フリンライダー本名。 ラプンツェルとフリン・ライダーの会話で英語の勉強【塔の上のラプンツェル】

『塔の上のラプンツェル』のヒーロー、ユージーン(フリン・ライダー)

フリンライダー本名

イケメンすぎる! フリン・ライダーは、ディズニー映画「」に登場するキャラクターです。 実は、フリン・ライダーという名前は偽名で本当の名前は、ユージーン・フィッツハーバートと言います。 偽名のフリン・ライダーの由来は、幼少期に読んだ物語の主人公にあやかって付けた名前のようです。 ナルシストなイケメン 今までに多くの困難を切り抜けてきたフリン・ライダーは、とてもイケメンですが自信家でナルシスト。 なんと、指名手配もされている王国一番の大泥棒! スタビントン兄弟と組んでプリンセスのティアラを盗み出し追われている身です。 ラプンツェルとの出会い フリン・ライダーは、衛兵たちに追われ、身を隠そうと逃げ込んだ塔の中でラプンツェルと出会います。 初めは世間知らずで常識知らずのラプンツェルに振り回されっぱなしで、ラプンツェルを邪魔もの扱いしていました。 しかし、だんだんとひたむきなラプンツェルの姿に魅了され、自身の孤独だった過去を打ち明けていきます。 物語のラストには、ラプンツェルを助けようと塔に乗り込んだフリン・ライダーがゴーテル(魔女)にナイフで刺されてしまう場面も。 ラプンツェルの長い髪の毛は切られてしまいましたが、流した涙の中に残っていた魔法の花の力でフリン・ライダーは息を吹き返すことができました。 最終的に、王国の姫であるラプンツェルを本当の両親の元へ送り届け、無事に家族の再会を果たします。 フリン・ライダーは泥棒から足を洗い、名前も元のユージーン・フィッツハーバートに戻して、ラプンツェルと結婚するというハッピーエンドです。 フリン・ライダーがイケメンなワケ フリン・ライダーは、実はディズニー史上最もイケメンなキャラクターと呼ばれています。 フリン・ライダーのキャラクターを製作するにあたって、ディズニー・スタジオの女性スタッフたちによる通称「ホット・マン会議」が行われました。 「ホット・マン会議」とはディズニー・スタジオで働く女性たちが、各自好きなイケメン男性の写真を持ち寄り、率直に意見交換をする会議だったようです。 この「ホット・マン会議」の話は「金曜ロードショー」の公式Twitterやディズニー・スタジオの公式Twitterで明らかにされています。 映画製作の後日談として、監督がこの時の会議を「キツイ会議だった」と振り返っています。 確かにイケメンの意見交換の会議は、男性にとってはキツイ内容かもしれませんね。 女性にはイケメンについて議論する会議だなんて、とっても楽しそうで参加したい会議に思えます。 結果、「ホット・マン会議」のおかげで、ディズニー史上最もイケメンなフリン・ライダーというキャラクターが生まれました。 ディズニーリゾートでのフェイスも思わずうっとりしてしまうほど超イケメンです。 お昼の情報番組でフリン・ライダーの姿が放送されるや否や、そのイケメンっぷりが話題に! 放送を見て、フリン・ライダー目当てにディズニーランドに足を運んだ方も多いかもしれませんね。 フリン・ライダーに会えるパレード エレクトリカルパレードのフリン・ライダーとラプンツェル フリン・ライダーには、ディズニーランドのナイトパレード「」で会うことができます。 2015年7月10日のリニューアル後に「塔の上のラプンツェル」のフロートが追加されました。 フリン・ライダーは、ラプンツェル・パスカルと一緒にフロートに乗って登場しますよ。 ・ ラプンツェルの長い髪が金色に輝き、大きな花が印象的で、幻想的な光の世界に圧巻です。 フリン・ライダーとラプンツェルがランタンを飛ばす映画のワンシーンの仕草も観ることができますよ。 曲の最後にはラプンツェルとフリン・ライダーのキスシーンもありますのでご注目を! また、期間は限られているのですが『ディズニー七夕デイズ』でも会うことができます。 パレードルートを回るグリーティングにフリン・ライダーは、ラプンツェルと参加していますよ。 フリンライダーとのグリーティング 仲良しな二人の姿にキュン パレードで観るだけでなく、直接フリン・ライダーとグリーティングしたい方は、エントランス付近または、ファンタジーランドへ! フリン・ライダーと確実に会えるといったグリーティング施設はないため、パークで会えるのは運次第。 特に、ラプンツェルとフリン・ライダーのペアグリーティングは遭遇する確率が非常に低くレアだと言われています。 整列グリーティングもあっという間にラインカットされてしまいますので、もし見かけた場合は急いで並んでくださいね。 余談ですが参考程度に、筆者は誰が来るか知らされていないシンデレラ城裏の整列グリーティングに並んでいてフリン・ライダーとグリーティングすることができました。 エントランス付近でのフリーグリーティングの場合は競争率が激しく、あっという間に人だかりになります。 フリーグリーティングは、整列グリーティングとは異なりキャラクターに気づいてもらわないと一緒に写真を撮ったりサインがもらえないのでなかなか難しいです。 エントランスでキャラクターがフリーグリーティングをしているのはお昼過ぎから夕方前くらいでしょうか? 「」や期間限定パレードが行われている時間は、パレードに出演しているキャラクターはグリーティングには出てきません。 それをふまえて待ってみるのも良いかもしれませんね。 ただ、確実に会えるとは限らないので会えたらラッキー!と思いましょう。 フリンライダーのカバンには何が?.

