ロードバイクに乗っている方にとって必要不可欠なアイテムはいくつかありますが、特に空気入れは欠かせないところでしょう。 ロードバイクはタイヤの空気次第で、スピードや乗り心地が大きく変わりますので、小まめに管理する必要があります。 また、出先や通勤中など不意にパンクしてしまった際に、修理ができてもバルブが特殊なロードバイクは空気入れを探すのに苦労しますし、もし見つからなければ、バイクをそこに置いていかざるを得ません。 いずれにしても、多くのシーンで必要になる可能性のあるアイテムですから、所持しておくことに越したことはありません。 そこで今回は手軽に、そして、早急に手に入れることができる通販サイト「アマゾン」のをランキングを参考に、筆者がおすすめする空気入れご紹介します。 バルブ口の形状と使用する場所やシーンを気にしたロードバイク用空気入れの選び方 まずはロードバイク用の空気入れを選ぶポイントからご説明します。 ロードバイクのタイヤは「クリンチャータイヤ」が主流で、タイヤの中に入っているチューブに空気を入れてタイヤを真円に近付けるという仕組みです。 チューブには空気を入れるためのバルブが付属しており、ロードバイク用のチューブは「仏式バルブ」になります。 ママチャリなどは「英式バルブ」で街の自転車屋さんにありますし、サッカーやバスケットのボールなどにも対応できますので、一般家庭にあることも少なくありません。 しかし、仏式はロードバイク(一部クロスバイク)専用のようなものなので、ロードバイクを扱っていない自転車屋さんには置いていなくても珍しくありません。 そのため、代用が利かないので、ロードバイク本体購入と同時に自分で揃える必要があります。 現在は仏式バルブを始め、英式バルブや主にMTBに使用されている「米式バルブ」全てに対応している空気入れもありますので、使い方に合わせて選ぶこともできます。 そして、冒頭でもお話ししましたが、旅先や通勤途中などでパンクした際は、上記したように仏式バルブ用の空気入れを借りられる可能性が低いので、携帯用の空気入れを持っておくと不測の事態に対応ができます。 そこで今回は家庭や職場などに常備しておく「スタンドタイプ」と、ロードバイクに乗る際に自分で持っておく「携帯タイプ」に分けてランキングをご紹介します。 その点でも、アマゾンは非常にアイテムが多いので、自分にあったものを見つけやすいという点でもおすすめのサイトになります。 ロードバイク用空気入れの選び方のポイント!おすすめは空気圧計付き 前項に引き続き、ロードバイク用の空気入れの選び方のポイントについてご説明します。 ロードバイクを始めとするスポーツ自転車のタイヤには、指定された空気圧があります。 単なる生活の足代わりというわけではなく、走りそのものを楽しむスポーツ自転車では、スピードや乗り心地など走りの質に大きく関わるタイヤの空気圧は極めて重要な要素です。 また、クリンチャータイヤはチューブの中の空気量が少ない状態ですと、段差を超えるなどしてタイヤに衝撃が掛かった際にチューブが変形してしまいます。 そうなると、チューブがホイールのリムと地面の間に挟まってしまい穴が開いてしまいます。 これをリム打ちパンクと呼び、空気圧の管理を行っていないと頻繁に起こってしまうトラブルです。 こういったことを避けるためにも日々の空気圧管理が大切になりますが、空気圧は目視やタイヤを触った感じで分かるわけではなく、空気圧計が必要になります。 単独の空気圧計もありますが、より便利なのは空気圧計が付属している空気入れです。 タイヤのバルブ口に差し込めば現在の空気圧がすぐに分かりますし、空気を充填しながら確認できますので入れ過ぎてしまう心配もありません。 そのため、ロードバイクには空気圧計が付属している空気入れがおすすめになりますし、アマゾンのレビュー評価順で見ても、このタイプがランキング上位に来ています。 アマゾンでレビューが1000件を超えるおすすめロードバイク用空気入れ/スタンドタイプランキング第3位 それではここから、アマゾンに取扱いのある、筆者おすすめのロードバイク用空気入れをランキング形式でご紹介します。 まずは、ご家庭や職場に常備したいスタンドタイプのランキングからです。 【Panaracer(パナレーサー) :アルミ製フロアポンプ BFP-04AGA】 参考価格:¥4,000(税込) ロードバイク用のタイヤやチューブでも世界的に有名な、パナレーサーの空気入れになります。 