『にぶんのいち夫婦』前話 10 話のあらすじは・・・ 菜摘の言葉に勇気づけられた文は、浮気の証拠を集め始める。 寝室で精力剤を見つけ、自分とはほとんどエッチをしていないのに、浮気相手とはこんなものまで使ってやりたいのか・・・と落胆した。 翌日、仕事が終わり職場を出ると、高梨に無理矢理迫られる。 樋口に助けてもらいその場から逃げると、文の話を聞いた樋口は、浮気調査の手伝いを申し出る。 無料ポイントと無料期間で今すぐ読みたい方はこちらから。 和真に会いたくなかった文は母親の実家へ帰る 母親の住む実家に行った文。 母親は歓迎する様子ではなかったが、追い出されることもなかった。 母親がこの家に住むようになったのは、父親との離婚がきっかけである。 そのとき文は就職して一人暮らしをしたため、この家に暮らしたことはない。 母親は22時から介護の仕事だと言うが、和真に会いたくない文は、日曜日まで泊めてほしいと頼んだ。 母親は文のことを、昔の自分を見ているようだと言う。 6年前、母親は5年前にされたという父親の浮気が許せなくて離婚した。 文は、祖母の介護が嫌になっただけではないかと母親をなじった。 同じ立場になった今、血のつながりのない自分を苦しめた人の親を介護することがいかに難しいことか、文にも理解できるようになった。 和真から体調を気遣うラインが送られてくるが、文はその言葉にも裏があると思ってしまう。 和真と別れれば平穏に暮らせるのだろうかと考えた。 夕飯の片づけをしている文のもとに、樋口から不倫の証拠を掴めたというラインが送られてくる。 樋口は電話で、立川さとみが男とホテルに入っていったと言う。 自分の目で確かめるため、文はそのホテルへ向かった。 文は和真との幸せな記憶を思い出し・・・ 繁華街へと行った文は、ホストのような恰好をした樋口と会う。 2人でホテルの中へと入ったところで、立川さとみが一人で出てきた。 とっさに隠れるが、さとみは周りを見回している。 さとみのもとへ、1人の男が近づいて行く。 思わず文は身体から力が抜けてしまった。 樋口は文の身体を支えると、スマホで2人のムービーを取り始める。 文はその後、母親の家へ居座ってしまう。 「いい加減帰りな」と母親に言われてしまうが、ようやく真実にたどり着いたのに、文は往生際悪く、和真と顔を合わせるのを避けていた。 それでも文の頭の中には、和真との幸せな思い出しか浮かばなかった。 5年前、さやか主催の合コンに来た文は、居心地の悪さから帰ろうとする。 そこへ和真がやってきて、寒いからと言ってマフラーをかけてくれた。 あまり話せなかったけど、また会いたいと言ってくれた和真。 その後、友人たちの集まりで来たバーベキューでは、和真の奥さんになる人がうらやましいと言う文に「じゃあ結婚してくれる?」と和真は言った。 車で送ってくれた帰り道で告白され、付き合い始めた。 「この人となら幸せになれる」 そう思った文は、2年後のプロポーズもOKする。 それがこんな未来になるなんて、と考えもしなかったのだ。 文が久しぶりに自宅へ戻ると和真は優しく気遣ってくれるが・・・ 文は、自分がここに暮らすのは迷惑かと母親に尋ねる。 母親はたばこをふかして「迷惑。 だけどあんたがどうしても私の介護をしたいなら置いてあげなくもない」と答えた。 文はお礼を告げて、和真との自宅へと久しぶりに帰る。 樋口からの連絡で、自宅に不倫相手を連れ込んでいないことは分かっており、部屋に変化は見られない。 自分がここには不必要な存在なのだと思いながらも、一番安心するのは結局この家なのだと感じた。 いつの間にか眠っていたらしく、料理をつくる音で文は目覚める。 和真は文が目覚めたことがわかると料理を作る手を止め、文のもとへ来て優しく声をかける。 体調を気遣い、一緒にご飯を食べようと誘う和真。 文は断ろうとしたが、お腹が鳴ってしまい、しぶしぶ食卓へつく。 文が明日、いつものメンバーの飲み会があると言うと、和真は体調が悪そうだからと言って行くのをやめたほうが良いと言った。 