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(4)洗剤に関連する法規制等

台所 用 合成 洗剤

家庭用洗剤は、用途、製品形態及び配合成分に注目すると、それぞれ次のように分類されます。 用途による分類:洗濯用(衣類用)、台所用、住宅・家具用等があります。 製品形態による分類:粉末(粒状)、固形、液状等があります。 成分による分類: 家庭用品品質表示法では、合成洗剤・石けんなど、主な洗浄の作用が界面活性剤の働きによる場合「洗剤」と呼びます。 それに対し主な洗浄の作用が 酸、アルカリ又は酸化剤の化学作用による場合には「洗浄剤」と呼んで、区別しています。 さらに、洗剤に密接に関連するものとして、家庭用品品質表示法の品目には「衣料用、台所用又は住宅用の漂白剤」、「台所用、住宅用又は家具用の磨き剤」がありますので、これらについても解説します。 また、衣料用仕上げ剤(柔軟剤及び糊剤)は家庭用品品質表示法の品目には入りませんが、これらについても解説します。 なお、以後の「洗剤の分類と成分表」の主剤・補助剤成分については「 3 洗剤の構成成分」で解説しています。 以後の項目は「用途による分類」で記載しています。 洗濯用洗剤 洗濯用洗剤は、界面活性剤の作用で汚れを衣類から除去するものですが、衣類の洗剤で対象になる汚れは、身体から分泌されるもの 汗や皮脂等 、外部から由来するもの( ススや微細な泥粒子、あるいは食べこぼし等)など多岐にわたっており、それぞれ汚れ物質の性質は大きく異なっています。 またこれらの汚れが着衣上で混じり合い、時間とともに変質したり、繊維内部に入り込んだりして、汚れが取れにくくなります。 汚れの度合いが比較的高く、しかも用いる洗浄成分や洗濯時に加えられる物理力に対して、充分な耐久性をもつ素材(木綿やポリエステルなどの衣料で汚れのひどいものの洗浄)に適した洗剤を重質洗剤と言います。 一方、汚れの程度が軽く、しかも用いる洗浄成分や洗浄時の物理力に比較的弱い毛や絹等の素材を洗浄するのに適した洗剤を軽質洗剤と言います。 以下の分類では「1-1-3 洗濯用軽質合成洗剤」以外はすべて重質洗剤です。 1-1. 洗濯用合成洗剤 家庭用品品質表示法では、石けん以外の界面活性剤を洗浄の主成分として30%以上使用している洗剤を「合成洗剤」と言います。 日本工業規格(JIS)では洗濯用合成洗剤(K3371)として第1種、第2種及び第3種があり、それぞれ次に説明する洗濯用粉末合成洗剤、洗濯用液体合成洗剤、洗濯用軽質洗剤がこれらに相当します。 1-1-1. 洗濯用粉末合成洗剤 衣類の洗浄に用いる界面活性剤としては、汚れの離脱作用や再付着防止作用等が優れている陰イオン界面活性剤が最も多く使用されますが、非イオン界面活性剤も使用されます。 また、洗剤の洗浄効果を高めるために種々のビルダー 注1 や添加剤が配合されます。 ビルダー成分を多量に配合でき、製品としての保存安定性や使用時の利便性等により、粉末(あるいは粒状)の形態が好まれて、これまで日本では主流となっていました。 (注1)主要となる陰イオン界面活性剤は、水中の硬度成分(カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの金属イオン)と結合し難溶性の物質を形成します。 汚れを衣類から除去し、これを溶液又は分散状態にする能力を洗浄力といいますが、難溶性の物質が形成されることにより、洗浄力が落ちます。 一方アルカリ剤等を加えると洗浄力が高まります。 そこで、この難溶性の物質の形成を防止するために加えられる成分をビルダーと呼びます。 1-1-2. 洗濯用液体合成洗剤 現在では液体洗剤の溶解性のよさが重視され、洗剤といえば粉末という状況が、近年変わりつつあります。 