三角関係を描いていて、男性オタクに絶大な支持を集めた作品というと、たとえば 「スクールランブル」「気まぐれオレンジロード」なんかも挙げられると思う。 スクランの場合、漫画のみならずアニメも非常に良い出来だったため、 アニメ・漫画の合わせ技でブームになった。 オレンジロードもそうね。 行ってみれば漫画の出来のみで一時代を築いた作品。 で、三角関係ものって、かなりの高確率で荒れるんですよ。 お気に入りのキャラに幸せになって欲しいと読者が思い、 どのヒロインが選ばれるかで大騒ぎになる。 「トゥルーティアーズ」「とらドラ!」「スクラン」「君が望む永遠」など、もう挙げ始めたらきりが無い。 でも・・・・キャラの人気は明らかに西野が上だったし、読者人気に後押しされる形で、結局、 西野と主人公が結ばれるエンディングとなった。 あのとき、我ながら驚くぐらい、ラブコメのエンディングに落ち込んだもんだった。 自分もオタクなので、エンディングを見て落ち込む経験は、まあけっこうあるもんなんですが 三角関係ものであそこまで落ち込んだ経験は、あれが最後かな? で、まあどちらかというと東城派だった人間からすると、今回の短期集中連作の続編は・・・・ ・・・・正直、読みたい傾向の話では無いです・・・・・・ 今回の続編の内容、大雑把に言えば、 東城綾が、もともとも主人公、真中にそっくりの年下、中間と新たに恋をする話。 これ、多分、作者としては書きたい内容だとは思うんだよね。 一度振られて、落ち込んだある一人の女性が、新たな恋を通じて成長する話、になるハズなんで、お話としては分かるのです。 現実的に考えても、あまり一つの恋をあまりにも長く引きずるよりも、 ある時点で、気持ちの切り替えをする方が、まあ健全なんだろうとは思います。 なので、これはモラルどうこう、というよりは、男性読者のわがままな願望でしかないことを承知で書くと、 ・・・・・・ヒロインには一途でいて欲しい、という勝手な願望があるのです。 完全に、男性側のエゴなんだけどね。 なら三角関係で破れたヒロインは、ずっと一生一人でいろ、と男性読者は望むモノなんだろうか? これはさすがにそうは思わない。 多分、ifストーリー、別ルートストーリーを望んでいた人が多かったのは、たとえ正規ルートではないにしろ、東城と真中が結ばれる結末を見たかった、ということなんだと思う。 本来、キャラクターの成長を喜ぶべきなのにもかかわらず、素直に喜べないのは、 ひとつには、三悪関係で東城綾が選ばれなかったのは、もうどうにもこうにもひっくり返ることが無いのだ、という現実を改めて突きつけられた、という事が一つ、 もう一つは、これを書くのは心苦しいながら、なにかどこか、東城というキャラの持っていた一途さという部分が、一部失われたような感覚に襲われること、ということも正直あると思う。 これ、我ながら矛盾していると思うよ。 過度に純真さを求める傾向に、自分は嫌悪感を感じる人間で、イスラム圏の一部に今でも残る、「名誉の殺人」(純潔を失った娘を家族が殺すことで、家族の名誉を確保する風習)とか、正直きらいだし、思い切って言っちゃうけれども、AKBをどうしても好きになれない理由の一つが、 恋愛禁止ルールにあるし、女性声優になにかスキャンダルがあると炎上する傾向にも、 なにか過度に純真さを求めている傾向が感じられ、その風潮に対する自分の感情は、わりとハッキリと嫌悪感を感じる。 そうした嫌悪感を感じているにもかかわらず、一部の漫画については、ヒロインに過剰なほどの純真さ、一途さを期待しちゃうんだからね・・・・。 まあ少し心を落ち着けて、発売日には久しぶりにジャンプ系雑誌を買おうかな・・・・ 2020年• 08月• 09月• 10月• 11月• 12月 2019年• 2018年• 2017年• 2016年• 2015年• 2014年• 2013年• 2012年• 2011年• 2010年• 2009年• 01月• 02月• 03月• 04月• 05月• 06月•
