の正式名は、フィカス・ウンベラータです。 フィカスとは属性名で、ゴムの木の仲間に付けられています。 名前がユニークな観葉植物のウンベラータですが、ウンベラータ(umbellata)という名前はラテン語の「日傘」(umbella)から来ています。 確かにウンベラータの葉がこんもりと茂った形から日傘をイメージできますね。 白っぽい幹にハートの形の大きな葉が美しい観葉植物であるウンベラータは、フィカスの品種の中でも葉が柔らかくて色が薄いのが特徴です。 清涼感があるグリーンの葉を持っているので色々なインテリアに映えますね。 フィカス・ウンベラータは明るい場所を好むので、室内の明るい場所に置いてあげましょう。 生長が早く、適度な環境を整えてあげると3~5mにも元気に伸びてくれます。 剪定して好きな大きさや形に整えて、グリーンインテリアとして置きたい場所にぴったりのフィカス・ウンベラータを育てていくと、さらにウンベラータとの生活を楽しめますよ。 観葉植物フィカス・ウンベラータを剪定せずに放置しておくと、どのような困った状況になるのでしょうか。 実はフィカス・ウンベラータは、上へ上へと伸びていく性質があります。 居心地の良い場所ではひと夏に20~30cmも伸びる、です。 つまり剪定しないと、室内で育てている場合は大きくなりすぎて天井まで届いてしまいます。 葉がたくさん茂るとグリーンの色が目に心地良くリラックスできるのですが、日が当たらない枝葉の部分が育たず病気になったり樹形が変わってしまったりする事があります。 また枝葉が増え続けることで根から吸収する水分や養分が樹木全体に行き渡らず、枯れる原因になることもあります。 フィカス・ウンベラータの葉が下を向いてしまう時は、水分不足で元気のない状態と言えます。 元気がない時のサインのひとつとして気付いてあげられるとよいですね。 フィカス・ウンベラータを剪定して、水分や栄養分を吸収する根の負担を減らし、インテリアとして美しい樹形を保てるようサポートしてあげましょう。 観葉植物を剪定する時には、よく切れる剪定ばさみや新しい植木鉢、土、スコップやじょうろなどが必要です。 特にはさみは普通のはさみを使用すると、観葉植物の茎の繊維をつぶして傷めてしまいます。 茎を傷めてしまうとダメージを回復するのに時間がかかり、回復するまでに病気になったり、寿命を縮めたりしてしまいます。 茎の切り口に負担をかけない切れ味の良い剪定ばさみを用意しておきましょう。 そして土は肥料の栄養分などが入っていない、新しい挿し木用の土や赤玉土を用意しましょう。 剪定した枝はダメージを受けているので、栄養分のある土を使うと土中の栄養分が負担になってしまうからです。 また古い土には細菌や病害虫がいる可能性があるので、新しい土を使ってあげましょうね。 ちなみにフィカス・ウンベラータは剪定をすると、切り口からゴムの木特有のべたべたした白い樹液が出てきます。 この白い樹液は人によってはかぶれてしまう事もあるので注意したいですね。 白い樹液が直接肌に触れないように汚れてもいい服装やエプロン、手袋などをしておくと安心です。 また室内で剪定をする場合は床や家具などにも樹液が付かないように、新聞紙などを前もって広げておきましょう。 生長期とは植物が1年の中で、最も根や枝葉を伸ばす時期のことです。 フィカス・ウンベラータの場合は春から秋が生長期です。 春から秋の時期は土が乾いたら水をたっぷり与え、夏の時期は特にフィカス・ウンベラータに霧吹きでを行い乾燥しないように気を付けてあげましょう。 生長期に水分や養分がしっかり行き渡ると、植物は元気にぐんぐん伸びてくれます。 フィカス・ウンベラータは熱帯の植物で寒さに弱いので、冬の時期が苦手です。 万が一最低限の気温が保てないと、葉を全部落としてしまうことがありますので注意しましょう。 つまり体力が弱っている冬の時期に剪定をしてしまうと、ダメージが強く回復するのが大変になってしまうのです。 