パナソニック 人事。 パナソニック「老衰危機」続編、家電・自動車事業と幹部人事に見る“病根”

「パナソニックはもったいない」日本IBMから移籍のキーパーソンが感じた“樋口改革”の本気

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パナソニック産機システムズのパワハラの実態がヤバすぎる! パナソニック産機システムズのパワハラ実態は、報道によると、以下のようなものであったと判明しています。 【書き起こし】 会社が数億円という投資をして、死に物狂いで取り組む3日間。 SMTSも、営業研修も、どんな顔してくるつもりだ? 具体で言えば、サイトやってないような奴は、丸坊主にでもして、反省を示すか? まさか、お洒落して来るのか? 僕も人間です。 感情はあるよ。 毎年言っている台詞だし、インターンでもニュアンスは伝えているけれど、僕は徹底して露骨にエコ贔屓するからね。 なめるなよ、54のおっさんを! 決して人格者ではないよ。 嘘つく奴は許せないんだ。 内定の握手を、なんと言って握り返したんだよ。 だまされたのかと思うと悔しくて、沸々と怒りが湧いてくる。 僕たちがやろうと、必死に汗かいて頑張っているのに、権利だけ取りに来るやつを採用してしまったかと思うと これは人事課長による内定者SNSサイトへの書き込みの文面です。 「僕は徹底して露骨にエコ贔屓するからね」「なめるなよ、54のおっさんを!」など、パワハラとしか言いようのない文言が堂々と書かれていることに唖然とします。 また、 「自身がない奴は13日までには欠席の連絡を下さい」と誤字も見受けられ、54歳にもなってこんな小学生みたいな誤字をして大丈夫かなと思ってしまいました。 「3日間」「ブース」などの文言がありますが、これは2019年2月13日 水 14日 木 15日 金 の第53回スーパーマーケット・トレードショー2019を指しているとみられています。 だとすると、 企業ブースに内定者を実質強要して動員していたことになり、明確な違法行為となります。 ネット上では先ほど特定された「山村高史」という名前で検索すると、このようなプロフィールを見つけることができます。 山村高史 PROFILE 山村 高史 1964年生まれ。 1988年 株式会社リクルートに入社。 全国トップ10の営業成績を収める。 1992年 現ELECOM株式会社の創業期に携わり、人材戦略を任され、ベンチャー企業の急成長に寄与する。 2004年 日本IBMグループに入社。 各企業の経営に寄り添いトップコンサルとして年間稼働率が一番となる。 2014年 パナソニック産機システムズ株式会社に入社。 現在、人材開発課にて採用・教育・組織風土改革を任される。 自らの経歴を生かし、他社に真似できないユニークな採用戦略を展開。 中でも、 厳しくも熱いメッセージで学生たちを括目させる就職セミナーが話題となっている。 出典: 1964年生まれと書いてありますので、2018年時点で54歳となり、合致します。 パワハラで自殺に追い込んだのはやはり「山村高史」である可能性が非常に高いです。 それにしてもこの気味の悪い自画自賛プロフィールを自分で書いていたかと思うと笑えますね。 「なめるなよ、54のおっさんのプロフィールを!」などとつぶやきながら書いていたんでしょうか。 異様な雰囲気の採用ページ パナソニック産機システムズは採用ページも異様な雰囲気を醸し出しています。 「限界に挑め」「伝説になれ」とブラック企業臭バリバリの文言が読んでいて辛いです。 ちなみに、この「山村高史」という人事課長は自らを「伝説の人事」と自称していました。 パワハラで自殺に追い込んでしまい、ある意味、伝説になってしまったのが笑えます。

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人事、パナソニック :日本経済新聞

