今回のテーマは、「ゴルゴ線・ゴルゴラインにおすすめのマッサージ」です。 の千野 真寿美 先生にインタビューさせていただきました。 ゴルゴ線は、目元から斜めに入るラインのことをいい、漫画の『ゴルゴ13』の主人公に同じようなラインがあることからそう呼ばれています。 そこには元々、顔の筋肉の溝があり、たるみなどによってそれが目立つようになってゴルゴ線も表れるといいます。 そのゴルゴ線を消すには、マッサージでデコルテ周りから顔の筋肉をゆるめてめぐりを良くすることも効果的だそうです。 それによって、たるみなどの改善にもつながります。 そのマッサージの方法などを、千野先生に教えていただきました。 目次 ・ゴルゴ線は筋肉・肌・脂肪のたるみなどで起こる ・加齢で筋肉や肌の衰えが進む ・眼精疲労からもたるみやむくみが起こる ・スキンケアでの保湿不足や紫外線も原因に ・デコルテ周りのコリがゴルゴ線につながることも ・姿勢の悪さも顔のたるみを引き起こす ・まずは鎖骨のラインをマッサージして流す ・フェイスラインの筋肉をゆるめていく ・目周りの筋肉をゆるめて眼精疲労をケアする ・最後は頬のケアで筋肉をトレーニングする ・ゴルゴ線にはスキンケアでの保湿も大事 ・甘酒などからアミノ酸とビタミンCを摂るのもおすすめ ・ゴルゴ線を消すにはサロンケアもおすすめ ゴルゴ線・ゴルゴラインの原因 ゴルゴ線・ゴルゴラインは、 目の下から斜めに入るラインのことをいいます。 そのラインは、シワとは別ものになります。 ゴルゴ線の入る場所には元々、お顔の筋肉の溝があります。 その溝がみえるようになることで、ゴルゴ線が表れます。 ですので小さなお子様にも、ゴルゴ線がみえている子もいます。 そうした子どものころのゴルゴ線は、かわいらしい印象があります。 それに対して大人になってからのゴルゴ線は、やはり 老け顔の印象が強くなってしまいます。 よく「人は上を向くと10歳若返る」といいます。 それは、お顔を上げることでゴルゴ線がみえづらくなることも理由にあるでしょう。 ゴルゴ線は筋肉・肌・脂肪のたるみなどで起こる 目の下の溝が目立ってきてゴルゴ線が出るのは、主に お顔の筋肉のたるみ・お肌の弾力の低下・脂肪の弾力の低下によるところが大きいです。 顔の筋肉のたるみ まずお顔のたるみについてですが、 頬の筋肉が衰えてくると垂れ落ちてきます。 それによって、目の下の溝がみえやすくなってゴルゴ線にもつながります。 ですのでお顔の筋肉を鍛えることは、ゴルゴ線の予防や改善に効果的です。 肌の弾力の低下 次は、お肌の弾力の低下についてです。 頬のお肌の弾力が低下してくると、やはりお肌のたるみも起こりやすくなります。 そうして目の下の溝がみえやすくなると、ゴルゴ線にもつながります。 脂肪の弾力の低下 最後は、脂肪の弾力の低下についてです。 脂肪は肥満の原因になるので、あまりいいイメージをお持ちではないかもしれません。 ただ、目の下のふっくらとした感じには必要なものです。 実際美容クリニックでは、目の下に脂肪を注入するような施術もありますね。 その脂肪にも弾力があります。 ですので、 脂肪の弾力がなくなってくることによっても、お顔のたるみにつながりゴルゴ線の原因になります。 加齢で筋肉や肌の衰えが進む ゴルゴ線の原因としては、まずは 年齢が挙げられます。 年をとるにつれて、お顔の筋肉の衰えも進みます。 それに、お肌や脂肪の弾力もなくなってきます。 実際サロンのお客様をみていると、30代後半あたりからゴルゴ線のうっすらと出てくる方が増えてきます。 そのラインが年齢を重ねるごとにくっきりと表れてきて、40代になるとゴルゴ線を気にされる方が出てくる印象です。 