結論パの成り立ち• 最初に結論パという言葉ができたのは、2006年発売のwiiソフト 「ポケモンバトルレボリューション」での対戦環境からで、世代で言うと4世代に当たります。 次世代「ブラック・ホワイト」の発売が近付いた環境終期、 「バンギラス、ガブリアス、メタグロス、サンダー、スイクン」の5匹を固定し、残り1匹に各々好みのポケモンを加えたパーティが安定した強さを発揮するとして広まり、当時のプレイヤーはこれを 『結論パ』と名付けました。 当時の対戦人口は現在よりずっと少なく、それでもこの結論パという言葉を知っている人が多いのは、 動画投稿サイトにて結論パに関する詳細な解説をする動画が人気を集めたからという部分が大きいでしょう。 結論パ=最強なのか 環境終期に考え出され、大々的に名付けられた結論パ。 言葉通りに意味を取ると『 その環境でこれ以上考える余地がない、最強のパーティ』となるでしょう。 しかし、果たしてその認識は正しいのでしょうか。 結論パは最強ではなかった 今も使用パーティ等の記録が残っている当時の大規模大会のデータを調べてみると、やはり結論パの5匹が丸々被っていることが多く、人気であることが伺えます。 しかし、その結果はと言うと 結論パを使用したプレイヤーはことごとく敗退し、vs結論パを見据えて厚くメタを張ったパーティが上位を占めることとなっています。 この事から、4世代での結論パは最強でもなんでもなく 『環境終期に考えられた人気のパーティの名前』程度の意味しか持たないと言えます。 一人歩きしていく結論パ よく調べていけば結論パ=最強ではないことは分かりますが、ほとんどの方はそこまで深堀りして調べることはありません。 当時の動画投稿サイトでは種族値の低いポケモンを多く使ってエンターテイメント性に長けた対戦をする動画が人気を博したのに対し、種族値の高いポケモンを多く採用したパーティは 『厨パ』と呼ばれ、嫌われる風潮がありました。 (厨=中学生が適当に使っても勝てる、の意) そして、結論パは『厨パ』の最たる例として、広く知られるようになります。 今では多くのプレイヤーが開設している考察ブログの数も当時は少なく、 結論パ以外の勝率重視のパーティ情報を知り得る方法は限られていました。 このような要因から、如何に結論パを倒すかを考察していたプレイヤー達をよそに、 プレイヤーより圧倒的に人口が多かった動画視聴者側からの印象として『結論パは4世代最強のパーティ』という意味を確固たるものとしてしまいました。 世代が変わり、結論パ論争再び• 画像中のKPとは、大会中のポケモンの使用率を表します。 プレイヤー名は念の為伏せております。 上の画像は、6世代「オメガルビー・アルファサファイア」環境で行われた大規模オンライン大会の使用率上位のパーティです。 勘違いしやすい点ですが、この画像が意味するのは同じパーティを使って参加したプレイヤーが10人いたというだけで、大会の戦績上位をこのパーティが占めた訳ではありません。 この大会の様子はツイッターでも話題となり、上の画像と同じ部分を切り取ったツイートは多くの方にRTされました。 そして、4世代の頃の最強パーティという意味で結論パを認識していた人はこれを見てこう思うでしょう。 「なるほど、これが6世代の結論パなんだ。 」 歴史は繰り返す• この「化身ボルトロス、ガブリアス、ガルーラ、ゲンガー、バシャーモ、スイクン」の6匹は多くのプレイヤーが考察し使用していましたが、 これも「人気のパーティの一つ」に過ぎず、「最強」という意味合いはありません。 確かに上位までこのパーティで勝ち上がるプレイヤーもいるにはいましたが、メタを張り、全く違うポケモンを使う上位プレイヤーも多くいました。 しかし、当時の対戦環境はあまり分からないという方に「6世代の最強のパーティと言えば?」と聞けば、多くの人が上の画像の印象からこの6匹を挙げるのではないでしょうか。 事実、上の画像が出回った直後は「これが結論パか」「6世代はこのポケモンしか使われていないのか、つまらない」という意見が見受けられました。 