仏式と米式バルブはヘッドを切り替えるだけで空気の充填が直接行え、英式バルブには付属のクリップを装着することで充填ができます。 空気圧計が付属しており、最大約11barまで上限としていますが、ロードバイクであれば十分過ぎるほどです。 ポンピングのバーが平らで手のひらで押すことができますので、非力な方や女性でも楽に空気が入れられるというレビューが多いです。 また、平均ですが、ロードバイクであれば6回から8回のプッシュで指定空気圧まで充填できているようですので、精度は非常に高いと言えます。 また、アルミ製で軽いので持ち運びに便利ですし、コンパクトなので背の低い方でも楽に空気を入れることができます。 ボールや浮き輪用のアタッチメントは付属していませんが、自転車用としてはママチャリからロードバイクまで全てに対応していますので、家庭に職場に1台あると非常に便利かと思います。 なお、アマゾンでは3色販売されていますが、色によって価格が違うのでご注意ください。 アマゾン売れ筋ランキングトップ10の常連空気入れ/スタンドタイプランキング第2位 【BEATON JAPAN:自転車 空気入れ フロアポンプ】 参考価格:¥2,720(税込) タイトルにもしましたが、アマゾンの売れ筋ランキングの常連で、レビューでも常に安定して高い評価を受けている空気入れです。 ロードバイクでよく目にするpsi、barという2種類の単位に対応する空気圧計が付属しており、最大は160psi(11bar)となっています。 実際を見ても、空気圧計が大きく見やすい印象を受けるでしょう。 そして、仏式、米式、英式全ての口金が付属しており、自転車であれば全てのバルブにアダプターなしで直接空気が充填できます。 また、サッカーやバスケットなどのボール用にニードル針が付属しており、ご家庭はもちろん、学校などにもおすすめできるかと思います。 そして、本体は昨今特にロードバイクでは耳にすることが多くなった、「人間工学」に基づいた設計になっています。 まずポンピングを行うハンドルですが、上側には滑り止めのラバーが貼られており、下側は握りやすく手のひらにフィットしやすいように、凸凹加工がされています。 また、足置きスペースもコンクリートの上など多少不安定な場所でも安定しやすいように大きめになっていますし、滑りにくいように溝が切ってあります。 これによって効率がよく安定したポンピングが可能なので、少ない回数で空気の充填ができるようになっています。 さらに、耐熱のコードを使用していますので、ロードバイクの輪行などで高温になりやすい車内にも安心して置いておくことができます。 世界的自転車パーツブランドのおすすめロードバイク用空気入れ/スタンドタイプランキング第1位 【SERFAS(サーファス):自転車 高圧空気入れ MTB FP-200】 参考価格:¥4,104(税込) サーファスはアメリカ・カリフォルニアの自転車パーツブランドで、空気入れの他にはタイヤやチューブ、サドルなどが有名です。 ロードバイク用の空気入れにおいて空気圧計は、比較的本体の下半分に付属していることが多いのですが、こちらはハンドルのすぐ下に付いていますので、ポンピングの際に目視しやすくなっています。 バルブは仏式と米式はアダプターなしで直接空気が充填でき、英式は専用のアダプターが付属していますので、ほぼ全ての自転車に対応します。 また、ボールなどにも空気が入れられるアタッチメントも付属していますので、ご家庭に1台あると何かと重宝します。 そして、ここがこの空気入れの最大の売りですが、本体内部のシリンダーを文字が反射するくらいまで磨きあげることで、ハンドルとの摩擦を最大限まで低減しています。 そのことによりポンピングの軽さと力強さが増し、高圧でも楽々と空気が入るようになっています。 ロードバイク用の空気入れでは80~90psiあたりからかなり力を要するものも少なくないですが、レビューを見ている限りこの空気入れでは100psi以上でも楽に空気が入りそうです。 さらに、ホースが90cmあり1ヶ所からタイヤの前後に届くため、本体を移動させることなく前後のタイヤに空気が入れられるのも、地味ですが嬉しいところです。 