フレッツ光を契約したら、利用のために接続設定が必要 フレッツ光の契約手続きを終えたら、自宅にONUという機器が設置されます。 ONUには有線LANの端子があり、この端子にLANケーブルを接続してルーターやパソコンと繋ぐことで初期設定を進められます。 ひかり電話を利用する場合、ONUの代わりにホームゲートウェイという、ONUとルーター機能が一緒になった機器を使うことになります。 フレッツ光は、開通工事を終えた段階ではまだ設定が終わっていません。 光回線の配線が終わっているだけで、契約しているプロバイダの情報がまだパソコンやルーターに保存されていないからです。 インターネットを使ってホームページを見たり、動画を楽しんだりする際は、プロバイダ情報の設定を行いましょう。 プロバイダによる認証ID・認証パスワードが記載された書類は必須です。 これがなければ手続きを進められないので、送られてきた段階でしっかり保存しておきましょう。 インターネットの設定にはインターネット対応の機器が必須です。 有線LAN接続をしてパソコンのみでインターネットを使うならパソコン、スマートフォンやゲーム機などでもインターネットを使うならWi-Fiルーターを用意しましょう。 LANケーブルは、Wi-Fiルーターやパソコンと開通工事で設定されたONUを接続するのに使います。 手元にない場合は、フレッツ光の最大1Gbpsに対応する「CAT5e」や「CAT6」、「CAT7」のいずれかの規格であるLANケーブルを購入しましょう。 これらは安いものなら数百円で手に入ります。 フレッツ光の設定方法は簡単!Windowsでの設定方法を解説! 必要なものを用意したら、いよいよフレッツ光の設定です。 有線LAN接続の場合と、無線LAN接続の場合におけるそれぞれの設定方法を解説します。 なお、有線LAN接続については、Windows10を例に設定を説明しています。 有線LAN接続の場合 フレッツ光開通工事において設置されたONUとパソコンをLANケーブルで接続したら、設定項目の「ネットワークとインターネット」から設定を開始しましょう。 これで設定は終了し、パソコンでインターネットを使えるようになります。 ただしこの設定では、今設定を行ったパソコン以外の機器でインターネットを利用できません。 複数の機器でインターネットを使いたい場合は別途Wi-Fiルーターを用意し、次項で解説するインターネット利用設定を行いましょう。 無線LAN接続(Wi-Fiルーター経由)の場合 無線LAN対応のルーターでフレッツ光を利用したい場合は、ルーター側にプロバイダの情報を設定・保存する必要があります。 ONUとルーターを接続したらどちらも電源が入った状態で、パソコンルーターの管理画面にアクセスしましょう。 無線LAN対応ルーターの管理画面にアクセスするには、まずルーターのSSIDとパスワードを確認し、Wi-Fi対応機器で見つけて接続します。 続いてブラウザを開き、ルーターの本体や説明書などに記載されているルーターのIPアドレスを入力しましょう。 するとユーザー名とパスワードの入力を求められるので、こちらも本体などの記載(多くの場合「admin」や「password」)に沿って入力を行えば管理画面にアクセスできます。 なお有線LANのみに対応しているルーターの場合はパソコンとルーターを接続した状態で、ブラウザからルーターのIPアドレスを入力すれば管理画面を開けます。 あとは管理画面のインターネット接続設定画面において、プロバイダの認証IDや認証パスワードを入力・適用すれば無線LANでインターネットができるようになります。 今回設定に使用した以外の機器においてインターネットに接続したい場合は、それぞれの機器で設定画面からルーターのSSIDを選択・ルーターのパスワードを入力し、接続設定を行いましょう。 インターネット設定を終えたら、必要に応じてメールなどの設定も行う ルーターなどにおけるプロバイダ情報の設定が終われば、フレッツ光の回線を使ってインターネットを利用できます。 ただし、これはあくまでインターネットの利用設定が終わっただけです。 メールやセキュリティソフトなど、その他の必要な設定は行われていません。 プロバイダ契約時に入手したメールアドレスをパソコン等で利用したい場合はメールソフトを用意し、プロバイダの書類を元に情報を入力することでメールアドレスの送受信設定を行いましょう。 セキュリティソフトの設定はソフトを購入・サービスを契約するなどして用意し、画面の支持に従って行えば完了です。 