スポンサーリンク 冷凍アサリの失敗しない解凍方法は? 冷凍アサリの解凍方法は、 「殻付き」、「むき身」、冷凍してある方法によって異なり、 それぞれに合った方法で解凍する必要があります。 汁物やダシ汁を活用する料理に使う場合は熱湯でボイル解凍し、 その他の料理の場合は、フライパンやレンジで解凍します。 殻付き冷凍アサリの解凍の最重要ポイントは、 冷凍庫から取り出したら、すぐに急速で熱を加えることです。 そうしないとうまく口が開きません。 したがって、 自然解凍や、ゆっくり加熱などは厳禁です。 殻付き冷凍アサリの解凍での失敗は、大抵このパターンです。 【汁物などダシ汁を活用する料理の解凍方法】 まずは鍋に湯を沸かしてグラグラと沸騰させます。 その中に冷凍庫から取り出したばかりの冷凍アサリを入れ、 アサリの口が開くまで強火で加熱し続ければOKです。 乾燥対策として水とともに氷漬けで冷凍した殻つきアサリも、 この方法で解凍し、口が開いたらそのまま調理してください。 一度にたくさん入れるとお湯の温度が一気に下がってしまい、 口が開かなくなってしまうので、入れ過ぎに注意してください。 また、一気に加熱することがきれいに口を開けるコツですから、 口が開くまで火を弱めず、最大火力で加熱し続けることが大切です。 【酒蒸し、パスタなどで使う時の解凍方法】 フライパンで蒸し焼きにする方法と、レンジを使う方法があります。 フライパンの場合は、まず日本酒を適量入れて沸騰させます。 そこに、冷凍庫から出してすぐの冷凍アサリを入れて蓋をします。 そのまま口を開くまで強火で加熱します。 レンジの場合は、深めの耐熱皿に凍ったアサリをのせてラップをかけ、 すぐに加熱をします。 w数の強弱切替があれば最強にしておきます。 そのまま口が開くまで加熱してください。 ポイントは、アサリの口が開いたらすぐに火やスイッチを止めること。 やり過ぎると身が固くなって美味しさが半減してしまいます。 そのため、フライパンの蓋はガラス製の中が見えるものを使用する、 レンジの場合は目の前でジッと中を見張っている、これがコツです。 ご自宅で冷凍したものについては、自然解凍でもOKですし、 お急ぎの場合には、フリーザーバックのまま流水で解凍したり、 レンジを使ってもOKです。 市販の冷凍食品の場合は、鮮度を保つため氷の膜で覆う加工が されているものが多いので、1%の塩水(水500mlに塩小さじ1) に浸けて解凍します。 よく水気を拭いて使用してください。 どちらもポイントは、 完全に解凍せずに半解凍で調理すること。 旨味が逃げてしまいますので、解凍のし過ぎは厳禁です。 スポンサーリンク 冷凍アサリの解凍で口が開かないのは食べられる? 冷凍アサリの解凍の失敗で一番多いのが、 口が開かなかった、または 半開きになってしまったなどの、 「口がきれいに開かなかった」パターンです。 そうなってしまったアサリは、食べられるのでしょうか? 【完全に閉まったままのもの】 まず、完全に口が閉まったままのものについては、 冷凍時の状況が分かっているかいないかで違ってきます。 もし元気に生きていた状態から自分の手で冷凍したものであれば、 素性が確かで安心できますし、1ヶ月は鮮度も保たれていますので、 開けて嫌な臭いがしない限りは、食べても問題ありません。 しかし、お裾分けで冷凍状態のものをもらった場合や、 市販の冷凍食品など、冷凍時の素性や鮮度が不明な場合には、 食べるのはやめておいた方が無難です。 万一、殻の中で痛んで腐ってしまっていた場合には、 口を開けると悪臭が漂いますし、もし腐敗汁がこぼれてしまうと、 他の貝もすべて食べられなくなる危険があるからです。 【半開き状態のもの】 次に半開き状態になってしまったものについてですが、 これは自然解凍や冷蔵庫解凍をしてしまった場合において、 よく発生する状態です。 こうなったアサリが食べられるかどうか判断する時には、 口の開き具合に注目せずに、まずは臭いを嗅いでみてください。 アサリは痛むとすぐに悪臭を放ちはじめます。 したがって、 悪臭を放っているものはすでに痛んでいますので、 絶対に食べてはいけません。 逆に言えば、解凍に失敗して口がきれいに開いていなくても、 悪臭さえしていなければ、食べても大丈夫ということです。 