堤真一が主演を務め、福田雄一監督が脚本・演出を手がける『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)のアドリブ芝居が、回を増す毎に進化している。 第7話の平均視聴率は7. 9%(ビデオリサーチ調べ)。 裏で放送されていた『アナと雪の女王』(フジテレビ系)などの影響もあってか、前回の10. 2%から2. 3ポイントの急落だ。 しかし、最近では視聴率に対して、テレビ番組に関連して投稿されるツイート数を番組の盛り上がりを測り指標とする「視聴熱」というワードもあり、『左江内氏』もその視聴熱は高い。 昨夜の放送後、Yahoo! の急上昇ワードで『左江内氏』が1位になるなど、多くの反響があった。 『左江内氏』の特徴は登場人物のキャラクターの濃さだ。 第7話では、左江内の父である茂雄(平泉成)の80歳の誕生日をお祝いするため、栃木の実家に迎うこととなる。 恐妻家の家庭を隠し、亭主関白を演じる円子(小泉今日子)、はね子(島崎遥香)、もや夫(横山歩)の3人。 実家に向かう道中の車内で春子(立石涼子)に良妻賢母と思わせるための嘘のやり取り、実家での実践、帰路での健闘を称える姿まで、3人の歯車がしっかりと噛み合っているのが伝わる。 また、栃木に来たことにより左江内は自身と同じくスーパースーツを着て人々の危機を救うOL・桃子(永野芽郁)に出会い、エリア毎にスーパー(ウー)マンがいることを知る。 OLとスーパーウーマンとの兼任に悩み、度々自殺を図り左江内に止められる桃子。 訛りの強い栃木弁とはっきりとものを言うそのキャラクターは、たった1話でも強烈なインパクトを残した。 そんな個性揃いの第7話でさらに話題をかっさらっていったのが、米倉(佐藤二朗)、小池郁男(ムロツヨシ)の2人である。 米倉は左江内が訪れる場所にアルバイトとして現れるキャラクター。 毎回、直接ストーリーに関わりはなく、登場時間も数分と短い。 しかし、佐藤二朗と堤真一のかけ合いはドラマの中の名物コーナーでもあり、化学変化が必ず起こる。 カラオケボックスやバッティングセンターなど様々な場所で2人のかけ合いが行われてきたが、第7話では居酒屋を舞台に、池杉照士(賀来賢人)と蒲田みちる(早見あかり)を巻き込んで行われた。 佐藤が、「後ろに木村太郎さんみたいな人がいるから……」というアドリブ芸を披露すると、賀来は思わず手で顔を覆い、肩を揺らし笑ってしまう。 ここまで来ると、ほとんどコントである。 一方の小池郁男(ムロツヨシ)は、スーパーマンとしての左江内が解決する事件現場に、必ず駆けつける刑事だ。 事件解決後に左江内の忘却光線にてスーパーマンの存在を忘れるため、事件解決の手柄は小池のものとなる。 ここからがムロツヨシのアドリブ芸の本領発揮の場だ。 ムロのアドリブ演技は、ノーカットで放送されることも多い。 第7話ではビルの上から落ちてきた鉄骨を左江内が持ち上げ事件を解決。 忘却光線にて事件を忘れた小池の部下、刈野助造(中村倫也)が「どうやって消したの?」と質問。 小池は落ちていた木の枝を手に取り魔法使いの様に振るとRPG風の効果音が鳴る。 「この呪文を唱えれば目の前のものが全てなくなる。 私はこの呪文を『ナクナール』。 そう名付けたよ」。 小池がどや顔でそう答えると刈野は「金曜深夜のやつだー!」と大はしゃぎ。 同じく福田雄一監督が手掛ける『勇者ヨシヒコシリーズ』(テレビ東京)を見ているファンには、嬉しいサプライズだっただろう。
次の『スーパーサラリーマン左江内氏』警察官役、中村倫也の演技の評価は? さっそく、中村さんの評価をみてみましょう! 「左江内氏の警察官 衣装が似合いすぎて鼻血ものなのに ムロくんと中村倫也くんのコンビなんて本当に嬉しいです」 「ムロ中村コンビ良いな」 「それにしても中村倫也が効いている」 「中村倫也とのコンビ最高」 「左江内氏みた人いません?中村倫也くん可愛すぎません?」 「中村倫也と賀来賢人のクセの強さ」 「中村倫也、ウシジマくんのときからハマりつつある。 神道さんからの、日悪の新人警察役からの、左江内氏。 」 「ムロツヨシと佐藤二朗と中村倫也がすごい好きだった左江内氏」 「ムロさんと中村さんのコンビアホ可愛すぎるし」 「お巡りさんの中村倫也…まじで可愛かった。 」 ドラマ内で、スーパーサラリーマンが現れる場所に必ずいる、 刑事ムロツヨシとお巡りさん中村倫也のコンビがすごくよくて、話題になってます。 ムロツヨシのほうが確実に目立ちますが、その隣にいてなんだか「異質」な存在感を放っていて、「誰だろうこの人・・」と思わせる魅力にあふれてしました。 