外出自粛中に体力や筋力は衰える 買い物や散歩、「認知症カフェ」や「高齢者サロン」などに出かけたいけれど、新型コロナウイルスの感染防止のために、外出自粛をされている方も多いと思います。 感染予防のための外出自粛は大切ですが、自宅にいる時間が増えると「生活不活発病」を発症する恐れがあります。 「生活不活発病」は、廃用症候群とも言われています。 例えば、1週間寝たきりだと、10~15. 5%程度の筋力が低下すると言われています。 また、精神機能の低下や気分の落ち込み、うつ症状が見られることもあります。 「生活不活発病」を防止するために、自宅でしっかりとリハビリをして健康体をつくることが大切です。 新型コロナウイルス感染症が収束したときに、元気に外出できるように、自宅でできるリハビリを行ってみましょう。 自宅でできるリハビリ5選 それでは、自宅でできるリハビリを5つ紹介します。 1〜4の運動を、各10回1セットを目安にし1日3〜4セットを無理ない範囲で行い、「生活不活発病」の予防に努めましょう。 5の運動は、1日合計20〜30分を目安に行いましょう。 1:スクワット(立位) 立ち上がり、お尻を後ろに突き出すように膝を曲げます。 そのときに、膝がつま先より前に出ないようにしましょう。 お尻や太ももに力が入っていることを確認します。 転びそうなときは、手すりを持ったり椅子を持って行いましょう。 お尻や太ももを中心とした、下肢の筋力アップに効果があります。 2:かかと上げ(立位) 立ち上がって、背伸びをするようにかかとを上げます。 ふくらはぎに力が入っていることを確認し、膝は伸ばしたまま、姿勢を正して行いましょう。 転びそうなときは、壁や椅子を持って行います。 ふくらはぎの筋力強化や、ふくらはぎの筋ポンプ作用によってむくみの改善が期待できます。 3:もも上げ(立位) 立ち上がりってももを高く上げます。 できれば股関節を90度以上、上げましょう。 足の付け根の前側が疲れてきたら、効果的に行えている証拠です。 転びそうなときは、壁や椅子を持って行いましょう。 つまずき予防や、ももの付け根にある腸腰筋の筋力を強化します。 4:膝伸ばし(座位) 椅子座って、片方ずつ膝をまっすぐ伸ばし、伸ばし切ったところで3秒とめます。 このとき、息をとめないようにしましょう。 太ももが椅子の座面から離れないように注意しながら、太ももに力が入っていることを確認してください。 太ももの筋力強化や、膝痛予防に効果的です。 5:手を振り足踏み(座位) 椅子座って、手を振りながら足踏みをします。 なるべく背もたれを使わずに、無理のないスピードで呼吸をしながら行いましょう。 周りに手をぶつけないように注意して行ってください。 歩行と同等な有酸素運動が行えます。 体重増加を防ぎ、体力づくりにも一役買います。 これらを参考にして、健康な体づくりに努めてください。
次の食べるものを我慢すると必ずリバウンドがおきますが、簡単な運動のみで減量できるというのは魅力的ですね! 人生100年時代といわれる昨今、大切なことは「貯筋」、つまり筋肉を蓄えることだと鎌田實さんはおっしゃいます。 最後の最後まで自分の好きなことができる体力を維持すること。 人生の最後をどのような場所で迎えたいか、自分らしい選択を自分でできるしっかりとした精神力を保つこと。 自分のやれることをやっていけば、人生は捨てたものじゃない、そのためにも身体をしっかり支える筋肉を維持する重要性があるそうです。 鎌田實さんも90歳でスキーができたらな。 ライブハウスの地価の階段を降りることができたらな。 そう思いながらかかと落としとスクワットに励んでおられるそうです。 鎌田實さん、 イラクの難民キャンプでもこのかかと落としをご指導されているそうです。 効果は? 【番組出演】『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』の鎌田實さんが、阿川佐和子さんのトーク番組「サワコの朝」 7月27日あさ7:30~MBS・TBS系 に出演されます! 鎌田式「スクワット」のお話も!? お楽しみに! — 集英社 学芸編集部 Shueishagakugei かかと落としのは 骨密度をあげ、 骨を強くする効果があります。 更にうれしい効果は、一定のリズムを付けて実践すると セロトニンが出てくること。 そしていったん下がった 骨密度も上げることができるそうです! では、具体的な かかと落としのやり方をご説明しましょう。 つま先をあげる 2秒• つま先で立ち上がる 2秒• かかとを落とす…腰が痛くない人は勢いよく落とすとその刺激で骨が強くなります。 10回を一セットに、一日3回がおすすめ。 2か月ほどで効果が表れるそうです。 鎌田式スクワットです。 効果は? スクワットの 効果は失禁予防です。 体の中で一番筋肉量が多い 太ももを鍛えることで、 代謝量がぐんと上がり、太りにくくなる。 下半身が安定する。 などの効果があります。 スクワットの手順(やり方)です。 前後にいすを並べ、前の椅子の背もたれに少し触れるくらいにつかまり足を肩幅に開く。 