お笑いコンビ、和牛が22日、テレビ朝日系「M-1グランプリ2019」に出演したが、4位に終わった。 舞台裏の様子を、お笑いコンビ麒麟の川島明が、番組放送後に「GYAO!」で生配信された同番組の「世界最速大反省会」で明かした。 決勝進出した10組中、敗者復活戦を突破した和牛は3組目で登場した。 652点の高得点を記録し、かまいたちに続く暫定2位に。 ただ、7番目に登場したミルクボーイに抜かれ、最終決定戦進出ボーダーの3位で待機していた。 番組内で、舞台裏との中継役を務めていた川島は、「和牛は(9組目に登場した)インディアンスの爆発力を知っていたから、インディアンスの結果までずっと見ていた。 インディアンスが(4位以下で)終わった後に、和牛はネタ合わせに行ったんです」と明かした。 さらに「だから、和牛は(10組目の)ぺこぱのネタを見ていないんですよ。 ネタ合わせから戻ってきたら、2点差で負けていたんです」と振り返った。 舞台裏のリアルで過酷な状況を知り、「世界最速大反省会」に出演したお笑いタレントらも「うわ~」と驚いていた。
次の2019年12月に催されたM-1グランプリ決勝戦は、ファイナルラウンドに「ミルクボーイ」「かまいたち」「ぺこぱ」の3組が進んだ。 そのうちの1組、「ぺこぱ」の漫才のネタを文字起こしし、定量的に分析してみると、いくつか発見があったので記録しておく。 そのウワサの漫才の中身がどういう構造をしているのか分析してみた。 12秒] 松:イヤ、うしろに向かってしゃべった声が壁に跳ね返り確実にみんなに届いてる(観客笑) 今日もオレたちが届いてる、しゅうぺいです [00. 22秒] 「お願いしまーす」 (観客、拍手) 松:ありがとう [00. 27秒] 「突然なんだけどさ、これからくる超高齢化社会に向けてさ、お年寄りには親切にしたいなと思って」 [00. 32秒] 松:ヒュー(口笛) 松:相方、なんて素晴らしい心構えだ [00. 37秒] 「じゃあ、電車で席譲りたいから、お年寄りやって」 [00. 42秒] 松:オレがお年寄りをやればいいのか?悪くないだろう [00. 45秒] (プシュー) (おじいさん役の松陰寺が電車に乗ってくるが、相手もおじいさんになる) [00. 54秒] 松:イヤ、お年寄りがお年寄りに席をゆずる、…時代がもうそこまできている!(観客笑) そうだ…、これが日本の現実なんだ。 [01. 04秒] 松:イヤ、元気なじいさん!、に、こしたことはない。 (観客笑) そうだな? [001. 15秒] 松:イヤおかしいだろ!、と、言えるのもあと30年だ(観客笑) [01. 20秒] 松:おいちょっと待ってくれよ相方、 なんでパラパラ踊ってんだよ、オマエがお年寄りやってどうすんだよ [01. 26秒] 松:間違いっ、を、間違いと認められる人になろう。 (観客笑) そうだろう? 間違いは…故郷だ…。 …誰にでもある。 (観客笑) どうもありがとう。 [01. 41秒] 「ちょっと思ったんだけどさ、先にお手本を見せてもらっていい?」 [01. 44秒] 松:お手本?オレが席をゆずればいいということか?悪くないだろう [01. 50秒] (プシュー) 「今日の電車も混んどるのう」 [01. 53秒] 松:おじいさん、よかったら席どうぞ [01. 21秒] 松:イヤ、おじいちゃんのヒザの上!は、懐かしい!(観客笑) あの頃を懐かしがろう 松:時を戻そう (プシュー) 松:おじいさん良かったら席をどうぞ [02. 38秒] 松:イヤ、宇宙人が電車に乗ってくる!ということは、宇宙船が壊れている可能性がある(観客笑) 移動手段を失っている 助け合っていこう [02. 50秒] 松:イヤッ宇宙人が!、戻したっていい(観客笑) (プシュー) 松:おじいさん、席どうぞ [02. 27秒] 松:……できない時はできないと言おう! できない!(観客笑) [03. 57秒] 松:イヤ、オマエが終わらせ、たっていい! [04. すべての笑いがツッコミのあとに起こっている。 00秒〜00. 00秒〜01. 00秒〜02. 00秒〜03. そうなればあとは「畳み掛け」れば、笑いが起こる構造に。 中でも一番良く練られてるなと感じたのは「宇宙人が電車に乗ってくる、ということは、宇宙船が壊れている可能性がある、移動手段を失っている、助け合っていこう」だ。 ちょうど4分間のネタの中央あたりに置かれている。
次のぺこぱについて 出典: ぺこぱは元ギャル男のツッコミ担当・ シュウペイと着物やローラーシューズなどを用いていたボケ担当の 松陰寺のコンビ。 シュウペイは高校時代は名門サッカー部に所属をして全国大会出場歴あり。 川崎フロンターレの小林悠が同級生。 そんなシュウペイが高校を卒業してから渋谷でギャル男をしていた時にバイトが同じだった松陰寺に誘われて芸人に。 2018年にはM-1グランプリ準々決勝進出を果たして2019年1月1日の おもしろ荘で優勝。 おもしろ荘でのネタは「プロポーズ」 この時に披露したぺこぱのネタはプロポーズ。 ボケとボケの独特のスタイル。 ちなみに最初は 着物とローラーシューズで登場。 ネタに入るまでがかなり長い。 もともと松陰寺は高校卒業後に音楽専門学校へ。 上京してバンドを組みメジャーデビューを夢見るも周りのレベルが高く挫折。 そして「エンタの神様」などを見て芸人になることを決意。 最祖はピンだったもののコンビの方が良いと思い、松陰寺がバイトをしていた 居酒屋に新人としてシュウペイが。 超ギャル男で日焼けで真っ黒、毛先もツンツン。 そんなシュウペイに「目標はあるの?」と松陰寺が聞くと、シュウペイは 「伝説作りたいッス!」と言ったのでそれを面白いと思ってコンビに誘い2008年に ぺこぱ結成。 しかしぺこぱは芽が出ず。 2018年から6月まで何もなくもう辞めようと思うように…。 そして それならばと思い切ってボケとツッコミを変更。 衣装も変更。 そうしてようやく爪痕を残し、2019年1月1日の おもしろ荘で優勝。 そのようにおもしろ荘での優勝は ぺこぱにとってとても大きいものであるのでツイッターの動画でなんども報告。 おもしろ荘で爪痕を残したのは辞める覚悟をして 着物とローラーシューズ、そして化粧と今までのスタイルから様変わり。 しかしM-1では着物を脱ぎローラーシューズも意識的に辞めました。 そして2019年12月22日に放送のM-1グランプリ2019で ぺこぱは最終決戦の3組に残るもミルクボーイが圧倒的な7票のうち6票で優勝し惜しくも敗退。 ちなみにぺこぱは2019年5月までは上戸彩が所属のオスカープロモーション所属。 M-1の決勝は上戸彩が司会でもあるため、ある意味で初共演ということに…。 「俺がいない間に!! かまいたちの番が終わってしまって!! …も仕方ない俺が遅れたのだから」と、早くも少しぺこぱ風味を取り入れていた。 若いなぁ。 — じぇりこ lita929 是非そのままでいて欲しい — マコト mmakot0v0 個人的にぺこぱの ちょっとうざいかもしれないけど憎めないキャラというのが好きなのでぺこぱはこのキャラのまま活躍してほしい…!ミルクボーイネタも当然面白いのですがぺこぱはフリートークなどでの汎用性は高い気がします。
次の