「早速」は「応じてすぐに」という意味を表します。 例えば、何か要望があってその内容がすぐに応じるべき時や、しようと思ってからすぐにやり始める時など、「行うことが定まってからすぐに対応すること」を「早速」で表します。 文に入る時や話題を変える時の起こし言葉であり、目上や目下に関わらず使用可能な言葉です。 「では、早速」といった使われ方で、テレビ・映画・舞台・アニメ・書籍などで見かけたことがある方が多いと思います。 自分が日常の中で使用しているという方もいることでしょう。 「早速」の言葉自体は身近なものですが、「早速のご対応」となるとあまり親しみがないかもしれません。 しかし、ビジネスシーンや丁寧な言葉としては適切なため「早速のご対応」が使用される場面も多くあります。 類語その1「早々」 「迅速なご対応」は「早速のご対応」よりもビジネスシーンや顧客側に対して用いられる言葉です。 また、「迅速」には行動が非常に早い・物事の進行が早いといった意味があります。 「早々」にも似たような意味がありますが、「迅速」は立場に関係なく使用できる言葉であり、「早々」と違って目上の人にも顧客に対して用いることができます。 また、相手のことを表す時も自分のことを表す時も使用できます。 ビジネスシーンや丁寧な言葉としては「早速のご対応」よりも「迅速なご対応」の方が適切と言われていますが、「早速のご対応」でも構いません。 「迅速」は物事の進行や行動が早いことを示していますが、「早速」は応じてすぐにという意味があるため、応じて今すぐに行動する場合は「早速のご対応」、応じて今すぐにではないけれど早く対応する場合は「迅速なご対応」の方が言葉の意味としては適しています。 類語その3「早急」 「早急」は非常に早いことですが、敬語表現としても使用できるのに命令系にもなってしまう言葉のため使用場面には注意が必要です。 「早急に頼む!」と上司が部下に使用することはよくあるかと思いますが、間違いではありません。 ただ、部下が上司に「早急にお願いします」と言うと少し命令系になってしまうため、部下が上司に対し「早急」を使用する時は「早急にお願い申し上げます」丁寧に聞こえるようにしましょう。 「早速」「早々」「迅速」「早急」と似たような言葉はたくさんありますが、それぞれ意味合いとしては異なる印象があり、使うことができる場面も違います。 目上の人に対しても使用できるものもあれば、目上に対しては失礼に値するものもあるため、使い分けが大事です。 無難な言い方としては「早速」と「迅速」が立場に関係なく使用できるオールマイティな言葉なので、ビジネスシーンには最適な言葉です。 「早速のご対応」は、目上の方に使用する敬語表現としては正しいです。 正しいというよりは、間違ってはいないと言った方が適切でしょう。 理由としては、敬語表現としては「迅速なご対応」が最も適しているとされているからであり、「迅速」の意味と比べると「早速のご対応」は使用できる場面が限られます。 応じて今すぐに動く場合のみ「早速のご対応」であり、数日以内に行うような早いけど間がある場合は「迅速」です。 例えば物販の取引で、入金後すぐに発送してくれたことに対しては「早速のご対応」ですが、早いけれども入金後すぐではない場合には「迅速なご対応」が適しています。 ただ、細かな話になるため一般的に早いことを示す時には「早速なご対応」でも「迅速なご対応」でも構いません。 「早速のご対応いただき、ありがとうございます」尊敬語で「もらう」の意味がある「いただく」が変化した「いただき」が加わりましたが、この使い方は間違いです。 「もらう」というのは「してもらう」「何かをもらう」の意味合いがありシーンによってどちらの意味合いになるかは違ってきますが、「ご対応」のように「ご」や「お」が付いた言葉に次いで「いただく」を付けることは敬語表現として不適切とされてきます。 「いただき」を使用する時は「ご対応」ではなく「対応」で良く、「対応」と「いただき」の間に「をして」を入れると文がまとまります。 「早速の対応をしていただき、ありがとうございます」とすれば、使用可能です。 少々難しい敬語表現のルールになりますが、相手の許可を得る言葉の「いただく」を次いで使用する時は「ご」や「お」が付く言葉は使用不可ですので覚えておきましょう。