フィカス・ウンベラータの剪定は春から秋の成長期にするのが非常に重要ですので、覚えておいてくださいね。 植物はそれぞれに1年を通して得意な時期と苦手な時期があるので、植物に合ったリズムに寄り添ってお世話していきましょう。 それではフィカス・ウンベラータの剪定を実際に行っていきましょう。 黄色く枯れかけた葉や、混みあっている枝葉を優先して剪定していきます。 上に伸びすぎてこれ以上伸ばしたくない場合は、枝の最先端部分を剪定するといいですよ。 剪定した部分から新芽が出て、枝がY字に伸び横にボリュームが出てきます。 さらに新たに伸びた枝を剪定していく作業を時間をかけて繰り返すと、横に広がりをもったに育ってくれます。 茎や枝が出ている部分のすぐ下をカットすると、新芽が出やすくなりますよ。 フィカス・ウンベラータの切り口は白い樹液が出ますので軽く拭きましょう。 また大きな切り口で剪定のダメージが心配な場合は、樹木の剪定時に塗る癒合剤などを利用するのも良いですね。 剪定した部分の下部から新芽がY字に出てくることをイメージしながら、伸ばしたい方向の枝を剪定すると理想の形のフィカス・ウンベラータに近づけていくことが出来ます。 剪定したら新芽が出るのを待ち、生長を見守ります。 そして伸びすぎたらまた生長期の春から秋の元気な時期に剪定する、というサイクルです。 ぜひこの機会にフィカス・ウンベラータの剪定にチャレンジしてみてくださいね。 まずは剪定した枝を使ってフィカス・ウンベラータを増やしていく「挿し木」の方法をお伝えしていきます。 挿し木と聞くと難しそうですが、意外と簡単に出来るのでおすすめですよ。 それでは手順を説明しますね。 剪定した枝の中から天芽(芽の出ている先端部)のある枝を選び、1~2節残して10~15cmくらいの長さに切ります。 この時枝を斜めに切ると切り口が斜めになり表面積が広くなるので、水分を吸い上げる量が増えます。 そのため早く根が伸びやすくなります。 枝の切り口から出てくる白い樹液を水で洗い流し、新しい挿し木用の土や赤玉土を植木鉢に入れます。 植木鉢の土に最初に水をあげてから、枝を土に5cmほど挿します。 事前に割り箸などの棒状のもので土に穴を開けておくと、枝を挿した時に切り口がダメージを受けなくて良いですよ。 挿し木後は、たっぷりと水をあげましょう。 普段は土が乾いたら水をあげますが、枝が土に根付くまでの間は土が乾く手前のタイミングでたっぷり水をあげましょう。 土が乾燥しすぎると枝が枯れてしまいますし、常に土が湿っているのも根が生長しません。 土から水分が無くなりかけると水を吸収しようと頑張って根を伸ばすので、土が乾きかけるタイミングに合わせて水をあげると良いですね。 挿した枝がしっかり根付いたら、観葉植物用の土や培養土を入れたひと回り大きい植木鉢へ植え替えてあげましょう。 植え替えた後は、土が乾いたら水をやるなどの基本のお世話をしましょう。 正しい育て方を続ければ、フィカス・ウンベラータは大きく育っていきます。 捨てるはずの枝から新たに仲間が増えていくなんて嬉しいですよね。 フィカス・ウンベラータの仲間を挿し木でたくさん増やして、爽やかなグリーンをインテリアとして色々な場所に置いて楽しんでみましょう。 挿し木よりももっと手軽に、剪定したフィカス・ウンベラータの枝葉を使って楽しみたい方には「水挿し」がおすすめです。 それでは手順を説明しますね。 葉は1~2枚だけ残して他の葉は取ります。 多くの葉があると水分を葉に行き届かせようと、多くのエネルギーが必要になって負担になってしまうからです。 切り口の白い樹液を洗い流してから、綺麗な水を入れた透明な容器などに挿します。 毎日水の交換をしてあげましょう。 しばらくすると根が伸びてきます。 水挿しの状態だけでもインテリアとしてしばらく楽しめますが、土に植えた時のように養分を十分吸収出来ないため枯れてしまいます。 上手に新しいフィカス・ウンベラータを増やしたいなら、しっかり根が伸び枝葉全体も生長していることを確認した上で、観葉植物用の土や培養土を入れた植木鉢に植え替えてあげましょう。 