こんにちは!先日見た素敵な展覧会 「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展 (東京ステーションギャラリー)がもうすぐ会期終了してしまうので、慌ててレポートします。 このルートブリュック展を知ったきっかけは、 石田ゆり子さんのインスタでした。 普段から素敵な生活と、訪れた展示等も紹介なさっていて、ゆり子さんの芸術に対する感度ってすごいなぁと思います。 石田ゆり子さんのインスタの投稿を見て訪れた方も多いのではないでしょうか? フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、 名窯アラビアの専属アーティストとして、約50年間活躍 するルート・ブリュック 気になる展示の混雑情報や、 彼女の作品の変貌についてレポートしたいと思います。 Contents• 混雑情報としては、私が行った金曜日の13時過ぎで、そこそこの混み具合。 特に撮影可能な2階の展示室は、鑑賞者の95%以上が撮影していたため、大変混み合っていました。 全てを見終わって、3階に戻ってみると、入った時よりも大変混雑して、カメラを構えた人だらけでした。 (15:00過ぎ) 撮影オッケーと言われると、ついつい記録したくなりますよね(実際私も、たくさん撮らせて頂きました。 苦情がでるのも、仕方ない気がします。 ライオンに化けたロバ 色も形も質感も素敵な作品ばかりなので、みなさんが写真に収めたくなるのもわかります。 3階の撮影可能な展示室から、八角形の廻り階段を降りて、2階のレンガの展示室へ移動。 こちらは撮影不可ゾーンです。 蝶をモチーフとした、色鮮やかな作品が撮影できないのは残念ですが、シャッター音がなくなり、作品を鑑賞するモードにスイッチが切り替わり、逆に良かったと思います。 作品の内容も、動物や少女等の愛らしい対象から タイルを手作業で組み合わせて大型壁画へと変化して、色彩も絞られていきます。 前半の展示では、形や線、釉薬の違いから生まれる色の美しさを、後半では、白や黒の幾何学的な形を組み合わせることによって生まれる、光と影の美しさ。 その ドラマティックな変化はひとりの作家の作品とは思えない、とても新鮮な体験でした。 所要時間ですが、撮影をしたり、途中映像が2か所、一つはドキュメンタリーでかなり長め40分ぐらい、なので全部を見逃したくない方は 2時間以上は余裕を持った方が良いかと思います。 巡回場所と会期は? 東京展が終了後、3か所で巡回が決まっているようです。 東京ステーションギャラリーのレンガ作りの壁での展示も作品にぴったりでしたが、他の美術館ではどのような展示風景になるのか?各地で見た方のレポートが楽しみですね。 2019年9月7日(土)~10月20日(日) 2020年4月25日(土)~7月5日(日) 2020年7月18日(土)~9月6日(日) おすすめグッズはポストカードとマットな質感の缶バッチ 限定グッズも公式ホームページで、色々と紹介されているのですが、グッズの王道のポストカードが素敵!あれだけ写真も撮ったからカードは良いかなぁと思っていたのですが、写真に撮れなかった蝶のシリーズがあったり、カードになると、また雰囲気が違って、つい購入してしまいました。 蝶の缶バッチは、実際のルートの作品は陶板なのでつやつやしているのですが、あえて つや消しのマットな色合いが、とってもおしゃれに見えてこちらも購入。 台紙もついているので、そのまま飾っても素敵ですね。 事前情報をあまり調べず、行ったので、あらためて公式ホームページを見ると、展示内容が網羅された図録や、 『はじめまして、ルート・ブリュック』 という 作品とその魅力を紹介するビジュアルブック も気になります。 東京ステーションギャラリーの交通アクセスと入り口 JR東京駅 丸の内北口 改札前 から出ると目の前にあります。 田舎者の私にとって、東京駅直結と聞くとすごく近くに感じますが、出る改札を間違えると、改札を通って戻れないので、東京駅の外をかなり遠回りでぐるっとまわらなければなりません。
次のこの展覧会について ABOUT THIS EXHIBITION フィンランドを代表する芸術家、ルート・ブリュック。 名窯アラビアの専属アーティストとして長年にわたり活動し、20世紀半ばに世界を魅了した、北欧デザイン・工芸ブームの一翼を担いました。 初期には、幼き日の想い出や日常の様々な光景を陶板に表し、そのノスタルジックな描写や艶やかな釉薬の表現が注目を集めます。 次第に作品は幾何形体へと移行していき、モティーフも自然などのより広大なものへの変化がみられました。 後期になると、タイルを集積させて大画面を構成するスタイルが確立され、それらは市役所や銀行など公共空間をも彩っていきます。 本展は陶器、テキスタイル、版画などおよそ200点の作品を通じて、ブリュックの創作の軌跡をたどる、日本で初めての回顧展です。 工芸やデザインといったジャンルに縛られることなく、自由な発想と豊かな色彩感覚で独自の世界を生みだし続けたブリュック。 日々の暮らしに向けられた温かな眼差しや、ダイナミックな作風の変遷をお楽しみください。 開催概要 EVENT DETAILS 会期 2020年4月25日 土 〜2020年7月5日 日• 会場 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI.
次の展覧会概要 フィンランドのアーティスト、ルート・ブリュックの日本初の展覧会。 名窯アラビアのセラミックアーティストとして、またテーブルウェアやテキスタイルのデザイナーとして、世界的に活躍しました。 2019年はルート・ブリュックの没後20周年であると同時に、日本とフィンランドの修好100周年にあたりました。 この記念すべき年から日本を巡回している「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展は、セラミックやテキスタイル、スケッチなど約200点を通じて、その多彩な仕事を日本で初めて網羅的に紹介する展覧会です。 2016年にフィンランドやスウェーデンで行われた生誕100周年展をベースに、日本のオリジナル展示を加え、アート、デザイン、建築をおおらかに乗り越えた創作活動を展観します。 アートに興味のある方も、デザインや建築に興味のある方も、日本の皆さんがきっと初めて目にする「もうひとつのフィンランド」。 作品を通して自分の内面と向き合うような、心の奥に静かに響く世界観を楽しむ機会となるはずです。 ルート・ブリュックとその作品、グッズや書籍、展覧会の関連イベントなどについて、さまざまな記事を公開しています。 当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。 Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
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