体調が悪いのはあんたのせいだと言ってやりたいのを抑え、文は部屋へ逃げる。 翌日、起きると和真はすでに家を出ていた。 和真を問い詰めてやりたいと思いながらも、文はその前にやるべきことがあると真剣な顔で何かを決意する。 無料ポイントと無料期間で今すぐ読みたい方はこちらから。 をお送りしました。 漫画を読むならeBookJapan【背表紙が見やすい!】 まるで本屋で本を捜すように背表紙で本を探せますよ。 やっぱりビジュアルって大事! 登録無料で月額料金不要。 しかも登録するだけで半額クーポンが貰える。 詳しくは上記から公式をご確認ください。
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次のにぶんのいち夫婦【第36話】最新話のネタバレ 文との幸せな結婚生活を送っていた頃を、 思い出す和真。 そしてその流れで、和真は 高梨や和田と飲み会に来ていて、 高梨の「父親像」も、 和田の「旦那像」も、 自分が考えるのとは違うのを思い知ったことも、合わせて思い出します。 ただその時の和真は何も言わず、 会社の新人であり問題児の立川さとみに関しても話しながら、 笑いあっていた3人。 しかし、 この会話が分岐点になることを、 この時はまだ誰もわかっていなかったのでした。 和真が知った和田の問題 そしてそんな ある日の昼食時。 高梨と定食屋にいた和真は、 和田が離婚調停に入ったことを聞かされます。 どうやら、 和田が「部屋の汚さ」に怒って妻と子を追い出したところ、 そのまま別居となってしまい、現在 2カ月が経つのだそうです。 それを聞いて、確かに 和田の最近のスーツがよれていたことや、 最近怒りっぽくなっておかしいと感じていたのを、思い出す和真。 ただやはり何も言わず、和真は 和田の現在を高梨に探ることにしました。 すると、 「調停中」の言葉通り、和田の奥さん側はもう離婚の意思を固めていて、さらには和田は 「モラハラ」で慰謝料の請求まで受けているとのこと。 それを、高梨は 「自業自得」だと突き放すように言いますが、 一方で和真は、そんな高梨に対して 「説得力がない」と内心で思うのでした。 理解できない和田 その後、 社内で和田を見かけた和真は、 和田を心配して声をかけることにします。 しかし 和田はかなり態度が悪く、それどころか 和真に言いがかりをつけて突っかかってきました。 それに ちょっと困惑した和真ですが、ふと気づきます。 和田からお酒のにおいが漂っていて、さらには 体臭もきつく、髪もボサボサで、 お風呂に入っていない感じがあることに。 そのため、 それを咎めるように和田に指摘すると、和田は 「昨日の酒が残っている」だけだし、食欲もなく食事も食べていないことを明かします。 しかし、 和真たちのクライアントは飲食店のオーナーであるため、このままではいけないと思い、 和真は和田を注意し続けました。 ですが、 まったく和田には響かないので、和真は思い切って、 和田の離婚問題のことに口を挟み、 別れたくないなら奥さんに謝ればどうかと提案します。 すると、 和田は表情を変え、和真を睨みつけてきました。 しかしひるむことなく、 和田が折れて復縁すればいいと言い続ける和真。 ですが それが和田に火をつけてしまったようで、和田は 会社であるにも関わらず、なぜ自分が謝らなければならないのかと、大声を張り上げてきました。 そして和田は、 自分の言い分を主張し続けます。 ただそれは、 「妻は自分の金で遊んで暮らしていた」「自分の方がつらかった」「注意しても妻が何もできないし言い訳ばかり」だと、 奥さんを軽んじる発言ばかりでした。 でも、 それのどこが間違っているのか和田にはわからないようで、 離婚調停で和田の発言メモと録音データを片手に、弁護士と立ち向かってくる妻が、理解できない様子。 そして和田は、 奥さんが悪いととにかく怒りながら、 和真のもとを立ち去るのでした。 それを見て、 和田のフォローよりも内心、「奥さんが本気」なのだとふいに思う和真。 