負けに不思議な負けなし。 負けに不思議の負けなし!

負けに不思議の負けなし〈完全版〉 下 (朝日文庫)

負けに不思議な負けなし

英語の名言から英語だけでなく、 人生の知恵を盗みましょう! Wise men learn more from fools than fools from the wise. by Cato the Elder 「賢者は愚か者が賢者から学ぶより 多くのことを愚か者から学ぶ。 」 成功した経験よりも失敗した経験 から学べることが多くあります。 ビジネス書などはその成功体験で 溢れていますが、 失敗体験を集めているような ビジネス書の方が実は学びが 大きいです。 僕も英語学習については良く 失敗した経験を伝えていますが、 (5分聞き流すだけとか(笑)) 失敗から学ばないといつまでも 失敗を繰り返します。 失敗というか一定の思った成果が 出なかったと言っても良いですが、 どちらにしても上手くいかなかった 「結果」から学べることの方が 上手くいった「結果」よりも 確実に大きなインパクトを与えます。 勝ちに不思議の勝ちあり、 負けに不思議の負けなし。 元監督の野村さんが伝えて 有名な言葉になりましたが、 上手くいったことの中には 不思議な偶然(再現性がない)が 起こっていることが多く、 しかし上手くいかなかったことの 中にはその原因が必ず存在する という意味です。 上手くいかなかった原因は 再現されるケースが多いので、 そこを突き止め改善していく ことで次の成果につながります。 <1点集中ポイント:負けに不思議の負けなし!>.

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負けに不思議の負けなし、勝ちに不思議の勝ちあり。勝負の極意

負けに不思議な負けなし

勝ちに不思議な勝ちありの本当の意味 では野村監督が言った、「勝ちに不思議な勝ちあり」とは、 どういう意味かと言うと、100%負ける試合であっても、 まぐれで勝ってしまうこと もある。 ただそういった奇跡的な勝利をした時こそ、 自分に奢れず精進しましょう!という意味だと言われています。 また道山の個人的な考えとしては、 「人間は真剣に努力をしていれば、 それをどこかで神様が見ていて、不思議な勝ちを与えてくれる」 という意味もあるのかなと思っています。 負けに不思議な負けなしの本当の意味 一方負けに不思議な負けなしは、 どういう意味かと言うと、文字通り 負けるときには 必ずその理由があるという意味です。 例えば道山の元に、 中学生からこんな相談が良く届きます。 A君は私よりも明らかに部活が下手なのに なぜかA君がレギュラーで私は控えです。 やっぱりこれはA君が先生から 気に入られているからでしょうか? だとしたら差別ではないでしょうか? 私はA君の事を見たことがないので、 どれくらい実力の差があるかは知りません。 ただ負けるには必ず理由があるのです。 それはもしかしたら、 ・A君の方が先生から好かれている という理由かもしれません。 実は、• A君はチームを盛り上げる力がある• A君はチームメンバーを気遣うことができる などかもしれません。 先生によって判断基準が異なるので、 一概には言えないのですが、 絶対に言えることは、あなたよりもA君の方が 勝っている部分が1つはあるわけです。 この負ける理由をしっかりと考え、 それに対して 対策を考えられる人こそ、 今後出世していける人間になるのだと思います。 どんな時でもプラスに考えよう この世の中と言うのは、 様々なところで 理不尽なこと があります。 ただ唯一言えることが、 勝ちに不思議な勝ちはあるが、負けに不思議な負けない ということなのです。 もしあなたが、• 絶対にひいきなんじゃないか?• それは不公平でしょ! と思うことがあったとしたら、 「負けに不思議な負けなし」 と言う言葉を思い出して、 「じゃあ自分がひいきしてもらうにはどうしたら良いのか?」 と 発想を転換してみてください。 きっと人生は、 今よりももっと楽しくなるはずです! 今日も最後まで読んでいただき ありがとうございました。

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負けに不思議の負けなし!