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<国立大学 Cさん(文系/男性)> 内定先 ソニー(コーポレートスタッフ)、パナソニック(人事職種)、ベネッセコーポレーション、パーソルキャリア 就活サマリー 【就活の進め方・軸は?】 スペシャリストになるために、業種より職種を重視した 【内定獲得の秘訣は?】 職種別採用は「経験・社員訪問・リスクヘッジ」が内定を左右する!? どんな就活? 文系 日系 メーカー 人事 教育 人材 日系企業を志望している2021年卒の皆さん。 「日系企業は3月に就活解禁だから……」と、本選考はまだまだ先の話だと思っていませんか? ワンキャリ編集部では、2020年卒の日系大手企業内定者に、インタビューを行い、彼らの就活スタイルを徹底調査しました。 業界別に、内定獲得の秘訣 (ひけつ)や就活スケジュールを余すことなくお届けします! この記事を読んで、一足早く日系企業対策を始めてみませんか? 【目次】 ・ ・ ・ ・ これまで、業界別で内定者のインタビューを紹介してきましたが、今回は「職種別採用」で人事職種の内定を獲得した方に話を聞くことができました。 Cさんは、どうして職種別採用を受けようと思ったのでしょうか? スペシャリストになるために、業種より職種を重視した 多くの就活生は就活を始める時、まず「どの業界に興味があるか?」を考えるでしょう。 しかし、Cさんは 「プロ野球選手やプログラマー、医者のように一つの領域を徹底的に磨く人に憧れを感じ、自分も専門知識を持ちたいと思っていた。 また、自分でキャリアを築く上で、転職を考えるようになった際、専門性を磨き、手に職をつけている方がいいと思った」と話しています。 総合職で入ると 『ジョブローテーション』で職種を変えられる可能性もあります。 Cさんはスペシャリストになるため、職種別に新卒採用を実施し、かつ入社後も職種別で育成していく企業を探していたといいます。 職種別採用を行っている企業は限られています。 そのため、彼は「特定の職種に就けるなら、業界のこだわりはなかった」といいます。 職種別と言うと、人事の他にも経理や法務、マーケティングなど、さまざまな職種があります。 その中でも、彼が「人事」を選んだのは、高校生の時のある経験がきっかけでした。 高校1年生まで、勉強も部活も特に頑張っていなかったというCさん。 そんな時、学校のプログラムで、海外での研修に参加したところ、やる気やモチベーションが湧いてきて、勉強や部活も含め、いろいろなことに積極的に取り組むようになったそうです。 一番のきっかけは、年の近い高校の同期が自らのキャリアを真剣に考えていたり、海外大学の学生が自分の夢に向けて努力を重ねているのを目の当たりにしたことで、「自分も主体的にキャリアを決め、歩んでいこう」と決意したといいます。 「自分はこの研修で変われた」と話すCさん。 そして、この経験を通じて「他の人は、どのようなキッカケで、やる気が生まれるのだろう?」というテーマに関心を持つようになったといいます。 大学に入学した後も、人のモチベーションの契機や心理への興味があったそうです。 人に関する知識を深めたかったCさんは、就活を始めたころは、企業人事の他に人材、教育、人事コンサルなども併せて見ていました。 人材や教育業界のインターンにも参加したCさんですが、自己分析などを進めるうちに、企業人事が第一志望だと確信したといいます。 自己分析をする上で、自分が頑張れる理由やモチベーションの源を考えた時に「自分の身近な人たち」が思い浮かんだCさんは、各業界、職種について以下のように考えました。 必然的に自分と面識がない人のために仕事をすることも多くなるでしょう。 このことに関して彼は、 「顔が見えなくても、同じ会社で一緒に働いている人のために人事制度を作れたら、自分のモチベーションになる」と話していました。 晴れて人事職種の内定を獲得したCさんですが、新卒一年目からずっと人事として働くことに不安もあったそう。 「『もし他の職種にも興味を持ったら、どうすればいいだろう』とも思ったが、それよりも一つのことを極めたかった」 「もし総合職として入社した場合、いつ人事になれるか分からないし、そもそも人事になれる可能性は低い」(Cさん) 「スペシャリストになるのに回り道をしたくなかった」というCさんは、さまざまな可能性を考えても、人事に対する思いはブレませんでした。 