千葉県はその土地の大半に平野が拡がっており(海抜500m以上の山地がない日本で唯一の県)、可住地が広いというのがその理由のひとつでもあります。 老人ホームの数が多いだけに、各施設の料金設定はさまざま。 入居一時金は0~500万円、なかには1000万円を超えるところもあり、月額利用料に関しては10~30万円台など、非常に幅広い選択肢があります。 千葉県はそもそも、東京のベッドタウン、また工業用地として発展を遂げてきたという歴史があります。 そのため、東京に程近い浦安市や船橋市、千葉市を中心に県西部は工業や交通網が発達しています。 その半面、南部や北東部は牧歌的な雰囲気を残す田畑が広がっており、公共交通機関はそれほど発達していませんが、高速道路の整備などは進んでおり、車での移動は便利です。 そのため、入居を考える際には、 利用者はもちろん家族が面会に行く時の移動手段をどうするのかを頭に入れておくと良いでしょう。 太平洋の恵みを受け、年間を通して快適な気候の千葉県は、高齢者にとって過ごしやすい地域であることは間違いありません。 そんな穏やかな風土の中、千葉県では高齢者の仲間づくり・社会参加の場として「老人クラブ」という団体が組織されています。 これは、 趣味やスポーツ、レクリエーション、ボランティアなどの活動を通じて社会活動に参加し、明るい長寿社会づくりを目指すもの。 千葉県の老人ホームへ入居が決まった場合は積極的に参加していくと、明るく楽しい生活が待っているはずですよ。 出典:千葉県 2017年11月28日時点 しかし、千葉県全54市町村別の高齢者人口をみていくと、1位の御宿町は47. 4%、2位の鋸南町は44. 0%、3位の南房総市で42. 4%と40%を超える市がみられ、さらに24市町村が30%台になっています。 さらに高齢者全体の中に75歳以上の後期高齢者が占める割合を高い順にみていくと、大多喜町が57. 0%、長南町が55. 4%、芝山町が54. 7%と続き、50%を超えている市町村は全部で17市町村になります。 その一方で、高齢化の低い順にみていくと、浦安市の16. 1%、市川市の20. 4%、印西市の20. 6%と続き、全国の高齢化率以下の市町村が19市ほど存在し、 地域によって高齢化率の高低差があるというのが千葉県の特長です。 2015年の国勢調査の結果によると、独居高齢者数は25万8,253世帯となっており、全高齢者世帯に占める割合は、16. 3%となっています。 高齢者夫婦の世帯は32万7,055世帯で、独居高齢者世帯と併せると約56. 9%が高齢者のみの世帯になっています。 出典:千葉県 2017年11月28日時点 2013年度の介護サービス別の利用者数をみてみると、居宅サービスの利用人数は13万8,155人で75. 9%を占めています。 施設サービスは3万3,413人が利用しており、構成比は18. 地域密着型サービスは1万555人の利用で同比率が5. 8%となっています。 2006年からの8年間の利用者数と利用状況をみていくと、2006年に12万1,212人だった利用者数が2013年には6万人以上増えて、18万2,123人となっています。 2006年当時は施設サービスを利用している割合が22. 0%だったのが、2013年には18. 3%となっており、 構成比としては減っているものの、利用人数は6,723人に増えています。 居宅介護サービスも2006年に9万142人だった利用者数が、2013年には13万8,155人と48,013人増加していますが、この8年間75%前後の構成比で変わりがありません。 この事業は、地域の実情にあわせて、自治体が中心となり、多様なサービスを提供するというもので、65歳以上の高齢者全てを対象とする事業が展開されます。 また、これまで介護保険の認定を受けられなかったけれども、見守り支援を受けたいという場合でも、 チェックリストに当てはまる事業該当者となればサービスを利用できるというのが、これまでと全く違う部分になります。 松戸市では、一般介護予防事業の中に、ボランティア活動の実績をポイント評価し、現金や品物と交換できるという仕組みを創設しました。 柏市では、65歳以上の方を対象に、介護支援サポーターを養成し、研修後に介護施設などでボランティア活動を行うことで、奨励金を受け取ることができる事業があります。 どちらも社会貢献をして、ポイントや奨励金などの報酬につながり、そしてさらに、これが介護予防にも通じるという取り組みですね。 そして、65歳以上全ての方が参加できる一般介護予防事業には、介護予防センターや社会福祉協議会、福祉活動推進課などがさまざまなプログラムを開催し、多様なサービスを実現しています。 次に、「健康寿命の延伸」をあげ、介護予防を含めた健康づくりや認知症予防を具体的な対策としています。 その関連事業には、市町村が中心になって行う介護予防に関する支援や生活習慣病を予防するための専門職の育成なども含まれています。 さらに、実際に地域包括ケアシステムの中心を担う地域包括支援センターの機能を強化するための支援として、センター職員への研修会を開催したり、地域ケア会議を充実させる取り組みへの支援などをあげています。 医療と介護の連携強化については、介護予防事業の充実や円滑なサービス提供を行うための支援をあげ、一番多くこの関連事業を持っています。 そして、高齢者の権利擁護を含めた安全・安心な地域づくりや認知症対策、医療・福祉・介護の人材養成や処遇改善についてを地域包括ケアシステムを構築するための具体策として盛り込んでいます。 このシステムの構築は、誰かが行うのではなく、自分自身や地域の仲間、制度、 そして国や県と自治体みんなの力で成し遂げようというメッセージも伝わるものとなっています。 