ドレッシングやマリネに使うのはもちろん、いちごなどのフルーツと合わせるソースとしても使え、どんな食材とも華麗なマリアージュが叶う「バルサミコ酢」。 ワインビネガーとも似ていますが、大きな違いは完成までに成熟期間を設けること。 1600年代から続く、昔ながらの製法を守る『ジュセッペ・ジュスティ』や有機原材料を使い添加物を一切含まない『アルチェネロ』など、同じ土地で生産されるバルサミコ酢と言っても、その特徴は実にさまざまです。 今回は本場イタリアの特定原産地で作られる、アチェート・バルサミコの人気商品をランキング形式でご紹介します。 この機会に普通のフルーツビネガーにはないこだわりが光る、濃厚な風味を堪能してみませんか? イタリア料理やサラダのドレッシングなどに広く使われるバルサミコ酢は、イタリア中部のモデナとレッジョ・エミリア地区で、11世紀から造られている果実酢の一種です。 葡萄果汁を煮詰め、木の樽に仕込み自然発酵させてから、ゆっくり熟成させて造られます。 バルサミコ酢は茶色を濃くした黒色で、甘さのある独特の香りと風味が特徴ですね。 伝統的な製法によれば、この色と香りは熟成の際に水分の蒸発に合せて樽を少しずつ小さくしていき、その材質も栗・樫・杜松・桜・桑など、違う種類に移し替えることによって生まれています。 バルサミコ酢は、伝統的な製法と味を維持するため、原産地で品質管理団体がその品質の高さを守っています。 ワインが原材料となるワインビネガーと似ていますが、熟成の工程が入っているかどうかが大きな違いとなりますよ。 イタリアが原産のバルサミコ酢を購入するなら、やはり本場イタリアで伝統的な製法を守って作られた商品がおすすめ。 目安となるのは「D. P」の指定マークです。 Pとは、イタリアならではの伝統的な食材の品質を認証するための制度のことで、熟成期間や原料、製法などに細かな規定があります。 バルサミコ酢の場合、D. Pの指定マークがついているのは、 イタリア中部のモデナとレッジョ・エミリア地区で作られた醸造酢のみ。 これらは「アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ」とも呼ばれ、最低12年の熟成期間が設けられ、バルサミコ酢の中でも最高ランクとされています。 指定工場で添加物などをいっさい加えず、昔と変わらない伝統の製法で造られるのも特徴の一つ。 良質のバルサミコ酢を求める方、バルサミコ酢をギフトにしたい方などは、最高級品ランクである「トラディツィオナーレ」の称号が付いたものを選ぶとよいでしょう。 原材料に有機素材のみを使い、無添加で10年の歳月をかけて熟成させているのが魅力のバルサミコ酢です。 有機農法をいち早く取り入れた、イタリアの老舗オーガニックブランドALCE NERO(アルチェネロ)ならではの製品。 シロップのようにトロリとして、 酸味の中に芳醇な甘さを感じる強めの風味が魅力です。 サラダやマリネだけでなく、料理のソースとしても幅広く使えますよ。 酸化防止剤などを一切使用していないので、食の安全を気にかける方も満足の高品質。 こだわりの商品ながらコスパ抜群で、気軽に使えるのもおすすめポイントです。
次の「これ1本で、いろいろなお酢料理が作れる」がコンセプト 砂糖や塩などと合わせる必要がなく、旬の素材にかけるだけ、漬けるだけでおいしく味が決まる調味酢、ムソーの『カンタン八芳酢(はっぽうす)』。 ベースのお酢には国産のお米から作った米酢と信州りんご果汁から作ったりんご酢をブレンド、そこに北海道産利尻昆布と鹿児島県枕崎産のかつお枯れ節でとった一番だしを合わせました。 実際に『カンタン八芳酢』を使って、にんじんのピクルスを作ったワタクシ食宣伝. com編集部員。 作ったといっても、にんじんを切って『カンタン八芳酢』に漬けただけですが、できあがりのあまりのおいしさに感動! (おいしすぎて、漬け後の器に残った八芳酢も飲んだ) ふわーーーっとやさしい甘味が後を引く『カンタン八芳酢』。 「この風味はいったいどうやって生まれるのか・・・?!」 その秘密を探りに『カンタン八芳酢』を開発・販売されている、大阪府堺市・ムソー株式会社へお伺いいたしました! 主原料は国産、化学調味料は不使用、やさしさの秘密はここにあり 今回お話を伺ったのは、商品部の八坂さん。 ムソー株式会社は、独自の高い品質基準を元に、安全・安心な身体に優しいマクロビオティック、オーガニック食品を取り扱っている企業です。 ここ最近の調味酢(食酢に他の調味料などを加えて味を調整したもの)のニーズを受け、原材料にこだわる同社ならではの調味酢を作ろう!と開発に着手したそう。 国産の米酢とりんご酢に、北海道産利尻昆布と鹿児島県枕崎産のかつお枯れ節でとった一番だし、そして瀬戸内レモン。 甘味料においても、果糖ブドウ糖液糖は遺伝子組み換えの心配があり、使用したくありません。 