プロフィール ニックネーム:フッキー、福ちゃん、フク助 身長:188cm 体重:80kg 背番号:13 ポジション:パワーフォワード 陵南高校バスケ部2年、福田吉兆。 バスケを始めたのは中2の終わりころから、オフェンスの得点力は仙道彰に並ぶものがありますね。 何が何でもをゴールに入れる執念はすさまじいものがあり、陵南のオフェンスには欠かせないスコアラーの1人。 しかし、ミドルレンジシュート、ディフェンスは苦手で桜木花道が仕掛けた単純なフェイントに引っかかっていました。 福田吉兆の性格は? 承認欲求が強過ぎる人って対応にとても困る。 世の中はスラムダンクに出てきた福ちゃんだらけ — 賃貸人 斬九郎 zankurou396 バスケへの情熱にはすさまじいものがあり、実力がないころから絶対エース仙道彰を意識する大物。 大胆に見える見た目とは違って、凄く繊細でストレスを溜めやすい性格。 また、非常にプライドが高く、褒められると実力以上のものを発揮するタイプ。 仙道彰を信頼し、仙道の性格を理解している。 海難戦で海難キャプテン牧のマークの消耗した仙道を休ませようとした監督田岡の指示にも 「仙道のプライドが傷つく」 と仙道彰を慕っている様子が分かる。 仙道自身も福田吉兆の性格を理解していて、 「ナイス!」 と褒めて福田吉兆を煽りたてていました。 憧れの仙道彰が認める桜木花道に対して強い興味を示していている様子があります。 しかし、自分から接触するのは苦手な模様、友人伝いに桜木を呼ぶようにしていることもあり人見知りであることも分かります。 福田吉兆は言葉でのコミュニケーションは苦手なようで、作中で会話をしているシーンはあまりありね。 福田吉兆のモデルになったNBA選手は? スラムダンクに登場するキャラクターはNBA選手がモデルになっていますね。 福田吉兆のモデルになったNBA選手はラトレルス・プリーウェルです。 高い運動能力と豪快なダンクシュートを持ち味の選手で、チームの得点源として活躍していいる選手でした。 オフェンスに特化してるところや、独特の動きのプレースタイルは福田吉兆と重なるところがあります。 また、無名の大学時代でしたが、NBA選手となってから劇的に活躍するようになったところも福田吉兆蛾モデルになている由来でしょう。 モデルとなったラトレルス・プリーウェルは福田吉兆と同じように監督への暴行で無期限の出場停止処分になっています。 スポンサーリンク 福田吉兆が謹慎処分になったのは監督の田岡が原因 ちなみに 先生がモデルとなった スラムダンク 陵南高校監督 はこの人であーる。 もちろん名将の1人。 2年生の福田吉兆が登場していなかったことには、無期限部活動禁止の謹慎処分になっていたことが原因です。 謹慎処分になった理由、謹慎が解けてからの福田吉兆について深堀していきます。 監督田岡の誤算! 全国大会出場を目指す陵南高校バスケ部監督の田岡茂一。 選手への指導は厳しく、「陵南が一番練習している」と自負しているほど。 監督田岡が選手の性格を踏まえ選手への指導方針も使い分けていました。 入部当初、1年の仙道彰と福田吉兆に目をかけていた監督田岡。 プライドが高そうな仙道彰には「 褒めて伸ばす指導」 まだ失うものがない福田吉兆には「 叱って伸ばす指導」 しかし、この采配が大誤算!!! 1年間、監督田岡に叱られ続けた福田吉兆はストレスが爆発。 この時に、打たれ強い性格だと思っていた福田吉兆の性格は実は繊細だったということが分かったのです。 福田吉兆の監督への暴行は他校との練習試合の最中ということもあり、隠しようがありませんでした。 その結果、無期限部活動禁止の謹慎処分。 全国大会出場を目指す監督田岡茂一の構想は福田吉兆を失う結果となったのです。 福田吉兆のバスケへの情熱! おれってスラムダンクの福田吉兆に似てる?