そしてたっぷりと水をあげてください。 水挿しで出てきた根は吸水力が弱いので土にしっかりと枝が根付くまでは、土が乾かないように水をあげてください。 しっかりと土にフィカス・ウンベラータの枝が根付いたら、土が乾いたら水をあげる基本のお世話をしていくと元気に育っていってくれます。 水挿しは剪定をした後にすぐ挿し木をする時間がない時など、ひとまず水に挿しておいて根を伸ばし、都合のよいタイミングで植木鉢に植え替えることが出来るので便利ですよ。 無理のない範囲で、剪定して出たフィカス・ウンベラータの枝葉を再び使って楽しんでくださいね。 剪定して出た枝葉を利用して、挿し木や水挿しで仲間を増やし楽しむ方法をご紹介してきました。 他にも枝葉を使ったお洒落なグリーンインテリアを楽しむ事が出来ますよ。 フィカス・ウンベラータの葉や枝を手持ちの様々な大きさの容器に挿して、本棚や窓辺、キッチンにいくつか置いてみるだけでも随分とお部屋の雰囲気が変わります。 観葉植物は飾り方でとてもおしゃれになり、とても楽しめますよ。 さらにぜひ試していただきたいのが、グリーンの美しいテーブルコーディネートです。 フィカス・ウンベラータの大きなハート型の葉は、ランチョンマットの代わりにするとナチュラルな雰囲気の食卓を演出できます。 また小さな透明のガラスの器に葉を挿し、何個かテーブルに飾ってみるとグリーンが映えてとても涼やかです。 ナプキンに葉を一枚添えてカードを置くだけでも爽やかでおもてなし感が出ますね。 大切な方を招待する機会に、ぜひおすすめです。 剪定した枝葉をテーブルの中央にランダムに飾って、テーブルランナーの様に見せるのも素敵です。 グリーンと同系色のフルーツなども一緒に飾ると、一層おしゃれですね。 剪定した枝葉でインテリアのセンスを格上げ出来るのは魅力的ですね。 せっかく育てたフィカス・ウンベラータの枝葉ですから、出来るだけ最後まで飾って楽しんであげましょう。
次の【ファミリー倶楽部 限定価格】 「あの山に行きたい」「この山に行きたい」そんな登山初心者の方々、このDVDで人気の山の登山ルートを予習してはいかがでしょうか。 登山家・岩崎元郎さん推奨の「名峰登山ルート」をわかりやすく徹底的にガイドします。 本編では人の目で見たかのような「主観移動」を撮影できる特殊な機材を使い実際に登山をしながら撮影をしています。 名峰ルトをまるで自分が登山をしているような気分で楽しめます。 それはまさしく「バーチャル登山」の世界です。 もちろん、ルートのガイドだけではなく山々の美しい高山植物や様々な野鳥、そして山脈の連なる「珠玉のパノラマ風景」も堪能できます。 1 富士山/八ヶ岳/南アルプス~鳳凰三山/北岳~ 編 1.富士山(3776m) 山登りを志す人だけでなく、日本人なら一度は登っておきたい最高峰。 しかし、その環境は真夏でも油断ができない厳しいものです。 天候の急変、高山病への対処は命に直結する問題となります。 もっとも一般的な山梨県側・河口湖口からのルートを紹介します。 2.八ヶ岳(2899m) 赤岳を最高峰とする連峰の総称。 頂上からの眺望は、富士山、南アルプス、北アルプス等が見渡せる大展望が待ち構えています。 アルプスに登る前の足慣らしとして、初心者にはうってつけです。 美濃戸口から行者小屋を経て、赤岳、横岳、硫黄岳を巡るコースを紹介します。 3.南アルプス・鳳凰三山(2840m) 鳳凰三山は南アルプス北東部にある地蔵岳、観音岳、薬師岳の3山の総称。 頂上付近には花崗岩が露出し独特の景観があります。 地蔵岳山頂にある、高さ18mの尖岩(せんがん)は、オベリスクという名で知られています。 御座石鉱泉から三山を経てさらに夜叉神峠へと縦走します。 4.南アルプス・北岳(3193m) 南アルプスを代表し、日本第2位の高峰である北岳。 キタダケソウなど、固有種も多く、「花の名山」として知られるが、「バットレス」に代表されるロッククライマーの聖地としても有名です。 