和田は完全に社内で「壊れて」いて、 虚無の表情でキーボードをたたき続けていました。 それを見て、 和真は「今日はいっそう荒んでいる」と思いますが、 高梨はふいに「和田がそうなった真相」を呟きます。 実は 和田の離婚が、ついに成立したそうなのです。 というのも、本当は 同意する気がなかったものの、和田は 酔った勢いで奥さんを引きずって連れ帰ろうとしてしまったらしく、そのまま 「傷害」に切り替えられそうになり、 訴えを取り下げる代わりに、離婚と慰謝料に同意する形になったのだとか。 それを知った和真は、 「和田のプライドの高さ」を思い、そんな和田が 「モラハラ」だと認定された上に「家族を失う」ことになったのは、 あまりに辛かっただろうと思いを馳せました。 ただ、 和真は気づかなかったのです。 これが、 和田の「崩壊」のきっかけになってしまうことを。 夕方になっても和田が出社してこないと、小さな騒ぎになります。 ただ、 最近の和田はいつも酒を飲んでいる上、 出社してもほとんど仕事をしていない状態で、和真は少し心配していました。 しかしそんな心配も虚しく、 和田は変わらないまま、会社を辞めることに。 ちなみに うつ病も患ってしまっていたそうで、和真は同僚たちと食堂で食事しながら、 「エリートの和田」がああなることへの悲しさを話していました。 するとそのなかで高梨だけは、 「挫折を知らない人間」が一番危ないのだと 、和田の今回のことに、変に納得した表情を見せています。 ただ そんな高梨がめんどくさいので、話題は 「和田の後任」のことに移りました。 高梨の嵐に巻き込まれる和真 すると、和真は 自分のサポートに立川さとみがつくことを明かします。 それを 高梨はかなり喜びますが、和真は 「半年経っても成長しない」さとみが来ることに、うんざり顔。 そして その心配は的中し、 さとみは思い込みが強く、話がまともに通じない上、仕事が本当にできないのを思い知る和真。 さらには 和真に言い寄ってくるので、和真はそっけなくさとみを突き放すのですが、さとみは全く堪えておらず、 和真はもはや不安にすらなり始めました。 すると、そんなある日のことです。 急に高梨から、 「さとみちゃんにひどいことをした」だろうと、言いがかりをつけられ怒鳴られる和真。 どうやらさとみが、 和真にされたことを捻じ曲げて、高梨に相談しているようなのです。 そして 高梨は、さとみを全面的に信じているのか、 和真を「立場を利用してさとみと遊び、嫁を理由に関係を清算しようとしている卑怯な男」呼ばわりしてきます。 それに 少々イラついた和真は、 さとみに一片の望みもないように切り捨てたことを明かすと、高梨は今度はその 「和真の優しさのなさ」を非難しつつ、 自分「だけ」がさとみに相談されていることを、 自慢げに明かしてきたのでした。 しかし、 この一連のやりとりに、和真はぐったりしてしまいます。 ただ 高梨は語学力とコネと、それについてくる実行力があり、和真は 高梨にうんざりする反面、仕事に関しては認めている部分がありました。 そして、今日も今日とて 高梨が契約をとってきて、和真は高梨を認める反面、 データ分析を全部和真に押し付けようとして来たので、それにはかなりうんざりしていた和真。 しかし、 とりあえず忙しくなる前に飲もう、という話になった時。 和真は 高梨の手引きで、飲み会にさやかが来る事を知り、 驚愕の表情を浮かべるのでした。 にぶんのいち夫婦の最新話&話数ごとのネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。 和真が不憫すぎて、ここまで見てると逆に文が、ちょっと勝手に見えてくる不思議。 ただ、今回も含め、ここからの話はこの先の伏線だらけになりそうで、 なかなか見逃せない感じです。 \にぶんのいち夫婦【分冊版】先行配信中! / 試し読みの続きは半額で読めるのでチェック!.
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