妊娠がわかり、嬉しい気持ちでいたのもつかの間、妊娠 15週頃までには多くの妊婦さんが徐々に表れる体の変化を感じていると思います。 特に変化として顕著に表れるのが食べ物の偏り。 妊娠発覚前まではそこまで食べたいと思わなかったのに、突然そればかり食べたくなってしまう…、他の食べ物は戻してしまうけど、これだけは食べられる…そんな予想外の変化を感じていませんか。 この偏りが健康的に問題のなさそうなものなら心配はいらないのですが、摂取するのにちょっと抵抗がある…そんな食品である場合、食べるべきか我慢するべきか悩んでしまいますよね。 今回は中でも「 」に焦点を当ててみました。 妊娠をしていなくても、カップラーメンはヘルシーとは言えない食べ物です。 赤ちゃんがお腹にいる今、どうしても食べたくなったカップラーメン、一体どうすればいいのでしょうか。 意外と多い!? にカップラーメンが食べたくなる妊婦さん 妊娠 15週までの初期にあたる時期に、 カップラーメンやジャンクフードにはまってしまう妊婦さんは意外と多く見られます。 これはつわりによる偏食とも言われていますが、カップラーメンやジャンクフードしか身体が受け付けないというケースもあれば、他のものも食べられるのに何故か無性にそういったものを欲してしまうケースなど、症状も人によって様々です。 実際に妊娠初期にカップラーメンが食べたいと思うようになった妊婦さんの声を集めてみました。 ・妊娠4ヶ月です。 最近、なぜかよくカップラーメンが食べたくなってしまいます。 お腹のベビーにあまりよくないというようなことを聞いたことがあるような気がしますが、やはりあまり食べないほうが良いのでしょうか?1週間に1回はどうしても我慢できなくなって食べてしまいます。 ・カップ麺食べたいです。 けど、赤ちゃんの万が一を思うと食べたくないです。 お腹にまわる栄養が少なくすむ今は、こだわらずカップ麺を一口食べ、旦那に残りを片付けてもらうくらいならいいのか… ・インスタントラーメンは野菜を入れて食べてしまう日はありますが、本音ではカップラーメンが食べたいのです。 この衝動はどうしたらおさまるでしょうか?それとも妊娠中にカップラーメンを食べても大丈夫でしょうか? このように、偏食を感じる妊婦さんの多くが、「食べたい、でも胎児への影響が心配」という思いで悩んでいるんですね。 知っておきたいカップラーメンに潜むと言われている危険要因 では、実際にカップラーメンにはどのような危険要因が隠れているのでしょうか。 その程度の大きさも含めて見ていきましょう。 食品衛生法では食品添加物について次のように定義しています。 添加物とは、食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう。 食品添加物は、食品衛生法に基づいて、 厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定したもの以外、使用が認められていません。 (平成27年現在、449品目の指定があります。 詳しくはをご覧ください。 ) カップラーメンに含まれている主な添加物は、かんすい、増粘多糖類、香料、酸化防止剤、酸味料などが挙げられますが、これらの添加物を含め国内で使用されているものは、その安全性が認められているということになります。 もちろん人体に大きな影響はないというのは、 免疫力のある大人について言えること で、妊娠中にはどの程度の問題が生じるかについては明確な研究結果がないようです。 安全性が保障されているからといって安易に摂取し続けるのは、少し危険かもしれません。 しかしそうは言っても、現代社会において添加物がないものを食べることはとても難しく、私たちは多かれ少なかれ日々の生活で摂取しています。 あまり神経質になりすぎず、何事も「 摂取のし過ぎ」が危険だということを頭に入れておくことが大切なのではないかと思います。 