臭いをよく確認して判断してください。 ただし、食べられるとは言っても、当然ながら味は落ちます。 また、半開きのアサリは貝柱が上下とも強固にくっついてるため、 食べるのに相当な苦労を必要とします。 したがって、食べるのにイラつくことは必至ですので、 イライラしてまで食べるのはちょっと・・・という方については、 身は諦めて、ボイルしてダシだけ利用するといいですよ。 まとめ 冷凍アサリの解凍方法については、 「殻付き」、「むき身」のどちらで冷凍してあるかによって違い、 また使う料理によってもそれぞれ異なります。 特に殻付きについては、失敗すると口が開かなくなるので、 必ず冷凍庫から出したらすぐに、口を開けるまで一気に加熱する、 これが大切なポイントであり、最大のコツです。 解凍に失敗して口がきれいに開かなくても、 食べられるものものありますので、この記事をよく読んで 無駄なくアサリを味わってください。 アサリの冷凍方法については、この記事で紹介しています。
次のスポンサードリンク はまぐりが開かない時は食べれる? はまぐり、おいしいですよねー。 焼きはまぐりに酒蒸し、煮はまぐりも捨てがたい。 はまぐりのお吸い物は縁起物としても好まれますね。 はまぐりの旬の時期、我が家ではアサリの代わりにはまぐりを使ったボンゴレビアンコが人気です。 でも、このはまぐり、たまに 加熱しても口が開かないものがあるんですよね。 よく、加熱しても開かないはまぐりは死んでいるといいますが、ホントのところはどうなのでしょう。 口が開かなくても食べられるのか、気になるところです。 開かないはまぐりを食べることはできる? はまぐりやアサリ、しじみなどの二枚貝は加熱すると口が開くことで知られています。 ですが、加熱調理をしても時々貝の口が開かないものがあります。 はまぐりが開かない理由はいくつか考えられるのですが、 結論から言うと 生のはまぐりの場合、加熱しても開かない時は食べずに捨ててしまいましょう。 こじ開けて食べる、という話も聞きますがおすすめできる方法ではありません。 その理由をお伝えしますね。 加熱しても開かないはまぐりは死んでいる? 貝類にはさまざまな形のものがありますが、はまぐりは二枚貝(にまいがい)という種類に分類されます。 2枚の貝をつなぎあわせているから二枚貝。 アサリやしじみも2枚の貝が合わさっていますね。 二枚貝を加熱すると開くのは、2枚の貝の繋ぎ目をしている『 蝶番(ちょうつがい)』と『 貝柱』の働きによるものです。 生きているはまぐりは、蝶番にある靭帯(じんたい)が、常に貝殻を開こう、開こうと引っ張る働きをしています。 それに対して、貝柱は蝶番が開こうとするのを防ぐため、内側から殻を閉じようと引き寄せる働きをしています。 蝶番と貝柱のバランスによって、はまぐりは栄養を採ったり呼吸をしたりしているのです。 で、この生きているはまぐりを加熱すると、貝柱のたんぱく質が熱によって縮みます。 そのため、貝と貝の接着力が弱くなるので、はまぐりの口が開くというわけです。 調理をする前(加熱する前)に死んでいるはまぐりは、この貝柱がゆるんでしまっているので開かなくなります。 加熱前によく見るとわかりますが、死んだ貝は、貝殻と貝殻の間に隙間があったり、半開きのようになっています。 これは、貝柱が伸び切っているので、蝶番の開こうとする働きを防げることができなくて開いてしまってるんですね。 死んでいるはまぐりの貝柱は加熱してもタンパク質が大きく縮まないので、それ以上口が開かないのです。 開かないはまぐりは全部死んでるの? お伝えしたように、基本は 「生きている貝は加熱すると開く」 「死んだ貝は加熱しても開かない」 ということなんですが、 中には はまぐりは生きているのに、加熱調理をしても開かない場合があります。 どういう場合かと言うと、 蝶番と貝柱の不具合によるものです。 蝶番と貝柱の開閉機能が壊れてしまって、口が開かなくなっている時などは、生きているはまぐりでも開きません。 前述のように二枚貝のはまぐりは、蝶番で貝と貝がつながっているもの。 外部からの衝撃などで蝶番が外れていたり、蝶番自体が壊れているとはまぐりは開かなくなってしまうのです。 また、貝柱の方に不具合が生じていることもあります。 