思わぬことから、ビオトープにしてみたら、これまで以上にメダカ飼育が簡単に楽しめるようになりました。 ビオトープにした経過をお話しします。 藻の発生でためらったビオトープ これまでは、プラスチックのメダカ鉢で飼っていましたが、緑藻の発生が最大の困りごとでした。 水槽の内側に、ふわふわした繊維状のミドリ藻というのが多量についてしまうのです。 水替えや水槽の掃除をしても駄目で、その都度水槽を洗わなくてはなりませんでした。 ヒメタニシが藻を食べてくれた! ところが、春先に早めに買ってきたホテイ草に、たまたまヒメタニシがついていたのです。 最初は単にめずらしいなと思ってみていたのですが、タニシは雌雄同体、どんどん増えて、そこから、一切藻が発生しなくなりました。 驚くべき効果でした。 それまでできないでいた、ビオトープに踏み切ることができたのは、このヒメタニシのおかげです。 ビオトープに必須の生き物はタニシなど貝類 そこからの結論ですが、メダカを主体と舌ビオトープには、メダカの他に貝類をおすすめします。 ヒメタニシは、大きさは、目に見えないような砂粒くらいの大きさのものからせいぜい1. 5から2センチまでくらいです。 メダカを飼う時のビオトープに必須なのは、貝類だと思います。 メダカは藻を食べないからです。 今いるビオトープ内の生き物はというと、メダカとミナミヌマエビ、それとヒメタニシの3種類です。 気温が高い夏でも藻はまったく発生していません。 それと、ミナミヌマエビの稚魚もかなりいますが、水槽が広く、隠れ家もたくさんあるので、混泳でもまったくだいじょうぶそうです。 なお、藻ではなく、少量の苔であれば、ミナミヌマエビも苔は食べてくれていたようです。 どちらにしても、一度発生してしまうと、完全に取り除くのは難しいです。 屋外水槽であれば、悩まされる前最初から、ミナミヌマエビとヒメタニシのセットをおすすめします。 関連記事: ビオトープの水槽はキングタライを使用 今回、ビオトープに使った水槽はというと、、キングタブという商品名の、プラスチックの容器です。 たまたま安かったので、千円以下で買いましたが、同じ程度のものなら、ホームセンターでもネットでも、千円台で買えます。 息子の買ったキングタライが家にあったので、これを使いましたが、私の好みとしてはトロ舟の方がいいです。 というのは、プラスチックだと味気ないので、外側を木で覆って簡単に加工したのですが、トロ舟だと高さが低いので、その手の加工をするなら、材料が少なく簡単にできます。 ただし、逆に高さが低いため、地面にそのまま置くと、池の高さになってしまうので、メダカ他の生き物が良く見えなくなるため、その点に工夫が必要です。 お好みでお選びになるといいでしょう。 簡単にレイアウトのできるメダカも全部セットのものが販売されています。 大きなビオトープは手間が少ない 今までは、小さい水槽ばかりで飼育してきましたが、これまでも室内水槽は、数日ごとに洗ったり取り換えたりする手間が必要でした。 大きなビオトープは、いったん作ってしまえば、水替えを含めて手入れが要りません。 また、生き物の様子が良く観察できますし、水草他の緑がきれいで、とても魅力的です。 また、広さが十分にあるため、レイアウトも含めて楽しめます。 皆様も、あまり大きくなくてもいいので、ビオトープを楽しまれることをおすすめします。 なお今回は、玄関先に置いていますが、同じくらいのスペースがあればベランダでも十分設置可能だと思いますので、庭の他ベランダでもお楽しみください。
次の熱帯魚の水槽の水換えを不要にできるって本当? 熱帯魚の水槽の水換えは、 熱帯魚の健康の為に非常に大切なことです。 熱帯魚に餌をあげ、その残りや、 魚の糞からはアンモニアが発生し、 徐々に水槽の水質が悪化します。 多少であれば微生物によって分解され 問題ないのですが、水換えを怠ると 水槽内に有害な物質が溜まってしまいます。 そのため、 定期的に水換えをし、 水質の改善をしなくてはなりません。 そのまま放っておくと、 熱帯魚の健康を害し、最悪の場合 全滅してしまうこともあります。 しかし、近年では技術の発達により ASP方式という特殊なシステムを導入することで 1年程は、水換えを 不要にできるようになりました。 また、さまざまな工夫をすることで、 水換えの間隔を延ばすこともできます。 次の章からご紹介しますので、 ぜひ参考にしてみて下さい。 それぞれ専用のものを 使用ないといけないため、 お金もややかかってしまいますが、 それだけ効果があるので、 ぜひ参考にしてみて下さい。 水槽の下にソイルを敷く 出典: プロジェクトソイルと呼ばれる 少し特殊なソイルを敷きます。 このプロジェクトソイルは非常に多孔質で、 表面から内部まで連続して小さな穴が空き、 400種以上の微生物の 棲み家になると言われています。 無数の微生物が棲む事によって、 水槽内で有害なアンモニア等の分解をし、 いつまでもキレイな水を保ってくれます。 また、小さな穴によって濁りの原因となる 不純物や流木のアクなどを キャッチすることで、 透き通った水にしてくれます。 このような効果がある プロジェクトソイルを敷くことで 水換えが不要に近づきます。 この構造は、水をキレイにするだけで無く、 水草の根っこにも新鮮な水を 送ることが出来るので、水草を 元気いっぱいに育てることが出来ます。 また、各種パーツが揃っているので、 どのサイズの水槽でも使用することが出来ます。 水槽にフィルターを設置する 出典: 上記のプロジェクトソイルの効果を 最大限に生かすために設計された プロジェクトフィルターを使用しましょう。 