都道府県社会福祉協議会には必ず設置されている機関ですが、 千葉県の運営適正化委員会は、相談受付だけにとどまらない活動をしています。 各事業所の苦情受付担当者や第三者委員、自治体職員等を対象とした苦情解決研修を福祉サービスの部門ごとに分けて開催し、アンケート調査も行ってフィードバックしています。 苦情に対応するということのメリットや心構え、事業所でも苦慮するクレーマーへの対応などが書かれた「苦情解決のポイント」を作成。 ホームページからダウンロードが可能となっています。 ここまでの活動をみると、相談者のためだけではなく、苦情を取り扱う側のスキルアップのための活動にも積極的に取り組まれている様子がわかります。 この運営適正化委員会の相談窓口を利用できるのは、福祉サービスを利用している方やその家族や代理人、その利用者をよく知る人など。 まずは事業所や第三者委員に相談し、解決できなかったり納得できなかった場合、もしくは直接相談できない場合などに相談が受け付けられます。
次の特別養護老人ホームの入所に関する指針の改正について 特別養護老人ホーム及び地域密着型特別養護老人ホーム(以下、施設)は、施設への入所の必要性の高い方の優先的な入所に努めることとされていますが、介護保険法等の改正により、平成27年4月から施設への入所が原則として要介護3以上の方に限定される一方で、居宅において日常生活を営むことが困難なことについて、やむを得ない事由があることによる要介護1又は2の方の入所(特例入所)が認められることとなりました。 これらの運用に当たっては、透明性及び公平性が求められるとともに、特例入所の運用については、千葉市による適切な関与が求められます。 こうした観点から、千葉市と非営利活動法人千葉市老人福祉施設協議会と共同で、「特別養護老人ホームの入所に関する指針」を改正することとしました。 改正の要旨• 施設への入所は原則として要介護3~5の方に限定されます。 要介護1又は2の方は、以下の4つの要件のいづれかに該当し、居宅において日常生活を営むことが困難な場合、特例的に入所が認められます。 (特例入所) ア 認知症である者であって、日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られること。 イ 知的障害・精神障害等を伴い、日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さ等が頻繁に見られること。 ウ 家族等による深刻な虐待が疑われること等により、心身の安全・安心の確保が困難であること。 エ 単身世帯である、同居家族が高齢又は病弱である等により家族等による支援が期待できず、かつ、地域での介護サービスや生活支援サービスの供給が不十分である。 地域包括ケアシステムの観点から、千葉市民への加点を行います。 改正後の指針及び様式等 様式1 (申込者が作成します) 様式2 (別表及び留意事項に基づき、施設が作成します) 様式3 (施設から市へ) 様式4 (市から施設へ) 施設への入所申込時の留意点• 施設への入所申込時は、様式1 特別養護老人ホーム等入所申込書に必要事項を記入のうえ、希望する施設へご提出ください。 入所申込書を提出する際は、施設へ事前に連絡することをお勧めします。 複数施設への申し込みが可能ですが、真に入所を必要としている方へ適切な介護が提供できるよう、入所の必要性を充分に検討してください。 施設により提供できるサービスや、介護環境に違いがありますので、実際に施設を見学するなど、入所される方の目線で充分な情報収集に努めてください。 入所申込書のほか、追加書類等の提出を求められる場合があります。 市は入所の斡旋等を行いません。 市へ入所申込書を送付しないでください。 入所までの手続きなどについての問い合わせは、各施設までお願いします。
次の千葉県内の有料老人ホーム一覧表• 千葉県、千葉市、船橋市、柏市及び我孫子市に届出済の有料老人ホーム一覧表です。 空室の状況、利用料金など詳細については、直接施設にお問い合わせください。 有料老人ホーム一覧表(詳細版)(令和2年4月1日現在) 利用料金・施設までの交通手段を加えた詳細版一覧表はこちらをご覧ください。 有料老人ホーム一覧表(圏域別) 重要事項説明書及び情報開示等一覧表はこちらからご覧いただけます。 千葉市については、「」をご覧ください。 、(市川市、船橋市、習志野市、八千代市、鎌ケ谷市、浦安市)• 、(松戸市、野田市、柏市、流山市、我孫子市)• (成田市、佐倉市、四街道市、八街市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、栄町)• (銚子市、旭市、匝瑳市、香取市、神崎町、多古町、東庄町)• (茂原市、東金市、勝浦市、山武市、いすみ市、大網白里市、九十九里町、芝山町、横芝光町、一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町)• (館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町)• (木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)• (市原市) 住所地特例対象有料老人ホーム一覧表 既に運営している有料老人ホームに該当するサービス付き高齢者向け住宅については、をご覧ください。
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