そこで代わりに北海道産ビートグラニュー糖で試作を繰り返し、控え目な甘味を添えることに成功しました。 いかに素材の味で勝負できるかという点が難しかった、と八坂さんは当時を振り返ります。 和洋中も問いません! 春メニュー ・ツナとオニオンのサラダ ・新しょうがの甘酢かけ 夏メニュー ・タコときゅうりの酢の物 ・夏野菜のピクルス 秋メニュー ・あじの南蛮漬け ・かぶの千枚漬け 冬メニュー ・スモークサーモンのマリネ その他、紅白なます、えびの旨煮、牛肉の八幡巻き、ぶりの照り焼きなどのおせち料理にも大活躍。 <作り方> お肉に八芳酢を軽く揉み込み、少し置いてから漬け汁ごと鍋に入れ、水を足して煮るだけ。 こんなにカンタンなのに非常にウマい! 「箸が止まらない」を体現するメニューです。 メインにもなる一品なのもうれしいですね。 社員のみなさんならではの食べ方・使い方とは!? 「ピクルスを漬けた後に残ったお汁には、漬けた野菜からのエキスが出ているのですごくおいしいですよ。 オリーブオイルやごま油をプラスすると、いい味のドレッシングになります」と教えていただきました。 これはいいことを聞いたぞ、とその夜自宅に戻り、さっそくオリーブオイルで実践したところ、たしかにうま味凝縮のドレッシングに変身! さらに(勝手に)マヨネーズと、仕上げに黒こしょうをガリガリとプラスしたところ、自然な甘味とコクのあるマヨネーズがちょうど相まって、マヨネーズベースのドレッシング史上、いちばんおいしいドレッシングができあがったのではないか、と再び感動。 そしてドレッシングとしてだけではなく、炒めだれとしてもとてもおいしかったです(アスパラガスで試しました!) ドレッシングといえば「冷蔵庫のドアポケットってごちゃごちゃしていませんか?」と八坂さん。 たしかに・・・我が家のドアポケットもドレッシングだけで3種類。 お話をお伺いすると、お酢業界でもピクルス用などを始め、商品の細分化が進んでいるとのこと。 ところが消費者側は、冷蔵庫に調味料がありすぎて整理がつかず、せっかく買っても一度使っておしまい。 次に使おうと思ったときには賞味期限が切れてしまっていた、なんてことも。 そういったお声もあり、お酢だけではなく、ドレッシングにも活用できるなど汎用性のある調味酢を作りたかったそう。 「そうしたら冷蔵庫のドアポケットもすっきりするでしょ」と八坂さんは表情をやわらげます。 2020年春、徳用サイズができました 毎日使いたくなる『カンタン八芳酢』。 多くの愛用者からのリクエストで、徳用サイズができあがりました。 通常サイズは360mlで420円(税別)、徳用は900mlで840円(税別)。 容量はたっぷり2. 5倍、価格は2倍に抑えました。 100mlあたり23円のお得です!.
次の信州マルマンのうめ酢 500mlのたっぷり容量で1,080円(税込)と他の飲む酢と比べるとお手頃価格。 原材料は、 うめ酢と氷砂糖のみ。 信州竜峡小梅を使っているそうで、 食品添加物は一切使用されていない無添加です。 カロリーは100kcal/100ml当たり。 フタはねじって開けるタイプで中の栓を抜いて注ぎます。 飲み方は、大さじ2杯の酢を冷水で5倍(酢1:水4)にうすめて飲む。 他にも料理の使い方など、瓶の裏に記載されていました。 ニオイは、酢そのものって香りでほのかーに梅の香りがします。 炭酸水で割るのが好きなので、炭酸割りで。 酢の味が強いけど、甘みがプラスされてるので飲みやすい。 炭酸のシュワシュワ感がさっぱりしてて美味しいです。 甘みがプラスしてない酢だと自分ではちみつやシロップで調整しないといけないから最初から入っているのは味が安定していてラクなんですよね。 信州マルマン りんご酢 信州産りんごを使ったリンゴ酢。 カロリー80kcal/100ml当たり。 うめ酢よりもカロリーが低い! リンゴ酢も原材料は、 リンゴ酢と氷砂糖のみ。 食品添加物は使用していない無添加です。 原液は、うめ酢よりも薄い色合い。 やっぱり酢の香りが強い。 ほのかーにりんごの香りがする感じ。 リンゴ酢も炭酸割りで。 酢が苦手な人は酢の主張が強いので無理かもしれないけど、甘さがプラスしてるので飲みやすくて美味しいです。 さいごに 信州マルマンのうめ酢とリンゴ酢いかがでしたか? 料理にも使えて、ドリンクにもできるので1本家にあったら便利な調味料です。 それぞれ、氷砂糖で甘みをプラスしているから甘すぎず、酢を飲みやすい加減に調節してくれていて美味しいのがいいですね。 たっぷり500ml入ってるので、しばらく持ちそうです。 水や炭酸水以外でも牛乳やウィスキー、焼酎などで割ってと色々アレンジができます。
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