無料で借りる モノやお金を無料で借りるときの英語は「borrow」を使います。 「borrow」は、移動可能なものを借りるときに使う英語なので、「アパートを借りる」や「電話をかりる」というような移動不能なものを借りるときは使えません。 Can I borrow your umbrella? 傘を借りてもいいですか。 I borrowed this book from the library. 私は、この本を図書館で借りました。 アメリカ英語では、図書館で本を借りるときに「check out」を使うこともできます。 The city library allows you to check out three books at a time. 市立図書館では、一度に3冊まで借りることができます。 「rent」には「貸す」と「借りる」の両方の意味があるので注意が必要です。 「貸す」の英語については、『』で説明しています。 I rented a car to drive to Billy's house. 私は、ビリーの家に行くために自動車を借りました。 「rent out」と言うと「貸す」という意味だけになります。 The landlady decided to rent out the rooms to Chinese students. 大家さん(女性)は、部屋を中国人の学生に貸すことに決めました。 「lease」には「貸す」と「借りる」の両方の意味があるので注意が必要です。 The company decided to lease computer equipment. 会社は、コンピューター装置をリースすることに決めました。 「lease out」と言えば「貸す」という意味だけを表現できます。 The first floor of the building is leased out to a convenience store. ビルの1階はコンビニにリースされています。 「rent」と「lease」の違い 「rent」と「lease」は、どちらも有償で借りる(貸す)という意味ですが、「rent」は期間を決めずに貸すのに対して、「lease」は、半年、1年など期間を決めて借りる(貸す)という意味があります。 一時的に人や物を借りる 短期間、有料で借りるという意味の英語には「hire」もあります。 「hire」は、お金を払って一時的に人やモノを借りるというイメージです。 We hired a car and drove to Hokkaido. 自動車を借りて北海道まで運転して行きました。 You should hire a lawyer to handle the case. その事件を処理するには弁護士を雇った方がいいですよ。 「rent」と「hire」の違い アメリカ英語では、「rent」は主に、物(自動車、家、道具など)を借りるときに使うのに対して、「hire」は主に、人やサービスを借りるときに使われます。 イギリス英語では、物を借りるときにも「hire」を使いますが、家やアパートを借りるときは「rent」を使います。 このページに掲載しているような英語を自由に話せるようになる勉強法をで説明しています。 正しい勉強法で学んで、最短で英語を身に付けてください。 船や飛行機を借りる 船や飛行機、バスなどの乗り物を有料で借りるときの英語は「charter」です。 特に、特定の目的をもって団体で移動するために借りるというニュアンスがあります。 日本語でも「チャーターする」という言葉を使うことがありますよね。 My husband chartered a boat to go to small islands. 夫は、小さな島に行くために船を借りました。 The movie director has chartered a plane to take actors to Guam. 映画監督は、俳優達をグアムに連れて行くために飛行機を借りました。 お金を借りている お金を借りている状態を表す英語は「owe」です。 I owe my wife 50,000 yen. 私は妻に50,000円借りています。 How much do I owe you for dinner? 夕食代にいくら借りがありますか。 (私が支払う分はいくらですか) 「owe」は、お金だけでなく、何かしてもらったときなどの「借り」についても使うことができます。 I owe you one. 1つ借りができたね。 その他の表現 「借りる」という言葉を使う日常表現や慣用句は英語でどう言えばいいかを紹介します。 使わせてもらう Can I use the telephone? 電話を借りてもいいですか。 トイレを借りてもいいですか。 知恵を借りる I'd like to pick your brains about computers. コンピューターについて知恵を借りたいのですが。 手を貸してもらえますか。 May I ask you a favor? お願いしてもいいですか。 胸を借りる I was given a workout by the former champion. 私は、前チャンピオンに胸を借りました。 正しく言葉を使い分けることで、外国人との英会話で不要なトラブルを避けることができます。 自由に英語を話せるようになる勉強法 このページで紹介したような英文は、必要に応じて単語を入れ替えるとすぐに英会話で使うことができます。 でも、それだけでは自由に英語を話せるようにはなりません。 自由に英語で話せるようになるには、そのための専用の勉強が必要です。 言いたいことを自由に言えるようになる勉強法については、無料メールマガジンで説明しています。 以下のページから無料で登録して、不要になればいつでも解除できます。
