乗馬 に 由来 する 言葉 は。 乗馬に由来する言葉は? 【ことば検定】

ウマ・馬(うま)

乗馬 に 由来 する 言葉 は

こんにちは!Pacalla編集部です。 皆さんは『これじゃ埒があかないよ』『人気に拍車がかかっている』なんて口にしたことはありませんか?これ、実はどちらも語源は馬に関係しているんです。 埒(ラチ)は競馬場のコースや馬場のまわりに設置されている柵のこと。 柵は境界のような役割を持っているため、それが転じて『物事の区切り』としての意味を持つようになったそう。 拍車とは乗馬をする人が履くブーツのかかとに装着して、馬のお腹に当てて馬を制御する金属の道具です。 拍車を使用することで、馬が元気よく前に進む様子から、このような言葉が生まれました。 このデッドヒートという言葉は、もともと競馬や競走などで二者以上が同着のときや、無効試合の場合に使われていました。 それが転じて現在のように使われるようになり、競馬だけでなくスポーツ全般に用いられるようになりました。 羽目(ハメ)とは馬を制御するために馬の口に噛ませる馬具「馬銜(ハミ)」が転じたものだそう。 この馬銜はハメとも読むことができ、馬銜を外すと馬が自由に走りまわって、手がつけられなくなったことからこの言葉が生まれました。 昔、旅というのはとても危険なものでした。 そのため、遠方へ旅立つ人に向けて、無事と安全を祈願するために、馬の鼻先を旅先の方向に向けるという習慣があり、転じて現在のような「はなむけ」という言葉ができたようです。 後塵とは馬車などが通った後に舞い上がる土埃のことを指し、拝するとはありがたくお受けするということ。 そこから中国で「先に行く人の土埃をありがたく拝む」といった意味で使われるようになり、それが転じて日本では遅れをとるという意味になったそうです。 語源は江戸時代にさかのぼり、当時の権力者の付き人が下馬先(馬を降りる場所、現代でいう駐車場)で、自分の主人が到着するまで、主人の評判(噂話)をして待っていたことに由来するそうです。 ですがこの言葉、どうやら戦前から競馬で使われていたようです。 競馬での『バテる』は馬が力走した末に、ゴールの手前でいっぺんにスピードが落ちてしまう状態をいいます。 これが人間にも使われるようになり、現在の形になりました。 語源が馬にまつわる言葉、皆さんはいくつ知っていましたか? 普段、何気なく使っている言葉の中にも『馬』に関するものがこんなにたくさんあるんですね!Pacallaでは引き続き調査を続け、第2弾をお届けできたらと思っています!お楽しみに!.