受けた企業 内定した企業 3年夏 (M1) 【インターン】 海外インターン、 パーソルキャリア、 三井住友海上火災保険、 ベネッセコーポレーション 【本選考】 ネスレ日本 ー 3年秋 (M1) 【インターン】 海外インターン ー 3年冬 (M1) 【インターン】 海外インターン 【本選考】 ネスレ日本、旭化成、 富士フイルム、 ソフトバンク、 武田薬品工業、 パーソルキャリア、 ベネッセコーポレーション ー 4年春 (M2) 【本選考】 ソニー、日立製作所、 パナソニック、旭化成、 富士フイルム、住友商事、 ソフトバンク、 トヨタ自動車、 パーソルキャリア、 ベネッセコーポレーション ソニー、 パナソニック、 パーソルキャリア、 ベネッセコーポレーション Cさんの内定獲得の秘訣は以下の3点です。 ・実際に経験することで、就活軸の説得力を高めた ・各企業の人事を知るために、生の声を集めた ・精神的に余裕を持つためリスクヘッジをとる 実際に経験することで、就活軸の説得力を高めた Cさんは、 「企業人事になりたい」の他に「海外勤務をしたい」という軸もありました。 しかし「旅行だけでなく、仕事としても海外で働きたいのか?」と不安な気持ちもあったため、企業人事と海外勤務という軸の強度を確認するために、ベトナムで企業人事として、4カ月の長期インターンをしていたそうです。 インターンを終えた後、改めて「企業人事」と「海外勤務」という軸が大事だと気付いたCさん。 特に人事職種の選考を受ける時に、ベトナムでの企業人事の経験を話すことで以下のメリットがあったといいます。 ・人事としての適性をアピールできる ・人事として働いている姿を、面接官が想像しやすい 長期インターンで中途採用に関わっていたというCさんは、面接の同席や面談のセッティング、人材紹介会社とのやり取りといった定型業務だけでなく、非効率な業務に対して自ら計画案を作成し、改善させることもあったそう。 実際の業務だけでなく、人事の大変さや、求められる能力の移り変わりについても学べたというCさん。 適性をアピールするだけでなく、人事として働く姿を面接官にイメージしてもらうことができたと言います。 「会社のフェーズによって採用方法や組織内の制度は異なる。 また、人事は会社だけでなく社会的状況も考えながら、採用や組織の制度を設計しなければならない。 『人事は誰でもできる仕事だ』と言われることも多いが、大変でやりがいのある仕事だと思う」(Cさん) そのため、彼は志望動機の内容を完璧にするよりも、自分の経験を伝えて、面接官に納得感を与えられるよう意識したといいます。 学生のうちに企業人事をするという珍しい経験をしたCさん。 彼のように、実際に企業人事として働く経験をするのは簡単ではありません。 職種別採用を突破するには、こういう経験が必要なのでしょうか? 「そんなことはない。 人事に限らず、職種別採用は『自分の就活軸が正しいか確認するために何ができるか?』を考え、それを実践に移すことが大切だ」(Cさん) 彼の場合は「企業人事」「海外勤務」という軸があったため、海外で長期インターンをしましたが、「企業人事」という軸の場合、他にも日本でインターンを探したり、各企業の人事に話を聞いたりなど、情報を得てから経験を積むことも可能でしょう。 ちなみに、Cさん以外の内定者(人事職種)で人事業務の経験がある人は、ほとんどいなかったとのこと。 しかし、人事の目線で考えた経験や、今までの経験を「人事でやりたいこと」に結びつけて話せる人が多かったといいます。 各企業の人事を知るために、生の声を集める 職種別採用の特徴として挙げられるのは、 「その職種を選ぶ理由や必要性について、総合職の面接より詳しく聞かれる」という点です。 Cさんは面接を受ける中で 「人事で何がしたいの?」「どうして人事なの?」と聞かれたことが多かったそう。 働きたい部署名も聞かれたといいます。 具体的な部署名はWeb上で分からない場合もあるでしょう。 志望職種の社員に話を聞くことが必須と言っても過言ではありません。 人事と言っても、会社によって役割や立ち位置はさまざまであり、人によって質問の回答が異なる場合もあるそうです。 