それにしてもこの人、演技にふり幅がありすぎるよなあ・・・。 『闇金ウシジマくん』で見せたサイコパスとは真逆の方向の演技! 中村倫也さん、2016年に放送されたドラマ『闇金ウシジマくんシーズン3』にて、人を洗脳しながら大金を巻き上げていくサイコな結婚詐欺師を演じていましたが、今回のドラマとは全く真逆な演技で、ほんと、この人の演技はふり幅が広いですね。 『闇金ウシジマくん』では、結婚する相手を、時には優しく、時には厳しく、じわじわじわじわ負い目ていく非情な男を演じていました。 今回のドラマでは、完全に刑事小池(ムロツヨシ)をひたすらほめ続ける太鼓持ちですが、 そのテンションが異常!ムロツヨシの言動にいちいち感動し、喜び、飛び跳ねる彼の演技に非常に感銘を受けました。 とにかく、演技をするときには振り切る、やりきる人なんだなあと思いました。 ほんと、尊敬しかありませんね。 ますます好きになりました。
次の『スーパーサラリーマン左江内氏』最終回 第10話のあらすじ 米倉はキャプテンマンだった!? 左江内(堤真一)は左江内円子(小泉今日子)から、左江内もや夫(横山歩)が欲しいゲームを手に入れるために土曜日の朝から並んで欲しいと頼まれまずが、接待ゴルフがあるからと断ってしまいます。 しかし左江内(堤真一)は左江内円子(小泉今日子)から「電気屋は9時に開店で、ゴルフが10時スタートだから間に合う。 」と言われて、結局ゴルフ道具を持って前日の夜から並ばされることになってしまうのでした。 販売当日、ギリギリまで並ぶも、自分の番まで周ってこず、接待ゴルフの時間に間に合わないと思った左江内(堤真一)はスーパーマンに変身して、ゴルフ場へと向かいます。 そして接待ゴルフでは、左江内(堤真一)はスーパーマンに変身しては接待相手のボールをキャッチしてナイスショットに見せかけたり、カップに入れては忘却光線を使って、接待ゴルフを成功させるのでした。 接待ゴルフが終わり、左江内(堤真一)は電気屋にゲームを探しにいきますが、どこも売り切れでした。 そんな中、SOSを感じて向かうと、子供がマンションから落下し、左江内(堤真一)は助けようとしますが、キャッチできずに子供はそのまま落下してしまい、急いで病院に運んで様子を見るも、助かったかどうかはまだわからない状態でした。 そして家に帰ると、ゲームを買えなかったことを家族に責められ、左江内(堤真一)は「ゲームなんてどうでもいいんだよ!そんなの悲劇でもなんでもないよ!バカヤロー」と言って、怒りを爆発させて出ていってしまいます。 家を出た左江内(堤真一)は老人(笹野高史)に会社と家族のことをするのに時間を追われて、子供を助けられなかったことから、もうスーパーマンをやるのは限界だと言って、スーパースーツを返すと、老人(笹野高史)は明日から他の人にやってもらうけど、もう一度スーパーマンになりたいと思っても、もう返せないのが鉄の掟だと言って確認すると、老人(笹野高史)は去っていくのでした。 翌日、道端でなぜか寝ていた左江内(堤真一)は目を覚まし、そのまま会社へと向かいます。 すると会社では、誰も左江内(堤真一)のことを知らず、係長は米倉(佐藤二朗)がやっていて、別の会社と勘違いしているのではないかと言って、左江内(堤真一)は会社を追い出されてしまいます。 その後、左江内(堤真一)が様子を見ると、完全に米倉(佐藤二朗)がキャラから何から自分のポジションと全く同じことをしていて、家に帰ると、家族からも「知らない人が入ってきた!」と言われ、家にも米倉(佐藤二朗)が父親として登場し、家まで追い出されてしまうのでした。 表札を見ると、左江内から米倉に代わっていて、左江内(堤真一)は老人(笹野高史)の仕業だと思っていると、街で若者たちに絡まれている人を発見し、注意しに行くと逆に絡まれてしまいます。 そこに日本のヒーローをまとめ上げるキャプテンマンの米倉(佐藤二朗)が現れ、若者を撃退すると、左江内(堤真一)は「いろんなアルバイトをやって、君をずっと見てたけど、君は全然ダメ!」と言われ、今までのはテストであったことと、全ての責任を放棄したいと言ったことから、全ての責任から解放するために会社や家族から解放したことを告げられてしまうのでした。 スポンサードリンク 左江内がスーパーマンに復帰! 翌日、左江内(堤真一)は助けられなかった子供の病状を見に病院に向かうと、意識が戻ったことを知らされ、喜びます。 そして子供から左江内(堤真一)は「僕を病院まで運んでくれたスーパーマン!これからも頑張ってね!