上野 イブ 朝比奈ホルン
上野御徒町店は池袋店、渋谷店、京都河原町店に次ぐ、同チェーン4つ目のお店です。 都内では2017年夏にオープンした渋谷店以来の約2年ぶりの新店です。 これまで池袋店と渋谷店を利用してきて、このチェーンの実力は実感済みです。 オープン前から良店間違いなしと期待していた通り、とても良いお店でした。 ネットカフェとして足りない点はオンラインゲーム用の環境と漫画雑誌の量くらいでしょうか。 あとは個人的に文句なしです。 1階にセブンイレブン、2階から4階にブックオフが入っています。 受付はエレベーターで上がった5階にあります。 【席の種類】全室オートロック付き完全個室 オートチェックイン機で個室を選べる エレベーターを降りてお店に入ると、左側にチェックイン用の機械が置かれています。 ハイリーファイブカフェはフロントで入店、退店の受付をする必要がない、 オートチェックイン、チェックアウト制になっています。 会員カードを機械にかざして個室の種類と個室番号を選ぶと、伝票と部屋のロックを開けるカードキーが出てきます。 完了したらそのまま個室に向かいます。 料金システムは、利用時間に応じて一番安いプランに変更になる 自動延長制なので、パックの指定は必要ありません。 【注意事項】 18歳未満の入場はできません。 また、ハイリーファイブカフェをはじめて利用する方は、 会員登録（入会金324円）と運転免許証などの現住所がわかる 身分証の提示が必要なので必ずご持参ください。 シアタールームとチェアルームの2種類 シアタールーム 定員1～4名 床にやわらかいフラットマットが敷かれたくつろげる個室。 40インチモニター、5. 1chスピーカーで映像鑑賞が楽しめる。 全席禁煙 チェアルーム 定員1名 リクライニングチェアが置かれた広々した個室。 PCや机での作業向け。 全席禁煙 個室の種類は シアタールームと チェアルームの2種類から選べます。 個室の構造は既存店と同じく 全室オートロック付きの完全個室です。 渋谷店と同じ2種類で、池袋店にあるカラオケルームはありません。 全室禁煙ですが、店内に喫煙ルームがあります。 シアタールームは4名まで入れる大きな部屋ですが、1名でも利用できます。 1人だからといって割増料金になることもありません。 広い部屋で足を伸ばして過ごしたい方はシアタールーム、PCや机での作業がメインの方はチェアールームがオススメです。 フロアマップ オートチェックイン機で個室を選ぶときは、フロアマップではなく個室番号で選びます。 そのため、はじめはどの個室がどこにあるのか分からないですよね。 ということで、個室番号付きのフロアマップを載せておきます。 個室の数は5階11室、6階33室の 計44室。 5階と6階の移動は階段のみです。 漫画コーナー、ドリンクバーなどは5階にあります。 6階は個室とお手洗いしかないので、奥側の個室にすれば5階よりも人との往来が少なく静かです。 部屋の広さに大きな差はないと思いますが、フロアマップを見ると微妙に広さが違うようにも見えます。 全室オートロック付き完全個室 6階フロアはこんな雰囲気です。 清潔感あるモダンな内装で、雰囲気は先に出来た渋谷店に似ています。 オートロックは黒い部分にカードキーをタッチすると解除される、ホテルにあるような本格的なものです。 反応が良く、開閉音も静かです。 キーを個室に置きっぱなしにしていても扉が閉まってしまうので、外に出るときはカードキーをお忘れなく。 【シアタールームの中】最大4名入れるフラットルーム シアタールームの中はこんな感じになっています。 家具や内装がお店の雰囲気に合った優しい色と素材のものが使われていて雰囲気良しです。 開店早々の新築個室を使えて得した気分です。 床に敷かれているフラットマットが普通のマットレスとは少し違い、立って歩くとぐっと足が食い込むくらい柔らかいつくりになっています。 枕に入っているチップのような感触がして横になるとリラックスできます。 