販売金額ベースでは、液体洗剤の割合が2008年に約20%でしたが、2009年に約40%に増え、2010年1月から9月の累計では、約48%まで増加しています。 液体洗剤では、陰イオン界面活性剤の中でも洗浄力の硬度依存性が少ないAES(アルコールエトキシサルフェート)などや、液状化に適しカルシウムなどの硬度成分に影響されない非イオン界面活性剤(ノニオン系AEのポリオキシエチレンアルキルエーテル)が多く使われています。 1-1-3. 洗濯用軽質合成洗剤 毛糸・おしゃれ着用合成洗剤 汚れの程度が軽く、毛、絹のようにアルカリ性に弱い素材を洗浄するのに適した洗剤を軽質洗剤と呼びます。 汚れのひどいものを洗うことを前提としていないため、JISでも洗浄力の規定はなく、洗剤溶液の表面張力を規定するだけです。 洗濯時の水の液性 pH が中性のものが用いられます。 陰イオン界面活性剤に加え、非イオン界面活性剤も使用されます。 また、それらの成分に安定剤や仕上げ剤などの添加剤が配合されます。 粉末(粒状)と液体の製品がありますが、液体製品が主流です。 洗濯用中性合成洗剤あるいは毛糸・おしゃれ着用合成洗剤と呼ばれることがあります。 洗濯用合成洗剤の分類と成分表 分類 主剤 補助剤 粉末合成洗剤 陰イオン界面活性剤 非イオン界面活性剤 水軟化剤、アルカリ剤、工程剤 (注2)、分散剤、酵素、蛍光増白剤、漂白剤、柔軟仕上げ剤 液体合成洗剤 陰イオン界面活性剤 安定化剤、アルカリ剤、分散剤、泡調整剤、キレート剤、酵素、蛍光増白剤 軽質合成洗剤 (液体、粉末) 陰イオン界面活性剤 非イオン界面活性剤 安定化剤、仕上げ剤 (注2)製品の安定や機能維持のために製造工程又は製品中に加える物質を工程剤といいます。 1-2. 洗濯用石けん 洗濯用石けんは、界面活性剤として「石けん(長鎖脂肪酸のナトリウム塩及びカリウム塩)」を用い、他の界面活性剤を含みません。 製品形状としては、粉末、固形と液体があります。 洗濯用石けんは合成洗剤と比較して、耐硬水性や低温溶解性に劣り、1回の使用量が多く、すすぎ時に酸性石けん(長鎖脂肪酸)を生成して衣類に付着する等の性質があります。 1回の使用量を少なくするために、純石けん分以外の界面活性剤を補い、純石けん分の使用量を低減する方法があります。 家庭用品品質表示法では、洗濯用の場合、全界面活性剤に占める石けん以外の界面活性剤の含有率が30%未満のものを複合石けんと呼び区別しています。 水軟化剤、アルカリ剤、工程剤、キレート剤、蛍光増白剤 2. 衣料用漂白剤 洗剤が界面活性剤の作用で汚れを衣類から除去するのに対して、漂白剤は洗剤だけでは落としにくい「しみ・黄ばみ」の成分を化学反応(酸化あるいは還元反応)によって分解して白さを回復します。 主に衣類用の漂白剤は酸化型漂白剤と還元型漂白剤があります。 さらに酸化型漂白剤には塩素系と酸素系があります。 酸化型漂白剤の「塩素系漂白剤」には高い漂白効果があり、主に染料の発色団(発色基)を破壊し、衣料の色柄を退色させてしまう恐れがあるので、使用は白物衣料に制限されます。 また塩酸などを含む酸性タイプの洗浄剤と混合すると人体に有害な塩素ガスを発生させる場合があるので、製品のラベルに、「まぜるな、危険」、「酸性タイプと一緒に使う(まぜる)と有害な塩素ガスが出て危険」と表示して、注意喚起されています。 製品の形状は液体型のみです。 「酸素系漂白剤」は漂白効果が比較的穏やかであり、色・柄物の繊維製品にも使用できます。 製品の形状は粉末型と液体型とがあります。 還元型漂白剤も使用は白物衣料に制限されます。 鉄サビの汚れを落とすのに効果があり、鉄分を含んだ水で黄ばんでしまった衣類の漂白に使われます。 製品の形状は粉末型のみです。 