【関連記事】• 宅建の 独学の勉強方法については、「」のページで解説しています。 宅建テキストの選び方 宅建試験に独学で合格しようとする場合に、 テキスト選びは とても重要です。 宅建のテキストとしては、いわゆる 基本テキスト(基本書)と呼ばれるもののほか、要点整理テキストやマンガ版テキストというものも存在しますが、原則として、この「基本テキスト」から選びます。 まず、基本テキストを使って 知識のインプットを行うわけです。 ただし、宅建のテキストは、様々な出版社から各種のテキストが乱立している状態ですので、どのテキストを選べばよいか、なかなか決めるのが難しいと思います。 宅建のテキストを選ぶうえで 最も大切なことは、初学者がイチから理解できるよう、 噛み砕いた解説がなされているかどうか、ということだと思います。 ただ、ズラズラダラダラと解説が書かれていても、最後まで読む前に挫折してしまいますし、たとえ最後まで読めたとしても、何を 理解して、何を 暗記すればよいのかわからず、結局何も残らないということになってしまいますので、しっかりと メリハリをつけて記述されていることも大切です。 このメリハリというのは、 暗記事項と解説との区別のほか、 図表で整理したり、 イラストを使ったりするなどの工夫も含みます。 ということで、当ページでは、 この2点に重点を置いて、おススメのテキストをご紹介していきたいと思います。 宅建のテキストを選ぶポイント!• 噛み砕いた解説がなされているか• メリハリをつけて記述されているか(暗記事項・解説、図表、イラスト) 宅建の独学におすすめのテキスト【人気テキスト比較ランキング!】 私は、宅建試験に独学で合格するためのテキストなどの教材については、 宅建学院の 宅建塾シリーズのみに絞って学習しました。 おすすめ No. 8 x 15 x 3 cm ページ数: 546ページ 価格: 3,300円 (送料無料) 私は、宅建試験の勉強を始めるまでは、法律に触れたことなど一度もありませんでしたが、このらくらく宅建塾のテキストは、完全な初心者向けに丁寧にわかりやすく解説されていて、 法律が初めての方でも無理なく理解することができるようになっています。 本文は、 講義形式の文章で非常に読みやすく(いわゆる教科書的な読みにくいものではなくて、話し言葉で講義を受けているような感覚で読み進めることができます。 )、 どのような考え方をすれば覚えやすいかということまで 噛み砕いて説明してくれています。 重要事項や暗記事項、理解すべきポイント、まとめの図表などの メリハリがしっかりとついているため、それを意識しながらスムーズに学習を進めることができますし、さらに、 イラストや図表も豊富に使用されているため、本当におすすめです! また、どうしても丸暗記するしかないポイントについては、「 ゴロ合わせ」や「 替え歌」で覚えることができるように工夫されているなど、 まさに至れり尽くせりのテキストです! このテキストの冒頭に「苦労して受かりたい方には、おすすめできません。 ラクに受かりたい方だけどうぞ」との記載があるとおり、他のテキストと比較して、最も 苦労なく合格レベルの知識を身に付けることができるテキストに仕上がっていると思います。 法律を真面目に学ぼうとしている人からすると、こんなテキストは邪道だという批判もあるかもしれませんが、このテキストが 合格への一番の近道だと思います。 私は、宅建に合格した後、行政書士、土地家屋調査士、マンション管理士などの資格試験にも合格しましたが、この「らくらく宅建塾」のテキストで覚えた知識は、 他の資格試験を受験する際にもずっと記憶に残っており、とても役立っています。 なお、印刷は、最近流行りのフルカラーではなく、 赤系の2色刷りですが、2色刷りでもしっかりとメリハリをつけて記述されているため、まったく問題は感じません。 現在、宅建士の試験は非常に人気があり受験者数も多い資格です。 他の資格試験では受験者数が減少傾向にあるものが多い中で、宅建試験については、さらに受験者数が増加し続けているというマンモス資格です。 このため、 様々なテキストが出版され、乱立している状況にあります。 私が宅建試験に合格したのは平成16年度のことで、それ以来10年以上にわたり、当サイトで最もおすすめのテキストとして「らくらく宅建塾」をおすすめしていますし、知人からどのテキストがよいか相談を受けたときも、「らくらく宅建塾」をおすすめしてきましたが、最近は、この「 らくらく宅建塾」も ロングセラーとはいえ、人気が低迷 してきているように感じます。 このため、 最近の人気テキストも全て購入し、中身を読んで 改めて比較検証 した結果、 やはり「らくらく宅建塾」がナンバーワン であることを確認し、その他のテキストについては、以下のとおりランク付けをさせていただきましたので、ご紹介していきたいと思います。 