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語源が馬にまつわる言葉を集めてみた!vol.1

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「願わくは漢王との戦いを挑み、 雌雄を決せん。 」 これを簡単に訳すと、 「 できれば漢王と戦い、決着をつけたい」という意味になります。 当時の「項羽」は、 長年に渡る戦争にうんざりしていました。 そこで、ライバルの漢王に対して 一騎討ちによる決着を望むことになります。 要するに、 しびれを切らして対決を申し出たわけですね。 では、なぜ「雌雄を決すること」が、 決着をつけることにつながるのでしょうか? それは、「雌雄」が動物の性別を意味しているからです。 冒頭でも少し触れたように、 「 雌」は「 メス」「 雄」は「 オス」とも読める漢字です。 一般的には、動物は「メス」よりも 「オス」の方が強いですよね? 肉食動物の「ライオン」、あるいは 草食動物の「シカ」などを見ても一目瞭然でしょう。 そのため、 「 どちらが雌でどちらが雄かはっきり決めること」から 「 決着をつける」という意味になったわけですね。 もちろん、 メスの方がオスよりも強いという場合もあります。 例えば、自然界で言えば、 カマキリなどはメスの方が強いと言われています。 なので、あくまで一般論の話だと思ってください。 スポンサーリンク 雌雄を決するは差別用語? ところで、「雌雄を決する」をネットで検索すると、 関連ワードで「 差別」「 フェミ」などの言葉が出てきます。 」 なぜ、このようなワードで検索する人が多いのか。 その理由は、 「男性=勝者」「女性=敗者」と決めつけてしまうのでは? という意見があるからだと思われます。 すでに説明した通り、 元々はこの言葉は大昔の中国の話がモデルとなっています。 当時は、「男尊女卑(だんそんじょひ)」と言い、 「女性」=「か弱い生き物」という考え方が主流でした。 しかし、現代では、 「男女平等」が当たり前のように浸透している世の中です。 そのため、 当時の感覚と現代の感覚に ギャップが生まれているのでしょう。 個人的には、 「雌雄を決する」を差別用語と決めつけるのは、 ナンセンスだと思いますね。 そもそも「男」と「女」は、 「 肉体や脳の構造が全く別の生き物」 ということが科学的に証明されています。 男には男、女には女の良さがあるのではないでしょうか? 確かに女性が男性にパワーで敵わないのは事実です。 しかし「パワー」では負けていても、 「包容力」「温かさ」「慈愛」など、 女性には良い面がたくさんありますからね。 もしもどうしても気になるという人がいれば、 「場面によって使い分ける」という選択肢を取るのも一つの方法かもしれません。 今から紹介するように、 「雌雄を決する」は言い換え表現が数多くありますので、 何もこの言葉だけを使わないといけないわけではないです。 雌雄を決するの類語 では、その言い換えを含め、 「雌雄を決する」の類語を紹介します。 白黒つける• 勝負を決める• 優劣を決める• 決着をつける• 終止符を打つ• けりをつける• 方(かた)を付ける• 清算する いずれも、「勝ち負けをはっきりさせる」 という意味の言葉が「類語」となっていますね。 この中では、 「 白黒つける」が言い換えとしては最も適しているでしょう。 「白黒つける」は、元々囲碁が由来となった言葉ですが、 これでしたら相手に対しても周囲に対しても角が立たない表現かと思います。 雌雄を決するの英語訳 続いて、英語訳です。 「雌雄を決する」は英語だと次のように言います。 「 come to a showdown」 「 fight a decisive battle with」 まず、「showdown」は「対決・土壇場」という意味です。 そして、「decisive」は 「決定的な・明白な」などを意味する形容詞です。 直訳すると、「決定的な戦闘を戦う」ので、 同じく「決着をつける」という意味になります。 例文だと、以下のような形です。 They finally came to a showdown. (彼らはついに雌雄を決することになった。 ) He is going to fight a decisive battle with me. (彼は私と雌雄を決するつもりのようだ。 ) スポンサーリンク 雌雄を決するの使い方・例文 では最後に、「雌雄を決する」の使い方を 例文で確認しておきましょう。 雌雄を決する優勝決定戦が、ついに始まった。 首位チームとの直接対決が、 雌雄を決する一戦となるだろう。 雌雄を決するために、対戦相手に決闘を申し込んだ。 因縁の二人が、 雌雄を決するべくにらみ合っている。 彼らはいずれ、ライバルとして 雌雄を決する日が来るだろう。 自民党の総裁選は、 雌雄を決する激しい戦いとなった。 すでに説明した通り、「雌雄を決する」は、 勝ち負けをはっきりさせるような時に使うということでした。 その中でも、 大一番の戦いで使うことが多いと考えて下さい。 例えば、スポーツで言えば「決勝戦」、 政治で言えば「総裁選」などのイメージです。 逆に言えば、戦いは戦いでも スケールが小さいような戦いに対しては 使わないと考えて問題ありません。 例えば、普段の些細なケンカなどについては 使わない表現なので注意しましょう。 関連: 関連: まとめ いかがだったでしょうか? 内容を簡単にまとめると、 「 雌雄を決する」= 勝ち負けを決める・決着をつける。 「 語源」=どちらがメスかオスかをはっきり決めることから。 『史記』が由来。 「 類語」=「白黒つける・勝負を決める・優劣を決める・決着をつける」など。 「 英語」=「come to a showdown」「fight a decisive battle with」 ということでしたね。 人間は、「腕力」だけでなく 「知性」や「感性」など様々な要素を含んだ生き物です。 女性には男性にはない良さがたくさんありますので、 そのことも頭に入れた上でこの言葉を使ってみてはどうでしょうか?.

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馬が由来の言葉を徹底リサーチ! 「MBS競馬アナ三銃士」の胸アツ実況を大発表!

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「ことば検定」今日の問題 乗馬に由来する言葉は? 青 雌雄を決する 赤 らちが明かない 緑 別れられない ことば検定の答え 答えは 赤 らちが明かない 緑 はというと、乗馬ではなくて、「情が」だそうです。 問題を考えた女性スタッフの表情に「憂いが・・・」と林先生。 【ことば検定】答えの解説 ここから林先生の解説です。 「雌雄を決する」の意味 雌雄を決する、意味は、戦って、勝敗を決める。 決着をつけること。 動物はメスより雄の方が強いことに由来しますが、こちらは今日の答ではありませんね。 埒(らち)は馬場の柵 らちが明かないというのは、平安時代の絵を見るとわかります。 馬場を仕切る柵の事「らち」というのだそうですね。 図の格子の部分です。 上の図では、「雌埒」「雄埒」に 今でも競馬場の作は「埒(らち)」と呼ばれているそうで、競馬がお好きな方には、サービス問題でした。

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