次の『いちご100%』復活!! あの名作が連載復活!! 新たな恋の行方は!? 朗報である。 あの『いちご100%』がジャンプGIGAで復活するそうな。 今週のジャンプ(17号)に載ってました。 全米もビックリですね。 墓場から「」さんも復活するぐらいビッグニュースである(死んでません)。 まあ、たかすぃさんといちごの話すると 殴り合いの喧嘩になるので自重しておこう。 今度飲もうぜ(私信)。 また、作者の河下水希先生はツイッターで以下のように。 あのー。 予告が載っているジャンプが本日発売されたのでツイートします。 まず今回の「連載」は「続編」という感じではなく、どちらかというと「番外編」だと私は思っています。 そういう訳でボリューム的にも「番外編」だと思っているのです。 そしてタイトルが 『いちご100% EAST SIDE STORY』ですからね。 東にスポットを当てる様子です。 あくまでも予想だけどさ、これってさ、やっぱりさ、 東城大勝利編なんじゃねーの! もちろん『いちご100%』は完全に完結してるし、その後に真中以外の男との恋もラブコメ的にNGでしょう( 真中の浮気心ならそれも有り得るが)。 おそらく、エンディングからのそれからじゃなく、「if」のエピソードかと、「東城ルート」を描くのではないかと私は読んでますがね。 ニヤリ。 『いちご100%』の東城綾 東城綾 ラブコメの文脈的にどう見ても『いちご100%』の正ヒロインは東城でしたからね。 1話で真中が惚れたいちごパンツの持ち主は東城ですよ。 しかし 「約束された天空のいちごパンツ」の持ち主だったのに東城は西野に 電光石火の朝チュンを決められ敗れ去ってしまったのだ。 敗因を上げるとすれば、 真中はいちごパンツの可愛い子なら誰でも良かったに尽きますが。 本編は後半まで東城が勝つのではないかと思わせるぐらい白熱したラブコメ闘争が繰り広げられていました。 例えば16巻。 そわそわ 告白 …なんて、そんなわけねーよな。 けど、この緊張感。 もしかしてもしかすると。 真中に話しておかなければいけないことがあると切り出し、当の真中は甘い雰囲気に告白されるんじゃないかと「そわそわ」してました。 進路の話でズッコケた東城派は多い。 仮にだよ?この時に真中の想像通りに告白していたらどうだろうか? やったね!綾ちゃん大勝利!で間違いないね。 いや、この時でなくても、東城自らもっと早く行動を起こしていれば 「いちご100%完 東城END」になっていたことでしょう。 ぐたぐたと告白を先延ばしにしてしまったが故に 「東城の悲劇」は起きてしまったのである。 『ニセコイ』の小野なんとかさんは自分から動いたのに見えない力で告白ブロックされたのとは違う。 東城はなんちゃら寺さんと違って 自業自得の面は確かにある。 <関連記事> そう、東城は天下取りに遅れた伊達政宗みたいなものなのです。 もうちょっと前に早く行動していれば…西野におくれを取ることもなかったのにと思ってしまう。 何よりも東城の敗北を決定的なものに…、 天下分け目の関ヶ原だったのはブラジャー事件でしょう。 天下分け目の「東城ノーブラ」事件 東城にとっては143話「傾く気持ち…混乱」が最後のルート分岐点でした。 あっちへフラフラ、こっちへフラフラの真中だったけど、この時の東城の態度と小さいなすれ違い(弟と抱き合ってるところを彼氏と勘違いされる)によって、敗北は決定的なものとなってしまいました。 何度『いちご100%』を読み返しても、この時の小さな勘違いから決定的な差になってしまうのは悔やんでも悔やみきれません。 全ての原因はブラジャーです。 東城が着替えてる時に真中が来てしまい「 はやく服着なくちゃ!」「ああでも!ブラジャーつけてる暇なんて!」とまさかのノーブラで真中と対面してしまうのでした。 この時、 ブラジャーをつけていればあんなことにならなかったのに! あんなこと 東城はブラジャーを付けていないことを真中に悟られないために、 ついつい避けてしまうのであった。 嗚呼…。 全ては原因はここや!ここでブラジャーを付けて普通に対応していれば結果は180度変わっていたことでしょう。 