眼精疲労からもたるみやむくみが起こる 現代社会はスマホやパソコンなどで、 目が疲れやすい環境にあります。 眼精疲労は、目の周りの筋肉もこわばってしまい、リンパ(体内の老廃物を回収して排出している器官)の流れも悪くなりやすいです。 そうすると 目周りに老廃物がたまって、たるみやむくみも起きやすくなります。 そのたるみなどによって、目の下の溝もみえやすくなってゴルゴ線にもつながります。 ですので、眼精疲労もゴルゴ線の原因になるといえます。 スキンケアでの保湿不足や紫外線も原因に お肌の弾力の低下という点では、 お肌の乾燥にも気を付けていただきたいです。 スキンケアでの保湿が不足していたりしてお肌が乾燥していると、ハリもなくなります。 それから お肌の衰えを進めるいちばんの原因は、紫外線です。 紫外線はコラーゲン(皮膚の弾力成分)にもダメージを与えて、お肌の弾力の低下にもつながります。 ですので、紫外線対策を行わずに外出することはできるだけ避けるようにしましょう。 デコルテ周りのコリがゴルゴ線につながることも ゴルゴ線の原因は、お顔にだけあるわけではありません。 例えば デコルテ周りの筋肉が硬くなっていることによって、ゴルゴ線につながるケースもあります。 筋肉は全身でつながっているため、どこかが硬くなると、周りの筋肉もそのコリに引っ張られてしまいます。 特にデコルテ周りの筋肉は、お顔にも影響を与えやすいです。 そこの筋肉が硬くなっていると、お顔の筋肉まで引っ張ってしまいたるみを引き起こして、ゴルゴ線の原因にもなります。 ちなみにそれは、肩こりなどにもいえることです。 姿勢の悪さも顔のたるみを引き起こす 後は、 姿勢によるお顔への影響もあります。 特に現代社会ではスマホなどの影響もあり、下向きの姿勢で猫背になっている方が多くいらっしゃいます。 そうした下向きの姿勢は、 まぶたが下を向いたままの状態になって頬もたるみやすいです。 それに首が縮んでいる状態になるので、首や肩などの筋肉が硬くなりやすいです。 先程お話したように、そうしたデコルテ周りの筋肉のコリによってもゴルゴ線が出やすくなります。 ゴルゴ線におすすめのマッサージ方法 ゴルゴ線・ゴルゴラインには、 マッサージでデコルテ周りからお顔の筋肉をゆるめて、それら全体のめぐりを良くしてあげることもおすすめです。 それによって老廃物を流すことができ、たるみやむくみの改善にもつながります。 マッサージは、 特にお風呂で行っていただくのがおすすめです。 お風呂は、身体が温まって筋肉もゆるみやすい状態になっているので、そのときにマッサージを行うことで効果をより高められます。 まずは鎖骨のラインをマッサージして流す マッサージはまず、デコルテの鎖骨のラインにそって、 中指と薬指でクルクルと回しながら優しく押していきます。 そして、手をそのまま脇のほうまで移動して、鎖骨と腕の付け根あたりにある鎖骨の端に親指を置いてクルクルと回してあげましょう。 【編集部補足】鎖骨マッサージについて 鎖骨には全身のリンパの出口があり、顔のリンパも耳の下を通って首から鎖骨へと流れていきます。 そのためフェイスマッサージも鎖骨から始め、まずはそのリンパの出口を流して、デコルテ周りの筋肉もゆるめてあげるのがおすすめです。 (アロマサロン経営者 杉山 佳織 先生) フェイスラインの筋肉をゆるめていく 次はフェイスラインにそって、 顎(あご)から耳下腺(じかせん・耳の下)のほうまで指で頭蓋骨をつかむようにして、お顔の筋肉をゆるめていきます。 まずは、顎を3秒くらい押してあげましょう。 そうしたら耳のほうに少し移動して、同じように圧をかけます。 それを、フェイスラインにそって全部で4ヶ所くらいで行います。 