4世代の結論パの一人歩きと全く同じ現象が起こっていたと言えます。 文字通りの意味の結論パ=最強のパーティなど存在しない ポケモンの対戦環境はめまぐるしく変化していきます。 結論パと呼ばれたパーティのように人気の編成が広まれば、多くのプレイヤーはそのパーティを倒す方法を考えます。 そして、 メタられる事が当たり前となり勝率が落ちれば、人気パーティの使用者はその形を変えざるを得ません。 ポケモンの種類、技構成、持ち物が全く同じパーティで常に最上位を取り続けられることなど有り得ない訳です。 最強が存在しないからこそポケモン対戦は面白い もし、これ以外使う必要が無い程強い、最強のパーティが存在したら。 もし、プレイヤー全員が全く同じパーティで戦うことしかできない環境になっていたら、ポケモンというゲームの対戦はここまで人気になっていたでしょうか。 答えはNOでしょう。 ポケモンの対戦環境は、あっと驚くような構成のポケモンを採用したパーティが上位に躍り出てくることもありますし、人気のパーティが横綱相撲を見せつけ、やはり強かったと話題になることもあります。 その時々で上位のパーティは移り変わっていくからこそ、プレイヤーは同じゲームに対しても新鮮さを感じ、モチベーションを長く保つことができるのです。 終わりに 今回は誕生から10数年もの歳月が経っている用語、結論パについて解説をしていきました。 ポケモン対戦の長い歴史において、プレイヤーが独自に生み出した用語は数え切れないほどあります。 そして、その用語は当事者のプレイヤーの元を離れ、多くの人の目に止まるとその意味が段々違って捉えられる事も多々あります。 その中で最も有名な用語の一つが結論パと言えます。 これからも、4世代の結論パのように多くの人気を集め、使用率の高いパーティが編み出されるかもしれません。 しかし、いずれそのパーティはメタを張られ、メタに対抗するために形を変えていき、新たな人気のパーティが出回ります。 プレイヤーがいる限り、対戦環境に結論はありません。 参考文献.
次の対戦の基本はパーティ構築と知識! ポケモンバトルの 基礎はパーティ構築する力と知識の2つ!実際の対戦では運も絡んでくるが、この2点を抑えていることが強いプレイヤーの証だ。 上級者がいたら質問しよう 周りにポケモン上級者がいる場合、分からないことがあったらとにかく質問しよう!知識や経験が重要なゲームなので、自己解決するよりも質の高い回答が得られるはずだ。 パーティ構築の基礎 弱点を補完しながら組むと良い パーティ構築の基本は相性補完。 弱点を補いあって隙の少ないパーティを組むことが大事だ。 タイプを統一したパーティの場合、1つの技を連発されてるだけで負けてしまうということもありえる。 相性補完からパーティを組む例 1 が使いたいのでパーティを組み始める 2 ギャラドスの弱点はでんき、いわタイプ 3 でんき、いわタイプに強いを入れる 4 2体ともくさ、こおりタイプの技が等倍 5 3体目として両方半減するを入れる 物理と特殊を両方入れる パーティには物理技を覚えたポケモンと、特殊技を覚えたポケモンをバランス良く編成しよう。 片方の技しか編成していないと特定のポケモンを出されるだけで詰んでしまう。 強いポケモンを使用する 使用率が高く、強いと言われているポケモンは明確な役割を持っていたり、多くの役割をこなせるポケモンが多い。 使われているだけの理由を持っているので、こだわりが無ければ積極的に使うことをおすすめする。 使いたいポケモンは1,2匹に抑える 使いたいポケモンだけでパーティを組むと相性補完が全く出来ていないことが多い。 使いたい枠のポケモンは1,2匹にして、残りは強いポケモンで埋めた方が勝ちやすくなる。 強い人のレンタルパーティから学ぶ Twitterやブログなどで自分のパーティを公開している上級者も多い。 使ったことのないポケモンについて学ぶことも出来るので、強い人が紹介しているパーティをレンタルして勉強するのもおすすめだ。 とにかく対戦をして改善していく パーティが完成したらとにかく対戦してみよう。 