発泡スチロール製のカップに含まれる物質が問題となっているんですね。 そもそも環境ホルモンとはどのようなものなのでしょうか。 私たちの身体は、さまざまなホルモンが作用しあって体調を整えています。 女性で言えば、生理や妊娠でホルモンバランスが崩れることで頭痛や気分の抑揚などが起こりやすいので、イメージしやすいですね。 本来は、体内で作られるホルモンによってバランスをとっている身体に、 体外の環境中に存在する物質がまるで本物のホルモンのような影響を与えてしまうものを 環境ホルモンと呼んでいます。 内分泌がかく乱されてしまうことから「 内分泌かく乱化学物質」とも呼ばれています。 この環境ホルモンによる人体への影響として挙げられるのが、 生理不順や 更年期障害、 骨粗しょう症などです。 カップラーメンの容器には人体に影響を及ぼすような環境ホルモンはないとの見解もあるようですが、懸念事項として議論されていることは確かです。 妊婦さんは特に知っておいた方がいいかもしれません。 これはカップラーメンに限ったことではなく、例えば妊娠中に卵サンドしか食べられなかった人が、出産後に子どもの卵アレルギーを知ったなどの実例が挙げられてのことのようですが、 こちらもはっきりとした医学的・科学的根拠はないようです。 つわり期はどうしても食生活が変化しがちです。 食べられるものを我慢したり、気にしすぎたりすることで、ママがストレスを抱えていてはよくありません。 妊娠(特につわり)には必ず終わりが来るので、食生活を整えるのは体調が良くなってからにしましょう。 カップラーメン 1つの平均値は以下の通りです。 カロリー:300kcal前後 食塩相当量:5g前後 これに対し、妊婦さんが一日に摂取すべきカロリーと塩分は以下の通りです。 成人女性の平均値を基準として考えますので、妊娠初期の妊婦さんは下記の値に +50kcalと考えて下さい。 カロリー:身体活動レベル:静か(18~29歳)1750kcal (30~49歳)1700kcal 身体活動レベル:普通(18~29歳)2050kcal (30~49歳)2000kcal 身体活動レベル:強い(18~29歳)2350kcal (30~49歳)2300kcal 塩分: 7. 5g つまり、 塩分に至っては、カップラーメンを1つ食べるだけで 一日の摂取量の半分以上を一気に摂取してしまうことになります。 妊婦さんの塩分の摂りすぎは、 妊娠中毒症などを引きこす原因となり、妊娠中毒症は胎児への影響も十分に考えられます。 それでも妊娠初期における食の偏りは避けられないものです。 であれば、危険要因をできるだけ取り除く努力もしていきたいもの。 妊娠初期にカップラーメンを食べるときのポイントについてまとめます。 ・毎日、毎食をカップラーメンにすることのないように ・麵をふやかす最初のお湯は捨てる ・ノンフライ麺や生麺を選ぶ ・食べられるのであれば、野菜や卵、海藻類などのトッピングを ・スープは飲まない ・できれば食べる時間帯を意識する おすすめカップヌードル 「サイリウムヌードル」 麺に天然の食物繊維「サイリウム」を練りこんでいる、特定保健用食品です。 お腹の調子を整える働きがあります。 味はしょうゆ、シーフード、チキンタンメンの三種類があります。 (しょうゆ) カロリー:156kcal 食塩相当量:3. 3g (商品詳細).
次のつわり中にラーメンをばかり食べて平気? 妊娠初期であれば悪阻中の食べ物が、 ラーメンばかりになってしまっても問題はないでしょう。 「醤油や味噌、塩、とんこつ」など、色々な味があり、 「ラーメン屋(お店)」によってもオリジナリティー(独自性)があるラーメン。 現在では国民食となり、ラーメンは妊婦さんにも身近な食べ物となっています。 つわり中でもラーメンなら食べることができるという妊婦さんも実は多くいます。 「お米(ライス)はダメだけどラーメンなら平気で食べられる」というママさんも多いようです。 