先月終わり、<Black Lives Matter>を訴え、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「Guerrilla Radio」を1人3役(ギター、ベース、ドラム)でカヴァーした映像を公開し話題となった10歳の少女Nandi Bushellちゃんのもとにトム・モレロからサプライズ・プレゼントが届いた。 Nandiちゃんの演奏に感銘を受け、「ああ、僕らは正しい方に向いている」とつぶやいていたモレロは、彼女へビデオ・メッセージと共に彼のシグネチャー・ギター(Fender Soul Power Stratocaster)を贈ったそうだ。 Nandiちゃんは今週初め、このサプライズに驚喜する様子を収めた映像をツイートした。 モレロは、「やあ、Nandi。 僕から君への贈り物としてこのギターを受け取って欲しい。 君は素晴らしいロッカーだからね。 これほど若くしてこんなに素晴らしくロックしている子を見ると、将来への希望がもらえる。 僕がギターを弾き始めたのは17のときだった。 だから、君は僕の先の先を行ってるよ。 これからもっと君の音楽を聴くのを楽しみにしている。 君にはたくさんのソウルがある。 これはそれに合うSoul Powerだ。 やり続けろ!」とエールを送り、Nandiちゃんはモレロに感謝し、「あなたとジャムできる日が来るのが待ち切れない」と応じている。 Nandiちゃんは昨年、天才ドラマー少女として人気トーク番組『The Ellen Show』にゲスト出演していた。 そのときベースを学んでいるところだと話し、番組からベースをプレゼントされていた。 昨年夏にはレニー・クラヴィッツとのジャムを実現させている。 Ako Suzuki BARKS.
次の- 2017 4月 26 5:02午前 PDT 現在も活躍中の英国の大御所ロックバンド『ローリング・ストーンズ』の元リーダーでギタリスト、創設者でありバンド名の名付け親。 ブライアン・ジョーンズがいなかったらローリング・ストーンズは存在していなかったかもしれない。 ギターのみならず様々な楽器を巧みにこなすマルチプレイヤーでもあった。 1969年7月3日、自宅のプールで沈んでいるブライアン・ジョーンズを当時のガールフレンドが発見、蘇生措置を試みたが医師到着時にはすでに死亡していた。 享年27歳。 アルコールとドラッグによる事故死とされているがその謎めいた死に方から他殺説などが根強く語られている。 ジャニス・ジョプリン - 2017 4月 28 11:42午後 PDT その声を聞いたものは2度と忘れることができないほどの魂を揺さぶるような歌唱力で聴衆を圧倒させる天才ロックシンガー、ジャニス。 唯一無二の彼女の歌声は亡くなってから約半世紀経とうとする今でも新しいファンを増やし続けている。 遺作のアルバム『パール』は時代を経ても全く古さを感じさせない名盤中の名盤だ。 その音楽性はもちろんのこと、ファーやアクセサリーを重ね付けする独特のファッションやヘアスタイルでも時代を牽引した。 1970年10月4日、滞在中ホテルのベッドで死亡していたジャニスが発見される。 高純度のヘロインによるオーバードースでの死亡と見られている。 もともとアルコールやドラッグを多用していたが、命まで奪われてしまうことになった。 やはり27歳であった。 ジミ・ヘンドリックス - 2017 4月 28 11:48午後 PDT ロックミュージックの元祖とも言えるギタリスト。 そのインプロヴィゼーション能力は超人的だ。 ライヴにおいて同じギターソロはないと言っていいほどである。 ロックミュージックのギターにおいて、ディストーションのかかった歪んだギターサウンドで大音響で演奏するスタイルを定着させたのも彼である。 卓越した天才的なギタープレイはもちろんステージ上でギターを燃やしたり背中や歯でギターを弾いたりなど そのパフォーマンスでも度肝を抜いた。 1970年9月18日未明、急逝。 メジャーデビューからわずか4年の早すぎる彼の死もまた27歳であった。 死因は寝る前に酒とバルビツール酸系睡眠薬を同時に服用したことで嘔吐し、吐瀉物が喉に詰まって窒息死したとされているが、状況に謎のある部分も多く、 自殺説やマフィアによる他殺説なども存在する。 カート・コバーン - 2017 3月 23 12:12午前 PDT 伝説的ロックバンド、ニルヴァーナのヴォーカル兼ギタリスト。 80年代のハードロック、ヘビーメタルブームに終止符を打ち、グランジムーブメントを到来させたのが彼らである。 メジャーデビューアルバム『ネヴァーマインド』はそれまでの音楽シーンの流れを大きく変えた。 その音楽性はもちろんのこと、カートのありのままの自分を晒すことを貫き続ける姿勢は当時の若者に大きな影響を与えた。 履き古したデニムやカーディガン、破れたTシャツなどカートのスタイルもまたブームになった。 商業的に大成功したこと自体にカートは戸惑い、自身の理想とするスタイルと離れていくことに嫌悪感を持つなど苦悩するようになる。 もともと患っていたうつ病や薬物の使用などの問題もカートの精神状態の悪化に拍車をかけた。 1994年4月8日、自宅でショットガンで頭を撃ち抜いて遺体となったカートが発見される。 死後3日ほど経っていると推定された。 地元のシアトル警察は自殺と断定、27歳での早すぎる死だった。 謎めいている27クラブ 今回紹介した他にもドアーズのジム・モリソンや最近ではエイミー・ワインハウスなど、やはり才能豊かなミュージシャン達が27歳で命を失っている。 その数は40名以上になる。 この現象に科学的にメスを入れた2011年のオーストラリアの研究チームによると、27歳で多くのミュージシャンが他界するのは結果としては偶然に過ぎないという。 ただ、研究対象としたイギリスにおいて、20代〜30代のミュージシャンの死亡率が一般人の2〜3倍にも及ぶということも明らかになった。 それでもやはり謎めいている27クラブ。 冥福を祈ると共にこれ以上メンバーが増えないよう願うばかりだ。
次の先月終わり、<Black Lives Matter>を訴え、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「Guerrilla Radio」を1人3役(ギター、ベース、ドラム)でカヴァーした映像を公開し話題となった10歳の少女Nandi Bushellちゃんのもとにトム・モレロからサプライズ・プレゼントが届いた。 Nandiちゃんの演奏に感銘を受け、「ああ、僕らは正しい方に向いている」とつぶやいていたモレロは、彼女へビデオ・メッセージと共に彼のシグネチャー・ギター(Fender Soul Power Stratocaster)を贈ったそうだ。 Nandiちゃんは今週初め、このサプライズに驚喜する様子を収めた映像をツイートした。 モレロは、「やあ、Nandi。 僕から君への贈り物としてこのギターを受け取って欲しい。 君は素晴らしいロッカーだからね。 これほど若くしてこんなに素晴らしくロックしている子を見ると、将来への希望がもらえる。 僕がギターを弾き始めたのは17のときだった。 だから、君は僕の先の先を行ってるよ。 これからもっと君の音楽を聴くのを楽しみにしている。 君にはたくさんのソウルがある。 これはそれに合うSoul Powerだ。 やり続けろ!」とエールを送り、Nandiちゃんはモレロに感謝し、「あなたとジャムできる日が来るのが待ち切れない」と応じている。
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