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『塔の上のラプンツェル』のヒーロー、ユージーン(フリン・ライダー)

フリンライダー本名

その他の名称については「」をご覧ください。 6億円 次作 『 塔の上のラプンツェル』(とうのうえのラプンツェル、原題: Tangled )は、のの。 長編作品第50作目であり、初の「で描かれるプリンセスストーリー」。 原作はの『』。 本作は長年ディズニーのアニメーターとして活躍していたが初めて企画の立ち上げから製作総指揮まで自ら務めた作品である。 ストーリー [ ] ある王国の森の奥深くにそびえる高い塔に、ラプンツェルという少女が暮らしていた。 ラプンツェルは18年間、育ての親であるマザー・ゴーテルから、塔の外に出ることを禁じられていた。 それでも彼女は、自分の誕生日の夜に遠くの空に現れる無数の灯りを不思議に思い、外の世界への憧れを強くしていった。 18歳の誕生日を翌日に控えたラプンツェルは思い切って「今年こそあの灯りを見に行きたい」とゴーテルに伝えるが、例の如くに「外は危ないから」と説き伏せられてしまう。 その日の朝早くに城からティアラを盗み出した大泥棒フリン・ライダーは、衛兵に追われて森へと逃げ込んでいた。 追っ手を振り切った先で塔を見つけたフリンは壁をよじ登って侵入するが、油断したところをラプンツェルに気絶させられてしまう。 一人で侵入者を捕まえたことで自信をつけたラプンツェルはティアラを隠し、目を覚ましたフリンに、ラプンツェルは"自分を「灯り」が現れる場所まで案内し、それが済んだら塔まで送り届けること。 そうすればティアラを返す"という条件を突きつける。 得意の口説き顔も通じない相手に、フリンはしぶしぶ条件を受け入れる。 ゴーテルの言いつけに背いて塔の外に出たラプンツェルは、母への後ろめたさを感じながらも、初めて見る世界に胸を躍らせる。 一方、森の中に衛兵の馬がいるのを見て塔に引き返してきたゴーテルは、ラプンツェルがいなくなったことを知り、部屋でフリンの手配書を見つける。 事態を察したゴーテルは、ラプンツェルを捜し始めるのだった。 森の中の塔でゴーテルと2人で暮らす少女。 その髪の長さは70フィート(21メートル)にもおよび、中盤で長い髪を引きずらないためにいた子供達に頼んでと編み込みにしてもらう。 一人称は「私」。 彼女の髪には特別な力が秘められており、「外には髪を狙う悪者がいる」とゴーテルに教えられながら育てられて来たため、外の世界を知らずにずっと塔の中で暮らしてきた。 しかし不自由な生活とは裏腹に非常に好奇心旺盛であり、唯一の友人であるカメレオンのパスカルとの塔での暮らしを楽しみながらも外に憧れ、「灯り」の正体を確かめたいという夢を抱いている。 読書、料理、音楽など多趣味な中、部屋の壁に絵を描くのが一番の趣味であるが、描きすぎたあまりスペースが無くなってしまう。 また、ヨガなどの運動も趣味としていることから運動不足ではなく、力持ちである。 18歳の誕生日の前日、フリンと出会ったのをきっかけに、夢を実現させるべく塔の外へと踏み出す。 長い髪をロープや鞭のように自由自在に操って様々なアクションをこなすお転婆なところもある。 実は行方不明となっていた王国の王女で、自分の美貌を保とうと考えたゴーテルに誘拐され、育てられていた。 髪を切ると髪の力が失われ、ブルネットの髪になる。 幼いころに誘拐される前にゴーテルに切られた部分が、一房だけブルネット(栗毛)になっている。 また、ゴーテルに塔の中に再び閉じ込められそうになった際、フリン(ユージーン)は自分がゴーテルにナイフで刺されて死にそうになっていたのにも関わらず、これを利用して彼女を助けた。 後のラプンツェルザシリーズでは魔法の歌を逆の意味で歌うことで物を過去の状態に戻すことが出来ることが分かった。 ただしこの時のラプンツェルは我を失っており、物を腐らせるほどの強大な力を発する。 大好物はヘーゼルナッツのスープ。 主な武器はフライパン。 絵を描く時は左利きだが時に右手を使うこともあり利き手は不明。 の一人。 指名手配もされている王国で一番の泥棒。 フライパンだけで武装した衛兵を数人倒す武芸を持ち、突き出ている板に思い切り体を打ち付けても軽傷で済ませる強靭な肉体を持つ。 