おすすめ No. 2 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(LEC) 次にご紹介するテキストは、LECの「 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト」です。 印刷は フルカラーで、本体は 3分冊にセパレートできるようになっています。 4 x 15. 2 x 3. 4 cm ページ数: 503ページ 価格: 3,300円 (送料無料) LECは、ライバル会社のTACから多彩なラインナップの宅建テキストが出版されるなか、対抗できずに指をくわえて見ていましたが、 ついに満を持して出版されたのが、この「トリセツ」です!(2018年版の初版は「きほんの宅建士 テキスト」でしたが、2020年版から「宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト」に改題されました。 ) もちろんLECでも、古くから「出る順 宅建士 合格テキスト」などのロングセラーテキストがありましたが、最近のわかりやすさを追求した流れには乗らず、「情報量随一」を売りにして出版を続けています。 逆に、「どこでも宅建士 とらの巻き(LEC)」は、直前期からの短期決戦に特化したテキストとして出版されています。 要するに、今流行りのフルカラーで、イラストを多く取り入れ、内容を適度に絞り込んだ ちょうどいいテキストがなかったわけです。 図表・イラストも豊富ですし、 フルカラーを駆使して覚えるべきポイントなどメリハリをつけて記載がされています。 TACの「みんなが欲しかった宅建士の教科書」は、板書形式で要点を箇条書きし、注釈で説明を加えるという、人によってはわかりにくいと感じる本文の構成ですが、LECのトリセツは、初学者向けに、 わかりやすい文章で、かつ、 シンプルに記述されていますので、 かなり良いテキストだと私は思います! 「らくらく宅建塾」の次におススメです! また、要所に 過去問を掲載し、知識を確認しながら読み進められるようになっています。 なお、このテキストのその他特徴は、以下のとおりです。 出題傾向にあわせた重要度ランクを3段階で表示• かわいらしいオリジナルの「付箋」が付属 【関連記事】• 「宅建士 合格のトリセツ」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 3 わかって合格 うか る宅建士 基本テキスト(TAC出版) 次のテキストは、「 わかって合格 うか る宅建士 基本テキスト」です。 8 x 2. 5 cm ページ数: 744ページ 価格: 3,300円 (送料無料) TACの宅建士講座の主任講師を務める木曽計行先生が執筆したテキストで、TAC合格のノウハウを惜しみなく投入したテキストとされており、 生講義スタイルの「ですます」調の、かみくだいた解説で 理解できる(わかる)から、合格できる(うかる)、というコンセプトのテキストになっています。 このテキストの著者は、以前は「木曽計行」講師のみでしたが、現在は、共著として「木曽計行」講師と「木曽洋子」講師の2名となっています。 そして、TAC出版の公式サイトでは、著者は、「木曽洋子」講師として紹介されています。 また、TACの宅建講座の公式サイトを見ると、これまで載っていた講師一覧から「木曽計行」講師の名前が消えています、、これは一体、、まさか・・・ まず、見た目の特徴としては、 フルカラー (2018年版からフルカラーにリニューアル)で 4分冊にセパレートできるようになっており、また、 赤シートで重要なキーワードを隠して暗記することもできます。 このテキストは、 講義形式の解説で、「みんなが欲しかった!」など、とっつきやすいタイプのテキストとは異なり、 しっかりと理由付けや趣旨などを解説してくれますので、 正統派のテキストの部類に入ると思います。 このため、コンセプトどおり、 初学者でもきちんと理解しながら学習を進めていくことができると思います。 フルカラー化される前は、 固めの講義でズラズラダラダラとした記述でしたが、 その後、 レイアウトにも工夫が重ねられ、かなり改善されて メリハリもついてきましたので、 TACの3シリーズ(「みんなが欲しかった」、「わかって合格る」、「スッキリ」)の中では、 一番におススメできるテキストになったと思います。 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものがあります。 