幅広い年齢層に人気の漫画雑誌 「BE LOVE」で、巻頭カラー新連載開始!! 「私の正しいお兄ちゃん」 ネタバレしちゃいます! 「私の正しいお兄ちゃん」第1話ネタバレ&最新話! 主人公の現在と過去 主人公は木崎理世(きざき りぜ)。 一人暮らしの大学生で、生真面目な性格。 友達と遊んだり、 サークル入ったり、 合コン行ったり、、 というようなキラキラの キャンパスライフとは無縁の女のコ。 大学とバイトをひたすら頑張る 地味系女子(可愛いのに…)。 事実、同じアパートには理世に 気のある男もいるのに、本人は 疎くて全く気付かない。 そんな理世の、大好きな事が寝ること。 というよりはあったかい布団の中。 子供の頃、大好きなお兄ちゃんと 一緒に寝た、一番落ち着く、 安心できる空間…。 今日も一日のことをぬいぐるみに 話しかけながらあっという間に眠りに落ちる。 いつか、お兄ちゃんを探し出すと夢に見ながら。 バイト先の気になるヒト その日も理世はバイト先の スーパーであくせく働いていた。 そんな時、ふと話しかけてきたイケメン男子。 同じバイト仲間の内田海利(うちだ かいり)。 「木崎さんって、どこでも寝れるの?」 その問いに、 「寝れますよ!寝るの大好きなんで!」 と笑顔で返す理世。 軽く笑いながら、海利はそっと耳元で 「今度俺にも寝るコツ教えてね?」 と囁く。 真っ赤になる理世。 バイト先のおばちゃんに、 「あの男はワケありだから やめたがいい」 と言われるが、理世が海利を 気にする理由は他にもあった。 海利は理世のお兄ちゃんに そっくりだったのだ。 しかも、歳もお兄ちゃんと同じ。 「お兄ちゃんが大きくなってたら、 あんな感じかなぁ」 その夜も、大好きなお兄ちゃんを 思い浮かべて、理世は眠った。 両親の離婚で離れ離れになって しまった大好きなお兄ちゃんを。 急接近!!! その日はよく晴れた日曜日。 理世はフルタイムで 入ったバイトの昼休み、 日当たりのいいベンチで うたた寝をしていた。 そこに来た海利。 無防備な寝姿に優しく 笑い、何気なく横に座る。 と、途端に眠気が襲い、 理世の肩に寄りかかって 穏やかに寝息をたて始めた……。 ふと目を覚ました理世。 肩に寄りかかって寝ている 海利を見て驚きを隠せずにいると。 同じく目を覚ました海利が、 これまた驚きの表情を見せる! それは自分自身に驚いた表情だった。 その日のバイト終わり、 海利は理世にある頼みごとをする。 それは… 「肩を貸して欲しい」 というもの。 聞けば、海利は寝つきが悪く、 どんな状況でも安眠できない という悩みがあった。 でも昼間理世の肩では穏やかに 眠れたから、1時間、肩を貸して欲しい、、 そう言われて、 理世は断れなかった。 眠れないなんて可哀想。 そう思って。 肩に寄りかかった海利は すぐに寝息をたてはじめた。 その寝顔にドキドキする理世。 それからというもの、 2人はバイト終わりに 必ずベンチで肩を並べた。 お兄ちゃんは理世と同じで 眠るのが好きだった。 眠れないヒト=海利はお兄ちゃんではない、 と確信した理世。 だが、海利の体温に、安心感と幸せ、 トキメキを感じ、1人の男として 意識するようになる…。 距離?? ある日、2人がいつものように 帰っている時、海利が鼻歌を口ずさむ。 それは、富山のスーパーの曲だった。 理世も同じく富山出身で、その曲には 聞き覚えがあり、何気なく話した。 一瞬、凍りついたような表情を見せる海利。 その日の夜、殺風景で物の少ない部屋の中、 海利は一冊の本を読みながら追い詰められていた。 「…理世ちゃんが富山出身なら、 知り合いがいるかもしれない」 意味深な言葉。 辛そうな顔で、海利はうずくまった。 次のバイトの日、海利が別の女の子の 肩で眠っているのを理世は見てしまう。 実は海利は全く安眠できていないのだが、 理世は気付かなかった。 「他の子でも、 眠れるようになってよかった」 そう思いつつも、 ショックを隠せない理世。 布団の温かさでは、 もう、足りなかった。 海利の、あったかさを知ったから。 その日から2人は、バイトが 一緒になることもなく、すれ違っていくーーーー 海利の秘密 しばらく経ったある日。 海利が辛そうに 理世に声をかける。 「肩を貸して欲しい」。 理世の脳裏に、他の女の子の肩で 寝る海利が浮かび、理世はキッパリと断った。 しかしどうしても、と頼む海利。 顔色は悪く、クマが出来ている。 眠れてないのかと聞くと、 「理世ちゃんじゃなきゃダメだった。 眠れても、嫌な夢ばかり見て。 理世ちゃんと寝る時だけが安心して眠れる」 ズルい。 なのに、喜んでる自分がいる。 理世は、自覚していた。 フラフラの海利を支えて家へ。 布団に寝かせると、手を繋いで すぐに海利は夢の中へと落ちた。 