[目次]• おしりのニキビ跡に多い4つのタイプ ニキビ跡のタイプは、以下の4つに分けることができます。 炎症タイプ• 色素沈着タイプ• クレータータイプ• しこりタイプ 赤みが残る「炎症タイプ」 炎症タイプは、赤みだけが残っているニキビ跡です。 ニキビの芯が消え化膿が治まればニキビ特有の痛みはなくなりますが、赤いうちはまだ炎症が治まっていないということなので、注意が必要です。 厳密には「跡」とはまだ呼べない状態ですが、この時点からケアをすると本物の跡になることを防ぐことができます。 シミのような「色素沈着タイプ」 茶色いニキビ跡が、この色素沈着タイプになります。 シミと似たような状態ですが、できるメカニズムもシミと共通している部分が多いです。 シミは排泄されなかったメラニン色素の沈着により起こりますが、ニキビ跡の場合も同じです。 メラニン色素はもともと、お肌を刺激から守るために作られるものです。 ニキビの場合も、炎症から守ろうとして色素が作られます。 この時、代謝が不充分だと茶色い色素が沈着してしまうのです。 肌が凸凹になる「クレータータイプ」 「ニキビ跡」と聞いてイメージしやすいのは、このクレータータイプではないでしょうか。 ニキビが治った後、お肌の表面がでこぼこになってしまうのがこのタイプです。 これは、ニキビの原因であるアクネ菌を退治する戦いのなごりです。 退治するために作られた活性酸素やアクネ菌の死骸などが、お肌に刺激として残るのです。 これを急いで修復しようとするために、でこぼこ状になってしまったというわけです。 ニキビ跡が盛り上がる「しこりタイプ」 クレータータイプと似ていますが、こちらは炎症が繰り返し起きた場合にできる固く盛り上がったニキビ跡のことです。 擦り傷や切り傷の跡が盛り上がるのと同じ現象だと考えてもらうと、分かりやすいのではないでしょうか。 Uゾーンや顎の下にできやすいニキビ跡ですが、まれにお尻にもできることがあります。 タイプ別のケア方法 4種類のうち炎症タイプと色素沈着タイプは自然に改善することのできるニキビ跡ですが、早く改善させるにはそれなりのケアが必要です。 反対に、クレータータイプとしこりタイプは自然には治りません。 完治させるには、病院での治療に頼る必要があります。 以下に、それぞれのニキビ跡に効果的なケア・治療方法についてまとめました。 炎症タイプ:ビタミンC誘導体 炎症タイプにはビタミンC誘導体が効果的です。 ビタミンCにはコラーゲンの生成を促す働きがあるため、ターンオーバーを促進し、新しい皮膚を作ってキレイな状態に戻す手助けをしてくれます。 皮脂の分泌を抑制する効果もありますから、治りかけのニキビが悪化することを防ぐことにも繋がります。 色素沈着タイプ:顔用の美白コスメを応用 色素沈着タイプにオススメなのは、顔用の美白コスメを使うことです。 先にも述べたように、色素沈着タイプのニキビ跡とシミには共通のメカニズムがあります。 そのためシミ対策に有効な美白コスメを利用することで、色素沈着タイプのニキビ跡にも効果が期待できるというわけです。 ニキビ跡の部分にだけピンポイントで塗るようにすると良いでしょう。 クレーター・しこりタイプ:美容外科治療 クレータータイプとしこりタイプでは、自然にニキビ跡が改善されることはありません。 また、セルフケアでの改善も難しいとされています。 完治を目指すのであれば、ドクターの手にゆだねることをオススメします。 治療法には、炭酸ガスレーザーやピーリングといったものがあります。 これらにはコラーゲン線維を増やす作用があるため、くぼんだ部分を盛り上げる効果が期待できます。