大樺沢から白根御池を経て草すべり、さらに頂上から八本歯のコルを下る人気コースを紹介します。 <特典映像> 岩崎流!ぼくの装備術: 登山靴や雨具、ザックなど、岩崎さんの基本的な個人装備を見せてもらいながら、初心者のための道具選びのコツを紹介。 2 谷川岳/苗場山/尾瀬・燧ヶ岳/日光白根山 編 1.谷川岳(1977m) 太平洋側と日本海側を分ける分水嶺にある谷川岳。 標高は低くてもはげしい雪雨により、独特な表情を見せます。 一般コースはさほど危険ではありませんが、東面は一ノ倉沢に代表される険しい岩壁群が立ちはだかります。 代表的なコース、西黒尾根を登り、ロープウェーのある天神尾根を下ります。 2.苗場山(2145m) 苗場山は山頂に広大な高層湿原をもつ魅力的な山。 地形は切り立った台地状となっていて、他の山にはない特徴をもちます。 美しい高山植物の宝庫でもあるこの名山を紹介します。 和田小屋から神楽ヶ峰を経て苗場山へ。 下山は長野県側への小赤沢ルートを辿ります。 3.尾瀬・燧ヶ岳(2356m) 東北地方の最高峰。 もう一方尾瀬の名峰至仏山よりも登山道が少々険しいため、初心者は敬遠することも多い。 福島県側の三池から高層湿原を経て山頂へ、そして、水芭蕉が咲き乱れる尾瀬ヶ原を歩き、鼻の小屋を経て鳩待峠へ至るコースを紹介します。 4.日光白根山(2578m) 関東以北の最高峰。 山頂西の火口湖をかこんで溶岩が絶壁をなし、荒々しい姿を見せます。 東照宮で有名な観光地・日光の奥にそびえる独立峰です。 丸沼高原からロープウェイを使用して、日帰りする初心者の足慣らしに最適なルートを紹介します。 <特典映像> 岩崎流!ぼくの山歩き術: バテにくい歩き方、休憩の取り方とは?ひざを痛めない下り方とは? いまさら聞けない山歩きのあれこれを、岩崎さんがわかりやすく解説します。 3 北アルプス~常念岳/白馬岳/槍ヶ岳/剱岳~ 編 1.常念岳(2857m) 松本盆地の西に位置するピラミッド型の美しい山。 北アルプスの入門の山として有名ですが、今回は燕岳から大天井岳を経て常念岳に至る健脚コースを紹介します。 稜線を歩きながらのぞむ穂高連峰や槍ヶ岳の景観は素晴らしく、北アルプスのとりこになること間違いありません。 2.白馬岳(2932m) 白馬岳は大雪山、北岳とあわせ、日本三大花の名山の一つ。 大雪渓、お花畑など、アルプス登山の魅力をバランス良く魅力を味わえることでは、北アルプスでも指折りの山。 今回は大雪渓から頂上を経て白馬大地へと巡る人気コースを紹介します。 3.槍ヶ岳(3180m) 北アルプスを代表する名峰。 その名の由来となったひときわ鋭い山頂部は、氷河の侵食でできました。 人気の山とはいえ、コースは長く、山頂直下の岩登りには、かなりの注意が必要となります。 上高地から槍沢を通り山頂へ向かうルートを紹介します。 4.剱岳(2999m) 北アルプス北部を代表する「岩と雪の殿堂」剱岳。 その岩稜で固められた山容は登山者の登高意欲をかきたてます。 室堂から剱沢小屋を経て、前剱、そしてカニノタテバイ、ヨコバイに代表される連続する緊張した岩場の通過は熟達した登山者のみが許される憧れのコースでもあります。 <特典映像> 岩崎流!山のマナー: 山歩きでの基本的なマナー。 トイレのマナー。 山小屋でのマナー。 みんなが安全に山を楽しむための最低限のマナーについて、岩崎さんが語ります。 【監修:岩崎 元郎】 1945年、東京生まれ。 63年から69年まで「昭和山岳会」に在籍、登山の基本を学ぶ。 70年蒼山会同人創立、南アルプス、雨飾山、栗駒山周辺で、沢登り、岩登り、雪山登山に親しむ。 81年春、ネパールヒマラヤのニルギリサウス峰登山隊に隊長として参加。 帰国後「無名山塾」を設立、主宰する。 現在では中高年登山者が中心の「遠足倶楽部」も併設している。
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