実際にCさんも、 「企業によって、人事に対する意識の高さや熱意が違った」と話しています。 各企業の社員に話を聞くことで、部署の把握だけでなく社員とのマッチングも測れるでしょう。 職種別採用の選考を受けようか迷っている人も、まずは社員に話を聞いてみることをお勧めします! 精神的に余裕を持つためリスクヘッジを 最終的に、人事職種として2社の内定を獲得したCさんですが、就活を進めていて後悔することもあったといいます。 それは 「嘘をついてでも、他の企業の内定をもらうべきだ」ということです。 職種別採用を実施している企業は多くありません。 「自分の軸に当てはまる企業が少ないにもかかわらず、各企業の面接で『人事をやりたい』と正直に言ってしまったため、なかなか他の企業の内定がもらえなかった」と話すCさんは、本命企業の内定をもらうまで、精神的な余裕がなかったといいます。 「正直に言うことも大切だが、精神的な面を考えて『内定をもらうこと』を目標にする戦略的な就活も必要だと思う」(Cさん) 職種別採用を実施している企業でなくても、内定がある/ないでは気持ちが全く異なります。 万全な状態で本命企業の選考を受けるためにも、 内定を「持っておく」ことも大切だと言えるでしょう。 人事職に興味がある人は、ぜひ読んでみてください! ・ ・ ・ おすすめのトップ就活レポートはこちら。

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パナソニック「働かなくても年収1500万円超」幹部に迫る大リストラ【内部資料入手】

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2018年3月に100周年を迎えるパナソニック。 その4つの社内カンパニーの1つで、今後の主軸とされるBtoB(企業間取引)ビジネスを担うパナソニック コネクティッドソリューションズ(CNS)社の変化がめざましい。 わずか1年足らずで、巨大総合電機メーカーでは考えられない変革を進めている。 同年12月に日本IBMから樋口体制のCNS社にやってきた、マーケティングの指揮を取るエンタープライズマーケティング本部長で常務の山口有希子氏に聞いた。 「現場で会いましょう」 「今のパナソニックに感じたことは、もったいない、です」 東京・汐留にあるCNS社のオフィスを訪ねると、山口氏はそう切り出した。 間仕切りのない広々としたフロアは、大きな窓から浜離宮恩賜公園が見渡せる。 2017年5月の移転方針の発表からわずか5カ月で、CNS全体で社員200人近くの転勤を伴う移転を実現した。 「2017年12月に入社してから2週間で、いろんなところを視察し、製造現場でモノづくりに携わる社員にヒアリングをしました。 BtoBでこんな技術を持っていたのか、(社会の)こんなところを支えていたのかと、私も知らなかったことがたくさんあった。 現場力がキーワードだと思いました」 1月4日に封切りしたパナソニック CNS社のテレビCMのキャッチコピーは「あした、現場で会いましょう」。 2018年1月に放映を始めた、パナソニックCNS社のCM 物流編)。 フリーアナウンサーの夏目三久さんが、近未来的なイメージで描かれた物流の現場、流通の現場を訪ね歩く。 決済端末やセキュリティカメラ、無人配送ロボットといった、一見地味だが大きなシェアをもつパナソニックの製品を中心としたBtoB向けサービスが登場する。 そこにはパナソニックについて「日本の歴史あるモノづくりの会社で、現場の社員がお客様に対するコミットメント、プライド、こだわりをすごく持っている」と話す、山口氏の感慨がそのまま込められているかのようだ。 家電メーカーからの脱却 山口氏は、シスコシステムズ、ヤフージャパン、日本IBMなどで企業のマーケティングコミュニケーションに25年にわたり携わってきた、最前線のBtoBマーケターだ。 CNS社への移籍に際しては、同社の樋口社長、原田秀昭副社長と話し合いを重ね「今のCNS社には、面としての(広がりとつながりを持った)マーケティングが足りていない。 