スタビントン兄弟と組んで王女のティアラを盗んだ罪で衛兵に追われる中、身を隠そうと侵入した塔でラプンツェルと出会う。 ラプンツェルに撃退されて捕まってしまい、解放の条件として彼女を灯りが現れる場所まで連れて行くことになる。 世間知らずのラプンツェルには振り回されるばかりだが、彼女のひたむきさに触れるうちに自分を見つめ直し、誰にも話したことのない孤独な過去をラプンツェルに打ち明けていく。 一人称は「俺」。 フリンという名前は子供の頃に読んだ物語の主人公に肖ってつけた偽名である。 本名の方をラプンツェルは気に入り、本名を知った以後は「ユージーン」をフリンの呼称としている。 ラプンツェルと共に灯りを見た後、スタビントン兄弟にティアラを渡すために兄弟のもとに向かうが、ゴーテルの策略で衛兵に捕まってしまう。 酒場で出会った荒くれ者たちに助けられて何とかマキシマスとともに塔へたどり着くが、そこでゴーテルにナイフで刺され、ラプンツェルが自分の自由と引き換えに彼を助けようとして近づいた際、彼女を救うために髪を鏡の破片で切り取り、息絶えてしまう(原作では、魔法使いがラプンツェルの妊娠に激昂し、髪を切り落として塔を追放する)。 だが、ラプンツェルが流した涙の中に僅かに残っていた金色の花の力により息を吹き返した。 ラプンツェルを本来の家族である王と王妃のもとに送り届けた後は名前を本名に戻し、泥棒稼業から足を洗ってラプンツェルと結婚した。 プロポーズのシーンはラプンツェルザシリーズの最終回、映画と同じくボートの上でカップケーキの上のさくらんぼの下に指輪を忍ばせてプロポーズした。 その後の結婚式の話が『』につながる。 ラプンツェルの育ての親で、塔に出入りするただ一人の人間。 ラプンツェルの長髪を階段代わりにして塔の窓から出入りする。 隠し事があるかのように、ラプンツェルを塔の中に閉じ込めてきた。 外の世界がどんなに恐ろしいことに満ちているか、自分が娘をどんなに大事に思っているか、そしてラプンツェルがどんなに無力かを言い含めている。 本来の姿は400歳の老婆で、ラプンツェルが生まれる前は"どんな病気も治す金色の花"を独占し、何百年もその力を利用して美貌を保っていた。 だが、妊娠中の王妃が病気になったことにより金色の花が摘まれてしまったため、後にその花の力を髪に宿して産まれてきた赤ん坊のラプンツェルを誘拐して育てつつ、その力を利用していた。 ラプンツェルを度々「お花ちゃん」と呼ぶのも『金色の花の代用』という意味である。 また、ラプンツェルの髪が一房だけブルネットになっていたのは、誘拐する前に彼女が切ってしまったため。 ラプンツェルがフリンと共に塔の外に出ていったことを知った後、フリンに裏切られたスタビントン兄弟を協力させてラプンツェルを連れ戻し、フリンを策略をもって衛兵に逮捕させることに成功するが、酒場で出会った荒くれ者たちとマキシマスの協力を得て脱獄したフリンが再び自分の前へ現れた事に激昂してフリンをナイフで刺す(原作では失明)。 しかし、最後の力を振り絞ったフリンがラプンツェルを運命から解き放つために彼女の髪を切り落としたことで魔法が解け、同時に自らの美貌も失ったことでパニック状態に陥っていたところを、パスカルの機転で塔から転落し、灰となって消滅した。 ディズニー制作スタッフによると、ゴーテルは白雪姫の魔女をイメージして作ったものとされる。 ラプンツェルを塔に連れ戻す時に持っていたランプが毒りんごの色になっているのもそのためである。 のちのラプンツェルザシリーズでは彼女の娘が登場する。 映画冒頭にてユージーンが言っていた通りこの話において最重要人物である。 パスカル(Pascal) ラプンツェルと暮らす小さなカメレオン。 ラプンツェルにとっては唯一の遊び相手であり、何でも話せる大切な友達。 ラプンツェルに劣らず好奇心旺盛で、塔の外で遊び回ることを夢見ている。 一方でラプンツェル以外の人間への警戒心は強く、ゴーテルから隠れたり、フリンに不信感を抱いたりする。 また、パスカルという名前は当時の制作スタッフが飼っていたカメレオンの名前をそのまま引用したものである。 マキシマス(Maximus) 警護隊長を乗せて走る、危険知らずで仕事熱心な白馬。 頭がよく、犬のように優れた嗅覚も持つが、それでもラプンツェルの塔へ続く道は見つけられなかった。 