨、風、春の繁殖により、今月中に大きく変化する可能性があります。 したがって、準備と予測行動への投資は、この潜在的な脅威に直面するために、迅速かつ迅速に拡大する必要があります。
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