設定がどうしてもわからない時は、フレッツ光やプロバイダのサポートを利用しよう ここまでフレッツ光でインターネットを利用する設定を解説しましたが、設定の方法がどうしても理解できずに困ってしまった場合はサポートを利用すれば問題を解決できます。 これからフレッツ光を新規契約する場合は、開通工事と同時にインターネットの利用設定を行ってもらえる「セットアップサービス」(インターネット設定1回3,000円)の利用もおすすめです。 リモートサポートサービスを契約していればセットアップサービスでのインターネット接続設定が無料、訪問サポートサービスも2,000円引きで利用できるので、設定が苦手な方はサポートを活用しましょう。 なお、フレッツ光で利用できる各プロバイダでも、訪問サポートが提供されている場合があります。 例えばBIGLOBEでは「BIGLOBE訪問サポート」、OCNでは「OCN開通とことんサポート」が提供されています。 料金やサービス内容を比較しつつ、よりお得な場合はプロバイダの設定サポートを利用するのも良いでしょう。 まとめ フレッツ光でインターネットを利用する際は、パソコンやルーターでプロバイダ情報の設定を行う必要があります。 プロバイダから送られてきた書類を用意して設定手続きを行い、インターネットの利用を開始しましょう。 設定方法がわからない場合は、フレッツ光や各プロバイダで提供されている訪問サポートの利用もおすすめです。 インターネットおすすめ光回線.
次のモデムってなに? そもそもモデムとは一体何なのでしょうか?光回線は電線から自宅に光ファイバーを引き込みます。 しかし、その光ファイバーは直接パソコンに接続することはできません。 回線を流れる光信号とデジタル信号を変換しないと利用できないのです。 そこで必要になるのがモデムです。 モデムはその信号を変換してくれる機械なのです。 ただ、厳密にいうと、モデムはアナログ信号をデジタル信号に変換してくれるものなので、フレッツ光ではなく、前のサービスであるフレッツADSLというアナログ時代に必要な機器でした。 フレッツ光で利用する場合は、モデムではなく、ONU(Optical Network Unit)という名称で呼んでいます。 ONUはフレッツ光に申し込んだ時にレンタル契約となり、レンタル料金はフレッツ光の月額料金の中に含まれています。 役目は同じですが、ADSLの場合がモデム、光回線の場合がONUと覚えておきましょう。 ただ、この記事では分かりやすくするために、今後も一般的に使われているモデムという表現を使用します。 「ルーターとモデムってどうちがうの?」という疑問を持っている人が多いようです。 確かにルーターもモデムと同様にお弁当箱サイズの機器ですし、設置場所もモデムの横に置かれているため、その違いは分かりにくいかも知れません。 しかし、モデムとルーターでは役割が異なります。 モデムは回線の信号を変換する機器ですが、実はモデムだけでは1台のパソコンでしかインターネットが利用できないのです。 そこで、複数台のパソコンなどの端末でインターネットの利用を可能にしてくれる機器がルーターなのです。 LANケーブルという線で接続することもできますし、無線ルーターを利用するとワイヤレスでパソコンやスマホ、ゲーム機などのインターネット利用を可能にしてくれます。 フレッツ光のホームゲートウェイはルーターかモデムかどっち? フレッツ光の場合はホームゲートウェイという機器を設置します。 モデムやルーターがお弁当箱サイズと紹介しましたが、ホームゲートウェイはそれよりもひと回り大きなサイズとなっています。 ホームゲートウェイはモデムの機能もルーターの機能も備えた上、固定電話(ひかり電話)を接続するための機器であるVoIPアダプタの機能も備えている優れものです。 1台で3役こなすホームゲートウェイの上部には、無線接続のための無線LANカードの差込口まで作られており、無線LANの機器も置く必要がありません。 省スペースでインターネットの接続を可能にしてくれます。 ただし、固定電話(ひかり電話)を利用しない場合は、ホームゲートウェイではなく、先ほど紹介したONUとCTUという2台の装置が設置されます。 フレッツ光のモデムの設定方法 モデムの設定方法として、ここでは最も設置事例の多いホームゲートウェイを例に紹介します。 まずはLANケーブルで、ホームゲートウェイをパソコンなどの機器と接続します。 168. 接続設定ができていない間でも、上記にはつながりますので安心して設定を進めて下さい。 画面には「機器設定用パスワードの設定」という表示が現れ、パスワードの入力画面が出てきます。 