平塚競輪場のバンクの特徴 まずは、平塚競輪場のバンクの特徴を見ていきましょう。 平塚競輪場のバンクは競輪場の中でも最も多い一周400メートルのバンクです。 ゴール前で伸びるようなコースではなく、典型的なので、選手の実力通りの展開に決まる事が多いです。 カントも直線の長さも古典的でクセのない競輪場です。 バンクの重さについては基本的に軽く、走路自体もきれいですが、相模川やバンク内の池による湿度や昼間開催とナイター開催による温度差、さらに舗装が頻繁に塗り直されることなど重さが変動する要因が非常に多くコンディションについては注意が必要です、 平塚競輪場の立地ですが、バック側に相模川があります。 そして、その近くには海があるため、海風が川を経由して入り込むので、非常に風向きが安定しません。 平塚競輪場を走った選手によると、多少外側にハンドルを取られる傾向があるそうです。 そして、2センターから内側に切り込み外に車を持ち出すと伸びるようです。 下記に平塚競輪場のバンクデータを少気合します。 見なし直線距離 54. 0m バック幅員 9. 3m センター幅員 7. 5m 平塚競輪場の決まり手 次に、平塚競輪場の決まり手のデータを見ていきましょう。 そして、まくり選手や逃げた選手の番手に付けた選手が入ることが多いです。 これは最終バックあたりで中団や後方に居る選手が前々へ踏むことから先行選手がつぶれることが多いからです。 2着にはどの決まり手でもまんべんなく入ることができるので、決まり手に拘って予想しなくても良いかもしれません。 平塚競輪場での開催レース 平塚競輪場ではどのようなレースが開催されていたのか紹介します。 決まり手のコツ 先程の平塚競輪場の決まり手データを見て頂くと分かる通り、平塚競輪場では「逃げ」の勝率が著しく低いです。 逃げた選手を含め、逃げたラインの車券に絡む確率、回収率が低めのバンクです。 そのため、捲りラインが非常に有利な展開に動く事が多いです。 ラインの先頭と番手の選手の有利不利はあまりないので、さほど気にしなくても良いかもしれません。 競りやイン粘り、イン待ち飛びつきはそこそこ決まりやすく、回収率も高めです。 平塚競輪場で選手の脚質を見るのであれば、数値の低い「逃げ」ではなく、「捲り」や「差し」を積極的に狙っていく事をオススメします。 風の影響を考える こちらも、平塚競輪場の特徴でお話した内容ですが、平塚競輪場では川と海の影響で安定しない風が吹く事が多いです。 そして、その風の影響でハンドルが取られてしまうというのも少なくないそうです。 強い突風が吹き荒れるような事はあまりありませんが、風が強めの日には風向きを考慮して車券を組み立てる事をオススメします。 オススメのライン! 競輪と言えば、基本的に「ライン」と呼ばれる隊列を組んで走行します。 風の影響などを考え、お互いに良いポジションを獲得できるようにサポートしあっています。 では、どの「ライン」が平塚競輪場で有利なのでしょうか。 それは、ずばり「川崎競輪場」の所属選手で組まれたラインでしょう。 「川崎競輪場」の所属選手同士であれば、お互いに共に走っている事が多いため、お互いのクセを熟知しています。 また、川崎競輪場の不安定な風向きに関しても地元ならではの知識を活かし、対応していけると予測できます。 以上の事からも、川崎競輪場で車券予想を考えるのであれば「川崎競輪場の所属選手同士のライン」を狙っていくのが一つのコツと言えるでしょう。 平塚競輪場の歴史や施設などの基本情報の紹介 平塚競輪場の予想のコツを紹介しましたが、車券予想に役に立ちそうなものはありましたか? 自分の予想のファクターに取り入れていないものがあれば、是非ご活用ください。 次は、そんな平塚競輪場はどんなところなのか、歴史、施設、マスコットキャラクーについてを紹介していきます。 平塚競輪場の概要&歴史 平塚競輪場は1950年に神奈川県平塚市に開設された競輪場です。 競輪ファンからは「湘南バンク」という愛称で親しまれています。 1950年に開設された歴史ある競輪場ですが、2017年6月にメインスタンドの大改修が終わり、全面改修を行ったきれいなバンクと共に大きく生まれ変わりました。 記念競輪 GIII は『湘南ダービー』として毎年ゴールデンウィークに開催されていましたが、2016年は日本選手権競輪の開催時期移動により、その直後の日程で行われ、2017年は10月に開催されました。 