「転職エージェント(人材紹介)」と「転職サイト」、どちらも転職活動を支援するサービスですが、「違いや特徴がイマイチ分からない」「自分はどちらを使うべきか?」と、悩む人もいるのではないでしょうか?そこで、転職経験がある人にアンケートを実施し、転職エージェントと転職サイトのサービスで「どちらのサービスを利用した人が多いか」や「使って良かった」と感じたこと、更に「入社した企業への応募で利用したサービス」について調べてみました。 また、それぞれの違いや特徴についてもまとめて解説。 自分に合ったサービスを選ぶ参考にしてくださいね! 調査方法/1年以内に転職経験のある全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数200 調査期間/2017年7月21日~24日 転職エージェントと転職サイトの違いとは? アンケート結果を見る前に、それぞれのサービスの違いを簡単に説明します。 「転職エージェント(人材紹介)」とは? 対人型のサービスです。 多くの転職エージェントの場合、まずは転職エージェント会社へ出向き、エージェント(キャリアアドバイザー、キャリアコーディネーターなど、呼び方が異なる場合もある)と個別に面談を行います。 そこで伝えた自身の経歴や希望をもとに、転職エージェントから求人が紹介されます。 応募書類作成や面接の際にもサポートを受けることができます。 「転職サイト」とは? WEBサイトを通じたサービスです。 転職サイトは一般的に、さまざまな業界・職種の求人が掲載されていて、自由に検索、閲覧が可能です。 数多くの求人情報を比較、検討したうえで、転職サイトを通じて手軽に応募することができます。 転職エージェントも転職サイトも、あらゆる会社のサービスがあり、中には特定の業界や職種に特化している場合もあります。 それでは、転職経験者はどちらのサービスを使って転職をしたのでしょうか? アンケート結果を見ていきましょう! 転職エージェントと転職サイト、どっちを使った人が多い? 転職活動をする際に登録したサービスは? 1年以内に転職経験のある20~39歳の200人に、「転職活動で登録したサービス」を聞いたところ、一番多かった回答は 「転職エージェントと転職サイト、どちらも登録した」で29%でした。 次に「転職エージェントのみ登録した」が26%、「転職サイトのみ登録した」が24%と続き、それぞれにあまり大きな差はありませんでした。 また、どの回答の中にも複数の転職エージェントや転職サイトに登録した人が多く、さまざまなサービスから情報収集や応募検討をしていることが分かりました。 では、転職エージェントと転職サイトを利用した人が感じた、それぞれのサービスの「良かった」点について紹介します。 転職エージェントの特徴とは 転職エージェントの良い点について、アンケートを通じて以下のような特徴が見えてきました。 やっぱり心強い! 相談できる「エージェントの存在」 転職エージェントでは、個別に担当エージェントが付き、面談から内定まで転職活動をサポートしてくれます。 キャリアの相談や求人の紹介だけでなく、応募書類や面接に関するアドバイスがもらえるので、人に相談しづらい転職活動への不安も解消しやすく、心強いと思う人が多いのかもしれません。 「求人の紹介」や「面接日程の調整」など、効率の良い転職活動をアシスト 転職エージェントは、面談で話した経歴や、希望する条件とマッチする求人を紹介するので「自分に合った求人が紹介してもらえる」と感じる人が多いのかもしれません。 閲覧できる求人数は、転職サイトに比べると少なくなるかもしれませんが、その分、自分で求人を探す手間が少なくなります。 また、企業との面接日程の調整なども転職エージェントが代行し、スケジュール管理を行ってくれることもあり、効率よく転職活動ができると感じる人もいるようです。 転職エージェントならではの「非公開求人」や「情報提供」 転職エージェントでは、一般公開していない求人(非公開求人)を紹介されることもあります。 また、企業への質問や、給与の交渉についても、転職エージェントを通して行えることがあるようです。 