衣料用漂泊剤の分類と成分表 分類 主剤 補助剤 酸化型 塩素系 液体 次亜塩素酸ナトリウム アルカリ剤、界面活性剤 酸素系 粉末 過炭酸ナトリウム アルカリ剤、安定化剤、漂白活性化剤、界面活性剤、酵素 液体 過酸化水素 キレート剤、界面活性剤 還元型 粉末 二酸化チオ尿素 炭酸塩、キレート剤、安定化剤、蛍光増白剤 3. 衣料用仕上げ剤 衣料用仕上げ剤として、柔軟仕上げ剤と糊剤があります。 柔軟仕上げ剤は、洗濯後の衣料を柔らかく仕上げ、繊維の風合いの劣化を防ぎ、静電気の発生を防止する目的で用いられます。 陽イオン界面活性剤は、繊維に静電的及び疎水的相互作用で繊維表面に吸着します。 繊維に吸着した陽イオン界面活性剤は、規則性が高い構造をとるため、平滑性と潤滑性を向上させて繊維間の摩擦抵抗を減らし、柔軟性を付与すると考えられています。 また、糊剤は洗濯後の仕上げとして、形態及び寸法の保持やしわ防止の目的で用いられます。 3-1. 衣料用柔軟仕上げ剤 柔軟仕上げ剤の有効成分としては、低濃度で繊維への吸着性に優れている陽イオン界面活性剤が主に用いられます。 陽イオン界面活性剤は、繊維に静電的及び疎水的相互作用で繊維表面に吸着します。 繊維に吸着した陽イオン界面活性剤は、規則性が高い構造をとるため、平滑性と潤滑性を向上させて繊維間の摩擦抵抗を減らし、柔軟性を付与すると考えられています。 陽イオン界面活性剤は洗剤の主成分である陰イオン界面活性剤が多量に残存していると、陰イオン界面活性剤と複合体を形成して十分な効果を発揮しません。 そこで一般的には陰イオン界面活性剤が取り除かれたすすぎの最終段階で使用されます。 3-2. 衣料用糊剤 糊剤の基剤としては、水に溶けるか水中で分散し、乾いたときに繊維に吸着して柔軟で強い膜を形成するポリビニルアルコールのような高分子化合物が使われています。 衣料用仕上げ剤の分類と成分表 分類 主剤 補助剤 柔軟仕上げ剤 陽イオン界面活性剤 糊剤 液体 水溶性ポリマー 安定化剤 スプレー 水溶性ポリマー 噴射剤(LPG等) 4. 台所用洗剤等 台所用洗剤は一般家庭の食器具類や野菜・果物などの洗浄に用いられ、製品形状は現在ではほとんどが液体です。 その性能としては、 1 油汚れに対する洗浄力、 2 経口摂取に対する安全性、 3 手荒れ防止の3つが求められます。 食品衛生法では「洗浄剤であって野菜若しくは果実又は飲食器の洗浄の用に供されるもの」について成分規格と使用基準が設けられています。 ( 4 2. 食品衛生法参照) なお、用途を「食器・調理具」に限定すると食品衛生法の成分規格の適用義務が免除されるので、食器洗い機用洗剤は適用義務が免除されます。 4-1. 台所用合成洗剤 台所用合成洗剤には陰イオン界面活性剤の他、いろいろな界面活性剤が用いられています。 性能としては、油脂汚れに対する洗浄力が重要です。 また、手荒れ防止のため皮膚刺激性の少ない界面活性剤(あるいはその組み合わせ)が選ばれます。 4-2. 台所用石けん 台所用石けんには、主に界面活性剤として「石けん(長鎖脂肪酸のナトリウム塩及びカリウム塩)」を用い、他の界面活性剤を含みません。 台所用としての台所用合成洗剤と同じ性能を求められますが、台所用合成洗剤に比べて洗浄力が弱いようです。 4-3. 自動食器洗い機用洗剤 洗剤組成は界面活性剤のほか、アルカリビルダー、漂白剤、酵素などから構成されています。 界面活性剤としては、過剰の泡立ちが引き起こす機械効率の低下を防ぐために低起泡性のものが使用されます。 自動食器洗い機の普及率は欧米に比べると日本では低いですが、着実に伸びています。 自動食器洗い機用洗剤は食品衛生法の成分規格()の適用を受けません。 4-4. 台所用漂白剤 食器具類の黄ばみ等を取り除くために台所用漂白剤が用いられ、衣類用漂白剤と同じように、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤(粉末)があります。 