下記のページでも紹介しているように、 妊娠初期の悪阻中は、どうしても食べられるものが偏ってしまうものです。 これまでラーメンはほとんど食べる機会はなかったけど、 妊娠してから無性にラーメンが食べたくなったという妊婦さんも多いです。 基本的にラーメンは妊娠中やつわり中(悪阻中)に、 絶対に食べてはいけないという危険な食べ物ではありません。 これまで通り、妊娠中でもラーメンを食べることができます。 特に妊娠初期の胎児はママさん(妊婦)が、 ずっと蓄えていた栄養を供給してもらうので大丈夫です。 しかしバランスの悪い食事が続くと、 妊娠中の母体の健康は不安になってしまいます。 どうしても心配な時は、 口にできるものに栄養のあるものをトッピングするのがオススメです。 例えばカップラーメンしか食べられないような時は、 味や匂いが変化しない程度に食べられる野菜などを、 包丁で細かく刻んでラーメンに混ぜも良いでしょう。 特に妊娠中は下記のページで詳しく紹介していますが、 「胡瓜(きゅうり)」や「ニンニク」などもオススメです。 もし食べられるようなら、取り入れることで悪阻が軽くなることもあります。 妊娠初期のつわりであれば「ラーメンしか食べられない」という偏食は問題ない! 「妊娠中に口にする食べ物がラーメンばかりで、偏ったら赤ちゃんに栄養がいかないんじゃ…」 というのが何より心配になりますよね。 だけど、 妊娠初期の段階では、 そこまで栄養について心配することありません。 お腹の中の赤ちゃんは、 妊娠初期の段階ではママさんが本来蓄えていた栄養を供給してもらい成長します。 なので、バランスの良い食事が困難でも、 赤ちゃんはしっかりと育ってくれます。 むしろ無理に栄養がある食べ物を口にしたり、 偏食で栄養のある食べ物を口にできない自分を責めると、 そのストレスがかえってお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼします。 「つわり中(悪阻中)の妊娠初期は、 「ラーメン」でもちゃんと食べられる食材だけを食べても問題ありません。 悪阻(つわり)は苦しいですが、赤ちゃんが成長している証拠でもあります。 むしろ、悪阻がないことの方が恐ろしい事態を招く場合もあります。 下記のページに詳しく解説しているので、見てみましょう。 もちろん、今も子供は健康ですしアレルギーもありません。 皆さんの言う様に、 ラーメン汁は油なので、 それは飲まないようにして、 野菜をたっぷりと入れたりするとオススメです。 段々飽き飽きしてラーメンは食べなくなったよ私は。 わたしも悪阻中はラーメンばかり食べていました。 むしろ妊娠する前はあまり好物じゃなかった食べ物が、 出産後好きになったりもするし。 私はご飯を作るの面倒で週の半分は外食とかインスタントラーメン、カップヌードルでした。 妊娠初期はほとんどインスタントラーメンばっかりだったけど、 赤ちゃんは3070gで生まれて、至って健康です。 特に「カップ焼きそば、カップヌードル」しか食べれませんでした。 検診のエコ-で赤ちゃんの両手両足が確認できた時、 「カップ焼きそば」やカップヌードルでできたのかな 笑 と思ってしまいました。 赤ちゃんは標準より大きく産まれてちゃんと元気に成長しています。 ラーメンでも食べれるものだけでもいいので食べて、 いつか悪阻が少しずつ軽くなったら他の食べ物も口にすると大丈夫です! 赤ちゃんはママさんの体からちゃんと栄養取れてますよ。 でもラーメンばかり食べて私自身すごく太ったし、 生まれてきた赤ちゃんも大きめでした。 栄養バランスのことを考えるなら、 ラーメンに合いそうな、 野菜を多めにするとか工夫するといいと思います。 どうでしたか? このように妊娠中にラーメンを食べても無事に元気な赤ちゃんを出産してママさん(妊婦)がほとんどです。 特に妊娠初期はつわりが酷いので、 無理せず食べれるものだけ食べるようにしましょう。 しかし、ラーメンばかり食べていると体重の増加が心配になりますよね。 