AにとってBはCだ。 ・私にとって、この作業は簡単だ。 5分でできるよ。 For me, this task is easy. I'll finish it in 5 minuits. ・犬にとって、この気温の高さは危険だ。 夜になってから散歩に行こう。 For a dog, the temperature is too high and dangerous. Let's take him for a walk in the evening. ・僕にとって君は何?答えは分からない。 分かりたくもないのさ。 For me, what are you? I don't know the answer. I don't even want to find an answer to it. Aにとっては、BはCだ。 In this case, the "は" is used to describe that "B is not C" in your opinion. ・彼にとっては、このカレーはあまり辛くないようだ。 For him, this curry is not so spicy.
次のぜひ伝えたい曲を先ほど知ってしまった。 奇しくも本日はの日。 このお題、私に表現できる気がしなかったものの、この歌は私にとってのI love youであるとしか言いようがなかった。 なので飛び入り参加、投稿時間がきっと24時をすぎる時間に書き始めてしまいました。 このnoteは私の表現というよりもこの曲に完全に乗っかって書いています。 お許しください。 *** 夕方noteを書いた後、夕飯を作ろうとダイニングキッチンに行くと、別れてもしばらく一緒に暮らしている元パートナーが泣いていた。 大泣きだった。 どうしたのと聞くと 「この曲が(心に)刺さりすぎて... 」 今流行っているらしいOfficial髭男ism(髭男)というバンドの「Pretender」。 私は意識して聞いたことは一度もなく、名前と曲は一致しなかった。 キッチンにPCを置いて、立ったまま彼女のヘッドホンを借りて、集中して聞いた。 私は彼女と基本的にすれ違っていた。 私は彼女のことが好きだった。 彼女も私のことが好きだった。 彼女のためを思ったことが受け入れられず、私も彼女の言葉を受け入れなかった。 先日別れるまで、そんな中でもしぶとく喧嘩と仲直りを繰り返し、二人の関係を信じてずっと続けてきた。 この曲を聞きながら、彼女と別れて初めて、自分のためだけではない涙がやっとこぼれた。 彼女を想って。 彼女を想っていた自分を思って。 私たちの今までのストーリーを手繰り寄せ、やっと認めることができたのかもしれない。 Official髭男dism - Pretender(作詞・作曲 藤原聡) 君とのラブストーリー それは予想通り いざ始まれば一人芝居だ ずっとそばにいたって ただの観客だ 感情のないアイムソーリー それはいつも通り 慣れてしまえば悪くはないけど 君とのロマンスは人生柄 続きはしないことを知った もっと違う設定で もっと違う関係で 出会える世界線 選べたらよかった もっと違う性格で もっと違う価値観で 愛を伝えられたらいいな そう願っても無駄だから グッバイ 君の運命の人は僕じゃない 辛いけど否めない でも離れがたいのさ その髪に触れただけで 痛いや いやでも 甘いな いやいや グッバイ それじゃ僕にとって君は何? 答えは分からない 分かりたくもないのさ たった一つ確かなことがあるとすれば 「君は綺麗だ」 (後略) Pretendとは、"偽る" "ふりをする" Pretenderとは"詐欺師" "詐称する人" 運命の人のふりを、ずっとしてきた。 私と彼女の間にはいろいろあった。 もう、ありすぎて、わけがわからない。 別れるカップルなんてだいたい... と、一絡げにまとめたくもなる。 私は彼女を幸せにできない。 彼女も私を幸せにできない。 できるできないではなく、なるならないだとか、二人で協力してなるんだとか、もう散々やった。 私なりのすべてを注いできたつもりだった。 彼女も決して諦めずに私との幸せな生活を目指してきて、ほとんど成り立ちそうで、それでもやっぱり無理だった。 二人だと成り立たない。 少なくともここから先はもう成り立たせられない。 出会える世界線 選べたらよかった もし私が、もっと器が大きかったら。 もし私が、もっと強かったら。 もし私が、もっとあなただけを見ていられたら。 それはもう別の人間だ、私ではない。 私ではだめだったんだ。 別の人と幸せになってもらうしか、もうないんだ。 喧嘩するたび「こんな人間でごめんね」と何度言っただろう。 