漂白成分の食器等への接触性を高め、それによる漂白性能を向上させるため、界面活性剤も少量配合されています。 塩素系漂白剤は、酸性タイプの洗浄剤と混合すると人体に有害な塩素ガスを発生する場合があるので、製品のラベルに、「まぜるな、危険」、「酸性タイプと一緒に使う(まぜる)と有害な塩素ガスが出て危険」と表示して、注意喚起しています。 4-5. クレンザー 物理的な力によりこびり付いた汚れを取るものとして、クレンザーがあります。 クレンザーには二酸化ケイ素 シリカ などの研磨剤の他、泡立ち等の目的で界面活性剤が配合されています。 強固に付着した汚れを効果的に取り除き、しかも対象素材を傷めないためには、用いる研磨剤の硬度が重要な項目となります。 住宅・家具用合成洗剤及び洗浄剤 浴室、トイレのように対象場所が汚れと洗剤(あるいは洗浄剤)を水で洗い流すことのできる場所と、床、家具のように水で洗い流すことが困難な場所があります。 住宅・家具に対する洗浄剤では対象となる素材が多岐にわたり、その特性や付着する汚れも多様です。 なお、家庭用品品質表示法では洗浄の主な作用が界面活性剤(石けん以外の)であるものを「合成洗剤」、洗浄の主な作用が界面活性剤ではなく 酸・アルカリまたは酸化剤の化学作用によるものを「洗浄剤」として、両者を区別しています。 () 5-1. ガラス用合成洗剤 窓ガラスの室外側の汚れの原因には塵埃や車の排気ガスがあり、雨水中に含まれる各種物質とともに固着し頑固な汚れを形成します。 室内側の汚れの原因には、綿ほこり、タバコの煙、揮発性有機物質、手あかなどの皮脂汚れがあり、特に皮脂汚れは時間とともに酸化されて変質し、非常に落ちにくい汚れになります。 ガラス用合成洗剤中の界面活性剤量は、ガラス表面における残存を少なくするために比較的低い配合になっています。 脂肪酸を含む皮脂汚れを除去するために、ガラスへのしみ残りが少ないアンモニアやエタノ-ルアミン類などのアルカリ剤が添加されます。 ガラスは垂直に設置されている場合が多く、ガラス用洗剤は噴霧して使用する方法が主流です。 そのためこの洗剤はふき取り性と液だれ性を考慮して、泡量がコントロールされています。 5-2. 浴室用合成洗剤及び洗浄剤 浴室の汚れとしては、人体の分泌物である皮脂汚れやたんぱく質、石けんと水中のカルシウム等とが反応してできる不溶性の脂肪酸金属塩が主です。 また、浴室は湿気が多いことから、カビやぬめりなどの微生物汚れがあります。 浴室用洗剤(洗浄剤)としては、浴室用合成洗剤、クレンザー、カビ取り用洗浄剤等があります。 「浴室用合成洗剤」の成分は、主として界面活性剤、キレート剤、溶剤、泡調整剤からなっています。 キレート剤は湯あか汚れの主成分である脂肪酸金属塩を分解し、可溶性の塩にします。 溶剤には、湯あか成分中の脂肪酸、皮脂成分などを溶解し洗浄効果を向上させる作用があります。 「クレンザー」の成分には、微粒子の二酸化ケイ素 シリカ 、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムなどの研磨剤が使用されています。 「カビ取り用洗浄剤」の成分は、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とするもので、その高い酸化力により、カビが作る汚れの原因となる有機物汚れを漂白、分解します。 塩素系漂白剤と同じ成分であり、酸性タイプの洗浄剤と混合すると人体に有害な塩素ガスを発生するので、製品のラベルに、「まぜるな、危険」、「酸性タイプと一緒に使う(まぜる)と有害な塩素ガスが出て危険」と表示して、注意喚起しています。 5-3. トイレ用合成洗剤及び洗浄剤 トイレの汚れは、便器内の汚れと、便器の外側(便座、床や壁、手洗い場所)に分けられます。 便器内の汚れは、尿石、糞便、水垢、微生物汚れ(黒ずみ、ぬめり汚れ)が主です。 