CLAMPさんは彼女達が薄い本を出していた時からのファンです もこなさんの絵が好きでCLAMP作品を買い集めていましたが、今作品に至っては途中から単なる収集になってしまい、しばらく本棚の奥に眠ったままになっていました 意を決して未読の巻を読みましたが、うーん Amazonレビューを見に来て、みんな同じことを思っていたのかと安心しました 「なんだかよく分からなかった」 彼女たちの作品を読むといつも感じますが、本質はすごくシンプルなのに、その本質をさも高尚な物だと思ってもらいたいがために、意味ありげなワードで塗りたくっていくうちに、本質の中身がどんどん変わっていってしまい、「あれ、着地点ってどこだっけ?」と無理やり探して終わらせてるよなあ、と 物語全体を通しての構成力がないのか、はたまた連載開始から時間が経ち別のエンディングにしたくなったのか どちらにせよCLAMPさんのファンは止めませんが、この方達はルルーシュや創竜伝のようにキャラクター原案や挿し絵に特化された方が向いてるんじゃないかなと思います 最終巻まで全巻コンプリートしたのにも関わらず、 一気に売ってしまいました。 もう一人の小狼の出現からファイの過去編あたりまでは、 「いよいよ物語の核心に近づいていっているんだな」と心躍る展開で、 この漫画を読むのが楽しみになっていたのですが・・・ 最終巻を読んで「?」。 うーん、もっと単純明快に物語を展開してくれないかなぁ。 切なげな、儚げな、そんな「雰囲気」は感じ取れるのですが そのなんとなくの「雰囲気」で押し切っちゃった感が否めない。 小狼とサクラの本名が・・・と最後にいきなり言われても、 はぁ、そうですか、としか言いようがない。 そのくだり、必要かなー? CLAMPファンには面白い話・・・なのかもしれませんが・・・ ファンには本当に申し訳ないけれど、 「カードキャプターさくら」のさくらが 「絶対大丈夫だよ」なんていきなり現れて言っちゃうものだから 一気にシラけてしまいました。 少年雑誌に掲載しているのだから、 もっと少年少女たちに分かりやすいように、 CLAMP作品を読んでいなくても分かるように、 物語を展開して欲しかった。 「ツバサ」を読んで、これを機会に 「CLAMP作品、今まで読んだことないから買って読んでみよう」 という気にはなりませんでした。 むしろ、他の作品もこんなスッキリ爽快さのない漫画なんだろうなぁ・・・と 思ってしまうのが残念でした。 はっきり言って一回目読んだときは全然意味がわからなかったです。 二回目読んでなんとなくわかった気はしますが二回目に読むラストは流れは分かっているわけですかつまらなかったです。 あとはやっぱり無理やりな感じがしますね。 CLAMP作品はこれまでもたくさん読みましたがラストに「ちょびっツ」や「Wish」では読み終わって暖かい気持ちになりましたし「東京バビロン」ではいい意味でかなり衝撃を受けました。 ですがこの「ツバサ」のラストでの感想は「最後の最後で何が伝えたいのかよくわからない」でした。 最初読んでいて「すべての記憶が戻っても決して小狼との記憶は戻らない」それでも羽を探していくというのがテーマだと思いもっと切ない感じになると思って期待していたんですが結局メインはそういうサクラと小狼のお話よりも過去キャラが登場するいろいろな国になっていたような気がします。 しかも絵のせいもあるかもしれませんが過去キャラも魅力が半減している気がします。 過去の作品を読んでいない人にはまったく魅力がないんじゃないかと思います。 ホリックとのリンクといい個人的に詰め込みすぎたせいで逆に話がスカスカになってしまったような気がします。 やるなら別の作品でやった方が良かったのではないかと思います。 あとはもう一人の自分・・・悪くはないと思いますがもう少しわかりやすくしてほしいです。 複雑な面白さも確かにあると思いますが自分はこれはダメでした。 ラストはなんか本人たちは爽やかに終わってますが結局小狼の記憶が戻らない云々はどうなったんでしょうか? スッキリしないラストはある意味悲しいラストより悲しいなと思う漫画でした。 あと最後に叫んでる名前はなんですか? 重い話の割に切ない感じとかもあまりなく続きは気になりましたがただ流れるように読んでいました。 リンク作品のホリックの方がキャラが明るい感じですが話がわかりやすくよっぽど切ないです。 ホリックは良いラストを期待しています。