そんなときは「軽く散歩(有酸素運動)を心掛けたり、飲み物にこだわったりする」など、 日常の中で工夫することがオススメです。 下記のページを参考にしてみましょう。 悪阻中(妊娠中)にラーメンを食べたくなるのはなぜ? つわり中に食べたくなる食材はママさん(妊婦さん)によって、 とても個人差があります。 しかし、パスタやラーメン、蕎麦、などの麺類が無性に食べたくなる妊婦さんは多くいます。 また、下記のページで解説しているように、 ママさんによってはフライドポテトが食べたくなることもよくあります。 悪阻中にラーメンが食べたくなるのは、 「お米よりも消化するのに体力を使わなくて良いから」だと明言する専門家もいます。 つわりの最中は食事すら面倒になるママさんが多いですが、 「お腹にいる赤ちゃんのためにしっかりと栄養があるものを食べないと…」 という気持ちもありますよね。 そこで、できるだけ手軽に手間なく食べれるもの…と考えると、 「汁物(スープ)や麺類」が便利です。 「生ラーメン・インスタントラーメン・カップヌードル」ならこの両方の条件を備えていますから、 「ラーメンならしっかり食べられる」と思うママさんが多いのかもしれません。 しかし、ラーメンの汁は油分(脂分)なので、飲み過ぎないようにしましょう。 他にも、チョコラBBであれば、手軽にビタミン補給ができるので、 悪阻も軽減できますし、妊娠中の栄養バランスに悩まされることは無いでしょう。 下記のページを読んでみましょう。 悪阻中(つわり中)に食べているラーメンの主なカロリーと栄養成分を紹介 ラーメンの主なカロリーと栄養成分 ラーメンの種類 カロリーと塩分 塩ラーメン 467kcal 塩分5. 1g 味噌ラーメン 506kcal 塩分5. 1g とんこつラーメン 499kcal 塩分5. 0g 醤油ラーメン 477kcal 塩分5. 1g ラーメンのカロリーは種類にも左右されますが、 おおよそ500kcal前後です。 妊娠中に3食ラーメンしか食べていなくても、 合計のカロリーは1500kcalですから、 気にするほど、カロリーが高すぎる食材というわけでもありません。 しかし、心配なのが塩分の含有量です。 妊娠中に1日あたりの塩分の目安摂取量は凡そ「5g」ほどが理想的ですが、 ラーメンを完食したら「1食で1日の塩分量」の目安摂取量に到達します。 ラーメンを食べることで得られる栄養は、 麺の炭水化物やスープに含まれる脂肪分が主になります。 脂肪分はとんこつラーメンが非常に高い傾向にあります。 悪阻中(つわり中)にオススメなラーメンの食べ方を紹介 ラーメンに野菜や海藻類をトッピングして栄養成分を取り入れるのもオススメ! ラーメンは、スープと麺(めん)だけでは脂肪と塩分、 炭水化物が多いだけの食材になってしまいます。 もちろん、妊娠初期の悪阻中は母体が元々溜めていた栄養が赤ちゃんに供給されるので、 栄養のバランスには問題ありません。 でも、そこに野菜や海藻をプラスすると栄養バランスが整います。 ビタミンやミネラルが補給できるだけでなく、 野菜の多くにはカリウムが含有されているので、 過剰な塩分の排出にもオススメです。 つわり中に食べるなら「辛い(激辛)ラーメン」は避けたほうが良い? 悪阻中にラーメンを食べることは問題ありませんが、 毎日のように過多な香辛料が入っている激辛ラーメンを食べるのは気を付けましょう。 もちろん、一時的なものであれば心配ありませんし、 無理に控えるよう必要はありません。 辛いラーメンであっても、 キムチを大量にトッピングして食べてる韓国のママさん(妊婦)は、 普通に元気な赤ちゃん産んでます。 激辛ラーメンも汁を全部飲まなければ良いでしょう。 味や油分を薄めて「ラーメンスープ(汁)」を飲まないようにする ラーメンの脂肪分や塩分は主にスープに多く含まれています。 つまり、スープをすべて飲まないように控えれば、 使用や塩分のの摂取量を極力抑えることができます。 