【富山の鉄道革命!?】JR西日本の氷見線・城端線のLRT化提案を考える
概要 [ ] と栽培で有名なを縦貫する地域輸送路線で、終点の城端駅からはであるへのバスが発着している。 沿線にが多数存在するため、朝夕における学生の利用が中心である。 、沿線にチューリップ畑があることや城端を「常花」にあやかり、 フラワーライン常花線としてイメージアップを展開し、各駅に特徴のあるや樹木類を設置していた。 2015年3月14日の開業を控えて、2010年にJR西日本の社長は、赤字対策として城端線を廃止してバス転換を行うか、本数削減などを含めて地元自治体と協議したいとしていたが 、2012年1月28日に北陸新幹線金沢開業後も引き続きJR西日本が運営するとともに、運転本数についても大幅な変更はないと発表した。 このため、本路線は、のほかにはJRの在来線と接続しない路線となっている。 高岡市では各種団体等からの提案を受けて、城端線と氷見線の直通化、からの乗り入れ、城端線の一部電化を検証したことがある。 この城端線・氷見線直通化は、臨時列車のみながら、2015年10月10日から運転を開始した後述の観光列車「」（愛称：べるもんた）で実現している。 全区間を北陸広域鉄道部が管轄している。 また、2017年4月15日からは高岡駅 - 間で「」が利用できるようになった。 路線データ [ ]• 管轄（事業種別）：西日本旅客鉄道（）• 路線距離（）：29. 9km• ：1067mm• 駅数：14（起終点駅含む）• 「」においての城端線の駅数は、起終点駅を駅数に含む一方で、新高岡駅を北陸新幹線の駅として計上しているため、所属駅を13駅としている。 なお、起点の高岡駅はかつては北陸本線の所属 であったが、同線のあいの風とやま鉄道への移管により、JRの駅としては城端線所属に変更された。 区間：なし（全線）• 区間：なし（全線）• ：特殊自動閉塞式（軌道回路検知式）• ：金沢総合指令所（北陸広域鉄道部高岡CTC）• ：を参照 運行形態・使用車両 [ ] 停車場・施設・接続路線• 金沢総合車両所 富山支所高岡運転派出 旅客列車 [ ] 定期列車はのみで、1時間あたり1 - 2本程度の運転である。 朝5時台の砺波発高岡行きを除いて、全列車が高岡駅 - 城端駅間を運行する。 朝ラッシュ時は、平日は上り2本が、は上り1本がまでしている。 以前は早朝の1往復は休日運休であったが、2日目はとして運転されていた。 2015年3月14日に全列車が毎日運転に統一された。 車両は、富山支所 所属のが運用されている。 原則としての1 - 2両編成で運転されているが、やイベント時には乗務の2 - 4両編成で運転されている。 からは漫画『』のキャラクターが描かれた「」にて運行されることがあり、からは氷見線・城端線沿線の4市町のキャラクターをデザインした列車として高岡市の「列車」、からは砺波市の「チューリップ列車」、から南砺市の「NANTO君列車」、氷見市の「キット君列車」が運行されており、運行車両は当日に高岡駅の改札前のディスプレー画面で確認できる。 より観光列車として、臨時快速「」（愛称：べるもんた）が運行されている。 当初は、毎週土曜日に・高岡駅 - 氷見線氷見駅間で、毎週日曜日に高岡駅 - 城端駅間で運行 していたが、2017年3月4日以降は毎週土曜日が高岡駅 - 城端駅間、毎週日曜日が新高岡駅・高岡駅 - 氷見線氷見駅間の運行となっている。 「あみたん列車」（2016年5月29日） 客用ドアの開閉は年間を通じて押しボタンによる扱いとなっている。 2010年度までは月に一度、水曜日に昼間時間帯の列車が運休となる月があった。 （を含む）も実施されなかった。 3月2日までは上下線ともにも設定されていたが、同年のダイヤ改正でとしての側面が強かった下り始発1本をのぞいて廃止され（ただし休日運休に変更）、のダイヤ改正によって全廃された。 2000年2月時点の停車駅は次のとおりであった。 高岡駅 - - - （） - - （） - - - 城端駅• （ ）は下り始発列車のみ通過 毎年下旬から上旬にのための臨時列車「チューリップ号」が運転されていた。 近年運行実績はなかったが、が開業した2015年に5月3日から5日にかけて久々に運転されることになった。 この列車は全線通して往復する年と高岡駅 - 砺波駅間のみの区間運転となる年があり、運転本数も年によって異なっていた。 またこの臨時列車は快速列車で、2000年の停車駅は早朝の下り始発列車に準じていた。 2015年の運転では途中、新高岡駅、砺波駅のみに停車する。 このほかにもにあわせて臨時列車「むぎや号」が1往復運転されることがあった。 貨物列車 [ ] 高岡駅 - 二塚駅間ではも運行されていた。 1日2往復、で編成されたが（JR貨物）の牽引で運行されており、2013年3月16日ダイヤ改正からは - 二塚駅間の直通運転に変更されている。 