このマッサージは、親指でフェイスラインの骨をつかむようにすると行いやすいですよ。 目周りの筋肉をゆるめて眼精疲労をケアする 次は、 目周りの筋肉をマッサージでほぐしていきます。 先程もお話しましたが、眼精疲労もゴルゴ線の原因になります。 ですので目周りの筋肉をほぐしてあげることも、ゴルゴ線にはおすすめです。 それには、 目周りのくぼみを骨の境(さかい)にそって指で優しく押していきます。 マッサージはまず、上まぶたからスタートします。 骨のキワにそって、 親指で上のほうに優しく押してあげましょう。 そうしたら次は、目の下に移ります。 目の下は、中指を使って下のほうに押していってあげましょう。 そうして目周りをひと回りマッサージしたら、次は、 眉頭(まゆがしら・眉の内側の場所)から眉尻(まゆじり・眉の外側の場所)に向かって指先で螺旋(らせん)を描くようにマッサージします。 最後は頬のケアで筋肉をトレーニングする マッサージの最後は、 頬骨(きょうこつ)を親指で押し上げながら口を開閉します。 そうして口を開閉することで、お顔の筋肉をゆるめるだけではなくトレーニングにもつながります。 それを、 頬骨のラインにそって小鼻から耳のほうまで移動しながら、全部で5ヶ所ぐらい行いましょう。 【編集部まとめ】ゴルゴ線マッサージの方法 千野先生に教えていただいたゴルゴ線におすすめのマッサージ方法をまとめます。 鎖骨のラインにそって中指と薬指でクルクルと回しながら押していく 2. 鎖骨の端を親指でクルクルと回しながら押していく 3. フェイスラインの骨を指でつかむようにして顎から耳下のほうに移動していく 4. 上まぶたの骨のキワにそって親指で上のほうに押していく 5. 下まぶたの骨のキワにそって中指で下のほうに押していく 6. 眉頭から眉尻のほうに指で螺旋を描くように流す 7. 頬骨を親指で押し上げながら口を開閉する• 3分で顔がキュッと引き上がる!プロも驚いた装着型の美顔器! ヤーマン メディリフト 顔が締まって引き上がり、ほうれい線も薄くなって「なくなった!」と驚き!(エステサロン ロータスロータス 尾本 広美 先生) ヤーマン メディリフト 顔が締まって引き上がり、ほうれい線も薄くなって「なくなった!」と驚き!(エステサロン ロータスロータス 尾本 広美 先生)• ゴルゴ線を消す方法 ゴルゴ線にはスキンケアでの保湿も大事 先程もお話しましたが、お肌が乾燥していると弾力もなくなってしまいます。 ですのでゴルゴ線には、 スキンケアでしっかり保湿してあげることも大切です。 ちなみにゴルゴ線には、 「アミノ酸」と「ビタミンC」などの美容成分が特におすすめです。 アミノ酸は保湿力が高いですし、お肌の細胞を構成する要素でもあります。 ビタミンCは、肌代謝に役立ちます。 そしてどちらも、お肌の弾力成分であるコラーゲンの生成に必要なものです。 甘酒などからアミノ酸とビタミンCを摂るのもおすすめ アミノ酸とビタミンCは、スキンケア化粧品などで外側から補うだけでなく、 食べ物で身体の内側からも補っていただきたいです。 それに特におすすめなのが、 麹から手作りする甘酒です。 実際私自身も、毎晩寝る前に手作りの甘酒を飲むようにしています。 甘酒は、アミノ酸のバランスのいい発酵食品です。。 それに作り方も簡単で、炊飯器で手軽に作ることができます。 手作りした甘酒は、そのままいただいてもいいですし、ミキサーにかけたり網で濾(こ)したりしてからお湯で割って飲んでもおいしいです。 それに、砂糖代わりにヨーグルトなどに入れることもできます。 甘酒以外では、 鮭とフルーツの食べ合わせもおすすめです。 鮭はアミノ酸が豊富で、フルーツにはビタミンCがたくさん含まれています。 