不意に下腹部がチクチクしたり、おりものが増えたように思う。 (0歳の女の子のママ) 兆候3. 腰が痛い 妊娠すると増える女性ホルモンの影響で、腰に重い痛みが続く人もいます。 筋肉や筋を痛めたのとは違う痛みです。 兆候4. 頭が痛い 頭痛を感じる人もいます。 ズキズキする程度であれば、安静にしましょう。 妊娠している可能性がある時期は、薬を服用しないようにしましょう。 兆候5. おならが多い ホルモンバランスの変化で、腸内に悪玉菌がたまりやすくなりガスがたまる人もいます。 兆候6. 下痢気味になる おならと同様、ホルモンバランスの変化で、下痢や便秘症状が起きる人もいます。 兆候7. 眠気がある 女性ホルモンの分泌により、眠気が強く出る人もいます。
次の妊娠すると体の変化に伴って、さまざまなマイナートラブルが発生しますが、つら~い便秘もその一つ。 便秘を放っておくと、おなかが張って苦しいだけでなく、トイレで強くいきむことによって痔になってしまったり、おなかが張る危険性などもあります。 今回は、妊娠中の便秘について、原因や対策、解消法や注意点などをご紹介していきます。 生理予定日前などつわりの症状が早い人はいるの? 生理不順などがなく、生理周期が順調な人であれば、生理予定日よりも前につわりの症状が出ることはありません。 生理予定日前につわりのような症状が出ているとしたら、それはおそらく月経前症候群(PMS)の一つでしょう。 月経前症候群とは、生理の前の3〜10日間程度続く、精神的または身体的症状のことをいいます。 排卵日から生理予定日までの間には、黄体ホルモンというホルモンが多く分泌されます。 黄体ホルモンは腸の動きを鈍らせる作用があるため、便秘になりやすく、場合によっては吐き気をもよおすことがあります。 これがつわりの症状とよく似ているのです。 つわりの症状が出るのが遅い人やまったくない人もいるの? つわりの症状が出る時期は、個人差が大きく、その人の感じ方、性格、生活環境などによってもまったく違います。 ほとんどの人が、妊娠初期に何らかのつわりの症状を感じているでしょう。 ただ、「つわりが始まるのが遅い」というよりは、つわりだということを感じにくい、自覚しにくい人はいるかもしれません。 つわりの症状には、一般的によく知られている吐き気や食欲不振以外にも、眠い、だるい、熱っぽい、頭痛、においに敏感になる、食べものの好みが変わる、お腹がすくと気持ち悪くなる、唾液が出るなどさまざまあります。 吐くことはないにしろ、このような症状があれば、それもつわりの一つです。 また、なかにはつわりの症状がまったくないという人もいます。 つわりがないと、かえって心配になってしまうものですが、妊婦健診で赤ちゃんが順調に育っていることが確認できていて、出血や腹痛などの異常がなければ、とくに心配する必要はないでしょう。 つわりはいつから軽くなるの? つわりの始まりと終わりに個人差があるように、つわりの症状が軽くなる時期も人によって違います。 つわりの症状が重い人にとっては、いつになったら軽くなるのか知りたいところですが、一般的につわりが落ち着くといわれる妊娠16週くらいになっても治まらない人も珍しくありません。 またよく、出産直前までつわりが治らなかったという話をする人がいます。 妊娠後期以降に胃がムカムカしたり、食欲不振になったりするのは、つわりではなく、大きくなった子宮が胃を圧迫することによる症状でしょう。 後期になり、一度にたくさん食べられない場合は、1日の食事を小分けにして少しずつ食べるといいでしょう。 つわりの症状が突然なくなったら? 妊娠初期に、それまでつわりの症状があったのに、あるとき突然、ピタッとなくなり、急に気分がよくなったなど急な変化があった場合は、念のためかかりつけの産院を受診してみましょう。 赤ちゃんが残念な結果になることもないとはいえないからです。 「つわりは赤ちゃんが元気な証拠」だとよく言われますが、その通りです。 つわりの症状はつらくても、つわりがあることでママが安心できる一面もあるのです。 つわりの時期の食事はどうする? つわりの時期は1日3食にこだわらず、基本的に食べたいものを食べればOK。 さっぱりしてほどよい酸味のついたトマトや、水分の多い果物、冷たいおにぎりなどもおすすめです。 思うように食べられないと、おなかの赤ちゃんに栄養が届かないのでは、赤ちゃんが育たないのでは、などと心配になるかもしれません。 でもつわりの時期は食べられるものだけ食べていれば十分。 おなかの赤ちゃんが育たないということはありません。 つわりは必ず終わります。 症状がつらい時期は長く感じるかもしれませんが、つわりのことばかり考えると余計につらくなるので、本を読んで赤ちゃんのことを考えたり、体調がよければ外に出て散歩をしたりして、気分転換をすることが大切です。 つわりの程度は遺伝する? 母親がつわりが重いと、自分も重くなるのでは? と思う人もいるかもしれません。 ですが、つわりの有無やその程度が遺伝することはありません。 「母親が重かったから、きっと私も重いだろう」と思い込むと、それがストレスになり、本当につわりが重くなることも。 つわりは一時的なことなので、あまり深刻に考えすぎないようにしましょう。 二人目以降のつわりの症状は? つわりの症状は1回ごとの妊娠によって違います。 