真中は東城に彼氏が出来て避けられていると勘違いしてしまうのであった。 小さなすれ違いが決定的な断裂になってしまうのです。 しかも、追い打ちをかけるように、走って逃げた東城が弟と一緒のところを見てしまい 「あの男が東城の…!?」と勝手に勘違いし東城ルートは閉ざされてしまうのであった。 弟です 小さな「すれ違い」や「勘違い」で勝負が決定してしまったのである。 「あれが、東城が選んだ男…!?」じゃねーよ!その次の話で自暴自棄気味だった真中は西野に陥落です。 光速のジェットスクリームラブアタックです。 やはり、 全ての原因はブラジャーである。 『いちご100%』というラブコメ作品を評するならば ブラジャー100%なのです。 仮に東城がブラジャーをつけていれば…と思ってしまう痛恨のミスです。 痛恨のミス ブラジャーさえ装備していれば西野に勝っていたんですよ! 悲しすぎる。 「東城の悲劇」とはブラジャーに起因する。 あまりにもあんまりな事件です。 その後に弟だったと誤解は解けたけど、時すでに遅しであった。 悲しすぎる。 いや、東城も東城だよ。 ノーブラだったからって真中を避けなきゃいいのに…。 もしも、ノーブラでも東城がちゃんと対応していればまた違う結末だったでしょう。 だってあの真中だよ?東城が「真中くん…私、今ブラジャー付けてないの…」とちょっと前屈みになれば、真中なんてイチコロですよ。 東城END間違いなし。 番外編『EAST SIDE STORY』とは、この時ブラジャーを装着していた東城だったならば…と踏んでます!はい。 全ては東城のブラジャーなんです。 東城派は『いちご100%』連載終了して12年経ったのに、いま尚、ブラジャーさえ付けてれば勝っていたのにと未練がましく彷徨ってるのである。 さまよう鎧ならぬ、 さまよう東城ブラである。 彷徨う東城ブラ その後の東城ブラ 『いちご100%』の結末を決定づけたと言っても過言ではない東城ブラ。 翌日に真中によって発掘され、きちっと自分の部屋へ持ち帰って保存。 その後に唯が発見し、一度は元の場所(ベッドの下)に戻すものの、さらに後、唯は思わず隠してしまい持ち帰ってしまいました。 作中で描かれたのはここまでです。 そうなのです。 本編の『いちご100%』では 東城ブラの行方は結局描かれなかったのです。 東城が敗れ去ったキーアイテムなのに。 唯が真中の部屋に戻したのか、思わず唯が持ち帰ったままなのか。 いちご最大の謎が東城のブラのその後です。 番外編『EAST SIDE STORY』はひょっとしたらシンデレラによろしく、この時のブラジャーを装着する胸の持ち主の女の子を求める可能性もあるな(ねーよ!)。 可能性は無限 東城… 真中にバッサリ「ごめんなさい!」された東城でしたが、その後の言動を見ると 正妻になれなくても愛人ポジションでオーケーという描写があります。 これがニセなんちゃらの小野寺さんと違って今でも東城派が彷徨う要員でもある。 なんとかコイの小野寺さんはコミックのおまけで 「その後に結婚して娘がいる」というラブコメ作品のヒロインとしてあるまじき結末が描かれましたが、東城はフラれても真中一筋でした。 「ラブコメの主人公=読者の分身」として考えれば、東城の未練タラタラだった様子には まだ少なからず夢を抱けたである。 番外編『EAST SIDE STORY』はもしかしたら、 その後に東城が真中と大人の関係になってる可能性も微粒子レベルで存在する(ねーよ!)。 『EAST SIDE STORY』は東城を救ってくれるのではないかと淡い期待を抱かずにいられない。 上記のことから『EAST SIDE STORY』はこうなると予想します。 1、東城があの時ブラジャーをしてればの「if」 2、西野と結ばれた真中だが、東城とは爛れた関係 3、その他 ま、 多分「3」でしょうけどね。 何にしても東城のハッピーエンドをご所望致す!さまよう東城派を成仏させて下さい!.
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