資格試験に合格するための秘訣は、「合格に必要な勉強時間を知る」こと!……といわれているのはご存じでしょうか? 「難易度や合格率を先に知ることのほうが大切じゃないの?」と思う人も多いでしょう。 もちろん、それも大切です。 けれども、基本的には最初にどれくらいの勉強時間が必要かを調べ、いつ受験するかを決め、それに合わせて勉強スケジュールを組み立てることが合格への早道です。 そこで、この記事では、「フォサートが扱う人気資格は、それぞれどれくらいの勉強時間が必要なのか」を、受講生の体験談や今までのデータなどをもとに調べた結果をご紹介します。 この記事を読んでいただければ、資格の勉強時間に関する疑問が解決されるでしょう。 これから、資格に挑戦してみようと思っている人は、ぜひお役立てくださいね。 資格の難易度によって勉強時間は異なる 最近、就職や転職のためだけではなく、社内でのキャリアアップや将来的な独立などを考え、仕事に役立つ資格を取得する人が増えています。 けれども、資格には、国家資格・公的資格・民間資格があり、それぞれにたくさんの種類があるため、何がいいのか選択に迷っている人も多いようです。 趣味の資格と違って、仕事の資格は「好き」という理由だけで選ぶのは難しいですよね。 そんな資格選びの基準にしたいのが、「受験に必要な勉強時間」なのです。 難易度が高いほど勉強時間は長くなる 簡単にいってしまうと、難易度の低い誰でも合格できるような資格は、それほど勉強時間を必要としません。 そして、難易度が高くなればなるほど勉強時間は必要になります。 難易度の高い資格ほど、はば広い分野の知識を覚え理解しなければならないからです。 また、試験本番でどのような問題にも対応できる「応用力」も鍛えなければなりません。 そのためには、十分な勉強時間が必要です。 資格取得を目指している人は、社会人や主婦など、仕事や家事・育児など日頃やらなければならないことがあり、まる1日を勉強に費やせる人は少ないものです。 自分が挑戦したい資格に必要な勉強時間を知り、自分のライフスタイルの中でどれくらいの勉強時間を捻出できるのか、現実的な勉強計画を立てることが必要になります。 代表的な資格と必要な勉強時間 一般的に知名度の高い資格と、受験に必要な勉強時間を比較してみましょう。 勉強時間が短いものから並べてみます。 勉強時間 資格名 20〜50時間 ITパスポート 色彩検定3級 年金アドバイザー3級 250〜300時間 日商簿記2級 診療報酬請求事務能力認定 旅行業務取扱管理者 350時間 通関士 FP2級 400時間 宅建士 500〜600時間 マンション管理士 行政書士 1000時間以上 中小企業診断士 社会労務保健士 ちなみに、一番勉強時間が長い資格としては、弁護士(予備試験)の6,000時間、弁護士(法科大学院)の6,000時間、公認会計士の3,000時間があります。 勉強時間の例は、あくまでも目安としてお考えください。 個人の知識量・勉強スタイル・学習スピード・ライフスタイルなどによって、大きく左右されます。 目安としてとらえた上で、狙っている資格を取得するには、自分はどれくらいの勉強時間を割けるかを考えましょう。 人気資格の勉強時間ランキング それでは、フォーサイトの人気資格の中から、「勉強時間が短い」順にランキングでご紹介します。 勉強スケジュールを立てる参考にしてください。 「ITパスポート」の勉強時間は? 正式名称 ITパスポート 資格種類 国家資格 分野 IT 認定団体 経済産業省 試験形式 四肢択一式 受験資格 特になし 試験日 随時 受験料 5,700円 受験者数(平成30年) 95,187人 合格者数(平成30年) 49,221人 合格率 51. 7% フォーサイト合格率(平成30年) 86. ITパスポートとは ITパスポートとは、さまざまな種類があるIT系資格の中でも「入門編」となる資格で、ITエンジニアを目指す人は必須です。 また、「仕事人にはば広いIT知識が不可欠」という認識が広まる現代、IT系企業以外の業界でも注目を集めています。 ITパスポート試験の出題範囲は、ストラテジ系(経営戦略マネジメントほか)・マネジメント系(システム開発技術ほか)・テクノロジ系(基本理論ほか)などです。 事務職や営業職でもPCスキルは当たり前の今、情報リテラシーやセキュリティーに関する知識を持っている人材は歓迎されるでしょう。 ITパスポートは持っていて損のない資格です。 勉強時間について 平均的には30時間ほどの勉強時間が必要といわれていますが、情報系の勉強経験者か、未経験者によって差があります。 また、普段からパソコンに触れ情報系の勉強をしている人でも、ストラテジ・マネジメント系は学んでいないことも多く、20時間ほどは勉強時間が必要です。 知識ゼロの初学者の場合は、50時間以上の勉強時間をとることをおすすめします。 「年金アドバイザー3級」の勉強時間は? 正式名称 年金アドバイザー3級 資格種類 民間資格 分野 金融 認定団体 - 試験形式 2級 記述式 3級 5答択一式 4級 3答択一式 受験資格 特になし 試験日 2級 3月の最初の日曜日 3級 3月の最初の日曜日・10月の最終日曜日 4級 3月の最初の日曜日 受験料 2級 6,480円 3級 4,320円 4級 3,240円 受験者数(平成30年) 7,425人 合格者数(平成30年) 2,644人 合格率(平成30年) 35. 