なお、アマゾンではボディカラーが8色用意されていますが、価格が微妙に違いますのでご注意ください。 足踏み式のおすすめ空気入れ/携帯タイプランキング第3位 前項まではご家庭や職場、学校などに常備するスタンドタイプの空気入れをご紹介しました。 ここからは出先や通勤途中などのトラブルに備えるための、携帯タイプのおすすめをランキング形式でご紹介します。 【ID MAX:自転車用 空気入れ エアポンプ フットポンプ】 参考価格:¥1,250(税込) こちらは足でポンプを踏み込むタイプの空気入れです。 体重を掛けるだけで楽に空気を充填することができますので、女性や子供でも扱いに困ることは少ないタイプです。 バルブは仏式と米式に対応しており、アダプターの必要はありませんので直接使用することができます。 オートバイやBMX、サッカーボールやバスケットボールにも使用できますので、家庭や学校、職場などへの常備用としてもおすすめできます。 また、空気圧計が付属しており、最大11barまでを上限としています。 アマゾンでは最初は非力な印象を受けていた方も、ロードバイクに活用し十分に満足しているとのレビューが目立ちます そして、アマゾンでの製品紹介ではスマホと比較されているほどコンパクトなサイズが売りですが、踏み込む反対側の足置きは折りたためますし、ホースも取り外しが可能ですので、より携帯しやすい製品です。 ただし、注意していただきたいのは、英式バルブには対応しておらず、アダプターも付属していません。 そのため、ママチャリには使用できませんので、自転車としてはスポーツ自転車用として購入してください。 全長18cmのミニサイズで、アイテム用のサドルバッグのLサイズでも収まりますし、フレームホルダーが付属していますので、ロードバイク本体にも取り付けられます。 また、95gしかありませんので、携帯や持ち運びの障害になることも考えにくいです。 先端のパーツの上下を逆さにすることで、仏式と米式バルブに対応していますので、ロードバイク、MTB両方で使用することができます。 また、ボール用の空気針が付属しており、口金に取り付けるだけでボールの空気を入れることもできますので、学校の先生などにもおすすめしたいですね。 ただし、英式バルブには非対応、アダプターも付属していないのでママチャリに使用することはできません。 また、携帯用ですからポンピングの回数は多くなりますが、最大210psiと非常に容量が大きいので、緊急事態でも妥協なく適性の数値まで空気圧を高めることができます。 その証明とも言えますが、レビューでは高圧域でもハンドルが重くならず軽く入っていくという報告が多く、高性能ぶりが分かります。 そして、パンクをした場合はゼロから空気圧を上げていくわけですが、150~200回のポンピングで適正値に充填できたという報告がありますので、緊急用として十分な性能と言えるでしょう。 ただ、空気圧計は付属していませんので、高性能の裏返しとして空気の入れ過ぎには十分注意したいところです。 ロードバイクのスペシャリスト「ブリヂストン」の空気入れ/携帯タイプランキング第1位 【BRIDGESTONE(ブリヂストン):フレームポンプ ゲージ付 PMSP81. A】 参考価格:¥3,866(税込) 日本が世界に誇るタイヤメーカーである、ブリヂストンの携帯用空気入れです。 ブリヂストンは「アンカー」というブランドを持つ、ロードバイクのスペシャリストでもありますので、この空気入れが常に売れ筋ランキング上位になっているのも納得です。 携帯時の全長は33cmありますので、アイテム用のサドルバックへの収納は難しいかもしれませんが、ボトルケージに取り付け用のアタッチメントが付属しています。 バルブは仏式と米式対応で、英式バルブやボール用のアダプターは付属していませんので、スポーツ自転車専用と考えてください。 そして、この空気入れの最大のセールスポイントは携帯用でありながら、空気圧計が付いていることです。 最大150psiの高圧対応ですから、空気圧計の付属は入れ過ぎ防止の面でも大変心強いです。 また、携帯用のポンプにありがちな空気圧の不正確さも、アマゾンのレビューではスタンド型のポンプと誤差がほとんどないという報告が多いので安心感があります。 さらに、携帯用ですが足置き付きで地面に立てて使用できますし、ハンドルも伸びますので、それほどの力を要さずに高い空気圧まで充填することができます。 