プロジェクトフィルターは 底面フィルターの仲間ですが 一般的な底面フィルターとは 構造が少し違います。 格子状の特殊形状により、 ソイルの目詰まりを防ぎ、 ソイルの間をまんべんなく 水が通るようになっています。 常に新鮮な水がソイルの間を通ることによって 微生物の活動を活発にすることで 水をキレイに保ってくれます。 水槽にカルキ抜きと微生物を入れる 出典: まず、水槽に投入する水に専用のカルキ抜き 「CLC」を入れ、カルキを抜きます。 CLCを入れることによって 水道水を無害化し安心して熱帯魚を 飼うことができるようになります。 そしてもう一つ、 「バイオバランス」と言う微生物を入れます。 これは生きた微生物をそのまま封入した物で コレを使うことによって、立ち上げ後すぐに 熱帯魚を飼うことができます。 また、週に1回、定期的に追加することで、 微生物の数を維持することができ、 常にキレイな水を保ち、 水換えを不要にしてくれます。 熱帯魚の水槽の水換えの間隔を伸ばす方法は? ASP方式はとても魅力的ですが、 専用のアイテムを使用しないといけないため、 すでに熱帯魚を飼っている水槽では 新しく立ち上げないといけないので、 現実的ではありません。 そこで、一般的な方式での水換えを 少しでも間隔を延ばす方法をご紹介します。 フィルターに多孔質なろ材を入れる 出典: まずは、フィルターに 多孔質なろ材を入れましょう。 多孔質なろ材は、 小さな穴が無数に空いているため、 その穴に沢山の微生物が 住み着くことができます。 住み着いている微生物が多いと、 それだけ水質をキレイにしてくれます。 フィルターに余裕があれば追加を、 余裕がなければ、元のろ材の一部を 入れ替えるだけでも効果があるでしょう。 水槽のフィルターを追加する 出典: 通常、水槽にフィルターは1つついています。 さらに もう1つフィルターを追加することでも 水換えの間隔を延ばすことができます。 フィルターにはろ材が入っていて、 そこに微生物が住み着くことで、 水をキレイにしてくれています。 フィルターを追加することで、 ろ材の量が増えるため、 単純に微生物の量を増やすことができます。 大がかりなフィルターは必要なく、 投げ込みフィルターや、 スポンジフィルターでも十分です。 水槽に微生物を投入する 出典: 水槽内の微生物は何らかの 原因で死んでしまうこともあります。 微生物の量が減れば、 水質も悪化しやすくなってしまいます。 そこで、 市販の生きた微生物を 定期的に水槽に投入することで、 微生物の量を維持することができ、 水質をキレイに保つことができます。 熱帯魚の水槽をきれいに保つには微生物を多く住ませよう ASP方式にしろ、一般的なシステムにしろ、 どちらも 水槽に微生物を多く住ませることが とても大事になります。 ASP方式は、マニュアル通りに飼育することで、 常に微生物の数を維持することができます。 一般的なシステムも、 様々な工夫をすることで 微生物の数を殖やすことができます。 微生物の数が増えれば、 不純物を分解してくれる量も増えるので 水槽をきれいに保つことができ、 水換えの頻度も少なくすることができます。 こちらの記事では、熱帯魚の水槽の 掃除について詳しく解説しています。 併せて呼んでみて下さい。 水換えを不要にしたり、 間隔を延ばすせる状況というのは 結果的に、熱帯魚の健康にも繋がります。 もちろん、水換えに勝る方法はありませんが、 工夫次第で微生物の数を増やせるので、 ぜひ楽しみながら取り組んでみて下さい。
次の熱帯魚を買いたいなと漠然と思っていたんですが、水換えとか色々とめんどくさいなと二の足を踏んでいたところ、Kickstarterでこんなアイテムが出資を募っていました。 なぜ水槽の水換えをしなければならないかというと、魚のフンのが分解され硝酸塩となり、それが水中に貯まると魚に毒になるからです。 ところがこのEcoQube Cでは、上部に生えた植物の根が水分中の硝酸塩を吸い取ることで水換え不要とのこと。 KickStarterは通販サイトではなく投資サイト。 失敗がつきものではありますが、このプロジェクトは前作「EcoQube」の改良版なので成功する可能性が高そうだったし、価格も送料込みで55ドルとかなり安かったので出資してみることにしました。 日本でも似たような製品はすでにあるんですけどね(笑) とりあえず水を入れました 予定はNov 2015だったんですが、どうにかこうにか1月中に到着。 Kickstarterでは最初の頃に2敗してから、あとは連勝続きです。 今のところは10戦して4勝2敗1分。 結果待ちの3戦は勝てそうな予感。 出資履歴のこともあとで記事にしないと…。 とりあえず水を入れたところです。 サイズは約20cmの立方体。 水の量は1. 5ガロン、5. 67リットル入ります。 理論上は8リットル入りそうなもんですが、後方にフィルタが内蔵されている分容積を取られており、その分外観はすっきりです。 ジオラマ用に買ってあった水槽用の砂が本来の役目を果たす日が来るとは…。 川砂と珪砂があったので適当に混ぜました。 珪砂だけの方が白くて良かったかな。 適当にやりすぎだな自分。 本当はというかわいいエビが飼いたかったんですが、その場合はソイルという土を固めたものを使う必要があり、一年に一度は全部交換しなければならないなどハードルが高いのでやめておきました。 そーゆーのは上級者になってからということで、まずはもっと丈夫な生き物で頑張ろう。 バジルさんが成長してくれないと魚を入れられないので殺風景ですね。 賑やかしに古城を購入しました。
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