年金アドバイザーとは 年金アドバイザーは、銀行や信用金庫で働く人の受験を想定した試験です。 超高齢化社会化や、問題噴出の年金に対して不安を持つ人が増加している中、年金アドバイザーの価値が高まっています。 特に、渉外業務や窓口業務に従事している人が受験することが多い資格ですが、近年は金融機関以外にも、社労士やFP資格を持っている人の受験が増えています。 「年金以外にどれくらいの蓄えが必要か」など…まさに、今人々が抱える不安にアドバイスができる年金アドバイザーは、これからニーズが高まるでしょう。 金融機関に勤めていなくても、一般企業の総務などでは年金の知識を持っている人材として重宝されます。 勉強時間について 年金アドバイザーは、2級〜4級まであり、4級は入門編の基礎知識なので3級から受験をする人がほとんどです。 3級の試験は年に2回(1月・8月)なので、受験月を決めたら試験日までの勉強スケジュールを立てましょう。 必要な時間は平均30時間で1日に1時間勉強すると約1か月になります。 余裕を見て数日はプラスしたほうがいいでしょう。 「危険物取扱者乙種4類」の勉強時間は? 正式名称 危険物取扱者乙種4類 資格種類 国家資格 分野 工業 認定団体 都道府県知事 試験形式 マークシート 受験資格 特になし 試験日 随時 受験料 4,500円 受験者数(平成30年) 240,102人 合格者数(平成30年) 93,667人 合格率(平成30年) 39. 危険物取扱者乙種4類とは 危険物取扱者資格とは、危険物の取扱い・立会い・点検・整備・教育などを行う仕事をする際に必要な国家資格です。 中でも、「乙種4類」は一番人気があります。 「危険物取扱者乙種4種」を取得した人は、引火性液体(ガソリン・灯油・軽油エタノールなど)の取扱いができるため、ガソリンスタンド(店頭スタッフ・セルフスタンドの場合は事務所内のモニターによる遠隔監視の仕事)・タンクローリーの運転・石油メーカー・化学メーカーなどの施設でニーズがあります。 危険物を取り扱える人材の求人は多く、給料面で優遇したり資格手当を支給したりする会社も少なくありません。 勉強時間について 危険物取扱者資格の試験は、都道府県によって実施日や回数が異なります。 ほぼ毎週のペースで行われるところもあれば、数か月に1度くらいしかないところもあるのでご注意ください。 勉強時間は、約40〜60時間は必要とされていますが、中学〜高校レベルの物理・化学の知識をしっかり持っている人や得意としていた人は、より勉強時間が短縮されるでしょう。 「診療報酬請求事務能力認定」の勉強時間は? 正式名称 診療報酬請求事務能力認定試験 資格種類 民間資格 分野 医療事務 認定団体 公益財団法人,日本医療保険事務協会 試験形式 マークシート,実技 受験資格 特になし 試験日 7月と12月の日曜日・祝日 受験料 9,000円 受験者数(第49回) 6,119人 合格者数(第49回) 1,738人 合格率 28. 4% 偏差値 46 「診療報酬請求事務能力認定」に必要な勉強時間は、約200〜250時間ほどです。 診療報酬請求事務能力認定について 医療事務資格は、世代に関係なく女性に人気の高い資格です。 中でも「診療報酬請求事務能力認定」は、最も難易度が高いこともあり、医療関係者の間でも評価されています。 この資格は、診療報酬請求明細書(レセプト)作成の知識やスキルに特化した資格のため、資格取得者は病院やクリニックでのニーズも高いのです。 医療事務資格は、多くの種類があるのですが、「最高峰の難易度」といわれている診療報酬請求事務能力認定を取得すれば、職場や働き方の選択肢が増える可能性もあるでしょう。 勉強時間について 診療報酬請求事務能力認定試験に必要な勉強時間は、200〜250時間は必要といわれています。 ただし、ほかの医療事務資格を取得している人や、すでに病院やクリニックなどで事務のキャリアを持っている人は、もっと短時間で合格できる可能性は大です。 試験は年2回あります。 初学者の人か、すでに知識を持っている人かによって、必要な勉強時間は大きく異なるために、自分に合った勉強スケジュールを立ててください。 簿記について 簿記は、ひとことでいえば、会社の利益を読み取り運営を整えそれを維持するために必要な知識です。 簿記には1〜3級まであり、上級者になればなるほど、財務諸表を解読する力・会計の知識・帳簿の数字が持つ意味を把握し、そこから経営管理や経営分析をする能力を持てるようになります。 簿記資格は3種類ありますが、企業から一番信頼が高い「日商簿記」が一般的です。 就職や転職に役立てたいのであれば、2級以上は取得しましょう。 勉強時間について 簿記に必要な勉強時間は、その人が持っている知識や経験によっても異なります。 3級は50〜100時間、2級は200〜250時間ほど必要でしょう。 3級を飛び越し、2級から受験をする人も多いのですが、2級は3級で学ぶ基礎知識がベースになっているため、受験はしなくてもしっかりと勉強してください。 2級は、3級ではでてこなかった「工業簿記」が登場します。 時間をかけて、じっくり理解を深めるようにしましょう。 「宅建」の勉強時間は? 正式名称 宅地建物取引士 資格種類 国家資格 分野 不動産 認定団体 国土交通省 試験形式 マークシート 受験資格 学歴・年齢・性別・国籍に関係なく受験可能 試験日 毎年10月の第3日曜日 受験料 7,000円 非課税 受験者数(平成30年) 213,993人 合格者数(平成30年) 33,360人 合格率 15. 