エレンがリヴァイに蹴られる 105話は、飛行船の下に取り付けられた丸太の描写から始まります。 どうやら、この飛行船の下部に固定された丸太は、立体起動装置のアンカーを刺すためのもののようです。 立体起動装置で丸太にアンカーを刺し飛行船に戻るエレンとミカサ… その先にはアルミンがいます。 エレンに手を差し出すアルミン 目を合わせるエレンとアルミン ミカサは気まずそうな表情をしています。 このことから、今回の襲撃はエレンと調査兵団間で合意の元、行ったものではないことが推察されます。 アルミンの手をとり、飛行船に入るエレン そこにリヴァイが声をかけます。 「何って汚ぇナリだ…糞溜めにおちたらしいな エレン」 相変わらずリヴァイの言い回しは独特で意図が分かりにくいですw 「…兵長」 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 返すエレン…その直後、 リヴァイはエレンを蹴っ飛ばします。 審議所でエレンがリヴァイに蹴っ飛ばされたシーンを思い出させます。 止めに入ろうとするミカサを、制するアルミン エレンが、蹴っ飛ばされても仕方のないことをしたことを意味します。 リヴァイはエレンとの会話のあと、誰かに向かって言います。 「…喜べ すべてお前らの思い通りだ」 大勝利に歓声を上げる 場面は変わり、調査兵団が撤退するシーンに移ります。 周囲に、指示を飛ばすジャン すると、ジャンに兵士が声をかけます。 「お前も行けジャン!! 殿は俺がやる!! 」 「任せましたよ ロボフ師団長!! 」 「俺は新兵だと言っただろ!! 」 「もう駐屯兵は必要ねぇ…高給取りの老いぼれもな」 う~ん…ロボフ師団長…男気に溢れていますが、死亡フラグがたちすぎです。 ジャンはロボフ師団長に殿を任せ飛行船に戻ると、サシャとコニーが出迎えます。 調査兵団の死者数が6名だったことを確認し、悔しがるジャンに対して、フロックが言います。 「敵に与えた損害と比べてみろよ!」 「大勝利だ!! 我ら新生エルディア帝国の初陣は大勝利だぞ!! 」 と兵団を盛り立て、兵士たちは『おおおおおおおお』と喝さいを上げます。 その様子を見て考え込むジャン…サシャとコニー も複雑な表情をしています。 その後、コニーは言います。 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 「とりあえず 俺たちはまた生き残った… 他の仲間にはわりぃけど やっぱりお前らは特別だよ…俺は…」 ジャン「痛ぇよバカ 鉄の塊着て抱きつくんじゃねぇ」 コニー「なんだとジャン バカは生えたての髭を整えたりするような つまりお前のことだバカ」 ジャン「はぁ?」 サシャ「そうですよ髭なんか育てても食べられないのに」 ジャン「はあぁ?」 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 緊迫した場面から、久しぶりに和んだ会話が見られます。 ネタバレ的に見ると、この場面が、104期生の誰かが死ぬフラグになっているんですね。 ガビ飛行船を追いかける! 飛行船の場面から、ガビが飛行船を追う場面に移ります。 それを止めるファルコ 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 もう敵は飛んでいるのだから走ったって無駄だと諭します。 ガビはそれに対してファルコに言います。 「私はこの収容区で生まれたエルディア人だから街を歩けばツバを吐かれるし 惨めな思いも散々してきたけど…(中略)…こんな収容区でも 私の大切な人達がいる私の家だから…それを踏みにじられることは許せないの…」 「それで…あんたは…私に走るなっていうの?~(後略) そういって再び飛行船を追っていきます。 ガビはパラディ島に住む人々は悪魔だと言いますが、その時ファルコは、エレンとライナーの会話を思い出し、マーレの人々もパラディ島の人々も同じなのではないか…と頭をよぎります。 飛行船にガビ乱入!105話「凶弾」の意味判明のネタバレ!ガビにサシャ撃たれる 飛行船では、調査兵団の撤退が完了しつつあるようで、ロボフ師団長が最後に飛行船に戻ろうとしていました。 ロボフ師団量が何かに気が付き、視線を向けたその先には、ライフルを構えたガビがいました。 「…子供!? 」 と、発砲するのを躊躇したその一瞬で、ガビのライフルが火を噴き、ロボフ師団長は顔面を打ち抜かれ、 地面に落下してしまします。 …絶対こうなる気がしましたが、多少強引な展開でも、ガビとファルコが飛行船に乗り込むにはこれしかありませんw ロボフの死体から、アンカーが飛行船に刺さっているのを確認したガビは、ファルコとなんやかんや言い合い、結局二人とも、飛行船に乗り込みました。 スポンサーリンク 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 …飛行船の中は、相変わらず、勝利の歓喜に包まれ騒がしい様子でしたが、 サシャが異変に気が付きます。 次の瞬間、素早く飛行船に乗り込んだガビがライフルを構えて発砲 弾は、サシャの左胸部に命中します。 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 信じられない表情のジャンとコニー 倒れこむサシャ ガビは続けてライフルを撃とうと構えます。 ジャンが応戦して銃を撃ちます。 ガビも撃ちました。 後から、乗り込んだファルコがガビを庇い、お互いの弾は間一髪のところで命中を回避しました。 その後、ガビとファルコを拘束するために一斉に襲い掛かる調査兵団たち サシャの容態を確認に走るジャンとコニー サシャは最後に 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 「うるさいなぁ…もう…ご飯は…まだですか…?」 「……肉」 と言って意識を失います。 その兵士はパラディ島へ向かった最初の調査船団のメンバーであることを思い出し、顎髭が似合ってなかったことが印象に残っているように言います。 またその兵士「彼女」はジークの信奉者であったと言っています。 そのやりとりのあと、再度、場面は飛行船に戻り、 リヴァイに言われて、顎髭をはがす兵士が登場します。 ガビ飛行船の中でジークに会う 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 ジャンに連れてこられたガビとファルコ そこにはジークの姿がありました。 そこにハンジも戻ってきて、ジークに対して言います。 「それで?すべては計画通りってわけですか ジーク・イェーガー」 そのセリフの意味を理解できずにいるガビ 「…大筋は良かったが、誤算は多々あった」 「…ジークさん?」 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 信じられない表情のガビとファルコ 「え?何この子達!? 」と二人に気が付くハンジ 「誤算だ」と答えるジーク ジークが今回のマーレ襲撃の首謀者であることが明らかになります。 リヴァイがジークに問う 集まった調査兵団の主要メンバーがジークと顎髭をはずした兵士に問います ジャン「イェレナ 顎と車力はお前が拘束するんじゃなかったのかよ!? 仲間が余計に死んだんだぞ!? どうやらイェレナという名前のようです。 リヴァイ 「その余波で獣が予定より多めに石つぶてを俺たちにくれてやったわけか…堂下にしては大した即興劇 だった…なぁ?髭面ぁ…」 ジーク 「そう睨むなよリヴァイ…小便ちびったらどうしてくれんだ?お前こそ大した役者じゃないか 俺を殺したくてしょうがなかっただろうになぁ」 にらみ合う二人 そこにエレンが割って入り、今回の襲撃で時間が稼げたと言います。 それに対してハンジは、エレンに対して、それは世界がパラディ島に総攻撃を仕掛けてくるまでの時間かと問うた後言います。 「…私たちは君が敵に使わるたびに命懸けで君を取り返した どれだけ仲間が死のうとね… それをわかっておいて自らを人質にする強硬策をとるとは… お望み通り こちらは選択の余地なしだよ 君は我々を信頼し…我々は君への信頼を失った」 それをかばうようにジークが言います 諫山 創:「進撃の巨人」105話より引用 「だがこうして『始祖の巨人』と『王家の血』を引く巨人が揃った すべての尊い犠牲がエルディアに自由をもたらし必ず報われる」 その後、コニーが入ってきて… サシャ死亡!! エレン苦笑 操縦室にいるエレンらのもとに、コニーからサシャが死亡した知らせが入ります。 エレンはコニーにサシャは最期に何か言ってたかを聞き、コニーが「『肉』って言ってた」と答えると、 『くっくっくっくっくっ』 と苦笑というか、サシャらしさを感じたのか笑います。 その後、サシャのことを回想し、表情は悔しそうなものに変わり歯を食いしばります。 105話「凶弾」まとめ 105話では、なんと…ついに104期生が死亡しました。 連載前に、作者がこの回で104期生の誰かが死ぬと予告していましたが、死亡したのはサシャでした。 人気の高いサシャが死亡したことで、読者はコニー同様深い悲しみに包まれ、そしてガビを恨みます。 そして、この回では、マーレ襲撃が終わるとともに、エレンと調査兵団との間にある確執、ガビとファルコの侵入、そして、死んだはずのジークが飛行船にいたなど、先が気になる場面が多々、盛り込まれています。 帰還後、どのような動きを見せるのが気になると同時に、マーレ襲撃に至るまでの期間が未だ描かれていない為、そのあたりの経緯が描かれることを期待します。