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次のCLAMPさんは彼女達が薄い本を出していた時からのファンです もこなさんの絵が好きでCLAMP作品を買い集めていましたが、今作品に至っては途中から単なる収集になってしまい、しばらく本棚の奥に眠ったままになっていました 意を決して未読の巻を読みましたが、うーん Amazonレビューを見に来て、みんな同じことを思っていたのかと安心しました 「なんだかよく分からなかった」 彼女たちの作品を読むといつも感じますが、本質はすごくシンプルなのに、その本質をさも高尚な物だと思ってもらいたいがために、意味ありげなワードで塗りたくっていくうちに、本質の中身がどんどん変わっていってしまい、「あれ、着地点ってどこだっけ?」と無理やり探して終わらせてるよなあ、と 物語全体を通しての構成力がないのか、はたまた連載開始から時間が経ち別のエンディングにしたくなったのか どちらにせよCLAMPさんのファンは止めませんが、この方達はルルーシュや創竜伝のようにキャラクター原案や挿し絵に特化された方が向いてるんじゃないかなと思います 最終巻まで全巻コンプリートしたのにも関わらず、 一気に売ってしまいました。 もう一人の小狼の出現からファイの過去編あたりまでは、 「いよいよ物語の核心に近づいていっているんだな」と心躍る展開で、 この漫画を読むのが楽しみになっていたのですが・・・ 最終巻を読んで「?」。 うーん、もっと単純明快に物語を展開してくれないかなぁ。 切なげな、儚げな、そんな「雰囲気」は感じ取れるのですが そのなんとなくの「雰囲気」で押し切っちゃった感が否めない。 小狼とサクラの本名が・・・と最後にいきなり言われても、 はぁ、そうですか、としか言いようがない。 そのくだり、必要かなー? CLAMPファンには面白い話・・・なのかもしれませんが・・・ ファンには本当に申し訳ないけれど、 「カードキャプターさくら」のさくらが 「絶対大丈夫だよ」なんていきなり現れて言っちゃうものだから 一気にシラけてしまいました。 少年雑誌に掲載しているのだから、 もっと少年少女たちに分かりやすいように、 CLAMP作品を読んでいなくても分かるように、 物語を展開して欲しかった。 「ツバサ」を読んで、これを機会に 「CLAMP作品、今まで読んだことないから買って読んでみよう」 という気にはなりませんでした。 むしろ、他の作品もこんなスッキリ爽快さのない漫画なんだろうなぁ・・・と 思ってしまうのが残念でした。 はっきり言って一回目読んだときは全然意味がわからなかったです。 二回目読んでなんとなくわかった気はしますが二回目に読むラストは流れは分かっているわけですかつまらなかったです。 あとはやっぱり無理やりな感じがしますね。 CLAMP作品はこれまでもたくさん読みましたがラストに「ちょびっツ」や「Wish」では読み終わって暖かい気持ちになりましたし「東京バビロン」ではいい意味でかなり衝撃を受けました。 ですがこの「ツバサ」のラストでの感想は「最後の最後で何が伝えたいのかよくわからない」でした。 最初読んでいて「すべての記憶が戻っても決して小狼との記憶は戻らない」それでも羽を探していくというのがテーマだと思いもっと切ない感じになると思って期待していたんですが結局メインはそういうサクラと小狼のお話よりも過去キャラが登場するいろいろな国になっていたような気がします。 しかも絵のせいもあるかもしれませんが過去キャラも魅力が半減している気がします。 過去の作品を読んでいない人にはまったく魅力がないんじゃないかと思います。 ホリックとのリンクといい個人的に詰め込みすぎたせいで逆に話がスカスカになってしまったような気がします。 やるなら別の作品でやった方が良かったのではないかと思います。 あとはもう一人の自分・・・悪くはないと思いますがもう少しわかりやすくしてほしいです。 複雑な面白さも確かにあると思いますが自分はこれはダメでした。 ラストはなんか本人たちは爽やかに終わってますが結局小狼の記憶が戻らない云々はどうなったんでしょうか? スッキリしないラストはある意味悲しいラストより悲しいなと思う漫画でした。 あと最後に叫んでる名前はなんですか? 重い話の割に切ない感じとかもあまりなく続きは気になりましたがただ流れるように読んでいました。 リンク作品のホリックの方がキャラが明るい感じですが話がわかりやすくよっぽど切ないです。 ホリックは良いラストを期待しています。
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