なお2001年以前の名称は『皐月賞典』でしたが、2003年からは日本選手権競輪開催時に使われる現名称と共通化されました イメージ戦略やイベントによる集客を得意としていて、場内の一部売店や食堂の豪華さもあり、特別なレースでは来場者が驚くぐらい客層や雰囲気が変わり、他競輪場に比べ若い人や家族連れが多いと言われています。 また、平塚競輪場のメインスタンドには大きなスクリーンが設置されており、遠くからでも良くレース映像が見れるようになっています。 特に、2階のそのスタンドに出ると、目の前にゴールが見え、迫力あるレースを楽しむ事ができるでしょう。 平塚の入場料 平塚競輪場の入場料は基本100円です。 指定席は席のランクによって金額が大きく変わってくるので注意してください。 ・一般入場料 100円(場外開催時は無料です) ・指定席料金 第1特覧席(メインスタンド3階):1,000円(場外開催時は500円) ロイヤル席(メインスタンド4階):5,000円(場外開催時も同じく5,000円) ロイヤルBOX(メインスタンド4階):20,000円(場外開催時も同じく20,000円) 平塚競輪場の施設 平塚競輪場には様々な指定席が用意されています。 ランクによっても設備が変わってくるのでご紹介します。 2人1卓のペアシートになっているので、友達同士やデートでの利用にもオススメです。 また、4名で利用するロイヤルBOXも2部屋用意されているので、友人や会社の同僚などで来た時には、こちらで優雅な観戦をする事をおすすめします。 平塚競輪場のマスコット 平塚競輪場のマスコットキャラクターは「ウィンディくん」というキャラクターです。 1995年7月7日の七夕生まれ、シャチをモチーフにしたB型の湘南ボーイです。 語尾に「でぃ」とつく口癖が特徴となっています。 競輪場内でPR活動は行っていますが、近隣の駅前に出向きチラシ配りなどを行っていることもあり、非常に頑張っているマスコットキャラクターです。 平塚競輪場のアクセス 平塚競輪場のアクセス方法を簡単に紹介します。 JR東海道線を超えて、国道129号沿い左側にあります。 まとめ 今回は平塚競輪場の特徴や予想のコツを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 平塚競輪場は400メートルのバンクを使用していて、あまり特徴のない競輪場となっています。 しかし、決まり手のデータを見ていくと、「逃げ」が不利で「差し」が有利という数値に傾いていました。 他の競輪場と比べても「逃げ」の数値は圧倒的に低い為、車券に絡む確率は低いと考えられます。 なので、平塚競輪場で車券予想する際は「差し」の選手を中心にライン選びや選手の実力を判断したりと、競輪予想の基本を抑えながら車券を組み立てるのがコツと言えるでしょう。 是非、今回紹介した平塚競輪場の特徴や予想のコツを使って車券予想に役立ててください。
次の平塚競輪場 基本情報 所在地 神奈川県平塚市久領堤5-1 座標 : 電話投票 35 開設 (昭和25年) 施行者 平塚市 走路 400m 重勝式投票 (グループA) 公式サイト 実況 担当 久保山喜太郎 ナイター競走 愛称 湘南ミルキーウェイレース 開催期間 5月-10月 記念競輪 名称 湘南ダービー 開催月 5月(次回は2021年度) テンプレートを表示 平塚競輪場(ひらつかけいりんじょう)は、にある。 通称は 湘南バンク SHONAN BANK。 施設所有および主な主催者は平塚市。 競技実施は東日本地区本部南関東支部。 実況は多摩川電気で担当は久保山喜太郎(くぼやま よしたろう)。 の競輪場コードは35。 概要 [編集 ] 平塚競輪場は(昭和25年)に開設された。 記念競輪 は『湘南ダービー』として毎年に開催されていたが、はの開催時期移動により、その直後の日程で行われ、は10月に開催される。 は、の影響との対象地区に入っている関係で開催中止になった。 以前の名称は『皐月賞典』であったが、からは日本選手権競輪開催時に使われる現名称と共通化された(は翌年の日本選手権を開催する関係で、記念競輪の開催がなかった)。 