次の2018-02-21 10:20 リバァイ兵長 無事、エレンとミカサは飛行船に逃げこむことが出来ました。 そこに出迎えたのがリバァイ兵長です。 相変わらず、お前は蹴りやすいと言われる始末です。 どうやらエレンがマーレに潜伏していたのは、独断専行に近い形のようです。 サシャ死す 場面変わって、調査兵団の兵士たちは飛行船に続々と乗り込んで逃走に成功します。 マーレの死者多数に比べて、調査兵団の死者は6名だそうです。 調査兵団の面々は大勝利だと喜びます。 そして、サシャの最後の言葉は「肉」です。 103話で獣の巨人を倒したと思っていたリバァイ兵長ですが、やはり演技だったようです。 戦士隊を誘導して、ピークとガリアードを穴に落としたのはイェレナでした。 サシャも死んでしまい、エレンはどうなってしまうのでしょうか。 今回のマーレ強襲作戦は、ジークとエレンのほぼ単独作戦のようです。 調査兵団のリバァイとハンジは今回の作戦に賛成していなかったようです。 これで、 ・エレン側所有 始祖の巨人(エレン) 進撃の巨人(エレン) 戦鎚の巨人(エレン) 超大型巨人(アルミン) 獣の巨人(ジーク) ・エレン側所有? 女型の巨人(アニ) ・マーレ側所有 鎧の巨人(ライナー) 車力の巨人(ピーク) 顎の巨人(ポルコ) となり、「始祖の巨人」を所有しているエレンが「王家の血」を引く巨人のジークに触れながら命令すれば、真の力を発揮できるはずです。 しかしリバァイやハンジの反応からエレンはかなり信頼を失っており次回以降、どうなるかわかりません。 次回、アルミンの回想で三年前の出来事が判明します。
次のガビの銃弾で吹き飛ばされたエレンの頭にジークが触れ、遂にふたりは「座標」へと到達 、 始祖・ユミルに「エルディア人安楽死計画」を伝えるようジークがエレンに促します。 しかし エレンはその計画に反対であり、始祖・ユミルを自分に従うよう求めますが叶いません。 ジークは王家の血統である自分が始祖・ユミルを手にし「不戦の契り」も無効化したと主張、エレンの洗脳を解くと宣言して共に過去のグリシャの記憶の中へ入り込みました。 そこで 妻子を危険に晒しながら「始祖の巨人」の確保を目指すグリシャを非難しますが、突如グリシャが今のジークの姿を見ているかのように呟き・・・? それでは、気になる『進撃の巨人』最新話121話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。 スポンサードリンク 進撃の巨人121ネタバレ前回振り返り:エレンの謀反 しかしというかやっぱりというか、 エレンはジークの唱える「エルディア人安楽死計画」を受け入れていないことが明かされました。 その上で尚、「始祖の巨人」の力を我が物にしようとしていたことを賢明なジークは既に予期していました。 展開の意外性と言う点では、正に想像だに出来ない事ではありましたが、「始祖の巨人」を宿していない ジークが「不戦の契り」を無効化することに成功したというのは、論理的に矛盾しているのではないかと感じられました。 なぜなら「不戦の契り」とは、145第目のフリッツ王が「始祖の巨人」を宿した王家の人物達にその力を行使させないようにかけた呪縛だと説明されていたからです。 スポンサードリンク 進撃の巨人121ネタバレ前回振り返り:ジークの勘違い? 今回のジークの発言は、そもそも「始祖の巨人」を宿していないジークが、その力を縛る「不戦の契り」を無効化するという、 これまでの物語の前提を覆すものだと思われます。 かつて一度だけエレンが「座標」の力を行使出来たのは、ジークの母親で王家の血筋であるダイナ・フリッツの無垢の巨人と接触をしたからだと説明されていました。 この時にエレンの意志が周りの巨人達を動かし、「鎧の巨人」に一斉に襲い掛かるという行動を引き起こし、これが 「座標」の力の発動だと考えられていました。 