血中酸素濃度数値が87%は危ないですか?教えてください。 ベストアンサー様に100枚お礼させていただきます。 血中酸素濃度が85~87でした。 この数値は大丈夫でしょうか?これについて御回答お願いいたします。 先日、呼吸器官に疾患があるので薬をもらいに行ったら問診と合わせて血圧と血中酸素濃度 検査で指に器具をクリップみたいにはめていたから間違いないと思います やら行いました。 問診担当してくれた看護師さんから『血中酸素濃度が低いね。 息苦しくない?指先ひえてるのかな?』と言われたんです。 1回目86。 2回目 違う指 85~87をいったりきたりして87でした。 検査が終わった後、指先を看護師さんが触ったんですが、『冷えてないね。 大丈夫?』って聞いてきました。 冷え性ですがその時の指先は温かかったです。 私はその時『???、息苦しくないけど…』で、血中酸素濃度のこと知らなかったので、 ネットで少し調べてみると90%以下だと呼吸困難と書いてあるのもあって心配です。 その後、レントゲンで白い影が見つかりCTも撮りました。 幸いその白い影は問題なかったみたいですが、黒い点々がCTで見つかり所々の肺胞が弱っていると言ってました。 でも大丈夫だそうです。 医療機関は地域の内科病院です。 どなたかお知恵をお貸し下さい。 呼吸器官の疾患は喘息 アレルギータイプ です。
次の鼻・口から吸い込んだ酸素が血液中のヘモグロビンと結合し、全身に運ばれることによって、人間の生命は保たれています。 しかし血液中の酸素量が一定レベルを下回ると、立ちくらみ・めまい・卒倒などの症状が起き、最悪の場合生命の危険すらありえます。 これらによって倒れた患者を即救急車で病院へ送るか、保健室での応急手当てで十分かを判断する目安が「血中酸素量」なのです。 発光部分は赤色光と赤外光を発し、これらの光が指先を透過したものをセンサーで測定します。 血液中のヘモグロビンは酸素との結合の有無により赤色光と赤外光の吸収程度が異なるので、センサーで透過光を測定して分析することによりSpO2を測定することができます。 (透過光全体のうち動脈血を透過したものと静脈血や軟部組織を透過したものの区別は、拍動のある成分が動脈血によるものであることを利用します。 ) また、拍動のある成分より脈拍数も測定できます。 「正常な血中酸素濃度」の目安は? 健常者のSpO2 注 は96~99%です。 しかし、肺や循環器に慢性の疾患を持ってあられる方が風邪や肺炎を起こすと、急激にSpO2が下がることがあります。 一般に、SpO2が90%を切れば(急性)呼吸不全と判断されますが、90%にまで下がっていなくとも平常のSpO2から3%-4%の下降をすれば何らかの急性の疾患を引き起こしている可能性があります。 状態安定時より3~5%以上低いか、または、90%を下回る場合は速やかにかかりつけ医に報告するべし。 (注)血中酸素量を著す値です。 当製品のモニター部分にも表示されます。
次の肺はスポンジのような臓器で、小さな袋状の構造( 肺胞 はいほう)の中に呼吸によって空気を取り込んでいます。 病原体 びょうげんたいが原因の肺炎では、主にこの小さな袋の中身に病気がおこります。 それに対して、主に袋の入れ物の部分に病気がおこるのが 間質性肺炎 かんしつせいはいえんです。 原因はさまざまで、アレルギー、リウマチ・膠原病、職業性(粉じん吸入によるじん肺)、薬剤性、感染症などですが、原因不明なものも多くみられ「 特発性 とくはつせい」と呼ばれています。 症状は、せき、からだを動かしたときの息切れで発症することが多いですが、無症状でレントゲンやCTなどで発見される場合もあります。 慢性経過の 間質性肺炎 かんしつせいはいえんで頻度が高いもの ・ 特発性間質性肺炎 とくはつせいかんしつせいはいえん ・ 慢性過敏性肺炎 まんせいかびんせいはいえん ・ 膠原病 こうげんびょう・ 血管炎 けっかんえんに伴う 間質性肺炎 かんしつせいはいえん 特発性肺線維症 とくはつせいはいせんいしょう 特発性間質性肺炎 とくはつせいかんしつせいはいえんに含まれる病気のなかで最も多い 診断のためには、画像検査、血液検査、 気管支内視鏡 きかんしないしきょうによる 気管支肺胞 きかんしはいほう 洗浄 せんじょうや 肺生検 はいせいけん、 外科的 げかてき 肺生検 はいせいけん(手術的に検査を行うこと、治療ではありません)などが行われます。 病状の把握には、症状の評価のほか、 血中酸素濃度 けっちゅうさんそのうど、6分間歩行試験(歩く間の血液中の酸素の濃度変化を観察すること)、画像検査、 間質性肺炎 かんしつせいはいえんマーカー(目安)とされるKL-6やSP-Dなどの血液検査、肺活量などの呼吸機能検査などの各種検査を行います。 当院での 間質性肺炎 かんしつせいはいえんの治療 間質性肺炎 かんしつせいはいえんの治療薬 抗炎症薬 こうえんしょうやくか 抗線維化薬 こうせんいかやくのどちらかを病気にあわせて使用します。 状況によっては両者を併用することもあります。 栄養療法 在宅酸素療法 特に体を動かしたときに血液中の酸素が不足しやすいこと、心臓への負担を減らすことなどを目的に酸素療法を行います。 治療には慢性の 間質性肺炎 かんしつせいはいえんの場合、ステロイドホルモン、 免疫抑制薬 めんえきよくせいやく、 抗線維化薬 こうせんいかやくなどが使用されます。 間質性肺炎 かんしつせいはいえんの種類や患者さんの状況に応じて複数の薬を組み合わせて治療することもあります。 薬物療法のみで治療が困難な状況でも、呼吸リハビリテーションや酸素吸入療法など症状に合わせた治療を行います。 進行が非常にゆっくりしたものでは、経過観察のみで治療を行わない場合もあります。 急性、慢性を問わず、原因がわかった場合はできる限り原因を避ける(例:薬剤性では薬の中止)ことが重要です。 喫煙をしている方や 受動喫煙 じゅどうきつえん(他の人がすっているタバコの煙を吸ってしまうこと)は 間質性肺炎 かんしつせいはいえんに悪影響を与えるため禁煙が望まれます。 原因がわからない 特発性間質性肺炎 とくはつせいかんしつせいはいえんは国の難病に指定されており、決められた条件を満たせば医療費の助成が受けられます。 申請や療養費用等についてご心配の点があれば、医療福祉相談室が随時ご相談を承っておりますので、ご相談ください。 経過は急性のものでは、治療などで一旦改善すると再発しないものも多いですが、慢性の 間質性肺炎 かんしつせいはいえんでは長期に病気と付き合っていく必要があることが多いです。 当院では1年間に 間質性肺炎 かんしつせいはいえんで入院治療を受ける患者さんは約150名です。 診断では主に内科、放射線科が合同で検討し、治療も内科に加え、呼吸リハビリテーションなど各専門科が協同で診療にあたっています。
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