笑 — しんや imomos8819 無期限部活動禁止の謹慎処分となった福田吉兆。 バスケ好きの高校生にとってバスケ部で活動できないということはバスケができなることと同じです。 無期限部活動禁止、いつバスケ部に戻れるかわからない福田吉兆の気持ちは絶望的だったはずです。 謹慎処分になった福田吉兆ですが、バスケへの情熱は冷めることはありませんでした。 リングがないところで1人で、がむしゃらにバスケの練習。 何もない空に向かってのシュート練習。 プライドが高く精細な性格の福田吉兆ですがバスケへの情熱は誰にも負けないものがありますね。 謹慎が解けてからの福田吉兆への監督田岡の対応の変化 無期限部活動禁止の謹慎処分蛾解けた後の監督田岡の福田吉兆への接し方には変化がありましたね。 監督田岡も福田吉兆への謹慎前の指導方針には 「俺のミスだ。 戻ってこれて本当に良かった」 と反省していました。 監督田岡はやはり大人です。 福田吉兆の繊細でプライドが高い性格を理解し、福田吉兆への指導の方針を変えていました。 決勝リーグの湘北との試合。 センター赤木にことごとくシュートをブロックされたときも福田吉兆を叱らず、福田吉兆を交代させませんでした。 また、周りの陵南メンバーも福田吉兆の性格を理解し褒めて福田吉兆を盛り上げるようになりました。 監督田岡の福田吉兆への理解から陵南には欠かすことができない選手の1人になったのです。 まとめ ・福田吉兆は陵南バスケ部2年、仙道彰に並ぶオフェンスの得点力がある選手。 ・福田吉兆の性格はプライドが高く繊細で、褒められると伸びるタイプ。 ・福田吉兆のモデルとなったNBA選手はラトレルス・プリーウェル。 ・福田吉兆の無期限部活動禁止の謹慎処分となったのは監督田岡の指導方針の間違い。 【関連記事】.
次の『スラムダンク』に恋愛の要素は少ない。 なぜか? スラムダンクの男たちは、「女」ではなく「バスケ」に恋をしているからである。 そして物語冒頭の桜木花道だけが、「バスケ」ではなく「女」に恋をしている。 この記事は、「スラムダンクの真のヒロインは赤木晴子ではなくバスケである」というムチャな理屈をゴリゴリと押し進めていくためのものである。 この作品は、主人公である桜木の気持ちが「晴子」から「バスケ」へと移る過程を描く「異色の恋愛マンガ」として読むことができるのである。 流川はバスケとの熱愛を続ける男である 基本的なことを確認しておきたい。 物語の主人公である桜木花道は高校一年生。 万年フラれ男の異名をもつ。 そんな桜木が赤木晴子という女に出会い、ひとめぼれする。 晴子はバスケ部員を探しているという。 桜木は「晴子さんに好かれたい」という一心で、バスケットを始めることになる。 しかしすぐにショッキングな事実が発覚する。 晴子は同じバスケ部の一年である流川楓に恋をしていたのである。 こうして三角関係が成立する。 そして、ここにもうひとつ「バスケ」という女も入れてみれば、関係は次のようになる。 そして晴子が恋する流川は、バスケに恋している。 具体的な場面で見てみよう。 第190話において、流川の鬼気迫る練習風景を見た晴子は言う。 ためしに恋愛ソングの大家であるaikoの歌詞を考えてみればよい。 「あたし」は「あなた」を見ているが、「あなた」は「あの子」を見ている。 これはaikoの歌詞世界に頻出するモチーフである(たとえば『』の歌詞を参照のこと)。 もちろん晴子も同じ構図におさまっている。 「あたし=晴子」は「あなた=流川」を見ているが、「あなた=流川」は「あの子=バスケ」を見ている。 この意味で、流川というのは、作中を通してバスケとの熱愛を続ける男である。 他の女に興味を持たない。 どれだけ親衛隊がキャーキャーいおうとも、流川はバスケ以外に「浮気」しないのである。 