スーパーマン!」と言われ、子供が助かってくれただけで満足し、その場を後にするのでした。 そして帰りに左江内(堤真一)は左江内もや夫(横山歩)が欲しがっていたゲームを見つけ、米倉(佐藤二朗)が店長をする電気屋に入りますが、そこで観光バスで立てこもりのニュースを目にします。 左江内(堤真一)はこのバスに左江内円子(小泉今日子)が乗っていることを思い出し、電気屋を出ると、老人(笹野高史)から「あんた俺の代わりにスーパーマンにならないかい?」と声をかけられるも「またお前か?お前じゃあ…」と言うと、左江内(堤真一)は「俺がなる。 俺はスーパーマンになる。 」と宣言して、バスジャックの現場に向かいます。 現場では小池(ムロツヨシ)と刈野(中村倫也)が説得をする中、左江内(堤真一)が到着し、バスジャック犯(菅田将暉)がいるバスの中に入っていくのでした。 すると左江内円子(小泉今日子)から「パパ何そんな格好して」と言われ、左江内(堤真一)が助けに来たことを告げると、バスジャック犯(菅田将暉)は左江内(堤真一)に発砲してしまいます。 しかし左江内(堤真一)には銃が効かず、バスジャック犯(菅田将暉)は左江内円子(小泉今日子)に銃を突きつけて「お前の嫁を殺すぞ!」と脅します。 それを聞いた左江内(堤真一)は「いいだろう。 その嫁はなぁ、料理もしないし、掃除もしない。 たまに洗濯だけはする。 それは自分の服と子供の服は縮ませたくないからだ!日頃から私に暴力を振るう。 そんな嫁は嫁じゃない。 」と言うと、左江内円子(小泉今日子)は「てめぇ~ここ生き延びたら殺してやるからな!」と激怒し、左江内(堤真一)はバスジャック犯(菅田将暉)に「こんなこと言う嫁いる?」と言って、混乱させて銃を奪って銃を折り曲げてしまいます。 するとバスジャック犯(菅田将暉)はナイフを取り出して、左江内(堤真一)に襲い掛かろうとすると、左江内円子(小泉今日子)が「私の旦那に手を出すんじゃねぇ!」と言って、蹴りを食らわして倒してしまうのでした。 そして左江内(堤真一)は、なぜこんなことをしたのかバスジャック犯(菅田将暉)に聞くと、ゲームを買いに田舎から出てきたのに買えずにむしゃくしゃしてたら、おかしな仮面をつけた人に拳銃を渡されたら、体が勝手に動いてやったことを告げると、左江内(堤真一)は手に入れたゲームが2つあるからと1つ渡すと、バスジャック犯(菅田将暉)は急に姿を消すのでした。 左江内(堤真一)は「これもテストか?出てこいキャプテンマン」とバスから降りると、バスの運転手の米倉(佐藤二朗)が忘却光線で何も忘れた乗客を乗せて、そのままバスは発進させてしまいます。 そして忘却光線でなぜここにいるのか検討もつかない警察たちに、小池(ムロツヨシ)は勝手に自分が計画した慰安旅行だと言うことにして、みんなから拍手喝采で喜ばれるのでした。 家に帰った左江内円子(小泉今日子)はバスの中で変な夢を見たと、バスの中であった話をし、左江内(堤真一)はいつもの生活に戻ります。 翌日、左江内(堤真一)は会社でもいつものように戻り、SOSを感じると、キャプテンマンの米倉(佐藤二朗)から「頼んだぞ!スーパーマン!」と言われと、左江内(堤真一)は「はーい!やれる範囲で!」と言って、現場に向かうのでした。 ntv. html 『スーパーサラリーマン左江内氏』や『東京タラレバ娘』などの日本テレビ系ドラマの見逃し配信はHuluで見ることができます。 またHuluなら過去の日本テレビのドラマも見ることが可能です。 現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。 感想 最終回では、バスジャック犯(菅田将暉)以外にも『勇者ヨシヒコ』のヨシヒコ(山田孝之)とかムラサキ(木南晴夏)がサプライズで出演するかも?と思ってましたが、登場しませんでしたね… そして、今まで様々なバイトをしていた米倉(佐藤二朗)がキャプテンマンであったことが明らかになりました。 原作の最終回では、パーマンに出てきたパーやんが出てくるんですけど、パーやんは出ずに、キャプテンマンが登場しました。 本日、左江内氏最終回に出演します。 宜しくお願いします。 全部福田さんの指示通りです。 — 菅田将暉 sudaofficial 左江内円子(小泉今日子)の「菅田将暉より山﨑賢人の方が好きだし」も面白かったし『スーパーサラリーマン左江内氏』っぽい、最後のゆるい感じの終わり方も良かったです。
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