次の「迅速な対応」という言葉は、仕事でよく使われる言葉ではないでしょうか。 「迅速な対応をします」「迅速な対応でお願いします」などと使われている「迅速な対応」ですが、敬語なのでしょうか。 また、「迅速な対応」の敬語表現や使い方と例文、別の敬語表現についてくわしくご説明します。 尊敬語 尊敬語とは、敬語の一分類のことです。 話し手が敬意を示す形をした言葉です。 「迅速な対応」という言葉に、尊敬語を合わせて使いましょう。 ・迅速な対応をしていただき、ありがとうございます。 ・迅速な対応をしていただき、感謝しています。 ・迅速な対応をお願いいたします。 「迅速な対応」という言葉に尊敬語を合わせて使うことで、相手に対して丁寧に接するということだけではなく、基本的なマナーとしても身につけておきましょう。 「迅速な対応」の敬語での使い方 ビジネスで使うことの多い「迅速な対応」という言葉は敬語表現をすることで、目上の人に対して使っても、失礼にならないという考え方が一般的です。 ビジネスでは、客先や取引先などビジネスの相手に対して「迅速な対応」をお願いする場合と、感謝する場合だけではありません。 上司や同僚など社内の人に対して使う場合もあります。 「迅速な対応」という言葉を使うことで、仕事相手だけではなく、仕事仲間との関係も円滑にすることができるでしょう。 メールでの使い方 「迅速な対応」という言葉は、ビジネスシーンではメールの場合にもよく使われる言葉です。 相手に早い対応をしてもらいたい場合や、対応の早さに対して感謝する場合に「迅速な対応」という言葉を使うことができます。 また、自分の対応について答える場合にも「迅速な対応」という言葉は使うことができるでしょう。 例文 ・迅速な対応をお願いいたします。 ・この度はご多忙のところ、迅速な対応をしていただきありがとうございました。 ・この度は迅速な対応をしていただき、感謝しております。 ・迅速な対応をいたします。 「迅速な対応」を敬語表現するときの例文 「迅速な対応」を別の敬語で表現する方法をご紹介します。 適切な対応 ・適切な対応をしていただき、ありがとうございました。 ・適切な対応をしていただき、感謝いたします。 「迅速な対応」という言葉を別の敬語で表現する場合には、「適切な対応」という表現を使うことができます。 「迅速な対応」と異なる点は、お願いしたい場合には「適切な対応」という言葉を使うことはおすすめしません。 「適切」という判断は人により異なるため、迅速というように早い対応をしてもらえない可能性があるため、注意して使いましょう。 早速の対応 ・早速の対応ありがとうございます。 ・早速対応していただき、感謝いたします。 対応が早くて感謝していることを表現する場合には「早速」という言葉を使って敬語表現をすることができます。 早急な対応 「迅速な対応」と似ている表現には「早速の対応」という言葉があります。 「早速」という言葉には、素早いこと・時を置かずにすぐに行動することという意味があります。 「迅速」という言葉は、物事の進行や人の行動が少しも滞ることがなく進行したり、物事が素早く処理されたりするという意味があります。 「早速」は、物事に対して「すぐに取りかかる」ことを表しています。 「迅速」は、物事が素早く処理されたり進行されたりすることを表しているという違いがあります。 ・迅速な対応をお願いします。 ・早速の対応をお願いします。 どちらも敬語として使うことができますが、使い方の違いに注意しなければなりません。 使い方の注意点 ビジネスシーンで使う場合には、物事に対してすぐに取りかかって欲しいことを伝えたい時には「早速の対応」という言葉を使いましょう。 しかし、「早速の対応」という言葉を使う場合には注意しなければならないことがあります。 「早速」はすぐに取りかかることで、物事が完了するまでの時間については表すことができません。 物事を素早く処理し終えて欲しい場合には「早速の対応」ではなく「迅速な対応」を使用することをおすすめします。 「迅速な対応」で仕事を進めましょう.