求人情報や企業ホームページでは分からない情報を得られる可能性があるのは、転職エージェントならではの特徴かもしれません。 転職サイトの特徴とは アンケートから、転職サイトの良い点についても以下のような特徴があると言えそうです。 転職サイトならではの「豊富な求人数」 転職エージェントは、紹介された求人の中から応募を検討していくことが一般的ですが、転職サイトでは、掲載されているすべての求人を閲覧することが可能です。 業界や職種、企業規模など問わず、あらゆる求人を比較、検討したうえで応募できます。 そのため「自分で応募企業を選択できる」という納得感も高いのかもしれません。 また、転職エージェントの場合、転職希望者の経歴を踏まえて求人を紹介するため、「経験者を募集する求人が多い」と一般的に言われています。 しかし、転職サイトの場合は「未経験者募集」の求人も多く、応募条件に当てはまれば誰もが応募できるので、「職種や業種を変えたい」と思う人にはチャンスが多いでしょう。 求人を見ているうちに、自分が考えてもみなかった業界や職種とのマッチングに気づくこともあるかもしれません。 いつでも、どこでも自分のペースで転職活動ができる 求人検索だけでなく、履歴書、職務経歴書の作成や、応募、応募企業とのやりとりなど、転職活動の多くをサイト上で行うことができるのは転職サイトの大きな特徴です。 「サイトやアプリが使いやすかった」、「便利なサービスや使いたいと思うサービスがあった」などの声も挙がっています。 パソコンだけでなく、スマートフォンに対応している転職サイトも増えているため、特に在職中などの場合は、仕事の休憩時間や移動時間にもサービスを利用でき、便利だと思う人が多いのかもしれません。 転職エージェントでは、「求人を探す手間が少ない」「スケジュール管理を代行してもらえる」などの「効率の良さ」を示す声があった一方、転職サイトはまた違った面で「効率良く」転職活動ができるのかもしれません。 応募のタイミングや面接日程の調整も含め、自分のペースで転職活動を進めることができると言えるでしょう。 複数の求人へ応募がしやすい 転職サイトを通じてすぐに応募ができるうえ、転職サイトによっては履歴書などの応募データを一度登録してしまえば、複数の求人に同時に応募することが可能なことも。 また、企業によっては応募時は詳細な履歴書、職務経歴書が不要な場合もあるようです。 中途採用は募集期間が限られていることもあり、「気になる求人を見つけたら、まずは応募したい!」と思う人にとっては「応募しやすい」と感じるのかもしれません。 転職エージェントと転職サイト、どっちから応募した企業に入社した? 入社した企業への応募で使ったサービスは? 転職エージェントと転職サイトに登録して転職活動を行った人に、「どちらのサービスから応募した企業に入社したか」を聞いてみると、「転職サイトから応募した企業に入社した」が49%、「転職エージェントから応募した企業に入社した」が27%、「どちらも使わなかった」が24%に。 今回のアンケートでは、転職サイトから応募した企業に入社した人が多いという結果になりました。 しかし、それぞれのサービスで「使って良かった」と感じることの1位が「求人情報」に関する内容だったことから、利用したサービスで扱っている求人や、「自分が応募したい(入社したい)」と思える企業に出合うタイミングにもよるのかもしれません。 転職エージェントと転職サイト、どちらのサービスも利用した人が多かったことからも分かるように、複数のサービスから求人企業や転職活動全般に関する情報を収集し、気になる企業を見つけたらすぐ応募できるよう準備しておくことが、転職活動を上手に進めるコツなのかもしれません。 