晴子は流川を見ているが、流川はバスケットコートを見ている。 (『スラムダンク』完全版17巻p. 119より) 桜木はなかなか想いを自覚しない さて、一方の桜木には「晴子さんに好かれたい」という願望がある。 素人の桜木がバスケットを始めるのは、あくまでも晴子に好かれるためである。 しかし物語が進むにつれて、桜木はバスケットそのものを好きになっていく。 徐々に晴子と関係なしにバスケに打ち込むようになる。 もっとも、本人はなかなかそれを自覚しない。 桜木はバスケに「夢中」だからである。 何かに夢中のとき、「自分はこれが好きだ」という思考は生まれない。 人はつねに自分の心を後から知る。 自覚はつねに遅れる。 これも恋愛マンガふうに言うならば、「あなたがいなくなってはじめて気づいた」であり、「いつのまにかこんなに大事な存在になっていた」である。 主人公が自分の想いを自覚した時、物語はピークをむかえる。 想いの自覚は、主人公を「告白」に駆り立てるからである。 ということで、スラムダンクにも「告白シーン」が用意されている。 桜木はいつバスケに告白したのか? 最終回直前、第269話である。 桜木はバスケに告白する 山王工業戦終盤、桜木はケガで試合を離脱する。 マネージャーの彩子はそれが背中のケガだと知って、「選手生命にかかわる」と口にしてしまう。 この瞬間、桜木はバスケに「夢中」であることから覚める。 彩子の言葉は「バスケとの別れ」を予感させるからである。 桜木はコート脇に横たわり、彩子に手当てされている。 心配した晴子や水戸も近くにいる。 背中の痛みに耐えながら、桜木は「これでバスケットは終わりなのか?」と考える。 別れの予感は自然と「回想」を生む。 桜木はバスケと自分のこれまでをひとつずつ思い出していく。 そしてとうとう、桜木はバスケのことを好きになっている自分に気づく。 となれば、あとは「告白」しかない。 桜木は立ち上がり、晴子の肩をつかんで言う。 「大好きです 今度は嘘じゃないっす」 (『スラムダンク』完全版24巻 p. 70-71より) これが物語のラストに置かれた桜木の告白シーンである。 もちろん告白の相手は晴子ではない。 晴子の向こう側にいる「バスケット」である。 では「今度は嘘じゃないっす」とはどういうことか? 桜木はいつ「嘘」をついたのか? 第1話である。 晴子と出会ったとき、「バスケットはお好きですか?」と問われて桜木は答えた。 「大好きです スポーツマンですから」 (『スラムダンク』完全版1巻 p. 14より) これが桜木のついた「嘘」だ。 このとき、桜木はバスケのことなど好きでも何でもなかった。 「バスケの向こう側にいる晴子」に恋をしていただけだ。 しかし最終回間際、桜木は晴子の向こう側にバスケを見ている。 もはや桜木の目はまったく晴子を見ていない。 だからこそ、会話するだけで緊張していたはずの晴子の肩を、平気でつかむこともできるのだ。 こうして、真のヒロインが確定する。 それは桜木に告白されたバスケットである。 そして山王戦終了時の晴子の号泣は、もはやヒロインの座から完全に降りたからこそ、リアルな泣き顔として描かれる。 すなわち「美化」せずに描かれるのである。 (『スラムダンク』完全版24巻 p. 226より) バスケからの返事が届く 桜木はバスケに告白した。 しかし告白だけで話を終えることはできない。 告白には「返答」が必要である。 もちろん返答のシーンも描かれている。 どこで描かれているのか? 最終回である。 ここで桜木は一時的にバスケ部を離脱してケガのリハビリをしている。 そこに晴子からの手紙が届く。 手紙は次の一文で終わる。 バスケットは声を持たない。 自分を愛する男に返す言葉を持たない。 しかし桜木は自分と再会するために、日々、辛いリハビリを続けている。 だからこそ、バスケットは晴子の声を借りて桜木に答えたのである。 「待ってるから」と。 こうして、桜木の告白にバスケが答える形で、異色の恋愛マンガとしての『スラムダンク』は、その幕を閉じるのである。 上田啓太さんによる『』もあわせてご覧ください! 『スラムダンク』の思い出、感想、雑談はマンバにたくさん集まっています。
