ちょうど禍が始まる前ぐらいの時期に、で初めてに行った。 ・の「ボ」という店で、とか膝枕とかが絡まないの方の店だ。 細くしなる煤竹が耳奥まで届く。 が変わったのか数年前のは少しが硬い)で2日おきに耳の中をしなければ気が狂ってう。 「ってはないらしいよ」とか「やりすぎると体に悪いらしいよ」とか、知らん。 今更その手のに耳を貸すつもりはない。 きょうびのためにやってる奴とるの?なんのためのでないだろ。 私は早死にしてもしたいよ。 そんな私でも、イヤーで耳の中を見とだけはなかった。 だ思ったのだ。 2日おきに耳の中がになるまでを繰り返す私でも、もしたらちょうど届かないような角度に何年も取り逃がしているやるかもしれない。 何年も潜伏し、度重なるガサ入れもうまく身を隠し、今もの手を逃れ続けている犯がもしれない、と。 ゆ、許せねぇーーーーッ。 今すぐ耳の中ぜんぶにをして犯どもを余さず引きずり出してやりてぇ。 悪は明るみに出すべきだ。 私はボ店を予約した。 店に来た。 の落ち着いた店内に、アのいいが漂っている。 で座るをにしたようなフワフワの革に身を沈めると、のお姉さんが来た。 来店のけを聞かれ、急に気恥ずかしくなって「いや……なんとなく、興味が?ぐらいで」と思いきりぶった。 このきでがありそうなお姉さんにだと思われたくない。 でも何も知らないの顔をしていたい。 耳にが入っていく。 耳の中は笑っぐらい何もなかった。 「なんにもない……」とお姉さんも言った。 こんな耳のがよ。 耳の中に汚れも傷もなかっとでお姉さんは私のふだんののうまさを褒めてくれたが、直前でぶった手前なお恥ずかった。 ……いや、し。 世の中には耳が汚れにくい体質の人もいるだろう。 幸い掻き傷もないみたいだし、そういうていでやり過ごせるかもしれない。 そう思った矢先、私はにを刺された。 お姉さんが耳の中に何かを見つけたのだ。 それは私の耳奥に浮かんだ鹿の背のような模様だった。 「これ、見えか?」とお姉さんが私にで照らしてみせる。 「なんですか?」と私が聞く。 「掻きダコです……」お姉さんが微笑んだ。 掻きダコ。 それは、何度もで擦ることによって耳の表面が硬くなっただそうだ。 私にとっては紛うき耳、いや耳の証だった。 「実は好きなんですよね……」私はった。 耳の中はあとでもう少し詳しく見るとして、耳内の毛のをやってくれることになった。 これがかなりいい。 細いハサミが耳の中に入り、ショキショキと音を立てる。 が内壁を擦る音すら楽しむの私にとって、これは新しいだった。 毛を取り落といように、の後はローションで濡らした極細の綿棒で耳内の表面をう。 これがまたいい。 耳の汚れも同じで取るそうだ。 にになった耳の中をまたで照らす。 細汚れが見えるようになり、それを綿棒ですくうを越しにぜんぶ見た。 触覚と頼りの一人と違い、を通して明確に「汚れが取れた」達成感があるのでイヤーは偉大だ。 と、鼓膜近くに細汚れがあるのをお姉さんが見つけた。 お姉さんは思そこへと綿棒を伸ばすと、慌ててサッと綿棒を引っ込めた。 「これは鼓膜近くなので汚れが外に移動するのを待ちましょう。 大きい汚れではありませんし」 落ち着いたな声だ。 でも見てたぞ。 今の動き、どう見てもがやるやつだった。 そりゃそうか。 この店に来るのはきっとみんな同じようなだ。 さん、少なくともら側のが分かるだろう。 に正直ことを、わざわざ恥じなくたってよかったのだ。 私は耳をきに拭き取ってもらい、丁寧なまで受けて決意した。 「次はもう耳をサボって来よう」と。 耳の中にほぼ何もないでもこんだけよかったんだもん、何かある時ならいいじゃん。 そう思ってのやつが始まって、私はまだボに行けていない。 やむなくで耳をしているけど、もう一度あの店に行くことを考えると耳がムズムズしてくる。 早く行きたい。 一応お店は消毒増やして席を減らして待機しているようなので、できなくなったら行こうと思う。 その日は近そうだ。
次のちょうど禍が始まる前ぐらいの時期に、で初めてに行った。 ・の「ボ」という店で、とか膝枕とかが絡まないの方の店だ。 細くしなる煤竹が耳奥まで届く。 が変わったのか数年前のは少しが硬い)で2日おきに耳の中をしなければ気が狂ってう。 「ってはないらしいよ」とか「やりすぎると体に悪いらしいよ」とか、知らん。 今更その手のに耳を貸すつもりはない。 きょうびのためにやってる奴とるの?なんのためのでないだろ。 私は早死にしてもしたいよ。 そんな私でも、イヤーで耳の中を見とだけはなかった。 だ思ったのだ。 2日おきに耳の中がになるまでを繰り返す私でも、もしたらちょうど届かないような角度に何年も取り逃がしているやるかもしれない。 何年も潜伏し、度重なるガサ入れもうまく身を隠し、今もの手を逃れ続けている犯がもしれない、と。 ゆ、許せねぇーーーーッ。 