尿石汚れとは、尿由来のリン酸カルシウムを主体とする固着汚れです。 水洗トイレによくみられる水垢よごれは、水道水中のケイ酸が陶器表面のガラス質と反応してケイ酸を主成分とした不溶性の物質をつくり、日が経つととともに強固な汚れに変化したものです。 便器の内側には液体のトイレ用合成洗剤あるいは洗浄剤が使用されます。 トイレ用合成洗剤及び洗浄剤としては以下のものがあります。 トイレ用合成洗剤及び洗浄剤の種類と内容 トイレ用合成洗剤 界面活性剤とキレート剤が主成分で、液性は中性です。 キレート剤が尿石の主成分であるリン酸カルシウムに作用して、界面活性剤が汚れを除去します。 トイレ用洗浄剤 (酸性タイプ) 塩酸、有機酸が主成分であり、これらの酸がリン酸カルシウムを分離し、汚れを落とします。 トイレ用洗浄剤 (塩素系) 次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤の成分と同じ)が主成分であり、安定化のためにアルカリ性になっています。 尿石汚れの要素の一つとなっている汚れを分解して、除去します。 クレンザータイプ シリカなどの研磨剤で汚れを落とします。 便器の外側(便座やふた、床や壁等)の汚れは比較的除去しやすい汚れであり、これまで主にぞうきんによる水ぶきが行われていましたが、最近では掃除後そのままトイレに水洗廃棄できる繊維シート製の、トイレ用清掃シートが使われるようになりました。 5-4. 台所まわり用合成洗剤 台所まわりの汚れは調理に由来する油汚れです。 換気扇やその周囲の壁に付着した後、時間とともに酸化・重合が進み樹脂状になって、こびり付いた汚れになります。 台所まわり用合成洗剤は、界面活性剤に、アルカリ剤、溶剤が配合されており、強力な洗浄力があります。 界面活性剤に溶剤やアルカリ剤を配合することで、溶剤が樹脂化した汚れに浸透して膨れ上がり(膨潤し)、アルカリ剤が作用することによる遊離脂肪酸の中和と油のけん化分解で樹脂化した汚れの網状構造の一部を破壊した後、界面活性剤で除去します。 5-5. 一般住宅・家具用合成洗剤 一般住宅・家具用合成洗剤は界面活性剤を主成分とした合成洗剤です。 家具に使用する時は、家具は使用素材が多種多様で、表面の仕上がりがデリケートで、素材の損傷という面から細心の注意が必要です。 使用可能であれば一般住宅・家具用合成洗剤を溶かした液を少量染み込ませ固く絞った雑巾などで拭きます。 近年増加した木質系床(フローリング)には、樹脂やワックス成分を保護成分として配合した床用つや出し洗浄剤が使用されます。 その他、住まいのほこり等を除くために、化学モップや床用清掃シートがその手軽な床掃除法として使用されます。 これらは不織布等を基体とし、流動パラフィン等を吸着剤として少量含浸しています。 住宅・家具用合成洗剤及び洗浄剤の分類と成分表 分類 主剤 補助剤 ガラス用 合成洗剤 界面活性剤 安定化剤 浴室用 合成洗剤 界面活性剤 キレート剤、泡調整剤、 溶剤 トイレ用 洗浄剤 (酸性タイプ) 塩酸、グリコール酸 界面活性剤 洗浄剤(塩素系) 次亜塩素酸ナトリウム アルカリ剤、界面活性剤 合成洗剤 界面活性剤 キレート剤、泡調整剤、 安定化剤、研磨剤 換気扇、 レンジ用 合成洗剤 界面活性剤 アルカリ剤、溶剤、 泡調整剤 洗濯槽 クリーナー (酸素系・粉末) 過炭酸ナトリウム アルカリ剤、安定化剤、界面活性剤、防錆剤 排水パイプ用 洗浄剤 (塩素系・液体) 次亜塩素酸ナトリウム 水酸化ナトリウム、界面活性剤 洗浄剤 (酸素系・粉末) 過炭酸ナトリウム 炭酸塩、硫酸塩、界面活性剤 カビ取り剤 カビ取り剤 (塩素系) 次亜塩素酸ナトリウム 水酸化ナトリウム、界面活性剤 一般住宅・ 家具用 合成洗剤 界面活性剤 泡調整剤、分散剤、安定化剤、pH調整剤.

