2018年03月03日 12時00分 木の中から水が湧き出る不思議な光景を捉えたムービーが公開中 自然のいたずらは時に、人間の想像も付かないような光景を生み出すもの。 木の中から泉のように水が湧き出るという不思議な光景を捉えたムービーが、YouTubeで公開されています。 「水の湧き出る木」があるのは、東ヨーロッパに位置するモンテネグロ。 ここでは、クワの木から水が滝のように流れ出る現象が確認されています。 「水の湧き出る木」は付近の名物になっており、携帯電話でムービーを撮る人もいます。 時代が時代なら「神の奇跡」と信じられそうな光景ですが、これはれっきとした自然現象。 科学的に説明が付きます。 この現象が発生するのは、決まってクワの木があるDINOSA村に大雨が降った後だとのこと。 地下水路の許容量を超える雨が降ると、地下水路の水圧が高まって上方向に水を逃がそうとする力が働き、地面の湧水スポットから水が湧き出ます。 DINOSA村の周辺には、このような湧水スポットがいくつもあるとのこと。 実は、「水の湧き出る木」の真下にも湧水スポットが存在します。 普通の木であれば大量の水が幹の中を勢いよく流れることはありませんが、このクワの木は偶然にも根っこから幹の内部にかけて空洞が存在するため、押し上げられた水がその中を通って上昇します。 そして上昇した水が幹の割れ目から噴き出し、まるで泉のように水が湧き出る現象が発生するのです。 近所に住むEmir Hakramajさんによると、木から水が湧き出る現象が発生したのは1993年~1998年ごろ、もしかしたらそれ以上昔かもしれないとのこと。 クワの木は樹齢およそ100年から150年とのことで、かなり古い木のようです。 最初に空洞ができたのは木の真ん中あたりで、地下の泉からかかる水圧によって徐々に木の内部が破壊され、やがて貫通したのではないかとEmirさんは推測しています。 「これは奇跡ではありません。 完全な自然現象ですし、私たちが話題作りのために工作したなんてこともないですよ」とEmirさんは笑いながら語りました。 「水の湧き出る木」は、自然はしばしば人間の予想を超えた光景を作り出すという好例だといえます。
次の関連記事 オリーブの木を挿し木するときに準備するものは?• 鉢に植えられたオリーブの木• ビニール製の小さな鉢かプランター• 挿し木用の土• コップなどの容器• 割りばし• 発根促進剤(メネデールなど) 準備するグッズの中で、聞きなれないのは「発根促進剤(はっこんそくしんざい)」ではないでしょうか? 発根促進剤とは、水や栄養を吸収する力を高めて光合成を活発にする効果のある薬です。 枝の切り口へ塗ると、根が生えやすくなります。 土は「挿し木用の土」を使うのもポイント。 この土には、市販の培養土に含まれる肥料成分が含まれていません。 肥料をまぜてしまうと、切り口を腐らせるので注意してくださいね。 オリーブの木の挿し木の時期と方法は? オリーブの木の挿し木には、5〜7月の初夏に生長のとまった枝を使って行う「緑枝挿し(りょくしざし)」と、2月頃に太い枝を使って行う「休眠枝挿し(きゅうみんしざし)」の2つがあります。 緑枝挿しは「新しい芽のついたその年に生えた枝」、休眠枝挿しは「太く成熟した古い枝」を使うという違いはありますが、手順に違いはないので時期に合わせて使う枝を切って準備してください。 コップなどの容器に水をためておく• オリーブの木から10〜15cmの長さの枝を切る• 清潔なナイフを使って、切り口を斜めにカットする• 数時間、水をはったコップの中に枝をつける• ビニール製の鉢に挿し木用の土を入れる• 鉢の土を湿らせる• 枝をコップから取り出して水気をとり、切り口に発根促進剤を塗る• 割りばしで土に穴をあけ、そこに枝を挿す• ライトの下や直射日光の当たらない窓辺など明るい日陰に鉢を置く• 土が乾かないよう水やりをして育てる 挿し木で育てたオリーブの木の苗はどう育てるの? 挿し木をして数ヶ月たつと、枝から新しい芽が生えます。 さらに葉が数枚ほど生えたら立派な苗木です。 新しい鉢へ植え替え、育てていきましょう。 ここでは、新しく育った苗を鉢へ植え替えるために必要なグッズと手順をご紹介します。 一回り大きな新しい鉢• オリーブ専用か観葉植物用の培養土• 鉢底ネット• 新しい鉢の底穴に鉢底ネットをかぶせる• ビニール製の鉢からオリーブの木の苗を抜き出す• 手で根についた土をほぐして落とす• 新しい鉢の中心に苗を置き、周りに土を入れる• 土を鉢の縁から下4cmのところまで入れたら、たっぷりと水を与える• 日光の当たる量が徐々に増えるよう、1週間ごとに場所を移動させる• 普段通りオリーブの木を育てる オリーブの木に他の増やし方はある?「取り木」とは? オリーブの木は、挿し木以外に「取り木(とりき)」で数を増やせます。 取り木とは、枝の途中で発根させて新しい苗を作る方法です。 挿し木のようにいっぺんに数を増やせませんが、失敗が少なくスペースをとらないメリットがあります。 成功させるポイントは「根が元気なときに行うこと」で、オリーブの木がよく生長する4〜10月がおすすめですよ。 清潔なナイフ• ビニールテープ• ラップ• ミズゴケを水でふやかす• 増やしたい枝を決める• そいだ切り口へ湿らせたミズゴケをたっぷりとまく• まいたミズゴケの上からラップをかけ、ビニールテープで固定する• 水が漏れないよう下の方もしっかり密閉する• 上の部分は水が注げるよう少し空間を空ける• ミズゴケが乾かないように上から水を注いで管理する• 数ヶ月後、切り口から十分に根が生えたらラップとミズゴケを取りはずす• 根が生えているところよりも下で枝を切り、鉢へ植え替える オリーブの木をたくさん飾るなら挿し木にチャレンジ 1つあるだけでお部屋をさわやかな印象に変えてくれるオリーブの木。 銀色がかった葉っぱに光が反射して、あたりが明るくなりますよね。 リビングや玄関、キッチンなどいろいろなところに飾るなら、挿し木で数を増やしてみませんか?新しく苗を買うよりも手間はかかりますが、そのぶん愛着も沸いてもっとオリーブの木が好きになるかもしれませんよ。
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