逃走したフリンが自分に落下して乗ってきたのを機に執着するようになり、乗り手がいなくなってもフリン追跡に執念を燃やすが、彼を追った先でラプンツェルと出会い、彼女の優しさに懐いてしまう。 ラプンツェルの夢のため、フリンと一日かぎりの協力関係を結ぶ。 フリンは「マックス」と呼んでいる。 リンゴが大好物。 酒場の荒くれ者たち 街外れの酒場「かわいいアヒルちゃん」を根城にしている。 見た目は厳ついがみんな純粋な夢の持ち主で、ラプンツェルの言葉に感化され、彼女にその思いを伝えている。 将来はピアニストになりたいらしい。 終盤にてピアニストとして夢を叶えた。 将来は素敵な恋人を作ること。 こちらも終盤にて夢が叶い、恋人が出来た。 ウラジミール ユニコーンを集めるのが趣味の無口な大男。 ウルフ 演 - 日本語吹替 - パントマイマーになるのが夢で、一切喋らない。 夢は明かされていない。 アッティラ お菓子づくりが趣味。 つねに騎士のような仮面をかぶっていて、顔は明かされていない。 トール 背の高い大男。 追っ手から逃げる途中でフリンに裏切られ、復讐のために彼を狙う。 途中でゴーテルに言葉巧みに誘われて協力することになるが、返り討ちにあい結局は捕まってしまう。 続編にあたる『』では手錠をかけられた状態でラプンツェルとフリンの結婚式に出席して号泣するという、涙もろい一面を見せている。 愛馬マキシマスと共にフリンを追跡する。 王と王妃 海に囲まれた王国の国王と妃であり、ラプンツェルの実の両親。 髪の色は二人共にブルネット(栗毛)。 愛と知恵で王国を治め、国中の皆に慕われている。 妃はラプンツェルを身籠った頃に重い病を患い、国王が国中の人々に呼びかけて見つけ出した金色の花の力で無事に回復した後にラプンツェルを出産。 しかし、その花の力を髪に宿して産まれた赤ん坊のラプンツェルをゴーテルに誘拐され、心に暗い影を落としてしまうが、行方不明になった娘の無事を祈り、1年に一度、彼女の誕生日に灯りを飛ばしている。 終盤でラプンツェルと悲願の再会を果たした際、最初は髪を切って様変わりした娘の姿に戸惑いつつも、家族が再び巡り会えた喜びを分かち合った。 続編にあたる『』では、それぞれ「 フレデリック王」「 アリアナ王妃」という名前が判明している。 グレノ 日本語吹替 - 店の悪漢 日本語吹替 - 、、 王妃 日本語吹替 - 衛兵 日本語吹替 - 、 踊る少年 日本語吹替 - スカーフの女性 日本語吹替 - パンを持った女性 日本語吹替 - 日本語吹替版のラプンツェルを除き、日本語吹替声優は歌唱も担当している。 製作 [ ] 本作のヴィジュアル・スタイルは、フランスの芸術家であるによる絵画『』をベースとしている。 塔の上のラプンツェルの原案は、映画が公開される14年前からが1人で温めていたアイディアであり、当初は彼が監督を務める予定であった。 2003年10月、塔の上のラプンツェルがコンピューターアニメーションであること、公開時期は2007年を予定していることが明かされた。 しかし、キーンの「物語をつくるための時間がもっと欲しい」という要望により、公開時期が2009年へ延びることになった。 エド・キャットムルによると、から出された「現代のサンフランシスコに住むヒロインが童話の世界に入り込む」という提案に対して、キーンが上手く対応できなかったらしい。 そのようなトラブルもあり、塔の上のラプンツェルの企画は頓挫してそのまま放置されていたが、2006年にウォルトディズニーアニメーションスタジオに配属されたキャットムルとジョン・ラセターによって企画が再び動き出した。 彼らの最初の仕事はキーンをこの企画に引き留めておくことだった。 2007年4月、監督がグレン・キーンとディーン・ウェリンズであると発表された。 しかし、2008年10月には監督がとネイサン・グレノに交代したことが発表され、キーンは製作総指揮、スーパーバイジング・アニメーター、キャラクター・デザイナーを担当することになった。 監督を辞退して製作総指揮に回ったことについて、キーンは2008年に心臓発作に見舞われており体調が優れなかったからだと述べている。 アニメーション [ ] 本作はアニメーションだが、2Dアニメーションの質感を再現しようと様々な試みがなされている。 グレン・キーンは当初、塔の上のラプンツェルを2Dアニメーションで作成したいと考えていたが、スタジオ側は3DCGで作成することを要求した。 