1chスピーカーで映像鑑賞を楽しめる シアタールームの一番の特徴は、映像鑑賞用の環境が用意されているところでしょう。 モニターは 40インチ（TVとパソコン兼用）で家庭のリビングに置いても十分な大きさで、スピーカーはYAMAHA製のホームシアター用のサウンドバーが設置されています。 ホームシアターの品番はわかりませんでしたが、形から探るとこれか、これ系統のモデルだと思われます。 高級ホームシアターではないでしょうが、テレビに付いているスピーカーよりも数段映像鑑賞を楽しめるのは間違いありません。 防音性がある程度あるので、ヘッドフォン無しでそのまま音を流せます。 そもそもヘッドフォンがないシアタールームなので、多少の音漏れがあってもクレーム沙汰になる可能性は少なそうです。 全室個別空調（エアコン）完備 ネットカフェはフロア全体で一括管理の空調になっているお店が多い中、ハイリーファイブカフェは全室個別のエアコンが完備されています。 温度や風量もしっかり自分好みに設定できました。 その他 個室内設備 クッション2つ、ドリンクホルダー、各種充電器、Blu-rayプレイヤーなど。 シアタールームの広さは シアタールームの広さはおおよそ、 奥行き215cm（最大）、 横150cmほどあります。 （フロアマップを見た感じだと、広さが全室共通ではないかもしれないので、数値は参考程度にお願いします。 ） 池袋店と渋谷店のシアタールームとほぼ同じ広さです。 定員は最大4名となっていますが、4人で入ると少し狭いかなという広さです。 2～3時間の映像鑑賞なら問題ありませんが、横幅が150cmなので、4人で寝転がって休憩するのは難しいです。 しっかり休憩したい時は2人づつ個室を取ったほうがいいでしょう。 1人のときはこの広い個室を割増料金なしで使えるのでお得です。 【チェアルームの中】1人用個室としては広さあり 1人用の個室、 チェアルームも利用してみました。 一般的なネットカフェのリクライニング席と比べるとかなり広さがあります。 2人で利用しても充分な広さです。 オートロック、個別空調、パソコンがある点など主な設備はシアタールームと同じです。 パソコンに入っているOffice系ソフトが、シアタールームはWPS Office（キングソフト社）なのに対して、チェアルームはマイクロソフト社のOfiiceがインストールされていました。 パソコンは横に広い机が置かれていて、モニターの前にノートパソコンや書類なんかをたくさん置いても作業しても余裕で使えます。 一方でリクライニングチェアの背もたれが低く、足置きもないので、休憩利用には不向きな個室です。 お一人でも足を伸ばして休憩したい時はシアタールームにした方がいいです。 充実＆ハイクオリティな店内設備・サービス フードメニューはカフェバー並みに充実！限定メニューもあり 既存店と同じく、フードメニューが充実しています。 メニューはサラダ、ホットドック、ピザ、パスタ、ご飯もの、揚げ物、デザート、お酒など。 メニューのレイアウトや商品名がレストラン並みに凝っていて、見ていると食欲をそそります。 値段は安いもので1品300円代から、一番高くてもスパークリングワインのハーフボトル1,300円（税抜）と、ファミレスやチェーン居酒屋程度の価格帯で気軽に頼めるものが多いです。 渋谷店と池袋店で見覚えのある写真が多いので、全部同じ食べ物かと思いきや、 上野御徒町店限定のメニューもあります。 上野御徒町店限定！「チャバタサンド～スモークチキン～」を頼んでみた 外はサックリ。 中はもっちり食感のチャバタパンに、スモークチキンとフレッシュチーズを挟んだサンド。 上野御徒町店限定メニューの１つ、 「チャバタサンド～スモークチキン～ 680円（税抜）」を頼んでみました。 メニューの写真では美味しそうでも、実際はお粗末な見た目のものが出てくる、なんてことは専門の飲食店でないお店だと少なくないですが、これはほぼ写真どおりのものが出てきました。 