負けに不思議な負けなし

タイトルの言葉は、江戸時代の大名で、心形刀流剣術の達人でもあった松浦清(1760年 - 1841年)が残した言葉です。 松浦清の名よりも、雅号(文人・画家・書家などが、本名以外につける風雅な名のこと)の「静山」を使った「松浦静山」という呼び名の方が知られています。 静山は19歳で肥前国平戸藩の第9代藩主になりました。 肥前国の場所は、今の佐賀県・長崎県あたりです。 心形刀流の印可(精進した弟子に師が力量の証明を与えること)を受けたのは26歳のとき。 その後、27歳の若さで隠居。 以後は武芸と学問の精進を続け、278巻に及ぶ随筆集『甲子夜話』を残します。 心形刀流の心技を解説した剣術書は『剣攷』と『常静止剣談』の2つ。 「勝ちに不思議の勝ちあり。 負けに不思議の負けなし」の言葉は後者の『剣談』に記されています。 さすがに『常静止剣談』の入手は困難ですが、剣談を含む著名な兵法書・剣術書から名言を抜粋・紹介した書籍「武道秘伝書」は現在も入手可能。 今回紹介した言葉の原文、訳、解説を読むことができます。 【引用:吉田豊 編「武道秘伝書」】 《原文》 予曰く。 勝ちに不思議の勝ちあり。 負けに不思議の負けなし。 問、 如何なれば不思議の勝ちと云う。 曰く、 遵道守術ときは其心必不勇と雖ども得勝。 是心を顧みるときは則不思議とす。 故に曰ふ。 又問、 如何なれば不思議の負けなしと云ふ。 曰、 背道違術、然るときは其負無疑、故に云爾客乃伏す。 《訳》 予が言った。 「勝つときには不思議な勝ということがある。 しかし負けるときには不思議な負けということはない」 客が問う。 「なぜ、不思議な勝と言われるのでしょうか」 予が答える。 「法則に従い、技術を守ってたたかえば、たとえ気力が充実しておらずとも勝利を得ることができる。 このときの自分の心をふりかえれば、不思議と思わずにはいられないからである」 また問う。 「では、なぜ不思議の負はないと言われるのでしょうか」 予はまた答えた。 「法則を無視し、技術を誤れば、負けることに間違いない。 それだからこのように言うのである」と。 客は平伏した。 ちなみに『常静止剣談』の名は、文学者の吉丸一昌が大正4年に『武術双書』を編む際、無題の古写本に仮に名づけたもの。 「武道秘伝書」の編者、吉田豊さんは、当時「常静止」が松浦静山であることが知られていなかったとみています。 「勝負の世界には、とかく非科学的な精神力万能主義が入り込みやすい。 【デジタル大辞泉】 松浦静山の言葉が現代でも親しまれているのは ビジネスパーソンの間では、『孫子』や『五輪書』といった兵法書から、著者の思想・哲学などを学び、ビジネス戦略に応用したり、ロジカル思考の鍛錬に生かすことがあります。 「勝負の世界」という点で、通じるものがあるからでしょう。 今回紹介した松浦静山の言葉も、ビジネスの現場で注目される言葉の1つです。 勝利を得たいなら、気力に左右されないほどの技術を身につける(だけの学びや努力を常日頃から続けておく) 想定外の失敗をしても、運が悪かったで済ませず、原因を追求する(ことで失敗を繰り返さないようにする) 静山の言葉からは、そんなメッセージが伝わっってきます。 クリエイターの仕事は、ビジネス上の勝負だけで語れるものではありません。 ビジネス上の勝ち方や失敗の避け方を学んでも、優れた作品が作れるとは限らないからです。 しかし、個性とか感性を言い訳にして学びや努力を怠ったり、上手くいかなかったことを運のせいで済ませないよう、静山のこの言葉を心に留めておく必要はあるでしょう。 勝ちに不思議の勝ちあり。 負けに不思議の負けなし。

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