穏やかな顔で。 その顔を見ながら、 安心して優しく笑う理世。 部屋を見渡して、 「何もない部屋だなぁ… 必要最低限しか置いてない感じ」 という印象をもつ。 ふと、背表紙と帯がズレた本を 見つけ、違和感を感じる。 何となく手に取り広げると、、 思いをぶつけるように、走り書きされた字。 「日記…?」 悪いと思いつつ、理世は読み進めていく。 眠れない 眠るのは 嫌だ 木崎さんとなら 眠れた どうして? あいつが 追いかけてくる また 夢にあいつがでてきた 逃げられない 眠るのは 怖い あの日の事を夢にみる 首を 絞めた 感触が 残ってる 人を 殺した 逃げられない 理世の顔から血の気が引いた。 固まって、動けない。 後ろでスヤスヤと眠る海利。 個人的に大好物です(笑) 海利は本当に人を殺したのでしょうか? 理世の想いはもう後戻りできない気がしますが…。 そして、ふたりは兄妹なんですかね? その線が濃ゆい気がするけど、 だとするとラブができないからなぁ〜。
次のby 匿名希望 ネタバレありのレビューです。 始まりは、いきなりと言うか話が読めない感じから始まります。 それはそれでうまく出来てるかと。 前後がなくある人の人生をいきなりそこから知っていくみたいな感じで。 幼少期に両親の離婚で離ればなれになった「お兄ちゃん」といつかまた暮らせるように頑張る主人公の理世。 話し相手のお兄ちゃんはお兄ちゃんと交換したぬいぐるみ。 同じアパートに暮らす少年課の刑事さんは理世のことを心配してくれている存在。 バイト先で知り合った「お兄ちゃん」に年齢もどことなく似ている不眠症の海利さん。 海利の睡眠に協力していく理世。 そして同郷と言うことや過去に人を殺した事を知る。 1度は距離を置いたが、海利の人柄でまた睡眠に協力する。 少年課の刑事さんが何人か写真を見せてくれた中に「お兄ちゃん」の特徴のある火傷があった遺体。 ショックを受ける理世に寄り添う海利。 海利が見せてくれた「アイツ」の遺品に、理世が「お兄ちゃん」のぬいぐるみと交換した手作りのマスコット。。 どうやらお兄ちゃんを殺したのは海利のようで。 なかなか続きが気になる作品だと思う。
次の漫画『私の正しいお兄ちゃん』【第6話】のあらすじ・ネタバレ 兄を殺した海利への気持ちが募る理世。 もっと彼を憎まなければ、兄が可哀想だと自分に言い聞かせる。 溢れ出る悲しみと辛さ 眠れずクマのひどい理世は、家を出た。 階段から落ちそうなのを立花が受け止める。 立花に海利のことを話すべきか悩む理世。 突然、立花から謝罪を受ける。 理世の兄のことを勝手に調べたこと。 そして、亡くなってるかもという大事な情報を、 精査せず理世に与えてしまったことを後悔していた。 理世は、立花を責める。 兄が死んでいたこと、殺したのが海利だということ そして、海利を許せないのに想いが募る葛藤と、少ししかない大切なものを奪われていく理不尽さに、 涙がボロボロと溢れてくる。 理世の生きる目的 立花は、理世が兄を大切に想っているのが分かったからこそ 会わせてやりたいと思ったんだと言った。 仕事柄色々な家族を目にする立花は、理世の家族を思いやる姿に心が動いたらしい。 「お兄さんにもあなたは幸せ者だよって伝えてやりたかったんだ」 その言葉に、 理世は兄を好きだった気持ちを認めてもらえたような気がした。 海利が兄を殺したことを知らないまま、海利と一緒にいるなんて出来なかった そう思った理世は、立花に八つ当たりしてしまったことを詫びた。 立花は理世に、 兄と望む再会が出来なかったとしても、なんでもいいから生きていく理由を決めるように言った。 それは、正直理世にとってあまりも難しいことだった。 (でも目的なら 今はある) 証拠を確保して、なぜ兄を殺したのかを海利に問い詰めようと決めたのだった。 うとうとしていた理世は、夜中に猫の鳴き声で目が覚める。 外を覗くと、立花が一生懸命猫たちを静かにさせようとしていた。 理世に気づいた立花は、さらに慌てる。 「市民の安眠は俺が守るから…!」 その言葉に理世は、 自分の眠りを守るのは兄や海利だけではないのかもしれない、と感じた。 スポンサードリンク 焦る海利に立花が近づく…! 翌日のアルバイト。 レジに立つ理世の前に、立花がやって来た。 出された弁当をレジに通しながら、世間話をする二人ー… その姿を焦った表情を見せながら、海利が見ていた。 客に呼ばれ、仕事に戻る海利。 「あ あの彼 本当にバイトの人だったんだね」 立花は、海利を見ながら何か考えているようだった。 バイト終わり、理世は海利に問い詰められる。 警察である立花と親しくして、どういうつもりなのかと。 その表情は悲しそうで必死そうだった。 