この頃はスープを少な目にしているママさんも食べれるラーメンもあり、 そういったラーメン屋に足を運ぶと良いでしょう。 お店によっては、油分や味(塩分)を僅かにする注文ができるところもあります。 中でも「とんこつラーメン・とんこつ醤油ラーメン」を提供する背脂を含むお店が多いですが、 これを抜くだけで、カロリーや油分を少しだけセーブできます。 注文の際に従業員の人に聞いてみましょう。 ラーメンのお供にする飲み物は「デカフェ紅茶」がオススメ ラーメンのお供に飲む飲み物は「デカフェ(カフェインレス)」にしましょう。 妊娠初期~妊娠後期は可能な限りカフェインの摂取を控えるべきと言われています。 そういったときは、「デカフェ(カフェインレス)の紅茶」を飲むようにしましょう。 緑茶やコーヒーを常飲している人にとって、数ヶ月も飲めないのはすごく苦しいものです。 無理して栄養摂取を心掛けて、 イライラしてしまうくらいなら、デカフェ(カフェインレス)紅茶がオススメです! 妊娠中に何を飲んで良いのか悩んでいるママさんは、下記のページを読んでみましょう。 つわり中に「生らーめん・カップラーメン・インスタントラーメン」ばかり食べて気持ち悪い吐くこともある? 悪阻中(つわり中)はホルモンの変化によって、 「生らーめん・カップラーメン・インスタントラーメン」を食べて吐いてしまう人もいるでしょう。 カップラーメンは添加物やリンを含有しているという話があり、 こうした成分を体に入れて健康は大丈夫なのかと迷うママさんも多いでしょう。 ただ、リンや添加物も適量であれば摂食して赤ちゃんにも母体にも悪影響はありません。 もし、悪影響が出るような食べ物だったら、販売されていません。 心配であれば、必ず注意書きを見てみましょう。 「妊娠中は控えてください」と表記されていなければ、 問題ないでしょう。 今は食べ物が制限される悪阻(つわり)が苦しい時期ですが、 これがずっと続くわけではありません。 悪阻(つわり)に悩まされる苦しんでいるママさんには、 下記のページを読めば気持ちが楽になるのでオススメです。 悪阻中(つわり中)におすすめのインスタントラーメンってある カップラーメンやインスタントラーメンにもバラエティーに富んだ種類がありますが、 最近は健康的作られた「カップラーメン」も市場に数多く販売されています。 スーパーマーケットのカップラーメン売り場でちょっと探してみるのも良いでしょう。 インスタントラーメンにも多様な種類が流通していますが、 おやつラーメンやチキンラーメンなどは具と麺が用意されているため、 まさにお湯を入れるだけでできます。 ずっとこればかり食べ続けるのは良くないですが、 つわりがどうにも苦しいときは、 取り敢えず、「栄養補給」としてこうした手軽なインスタントラーメンも食べてみましょう。 つわり中にラーメンばかり食べると赤ちゃんに悪影響(副作用)はある? つわり中にもしラーメンを過食してしまった時は、 肥満や塩分の摂り過ぎによる高血圧が心配になります。 肥満体質は妊娠中毒症、塩分の摂り過ぎは妊娠高血圧症候群という病気に結び付く危険性があるのです。 とりわけ妊娠中に高血圧になってしまうと胎児の発育不良に結び付くことになるでしょうし、 その結果ママさん(妊婦)にも大きな悪影響を及ぼしてくることがあります。 赤ちゃんの健康を守るためにも、ぜひ気を付けましょう。 また、ラーメンの塩分はむくみの原因のひとつです。 その塩分を体外に体の外に排出する作用があるのが『カリウム』です。 ラーメンの食前や食後は、カリウムを多く含む食材を口にするのが望ましいです。 それに付随して「ラーメンを食べると生れてくる子供は男の子になる」というジンクスがあります。 なぜこういったジンクスが多く生まれたのでしょう。 これは、下記のページでも解説しているように、 フルーツ(果物)の場合でも同じような面白いジンクスが寄せられています。 現代では妊婦検診の時にエコーで性別の判定ができます。 (後に結果が変わる可能性はあり) しかし昔は当たり前のように超音波エコーがなかったので、 出産するまで性別は判らなかったのです。 そのため昔の人はジンクスや迷信によって性別を想定していたのでしょう。 「女の子を産むか男の子を産むか」というのは、 家系の存続や働き手の確保などのという視点でも、 現代よりも尊重されていたという事です。