ですのでその食べ合わせで、アミノ酸とビタミンCの両方の栄養を摂ることができます。 【編集部まとめ】甘酒の作り方 千野先生には、炊飯器で手作りする甘酒のレシピを教えていただいたのでご紹介します。 米麹と水をまぜ炊飯器に入れます。 炊飯器のふたを開けたまま、ぬれ布巾をかけて軽くふたをする。 このときにふたを完全に閉めてしまうと、温度が上がりすぎて発酵しなくなります。 そのため、さい箸(ばし)などをかませてから重しをして、ふたが少し空いた状態にしましょう。 「保温」のスイッチを入れます。 4~5時間が経ったら混ぜて、発酵していれば出来上がりです。 まだ発酵していなければ、あと2時間ぐらい保温しましょう。 ゴルゴ線を消すにはサロンケアもおすすめ ちなみに当サロンの施術では、「ラジオ波」や「ハーブピーリング」などがゴルゴ線にはおすすめです。 お肌のハリを整えるには、繊維芽細胞(せんいがさいぼう・コラーゲンやヒアルロン酸といった成分を生成する細胞)を働かせることが大切です。 ただ繊維芽細胞は、年をとるにつれて働きが低下して、コラーゲンなどの生成量も減っていきます。 そこで、ラジオ波の超音波でお肌の中から温めてあげることで、ヒートプロテインショック作用によって線維芽細胞にアプローチすることができます。 またハーブピーリングは、ハーブをお肌にすりこんでいくことで、ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)を整えことができる施術です。 それによってお肌の弾力も出るようになります。 (エステ経営者 土生 美保 先生) ゴルゴ線を消すのにおすすめの美顔器 「キレイの先生」編集部です、ここまでが千野先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。 ゴルゴ線を消すには、美顔器も手軽に顔の筋肉のトレーニングが行えてめぐりの改善にも役立つのでおすすめです。 エステ経営者が3分で美顔器の小顔効果を実感 「3分装着するだけでほうれい線が薄くなって驚き(笑)、顔のリフトアップ感がすごい!」 エステサロン経営者がそう話したのが、美顔器の「 メディリフト」です。 メディリフトは、美容家電メーカーのヤーマンが新発想で開発した装着するだけのウェアラブル美顔器です。 フェイシャルエステサロン ロータスロータスの尾本 広美 先生の感想をご紹介します。 (PR) まとめ ゴルゴ線が出る場所には元々、筋肉の溝があります。 その溝がたるみなどによって目立つようになり、ゴルゴ線も起こります。 そのためゴルゴ線を消すには、マッサージでデコルテ周りから顔の筋肉をゆるめて、めぐりを良くしてあげることが効果的です。 それによって、たるみなどの改善にもつながります。 ゴルゴ線は老け顔の印象を強めてしまうので、千野先生の教えていただいたマッサージをセルフケアに取り入れるのもおすすめですよ。
次のゴルゴ線 原因・ケアなど、ゴルゴ線に関するアンチエイジング情報をお届けします。 ゴルゴ線ができる原因 ゴルゴ線とは、目の下から頬の中央を横切るしわのことで、漫画『ゴルゴ13』の主人公の顔にゴルゴ線がハッキリ描かれていることから、その名称がつけられたようです。 正式にはミッドチークラインと呼ばれています。 このゴルゴ線は、 肌の弾力が衰えた結果、頬の皮膚や筋肉がたるんで脂肪が下がってくることが原因で発生します。 皮膚のたるみ具合が増してくると、つなぎ留めになっている(スジ)のところにへこみが生まれ、顔に現れてくるのです。 ほうれい線やマリオネット線と同様、 加齢による肌の保湿機能の低下や乾燥がゴルゴ線を深める大きな要因のひとつです。 