たしかに1人目の妊娠のときにつわりが重かった人は、2人目の妊娠以降でも重くなることは多いかもしれません。 でも、1人目のつわりは軽かったのに、2人目では重かった人、またはその逆の人もいます。 また一人目では吐きづわりだったのに、2人目では食べないと気持ちが悪くなる食べづわりになった、という人もいます。 妊娠ごとにつわりの重さや症状が違う理由は、そのときの体調や環境、ストレスなどさまざまなことが影響しているため、はっきりとしたことはわかりません。 いずれにしても、1人目、2人目ということにこだわらず、できるだけゆったりとした気持ちで過ごすことが大切です。 つわりの症状と対処法!こんなときは受診を! 食事がほとんどできない、水分もとれない、立っていられないほどつらい、体重が急に減ったなどの状態なら、すぐにかかりつけの産院を受診しましょう。 その状態が続くと体内のエネルギーが不足して、おなかの赤ちゃんどころかママにも影響があるからです。 放っておくと、肝臓と腎臓の働きが悪くなるだけでなく、意識障害を起こすことも。 通院をして点滴をする場合もありますが、症状によっては入院することもあります。 つわり経験者のおすすめ対処法&体験談 妊娠2カ月ごろら始まり、吐きけ、倦怠感などがありました。 水や食べ物のニオイがダメになり、夫にはキッチンの換気扇の下で食事をしてもらったり、外食したりしてもらいました。 空腹時に気持ち悪くなるので、吐きけがしたら果物を食べるように。 外出するときはマスクをしてアメをなめ、ニオイ対策をしていました。 (Kさん) 妊娠判明直後から6カ月まで、24時間ずっと吐きけが続きました。 仕事に集中しているときは治るのですが、帰宅すると悪化。 電車の中でも突然吐くので、外出時はポリ袋とおしぼりを持参。 料理をするのがつらく、塩やしょうゆをかけた豆腐ばかり食べていました。 つらいときはあおむけになり、ひんやりするボディクリームを塗るとラクに。 (Sさん) 妊娠超初期から熱が出てだるく、風邪だと思っていました。 2カ月ごろから魚のニオイで気分が悪くなるように。 症状が変わるので、そのつど対策を考えて過ごしました。 だるくてデスクワークがきついときに役に立ったのがかためのクッションです。 姿勢がラクになり、落ち着きました。 口寂しいときには、酸っぱいお菓子をつまんでしのぎました。 (Aさん) 胸やけ、倦怠感、吐きけ、食欲低下、頭痛が10週から始まりました。 朝に頭痛になることが多く、つらかったです。 好きなお茶を持ち歩いたり、抱き枕を抱いてリラックスするように心がけました。 夏だったので、食べるのは大好きなスイカばかり。 ニオイにも敏感になったので、仕事中はマスクをしてニオイを防御。 感染予防もできて一石二鳥でした。 (Mさん) 7週から16週まで空腹時に二日酔いのような状態が続きました。 歯磨き粉のニオイがダメで歯磨きが苦痛に。 酸っぱいもの、しょっぱいものが食べたくなり、梅のグミをいつも持ち歩き、夜は駄菓子のスナックをどか食い。 トイレにはグレープフルーツのアロマオイルを置いて吐いたときにニオイを嗅いでいました。 16週に入ると、嘘のようにすべての症状が治まりました。 (Eさん) 上の子のときは平気だったのに、下の子の妊娠中はつわりでダウン。 空腹を感じると吐きけと胃痛で炭酸水しか飲めず。 周囲のタバコやごはん、焼き魚、煮物、カレーやシチューのニオイがダメに。 吐きけがひどいときは、凍らせたフルーツや冷たいそうめん、炭酸水、アイスやゼリーをヘビロテ。 枕にはアロマを吹きかけて寝ていました。
次の安定期に入っていったんつわりが楽になったものの、妊娠後期になってまた吐き気に悩まされるというケースがあります。 また、妊娠初期から一貫してつわりが続いている人もいます。 妊娠後期に吐き気などの症状がみられることを俗に「後期つわり」と呼ぶことがあります。 医療用語ではありませんが、妊婦さんのあいだでしばしば使用されている言葉です。 後期つわりは、子宮が胎児の成長とともに広がり、上方に位置する胃を圧迫したり持ち上げたりすることで起こるといわれています。 腸も同様に圧迫されるため、便秘が悪化して吐き気につながることも珍しくありません。 また、ホルモンバランスの影響も考えられます。 妊娠中に分泌量が増え続けるエストロゲンは、全身の筋肉を緩めるため、胃の入り口が開き、胃酸の逆流が起こりやすくなるといわれています。 また、妊娠後期に血圧が高い状態が続くと、吐き気を感じることもあるようです。 胃腸への負担を減らすため、食材は消化しやすいものを中心にしてみましょう。 たとえば、卵や牛乳、大豆製品などは消化しやすい食材といわれています。 卵は火を加え過ぎると消化が悪くなることもあるので、半熟がおすすめです。 牛乳は胃壁を保護する作用があるので、胃痛時にはありがたい存在です。 身体を冷やさないよう、ホットミルクにしても良いですね。 また、タンパク質は胃の回復力を高めるといわれ、良質なタンパク質である納豆や豆腐、味噌などは消化にも良いといわれています。 食材は、なるべく柔らかく煮込んだほうが胃に負担をかけません。 また、食材だけではなく、よく噛むことや毎日なるべく同じ時間に食べることも大事です。 余裕を持った食事時間をとり、楽しく食べるようにしましょう。
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