転職エージェントと転職サイトの違いと特徴まとめ 「転職エージェント(人材紹介)」の特徴• 転職エージェントとの面談で、キャリアや転職活動の相談ができる• 経歴や希望を踏まえたうえで求人が紹介される• 応募書類の書き方、面接対策などのアドバイスを受けることができる• 面接日程の調整など、企業とのやりとりを代行してもらえる• 非公開求人など、一般公開されていない求人を紹介されることがある• 企業の情報収集をエージェントを通じて行うことができる 「転職サイト」の特徴• WEB上での会員登録だけで手軽にサービスを利用できる(求人検索や閲覧は、登録しなくても利用できるサービスもあり)• 多くの求人情報を自由に閲覧、比較したうえで応募できる• 業種・職種など、未経験者を歓迎する求人が多い• 時間や場所を問わず、自分のペースで転職活動を進めることができる• 気になる求人にすぐ応募することができる それぞれの違いや特徴を理解したうえで、自分に合うサービスを選んだり、幅広く情報収集を行い、後悔のない転職活動をしてくださいね!.
次の\ たったの10秒無料診断 / マイナビエージェントの強み 20代から30代若手に人気のマイナビエージェント。 他社転職エージェントと比べ3つの強みがあります。 20代や第二新卒の転職に強い 新卒での就職活動では「マイナビ」は業界トップクラス。 20代から第二新卒での人気が高く、その結果採用側からも新卒採用から若手中途採用はマイナビエージェントに任せたい、という企業も多くあります。 新卒採用で培った企業との信頼関係を元にマイナビエージェントでは20代、30代若手採用に強みを持っています。 IT業界・エンジニア系の求人が多い マイナビエージェントは総合型の転職エージェントですが、とくにIT業界・エンジニア系にも強いです。 業種別求人率で最も高いのがIT・通信系(33. 6%)と、その強さは数字にも表れています。 マイナビエージェントではIT・Webエンジニア職専任のアドバイザーが存在しており、IT・Webエンジニアの特設サイトも設けられています。 専門サイト: IT業界・エンジニア系の求人に応募したい方にはぜひオススメします。 各業種・職種の専任キャリアアドバイザー在籍 マイナビエージェントは各業界ごとに専任アドバイザーがいます。 業界ごとに特設ページが設けられているので、就職したい業界が決まっている方にとってピンポイントで情報収集ができるといったメリットがあります。 専任キャリアアドバイアーからは就職活動におけるアドバイスはもちろん、今後のキャリアプランの立て方や、自分では気づけなかった新たな可能性を見つけることができます。 マイナビエージェントのキャリアアドバイザーが高い評価を得ているのは、各業界に精通しているからなのです。 25歳男性 製造業 おすすめ度 資格やスキルを持っていなかったので転職に不安がありましたが前職よりも50万ほど年収がアップした求人を紹介してもらいなんとか転職することができたのでとても満足しています。 マイナビエージェントでは前職と同じ内容の仕事だけではなく外資系の求人など幅広く紹介してもらえました。 また面談や事前対策などしっかりと私のことを考えてくれているなぁ、感じました。 登録したマイナビエージェントから連絡来たんだけど優しそうな女性で本当に嬉しかったし、担当はまた別の方らしいんだけどその人も女性らしいから頑張る。 「一人で職をお探しだと不安ですよね」って言われた瞬間大声出して泣きそうになった。 ありがとうお姉さん。 でも体大事にして… — 宮里 刹那 🔥31ユナシネ4DX Ilove2727 昨日のマイナビエージェントさんマッジっでいい人やし、ヒアリング力が群を抜いてた😭 他のエージェントよりもニーズにすごく併せてくれてたというか、自分の判断だけでは絶対そうならなかっただろうなっていう選択肢も生まれた この人にワイのキャリアを託してみよう — masa ITパスポート masa81146694 リクルートエージェント、doda、マイナビエージェントと面談して、求人の紹介が来るんだけど、マイナビが一番見やすい。 1つのメールに求人まとめてくれてる。 他は鬼のようにメールが来てごちゃごちゃ。 マイナビさんの面談の時に他のとこのメールがすごいって伝えたからかな。 \ たったの10秒無料診断 / マイナビエージェントの悪い口コミ(デメリット) 反対に「マイナビエージェントの悪い口コミやデメリットを感じたポイント」について調査していいます。 マイナビエージェントの場合、紹介案件が難しい人にはきっぱりと断りをしています。 