次の日常の会話の中で、「サイズの大きい・小さい」や「量の多い・少ない」を表現することは、わりとよくあります。 「この家は、前住んでいた家より大きい」とか、「あっちのより、こっちの袋の方が多く入っている」のように、何かと比較して言うことはとても多いです。 このように、物のサイズや量を表す時、 何かと比べることはよくあります。 すでに私達が知っている物と比較することで、その大きさや量をより正確に表現することができます。 ところで、英語でこのような言い方ができますか? いざとなると、なかなかパッと出てこないのではないでしょうか。 私自身も、オーストラリアに来てから色んな英語の言い方を覚えてきましたが、意外と「大きさや量に関する英語表現」を日本では学んでこなかったことに気づきました。 というわけで今回は、 「~より大きい・小さい」「~より多い・少ない」に関する英語表現をまとめたいと思います。 I want a bigger one than this. これより大きいのが欲しいです。 I used to live in a larger city than Perth. 私は以前、パースよりも大きな都市に住んでいた。 日本の中学校で 「比較級」という文法を教わったなー、と、覚えている方も多いかと思います。 ここで説明している、 「~より大きい」「~より小さい」も、まさに同じ! ここでは、比較級の文法については詳しく説明はしませんが、おさらいしたい場合は「英語 比較級」でググってみてください。 また、形容詞に -er を付ける時のルールや、代わりにmore を付ける場合、などの詳しい解説については、Cambridge dictionary の以下のページが参考になるので、リンクを貼っておきます。 ちなみに、「比較級の形容詞」は comparative adjective、「最上級の形容詞」は superlative adjective と言います。 ) 「~より多い」「~より少ない」量を比べる時は? では、「~より多い・少ない」という「量」を比較する場合は、どう言えばいいでしょうか? 量の「多い・少ない」が 「~より多い・少ない」と比較級に変わると、形容詞は以下のように変わります。 地球の表面には、陸より水が多い(陸より多い水がある)。 We have more international students than last year. 我々の学校には、昨年より多くの留学生がいる。 He earns more money than before. 彼は以前より多く稼いでいる。 Gelato has less fat than ice cream. ジェラードはアイスクリームより脂肪が少ない。 There were fewer items in the shop than last time. お店にある商品は、前回よりも少なかった。 We had fewer customers than we expected. 我々が予想したよりも顧客が少なかった。 また、 than を省略して、漠然と「もっと多くの・もっと少ない」のように言うこともできます。 例文) This game needs more than 6 people. このゲームは6人より多い人数が必要だ。 It will take more than 2 hours to get there. そこへ行くには2時間以上(より多く)かかるだろう。 Fewer than 3 in 10 students passed the exam. その試験に合格したのは、10人中3人未満だった。 実は、この辺りのルールを細かく追及すると、英語ネイティブの間でも議論が分かれるほど複雑なようです……。 ただ、基本的には以下のルールになっているようなので、覚えておくとよいでしょう。 【 less than 】 「数えられない名詞」の他、「お金」「計測の数字」「時間」などに対して使われる。 less than 3 years• less than 40 dollars• less than 10 kilometers• less than 50 kilograms など 【 fewer than 】 「数えられる名詞」に使われる。 fewer than 12 children• fewer than 3 boxes など より詳しく知りたい方は、Oxfordの以下の解説をお読みください。 おまけ)算数・数学の「大なり」「小なり」 算数・数学の場面では、数値を比較して述べることがよくあります。 この、数学における数値の比較(等号不等号)の英語での読み方は、以下のページが参考になります。 興味ある方は見てみてください。 この「倍」を英語で言う時は、以下の表現があります。 たとえば、ある場所の面積が、• 5 times as large as Area B. 例文) The display of the new model will be about 15 percent larger than the current VX-3. 例文) Households in the metropolitan area spend about 30 percent more than the average households. 首都圏エリアの家庭は、平均に比べて出費が約30%多い。 特に、less と fewer の使い分けについては、悩んでしまいます。 ただ、日常会話で使う分には、あまり厳密に気にする必要もないと思います。 もちろん、ちゃんと使い分けられればそれが一番よいですが……。 こうした、大きさや量、数値の「割合」を比べる英語表現は、もちろんさまざまなバリエーションがありますが、最も基本的な表現を今回は紹介しました。 まず定番の言い方を一つ覚えて、少しずつ違った表現のパターンを覚えていくとよいです。 大きさや量を比較した言い方は、何気ないものですが、英語の会話力や表現力を高めるためにも役に立つと思います!.