今すぐ耳の中ぜんぶにをして犯どもを余さず引きずり出してやりてぇ。 悪は明るみに出すべきだ。 私はボ店を予約した。 店に来た。 の落ち着いた店内に、アのいいが漂っている。 で座るをにしたようなフワフワの革に身を沈めると、のお姉さんが来た。 来店のけを聞かれ、急に気恥ずかしくなって「いや……なんとなく、興味が?ぐらいで」と思いきりぶった。 このきでがありそうなお姉さんにだと思われたくない。 でも何も知らないの顔をしていたい。 耳にが入っていく。 耳の中は笑っぐらい何もなかった。 「なんにもない……」とお姉さんも言った。 こんな耳のがよ。 耳の中に汚れも傷もなかっとでお姉さんは私のふだんののうまさを褒めてくれたが、直前でぶった手前なお恥ずかった。 ……いや、し。 世の中には耳が汚れにくい体質の人もいるだろう。 幸い掻き傷もないみたいだし、そういうていでやり過ごせるかもしれない。 そう思った矢先、私はにを刺された。 お姉さんが耳の中に何かを見つけたのだ。 それは私の耳奥に浮かんだ鹿の背のような模様だった。 「これ、見えか?」とお姉さんが私にで照らしてみせる。 「なんですか?」と私が聞く。 「掻きダコです……」お姉さんが微笑んだ。 掻きダコ。 それは、何度もで擦ることによって耳の表面が硬くなっただそうだ。 私にとっては紛うき耳、いや耳の証だった。 「実は好きなんですよね……」私はった。 耳の中はあとでもう少し詳しく見るとして、耳内の毛のをやってくれることになった。 これがかなりいい。 細いハサミが耳の中に入り、ショキショキと音を立てる。 が内壁を擦る音すら楽しむの私にとって、これは新しいだった。 毛を取り落といように、の後はローションで濡らした極細の綿棒で耳内の表面をう。 これがまたいい。 耳の汚れも同じで取るそうだ。 にになった耳の中をまたで照らす。 細汚れが見えるようになり、それを綿棒ですくうを越しにぜんぶ見た。 触覚と頼りの一人と違い、を通して明確に「汚れが取れた」達成感があるのでイヤーは偉大だ。 と、鼓膜近くに細汚れがあるのをお姉さんが見つけた。 お姉さんは思そこへと綿棒を伸ばすと、慌ててサッと綿棒を引っ込めた。 「これは鼓膜近くなので汚れが外に移動するのを待ちましょう。 大きい汚れではありませんし」 落ち着いたな声だ。 でも見てたぞ。 今の動き、どう見てもがやるやつだった。 そりゃそうか。 この店に来るのはきっとみんな同じようなだ。 さん、少なくともら側のが分かるだろう。 に正直ことを、わざわざ恥じなくたってよかったのだ。 私は耳をきに拭き取ってもらい、丁寧なまで受けて決意した。 「次はもう耳をサボって来よう」と。 耳の中にほぼ何もないでもこんだけよかったんだもん、何かある時ならいいじゃん。 そう思ってのやつが始まって、私はまだボに行けていない。 やむなくで耳をしているけど、もう一度あの店に行くことを考えると耳がムズムズしてくる。 早く行きたい。 一応お店は消毒増やして席を減らして待機しているようなので、できなくなったら行こうと思う。 その日は近そうだ。
次のこんにちは。 ルナールの宮地です。 ヘッドマッサージ・イヤーエステ専門店のルナールです。 イヤーエステってまだまだ知名度が低くて、新規でご来店の方はどんなものか知らずにご来店いただく方が多く居ます。 単純に言うと耳のマッサージと耳かきをやります。 耳かきをするんです。 その施術で使う耳かき、それはプロ仕様になりますよね。 プロ用の耳かきなんか、正直売っていないんです。 市販で売ってる耳かきは、この真ん中のようなもので太くて使い物にならないんです。 たまに市販で良い物ないかと探したりするんですが、世間でいいといわれている耳かきもいまいちなんで、 ルナールのイヤーエステで使っている耳かきはすべて、私の手作りなんです。 左右の耳かきは私の手作りの物になります。 真ん中の物と比べると、別物ですよね? 1本の竹を割って削って、磨いてを繰り返し作っています。 仕事でも自分でも使いたいと思う、物じゃないと納得いかないんです。 この両サイドの物はもちろん、他にも大小さまざまな形状の耳かきをお客様に合わせて使い分けています。 この薄さとカーブを見て、耳がうずきませんか?? イヤーエステサロンは全国にありますが、耳かきを自分で作るセラピストはあまりいないと思います。 耳かきのプロが作る耳かきなんです。 そんな耳かき気持ちいいに決まってると思いませんか? しかもそんな耳かきが、ネットで販売しています。 送料込みで2700円!! 上のバナーをクリックして注文ができます!! 耳かきのプロが作る、こだわりの耳かきぜひ使ってみてください。 手放せなくなる1本になるはずです。
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