乗務は全区間JR貨物で、かつては高岡駅 - 二塚駅間をJR西日本高岡運転派出の運転士が乗務していたため、2014年5月までは高岡駅の城端線ホームで、JR貨物とJR西日本の運転士が交代する光景をみることができた。 なお日曜は全区間で貨物列車が運休していた。 2015年のダイヤ改正以降も、城端線の貨物列車の運行は継続していたが、列車番号は臨時列車に割り当てられる9000番台に変更されており 、鉄道貨物協会『』には運行時刻が掲載されなくなった。 2015年9月30日限りで二塚駅から分岐する生産本部二塚製造部のおよび二塚駅発着の貨物列車が休止され、中越パルプ工業からの出荷貨物はまでのトラック輸送に切り替えられた。 専用線自体はその後も残されたが、途中にある道路を通過する場所に車が一時停車せずに済むよう設置された信号機は撤去され、道路の端の部分に逆U字型のが設置され、物理的に列車が通過できないようになっている。 なお、高岡駅 - 二塚駅間のJR貨物の第二種鉄道事業免許は2017年4月1日付で廃止された。 城端線の貨物列車（2008年8月31日） 歴史 [ ] により富山県初の鉄道として1897年に開業した。 官営鉄道北陸線はまだ開業しておらず、高岡駅の位置が未定だったため、仮駅として黒田仮停車場を設け起点とした。 国有化後は中越線を名乗ったが、のちに城端線となった。 （30年）• 2km）が開業。 黒田・戸出駅・出町駅・福野駅が開業。 33km）が延伸開業。 福光駅が開業。 03km）が延伸開業。 城端駅が開業。 21km）が延伸開業し、高岡駅 - 城端駅間が全通。 高岡駅開業・黒田仮停車場が廃止。 （明治32年）• 14km）。 ：二塚駅（初代）が開業。 ：高儀駅開業。 18km）。 （明治33年）• 06km）。 ： - 高岡駅間が延伸開業。 油田駅が開業。 （明治35年）• ：二塚駅（初代）が廃止。 5M）。 （3年）：二塚が開業。 （大正9年）：中越鉄道全線が国有化され、伏木駅 - 高岡駅 - 城端駅間が 中越線となる。 二塚停留場が二塚駅（2代目）になる。 （5年）：マイル表記からメートル表記に変更（伏木駅 - 城端駅間 18. 9km）• （昭和11年）11月21日：気動車運転開始。 高岡駅 - 城端駅間にを運行。 （昭和17年）：高岡駅 - 城端駅間を 城端線に改称、伏木駅 - 高岡駅間は氷見線に編入。 （昭和26年）：東野尻駅・東石黒駅・越中山田駅が開業。 （昭和29年）：出町駅が砺波駅に改称。 （昭和31年）：林駅が開業。 （昭和49年）：福光駅 - 城端駅間の貨物営業が廃止。 （昭和55年）：二塚駅 - 福光駅間の貨物営業が廃止。 （昭和58年）：全線で CTC が使用開始。 CTCセンターは高岡駅に設置。 これにより国鉄のCTC化7,000kmを達成。 （昭和62年）4月1日：により西日本旅客鉄道が継承、日本貨物鉄道が高岡駅 - 二塚駅間の第二種鉄道事業者となる。 （3年）4月1日：高岡駅構内をのぞいた全線が金沢支社の管轄から高岡鉄道部の管轄になる。 （平成4年）：ワンマン運転開始。 （平成13年）：上り快速列車が廃止。 （平成14年）：すべての快速列車が廃止。 （平成21年）：組織改正により高岡鉄道部が廃止され、全線が富山地域鉄道部の管轄になる。 （平成25年）：高岡駅 - 二塚駅間で運転されていた貨物列車を富山貨物駅 - 二塚駅間の運転に変更し機関車の付替えを省略。 （平成26年）6月1日：富山貨物駅 - 二塚駅間で運転されている貨物列車の乗務を全区間JR貨物富山機関区に移管。 （平成27年）• ：秋に観光列車を導入予定と発表。 ：新高岡駅が開業。 組織改正により富山地域鉄道部が廃止され、全線が北陸広域鉄道部の管轄になる。 二塚駅発着の貨物列車を、列車番号上で臨時列車化。 ダイヤ改正により、地域活性化の社会実験を2年間の予定で開始し、毎日運転の臨時列車扱いで4往復を増発。 ：二塚駅の中越パルプ工業専用線および二塚駅発着の貨物列車がこの日限りで休止。 ：観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」（べるもんた）運行開始。 （平成29年）• 4月1日：日本貨物鉄道の第二種鉄道事業（高岡駅 - 二塚駅間）が正式に廃止される。 ：高岡駅 - 新高岡駅間で「」が利用可能になる。 （2年）：沿線自治体と、JR西日本が化などの新交通体系に移行する検討を始める。 駅一覧 [ ]• 旅客列車は全列車普通列車（全駅に停車）• 全駅内に所在 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線・備考 線路 所在地 - 0. 8 1. 8 西日本旅客鉄道： ｜ 1. 5 3. 3 4. 6 ｜ 2. 7 7. 4 10. 7 ｜ 2. 