スタンドポンプに近い機能がありますので緊急対応だけでなく、泊りを伴うツーリングや遠征してレースに参戦する方などにもおすすめです。 アマゾンで購入できるロードバイクのパンク修理時に活用するアイテム 前項までお伝えした携帯用の空気入れですが、携帯する理由は緊急時に備えるということが大きく、緊急事態の多くはタイヤのパンクということになります。 そこで、ここでは空気入れランキングの番外編として、ロードバイクにおけるパンク修理にまつわるアイテムを、アマゾンに登録されているものからいくつかご紹介します。 【パナレーサー:パンク修理 イージーパッチキット RK-EASY】 参考価格:¥484 冒頭でもお話ししましたが、ロードバイクのパンクはチューブに穴が開く「リム打ちパンク」が主になります。 鋭利なものが刺さりタイヤを貫通してしまえばどうしようもないですが、リム打ちパンクであれば、チューブの穴を塞ぎさえすれば走行が可能になることが多いので、対処がしやすいということがあります。 こちらはチューブの穴を塞ぐパッチと、貼りやすい状態にするためにチューブの表面を削る紙やすりがセットになっています。 【パナレーサー:タイヤレバー PTL 3本セット】 タイヤとホイールのリムの間に挟み込むことで、タイヤを外れやすくするアイテムです。 なくてもタイヤを外すことはできますが、急を要する外出先での緊急時などには心強い味方になります。 なお、2019年1月時点でアマゾンでは、上記のパッチも含め注文が2000円以上になることで購入できる「あわせ買い対象商品」なっていますのでご注意ください。 【TNI(ティーエヌアイ) :CO2 ボンベセット (バルブタイプ) 2600462】 参考価格:¥1,620 チューブに空気ではなくCO2(二酸化炭素)を充填するアイテムです。 こちらはバルブにねじ込むタイプで、ワンタッチのプッシュ型よりも労力は掛かりますが、漏れが少なく確実に入れることができるので、初めて使う方におすすめです。 仏式、米式兼用なので、多くのスポーツ自転車に対応していますし、コンパクトサイズなので予備のボンベも含め、アイテム用の小型サドルバッグにも十分収納できます。 気入れを見つけてください。 ロードバイクの販売台数ランキングで上位メーカーの空気入れ ここまでロードバイク用の空気入れを、スタンドタイプと携帯タイプに分けて、アマゾンの売れ筋ランキングを参考にご紹介してきました。 その中で、ロードバイクにとって空気入れは必要不可欠であるということもお伝えしたわけですが、そういった背景もありますので、ロードバイク本体を購入する際に、同時に空気入れの購入をおすすめされることもあります。 特にパーツも扱っているフレームメーカーですと、自社ブランドの空気入れをおすすめされることになりますので、ある程度知識を持っておきたいところです。 そこでここでは、世界規模でロードバイクの販売台数が多いフレームメーカー、ブランドの空気入れをいくつか確認しておきましょう。 【GIANT(ジャイアント):CONTROL TOWER 3】 (画像引用元:) メーカー希望小売価格:¥2,500(税込) スポーツ自転車の販売台数で世界第1位の台湾メーカー「ジャイアント」の、スタンドタイプの空気入れです。 アルミの本体にプラスチック製の足置き付きというベーシックな仕様で、ジャイアントのスタンドタイプでは最も安価な機種です。 7インチの大型空気圧計が付いていて、最大160psiまで充填が可能、仏式と米式バルブは直接充填、英式はアダプターが付属しています。 【Bontrager(ボントレガー):Dual Charger Floor Pump】 (画像引用元:) メーカー希望小売価格:¥7,900(税込) ボントレガーは、アメリカのフレームメーカー「トレック」のパーツブランドです。 ロードバイクとMTBの両方が主力のトレックらしく、こちらのスタンドポンプはMTB用の大容量モード、ロードバイク用の高圧モードがスイッチ1つで簡単に切り替えられます。 4インチという大画面の空気圧計と、シンプルで細身のシルエットが質実剛健が売りのトレックらしい空気入れです。 