次の記事の目次• 「big」「large」「great」の違い 各言葉の使い方を見ていく前に、それらの違いについて大まかに確認しておきましょう。 「大きい」に込める気持ちが主観的か客観的かで、以下のように区別することができます。 そして、大きさを表すことができる対象にも違いがあります。 何か基準があって「大きい」というより、 個人の感情で「これは大きい」と感じてる時の言葉です。 Your house is big! (お前の家、デカいな!) この場合、一般的な家の大きさや周りの家と比較して「大きい」と判断しているというより、 個人的な感覚で「大きい」と感じているというニュアンスが強いです。 Max is a big man. He is 190 cm tall and he weighs 100 kg. (マックスはでかいよ。 190センチで100キロもあるんだ。 ) こちらも誰かと比べてというよりも、 自分が感じた「マックスは大きい!」という気持ちを表現してる感じです。 それはこんな使い方。 I think he is a big man. (彼は偉大な人だと思うよ。 ですが、状況や話の内容によっては、こんな風に 「偉大な人」や 「大物」を意味することができるんです。 例えば、以下のよう言うことができるんです。 Tokyo is a big city. (東京は大都市だ。 ) この場合、東京という都市のサイズ、つまり面積などが大きいと言ってるわけではありません。 人口が多く、建物も多く、そして日本において政治や経済の中心であることから、都市としての 役割の規模が大きいと言えます。 他に、イベントなどの規模が大きいことを言うときにも使えます。 Is the festival in your town big? 日本語でも「大きなプレゼン」とか「大きなミス」という言い方をしますが、それらはサイズではなく、物事の 重要さあるいは 重大さを表現していますよね。 例文で見てみましょう。 Do you understand how big this presentation is? そこから、社運が掛かっているとか出世に関わるとか、それがいかに重要なプレゼンなのかということがイメージできます。 もう1つ例文を見てみましょう。 (彼は大きなミスをしたんだから、クビになっても不思議じゃないよ。 ) こちらの場合は、そのミスがとても重大な過失であることが考えられます。 「気にしないで」で済むようなミスじゃなくて、多くの人に迷惑を掛けてしまったり莫大な損害があったりするような大きなミスを指しているんですね。 一般的な基準や他の物と比較して上で「大きい」という感じですね。 Your house is large. (お前の家は大きいね。 ) この例文の場合、個人的な感覚で「大きい」と言っているのではなく、平均的な大きさの家や周りの家と比べて判断してる印象です。 Max is a large man. He is 190 cm tall and he weighs 100 kg. (マックスは大きいよ。 190センチで100キロもあるんだ。 「190センチで100キロは平均よりも大きい」という判断ですね。 数字として出される面積というのは客観的なものですよね。 Hokkaido is a large prefecture. (北海道が大きい県だよ。 ) この例文では、北海道の面積が大きいことだけを表現しています。 衝撃的だったり印象的だったり、とにかく自分にとって インパクトのある大きさを表現することができるんです。 例えば、ある家がビックリするくらい大きくて立派だと感じたら、以下のように表現することができるんです。 That house is great. (あの家は大きくて立派だよ。 そして、この使い方の場合も、ただ「偉大だ」というだけでなく、そこに 驚きや感動の気持ちを含めることができるんです。 He is a great man! いかがでしたか? 日本語では同じ「大きい」と表現することができるこれらの言葉には、それぞれ違ったニュアンスが含まれているんですね。 どれを使ってもそんなに違和感がないこと場面もありますが、内容によってはしっかりとこれらの言葉を使い分ける必要があります。 例文などを参考にしながら、少しずつ違いに慣れていきましょう!.
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