目の下の脂肪が少ない人や、目を酷使してクマができやすい人、目が大きい人、パソコン作業の多い人にできやすい線です。 ゴルゴ線のケアはどうしたらいい? ゴルゴ線は、同じ頬にできるほうれい線と比べ、リフトアップの効果がなかなか出づらい場合もあります。 そのため、日ごろからのケアが大切です。 そこで、家でもできる簡単ケアを3つご紹介します。 1 指で頬の筋肉をマッサージ! ニッコリとほほ笑みながら、握った手の指を頬にを沿わせてマッサージをしましょう。 痛気持ちいいくらいの強さがベストです。 マッサージをすることで、血流が改善され、頬付近の老廃物を流してくれます。 2 耳を引っ張って回す! 耳を軽く外に引っ張り、時計回しを5回、反対回しを5回しましょう。 眼輪筋を引き上げる効果があり、耳を回すだけでも目元がキリッします。 ゴルゴ線が深く長くなる原因のひとつであるコリがほぐされ、眼精疲労の解消にも効果的です。 ゴルゴ線におすすめの化粧品はこれ! ゴルゴ線対策には、肌にハリを与えてくれる化粧品がイチオシです! 肌のたるみをおさえ、ハリや弾力を回復させてくれるコンドロイチンやコラーゲン、ヒアルロン酸などの成分が効果的。 また、エイジングケアに力を入れている製品もおすすめ。
次のゴルゴ線リセット対策開始から2週間後 目頭の下から斜め下に伸びる線は「 ゴルゴ線(ゴルゴライン)」または「 ミッドチークライン」などと呼ばれています。 ゴルゴ線が目立つと、疲れ顔、老け見え顔になるのが特徴です。 気になり始めた方は、早めの対処をおすすめします。 ゴルゴ線ができる主な原因 1 表情筋の衰えによる頬のたるみ 顔には約60種類の表情筋があり、さまざまな表情をつくりだしています。 表情筋は頭蓋骨の上に筋肉があり、皮膚で覆われています。 そのため、表情筋が衰えると、下垂して顔全体がたるんで見えます。 ゴルゴ線は 目まわり・頬の筋肉(下眼瞼筋・大頬骨筋・小頬骨筋)の衰えが関係しています。 表情筋が衰えやすい生活習慣 「パソコンやスマートフォンを長時間使用する」「あまり会話をしない」「笑わない」「無表情でいることが多い」など、表情筋を動かす時間が少ない人は、筋力が低下するだけでなく、血液やリンパの流れも悪くなり、肌の新陳代謝も低下して、くすみ・ムクミを生じやすくなります。 そのため、こういった生活習慣には注意が必要です。 2 加齢による真皮の弾力低下 肌のハリ・弾力は、真皮を支えるコラーゲンやエラスチン、新しい線維を生み出す線維芽(せんいが)細胞がカギをにぎっています。 真皮全体の約70%をコラーゲン線維が占めています。 年齢とともに、新陳代謝リズムが低下し、線維芽細胞が減り、新しい元気な細胞を生み出す力が衰えて、ハリ・弾力が低下します。 また、 紫外線や酸化、糖化などの影響も、真皮線維の変性や弾力の低下を招きます。 そのため皮膚表面を支えきれなくなり、シワやたるみといったエイジングサインが現れます。 3 脂肪の下垂 皮下脂肪も、年齢とともに代謝機能が衰えると肥大化し、ハリのなくなった皮膚の部分にムクミと共に蓄積しやすくなり、ゴルゴ線を目立たせます。 4 表情グセ 鼻まわりにシワを寄せて笑うクセがある人は要注意! 笑った時に目頭の下あたりにくぼみができている人は日々の表情グセでゴルゴ線を刻む恐れがあるため、気をつけましょう。 ゴルゴ線をリセットする簡単マッサージ ゴルゴ線ができている方に多いのが、 顔のコワバリ、頬まわりのコリです。 対策としては、表情筋をほぐしてゴルゴ線の予防とリセットを促す簡単マッサージが効果的です。 とても簡単なので、顔に疲れを感じたらぜひ行ってみてください。 1 緩める 表情筋の緊張やコワバリをやさしくほぐして緩めます。 両手指先を揃えて薬指の腹が鼻の横にあたる位置に置きます。 