もう3日経つのに😶他の会社はすぐ来てたのに — ぽんこつぐちこ srdb102pn マイナビエージェントに登録したら、 「ご登録いただきましたご経験をもとに(ご希望条件も含め) 弊社求人を確認させていただきましたが、あいにく現在弊社にてマッチする求人がなくすぐにご紹介が難しい状況です。 」 って言われてやっぱ未経験で転職難しいのか、大丈夫かな…と不安 — ほん hon15ze マイナビエージェントから、あなたに紹介できる求人がない、ときたんだが。 はて? 年齢と現職と最終学歴しか明かしてない状況で何を判断したんだ? 『転職するかどうか迷っている』の選択肢をポチったし、まずはそこ相談に乗って欲しくて会員登録したんだが… それダメなの? じゃあ書いといてよー😒 — hitorigotodesukedonanika? karinkey13 登録後、紹介案件がなさそうだと「断られる」というのは他の転職エージェントでも一緒です。 マイナビエージェントは他社より求職者を絞っている可能性があります。 事前に準備しておくと面談を効率よく進めることができます。 もし書き方がわからない方は事前にキャリアアドバイザーに相談しておきましょう。 マイナビエージェントでは応募する企業が決まり、実際に応募書類を作成する際に、履歴書・職務経歴書を作成し、応募の前に添削してもらうことも可能です。 マイナビエージェントの活用ポイント マイナビエージェントをいかに活用できるかが、転職の成否に関わってきます。 ここではその活用ポイントをおさえていきましょう。 転職する目的を明確にしておく 今回の転職の目的は整理しておきましょう。 マイナビエージェントに登録して最初に行われるキャリアアドバイザーとの面談時に今回の転職の目的を伝えることで、自分の希望に合った企業紹介につながります。 また「なぜ、その仕事をしたいのか?」といった原点に立ち返った結果、「今の会社にとどまった方がいい」といったアドバイスをされることもマイナビエージェントではありえます。 転職する覚悟を確固たるものにするためにも、転職する目的を自分でもしっかり確認しておきましょう。 仕事内容や年収など求める条件を整理しておく あなたが転職する目的を達成するために必要な条件を別に用意しておきましょう。 キャリアアップするためにこうした仕事内容が良い、年収アップをどれくらいしたい、など箇条書きで構いません。 あなたと企業のマッチングを行う際に必要な情報となるので、キャリアアドバイザーにしっかり伝えるようにしましょう。 キャリアアドバイザーとの付き合い方 マイナビエージェントはとくにキャリアアドバイザーの質・対応が良いという評判が多くあります。 しかしながらそのマイナビエージェントのキャリアアドバイザーをいかに活用できるかは、あなた次第です。 いわばキャリアアドバイザーとの付き合いが大事なので、丁寧かつ誠意をもった対応を心掛けるようにしましょう。 他の転職エージェントも併用する できるだけ数多くの求人にふれるために、複数の転職エージェントを併用しましょう。 とくにマイナビエージェントは求人数がリクルートエージェント・dodaといった業界大手と比べると少ないためと、他の大手転職エージェントにも登録しておくべきです。 またマイナビエージェントは20代向けの求人や中小企業が多いので、30代後半以上もしくは大企業希望の方も、他の転職エージェントにも登録するようにしましょう。 マイナビエージェント利用前の注意点 マイナビエージェントに登録するなら、しっかり活用して転職活動を成功させたいものですよね。 ここではマイナビエージェントを効果的に利用するための注意点についてご説明します。 マイナビ転職との違いは? 同じ転職求人を扱うサイトとして、マイナビ転職がありますが、マイナビエージェントとの違いは以下の通りです。 マイナビ転職は転職サイトになります。 自分で求人検索をして企業を探す• サイト内コンテンツなどで自分で自己分析を行う• 履歴書・職務経歴書の作成なども自分で行う• 自分で求人に応募する 転職サイトであるマイナビ転職では自分で求人情報を検索し、自分のペースで転職活動を進めたい人に向いたサービスとなっています。 