対戦しているうちに苦手なポケモンや、あまり使わないポケモンが見えてくるはずだ。 あまり使わないポケモンを苦手な相手への対策ポケモンにすることで、より強いパーティになっていく。 基礎知識を身に着けよう 相性を覚える 画像引用元: 覚えるべきことの中で最も基礎となるのはタイプ相性。 自分のポケモンの得意不得意を分かっていないと正確な判断は行えない。 用語集で言葉を覚えよう 上級者は初心者に全く伝わらない用語を使用して会話していることも多い。 対戦や育成でよく見る単語は用語集で解説しているので、言葉の意味が分からない時は用語集を確認しよう。 相手の行動を予想して、対応できる行動を取るのがバトルの基本だ。 素早さ関係を把握する どちらが先に行動するかが対戦では非常に重要。 素早さの種族値を覚え、どっちが先に行動できるか把握しておこう。 具体的な数値を覚えなくても、どっちが速いかさえ分かっていれば問題ない。 その時点で流行しているポケモンの対策をすることで、勝率を伸ばせる。 流行を把握するにはランクバトルに挑むかSNSなどで情報収集をしよう。 ダメージ感覚を身につける 上級者は、技で発生するダメージ割合を身体で把握している。 過去の対戦で蓄積した経験によるところが大きいので、対戦を重ねてダメージ感覚を身に着けよう。 ポケモン仲間を作る ポケモンは1人でプレイするよりも複数人でプレイしたほうが圧倒的に効率が良い。 厳選1つ取っても2人で違うポケモンを厳選しておけば同じ時間で2種類のポケモンが用意できる。 タイプ相性ではなくポケモン単位で考える 上級者はパーティの補完を考える際にタイプ単位ではなく、ポケモン単位で考える。 このポケモンに弱いから違うポケモンを採用しようと考えられるのを目指そう。 ポケモン単位で考えてパーティを組む例 1 が使いたいのでパーティを組み始める 2 ギャラドスは、などに弱い 3 両方に対抗できるを入れる 4 2体ともに強くない 5 3体目としてを入れる 6 全体的にやに弱い 7 4体目としてかたやぶりを入れる ポケモン剣盾の攻略関連記事 DLCの攻略情報.
次のby: 1月23日からPGLがメンテナンスに入り、ポケモンUSUMのシーズン8が開幕となっている。 この記事ではシーズン7でレート2000に到達したパーティのツイートをまとめていきます。 シーズン7レート2000到達パーティまとめ レート 人口(母数128735人) 2200以上 9 2100以上 128 2000以上 705 1900以上 1451 1800以上 3591 1700以上 8706 1600以上 20379 1500以上 55215 ポケモンUSUMシーズン7シングルのレート人口とレート毎の分布は上記の通り。 参加者は128735人となっており、全ルール合計参加者は149524人となる。 ポケモンORASの初シーズンとほぼ同程度のプレイヤー人口となっており、サンムーン初期と比べるとかなり人口は減っている。 そしてシーズン7はレート2000以上のプレイヤーが多く、700人以上もレート2000を達成している。 シーズン8では特にルールも変わらず、カロスマークの互換切りも無いので同じように遊ぶことが出来る。 S7レート2000達成構築記事ツイート ママンボウ入りでレート2050を超えました!見ていただけると有り難いです。 閲覧,拡散してもらえると嬉しいです。 — さかな snd9p 時間があるときにどうぞ! はてなブログに投稿しました 【S7使用構築】スピアーマンダ対面パ【瞬間最高2078】 — 4振り回転寿司— さめレモン negitoropoke アメブロを更新しました。 応援してくれた方や、共に頑張ろうと言い合った方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。 瞬間でレート2142まで行ったので、そこそこ強い構築だと思います。
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