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(2)洗剤の種類

台所 用 合成 洗剤

目次 []• 台所用合成洗剤で自作消毒液を作ろう! [材料]• ぬるま湯……1L• 台所用合成洗剤……5~10cc アルコール消毒液も不足しがちですが、台所用合成洗剤とぬるま湯で自作消毒液を作ることができます。 作り方は非常にカンタン! ぬるま湯の中に台所用洗剤を混ぜて、それをアルコール消毒液代わりに使うだけ。 たったこれだけのことですが、ウイルスの感染力を低下させることができます。 せっけんや中性洗剤でも、なぜウイルス予防に効果が期待できる? 画像出典 アルコール消毒液に含まれるアルコールは殺菌効果がありますが、アルコールが含まれないせっけんや中性洗剤にも、なぜウイルス予防に効果が期待できるのでしょうか? その理由はせっけんと中性洗剤に含まれる"界面活性剤"にあります。 コロナウイルスとよく似たSARSウイルスには、脂質の膜があります。 要するに、コロナウイルスもSARSウイルスも「脂の膜」をまとっており、この膜を界面活性剤の力で洗い流すことでウイルスが付着するのを防ぎ。 感染力を無くすことができると期待されています。 つまり、アルコール消毒液がなかったとしても、いつものせっけんで手を洗うだけでも、十分にウイルスの感染力を弱めることができるのです! 家庭用の中性洗剤でウイルス対策! 家庭用の中性洗剤をアルコール消毒液の代わりに、ぬるま湯で薄めてスプレーで吹付け雑巾などで拭くことで、ドアノブなどの人が触れるところに付着しているウイルスを落とし、ウイルスの感染力を弱めることができます。 また家庭用の中性洗剤は強い殺菌効果が期待できる「次亜塩素酸ナトリウム」の代わりに使っても、十分効果があるとされています。 スポンサーリンク 家にあるものでも、ウイルスを殺菌&対策を! アルコール消毒液がなかったとしても、せっけんや中性洗剤、台所用の合成洗剤などを使って、ウイルスの殺菌&対策が可能です。 小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、マスクや重たいアルコール消毒液を買いだめするのも一苦労ですよね。 でも、自宅にあるものを使って十分にウイルスの殺菌&対策が可能なので、必要以上に不安になったり、心配しないでくださいね。

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洗剤を知る~中性と弱アルカリ性~

台所 用 合成 洗剤

研摩材を含むもの及び化粧品を除く。 洗濯用に供されるものは「洗濯用合成洗剤」、台所用に供されるものは「台所用合成洗剤」の用語を用いて表示する。 それ以外のものについては、その用途を適切に表現した用語に「合成洗剤」の用語を付したものを表示する 例:浴室用合成洗剤。 「無公害洗剤」「万能洗剤」等の品名表示は、用途を適切に表現したものではない。 JIS K3362 家庭用合成洗剤試験方法 又はJIS K3304 石けん試験方法 による成分分析により表示する。 また、界面活性剤の含有率を表示するときには、これらの試験方法により「製品重量比」によって表示する。 界面活性剤については、「界面活性剤」の用語を用いて表示し、括弧書きで界面活性剤の総含有率及び界面活性剤の種類の名称を付記する。 ただし、界面活性剤の種類の名称を知ることができないときその他界面活性剤の種類の名称を示す用語を表示しないことについてやむを得ない理由があるときは、界面活性剤の種類の名称を示す用語に代えて、界面活性剤の系別を示す用語を付記することができる。 界面活性剤の種類の名称及び系別を示す用語は、次の表に応じて表示する。 蛍光剤、酵素、漂白剤を配合しているものは、その含有率にかかわりなく「蛍光増白剤」「酵素」「漂白剤」の用語を表示する。 