おしりを突き出し、後ろ側の椅子に向かってゆっくり腰を沈めていき、お尻が椅子に触れた瞬間ゆっくり立ち上がる。 10回を1セットとし、1日一回、1か月で効果が感じられるそうです。 私もテレビを観ながらチャレンジしてみましたが、何かをしながら続けられる簡単な運動でした。 その人生を振り返られました。 鎌田實さんは東京のお生まれですが、青森で育てのご両親のもと成長されました。 鎌田實さんが医師を志したのは、重い心臓の病気を患っていた育てのお母さまの影響があったそうです。 自らの生活が貧しい中、實さんを引き取られた育てのご両親。 實さんが大学に進み医師になりたいと打ち明けたとき、最初お父様は大反対。 けれど、やがてこうおっしゃって許してくださったそうです。 「そんなに勉強したいのか。 弱い人や貧しい人がどんな思いで医者にかかっているのか忘れるなよ。 」 その言葉を胸に、医大を卒業した鎌田實さん。 医師不足の長野の地方病院へ赴任されました。 長野は当時脳卒中死亡率全国1位。 鎌田實さんは仕事の後、各地の公民館を回り、長野独特の塩分過多の生活を改善するための公演に回りました。 結果、現在の長野は日本一の長寿県に。 また、デイサービスを発案し、デイケア制度の礎を作られたのも鎌田實さんです。 ここで鎌田實さん、患者に寄り添う医師になろうと思った曲として、ヘンリーマンシーニのひまわり 1970年 を紹介されました。 「育ての父には最後までほめてもらえなかったけれど、周りの人には嬉しそうに話していたみたいです。 」 と鎌田實さん。 サワコさんの 「自分は育てのご両親に救われたから、自分は他の人を救わなくちゃ、というのが原点なんですね」 という言葉に、優しい目で頷いていらっしゃいました。
次の鎌田式スクワットとかかと落としのやり方 最近では、3年間でマイナス9kgの減量を成功させたオリジナル体操も話題の鎌田先生。 ウエストも9センチ細くなったようです。 椅子ありスクワットのやり方 お尻を突き出すようなイメージでゆっくり座り、椅子に触れたらゆっくり立ち上がるのがポイントです。 10回を1日3セット。 1ヶ月やるとかなり効果が出てくるとのこと。 実際にやってみると、これは椅子があるので安心感があり、安全ですね。 とはいえ、お尻に椅子に触れるか触れないかのときは、ふくらはぎがプルプルします。 下半身にかなり効いていますね。 これで脂肪が燃焼して、痩せやすい体になれば嬉しいです。 椅子なしスクワットのやり方 ポイントは、 足のヒザをつま先より前に出さないこと。 親指の根元に体重を乗せるイメージで行うことです。 手の反動を使い、ゆっくりスクワットをしていきます。 10回を1日3セットすると良いようです。 これは実際にやってみると、 「親指の根本に体重を乗せるイメージ」がなかなか難しいです。 でも、そのイメージをもつように、ゆっくりスクワットすることで、普段使っていない下半身の筋肉が動いているような気がします。 これで代謝が上がり、脂肪が燃えるといいですね。 鎌田式スクワット(動画) 鎌田式スクワットの動画です。 約3分の短い動画です。 参考にどうぞ。 まずは手を組んで、ぐっと沈み込んでしゃがみ、その姿勢を5秒間キープして待ちます。 その時、5センチお尻を上げて、肛門をぐっと閉め、5秒間キープします。 スクワットで太ももの筋肉を鍛えるのは、ダイエットに効果的です。 太ももの筋肉を鍛えることで、代謝が上がり、下半身も安定するようです。 体の代謝を上げて、脂肪をどんどん筋肉に変えていきたいですね。 最近のダイエットでは、お尻まわりを鍛えるものも多いですね。 スクワット中に肛門をぐっとしめてスクワットをするのも、お尻まわりトレーニングになり、体の代謝を上げるのに効果的です。 かかと落としのやり方 かかと落としは骨芽細胞に刺激を与えて骨密度を上げ、骨粗相症を避けることができる体操です。 1.何かにつかまってつま先をあげる 2.ふくらはぎを意識しながら、つま先で立ち上がる 3.背伸びをして、上がり切ったところで、勢いよく「ドン」と落とす。 腰が悪い人はゆっくり落としましょう。 10回を1日3セット。 2ヶ月やるとかなり効果が出てくるようです。 さらに、セロトニンも出てきて、幸福な気持ちに。 血糖値も下がり、ダイエットにも効果的な驚きの体操です。 鎌田實さんとは? は長野県諏訪中央病院の名誉院長で医師です。 かつて脳卒中の死亡率が全国ワースト2位だった長野県を日本一の長寿県へと導いたと言われる鎌田さん。 鎌田先生は体重が80キロになった時に、体調不良を感じた時に、「これはまずい」と思い、鎌田式体操を始めたようです。 老後に必要なのは、健康なカラダであると考えて、鎌田式体操を広めているようです。 感想とまとめ ダイエットに効果的な鎌田式スクワット&かかと落とし。 驚くほどかんたんなやり方でした。 ダイエットは継続することが大事なので、少しの時間でいいから、自宅でこの体操を続けて、美しいカラダを手に入れたいですね。
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