(2020年6月12日追記) 新型コロナウイルスの「感染第2波」や「景気回復の遅れ」に懸念が強まり、NYダウは 前日比 1,861ドル安を記録しました(過去4番目の下げ幅)。 日経平均も、NYダウが下落したことや円高が進んだことなどが要因で、続落しています。 2020年6月8日には 23,000円を超えており、コロナショック前の水準に一気に戻ってきました。 これほど急激に株価が戻ると、「 いつまで続くのか」疑問に思う方がいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで、コロナバブルがいつまで続くのか、現状を整理しつつ予想していきます。 日経平均株価が23,000円を回復 <日経平均株価の推移(6か月)> (出典:) 上の図は、日経平均株価の6か月チャートです。 コロナショックが起きた3月にかけて株価が急落し、一旦19,000円付近まで回復、5月後半からはコロナショック前に近い水準まで、一気に株価が上昇しているのがわかりますね。 景気後退が予想されている中で、急激に株価が回復するのは少し気持ち悪く感じます。 なぜなら、株価は企業の価値によって決まるからです。 それにも関わらず、どうして株価が上がったのでしょうか? 中央銀行の金融緩和が株価を押し上げた 景気が悪いのに株価が上がっていく裏側には、 中央銀行の存在があります。 中央銀行とは、「国の金融システムの中核を担う銀行」であり、日本であれば日本銀行(以下、日銀)が、これに当たります。 以前、「」で紹介したとおり、日銀はコロナショックの対応策として、 金融緩和を実施しています。 金融緩和とは、世の中にお金がスムーズに流れるようにするための施策です。 特に意識されたのが、 ETFの積極的な買入れです。 日銀がETFを買うと、その分だけ株価には上昇圧力が加わります。 投資家たちは日銀のETF買いによって株価が上昇すると予想し、その波に乗るかのように株式を買いました。 そのため、日経平均株価が上昇したと考えられます。 このほかにも、政府による財政対応や経済回復への期待が、株価を押し上げた可能性があります。 詳しくは「」をご覧ください。 日経平均株価の今後はどうなる? 日経平均株価の今後を予想するのはとてもむずかしいので、上昇シナリオと下落シナリオに分けて考えていきます。 上昇シナリオ 日経平均株価が上昇するとしたら、次のようなシナリオが考えられます。 中央銀行の金融緩和期待で、株価が上がる 1つ目の「6月12日のメジャーSQに向けて株価が上がる」について考えていきます。 むずかしい内容なので詳しい説明は省略しますが、先物やオプション取引の満期日で、SQ日に強制的に決済されます。 空売りをすると、一定期間後に買い戻して返済しなければならない仕組みなので、 メジャーSQ日には大量の買戻しが起き、株価が上がりやすくなります。 つまり、 6月12日のメジャーSQまでは株価が上昇すると考えられるのです。 2つ目の「中央銀行の金融緩和期待で株価が上がる」は、現在の株式市場と同じ状況です。 「 株価が下がっても中央銀行が買い支えてくれる」 安心感があるので、投資家は積極的に株式に投資できます。 そのため、株価に上昇圧力がかかっているのです。 割高感が意識されて、株価が下がる• 地政学リスクの高まりで、株価が下がる• 中央銀行の金融緩和が終了し、株価が下がる 1つ目の「割高感が意識されて、株価が下がる」について考えます。 後ほど詳しく説明しますが、やといった指標を見ると、 かなり割高感が出ているような印象です。 そのため、割高感から 利益確定のために株式を売る投資家が増えてくれば、株価が下落する可能性があります。 2つ目の「地政学リスクの高まりで、株価が下がる」についてです。 アメリカと中国の関係性悪化や香港での暴動などといった、政治的なリスクが高まっています。 これによって 経済活動が停滞する可能性があり、もしそうなれば、株価にはマイナスの影響が及ぶのです。 3つ目の「中央銀行の金融緩和が終了し、株価が下がる」を見ていきます。 この理由はかんたんです。 上昇シナリオと下落シナリオを総合的に考えると、 6月12日のメジャーSQまでは株価が上がりやすく、その後は 利益確定により株価に下落圧力が加わるのではないかと予想しています。 加えて地政学リスクや金融緩和の終了などにより、株価に下落圧力が加わるかもしれません。 相場の方向性を予想するのはあまり意味がありませんが、現状を整理するとこのようなシナリオが考えられます。 おすすめの温度計は以下の3つです。 日経平均PER• 騰落(とうらく)レシオ• RSI(アールエスアイ) 日経平均PER まずは、「日経平均PER」から紹介します。 日経平均PERは、 株式市場が割高な水準にあるのかどうかをチェックできる指標です。 日経平均に組み入れられている銘柄のEPS(1株あたり純利益)の何倍の株価となっているかを表します。 数値が高ければ高いほど割高と判断する指標です。 通常時は12~15倍で推移していますが、2020年6月5日には 20倍となっています。 通常時と比べて かなり割高感が出ているのがわかりますね。 <日経平均PER> (出典:) 2020年6月5日時点では、騰落レシオ(10日)が 173. 31%となっており、相場が かなり過熱しているのがわかります。 騰落レシオは、「」で確認できます。 RSI(アールエスアイ) 最後に、RSIを紹介します。 RSIとは日本語で「相対力指数」と言われ、 株価の方向性をチェックできる指標です。 0~100%の間で推移し、株価の上昇局面に入ると50%以上で推移します。 反対に下落局面に入ると50%以下で推移するので、50%が上昇か下落の境目になっています。 また、 RSIが70%以上であれば買われすぎ、30%以下であれば売られすぎと判断できるので、相場の天井や底値を推測するのに役立ちます。 RSIは、SBI証券で確認できます。 以下の画像の赤枠部分がRSIです。 <日経平均株価のRSIの推移(6か月)>.