界面活性剤の区分 界面活性剤の系別を示す用語 界面活性剤の種類の名称を示す用語 表示名 陰イオン系 界面活性剤 脂肪酸系 陰イオン• ・純石けん分 脂肪酸ナトリウム• ・純石けん分 脂肪酸カリウム• ・アルファスルホ脂肪酸エステルナトリウム 直鎖アルキルベンゼン系• ・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 高級アルコール系 陰イオン• ・アルキル硫酸エステルナトリウム• ・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム アルファオレフィン系• ・アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム ノルマルパラフィン系• ・アルキルスルホン酸ナトリウム 非イオン系 界面活性剤 脂肪酸系 非イオン• ・しょ糖脂肪酸エステル• ・ソルビタン脂肪酸エステル• ・ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル• ・脂肪酸アルカノールアミド 高級アルコール系 非イオン• ・ポリオキシエチレンアルキルエーテル アルキルフェノール系• ・ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル 両性イオン系 界面活性剤 アミノ酸系• ・アルキルアミノ脂肪酸ナトリウム ベタイン系• ・アルキルベタイン アミンオキシド系• ・アルキルアミンオキシド 陽イオン系 界面活性剤 第4級アンモニウム塩系• ・アルキルトリメチルアンモニウム塩• ・ジアルキルジメチルアンモニウム塩 3. 水素イオン濃度 pH が8. 0以下6. 0以上のものに限り「中性」と表示し、11. 0以下8. 0を超えるものを「弱アルカリ性」、11. 0を超えるものを「アルカリ性」、6. 0未満3. 0以上のものを「弱酸性」、3. 0未満のものを「酸性」と表示する。 水素イオン濃度 pH の測定は、液状のものは原液についてJIS Z8802 pH測定方法 に定める方法による。 液状以外のものは使用適量を用いた溶液についてJIS K3362 家庭用合成洗剤試験方法 の8・3「pH値」に定める方法により行う。 その用途を適切に表現した用語を用いて表示する。 洗濯用の洗剤であればどの繊維に使えるのか、台所用の洗剤であれば野菜や果物用なのか食器や調理器具用なのか、明確に表示する。 使用できないものについても表示することが望ましい。 正味量• 計量法第12条 特定商品の計量 及び第13条 密封をした特定商品に係る特定物象量の表記 に規定する特定物象量の表記に準ずる。 使用量の目安• 使用の適量について、具体的にわかりやすく表示する。 「使用量の目安」として、事業者が製品の特性に合わせた表示を行える 例:洗濯物5キログラムに付属の計量スプーンで1杯。 使用上の注意• 次に掲げる事項を製品の品質に応じて適切に表示する。 ただし、該当しない場合は省略できる。 《イ》子供の手が届くところに置かない旨。 《ロ》野菜及び果物を5分間以上つけたままにしない旨。 《ハ》流水を用いてすすぐ場合には、野菜及び果物は30秒間以上、食器及び調理用具は5秒間以上すすぎ、ため水を用いてすすぐ場合には、ため水を替えて2回以上すすぐ旨。 《ニ》流水を用いて食器又は調理用具をすすぐ場合には、5秒間以上すすぎ、ため水を用いてすすぐ場合には、ため水を替えて2回以上すすぐ旨。 《ホ》用途外に使用しない旨。 《ヘ》万一飲み込んだり、目に入ったりした場合には、応急処置を行い、医師に相談する旨。 表示者名等の付記• 表示した者の「氏名又は名称」及び「住所又は電話番号」を付記し、責任の所在を明確にする。 表示方法等• 最小販売単位ごとに、その容器又は包装等消費者の見やすい箇所に本体から容易に離れない方法でわかりやすく表示する。 特別注意事項の表示• 表示が義務づけられているのは、定められた試験 酸性タイプ で測定した結果、1. 0ppm以上塩素ガスを発生する商品である。 次に掲げる表示事項を表示する。 容器ごとに、商品名の記載のある面と同一の目立つ箇所に記載する。

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