次のA-1:気になっても触るのはNG! 重症化の危険も…… A-2:痛みやしこりの有無や色などで、種類は違います A-3:お尻の保湿を心がけ、下着は締め付けないものを A-1:気になっても触るのはNG!重症化の危険も…… 気になるとは思いますが、まずやめて欲しいのが触ること。 とくに爪で押して中身を無理に絞り出そうとするのは絶対にやめましょう。 炎症を起こしたり、重症化する危険がありますから。 清潔に保つことも大切ですが、ゴシゴシこすると皮膚を刺激して悪化させる可能性があるので、手などで優しく洗い、石鹸が残らないようにきちんと洗い流しましょう。 また、通気性の良い下着を選ぶ、汗をかいたら下着を替えるなど、蒸れないようにすることも大切です。 A-2:痛みやしこりの有無や色などで、種類は違います まず考えられるのはニキビ。 白っぽい状態であれば、清潔を心がけつつ様子を見ておくだけで問題なし。 ただ、痛みや赤みが出てきたり、腫れてきた場合にはすぐ病院へ。 早めの受診をおすすめしたいのが、赤く腫れ、だんだんと患部が熱を帯び、痛みが出てくる毛嚢炎(もうのうえん)、触るとコリコリしたしこりがあり、徐々に痛みが出て大きくなってしまう粉瘤(アテローム)、そしてこれは今回の相談者さんには当てはまらないかもしれませんが、はじめはニキビのような状態で、うみが溜まって赤く腫れ、触ると痛むようになったり、腫れた部分が破裂してうみが出る化膿性汗腺炎。 これらは症状によって抗生剤の塗り薬やビタミン剤、漢方などを処方します。 市販薬もいろいろありますが、自己判断は難しいのでおすすめしません。 いずれにせよ、お尻のできものは放っておくと、症状が悪化する可能性があり、治ったとしても色素沈着の原因になるため、早めに対処することをおすすめします。 A-3:お尻の保湿を心がけ、下着は締め付けないものを 実はお尻は乾燥しやすい部位。 乾燥すると皮膚が硬くなったり、揺らいで炎症を引き起こすことがあるため、日頃からボディローションなどで保湿を心がけましょう。 さらに、下着の締め付けによる血行不良やこすれも、お尻のできものの原因になることがあります。 締め付けないもの、ゴム部分がこすれにくいものを選んで。 下着の形状を何種類か揃え、毎日同じ形のものをつけないことも予防に有効です。 また、カミソリによる脱毛は皮膚が傷ついて雑菌が入りやすくなるので、避けたほうがベターです。 先生のアドバイス 夏は蒸れやすく、お尻のできものができやすくなる季節。 規則正しい生活習慣を心がけ、予防もぬかりなく行いましょう。 また、赤みが出てしまったら、なるべく早く病院へ行くのが悪化させないコツです。
次の座ると痛いおしりニキビができる原因 思春期の頃に悩まされるニキビですが、ニキビは顔だけではなく体にもできます。 また一般的なニキビの原因とは異なり、カビが原因となる場合もあります。 体にもできるニキビ ニキビができる原因は、皮脂腺のある毛穴に皮脂が詰まり、アクネ菌が増殖して炎症を起こしてしまうことによってできますが、このアクネ菌は、肌に住み着いている常在菌であるため、条件が揃ってしまうと体のどの部分にもできてしまうんです。 おしりは皮脂の分泌が多い場所であり、毛穴が詰まりやすい場所であるといえます。 また、おしりは座ることによって刺激を受け続ける場所になりますので、肌が角質化し毛穴が詰まりやすくなる場所でもあります。 さらに、おしりは下着等で通気性が悪く、蒸れやすいため、細菌が繁殖しやすい環境となりますので、ニキビが化膿することも少なくありません。 化膿してしまったおしりニキビは、座ることでイスとおしりの間で圧迫され、痛みを感じることも多くなります。 おしりニキビは座ることで、摩擦等の刺激が加わり、悪化しやすく治りにくい場所にできるため、できてしまうととてもやっかいです。 真菌(カビ)が原因の場合も 思春期に多くできるような一般的なニキビとは異なり、カビが原因の場合もあります。 