【Bianchi(ビアンキ):ウッド フロアポンプ】 (画像引用元:) メーカー希望小売価格:¥6,000(税込) イタリアの人気スポーツ自転車ブランド「ビアンキ」は、最高峰のUCIワールドツアーに通年で参加するワールドチームに機材を提供するレーシングブランドです。 しかし、象徴でもある「チェレステカラー」のあざやかさや、クセの少ないバイクが多いことなどから、アマチュアユーザーもとても多く、日本にも直営店があります。 こちらの空気入れもひと目でビアンキと分かるチェレステカラーで、木製ハンドルのおしゃれなタイプです。 汎用性の高いビアンキらしく全てのバルブに対応していますし、バルブヘッドに減圧機能が付いており、空気を入れ過ぎた際の調節が手元で可能になっています。 ロードバイクに空気入れは必要不可欠! ロードバイクはタイヤの空気圧次第でスピードや乗り心地が大きく左右されますし、パンクの頻度にも関わりますので、空気入れは必要不可欠なアイテムです。 また、リム打ちパンクが避けられないこともありますので、外出先などでの緊急時に使用する携帯タイプも持っているのに越したことはありません。 おすすめは本文でもなるべく意識して製品をご紹介しましましたが、空気圧管理が数値でできる空気圧計付きの空気入れになります。 そして、デザインやボディーカラー、またサイズなども様々ありますので、今回ご紹介した製品も参考にしながら、自分に合う空気入れを見つけてください。 - ,.
次の固着したシーラント剤の剥がし方 パンクを防止する シーラント剤ですが、いつまでも 入れっぱなしにできない欠点があります。 タイヤの空気も少しづつは抜けるため、乗車のたびに補充すると新しい空気に触れたシーラント剤が徐々に固まっていきます。 そのため 半年程度で交換することが推奨されています。 しかしながら普段使わない2号機にチューブレスレディがついているため、ついつい10カ月くらい経ってしまいました。 結果、 シーラント剤が一部固まりだして面倒なことになってしまいました(ただ、半年交換でも全く固まっていないとは思えないのだけれども)。 タイヤを外してシーラントを洗い流し、固まりを布きれで取り除いた状態です。 洗い流す際に 台所洗剤など使うとシーラントの粘着力を弱めることができ、固まり除去がいくらか楽になります。 結構残っているように見えますが、これでも頑張って拭き取ったものです。 途中で指の皮がむけたくらいですから。 おそらくこの程度残っていても再使用に支障はないと思われますが、ふと閃きました。 残っているシーラント剤の粘着を弱めるために、何か粉ものがあればと そこでチューブに使ったりすることのある ベビーパウダー(タルク)の登場です。 ただし、このメーカー以外だとタルク以外の原料が使われているのでNGです。 ベビーパウダーを塗ってみたところ 良い感じで粘着が弱まります。 パウダーをつけながら擦っていくと、ただ擦るよりもずっと 楽に固着物が取れて行きます。 一通り取り終わったら、再度台所洗剤で洗い流しました(粉が残ってこの後の工程で悪さをすると面倒なため)。 タイヤ装着 装着するために用意するものは、洗剤水です。 台所洗剤を1に対して水を1~2程度の濃さで作ります。 この洗剤水をリムの内側に塗ります。 この時にたっぷり目に塗った方が最後の難工程が上手くいきます。 タイヤのビード部の周り(内側だけでなく外側も)に洗剤水を塗ります(もちろん両側のビードに)。 タイヤを装着していくと後からはめ込む側のビードの最後が入らなくなります。 作業の基本通りに全周のビードをリムの真ん中に寄せてから、最後の部分を入れると先ほどより余裕ができて、 ビードが全て入ります。 チューブレスレディタイヤの場合は バルブ部を最後に入れるとやりやすいです。 なぜならチューブレスレディのバルブ裏には密着のためのゴムがあるので、その部分はビードを真ん中に寄せることができないため最後にします。 ビード上げ 残るはチューブレスレディ最大の難関ビード上げとなります。 普通は 専用ポンプを買う(高価)か CO2ボンベを使う(使い捨てで失敗の可能性あり)のが楽に作業できるのですが、今回は普通のポンプを使って行い上手くいったやり方を紹介します。 と言っても携帯ポンプなんかでは絶対に無理です。 それなりに一度に送れる空気量が多いフロアポンプが必要です。 まずは、さきほどホイールに入れたタイヤの状態をビードが上がりやすい状態にします。 