一緒にいられなくなったらどうするの、と不安そうに訴える海利の後ろから 立花が現れた。 警察手帳を見せながら、聞きたいことがあると言う。 曲げられない正しさ 青ざめる海利。 理世も、まだ何も聞けてないのに…!と焦る。 立花が聞きたかったのは、ホームセンター入り口にいる女子高生のことだった。 家出の常習犯らしい。 その存在に海利も気づいていたが、 誰かについていくこともないので、店長と相談してそっとしておいていると答えた。 そんな話をしている側から、女子高生は男性に声を掛けられていた。 女子高生に声掛けをしてすぐ戻ってきた立花に、海利は補導とかしないのか聞いたが 未成年はそんな簡単に拘束できないらしかった。 海利は、何かあってからでは遅いと焦りを見せる。 各所と連携を取って彼女の安全を保護しようとする立花に、業を煮やした海利は言った。 「規則に法っていても それで救えなかったら そんなの正しくない 僕はもう正しいを思うことを曲げたくない」 女子高生と男の元に駆け寄って、ついて行っちゃダメだと説得し始める海利。 めんどくさい、と男は海利を殴った。 そして、無理やり女子高生を車に乗せようとしたところを、立花が引き止める。 「…警察だ」 その後、女子高生は無事に保護者の元へ返された。 殴られた海利の頬を手当しながら、理世は、なぜ自分がこんなにも海利を心配しているのか不思議だった。 立花は少し怒りながら戻ってきた。 やり方が間違っている、と言われた海利は、助けられたのだから間違っていないと言い張る。 「お前はなにを否定したいんだ?」 立花は、海利がどう考え行動しているのかを知ろうとしていた。 周りの人も、それを支持してくれていた。 しかし、あるとき海利の慕っていた教師が 教育委員会の教育長である父親に暴行された。 海利は父を問い詰めるも、 自分は間違っていないという… 相手は被害届を取り下げるハズだ、と自信満々の父を不思議に思い 海利は教師に詳しく話を聞いた。 どうやら教師は動画を撮られていたらしく、それを ネタに被害届を取り下げろと言われていたのだった。 父が間違っていると思った海利。 父親のパソコンから、証拠の動画データを探そうとしていたところを見つかってしまった。 海利を殴った父親は、教師と自分の間には同意があったと言うのだった。 意識がなかった教師に乱暴をしたのにおかしい、と海利は食い下がったが、 激しい抵抗がなかったのだから罪は成立しない、 と父親はまるで意に介していないようだった。 「彼女は自分の正しさを証明できない」 その言葉に正しさが分からなくなった海利は、証拠データを奪うのを諦めた。 「…信じた私がバカだったわ あんたはあいつの息子だもの どうせあいつと同じなのよ」 教師は涙を流しながら、憎しみのこもった目で海利に言ったのだった。 立花は、海利の頭をぐしゃぐしゃと撫でながら、お前は親父とは違うと言ってくれた。 「お前 頑張ったよ」 自分のこれまでを受け止め、認めてくれる立花。 海利は、彼ともっと早く出会いたかったと思った。 海利に危うさを感じ、なんだか放っておけない感じだと言う立花。 理世は、早く海利を捕まえてもらわなければ、更に情がうつってしまうと焦った。 そのためには、証拠を探す必要がある…。 聞きたかったこと 海利の家に着き、理世は忘れ物に気がついた。 道端に落としたかもしれない、というと海利は探しに行くと言ってくれた。 海利が外に出ると、すぐに理世は動き出す。 海利の部屋に、何か証拠になるものはないかと探し始めた。 落とし物も、海利を部屋の外に出すための口実に過ぎなかったのだ。 がぉ~を見つけ、あとは日記を探すだけ。 そうしている内に、ふと理世の後ろから海利の声がした。 「理世ちゃん 何してるの…?」 海利が戻ってきてしまったのだ。 ドクンドクン、と理世の心臓が音を立てる。 そして、とうとう聞きたかったことを口にした。 最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。 『私の正しいお兄ちゃん』【第6話】の感想・考察 また一つ、海利の過去とその思いが明らかになりましたね。 前に、親と衝突して高校を辞めたと話していたのですが、 まさかそんな理由だったとは…って感じです。 でもそこに見え隠れするのは、とても純粋な気持ち。 だからこそ、理世も海利にどんどん心惹かれてくのでしょう… 本当に海利は、悪い人で、理世の兄を手に掛けたのでしょうか? 理世は、海利を憎むしかないのでしょうか… とうとう核心に迫る、次回が待ち遠しいですね! 『私の正しいお兄ちゃん』【第7話】掲載予定の、BE・LOVEは2019年6月1日発売です。
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