これを受けて、キーンはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで働く2Dアニメーターと3DCGアニメーターを集めたセミナーを開催し、作品の方針について討論した。 セミナーで交わされた議論の結果、3DCGアニメーションで作成することが決まり、ディズニーの伝統的な2Dアニメーションの美的センスを3DCGで再現するというテーマが掲げられた。 キーンは「3DCGによる手描き絵」「鉛筆で描いたような質感」を目指したと語っている。 キーンの要望に応えるためには様々な最新技術やツールが必要であり、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオはそれを自ら作り出さなければならなかった。 私は温かく直感的な手描き絵の質感を3DCGで表現したかったのだ」と語っている。 髪の毛の表現を満足なものにするのは困難であり、2010年1月の時点でも製作チームはこの問題について悩んでいた。 しかし、同年3月に彼らがDynamic Wiresと呼んでいる技術が完成し、この問題は解決された。 タイトル変更 [ ] ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品の前作『』(2009年)は、高い評価を得て世界中でおよそ2億7千万ドルを稼いだが、それはディズニー社が予想していたよりも低い収益であり、原因は「プリンセス」を強調しすぎていたために男子層からあまり支持を得られなかったことにあると同社は考えた。 ディズニーは男女両方へ映画を売り出すために、男性キャラクターのフリン・ライダーを強調し、また、タイトルを『ラプンツェル』( Rapunzel)から『タングルド』( Tangled)に変更した。 原作との相違点 [ ] 原作とは似たような設定があるものの、原作にあった性的要素・過激な内容からストーリーは大きく異なる。 また、登場人物の設定も大きく異なり、主人公・ラプンツェルは本作では王家出身の設定だが、原作では庶民の家に生まれた一人娘であり、王家出身ではない。 一方、ラプンツェルの恋人・ユージーンも本作では王国一番の泥棒だが、原作では王家出身、つまり、王子(名前は不詳)であるなど、主人公と恋人で身分が原作とは逆になっている。 「ラプンツェル」は元々野菜の一種であり、ドイツ語でのなどの複数の意味を持ち、原作ではゴーテルが大事に育てた植物のラプンツェルを、主人公の母親が勝手に食べてしまったため、赤ん坊をゴーテルに強制的に連れて行かれた際に、植物代わりとして「ラプンツェル」と名付けられる。 しかし、本作ではそのような設定は削除され、代わりに病気を簡単に治すことができる黄金の花と呼ばれる植物が登場し、後に続編を含む物語の柱となる。 音楽 [ ] 『 塔の上のラプンツェル オリジナル・サウンドトラック』 の リリース 2010年11月16日 2011年3月9日 録音 2010年 、 音楽は8度アカデミー賞を受賞した作曲家のが作曲し、歌詞がによって書かれた。 メンケンは、新しい歌を作成するために1960年代のフォークロックと中世の音楽を混合するのを試みたと述べた。 タイトル 作詞 作曲・編曲 パフォーマー 時間 1. 「自由への扉 When Will My Life Begin」 マンディ・ムーア 2:32 2. 「自由への扉 リプライズ1 When Will My Life Begin Reprise 1 」 マンディ・ムーア 1:03 3. 「お母様はあなたの味方 Mother Knows Best」 ドナ・マーフィ 3:10 4. 「自由への扉 リプライズ2 When Will My Life Begin Reprise 2 」 マンディ・ムーア 2:06 5. 「誰にでも夢はある I've Got a Dream」 ブラッド・ギャレット、ジェフリー・タンバー、ムーア、ザッカリー・リーヴァイ、Company 3:11 6. 「お母様はあなたの味方 リプライズ Mother Knows Best Reprise 」 マーフィ 1:38 7. 「輝く未来 I See the Light」 ムーア、リーヴァイ 3:44 8. 