イメージキャラクターはの「ウインディ」で、父親の「てやんでぃ」・母親の「サンディ」・妹の「キャンディ」も存在し場内で目にすることができ、以前はそれにちなんで『ウインディカップ(ウインディ杯競輪)』も開催されていた。 また元の平塚市長であり、競輪の廃止論議において存続を国会で訴えたの功績を称え『湘南ローズカップ戸川杯』が年に1度開催されている。 他にも各地の競輪場で持ち回りが行なわれている『ジャパンカップ』も開催されている。 トータリーゼータシステムはを採用しているが、他の公営競技に先駆けてから選手名を印刷したマルチユニット券を採用し、競輪場としては珍しく単勝および複勝の車券も全窓口で購入することができた 単勝・複勝はの三連勝導入移行時に廃止。 からは競輪では初めてとなる重勝式の「チャリロト」を発売している(詳細は下記)。 からとして「湘南ミルキーウェイレース」が実施され、現在も夏期を中心にナイター競走による開催が行われている (秋から春にかけては昼間開催)。 なおのからを実施し、前半を「アビーカップ」、後半を「ダビーカップ」と名付けていたが、をもって終了した。 なお、ナイター設備は整っているものの、これまでについては開催しておらず、からの開催でにて借り上げによりミッドナイト競輪を初開催することとなった(2019年度・2020年度においては川崎競輪場にて借り上げでの開催)。 過去の特別競輪開催は、・・・・には、には、・・・・・・にはが催された。 なお2008年のKEIRINグランプリシリーズにおいては『』と『』の初回開催が実施され、2011年のKEIRINグランプリシリーズでは2日目にSSカップみのりの廃止により代替として『ナショナルチームカップ』が開催された。 今後は、12月28日から30日まで3年ぶりにグランプリシリーズ(初日・2日目・最終日)の開催が予定されている。 特色 [編集 ] イメージ戦略やイベントによる集客を得意とし、場内の一部売店や食堂の豪華さもあり、特別な競走(レース)では来場者が驚くぐらい客層や雰囲気が変わり、他競輪場に比べ若い人や家族連れが多いと言われている。 近年は特別競輪などの開催において、決勝優勝者の表彰式を行う時にバンクを開放してファンを中に入れることもあり、主催者側の運営に対する評価は高い。 一競輪場でありながらのイメージキャラクター起用にも積極的で、過去に(競輪場のテーマ曲制作)や(後に競輪全体のキャラクターに昇格)が務めており、(起用時にはコンビで務めていた)も「応援団長」として務めたことにより 「カンニング竹山杯」という竹山の名を冠したナイター競走も開催された。 また、、もイメージキャラクターを務め、度はアニメーションキャラクターのを起用した。 2015年度は、2016年度は、2017年度は、2018年度は、2019年度以降はが起用されている。 なお最初に導入されたチャリロトについてもイメージキャラクターとしてを起用していた。 他にも自場専属のも採用し続けており、過去は「ウィンディ君の恋人」としてを起用し、横井美帆()も「湘南バンクアイドル」として起用されていた。 度はが務め、2014年度はものまねタレントの宇賀すずほが起用されていた。 チャリロト [編集 ] より、発生時に最大12億円の配当金が得られる可能性がある「」の発売を開始した。 当初は会員制のネット販売に限定されていたが、より現地に「チャリロトプラザ」が開設され、チャリロトプラザ会員登録を行なえば現金扱いでの投票払戻が行なえるようになった。 またチャリロトケイリンによる通常賭式も購入可能になっている。 なお平塚のチャリロトプラザは通常の本場・場外発売日に関わらず昼間は毎日営業しており、ナイター開催の日は昼間から最終レースまで営業している。 の第6-12競走におけるチャリロトでは、日本公営競技史上最高配当となる9億598万7400円が出現した。 なおチャリロトはコンピューターの自動抽選により購入組番が決定されることから、車番による当選率の平準化を図るため、平塚競輪場ではの開催より決勝戦出走選手の車番は選手間での抽選により決定されることになったが、現在は行われていない。 の開催からは、・とキャリーオーバーを共有する「グループ開催」方式に移行し、11月にはも追加され、平塚のチャリロトは川崎・小田原・松山を含めた『グループA』として発売されている。 ただしキャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は平塚単独で発売される。 バンク特徴 [編集 ] コース周長は一周400m。 アスファルトマッコーネル緩和曲線。 ゴール前での伸びるコースはなくスペックも標準的で、選手の力通りのレースが繰り広げられるが、どちらかと言うと捲りと逃げ選手の番手が有利。 ただし選手がペダルを踏む時の感覚である「バンクの重さ」については、他の競輪場と比べて変動する要因が多いため(相模川やバンク内の池による湿度・昼間開催とナイター開催による温度差・頻繁に塗り直される舗装など)、選手の談話には注意が必要。 風はバック側がのうえに海が歩いて15分ほどの距離にあるため、海風が川を経由して入りこむ事により風向きが乱れる場合もある。 大画面映像装置は1センター側に設置されている。 発走台にあたる位置からの視点 場外車券売場 [編集 ]• - 会員制(。 より主催の・主催のと共管) アクセス [編集 ]• 中央改札口出て右手の南口から徒歩15分。 南口正面からバス平18系統()で約5分(最終レース終了後まで往復頻発)。 中央改札口出て右手の南口正面から神奈川中央交通バス厚88系統(無料送迎バス)で約40分。 周囲および河川敷に公設駐車場あり。 主なホームバンクの選手など [編集 ] 現役選手• 引退選手• - 引退後も自転車競技選手として当地で練習している。 - 引退後も競輪リポーターとして当地で活動している。 その他• - 当地で事故により落命。 ・兄弟 - デビュー後数年間は当地所属。 - 一時期当地所属だったが、現在は再びに所属。 イベント開催 [編集 ] の競輪補助事業としてからまで毎年3月(時期移動あり)に『湘南バイシクル・フェス』という自転車イベントを開催しており、一般参加者がバンクの中を走行できる自転車試乗会や、各種自転車の大会などが行われていた。 初回は湘南ダービー(日本選手権競輪)のプレイベントという位置づけであったことから平塚市主催であったが、2回目以降は平塚市が「平塚競輪」としてのスポンサーとなっている関係からが主催となっていた。 なおはの影響で開催中止となった。 場内改修 [編集 ] 平塚競輪場はの警戒区域内に位置することから、より第2センターを除く特別観覧席スタンドの耐震診断が行なわれたが、その結果検査したスタンド全てで補強が必要なことが判明した。 このことから平塚市はに平塚競輪場の施設整備方針を発表したが、これによると診断で問題とされたスタンドは撤去し、全体的に規模をコンパクト化する形で建て替えるとしている。 に旧スタンドが撤去され、その後は開催と並行して工事を行ない、に新スタンドが完成した。 脚注 [編集 ].
次の本場(神奈川県平塚市久領堤)でのレース開催の一時中止などで厳しい運営を迫られる中、入場時のチェックなど細かな感染予防策を講じ、17日からは観客を入れての本場のレースも復活する。 「家にこもったままだと体が弱る。 健康のためにも発売再開を楽しみにしていた」。 厚木市から来たマスク姿の80代男性は真剣な面持ちでレースの実況中継を見つめていた。 全国でも有数の1日平均約3千人が入場する平塚競輪場。 今年は新型コロナの影響で2月27日から場外の車券発売を中止。 無観客で行っていたレースも、緊急事態宣言期間中の4、5月は取りやめた。 特にトップ級の選手が出場する4月の開設記念レースは全体で50億円の売り上げを目指していただけに、影響は深刻だ。 他のレースや場外発売分を含めると、およそ76億円落ち込む見込みという。 再開に際して、平塚競輪は感染防止策を徹底した。 入場者にはマスク着用を求め、手指消毒とサーモグラフィーカメラによる検温を実施。 客席を減らし、人数も最大収容人員の2割弱に当たる5千人に制限した。 再開初日は入場時のマスク着用を拒否する人もいたが、全般的にはスムーズだった。 競輪は競馬に比べて年齢層が高く、インターネット購入ではなく、本場や場外発売を利用する人が多いといわれる。 平塚市公営事業部の小泉一郎部長は「今回の事態を教訓に、今後はネット購入の促進にも力を入れたい」と話していた。 小田原競輪場も25日から、観客を入れてのレースを再開する。
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