味は説明にあるように、パンがサクっとしていて中のオニオン、チーズ、チキン、トマトなどサッパリ目の食材とよく合います。 ベーカリー併設のカフェ置いてあるような本格的なサンドイッチです。 個人的にボリュームがもう１つほしいところですが、女性をメインターゲットにしていると思うので、この程度の量でちょうどいいのかもしれません。 1日6個限定！「マム プリン」の味は？ 添加物不使用。 素材の味を最大限に引き出したハイリー特製の大人味プリン 他の店舗にもある 「マムプリン 380円（税抜） 」という 1日6個限定のデザートも頼んでみました。 24時間営業のお店で1日6個ってなかなかレアですよね 笑 味は普通に美味しいプリンといったところで、なにか特徴があったり感動する味ではなかったですが、値段がお手頃なのでおやつ感覚で気軽に頼めるのがいいですね。 お店のロゴ付きのカップがかわいいので、お店に来た記念に頼んでみてはどうでしょうか。 迷路のような漫画コーナー 漫画コーナーは本棚が均等に並んでいるのではなく、子供のプレイルームのような狭い空間を潜ったり登ったりする遊び心がある空間になっています。 漫画を探すという時間制システムのネットカフェでは無駄に感じる時間も楽しくなるような仕掛けなんでしょうか。 漫画コーナーは個室があるエリアとは少し離れた場所にあるので、「この漫画おもしろいよー」なんて雑談をしつつ過ごすこともできます。 蔵書数は推測しにくい構造なので、なんともいえないところですが、ネットカフェの標準くらいは揃っています。 すぐに読みたい作品を見つけたときは、タッチパネルの検索機を使えば無駄なく漫画の場所を見つけられます。 雑誌はそんなに置いていないのかなと思いきや、コミック雑誌は棚に収納されていました。 本格コーヒーマシン、ソフトクリーム食べ放題3種類 ソフトドリンク ペプシゼロ、ホワイトウォーター、ホワイトソーダ、ジンジャーエール、セブンアップ、なっちゃんオレンジ、なっちゃんオレンジソーダ、DAKARA、リプトンアイスティー、まろやか緑茶、ペプシコーラ、メロンソーダ、さわやか白ぶどう、デカビタC、白ぶどうソーダ、レモンスカッシュ、アセロラマイルド、ピンクレモネード、野菜果実ミック ホットドリンク ココア、いちごオーレ、キャラメルラテ、オニオンスープ、コーンスープ コーヒーマシン ホットコーヒー、アイスコーヒー、カフェラテ、アイスカフェラテなど ソフトドリンクのマシンがシンプルなので種類は少なめかと思いきや、書き起こしてみるとなかなの種類がありました。 コーヒーマシンはじっくり惹いてくれる本格的なものが置いてあります。 氷をカップに入れてボタンを押せば簡単に惹きたてのアイスコーヒーが作れます。 食べ放題ソフトクリームの種類はバニラ、チョコレート、夕張メロンの3種類。 バニラとチョコレートのミックスも作れます。 今回は夕張メロン味を食べてみました。 安っぽいメロン果汁の味ではない、お店で出しているのと変わらないちゃんとした味で美味しかったです。 公式サイトや店前にある料金表には特に明記されていませんが、ネットカフェは基本的に料金表に書いてある料金が1人毎にかかります。 そのため、2人で１つの個室を使うから半額ということはありません。 通常時は3時間1500円、8時間2,500円、ナイトプラン12時間3,000円、週末値上がりもあるなど、上野・御徒町エリアにあるネットカフェの相場よりも高めの料金です。 オシャレできれいな店内で過ごせる、個室に個別空調が付いていてる、定員4人のシアタールームを1人で使えるところなど、他のネットカフェにはない付加価値があるので割高感はありませんが、上野最高値クラスなのは事実です。 快適な環境で過ごせるならちょっと高くてもＯＫ、という方にはオススメしたいお店です。
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