次のスポンサードリンク 妊娠中だってインスタント食品を食べたくなりますよね。 最近のレトルト食品やインスタント食品は手が込んでおり、昔と比べておいしくなっています。 また作り方も簡単なので、手軽に食べられる便利さも魅力の1つ。 つわりなどの腰が重い時に重宝します。 しかもつわりの時期に限って、ジャンクフードやカップラーメンなどを食べたくなるというママも少なくありません。 でも、赤ちゃんへの影響は気になります。 妊婦の栄養が胎児の成長のもとになるのですから、当たり前です。 『妊婦もインスタント食品を食べてもよいの?』 『妊娠中、インスタント食品を食べる注意点は?』 など、妊婦さんならだれでも気になる質問にお答えします。 こちらでは、 ・妊婦がインスタント食品は大丈夫か。 インスタント食品って? 今や私たちの食生活に欠かせないインスタント食品。 インスタント食品なんて、そんなに摂ってないよ!という人も、実は意外ととっているものです。 そもそもインスタント食品とはどのようなものでしょう。 インスタント食品とは… 「簡単かつ短時間の調理で食べられるようにかこうされ、かつ保存性を持たせた食品。 ・即席食品 ・即席インスタント食品 ・レトルト ・缶詰 ・フリーズドライ ・冷凍食品 このように見てみると、普段の食生活で、インスタント食品をそのまま食べることもあれば、料理に活用していることもありますよね。 次に、具体的なインスタント食品を挙げます。 ・カップラーメン ・春雨ヌードル ・レトルトカレー ・チルドハンバーグ ・おでん ・コーンスープのもと ・即席味噌汁 ・冷凍チャーハン など、誰もが口にするものばかりですね。 例えばクノールカップスープや味噌汁は、汁ものが足らない時や朝の忙しい準備時にささっと作れるのでつい頼ってしまいます。 小腹が減った時に春雨スープの量は丁度いいし、冷凍チャーハンもパラパラでお店で食べるような味わい。 カップヌードル・焼きそば類は新味が出るとつい試したくなります。 このように便利で美味しいインスタント食品ですが、妊婦さんは口にしてはいけないのでしょうか。 妊婦は、インスタント食品を食べてもいいの? 結論から言います。 栄養バランスに気を付けていれば、摂取しても大丈夫です。 母子衛生協会発行 母子健康テキストより 「メニューの選び方、食べ方を工夫すればそれほど心配しなくてよいでしょう。 」 社会保険出版社 産前産後のヘルスケアシリーズより 「たまにくらいで上手に利用して。 」 どちらでも、インスタント食品は絶対にNGという表現はありません。 妊婦がインスタント食品、気を付けることは? それなら、気にせず「インスタント食品を積極的に食べよう!」という妊婦さんはいないですよね!? 一般的な人でも、あまり食べるのはよくないと言われているのですから。 インスタント食品は、自分で作る食事より ・カロリー ・塩分 ・添加物 がどれも多く含まれています。 これは、誰もが気を付けるべきものですが、妊婦さんは、特に次のようなことから、注意する必要があります。 ・塩分の取りすぎ 妊娠高血圧症候群になるやすくなります。 妊娠高血圧症候群は妊娠20週以降に起こります。 胎盤にも影響があり、赤ちゃんの発育が悪くなってしまいます。 ヨードとはヨウ素とも呼ばれ、赤ちゃんの甲状腺に影響が出ることが指摘されています。 ・カロリーの摂りすぎ 妊娠糖尿病になる可能性があります。 もしなってしまったら、食事療法をしたり、インスリン注射をしたりすることになります。 