「魔法の花 Healing Incantation」 ムーア 0:54 9. 「お尋ね者、フリン Flynn Wanted」 アラン・メンケン 2:51 10. 「プロローグ Prologue」 マーフィ、ステイン 2:02 11. 「お城の馬 Horse with No Rider」 メンケン 1:57 12. 「秘密の通路 Escape Route」 メンケン 1:57 13. 「二人のキャンプ Campfire」 メンケン 3:21 14. 「王国でダンス Kingdom Dance」 メンケン 2:20 15. 「あの灯りが待ち遠しい Waiting for the Lights」 メンケン 2:47 16. 「お母様のもとへ Return to Mother」 メンケン 2:06 17. 「真実に気付いたラプンツェル Realization and Escape」 メンケン 5:50 18. 「いやしの涙 The Tear Heals」 メンケン、ムーア 7:37 19. 「歓びに包まれる王国 Kingdom Celebration」 メンケン 1:50 20. 5であった。 9であった。 Metacriticでは、34のレビューで平均点が100点満点中71点であった。 『』のは「ディズニーの50番目のアニメであり、その外観と精神は現代的にアップデートされているにもかかわらず、古きディズニーの誠実で紛れもない品質である」と評した。 は本作を2010年のベストで5位にした。 興行収入 [ ] 2011年6月30日時点で、アメリカ合衆国とカナダで2億82万1936ドル、それ以外の国々で3億8990万ドル、全世界で5億9072万1936ドルを稼いでいる。 世界興行収入はであり、アニメーション映画としては『』(10億6300万ドル)、『』(7億5000万ドル)に次いで第3位であり、ディズニー映画としても第3位である。 アメリカ合衆国とカナダでは、公開初日の2010年11月24日(水曜日)に1190万ドルを稼いだ。 公開初週末3日間には4880万ドルを稼ぎ、『』(4910万ドル)に次いで第2位となった。 感謝祭シーズン5日間では6870万ドルを稼ぎ、『』に次ぐ成績であった。 公開2週目の週末3日間では前週末比で55. 3週目の週末には1430万ドルを稼ぎ、公開1週目の『』(2400万ドル)、『』(1650万ドル)に次いで第3位となった。 公開15日目には北米累計収入は1億7669万7860ドルに達し、『』を抜いて2010年の北米興行収入10位となった。 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの製作のアニメ映画としては『』(3億2854万1776ドル)、『』(2億1735万219ドル)に次いで歴代北米興行収入第3位である。 日本では2011年3月12日に公開された。 公開前日に発生したによりスクリーン数が減ったものの、『』、『』に次いで動員ランキングで初登場3位となり、公開2日間の興行収入は1億4000万円を記録した。 公開9週目の2011年5月10日時点では動員数172万7718人、興行収入25億71万5750円を記録した。 受賞とノミネート [ ] 賞 部門 候補 結果 「輝く未来」 ノミネート 長編アニメ映画賞 ノミネート 長編アニメ脚本賞 ダン・フォーゲルマン ノミネート ノミネート 「輝く未来」 ノミネート ノミネート 主題歌賞 「輝く未来」 ノミネート アニメ映画賞 ノミネート 主題歌賞 「誰にでも夢はある」 ノミネート ノミネート ナショナル・ムービー・アワード アニメーション部門 受賞 トリビア [ ]• では1940年代からラプンツェルを映画化する企画が検討されていた。 ゴーテルの服のデザインは物語の時代設定よりさらに400年前の服を参考にしている。 パスカルという名前のカメレオンが登場するが、アニメーションアーティストのケリー・ルイスが飼っているカメレオンの名前をそのまま使わせてもらっている。 映画に登場する灯り(所謂と同様の構造)だが、インドネシアなどでは実際に空に灯りを飛ばす風習がある。 監督のはその光景をインターネットで見て感動し、この灯りを映画の名シーンに採用したと語っている。 今までのディズニーのアニメーション映画の中で最も多くの群集が登場する。 村のシーンには3000人の群衆が描かれている。 