背中ニキビは、主に「毛のう炎(毛包炎)」といわれる皮膚の病気です。 毛包とは「毛穴」の奥、体毛を取り囲んでいる皮膚の組織層のことで、「毛のう」ともいいます。 毛のう炎は、黄色ブドウ球菌などの細菌が原因で起こる場合のほかに、マラセチア菌という真菌(カビ)が原因で起こるマラセチア毛包炎や、白血球の一種である好酸球と関係する好酸球性膿疱性毛包炎などの種類があり、原因によって治療薬が異なります。 毛のう炎は、細菌や真菌が毛包に侵入して繁殖し、炎症を起こすことで赤くブツブツした「丘疹」ができ、化膿すると膿を持つ「膿疱」ができます。 背中のほかに、肩、首、デコルテ、胸、太もも、おしりなどにもできます。 出典: おしりニキビの治し方 おしりニキビの治し方についてですが、一つは市販の薬で炎症を抑えるという方法になります。 色んな種類の薬がありますので、薬剤師に相談して、症状に合ったものを試してみるのが良いでしょう。 しかし、市販薬で改善が見られない場合は、炎症がひどくなり重症化してしまっては治りにくくなりますし、ニキビ跡が残ってしまうかもしれませんので、皮膚科の病院で適切な処置を行ってもらった方が良いでしょう。 また、後述していますが、ニキビと思っていたら違う病気だったということもありますので、早めに医師に診てもらうことをおすすめします。 予防 おしりニキビを作らないためには、おしりを清潔にしておくことが大切になります。 また、蒸れや刺激もよくありませんので締め付けの強い下着や通気性の悪い下着は控えたほうが良いでしょう。 またデスクワークが多い人は、椅子にクッションを置くなどして、おしりへの摩擦を減らし、蒸れないようにするのも予防の一つです。 気を付けておきたいこと おしりニキビが気になって触ったり、掻いたり、潰してしまうと傷になる恐れがあります。 傷ついた患部は色素沈着の原因となりますので、できてしまったおしりニキビは極力触らないように気を付けましょう。 おしりニキビを放置すると汚い跡が残る あなたの周囲にもいませんか?汚いおしりの人 おしりのニキビは普段は人に見られることはありませんので、ケアを放置しがちになりますが、怖いのはニキビ跡になることです。 友達と一緒に行く温泉やプール・海水浴など、おしりを出す機会に「汚いケツ!」と思われたら最悪ですよね。 顔が美人で綺麗であればなおさら、おしりが汚いと一気に評価ダウンです!(笑) おしりニキビが重症化するとクレーターのようなデコボコのニキビ跡ができてしまいます。 もうこうなると自分で治すことは、ほぼ不可能でしょう。 クレーター状態にならないまでも、炎症したニキビはメラニンが増えることによって、色素沈着で黒ずんだシミになることもあります。 普段は隠れた場所だからと放置せず、おしりニキビが見つかったら、放置せずに早く治しましょう。 汚いおしりのケアにおすすめ 痛い大きいおしりニキビは、おできや粉瘤かも? 私は何度もこのおしりニキビに悩まされました。 ただ、今思うとこれはニキビと呼んでいるだけで、「おでき」だったのかもしれません。 放置していると化膿して、あまりにも大きくなり、座ると痛くて痛くて、大変苦痛でした。 時にはそのニキビ(もしくは、おでき)は長時間椅子に座ることで圧迫され、裂けて膿や血が下着にべったりついていたこともあります。 皮膚科での治療は、膿を出し、塗り薬によって枯らすという治し方でした。 正直、医師におしりを丸出しで診察されるのはとても恥ずかしい思いをしましたが、この治療で無事治りました。 ニキビ、おでき、粉瘤では治療方法が異なりますので、大きくなったり、しこりがある場合は、自力で治そうとせず、皮膚科で診察してもらいましょう。 痛い大きいおしりニキビのケアまとめ おしりニキビのケア方法についてご紹介しました。
次の