宅建について 「宅建」は、宅地建物取引士(宅建士)の略称で、宅地建物取引士試験のことを指します。 宅建は、実は日本企業が「取得を推奨する人気資格ランキング」No. 1なのです。 宅建士は、一般的には不動産会社に勤務します。 宅地や建物の売買・交換・賃貸などの取引の際、お客さまに重要事項を説明したり契約締結後に交付する書類に署名・押印をしたりする業務を行います。 この業務は、宅建士のみに許されているため、不動産会社は必ず宅建士を置く義務があるのです。 民法・宅建業・不動産法などに精通できる宅建は、不動産仲介ビジネス・売買・投資関連・管理など不動産業界はもちろん、建築・建設・金融・保険業界でもいかすことができます。 勉強時間について 宅建の勉強時間は、一般的には「余裕を持って400時間は必要」といわれています。 けれども、大学で法学部を専攻している人や、すでに不動産業界で働いている人は、もっと勉強時間を短縮できるでしょう。 権利関係・宅建業法・法令上の制限・税金その他の問題が出題されますが、「宅建業法」が一番問題数も多いため、しっかり勉強してください。 「旅行業務取扱管理者」の勉強時間は? 正式名称 旅行業務取扱管理者 資格種類 国家資格 分野 ビジネス 認定団体 観光庁 試験形式 筆記 受験資格 特になし 試験日 9月 受験料 5,800円 受験者数(平成30年) 95,187人 合格者数(平成30年) 49,221人 合格率(平成30年) 51. 7% フォーサイト合格率(平成30年) 86. 旅行業務取扱管理者について 旅行に関する唯一の国家資格が旅行業務取扱管理者です。 旅行の企画から取引・実施まで、はば広い業務を行うプロデューサー的な仕事を行います。 国内旅行業務取扱管理者・総合旅行業務取扱管理者(国内外)・地域限定旅行業務取扱管理者の3種類があり、試験の実施機関は異なります。 単に「旅行好き」というだけではなく、国内旅行に精通したいのか、インターナショナルな海外旅行か、地域限定のプロを目指すのか、自分が扱いたいジャンルの旅行をしっかり決めてから受験しましょう。 資格を取得すれば、旅行に関する豊富な知識やスキルの人材として認めてもらえるでしょう。 勉強時間について 種類によって勉強時間は異なります。 国内旅行業務取扱管理者の場合は、200〜250時間、総合旅行業務取扱管理者の場合は、300時間ほど必要です。 試験は、国内・総合に限らず、「旅行業法」「約款」分野の問題は、毎年類似の出題が見られるために、過去問対策がマストでしょう。 「国内・海外旅行実務」に関しては、はば広く知識を仕入れることが必要になります。 「通関士」の勉強時間は? 正式名称 通関士 資格種類 国家資格 分野 法律 認定団体 財務省 試験形式 マークシート 受験資格 特になし 試験日 10月上旬 受験料 3,000円 受験者数(平成30年) 6,218人 合格者数(平成30年) 905人 合格率 14. 通関士について 通関士は貿易に関する唯一の国家資格です。 通関業者などの依頼を受け、通関手続きの代行・必要な提出書類の作成ほか、貿易に関する仕事を行います。 近年のグローバル化の影響で、輸出入される貨物の種類もずいぶん複雑化してきました。 そのため、通関士は、通関業を兼業している倉庫会社・航空会社などの通関部門・運送・物流会社・百貨店・商社ほか、いろいろな種類の企業からのニーズがあるのです。 通関士として働く場合は、貿易や国際情勢に関する知識はもちろんのこと、顧客や税関担当者などとコミュニケーションを上手に取り、円滑に仕事を進めていく能力も求められます。 勉強時間について 通関士試験の合格率は、10%〜20%くらいで、その年によって推移しています。 決して簡単に合格できる試験ではないために、きちんと時間を作って勉強をして受験しましょう。 通関士試験は年に1度だけです。 約350時間の勉強時間が必要だと想定して、自分が平日に取れる勉強時間・休日に取れる勉強時間を考えてください。 余裕を持って勉強スケジュールを立て学習をスタートするようにしましょう。 FPについて FP(ファイナンシャルプランナー)は、顧客それぞれに合った「人生に必要なお金」に関するプランを立てたりアドバイスを行ったりする仕事をします。 FPを受験するためには、資金計画・税金・株式・投資計画・預貯金・不動産・相続や事業の継承など、はば広いお金の知識を学ぶことが必要です。 これらの知識は、金融・保険・銀行・不動産などの業界でニーズがあります。 お金のプロとしてみなしてもらえるために、就職・転職・キャリアアップに役立つ資格です。 FP資格はAFP・CFPという民間資格と、国家資格「FP技能士」がありますが、知名度の高い「FP技能士」(1〜3級)がおすすめです。 基礎知識レベルの3級ではなく、プロとして認められる2級取得を目指しましょう。 勉強時間について FP試験に必要な勉強時間は、3級が100〜150時間、2級は150〜350時間が目安です。 3級は出題パターンが決まっていて、6割正解すれば合格できます。 お金の知識を持っている人などは勉強時間を短縮できるでしょう。 2級は難易度が高く実技試験もあるので、計画的に勉強してください。 マンション管理士・管理業務主任者の勉強時間は? 