もう、それしか言えなかった。 しかし謝ったって無駄だ、私がこんな人間であることを変えることはできない。 いや、もっとさらに頑張れば変えられるかもしれないが、私は変わりたくない。 少しは変わったこともあったかもしれない、しかしこれ以上、どうしても変わりたくないと、思ってしまっていた。 だから、私の未来に彼女はいないし、彼女の未来に私はいない。 私にとっても、彼女ではだめだった。 それでも。 彼女という生き物が素晴らしいことには変わりはなかった。 「君は綺麗だ。 」 本当に、それだけは確かだ。 私たちがどんなに想いあっても、すれ違っても、傷つけあっても、笑いあっても、私たちが続かなくても、それだけは変わらない。 ずっと綺麗だ。 月よりも、星よりも。 だからこそ。 私からのIlove youはもうこれしか残されていなかった。 グッバイ 君の運命の人は僕じゃない。 嫌いになったんじゃない。 今でも想っている。 私ができる範囲で、できることをしてあげたいよ。 ずっと、元気でね。 元気でね、と心で思いながら、もうしばし一緒に暮らします。 そのうちにこのnoteで詳細を書くかもしれません。 歌と深夜と企画の勢いで書きました。 朝になってからもなんども編集してしまいました。 読んでくださってありがとうございました。
次の「ヤシロ!また明日!」 そう言って僕はヤシロに手を振った。 また明日って。 また明日、会おうねって約束。 いつもならそろそろ来るはずなのに。 ) 僕はヤシロのことを楽観的だと言った。 でもそれは僕の方だった。 ヤシロが、死んだ。 その訃報を土籠から聞いた時、なんとも言えない衝撃が走った。 キリキリと心臓が痛めつけられる。 「約束、は…永遠じゃ、、ないんだね」 また明日。 そういえば何だか漠然とヤシロが、明日も明後日もそのまた明日も。 ずっと生きているような気がしていた。 ヤシロ。 ねえ、ヤシロ。 「またあしたって、言ったのになぁ…」 溢れ出す涙の止め方なんて知らない。 誰が死のうと僕には関係がなかったはずだったのに。 ヤシロは、ヤシロにだけは。 生きていて、欲しかったんだ。 分かっていたんだ。 僕を呼べるってことはもう余命幾ばくも無いって事。 好きになったら死んだ時に深い傷を負うことも。 それでも。 「無理だよ…」 もうあの笑顔を見れないなんて。 ヤシロ。 ねえ、ヤシロ。 ヤーシロ。 ヤシロ。 ヤシロ。 ねえ、ヤシロ。 「僕一人じゃ、止め方なんてわかんない」 ヤシロが居なきゃ。 ヤシロ。 ヤシロは僕が初めて好きになった人で。 これからずっと守りたかった。 死者と生者。 彼岸と此岸。 越えられない垣根があることは分かってた。 生者はいつか死ぬことだって。 だけどさ、こんな早くに殺すことないじゃん。 「僕の何が悪かったって言うんだ。 」 弟を殺したこと。 そんなこと分かってるよ。 でも…ヤシロは、ヤシロだけは………生きて欲しかった。 ヤシロさえ生きていてくれれば良かったんだ 「なんで…だよ。 ヤシロ…」 「ヤシロがいないのに。 僕はどうすればいいんだよ。 」 トイレ掃除も良いよ。 ヤシロが生きていてくれなきゃ何も意味無いよ。 色褪せてくんだよ。 思い出の中でいつまでも生き続けるなんて、無理だよ。 色褪せない思い出なんてないんだよ。 ヤシロ。 「僕は……… ヤシロが生きていてくれることが、望みだったのに」 勘違い、見当違い。 馬鹿馬鹿しい何の保証にもならない約束だけど。 それをいつもいつまでも護って、長生きしてくれなきゃやだよ。 「ねえ、ヤシロ、ヤーシロ。 」 呼びかけたってダメだってこと。 分かってるよ。 理解してるよ。 でもさ…。 信じたくないよ。 信じられないんだよ。 「楽観的だったのは、僕の方だったね」 ほんの、遊び。 戯れで終わらせるべきだったこの関係を。 いつの日かいつまでもと望んでしまったのは他でもない僕だ。 「7番様?何シラケた顔してやがる。 人1人死んだくらいで、お前らしくもない」 土籠。 居たのか。 「お前にとってはさ人1人かもしれないけど…僕にとっては、誰にも変えられない大事な人だったんだよ。 」 もう、何処にも行きたくない。 君の亡骸のあるこの街で。 永遠に。 色褪せていく思い出を思い出しながら。 「分からないんだ。 」 「は?」 「涙の、止め方。 」 ヤシロの涙の止め方なら、知ってるのにな。 『また明日!花子くん!』 そう言ってヤシロは笑って帰った。 ふわりふわりと、スカートを靡かせて。 女子トイレの花子さん。 「やぁ。 何年ぶりかな?ヤシロ。
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