過去12年間の出題箇所にアンダーラインを引き、出題年度を併記• 本試験で狙われる超重要ポイントと法改正箇所にアイコン表示• 巻末に「厳選過去問プレミアム50」として本試験形式の出題予想模試を掲載 【関連記事】• 「わかって合格る宅建士」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 4 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト(TAC出版) 次にご紹介するテキストは、「 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト」です。 8 x 2. 5 cm ページ数: 708ページ 価格: 2,970円 (送料無料) このテキストは、2019年版までは「スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト」として出版されていたものが、2020年版から「スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト」に改題されたものです。 < リニューアル内容> 2019年版までは、「テキスト」と「厳選された過去問100問」とが1冊になったものでしたが、2020年版からは、「過去問100問」の部分がバッサリと削除されています。 ここに掲載されていた過去問100問については、当サイトでも、「なぜ過去問と一体にする必要があるのか、よくわかりません。 (過去問演習が100問だけで済むわけがありませんので。 )」と疑問視するレビューを書いていましたので、私としては、好印象なリニューアルとなっています。 このテキストは、 4分冊にできるようになっており、持ち運びもしやすく工夫されています。 印刷は、赤系の 2色刷りです。 テキストとしては、 講義形式で読みやすく、説明もしっかりとしてくれています。 ネズミやタヌキなどの かわいい動物を使ったイラストや事例も、ほのぼのとした雰囲気を醸し出しています。 ただ、その動物たちが、ひとりずつ カタカナの名前(タヌキチ、イヌマル、ツネキチなど)で解説本文に常に登場してきますので、少し読みにくいというか、面倒くさいというか。。 しかし、全体として、 初学者でも理解して学習を進められる内容になっていますので、とにかく 気楽にスイスイと読み進めることができると思います。 なお、巻頭特集としてフルカラーの「宅建ワールド攻略チャート」というものが収録されています(2019年度版から収録)。 これにより、イラストとやさしい事例で、宅建試験の全体像をつかみ、合格までの「道すじ」を最初に把握することで、その後の学習をスムーズに進めていくことができるようになっています。 【関連記事】• 「スッキリわかる宅建士」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 5 ユーキャンの宅建士速習レッスン(U-CAN) 次にご紹介するテキストは、「 ユーキャンの宅建士 速習レッスン」です。 8 x 2. 4 cm ページ数: 728ページ 価格: 3,080円 (送料無料) 初版から10年以上が経ち、以前はあまり注目されていませんでしたが、最近、紹介される機会が増えてきたように感じますので、ここでも取り上げておきたいと思います。 ちなみに、印刷は、 赤系の2色刷りになっています。 このテキストは、 「正統派の教科書」の部類に入るかと思います。 ただし、「パーフェクト宅建」ほど堅くはありません。 ですます調の 講義形式で、 図やイラストも豊富でわかりやすく作られています。 さすが、 各種通信講座の教材を制作するプロフェッショナルのユーキャンですね。 ユーキャンの宅建士通信講座では1,000人を超える合格者を輩出していますので(平成29年度実績)、そのノウハウが、このテキストに集約されており、 初心者にもわかりやすテキストになっていると思います。 これまでノーマークでしたが、意外と良いテキストだと思います。 個人的には、「らくらく宅建塾」のように徹底的に噛み砕いて教えてくれるテキストが好みですが、 正統派で学習したい方には、ユーキャンのテキストは、なかなか良いテキストだと思います。 ただし、同系統のテキストとして、TACの「わかって合格(うか)る」がありますので、そちらと比べると、やはりTACの方がフルカラーですし、わかりやすさに工夫が満載されていますので、 「わかって合格る」には及ばないと思います。 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものがあります。 「よくある質問」コーナーを設け、学習中によくある「?」