正式名称 管理業務主任者 資格種類 国家資格 分野 不動産 認定団体 試験形式 四肢択一式 受験資格 制限なし 試験日 12月の第1日曜日 受験料 8,900円 受験者数(平成30年) 16,249人 合格者数(平成30年) 3,531人 合格率 21. マンション管理士・管理業務主任者について マンション管理士も、管理業務主任者も、マンション管理に関する国家資格です。 ただし両者は違いがあります。 マンション管理士は、マンション管理組合の立場になり、修繕工事の計画・進行、管理費や修繕積立費の会計、管理規約の作成、トラブルの解決、マンション管理会社の監督を行います。 かたや、管理業務主任者は、管理会社に所属し、管理組合に管理業務の報告や重要事項の説明、マンションの設備や組合運営に関するマネージメントを行います。 管理組合VS管理会社という立ち位置の違う仕事ながら、両者の試験は学ぶ内容が重複している部分が多いために、ダブル受験をする人も少なくありません。 勉強時間について マンション管理士は500〜600時間、管理業務主任者は300時間ほどの勉強時間が必要です。 試験は両方ともに年1回になります。 法律の初学者は、最初はテキストを読むのも苦労するため、時間に余裕を持って勉強計画を立てましょう。 行政書士について 行政書士は、法律専門の国家資格の中でも、受験に学歴や年齢などの制限はなく誰でも挑戦できるために人気があります。 行政書士は、官公庁などに提出する書類の作成・提出手続きの代理・相談業務などを行う仕事です。 担当分野は、建設・産廃、運輸・交通、外国人在留資格、会社法、風俗営業、法務・会計、遺言・相続などはば広く、取り扱える書類は10,000種類以上もあります。 行政書士事務所などで働く人、キャリアを積んで独立開業する人のほか、行政書士資格取得者を歓迎する、一般企業の総務や法務部などで会社員として働く人もなど、働き方はいろいろです。 勉強時間について 一般的には、行政書士の勉強時間に必要なのは、500〜600時間だとされています。 ただし、法律初学者の場合は、700〜800時間ほどの余裕をもったほうがいいでしょう。 行政書士の受験者は社会人が多くなります。 仕事と勉強の両立を考え、1日2時間ペースとして半年〜1年がかりで勉強する人が多いようです。 公務員の資格(一般職)の勉強時間は? 正式名称 公務員試験 資格種類 国家資格 分野 公務員 認定団体 国,地方公共団体 試験形式 筆記試験 受験資格 5種類の要件あり 試験日 随時 受験料 基本無料(例外あり) 受験者数(平成30年) 8,824人 合格者数(平成30年) 1,131人 合格率(平成30年) 7. 公務員資格について 公務員とは、国や自治体、国際機関の公務を行う人です。 所属する機関によって、国際公務員・国家公務員・地方公務員などに分かれます。 さらに、その中でもさまざまな種類の職種があるのです。 国家公務員の一般職は、国家総合職(キャリア官僚)が企画・立案した政策を実際に施工・運用する仕事です。 どのような省庁や出向先に入るかによって仕事の内容は異なります。 勉強時間について 国家公務員一般職レベルの受験に必要な勉強時間は、7か月〜1年ほどといわれています。 自分が受験する試験が、どのような試験科目があるのかを調べ勉強計画を立てましょう。 中小企業診断士の勉強時間は? 正式名称 中小企業診断士 資格種類 国家資格 分野 法律 認定団体 日本経営士協会 試験形式 筆記試験 受験資格 1次試験:特になし 2次試験:第1次試験合格者 試験日 1次試験 8月上旬頃の2日間 2次試験 10月下旬 口述試験 12月中旬 受験料 1次試験 13,000円 2次試験 17,200円 受験者数(平成30年:1次試験) 16,434人 合格者数(平成30年:1次試験) 3,236人 合格率(平成30年:1次試験) 21. 7% 偏差値 67 中小企業診断士に必要な勉強時間は1000〜1200時間ほどです。 中小企業診断士について 中小企業診断士とは、経営コンサルタントとして唯一の国家資格になります。 中小企業診断士試験では、企業経営理論、財務・会計、運営管理、経営法務、経営情報システム、経済学、中小企業経営・政策の7科目の知識が必要です。 その知識をもとに、顧客となる中小企業に資金調達・人事制度作成・事業計画・リスクマネジメントのほか、経営に関するアドバイスやヒントを与えます。 中小企業は、日本のほとんどを占めているのに、まだ中小企業診断士の数は少ないため、中小企業診断士はこれからニーズが高まる資格です。 資格取得者は経営に携われる人材として業種・業界に関係なく需要があり、中小企業の経理・法務部門や、企業経営コンサルタント会社、法務関連業務を行う会社などで歓迎されます。 勉強時間について 中小企業診断士に必要な勉強時間は、1,000〜1,200時間ほどです。 初学者は、1,200時間は必要だと思っておきましょう。 中小企業診断士は、勉強範囲がかなり広く難易度も高いため、できるだけ日々時間を捻出し勉強してください。 社労士について 社労士とは、社会保険労務士の略称で、ひとことでいえば企業を顧客として、「企業の人事関連に関する仕事全般」を行う仕事です。 社労士は、法律や労務管理の知識を活かし、顧客企業内の人事・労務・保険などに関し問題点を指摘し適切なアドバイスや指導などを行います。 企業内ハラスメントが問題視されている現代では、人事・労務のプロである社労士への需要がますます高まるでしょう。 社労士の受験資格は、4年制大学卒・短期大学卒・高等専門学校卒・行政書士資格取得者など条件があります。 