次のA ベストアンサー 『次の書類を送付いたしますので、ご査収のほどお願い・・・』 送る行為は、相手にも関わる事なので、 「送付いたします」と、致しますと言っていても、 「ご」を付けなければ「送り付ける」という意味になります。 「ご」は相手に対する「謙譲語」です。 「ご送付します。 」か「ご送付致します。 」が正しいです。 「する」の謙譲語は「いたす」なので、「ご送付致します。 」が 正しいのです。 二重敬語になるかもしれませんが、こちらの方が 丁寧です。 「お送り致します。 」でもOKです。 ・「ご」を必要としない場合は、「送付させて頂きます」になります。 例えば「ご連絡します」の「ご」も同様です。 連絡するのは 自分の動作ですが、「連絡」を受ける相手に対する敬意を表すため、 謙譲の接頭語「ご」を付けます。 相手に頼む場合は「お送りください。 」です。 civillink. こちらではいつもお世話になっております。 こちらを利用していていつも気になってしまうことがあるのですが、質問をするときはほとんど必ず「教えてください」という言葉が質問文に入りますよね。 この「教えてください」という言葉、個人的にはそのまま書くとあまり丁寧ではない響きに感じます。 また、国語のカテゴリで質問しているのに恐縮ですが、文法的に間違っていたとしても一般的に違和感のない表現であれば構いません。 みなさんが普段使ってらっしゃる丁寧な表現をぜひ知りたいです。 よろしくお願いいたします。 この言葉の言い換えや言葉尻を変えるだけで言いやすくなる…なども教えていただけると助かります。 おはようございます。 こちらではいつもお世話になっております。 こちらを利用していていつも気になってしまうことがあるのですが、質問をするときはほとんど必ず「教えてください」という言葉が質問文に入りますよね。 この「教えてください」という言葉、個人的にはそのまま書くとあまり丁寧ではない響きに感じます。 A ベストアンサー はじめまして。 「教えていただけますか?」 が一番です。 女性的な上品さを持ち、かつ簡潔で、ひらひらした装飾部分がなく、理知的なイメージを与えます。 やや、丁寧なヴァリエーションは 「教えていただけますでしょうか?」 があります。 ここまでが限度ですね。 それ以上の敬語(丁寧語)の装飾を施しますと、妙に軽薄なオーラが漂います。 ちなみに「ご教示」という言葉は、漢語ですので、男性的な堅さを醸し出します。 女性にはエレガントではありません。 また、「~ませんか」「~ないでしょうか」という否定語との複合語は、相手に「~してくれないということはありませんよね」という二重否定の婉曲表現になっていますから、遠まわしで、素直な感じがしません。 ここは素直に「~くれますか」といった肯定形が、率直でストレートに伝わります。 要は好き好きですので、ご参考になさって下さい。 その時に何か不自然に思う敬語を使っているなと感じますが、 どう書くのが正しいのかわからず質問します。 先程も言いましたが、 「教えて欲しい」の敬語がわからず困っています。 ~~して欲しい。 ~~見積もりを取って欲しい。 などです。 検索エンジンで調べてみましたが、出てきませんでした。 ビジネスマナーの本に例文として出ているかもしれませんが、 もしかしたら出ていないかもしれません・・・。 と思い、教えて欲しいです。 宜しくお願いします。 その時に何か不自然に思う敬語を使っているなと感じますが、 どう書くのが正しいのかわからず質問します。 先程も言いましたが、 「教えて欲しい」の敬語がわからず困っています。 ~~して欲しい。 ~~見積もりを取って欲しい。 などです。 A ベストアンサー 外注に対してですよね? それならば自分がお客ですから、敬語も丁寧語も不要で、依頼書にすれば良いと思います。 しかし、そうは言っても、相手は他人ですから、それを気遣う程度の丁寧語にすれば良いですよ。 また、「見積もりを取ってください。 」は文法的におかしいですね。 貴方の会社をA社、外注をB社とすると、A社の貴方が、B社の誰かにC社からの見積もりを取り寄せて欲しい。 という意味になりますね。 貴方がB社に対して見積もりを書かせるなら、「取ってください」は無いですね。 見積もり依頼書 下記条件で見積もりをお願いします。 ~~の見積もりを取って欲しい。 ~~して欲しい。 外注に対してですよね? それならば自分がお客ですから、敬語も丁寧語も不要で、依頼書にすれば良いと思います。 しかし、そうは言っても、相手は他人ですから、それを気遣う程度の丁寧語にすれば良いですよ。 また、「見積もりを取ってください。 」は文法的におかしいですね。 貴方の会社をA社、外注をB社とすると、A社の貴方が、B社の誰かにC社からの見積もりを取り寄せて欲しい。 という意味になりますね。 貴方がB社に対して見積もりを書かせるなら、「取ってください」は無いですね。 そう言われると、B社... Q こんにちわ。 メールでお客さんとやりとりすることが多いのですが、どうしても気のきいたビジネス文書がでてきません^^; 特にメールに限られた基本がのっているようなサイトってありますでしょうか? 