ひょっとすると、かつて「女型の巨人」も叫びで周りの巨人を操る事が出来た事から、そうした力は「座標」でなくともある種の知性巨人では可能であり、 ジークの大いなる勘違いという可能性もあるのかも知れません。 スポンサードリンク 進撃の巨人121ネタバレ:未知なる力 地下室の奥に降りていくグリシャ。 そこでフリーダたちに何と、グリシャから急展開の発言が飛び出します。 それは「進撃の巨人」の未知なる力のこと。 「進撃の巨人」はグリシャによると、未来の継承者の記憶をも覗き見ることができるのだそうです。 つまり、未来がどうなってしまうのかを知ることができるのだと。 なんてチート能力!! エレンはこれで、未来がどうなっているのか、どうなってしまったのか、すべてを悟っているからこそ動けているのでしょうか。 もしかしたら「進撃の巨人」の能力とは、善悪や倫理観などを無視して、自らの意思に関係なく強制した動きをさせる能力なのでしょうか。 スポンサードリンク 進撃の巨人121ネタバレ:焦るエレン! しかし、次に焦ったのはエレンでした。 そうなってしまえば自分がここまで来た意味がなくなる! 慌てて、両腕に止められていた錠を力ずくで外します。 指が取れてしまい、血が舞っていく…。 「始祖ユミルに会いに来るのが目的だった」というエレンですが、始祖ユミルに駆け寄っていくものの、倒れていくユミル。 エレンは必死でユミルに対して手を伸ばしますが、目を閉じて倒れていくユミルに想いは届くのか…? 遂に始まる、破滅の音…。 『進撃の巨人』最新話121話は、 9月9日発売の別冊少年マガジンに掲載となります! 情報が判明次第掲載していきますので、楽しみにお待ちくださいね! 先に、最新話がどんな展開になるのかガッツリ予想したものをご覧ください! スポンサードリンク 現実世界のパラディ島・シガンシナ区の状況 敵味方が注視する中、吹き飛ばされたエレンの頭をキャッチしたジークを巡るその後の動きが描写されると予想します。 しかし頭だけになったエレンはともかく、体も意識もある現実世界のジークと、時間遡行に赴いている精神世界のジークは別個のものとして描写せざるを得ないと考えます。 そこで現実の時間軸で「地ならし」が発動されないことや、 全ての巨人を操れる筈の「始祖の巨人」の力が、マーレ側の「車力の巨人」や「鎧の巨人」にどういった影響を与えるのかが描かれるのではないでしょうか。 ファルコとガビのその後 ガリアードを捕食し「顎の巨人」を継承したファルコと、エレンを撃ったガビのその後の様子が描かれるのではないでしょうか? 今までのパラディ島勢力を無条件に憎悪する洗脳からは解けた感があったガビ。 しかしエレンを撃ったのは如何なる心境だったのか、一旦 人間の姿に戻ったファルコとの会話でその真意が判明すると予想します。 スポンサードリンク 進撃の巨人最新話121話ネタバレまとめ パラディ島シガンシナ区ではジークの叫びで生じた無垢の巨人がマーレ兵を襲い、ミカサとアルミンは「車力の巨人」、ジャンとコニーは「鎧の巨人」と対峙していました。 そんな中で ガビの放った銃弾はエレンの頭を吹き飛ばしましたが、その頭をジークがキャッチし遂に二人が接触します。 次の瞬間、 大きな光る巨木のようにも見える何かを前に立つエレンがいました。 エレンの背後には ジークがおり、ここが「座標」であり、遂に自分達は接触し「始祖の巨人」の力を手にしたと語ります。 ジークはエレンの背後の少女が始祖・ユミルであり、「エルディア人安楽死計画」を彼女に伝えろと迫りました。 しかし エレンはジークの計画に反対であると表明し、始祖・ユミルに自分に力を貸すよう求めますが 無視されます。 エレンに対し ジークは、王家の血を引く自分が始祖・ユミルの力を手に入れ「不戦の契り」も無効化したと述べました。 ジークは父・グリシャからの洗脳を解くとして、エレンをグリシャの記憶の中へ誘います。 そしてカルラと結婚しエレンを授かった 若き日のグリシャの様子を見せ、 妻子を危険に晒してまで「始祖の巨人」の簒奪を目論むことを非難しました。 しかしグリシャがレイス家の礼拝堂の地下の存在を突き止めながらも家に帰った為、ジークは 、使命を中断する程にエレンに愛情を注いでいたのだと見做します。 そんな中、寝ていたグリシャが突然目を覚まし、まるで今のジークの姿が見えているかのような呟きを発し・・・? 次回の『進撃の巨人』第122話を楽しみに待ちましょう!.
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