パスワードは半角英数字記号で最大32文字まで入力することができますので、任意のパスワードを決めて「設定」をクリックしましょう。 すると、Windowsセキュリティという画面に切り替わりますので、ユーザー名に「user」と入力し、パスワード欄には先ほど設定したパスワードを入力後、「OK」をクリックします。 設定ウィザードが現れ、利用タイプで「インターネット接続先を設定する」を選び、プロバイダからもらっている情報を元に「接続先ユーザ名」「接続パスワード」を入力し、「設定」をクリックすると設定が完了です。 《ホームゲートウェイの接続手順》 ・接続設定の時だけ誰かにパソコンを借りる ・接続設定可能な無線ルーターを使う ・NTTのセットアップサービスを利用する これらを具体的に見て行きましょう。 パソコン利用して接続する方法が分かりやすくて簡単なので、設定の時だけ誰かに借りるという方法は手軽な方法の1つです。 AOSS方式は、AOSSとAOSS2という2つの方式があり、AOSSでは事前にパソコンでの接続設定が必要でしたが、AOSS2という方式の場合は、スマホやタブレット端末だけで設定が可能です。 AOSS2に対応している無線ルーターを手に入れましょう。 バッファローやNECなどで数多くの商品があり、値段もピンからキリまでラインナップされています。 セットアップサービスは、パソコンだけでなく、ルーターのインターネット接続やスマホ、ゲーム機の設定までを出張で行ってくれるありがたいサービスです。 フレッツ光の工事の日に来てくれるので、わざわざ他の日程を空けなくても良く、忙しい人にも助かります。 《セットアップサービスの料金》.
次のそもそもIPv6とは? そもそも、IPv6とは何かというところからお話をしていきますね。 インターネットでは通信相手を識別するため、パソコンやスマホなどの通信機器にIPアドレスというネットワーク上の住所のようなものが割り振られます。 これまではIPv4というバージョンのIPアドレスが付与されてきたのですが、インターネット利用者の増加に伴い、 IPv4のIPアドレスが不足するという問題が出てきました。 そこでこの問題を解決するため、新しいバージョンであるIPv6が開発されました。 IPv4で使えるIPアドレスの上限43億個に対して、 IPv6はほぼ無限といわれてます。 IPv6で通信速度が速くなる理由 従来の光回線は「PPPoE」という方式でネットワークに接続し、通信するパソコンなどの機器にはIPv4のIPアドレスが割り振られていました。 ところが、インターネットの利用者が増加とともに、この通信方法にいくつかの問題が出てきたのです。 まず1つめの問題は、 通信続度の低下です。 「PPPoE」はNTTの回線から網終端装置というポイントを経て、プロバイダから通信を行うため、 利用者が増えるとこのポイントが混雑し通信速度が遅くなってしまうのです。 2つめは、 割り振られるIPv4アドレスが不足し、枯渇する可能性が高いことです。 そこでこの2つの問題を解決するため、網終端装置を経由せずに高速でインターネット接続をする「IPoE」という通信方式が導入されました。 「IPoE」では通信機器にIPv6アドレスが割り振られるので、IPアドレスの枯渇も解決。 回線混雑の影響を受けにくい、高速のインターネット接続が実現できたのですね。 フレッツ光でIPv6に対応しているプロバイダ フレッツ光でIPv6に対応しているプロバイダは、NTT東西の公式サイトで確認できます。 【NTT東日本 フレッツ 光ネクスト IPv6 IPoE対応プロバイダ】 【NTT西日本 フレッツ光 IPv6対応プロバイダ】 NTTのサイトに記載されているプロバイダの数はかなり多いので、その中でも代表的なプロバイダを以下にまとめました。 1・現在のネット環境を確認 まず、現在契約している フレッツ光のIPv6のオプションの有無を確認します。 契約内容は回線事業者の契約書やマイページで調べられるのですが、もしわからなくてもサポートセンターで確認ができます。 ここで大切なポイントは、 IPv6には「PPPoE」と「IPoE」の2つ通信方式 があり、 どちらを利用するかによって契約の手順が変わることです。 フレッツ光ネクストを契約していて「IPv6 PPPoE」対応プロバイダであれば、NTT側の手続きは必要ありません。 「IPv6 IPoE」対応のプロバイダと契約していて、NTTの「フレッツv6・オプション」をつけていない場合は、別途申込みが必要です。 