急ぎで知りたいのが、 打ち合わせ後 「今日はありがとうございました」 「今後の予定をお知らせします」 といったような内容を送りたいのですが、 どういう言葉を使えばいいのかなーー^^;と悩んでおります。 ちなみに打ち合わせは私が、お客様の会社に訪問して営業した・・・というかんじです。 たとえば来ていただいたときなら 「本日はご足労いただきありがとうございました。 」 なんて始めればいいかなーと思うのですが、 逆に行った場合はどうすればいいんでしょうか? またメールを終わらせる時もどういう言葉で終わらせれば失礼でないのか、教えていただきたいです。 A ベストアンサー 秘書をやっています。 >打ち合わせ後 「今日はありがとうございました」 「今後の予定をお知らせします」 といったような内容を送りたいのですが、 どういう言葉を使えばいいのかなーー^^;と悩んでおります。 1 本日はご多忙のところ、ありがとうございました。 2 本日はお忙しい中お時間頂きましてありがとうございました。 などでしょうか。 >たとえば来ていただいたときなら 「本日はご足労いただきありがとうございました。 」 なんて始めればいいかなーと思うのですが、 逆に行った場合はどうすればいいんでしょうか? 「ご足労」や「ご苦労」とういう「労」が入る言葉は、基本的に自分より格下に使う言葉です。 お客様に使用する言葉ではありませんのでお気をつけ下さい。 などでしょうか。 >またメールを終わらせる時もどういう言葉で終わらせれば失礼でないのか、教えていただきたいです。 メールの締めは大体「宜しくお願い致します」で締めます。 先ほどのお打ち合わせの議事録を作成致しましたのでお送りいたします。 何かございましたら、ご返信下さいませ。 宜しくお願い致します。 質問者さんの企業名 質問者さんの名前 連絡先 ********************* こんな感じでしょうか。 秘書をやっています。 >打ち合わせ後 「今日はありがとうございました」 「今後の予定をお知らせします」 といったような内容を送りたいのですが、 どういう言葉を使えばいいのかなーー^^;と悩んでおります。 1 本日はご多忙のところ、ありがとうございました。 2 本日はお忙しい中お時間頂きましてありがとうございました。 などでしょうか。 >たとえば来ていただいたときなら 「本日はご足労いただきありがとうございました。 」 なんて始めればいいかなーと思うのですが、 逆に行... A ベストアンサー こんにちは、No. 4です。 「思う」「考える」という表現は政治家の選挙演説でも頻繁に使われますが、 自信が無いようには感じませんよね。 主張が一言だけで終わらないのは演説もビジネス文書も同じこと、 意志や主張の強さは文脈の前後で調整していけば良いと思います。 ケースバイケースですが、 自分が「こうだ!」と思っても相手はそう思わない場合もあるので 文をマイルドにしてくれるこういた柔らかい表現、私は重宝していますよ。 Q 先日、メールのやりとりの中で、「いくつかご質問があります。 」という一文がありました。 相手が、私に対して質問したいことがあるという状況です。 自分が質問したい場合に、そのことをさして「ご質問があります」は、なんだか違和感があるな、と思ったのですが正しい用法なのでしょうか? また、そういったご質問に対して、「"ご"回答いたします。 」と自分が回答することに対して「ご」をつけるのは正しいでしょうか? 仕事のメールでしばしば見かけるし、私も曖昧な使い方をしているかもしれないと思って、不安になってきました。 まスマートな表現をお教えいただけましたら幸いです。 ちなみに私は下記のようにしています。 質問があるとき「下記の事項についてお教え下さいますでしょうか」「ご教示下さい」「質問があります」 回答するとき「ご質問頂きました件につき、下記の通り回答いたします」もしくは、質問事項(引用)に回答を付記する。 A ベストアンサー こんにちは(^^ この件、昔上司と議論になったことがあります(汗。 基本的には、敬語はNo. 2のkeydaimonが仰る通り、「尊敬」「謙譲」「丁寧」の3種類に分かれます。 では、この「ご」はどれに当たるかというと・・・この3種類、どの用法でも使われます。 (Goo辞書「ご」で調べてもそうありますね)。 ですから、文法的には「ご回答いたします」はアリです。 たとえばNo. 回答の場合は、(「ご回答」を避けるために) 「ご質問いただきました点につきましては、以下の通りですので、宜しくご確認お願いいたします」 と書いたりします。 ちなみに蛇足ですが「いたします」には「謙譲」「丁寧」の両方の意味がありますが、相手によっては「丁寧」の意味しか無いと思っている場合がありますね~。 これもあいまいなとこです(^^; こんにちは(^^ この件、昔上司と議論になったことがあります(汗。 基本的には、敬語はNo. 2のkeydaimonが仰る通り、「尊敬」「謙譲」「丁寧」の3種類に分かれます。 では、この「ご」はどれに当たるかというと・・・この3種類、どの用法でも使われます。 (Goo辞書「ご」で調べてもそうありますね)。 ですから、文法的には「ご回答いたします」はアリです。 たとえばNo.
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