次の一時的に感染者数が減少して収束し始めたかと思える時期も来るだろうが、それは『感染の波』ともいうべきもので、再び感染者の増加が来るだろう」 昭和大学(東京都品川区)の二木芳人客員教授(感染症)は、こう現状を厳しく分析する。 感染経路の追えない患者が増え、医療機関の受け入れ能力が逼迫しているなど、まさに「医療崩壊の危機」と呼び得る状態だ、と言う。 政府の緊急事態宣言などによる外出自粛の効果も、専門家から見れば効果は限定的なようだ。 二木客員教授は「繁華街が注目されているが、平日の商店街やオフィス街は多くの人が出歩いている。 外出自粛の効果を出すには、より強いメッセージを発信しないといけない」と言う。 「ここまでくれば、国民の6割から9割が感染して抗体を有する『社会的免疫』が成立するまで、あと2~3年は感染の完全収束はないだろう。 海外で実施されているロックアウトのような厳しい措置も免疫成立までの患者数の増加スピードを抑えて、医療組織を破綻させないための対策でしかない」と解説する。 新型コロナウイルスの顕微鏡写真(国立感染症研究所ホームページより) その上で二木客員教授が求めているのが、医療体制の機能維持だ。 ウイルス感染が疑わしい患者を受け入れる「専門外来」を開設し、そこで十分な感染防御対策を整えて患者と疑われる人を集中して検査し、より分ける。 「軽症や症状の無い患者は医療機関以外の施設に回し、重症者を専門医療機関が引き受ける。 一部の自治体で始まったばかりで、体制整備の遅れは大きい」とした上で、「軽症者を一部自宅待機で対応しているケースがあるが、大変危険で早急な受け入れ施設の整備が求められる」と言う。 同時に、流行のパターンは新型コロナウイルスの性格によっても変わってくることが予想される。 「日本のような温帯地域では、新型ウイルスがインフルエンザと似た性格なのかどうかで今後の流行のパターンは異なってくる」と言う。 「インフルエンザのように気温が上がると活動が低下するウイルスであれば、今年の4月下旬ごろから少しずつ感染拡大のペースが落ちて8月までには拡大の勢いが目立って落ち着く。 ただ夏が過ぎて10~11月には再び感染が増大し、21年の4~6月まで再び流行が続くだろう。 このように2シーズンが過ぎると、ある程度流行は落ち着いてくるし、重症者の比率も減るだろう」。 菅谷医師はこう予測する。
次の新型コロナウイルスが世界で大流行。 感染者数推移は? 新型コロナウイルスの感染者数推移はこちらで確認できます。 ) 日本の感染者数も先月後半から大幅に増えて、7000人超。 (4月14日現在) 日本でも、世界でも新型コロナウイルスの感染者数は増え続けている現状。 ヨーロッパで深刻になっていますが、今ではアメリカが感染者数世界一位で、かなり一番深刻な状況になっていますね。 昨年からは想像もできなかった事態。。 著名人も新型コロナへの不安をつぶやいています。 新型コロナが世界中で猛威をふるっている。 学校にいける、人と集まれる、Liveができる、試合ができる… 何気ない日常がいかに幸せなことであったかを思い知らされる。 いつまで続くかわからない見えない敵との戦い。 そのストレスや被害は計り知れない。 一刻も早い収束を心から願いたい。 新型コロナ…いつまで… もうマスクが尽きる~ — RI RI10050506 新型コロナ。 世界では外出禁止令がでてる国がたくさんあるのに、通常営業の日本。 学校休校と遊園地休園以外ほとんどなにも変わってない。 このままでは感染は広がる一方。 生活必需品を売るお店以外閉めて、みんな家にこもらないといつまでも終わらないと思う。 — 群馬出身 12mayu87240 仕事がないという方も。 過去に問題になった感染症、SARSとMERSは終わるまでかなり長丁場でした。 SARSは約8ヶ月続き、MERSは2012年に発生してから現在もまだ感染者はいるようです。 新型コロナウイルスが発生して早4ヶ月。 個人的な見解ですが、SARSやMERSと同じように、発生から終息まで、半年以上続くことを視野に入れておいた方がいいのかもしれません。 感染拡大スピードが早すぎて、そもそも新型コロナが終息することはあるんだろうか、、とも思ってしまいますが、いつか一般的な風邪やインフルエンザのように、すぐに治る病気へと変わる時が来ることを祈るばかりですね。 ワクチンの原薬ができたという情報もありますね!() 終わりはまだ見えない。。 でも、中国ではもうピークを迎えたようです。
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