6 13. 2 15. 5 ｜ 1. 5 17. 0 ｜ 2. 4 19. 6 22. 0 ｜ 2. 7 24. 8 27. 5 ｜ 2. 4 29. あいの風とやま鉄道• 高岡駅• JR西日本• 新高岡駅（北陸新幹線側のみ。 城端線側は無人駅扱い。 詳細は後述）• 砺波駅（設置）• みどりの窓口設置駅• 福野駅・福光駅（ただしこの2駅はなどのでは決済できず現金のみの取り扱い）• 設置駅• 戸出駅・城端駅 上記以外の駅はすべてである。 売店は、砺波駅にあったはとうに撤退しており、福光駅にが出店していたが、2014年8月24日をもって撤退した。 2015年3月14日の北陸新幹線開業に合わせ、乗り換え駅として高岡駅 - 二塚駅間にが開業した。 駅舎は形式上無人駅であるが、新幹線駅の券売機であらかじめ切符を購入可能（クレジットカード決済も可能）なほか、混雑が予想される場合は改札業務を行う駅員が臨時で配置されることがある。 廃駅 [ ]• 黒田：廃止、高岡駅 - 二塚駅間（高岡起点 約2. 2km）• 二塚駅（初代）：廃止、現・二塚駅 - 林駅間（高岡起点 約3. 8km） 過去の接続路線 [ ]• 福野駅： - 廃止 利用状況 [ ]• 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』、1959年9月17日、21頁。 ・『JRローカル線』、1994年。。 2010年12月4日, at the. - 2010年12月1日• - 2012年1月28日• このような「飛び地」路線は単独路線としては他に、（以上は新幹線ともつながらない完全「飛び地」）、（新幹線とはつながる在来線のみの「飛び地」）があるが、2路線を一体として見た時に「飛び地」になっているのは城端・氷見両線が唯一である• - 高岡市、2015年10月12日閲覧• 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』、1998年。。 本路線で運用される車両は、高岡駅構内の高岡運転派出に常駐している。 2015年3月14日ダイヤ改正（北陸新幹線金沢開業）に合わせ、富山地域鉄道部富山運転センター車両管理室を改組したもの。 『鉄道ジャーナル』第584号、2015年6月、鉄道ジャーナル社、p. 産経WEST 産経新聞社. 2015年10月10日. の2015年10月14日時点におけるアーカイブ。 2017年6月18日閲覧。 - 西日本旅客鉄道、2015年7月31日• - 西日本旅客鉄道、2016年12月19日• 516• 北日本新聞 北日本新聞社. 2015年4月22日. 2015年4月24日閲覧。 2015年4月2日, at the. - 日本貨物鉄道（2015年3月19日閲覧）• （国立国会図書館デジタルコレクション）• 613• ジェー・アール・アール編『JR気動車客車編成表 2011』、2011年。。 （インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年5月11日• - 新潟日報モア、2015年2月19日。 PDF プレスリリース , 西日本旅客鉄道／IRいしかわ鉄道／あいの風とやま鉄道, 2017年1月31日 , の2019年5月25日時点におけるアーカイブ。 , 2020年1月30日閲覧。 日本経済新聞. 2020年1月29日. の2020年1月30日時点におけるアーカイブ。 2020年1月30日閲覧。 『JTB時刻表』2015年7月号、JTBパブリッシング、p. 495• - 国土交通省北陸信越運輸局、2012年12月26日。 - 西日本旅客鉄道、2013年6月7日。 西日本旅客鉄道. 2014年10月8日時点のよりアーカイブ。 2020年1月30日閲覧。 西日本旅客鉄道. 2015年9月28日時点のよりアーカイブ。 2020年1月30日閲覧。 西日本旅客鉄道. 2016年10月5日時点のよりアーカイブ。 2020年1月30日閲覧。 西日本旅客鉄道. 2019年6月2日時点のよりアーカイブ。 2020年1月30日閲覧。 西日本旅客鉄道. 2019年6月2日時点のよりアーカイブ。 2020年1月30日閲覧。 西日本旅客鉄道. 2019年10月4日時点のよりアーカイブ。 2020年1月30日閲覧。 参考文献 [ ]• - 高岡市• 編著『中部ライン - 全線・全駅・全配線』6 加賀温泉駅 - 富山エリア、、2010年。。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 外部リンク [ ]• - 城端線氷見線活性化推進協議会• - となみ野公共交通創造市民会議• - 西日本旅客鉄道.
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