妊娠中にこのようになってしまうと、将来、お母さんも赤ちゃんも糖尿病になる確率が高くなります。 また、太りすぎると分娩時の以上も起こりやすくなります。 インスタント食品を食べていなくても、妊娠中期以降、体重増加に悩まされます。 勿論、赤ちゃんが育つのですから、体重が増えるのは当たり前。 しかし、適切な範囲内で増えないと、母体だけでなく赤ちゃんの健康にも影響が出ます。 妊娠中の体重増加の目安は次の通りです。 5以上25. 食生活には気を付けているつもりでしたが、最後は、12㎏以内におさめるのが大変でした。 食べた物とカロリーを記録し、体重管理をしたのですが、その中で、インスタント食品のカロリーの高さに改めて驚きました。 1食をインスタント食品にしてしまうと、あっという間にカロリーオーバーになってしまうからです。 インスタント食品は高カロリー? 例えば、 ・焼きそばカップ 556カロリー ・レトルトカレー+ごはん436カロリー ・カップヌードル 364キロカロリー カロリーは高く、お腹は満たされるかもしれませんが、栄養素は足りない状態になってしまうことに。 妊娠中に母体の栄養が足りないと、出産後、子供は生活習慣病になりやすくなると言われています。 ちなみに、妊娠中の必要カロリーは次の通りです。 ・妊娠初期 2000カロリー ・妊娠中期 2250~2450カロリー ・妊娠後期 2450~2650カロリー 妊娠しているから2人分食べた方がよいなんていうのは、違うのですね。 妊娠中は塩分の摂りすぎにも注意! インスタント食品で怖いのは、カロリーだけでなく食塩の多さです。 ・カップラーメン 5~6g ・レトルトカレー 2. 8~3. 9g ・冷凍ピラフ 3. 2g ・インスタントみそ汁 1. 9g 厚生労働省によると推奨される食塩摂取量は7gです。 こう見るとあっと言う間に超えてしまう量が含まれているのがわかりますね。 塩分を控える食事作りのポイントは? インスタント食品に慣れてしまうと濃い味付けに舌が慣れてしまい、手作りの味に物足りなさを感じてしまうようになります。 料理をする際には、薄味でも美味しく感じる工夫を取り入れましょう。 ・新鮮な材料を使う。 ・酢やかんきつ類、トマトなどの酸味を入れる。 ・香辛料を使う。 ・甘味を減らす。 ・旨味を利用する。 しいたけ、鰹節など 舌は3週間で変わると言います。 最初は物足りなさを感じるかもしれませんが、根気よく続けましょう。 妊娠前からインスタント食品を減らそう。 妊娠中はもちろん、産後の食生活は赤ちゃんの成長にもかかわります。 ・ミルクをあげること ・離乳食を作ること ・幼児のおやつを用意すること、 など、今よりも大変になるでしょう。 だからこそ、妊娠前から料理に慣れておきたいですね。 誰でも始めから完璧にはできません。 次の項目を一つでも食生活に取り入れていきましょう。 ・インスタント食品をとらない日を設ける。 ・野菜を多く、ビタミン、ミネラルをたっぷりと。 ・乳製品を組み合わせてカルシウムを十分に。 ・たばこはやめる。 ・お酒は控えて。 まとめ 今回は、妊婦がインスタント食品を摂る上での注意点を解説してきました。 伝えたかったのは、次の5つです。 ・意外とインスタント食品を食べていること。 ・インスタント食品には、カロリー・塩分・添加物が多く含まれていること。 ・それらが、妊娠中の病気を引き起こすこと。 ・妊婦には適正増加体重があること。 ・妊娠中に塩分を控えるなどの料理の工夫を取り入れること。 妊婦によい食生活は、産後にもよい効果があります。 カロリー、塩分、添加物を控えることは、誰にとってもよいことですからね。 妊婦さんは食事の支度も大変ですが、生まれてくる赤ちゃんの健康も考えて、少しずつ改善できたらよいですよね。 この記事が、妊娠中のインスタント食品や食生活に不安を感じている方のお役に立てば嬉しいです。
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