貝柱は蝶番の開こうとする力を抑止する働きをしますが、貝柱自体の筋力バランスが悪くて開かないということもあります。 開かないはまぐりを食べてはいけない理由は? 加熱しても開かないはまぐりの全部が全部死んでいるというわけではないからといって、こじ開けて食べるのはおすすめできません。 というのも、前述のように、 「生きてはいるけど開閉機能のバランスが悪かった」 という可能性はあります。 ですが、はまぐりが生きていたのか死んでいたのかの見分け方はありません。 仮に、死んだものだとしてもいつ死んだかなんて誰にもわからないですよね。 無理にこじあけて、死んでいるか生きているかを見極めるのは視覚や嗅覚だよりになるので、安全とはいえないのです。 死んだはまぐりは、中で腐敗が進んでいます。 スポンサードリンク なので、もったいないと思わずに、 開かない場合は迷わず捨てましょう。 経験するとわかりますが、死んだ貝は凄まじい匂いがします。 わたしは一度、はまぐりを入れるシチューで大失敗したことがあります。 はまぐりの身が加熱しすぎてかたくならないように、一度とりだすのがポイントなんですが、火入れをしていても開かないはまぐりが2つ、3つ。 ちょっとお値段が張った国産のはまぐりだったので、取り出して、鍋の上でナイフでこじ開けたんですね。 なぜ、鍋の上でかというと、はまぐりの出汁ももったいないと考えたからです。 そして、食用ナイフで口を開けた途端、中からドロっとした茶色い液とともに鼻が曲がりそうな腐臭が・・・ そうです、腐ってたんですよ。 もちろん鍋のシチューは全滅、今でもあの時の鼻をつく強烈な臭いは忘れられません。 腐敗菌の増殖につれて毒素が発生し、猛烈な臭いを発生させます。 そのため、死んだ貝の殻を無理に開けるとその臭いが充満して、一緒に調理している他の貝や具材まで食べられなくなってしまうのです。 わたしの場合はエキスまでこぼしてしまって。。。 この経験から体得したのは そもそも生きていたかどうかを確かめる方法もないのに、こじ開けて食べようとするのは危険だということ。 「でも、加熱調理すると貝はどうせ死ぬんだから、死んだ貝を食べるのも同じじゃないの?」 と思うかもですが、このにおいと毒素は加熱してもなくなるものではありません。 ていうか、あの臭いを味わったら食べる気なんて起きないはず。 加熱しても口を開けない貝は、もったいないなんて思わず、思い切りよく捨ててしまいましょう。 ハマグリの冷凍が開かない時は? 最近はスーパーなどでも 冷凍したはまぐりを見かけるようになりました。 貝を冷凍すると、鮮度が落ちないのはもちろんですが、 冷凍することによってはまぐりを構成する組織が壊れて、旨味成分が出やすいと言われています。 日持ちできる上に、おいしくなるならぜひ取り入れたいですよね。 冷凍ハマグリはあらかじめ砂抜きをしてから、殻のまま冷凍されているものがほとんど。 砂抜きの手間も省けます。 ですが、この冷凍はまぐり、解凍の仕方によっては、はまぐりの口が開かない場合があります。 冷凍はまぐりの口を開かせるコツをご紹介しますね。 はまぐりの冷凍を調理するコツとは? 「冷凍はまぐりって便利だけど、ぜんぶ開かない」 と友人が言うので、 調理方法を聞いたところ、原因がわかりました。 友人は冷凍されたはまぐりを、いったん解凍してから調理していたのです。 はまぐりの冷凍は解凍せずにそのまま使うのがコツです。 使う直前に、流水で貝をきれいに洗ったらそのまま火にかけます。 酒蒸しなら、酒・水が沸騰したところで強火にして、はまぐりを入れて蓋をして一気に加熱します。 頃合いを見て蓋を開けたら、口が開いている順に取り出すと火が通りすぎないでプリプリに仕上がります。 味噌汁なら水が沸騰したところではまぐりを入れます。 解凍せずに調理すれば冷凍はまぐりはちゃんと口が開きますが、それでも開かないものもあります。 冷凍はまぐりも生のはまぐりと同様、加熱調理しても開かないものは、ためらわずに捨ててくださいね。 はまぐりが開かない時は食べれる?生から加熱と冷凍の場合の対処法 まとめ 加熱したはまぐりが開かない場合、食べられるか? この疑問には、わたしの経験上、「食べられない」とお答えします。 加熱してもハマグリの口が開かない原因は、以下の2つの理由が考えられます。 死んでいる• 蝶番と貝柱の開閉システムに不具合がある 「開閉システムの不具合の問題で生きているなら大丈夫じゃないか」 と思われるかもですが、 無理にこじあけて、死んでいるか生きているかを見極めるのは視覚や嗅覚だよりになるので、安全とはいえないのです。 冷凍ハマグリを調理する場合は、流水で洗ったあと、解凍せずに火にかけるとうまく口が開きます。 年間通して出回っているはまぐりですが、旬は2月~3月。 この時期ならではのおいしいはまぐりを楽しみたいですね。