タイヤの表面を押しながら、真ん中に寄ったままになったビード部分があれば少し広げてあげれば良い程度です。 私は撮影のため立てたまま空気を入れましたが、寝かして行った方がタイヤの一部が歪まなくて空気抜けが起きにくいと思います。 この行程では空気漏れを無くすことが一番大切です。 なのでビードが曲がっている箇所があれば直してから行いましょう。 次に難作業を楽にするコツとして、 ポンプの差込口を浅く差して取り付けます。 そうすることで高まった圧力が一気に入るためにビードが上がりやすくなります。 最初に全体がふっと膨らみ、その後にピキッと音がしだしたら成功です。 ただ、前輪はこの方法で上手くいったのですが、後輪がどうしてもすき間から空気が漏れてしまいました。 そこで2つ目のコツですが、 タイヤとホイールの位置を10cmくらいずらしてみることです。 洗剤水をたっぷり塗ってあるためホイールを押さえながらタイヤをずらしてあげると簡単に位置を動かすことができます。 移動させたら空気を入れでガンガンと空気を送ってみます(この時にはポンプの差込みは通常の深い位置でOK)。 空気を入れスースーと漏れているようなら、更に10cmくらい動かして漏れが少ない位置を探します。 漏れが少なく一瞬膨らみ掛かる場所が見つかったら、今度は前後に1cmずつ移動させ抜けがもっとも少ない場所を見つけます。 その場所が見つかったら最後の勝負です。 空気入れを浅く噛ませて空気をガンガン送っていきます。 どうでしょう!できましたでしょうか? シーラント注入 後はシーラント剤を注入するだけです。 今回は車体購入時についてきたシーラントを使います。 50mL(約50g)入りなので、タイヤ1本あたり25g投入します。 元の量からどの程度入ったか重量で確認するため、元の重量を測定。 バルブコア外しツールを使って、バルブコア(銀色の部分)を外します。 シーラント容器の先端を密着させ、 回転させ下側にもってきたら、シーラント剤を押し込みます。 この方法だと注入量が分からないため入れすぎないように注意し、数回に分けて計量しながら行います(専用注入器を使う方法もある)。 最後にホイールを回転させてシーラントを全体に行きわたらせたら完了です。 日付をメモって半年後には入れ替えましょう。
次の仏式バルブにアダプターを用いて空気を入れる方法 1. 自転車を立てる 自転車を立てかけます。 空気入れレベルならスタンドは不要、壁に立てかけておいてもいいでしょう。 この際、タイヤの一番上にバルブが来るように調整しましょう。 ネジを緩める キャップを外し、先端のネジをゆるめます。 先端部分を押して空気の通り道を作る ゆるめた先端部分を押して空気をほんの少しだけ抜き、空気の通り道を作ります。 押して「プシュー」となればOK。 アダプターを取り付ける ここでアダプターを取り付けます。 形に合わせて取り付け、右回りで締めていきます。 そこまでかたく締める必要はありませんが、ゆるすぎると空気が入りませんので注意。 空気入れと接続する 空気入れのロックを外した状態で、アダプターと組み合わせ、接続できたらロックバーを倒し、ロックします。 空気を入れる 空気入れをポンピングして空気を入れます。 初めてタイヤに空気を入れる場合は、タイヤに記載されている空気圧は確認しておきましょう。 ロックを外し、アダプターを緩める 空気を入れ終わったら、ポンプのロックを外します。 多少硬い場合がありますので注意。 アダプターを左回りにゆるめて外します。 完了 バルブの先端を締めて、キャップをかぶせれば完了です。 アダプター式の空気入れはオススメかどうか アダプター式の空気入れと通常の空気入れとの違いはアダプターを取り付けるかどうかです。 慣れればそんなに難しくありません。 注意点は、アダプターの有無にかかわらず、バルブの先端を緩めないと空気が入らないことです。 最安値で買いたい人や、ママチャリにも使いたいならオススメ アダプタータイプの空気入れの「パナレーサー楽々ポンプ」は仏式バルブのクロスバイクにも特に問題なく使えますし、ママチャリ等の英式バルブにも対応できますので、初めてクロスバイクを購入する際、周辺アイテムを購入する費用を少しでも抑えたいという人にはオススメです。
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