長年、マーケティングに携わってきたあなたの目で見て、どういう改革が必要なのかを提案し、実施してほしい」と請われた。 「樋口さんのトランスフォーメーションに本気を感じた」 「いくつもの事例を見てきましたが、経営者が明確なビジョンとパッション(情熱)を持っていないと、改革は実現できません。 今回はパナソニックが本気でBtoBにフォーカスしていくのだな、と。 樋口さんのトランスフォーメーション(変革)に本気を感じたのです」 山口氏率いる部隊は2018年、テレビCMを筆頭にパナソニックのBtoB事業にフォーカスを当てたキャンペーンの展開を仕掛ける。 実はテレビCMをはじめとした、BtoB事業を全面に打ち出すキャンペーンはグループとして初めてだ。 その意味では「社内の人にもインパクトのあることだと思います」と、山口氏は言う。 実際、10数年前にシステム営業を担当していた社員は「正直、こんなにBtoBがフォーカスされる日が来るなんて思ってもいなかった」と、明かす。 当時は、プラズマテレビをはじめとした一般消費者向け商品が花形だったのだ。 プラズマテレビ事業などの不振で2011年、2012年と2期連続で7000億円超の巨額赤字を出したパナソニック。 津賀一宏社長体制の下、事業構造改革の断行でどん底からはい上がってきた今、BtoBへの注力は、従来型の家電メーカーからの脱却を図るパナソニック全体を象徴している。 汐留のオフィスは、間仕切りのない開放的な空間だ。 働き方改革とダイバーシティーは、改革の土台として樋口社長が徹底したことだ。 上司をトップにチームで島を作る座席を撤廃し、フリーアドレス化や服装のカジュアル化も、全て移転後の数カ月でドラスティックに進めた。 格段に上司に話しかけやすくなるなど「コミュニケーションの取り方が変わった」というのがCNS社の従業員の声だ。 就任にあたって山口氏が印象的だったのが「ジョブディスクリプション(職務記述書)にあったサーバントマネジャー(相手に奉仕する管理職)たれ、という言葉でした。 常に接点を部下と近いところに持てという姿勢です」。 そこに、年功序列で上下関係を重視する伝統的な日本企業の趣はない。 2017年7月にLIXILジャパンからCNS社に引き抜かれた同じ常務の山中雅恵氏も交え、経営幹部の会議にも女性が増えた。 こうした土台の上に、パナソニックの次の100年を牽引するBtoB事業の新たな境地を築き上げていく最中に、CNS社はある。 変わらなければならない理由 CNS社の、やがてはパナソニック全社への波及が期待されている変革について山口氏は言う。 「企業にとってカルチャーチェンジ(風土改革)が一番大変です。 外資系はそれをやるために、無茶苦茶パワーやコストをかけています。 そうしなければ、新しいビジネスは作れないからです」 外部人材の登用で新たな風を吹き込むことは、パナソニックが古い殻を脱ぎ捨てる決意の象徴でもある。 「外の人が来なくてはできないのは本来、情けないことでもある」といった声は、グループ内でももちろんある。 しかし、結果的に「大阪からの移転をはじめ、できない理由は大してなかったということに気付かされた」というのが、樋口体制下の社員たちの率直な感想だという。 改革の牽引役の一人として、白羽の矢の立った山口氏はいう。 「外から来た者としては、どういう価値を付加できるかを常に考えています。 私には、これまで長きにわたって外資系企業でいろいろ経験してきたことを、日本の経済、ひいては日本の活力に関わる日本企業が強くなるために、生かしていきたいという強い思いがあります。 変革は、ビジネスにとってプラスになることを、実証しなくてはなりません。 私にとっても覚悟ですし、受け入れる社員側も覚悟をしています」 山口有希子(やまぐち・ゆきこ):パナソニック コネクティッドソリューションズ常務、エンタープライズマーケティング本部長。 1991年リクルートコスモス入社。 シスコシステムズ、ヤフージャパンなどで企業のマーケティングコミュニケーションに従事。 (文・滝川麻衣子、撮影・竹井俊晴).

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