一方マイナビエージェントは、転職エージェントがあなたに合った求人を紹介し、応募書類についての添削を行い、応募自体もキャリアアドバイザーが代行してくれます。 キャリアアップやしっかりとしたサポートを希望する人は転職エージェントであるマイナビエージェントに登録しましょう。 マイナビエージェントに断られることがある? マイナビエージェントでは登録者に紹介できそうな案件が無い(少ない)場合、転職エージェントからのサポートが見送られることがあります。 他の大手転職エージェントでもありますが、若手に強いマイナビエージェントではとくに「紹介がなかった!」といった嘆きの口コミ・評判が目立っているようです。 転職エージェントによっての強みや時期・タイミングによって紹介できる・できないはありますので、もし「サポート不可」となっても気にせず他の転職エージェントにも登録しましょう。 せっかく登録されても紹介できる案件がないと、面談など時間やお金のかかることを行う前に教えてくれているのですからきっぱりと断ってくれるマイナビエージェントは良心的ともいえます。 私も転職エージェントから断られたことは何度かある。 面談のときはすべて本音で答える マイナビエージェントに登録してから最初に行われるのがキャリアカウンセリング(面談)です。 これまでの経歴や希望の業界・職種、転職に期待することなどを確認し、転職の目的や実現したい条件を明確にしていきます。 この面談によって紹介すべき職種・業種が明らかになるので、本音ベースで話すようにしましょう。 希望以外の求人が紹介されることもある マイナビエージェントが保有する求人数は、他の大手転職エージェント比べ少ないです。 求人の質の高さに力を入れているためでもあります。 そのため必ずしも自分の希望通りの求人が紹介されるわけではなく、希望以外の求人が紛れ込むことはあります。 20代前半〜30代前半でキャリアアップを目指す人• 20代前半〜30代前半で明確に年収UPを目指す人• エージェント(キャリアアドバイザー)のサポートを期待している人• 面接対策・応募書類アドバイスが欲しい人 マイナビエージェントは新卒向け転職サイトでは業界トップクラスなのでその流れもあり20代前半から30代前半の利用者も多く、評判・口コミも良いものが目立ちました。 20代前半から30代前半でさらなるキャリアアップや若くても年収UPを目指す人には最適な転職エージェントでしょう。 またはじめての転職の方でも、面接対策・応募書類のアドバイスを親身に行っているという口コミ・評判が多くこの点も安心です。
次のマイナビ転職エージェントサーチの特徴 マイナビ転職エージェントサーチは、『転職エージェント』を探すためのサイトです。 転職エージェントとは、転職者と募集企業との間に立って交渉や調整する会社、または人のことです。 転職エージェントという呼び方以外に、『人材紹介会社』『キャリアコンサルタント』といった呼び方をすることもあります。 転職エージェントは、転職者を企業に入社させることで報酬を得ています。 つまり、商品ともいえる転職者を集めることが重要です。 しかし自社のカンパニーサイトだけでは、転職者を集めることはできません。 そこで利用されるのが、マイナビ転職エージェントサーチのような、『転職エージェントを検索するサイト』なのです。 ちなみにサイト上では、転職エージェントが保有する求人情報を検索することもできます。 希望に合った求人に応募する場合は、まずその転職エージェントに登録して、転職エージェント経由で履歴書などの書類を提出する必要があります。 マイナビ転職の特徴 マイナビ転職は、転職者が『求人情報』を探すためのサイトです。 サイトには多くの求人情報が掲載されており、転職者はその中から自分に合った求人を選んで応募をします。 転職サイト自体はマイナビ転職以外にも、リクナビNEXTやDODA、エン転職などたくさんあります。 その中でマイナビ転職の特徴は、未経験募集や第二新卒募集など若手向けの求人が多いことが挙げられます。 マイナビといえば、新卒の学生が使う就職情報サイトが有名です。 