上述したように、プロバイダによって「IPv6 PPPoE」「IPv6 IPoE」のどちらに対応しているかは異なりますので確認が必要です。 オプションはプロバイダのマイページやサポートセンターで申込みをしますが、あまりネットに詳しくない人は、電話で不明な点を確認しながら申し込みをする方が安心ですね。 「IPv6 PPPoE」「IPv6 IPoE」はどちらが速いのかと疑問に思う方もいるかもしれません。 いずれもIPv6が付与される接続ですが、回線速度の高速化が期待できるのは、 網終端装置を経由せずにインターネットに接続する「IPv6 IPoE」です。 3・IPv6対応のルーターを用意 プロバイダの申込みが完了したら、以下の方法でIPv6対応のルーターを準備します。 【プロバイダを通してレンタルする】 IPv6のオプションを申し込むときに合わせて申込みができます。 通信方式によってはレンタルの機器をつなぐだけで接続できる場合もあります。 ネットの知識に自信がない人は、 プロバイダを通してレンタルするのが確実です。 【自分で購入する】 レンタルをせず、ルーターを自分で購入する場合は、 「IPv6」に対応しているか必ず確認しましょう。 自分で用意した機器への設定については、プロバイダでのサポートできる範囲が限られるため、不明な点はルーターのメーカーへ問い合わせることになります。 4・接続機器の設定 接続設定の方法は通信方式やルーターの種類によっても異なるため、各プロバイダで確認が必要となります。 「IPv6 IPoE」で機器をレンタルする場合、設定が完了した状態で届くためルーターをつなぐだけで接続できるケースがほとんどです。 フレッツ光のIPv6の評判 フレッツ光でIPv6を導入するにあたって、気になる実際に使っている人の評判を調べてみました。 トラフィック増えてネット回線遅くなってないかなぁ、と見たら別に普段通り夜中でも速度出てますねぇ。 ほんとうちの固定回線は安定してるのもあり、引越ししたくない理由でもある。 というか、一般チャレンジのためにIPv6 IPoEをJPNEで使えるので、たっかいフレッツ光維持してる・・・。 25Mbps以上・・4K画質の動画再生・ソフトウェアのダウンロード• 100Mbps以上・・PS4などのオンラインゲーム、大容量のダウンロード この目安をふまえて、書き込みの速度をみると かなりの高速であることがわかりますね! IPv6が利用できない時の原因と対処法 「IPv6の設定をしたのに反映されないな…」 せっかく手続きをしたのにうまく反映されなかった方もいるかもしれません。 これからはそんな時に考えられる原因と解決策を紹介していきます。 1・ルーターがIPv6に対応していない IPv6で接続するためには、 プロバイダやルーターなどの接続機器が全てIPv6に対応している必要があります。 ルーターを自分で用意する際の注意点は、古い機種はIPv6に対応していないこと。 その場合は買い替えが必要となるので注意しましょう。 2・プロバイダでIPv6が有効になっていない プロバイダ側でIPv6への切り替えが有効になっていないため、IPv6が利用できない場合があります。 以下のサイトで現在IPv6で接続ができているかを確認できるので、もしIPv6で接続できていない場合は、設定の見直しが必要です。 設定方法がわからない場合は、プロバイダに確認しましょう。 3・接続機器が対応していない パソコンやブラウザが対応していない、またはパソコン側の設定が変更になっていないため、IPv6接続ができない場合があります。 以下のサイトにて、設定方法を確認してみましょう。 【Macの設定方法】 を参照 【Windowsの設定方法 Windows7・Windows10 】 を参照 を参照 まとめ:速度が改善しない場合は乗り換えも検討する(NURO光) IPv6接続といっても 「IPv6 PPPoE」の通信方式の場合、従来のIPv4と通信方式自体は変わらないので、 速度があまり変わらない と感じるかもしれません。 建物や回線環境が影響する可能性もあるので、 「IPv6」方式が利用できるプロバイダに乗り換えた方がいいかもしれません。 光回線自体の速度が速いプロバイダへの乗り換えも検討してみましょう。 速度で選ぶなら、世界最速の通信速度で人気の NURO光がおすすめ。 NURO光が利用できないエリアの人なら、通信速度が安定していると評判のソフトバンク光への乗り換えも、速度改善の選択肢のひとつです。
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