指をピタっと肌に密着させたまま、筋肉をほぐすように内側から円を描くようにゆっくりと動かします。 2 コリほぐし よりピンポイントに顔のコリをほぐしていきます。 両手の人差し指の第二関節を曲げ、ゴルゴ線まわりにゆっくりと10秒位圧をかけて、コリをほぐします。 ゴルゴ線をリセットする顔ヨガ3つ 1 頬のたるみを上げる「キングスマイル」 頬の筋肉を鍛えて、頬のたるみを予防します。 (1)まず、下唇を巻き込み、あごを出します。 (2)(1)のまま、目線を上にして、10秒キープします。 (3)(2)のとき、頬に指を添えて持ち上げるようにして筋肉を意識すると、頰の高さがキープできます。 2 頬の筋肉を鍛える「マントヒヒの顔」 頬と目まわりを同時に鍛えるポーズです。 (1)頬に4本の指を横に揃えてあてます。 (2)唇を歯に巻きつけて、ゆっくり眩しい顔をするように目を細め、指で頬の筋肉が動いているのを感じます。 3 目のまわりのたるみを上げる「デカ目プッシュ」 パソコンやスマホなどで疲れ目を感じたら、目まわりの疲れをリセットしましょう。 同時に目元の眼輪筋を鍛えられるポーズです。 (1)目をパッチリ大きく開けます。 (2)まぶたで眼球をギューっと押して目の奥の筋肉を刺激します。 肌のハリを取り戻すための対処法 1 スキンケア 肌の乾燥は、エイジングを招く最大の原因になります。 保湿を一番に心がけ、肌を乾燥させないことが、ハリを保つポイントになります。 化粧水、乳液、美容液などで十分にケアを行い、うるおいのある肌は、日焼けの影響も受けにくく、バリア機能も保たれます。 2 紫外線対策 紫外線対策は、一年を通して欠かさないようにしましょう。 ハリを低下させる原因となる紫外線A波は、一年中ジワジワと降り注いでいます。 休日に外出をしない時も、窓越しの紫外線で「うっかり日焼け」をするため、 家にいる日もUVケアを忘れないようにしましょう。 3 睡眠 質のいい睡眠は美肌を育てます。 入浴や、寝る前の軽いストレッチ、頭皮マッサージ、アロマなどでリラックスして、 心地よい空間で良質の睡眠をとるよう心がけましょう。 4 食事 日ごろ食べているもので、身体や肌はつくられます。 良質なタンパク質(アミノ酸)、ビタミンA、C、E、イソフラボンなどをバランスよく摂取して、身体の中からも若々しくハリのある肌を目指しましょう。 肌のハリを取り戻す化粧品の選び方 抗酸化作用の高い美容成分が配合された化粧品を選びましょう。 シワ・たるみの原因となる活性酸素を除去する働きが期待できる「 アスタキサンチン」「イブキトラノオ根エキス」、ハリを高める「 プロテオグリカン」などが注目の美容成分です。 iP ショット/コスメデコルテ 筆者が発売当初から愛用し、手放せない美容液が、イブキトラノオ根エキス配合などのiP-Solutionを採用した「iP ショット」です。 最先端の細胞研究から着想を得て開発された、乾燥による小ジワへのアプローチ成分iP-Solutionにより、肌の奥からふっくら持ち上げるような使用感が得られるので、シワの気になる部分やハリを出したい部分には欠かせないアイテムです。 (20g 税抜価格10,000円) にっくきゴルゴ線ですが、30代、40代でも諦めずに表情筋トレーニングや肌の弾力ケアを頑張れば、リセットは可能です。 まずはひとつでもできることからコツコツと習慣化することで、未来の顔は変わります。 今、やるか、やらないかが、5年後・10年後の顔が大きく変化する分かれ道かもしれません。 美しい50代を迎えるためにも「今」が大切です!.
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