新卒の学生はここでマイナビを知るため、転職をするときにも「学生のころに使ったから」とマイナビ転職に登録するケースが多いのです。 結果的にマイナビ転職は若手ユーザーの数が多く、若手向けの求人も他の媒体に比べると多くなっています。 もちろん若手だけでなくキャリア層向けの募集などもたくさん掲載されていますので、全年齢が活用できるサイトです。 マイナビ転職エージェントサーチとマイナビ転職、求人数の違いは? ではこの2つのサイトの求人数の違いはどうなのでしょうか? 転職エージェントは、それぞれ膨大な数の求人を持っています。 マイナビ転職エージェントサーチに掲載されている転職エージェントが保有する求人数を全て足すと、8万を超えます。 しかも転職エージェントは、全ての求人を開示しているわけではありません。 非公開求人も多数保有しており、あなたのスキルや経験、そして今後のキャリアプランなどを踏まえて紹介してくれます。 これに対してマイナビ転職は、常時約1万件の求人情報が掲載されています。 転職サイトの求人情報の掲載期間は、約1ヶ月。 そのため新鮮な情報が多いことも特徴です。 求人数自体はマイナビ転職エージェントサーチの方が多いですが、求人数の多さだけが全てではありません。 大切なのは、自分に合った求人があるか、そして自分に合った転職方法か、ということ。 ぜひこの点を踏まえて利用するサイトを選んでください。 それぞれのサイトの転職方法の違いとは? では、マイナビ転職エージェントサーチとマイナビ転職、それぞれのサイトの転職方法の違いをご説明していきます。 マイナビ転職は自分に合った求人を自分で探す まずマイナビ転職の場合です。 マイナビ転職は求人情報を掲載した転職サイトなので、約1万件の求人の中から、あなた自身が自分の希望に合ったものを探していきます。 営業や企画、エンジニア、製造などの職種別に検索できるほか、勤務地や雇用形態、年収など細かく希望を指定して検索することもできます。 例えば未経験OKの営業職を検索すると、約2500件がヒットします。 これら全てに目を通すのはさすがに不可能なので、勤務地や雇用形態などの希望条件を設定することで、あなたに合ったものだけに絞っていきます。 希望に合ったものが見つかったら、応募をします。 応募後は企業から直接連絡が来ますので、面接や説明会などの日程を自分で調整し、選考へと進んでいきます。 ポイントは、『全て自分で行う』ということ。 応募から内定まで全て自分で調整・交渉を行っていくため、自己責任ではありますが、自由に選択もできます。 幅広い求人情報の中から、自分自身で様々な可能性を探してみたいという方に適した転職の方法でしょう。 マイナビ転職エージェントサーチは転職エージェントにサポートしてもらう ではマイナビ転職エージェントサーチはどうでしょうか。 こちらは、転職エージェントを利用することが前提のサイトです。 検索の方法としては大きく二軸で、ひとつは求人情報を検索する方法。 転職サイト同様に、自分の希望に合った求人情報を探していきますが、違いは直接応募ができないということ。 まずはその求人を保有する転職エージェントにメッセージを送り、登録をしなければなりません。 登録したとしても、その企業に応募できるかどうかは、転職エージェント側があなたの履歴書や職務経歴書を見て判断します。 もうひとつは、転職エージェントを検索する方法です。 転職エージェントにはそれぞれ強みがあり、例えば経理や総務、法務など管理系職種に強い会社や、営業職の求人に強い会社、またエンジニアなど専門職に特化した会社など様々です。 あなたの経験や希望に合った転職エージェントを探すことが、転職活動成功の近道といえます。 転職エージェントは一つに絞る必要はありませんので、気になる会社が複数あれば、いくつでも登録してOKです。 登録が終わったら、まずは転職エージェントと面談を行います。 面談では、これまでの経歴や経験してきた仕事、そして今後どんなキャリアを描きたいのかなどを話していきます。 その中であなたに合った求人を紹介され、あなた自身が応募企業を決定。 その後は転職エージェントが応募企業に履歴書などを提出します。 