高卒の人は、まず行政書士試験に合格して受験資格を得てから挑戦してください。 社労士は、企業に勤務する勤務社会保険労務士、キャリアを積み自分で独立開業する開業社労士などの道がある資格です。 勉強時間について 社労士の勉強時間は、約1000時間以上は必要といわれています。 社会人として働きながら勉強をしている人は1日の勉強時間も限られるので、1年ほど時間をかけて消化したほうがいいでしょう。 試験は毎年8月なので、前年の夏には勉強をスタートするのをおすすめします。 裁判所事務官試験の勉強時間は? 正式名称 裁判所事務官 資格種類 国家資格 分野 公務員 認定団体 - 試験形式 - 受験資格 - 試験日 - 受験料 - 受験者数(平成30年) 8,848人 合格者数(平成30年) 1,255人 合格率(平成30年) 14. 裁判所事務官試験について 裁判所事務官は公務員の1種で、各裁判所に勤務し、総務・人事・会計などの一般事務を行うのが主な仕事です。 裁判所事務官になるには、裁判所職員採用試験に合格する必要があり、試験には、総合職試験(院卒者区分・大卒者区分)と一般職試験(大卒程度区分・高卒程度区分)があります。 最近は、事件の複雑化や裁判員制度の導入などで裁判を取り巻く環境は大きく変化しています。 今後は、ますます裁判所事務官の仕事もはば広くなっていくでしょう。 裁判所事務官試験(一般職・大卒程度区分)の難易度は、偏差値で考えると「72」ほどで、超難関レベルの資格です。 勉強時間について 裁判所事務官試験は、年に1度で第1次試験と第2次試験があります。 試験で出題される科目は15科目あり、中には中学・高校で学んだ一般知識もあるのです。 平均的な勉強時間は不明ですが、一般的には、試験まで1年くらいの時間を見ている人が多く見られます。 まとめ 資格試験に必要な勉強時間は、資格の種類や難易度によって異なります。 特に、法律分野の問題が出る試験は、初学者の場合思ったよりも理解に時間がかかってしまうこともあるでしょう。 受験したい資格の試験日がわかったら、実行可能な勉強計画を立てましょう。 試験を制するには、まず勉強スケジュールをきちんと立てることから始まります。
次の株式についての知識を深めれば、株式投資の成功率を上げることができます。 単に株式の売買によって利益を得るだけでなく、人によっては株主優待券や配当金などによって、さまざまなメリットを感じることができるでしょう。 しかし、「どのように株を勉強するべきか分からない…」といった声は少なくありません。 効率的に知識を深めるには、勉強時間の捻出や勉強方法など、具体的に起こすべき行動をしっかりとまとめておく必要があります。 また、世の中には国内全体の株式が上昇傾向に移ったタイミングで興味を持ち始め、勉強を始めるような方も多く見られます。 しかし、上昇傾向に移ったタイミングは「買い時」のひとつであるため、そのタイミングで勉強を始めると買い時を逃してしまう恐れがあります。 したがって、株式に関する勉強は、できる限り早めにスタートさせることが望ましいと言えます。 勉強方法や時期などにこだわらず、とりあえず行動を始めることから考えてみましょう。 そこで今回は、株を正しく勉強するための8つのステップをご紹介します。 【ステップその1】勉強する時間を捻出する 働きながら勉強する場合には、まず勉強時間を捻出するところから始める必要があります。 株式に関する知識は、短期間で身につけることは難しいため、さまざまな時間を活用するようにしましょう。 例えば、出勤前や通勤の時間でも、株式の勉強をすることは可能です。 新聞やスマートフォンなどが最適です。 全てを理解できなかったとしても、毎日上場企業や株価に目を通すだけで、上場企業名や新規上場企業、実際の株価はどのように変動するのかなどについて、ある程度知識を深めることができるでしょう。 普段働いている人にとって、勉強時間を多く捻出できるのは「休日」です。 したがって、休日を有効活用する方法については、しっかりと考えておく必要があるでしょう。 例えば、休日の午前中は「株式を勉強するための時間帯」とし、図書館に足を運んで新聞や書籍を読むとルール化しておけば、効率的に株式に関する知識を深めることができるでしょう。 まずは書籍などを活用し、チャートの読み方など基本的な知識から身につけることを意識して、休日の計画を立ててみましょう。 【ステップその2】株式投資するメリットを理解する 株式投資には、さまざまなメリットがあります。 具体的なメリットを理解することによって、勉強のモチベーションも向上することでしょう。 ひとつ目のメリットは、キャピタルゲイン 株式の差益 によって資産を増やせるという点です。 もちろん資産が減ってしまうリスクもありますが、しっかりと知識をつけた上で情報収集に注力すれば、投資の成功率を高めることが可能です。 ふたつ目のメリットは、配当金や株主優待券 インカムゲイン など、キャピタルゲイン以外の利益も得られるという点です。 世の中にはさまざまな株式に投資し、配当金や株主優待券によって生活を送っている方も見られます。 長期的な株式投資に興味のある方は、インカムゲインにも着眼してみると良いでしょう。 また、社会経済に関する知識が深まるという点も、株式投資のメリットと言えます。 株式に関する知識を深めることによって、経済の流れや流行などに敏感になることができます。 中には、株式投資を始めてから生活習慣や考え方などが一変するような方も見られます。 