次の記憶をたよりに書くので、正確かどうかちょっとあやしいところがあるのですが、 昔、という漫画があったんです。 (有名ですよね。 ) 高校生のバスケット部のことを描いた青春漫画なんですが、高校生の男子の描写がとても詳しく描かれていたんです。 その中で特に印象的だったのが、 のフクちゃんと田岡監督のはなしです。 のバスケット部に注目株の新入部員が二人、入ってきます。 (はたぶん私立校でスポーツに力を入れている高校のようで、二人は中学生のときに活躍を認められ、スカウトされて入ってきたような感じでした。 ) すみません!スカウトされて入ったのは仙道君で福田君はスカウトではありませんでした。 一人は仙道君というイケメンで天才肌の子で、 もう一人は福田君という個性的な顔立ちで泥臭い努力家の子です。 田岡監督はそこで思います。 仙道君はプライドが高いから褒めて伸ばそう、 福田は泥臭く失うものがなさそうだから、叱って伸ばそうと 考え、それを実行しました。 しかし、田岡監督に期待されてか、集中的に叱られ、怒鳴られてばかり毎日にとうとう我慢しきれず、福田君はある日、 「ほわちゃあ!!」と謎の言葉を吐き、突然切れてしまったのです。 ・・・・・・・そして、流血し、包帯ぐるぐる巻きの田岡監督は一人、反省するのです。 ここも記憶違いで、包帯でぐるぐる巻きになってませんでした。。。。 泥臭くて、図太いと思っていた福田君は本当はとても繊細な感性の持ち主で、プライドの高い男の子だったんだと・・・。 なんとか謹慎がとけてバスケ部に戻ってきた福田君に対して、田岡監督は今度はどなることなく、褒めて指導するようになり、指令を出す時や注意するときは、声を荒げないよう、抑えた声で言うようになった・・・そういうお話です。 これ、私が、中学生のときに読んだのですが、めっちゃ感動したんです。 福田君は自分に似ていると、すごく共感したんです。 不器用なんだけど、プライドが高く、繊細なところ・・・。 そして、なんでもそつなくこなしてしまう天才肌の仙道君に対する気持ち。 (羨望、うらやましい、憧れ、くやしい) 仙道君みたいなパーフェクトな人になりたい!でも、絶対なれない・・・。 実力が、キャラが、メンタルの強さが全く違う!この気持ちが痛いくらいすごくわかる!! 傷ついた気持ちにガンガン叱りつける指導者・・・。 自分を無くして、ほわちゃあ!!・・・ でも、最初の読みは間違っていたけれど、深く深く反省し、福田君に合わせた指導法に変えた田岡監督はたいした監督ですよ。 自信を取り戻していくフクちゃんを見るのはうれしかったです。 いろいろあったけど、いい監督に出会えてよかったなあと思いました。 バスケットだけでなく成長していくことって同じなんだと思いましたね。 なんというか、周りに対しての自分のこととか、自分に対する自信とか、そういう精神的な面がものすごく左右してくる。 これが、伸びる、伸びないの大きな鍵をにぎっていると思います。 そして、このことが一番難しい課題だとも思います。 そして、田岡監督みたいな理解者が成長する上で不可欠なところ。 ひとりじゃ成長できないところ・・・。 (やはり周りの協力は本当に必要です。 ) 成長していくことってジャンルは違えど、共通しているものなんですね・・・。 このシーンが入っているのは、こちらです。
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