次のはまぐりの冷凍保存は可能?期間は? はまぐりを買った当日に食べるのでなく、翌々日くらいまでは冷蔵庫の野菜室で保存できます。 (砂出し後に濡らした新聞紙に貝を包み、野菜室で保管します。 貝が呼吸するので密閉しません。 関連記事は。 ) 水に入れずに濡れた新聞紙に包む理由は、 水に入れっぱなしにすると貝が活動を続けることで弱っていき 傷んでしまうのが早いからです。 はまぐりやあさりなどは海岸付近に生息しており、 水から出した状態だと、殻を閉じることで身を守るのです。 また、野菜室のような低温の場所だと休眠状態になって身を守る習性もあります。 そのため2~3日間なら美味しい状態を維持できるのです。 ですが、貝の休眠状態にも限度がありますし、3日以上保存したい場合は 冷凍保存したほうが鮮度を保ち美味しく食べることができます。 冷凍保存方法について 冷凍保存については2通りの方法があります。 (1)ボイルしないで冷凍保存する方法 (2)ボイルしてから冷凍保存する方法 どちらでも美味しく食べられますが、保存期間を考慮すると 長期保存する場合は、手間がかかりますがボイルしてから冷凍する(2)がおすすめです。 次にお話しする保存期間について考えて、どちらにするか選んでくださいね。 スポンサーリンク 冷凍保存期間について 冷凍での保存期間の目安について調べたところ、約2ヶ月程度という見解が多くありました。 市販品だと5ヶ月間という商品もありましたが、これは業者の冷凍技術が優れているからでしょう。 家庭用冷凍庫だとこんなに長期間の保存は避けたほうが良いでしょう。 一方、保存期間の目安を2週間程度とする見解もあるようです。 この理由として、 冷凍後日にちが経過するにつれて、 調理したときに殻が開くまでの時間が長くなってしまう、という傾向があるため、 なるべく冷凍2週間程度で使い切ったほうが良いという理由なのだと思います。 (2)のボイルしてから冷凍する方法の場合だと、既に殻は開いた状態での冷凍なので 2週間で使い切らなくても大丈夫なのだと思います。 はまぐりの冷凍保存~開かないのを防ぐ方法 砂出し、潮抜き方法の道具や時間などの注意事項は こちらの記事に詳しく書いてあるので、 この記事では詳細は省いて流れとポイントだけご紹介します。 詳しい説明は記事をご確認ください。 ) (1)ボイルしないで冷凍保存する方法 1 砂出しをします。 2 潮抜きをします。 3 殻をよく洗って水気をふいてからジップロックなどに入れて空気をなるべく抜いて冷凍保存します。 【調理する際の注意点】 生のはまぐりと異なり、 凍ったまま沸騰したお湯の中に入れて使います。 潮汁だけでなく、味噌汁や酒蒸しなども、水が沸騰した段階で入れて強火で一気に加熱調理します。 そして、口を開いた順に取り出します。 (2)ボイルしてから冷凍保存する方法 1 砂出しをします。 2 潮抜きをします。 3 殻をよく洗って鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて中火にかけます。 4 貝が開き始めたら、開いた貝から順に取り出します。 5 アクや砂を丁寧に取り除きます。 6 冷凍容器に1回分ずつはまぐりと汁を入れ、冷めたら冷凍保存します。 汁は貝の身がひたひたになるようにします。 【解凍調理】~お吸い物(潮汁)の作り方 1 冷凍保存したはまぐりを冷蔵庫で時間をかけて解凍します。 2 鍋に水、酒、昆布を入れて20分程度浸してから火にかけ沸騰させます。 3 はまぐりと煮汁を加え、再度沸騰直前になったら塩としょうゆで味を整えます。
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