株主総会では、配当金の増額や取締役の選任などを要求することができます。 【ステップその3】株式投資の目標を設定する 株式投資を始める前には、最終的な目標を設定しておくことが大切なポイントになります。 最終的な目標によって、準備するべき資金や身につけるべき知識、収集するべき情報などが変わってくるためです。 株式投資の最終的な目標は、人によってさまざまです。 「老後の資金を増やしたい」といった方から、「できる限り利益を生み出したい」といった方まで見られます。 例えばあなたが後者に当てはまる場合には、株式に関する深い知識を身につけ、可能な限り情報収集に注力する必要があるでしょう。 曖昧な目標を設定すると、これから起こすべき具体的な行動を計画しづらくなってしまいます。 したがって、最終的な目標については、具体的な金額・期間を定めておくようにしましょう。 目標を設定した後は、その目標を達成するためには何が必要になるのかについて考え、これからの行動を計画してみましょう。 【ステップその4】株式会社の情報を収集する方法を知る 株式会社の情報を収集する方法には、さまざまなものがあります。 情報収集の方法を把握することによって、勉強方法の幅も拡げることができるでしょう。 ひとつ目の方法は、「四季報」を活用するというものです。 四季報とは、上場企業や投資信託に関する情報が掲載されている出版物であり、1年に4回刊行されています。 四季報にも複数の種類がありますが、株式投資では「会社四季報」が活用されているケースが多くなっています。 会社四季報には、業界担当記者の業績予想なども掲載されています。 つまり、初心者の方であっても、会社四季報をしっかりと読むことによって、大方の予想を立てることが可能となります。 ふたつ目の方法として、「インターネット上の情報」も、株式会社の情報収集に活用できる媒体と言えるでしょう。 現代のインターネットにはさまざまな情報が掲載されており、情報の速報性も高い傾向にあります。 もちろん、株式に関する基本的な知識に関しても、インターネットを最大限活用すれば学ぶことができるでしょう。 ただし、インターネットに掲載されている情報は、全てが真実とは限りません。 「嘘の情報」が含まれている恐れもあり、そのような情報を信じてしまうと、株式投資に失敗してしまう可能性が高まります。 したがって、情報の信憑性については細心の注意を払う必要があるでしょう。 ほかにも、株式会社の情報は、新聞や週刊誌などの雑誌、株価チャートなどで収集することができます。 さまざまな方法を試し、自分に合った情報収集法を分析してみると良いでしょう。 【ステップその5】書籍から必要な知識やテクニックを吸収する 株初心者の方の中には、書籍で基本的な知識を勉強するといった方が多く見られます。 書籍を上手に活用できれば効率的な方法となりますが、世の中には株に関する書籍が数多く存在しているため、書籍を慎重に選ぶことが大切なポイントになります。 ここでは、株初心者におすすめの書籍を3冊ご紹介しましょう。 長期投資でコツコツ稼ぎたい方には、2012年に出版された『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』(足立武志著、ダイヤモンド社)がおすすめです。 個人投資家・公認会計士である著者が、小難しい話を初心者にも分かりやすく解説しています。 財務諸表や株式指標など、専門的な内容も含まれているため、株式投資に関する知識を根本的に理解しやすくなっています。 短期投資で稼ぎたい方には、2002年に出版された『デイトレード』(オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ著、日経BP社)がおすすめの書籍です。 デイトレードに特化した内容となっており、デイトレードに必要な知識や情報などが分かりやすくまとめられています。 投資に関する「心構え」が構成の中心となっているため、長期投資を考えている方にも役立つ書籍と言えるでしょう。 テクニカル分析に興味のある方は、1990年に出版された『先物市場のテクニカル分析』(ジョン・J・マーフィー著、一般社団法人金融財政事情研究会)を読んでみましょう。 全体的には専門性の高い内容となっていますが、1冊読み終える頃には、トレンド・パターン・移動平均など、さまざまなテクニカル分析の知識が身についていることでしょう。 ほかにも、株式に関する書籍にはさまざまなものがあります。 長期投資向き・短期投資向きの書籍などがあるため、目的に応じた書籍を選ぶようにしましょう。 【ステップその6】投資家のブログをチェックする 投資家の中には、ブログを開設して頻繁に更新しているような方も見られます。 そのようなブログをチェックすれば、株式投資に関する実践的な知識を身につけられるでしょう。 この勉強方法の大きなメリットは、実際の体験談を見ることができるという点です。 基本的な知識を身につけたとしても、「実際の投資のノウハウが分からない」といった方は少なくありません。 そのような方でも実際の体験談を見れば、少しずつノウハウを吸収することができるでしょう。 ただし、株価に関する予想については、全てを信じるべきではありません。 人によって予想の内容は異なりますし、信憑性の低い情報が紛れている恐れもあるためです。 参考にする分には問題ありませんが、投資家のブログを全面的に信用し、投資する銘柄を選ぶような行動は控えることが望ましいでしょう。 