ラプンツェルの髪の毛のアニメーションの作成には、のソフトウェアエンジニアであり、大学で髪の毛の研究をしていたケリー・ウォードが協力している。 ウォードは髪の毛の動きや光の当て方に詳しく、ウォードが開発に協力したソフトウェアによって手描きのアニメーションとシミュレーションを調和させることができるようになった。 本作後に公開された映画『』では、ラプンツェルが髪を切った姿で、フリンと共に登場しているシーンがある(両者とも後姿のみ)。 続編 [ ]• 『 』( Tangled Ever After) - 映画のラストで言及されたラプンツェルとユージーンの結婚の様子を描いた短編作品。 「シンデレラ ダイヤモンド・コレクション」にボーナスコンテンツとして初めて収録された。 『 』( Tangled: Before Ever After) - 本映画の6か月後を描いた『ザ・シリーズ』の序章となる。 北米では2017年3月10日に放送され、日本でも同年5月14日にBSテレビ局・、6月10日にで初放送された。 『 』( Tangled: The Series) - 映画本編のその後を描くテレビシリーズ。 北米では2017年3月より放送が開始され、日本でもディズニー・チャンネルで8月11日より放送が開始された。 テレビ放送 [ ] 回数 テレビ局 番組名(放送枠名) 放送日 放送時間 放送分数 視聴率 1 21:00 - 22:54 114分 8. 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。 参考文献 [ ]• 2011年6月30日閲覧。 Desowitz, Bill 2005年11月4日. 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塔の上のラプンツェルの登場人物相関図!キャラクターの名前や年齢もチェック!

フリンライダー本名

概要 声:ザッカリー・リーヴァイ(言語版)、畠中洋(吹き替え版) 数々のトラブルを切り抜けてきた、自信家で、且つの美青年。 一人称は「俺」。 フリン・ライダー(Flynn Rider)という名前で指名手配もされている王国で一番の。 一つだけで武装した衛兵を数人倒す武芸を持ち、突き出ている板に思い切り体を打ち付けても軽傷で済ませる強靭な肉体を持っている等スリムボディでありながらタフである。 スタビントン兄弟と組んで王女のティアラを盗んだ罪で衛兵に追われる中、身を隠そうと侵入した塔でと出会う。 作中では 上記の通りラプンツェルとは彼女が暮らす塔に隠れて出くわすが、この時には彼女にフライパンで頭を殴られた挙句、に閉じ込められ、に縛り付けられる。 解放の条件として彼女を灯りが現れる場所まで連れて行くことになる。 世間知らずが故に彼女には振り回されるばかりだが、彼女のひたむきさに触れるうちに自分を見つめ直し、誰にも話したことのない孤独な過去をラプンツェルに打ち明けていく。 尚、名前はフリン・ライダーは子供の頃に読んだ物語の主人公に肖ってつけた偽名であり、ユージーン・フィッツハーバート(Eugene Fitzherbert)が本名である(ラプンツェルには本名の方を気に入られている。 関連タグ :此方も始めはだが、少しずつ他者へと心を開き、正義の味方となった相似点がある。 関連記事 親記事 pixivision• 2020-07-15 18:00:00• 2020-07-15 17:00:00• 2020-07-14 18:00:00• 2020-07-14 17:00:00• 2020-07-13 19:00:00 人気の記事• 更新された記事• 2020-07-16 16:57:19• 2020-07-16 16:57:18• 2020-07-16 16:56:57• 2020-07-16 16:56:32• 2020-07-16 16:53:53 新しく作成された記事• 2020-07-16 16:35:13• 2020-07-16 16:36:35• 2020-07-16 16:38:07• 2020-07-16 15:58:33• 2020-07-16 16:37:01•

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