もし書類選考に通過すれば面接に進みますが、面接日程の調整や連絡などは、全て転職エージェントが行います。 また面接前には、その企業の面接の傾向と対策を共有してもらったり、面接の練習を行ってくれたりすることも。 あらゆる面で入社までをサポートしてくれるのが特徴です。 紹介している職種や業種の違い 端的に言うと、マイナビ転職エージェントサーチはキャリア転職(経験を活かした転職)向けの案件が多く、マイナビ転職は未経験・経験者問わず幅広い求人があるということです。 職種や業種に関しては大きな違いはありませんが、マイナビ転職エージェントサーチの場合は比較的大企業の案件が多いような印象を受けます。 これは、コストが大きな理由です。 マイナビ転職は転職サイトのため、1回の掲載で20~30万円の費用が発生します。 これに対してマイナビ転職エージェントサーチは、掲載自体にお金はかかりません。 転職者が入社した時点で、その人の年収の30~35%ほどがフィーとして企業から転職エージェントに支払われます。 例えば年収500万円の方であれば、150万円です。 転職エージェントを介する場合はどうしても費用が高くなるため、経験者募集や役職者の募集に使われることが多く、結果としてキャリア転職中心になっているのです。 マイナビ転職エージェントサーチはどんな人にオススメ? 前述のとおり、マイナビ転職エージェントサーチは経験者向けの求人が多く、かつ転職エージェントを利用して転職活動を行うことになります。 ではどのような人にオススメなのか。 少しだけご紹介していきたいと思います。 企業との交渉や調整を転職エージェントに任せたい方 転職エージェントは、基本的にすべての交渉・調整をあなたの代わりに行ってくれます。 応募書類の提出、面接日程の調整、スキルや能力のプレゼン、そして年収額の交渉まで。 転職活動において、転職者は立場が弱くなりがちで、企業との交渉の際にどうしても遠慮をしてしまいがち。 しかし転職エージェントを介することで、彼らが変わりに交渉を行ってくれるのは大きなメリットです。 あなたは転職エージェントからの連絡を待っていればいいので、時間が無い方や効率的に転職活動を進めたいという方にオススメです。 自分の経験やスキルを活かして、レベルの高い仕事に挑戦したい方 転職エージェントは、転職サイトと比べると大手企業の求人や、ハイレベルな求人をたくさん保有しています。 そのため、「経験を活かしてキャリアアップしたい」「給与を上げるために、よりハイレベルな仕事をしたい」というような志向の方にオススメです。 こうした案件は必然的に選考の難易度も高くなり、簡単に転職先が決まるとは言いにくいですが、求人サイトでは見つからない募集に出会えるのは間違いありません。 マイナビ転職はどんな人にオススメ? マイナビ転職は自分で求人を選んで応募でき、企業との調整や交渉も自分で行うことになります。 こちらも、どういった方にオススメかご紹介していきます。 未経験職種に挑戦してみたい方 転職エージェントが保有している求人と比べて、転職サイトには未経験歓迎の求人が多いのが特徴です。 これまでの経験を活かしながら、新しい職種に挑戦してみたいという方にオススメです。 約1万という可能性の中から、あなた自身が興味を惹かれる求人を探せるのは転職サイトならでは。 求人情報も単なるデータではなく、ターゲットに合わせて表現されているので、あなたの志向性にあった求人を探していけます。 転職活動の仕方に合わせて使うサイトを選ぶことが大切 さて、あなたにはどちらのサイトが合っているか、なんとなくイメージできてきたでしょうか。 もちろん、今回書かせていただいたことが全て正解ではありません。 未経験職種に強い転職エージェントもありますし、転職サイトにもハイレベルな募集はあります。 効率的に転職活動を進めるという意味では、自分の志向性にあった転職活動の仕方を選ぶことは大切です。 しかしもしスケジュールに余裕があるのであれば、どちらのサイトも使いながら自分に合った方を選択していく、という進め方も良いかもしれません。
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