また、ブログを参考にする際には、投資家の情報も確認しておくようにしましょう。 投資家の実績・経歴などを確認することによって、信憑性の高い情報かどうかをある程度判断することができます。 【ステップその7】バーチャル取引で実践的な練習をする 「バーチャル取引」というものをご存じでしょうか。 バーチャル取引とは、仮想の資金を利用して株式投資を行えるシステムのことを指します。 つまり、バーチャル取引では実際の自己資金が動くわけではないため、購入した株が下落したとしても、損失を被るわけではありません。 バーチャル取引を活用すれば、実践的な経験を積むことが可能となります。 「実際の資金で経験を積むのは怖い」という方に向いている方法であると言えるでしょう。 ただし、バーチャル取引と実際の株取引では、いくつかの点が異なります。 特に注意するべきなのは、「バーチャル取引には実際の取引相手がいない」という点です。 つまり、バーチャル取引では好きなタイミングで売買をすることが可能ですが、実際の株取引では常に売買が成立するわけではありません。 株取引が成立するには、株式の購入希望者と売却希望者の両方が必要となります。 そのため、例えば「保有している株式が急騰したため売却したい」と考えていたとしても、購入希望者が現れない限りは、株取引が成立することはありません。 バーチャル取引では、このようなケースでも株取引が成立することがあります。 したがって、バーチャル取引で大成功を収めたとしても、「株取引のスキルが高い」という証明にはなりません。 バーチャル取引によって自信を持ちすぎてしまい、実際の株取引で失敗するといったケースは数多く見られます。 バーチャル取引を活用して勉強する際には、この点をしっかりと理解しておく必要があるでしょう。 【ステップその8】特定の銘柄に目を向けてみる 国内に限っても、世の中には数多くの上場企業が存在しています。 そのため、「どの銘柄に目を向けるべきか分からない」といった声は少なくありません。 そのような方は、特定の銘柄に目を向けてみましょう。 特定の銘柄に目を向けると、「得意株」を作るきっかけにもなります。 どのような時期に株価が上下しやすいのかを掴むことができれば、その得意株を活用して利益を生み出しやすくなるでしょう。 目を向ける銘柄選びに関しては、どのような銘柄を選んでも基本的には問題ありません。 興味を持った銘柄や、自分の職種に関連する銘柄などから、集中的に目を向ける銘柄を選んでみましょう。 その銘柄の情報をしっかりと把握した段階で、次に目を向ける銘柄を選べば、得意株をさらに増やすことが可能です。 得意株を増やすことができれば、さらに多くの利益を生み出しやすくなるでしょう。 おわりに ここまで、株を勉強するための8つのステップを紹介してきました。 株を勉強する方法は、ひとつだけではありません。 また、株式投資の目的や勉強時間によって、適した勉強方法は個人で変わってきます。 そのため、まずは投資の目的や勉強時間の捻出について考えてみましょう。 効率良く勉強を進めるためには、自分の目的や状況を1度整理し、今後の具体的な計画を立てることが大切なポイントになります。 また、それでも勉強方法に悩んでしまうという方は、今回紹介した書籍を活用する方法を考えてみましょう。
次の勉強をしようと思っても、なかなかやる気が出なくて、勉強に手がつけられないといった経験は、誰しもあると思います。 私もその経験者の一人です。 学生の方なら、テストや受験勉強。 社会人の方なら、資格取得や、自己啓発のために勉強することは欠かせません。 しかし、いざ勉強しようと思っても、ダラダラSNSや、TVを見たり、ゲームをしてみたりと、自分を律して勉強と向き合うには、誘惑が多いことも事実です。 そこで、このページでは、勉強へのやる気を引き出す方法を紹介します。 このページを読み終える頃には新しいあなたになって、スムーズに勉強と向き合えるようになると良いですね。 ではまず、勉強へのやる気が出ない理由を見ていきましょう。 勉強をしなければいけない。 または、勉強して自分を成長させたいと思っているのに、なぜ勉強へのやる気が出ないのでしょうか。 勉強へのやる気が出ない理由を見ていきましょう。 環境 勉強へのやる気は、あなたの勉強している環境にも大きく影響を受けています。 テレビや、パソコン、携帯電話等、勉強に必要のないものが近くにある環境では、いざ、やる気を出して勉強を始めたとしても、今やってるテレビ番組や、友達からのLINE、TwitterなどのSNSなどが気になり、気が散って集中できるはずがありません。 また、意外に思うかもしれませんが勉強関連の資料や本であっても、今やる勉強意外のものはできるだけ排除した方が、目の前のものに取り掛かりやすく、集中も持続するようです。 これは、社会人であろうが、学生であろうが同じことです。 疲労 あなたが疲れた状態では、勉強へのやる気が起きるはずがありません。 どんなにやる気を振り絞っても長続きしないでしょう。 勉強のみならず、全てに言えることです。 部活や、仕事で疲れてしまった時はは、勉強する前に、その疲労を身体から払拭することが必要でしょう。 睡眠不足 睡眠不足は、あなたのやる気の敵です。 どんなにやる気を振り絞って勉強しても、睡眠不足による眠気があなたのやる気をむしばみます。 また、病気や事故になるリスクも大きくなります。 睡眠をしっかり取って冴えた頭で勉強に取り組むと、やる気もみなぎり集中できるのではないでしょうか。 完璧を求めすぎている 勉強に完璧を求めてはいけません。 完璧を求めると、非効率で時間がかかり、とにかく大変です。 すべてを網羅しようとするあまりゴールが見えず、いつまでも勉強が終わらないというスパイラルに自分でハマって行くのです。 ノートや単語帳も同じです。 完璧なノートや単語帳を作ることに完璧を求めてしまうあまり、完璧なものを作ることがゴールとなってしまうのです。 そうなると、時間ばかりかかって、勉強の成果も上がりません。 それでは、やる気も起きなくなってしまうのは当たり前です。 勉強したその先の目標が見えない 何のために勉強しているのか、勉強の先の目標がはっきり見えていないと、やる気が出ないでしょう。 特に中学生や高校生の方は、やる気どころか、この勉強が将来どんなふうに役立つのかわからないまま習得していることも多いと思います。 何のためにこの勉強をしているのか、自分はこの勉強でどうなりたいのか、どうしたいのか・・・。 これは、社会人でも同じことが言えますが、ある程度、目標が見えないと、勉強のやる気も起きないのです。 勉強の仕方がわからない そもそも、勉強の仕方がわからないという人に、やる気が起きるわけがありません。 勉強しなければいけない。 あの科目を習得したい。 と思っていても、その手段がわからなければ達成のしようがないため、やる気が出ないのです。 勉強へのやる気を出す方法10選 前述の「やる気がでない理由」にも記載したように、スマホやテレビ、漫画はもちろんですが、勉強関連の資料や本であっても、現在行っている勉強意外のものが、視界に入ることで集中が途切れてしまうのです。 数学の勉強をしている時に、英語の教材が視界に入るだけで、脳がその情報を処理する無駄なエネルギーを消費してしまいます。 最低限、デスク周りは今こなしているもの以外は視界から排除するようにしましょう。 弊社()では、ロールスクリーンで中身をサッと目隠しできるラック、「スクリーンラック」をラインナップしています。 勉強に集中出来る環境を作りたい、受験生や社会人の方におすすめです。 散乱した集中力を乱す原因をまとめてシャットアウトし、集中せざるを得ない仕組みを物理的に作ってしまいましょう。 どんなに勉強へのやる気がみなぎっていても、息抜きがないとやる気は持続しません。 試験間近であれば、息を抜いてる余裕はないかもしれません。 しかし、息抜きもあなたなりのルールを作って、効果的に休めば、勉強へのやる気をUPさせることができます。 「昨日、勉強頑張ったから、今日は息抜きしよう」や「仕事が忙しくて疲れたから今日はやめておこう」というような、行き当たりばったりの息抜きはよくありません。 そのような息抜きをしていると、自分に甘えが生じて「息抜き」が「さぼり」になってしまうのです。 例えば、「水曜日は完全に勉強をしない」「日曜日の17:00以降は勉強をお休みする」など、あなたなりにルールを作って息抜きをすれば、息を抜ける時間が明確になり、その時間までは頑張ろうという、やる気にもつながるのです。 仮眠を取る ポモドーロ・テクニックとは、25分間の集中と5分間の休憩を繰り返し行う時間管理術のことです。 この時間管理術を、あなたの勉強に取り入れてみましょう。 「集中」と「休憩」のメリハリをつけるためのテクニックなので、うまく活用すれば、勉強の生産性を向上することができます。 勉強のタスクを決めたら、25分間集中し、5分休み、また25分集中したら5分休む。 その時、タイマーを使うことをおすすめします。 ちなみに、「ポモドーロ・テクニック」の名前の由来は、この方法を生み出した人が使っていたタイマーがトマト(イタリア語でポモドーロはトマトのこと)の形をしていたからだそうです。 瞑想 勉強しないお子さんに「勉強しろ」と言うのは逆効果でです。 これは、お子さんをお持ちのお父さんお母さんなら、一度は聞いたことがあると思います。 しかし、なぜ「勉強しろ」と言っちゃダメなのか認識している方は、そう多くはないのではないでしょいうか。 お父さん、お母さん。 「心理的リアクタンス」という言葉を知っていますか? 聞いたことはあるけど詳しくは知らないという方もいるでしょう。 「心理的リアクタンス」というのは、アメリカの心理学者が提唱した理論で、簡単に言うと、「強制されると反発してやりたくなくなったり、禁止されると反対にやりたくなったりする心理的傾向のこと」です。 つまり、勉強しようというやる気があるお子さんでも、「勉強しろ」と言われると「心理的リアクタンス」の心理的効果が働き「勉強したくない」とやる気を失ってしまうのです。 「勉強しろ」と言えば言うほど、お子さんはどんどん勉強がしたくなくなるのです。 東大や有名大学に合格している子供の親は決して「勉強しろ」といわなかったというのは、メディアや書籍でもよく取り上げられていますね。 親御さんが子供に勉強させたい、手助けしたい時は「勉強しろ」と言うのではなく、勉強する習慣がつくように支援してあげるのが大切だと言われています。 勉強のスケジュールを一緒に考えてあげたり、お子さんが夢中になれる体験をさせてあげたり、子供が勉強をやる気になる環境作りを、親であるあなたが最大限に行うことが必要なのです。 勉強へのやる気、集中力向上に役に立つアプリ.
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