を詳しく解説• 各レッスン末に一問一答形式の確認テストを掲載• 各レッスンごとに、「重要度」「頻出度」を表示• 同シリーズの「U-CANの宅建士テーマ別問題集」とリンク(問題番号を記載) 【関連記事】• 「ユーキャンの宅建士」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 6 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書(TAC出版) 次にご紹介するテキストは、「 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書」です。 8 x 2. 5 cm ページ数: 646ページ 価格: 3,300円 (送料無料) これは、最近 一番人気のテキストとしてよく紹介されているテキストで、 3分冊に取り外しが可能なテキストになっています。 このテキストは、 フルカラーで イラストや図解も多く、 見やすくてとっつきやすいのかもしれませんが、私が読んでみた印象としては、教科書的なテキストに書いてある内容をそのまま カラフルな体裁に置き直しただけのもの、又は、 結論だけを整理して並べたもの、のように感じました。 このため、 説明が少なく、それぞれの理由や意味などの内容を深く理解できないため、理解した上での記憶というのが難しいように思います。 このテキストのコンセプトとして、「読んでわかる」よりも、 「見てわかる」を目指しているとのことですので、要するに、要点整理テキストに近いということになります。 覚えるべき要点を並べて、そこに注釈で説明を入れていく構成になっているため、何もわからない 初学者が一から勉強をしていくには、厳しいかと思います。 なお、このテキストのその他特徴として、付属の 赤シートで重要なキーワードを隠して暗記できるようになっているほか、以下のようなものがあります。 「巻頭企画」として、理解しにくい「用途地域」と「補助的地域地区」について、イメージしやすいよう写真を掲載• 理解度を確認できるよう、随所に「例題」として、一問一答式の過去問を掲載。 そしてこの「例題」については、スマホで確認可能• 「ひとこと」として、本文を理解するためのヒントや用語の意味、応用知識など補足情報を掲載• 書籍の中で迷わないよう、例題と本文の行き来や、学習済みの項目や後で詳しく学習する項目などをアイコンでマーク 【関連記事】• 「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 7 パーフェクト宅建の基本書(住宅新報出版) そして次のテキストは、「 パーフェクト宅建の基本書」です。 印刷は、 赤系の2色刷りになっています。 また、らくらく宅建塾(1993年初版)と同じくらいの時期から出版されている ロングセラーのテキストでもあり(1991年初版)、この度、 2020年版でフルリニューアルされました。 2019年版までは、「である」調の いわゆる教科書的なテキストでしたが、 2020年版のフルリニューアルで、 「ですます」調の講義形式になったため、読みやすくなりましたね。 今回のリニューアルは、 「網羅性・正確性」というコンセプトは維持しつつ、 読みやすさを最重視したリニューアルとのことですが、読んでみた印象としては、やはり、 まだまだ堅い印象は残っています。 ただし、随所に「基本」、「暗記」、「理解」などの囲み記事で、 まとめの表を掲載したり、補足知識は「メモ」、「プラスアルファ」でまとめるなど メリハリがついたため、これまでのズラズラとした解説よりは改善されたと思います。 「ユーキャンの速習レッスン」に近づいたような印象です。 とはいえ、 イラストや図は、他のテキストに比べると かなり少ないですね。 ということで、講義形式のテキストにフルリニューアルされたとはいえ、やはりパーフェクト宅建は、正確な記述がなされた 正統派の「教科書」です。 全宅連からの推薦や、エルエーのテキストとして選定されるなど、真剣に学習したい方には最適なテキストだと思いますが、 「教科書」を根気よく読める人向けのテキストであることに変わりはないと思います。 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものが挙げられます。 各テーマごとの重要度を、直近5年間の出題実績や学習対策法とともに掲載• 各テーマごとにスムーズに学習に入れるよう、ウォームアップとしてコラム(ワンポイント解説)を掲載• 巻頭に、本試験で狙われやすい内容を「用語」単位で凝縮した「宅建用語ナビ」を掲載 【関連記事】• 「パーフェクト宅建」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 8 出る順宅建士 合格テキスト(LEC) そして次のテキストは、LECの「 出る順 宅建士 合格テキスト」です。 印刷は、 赤系の2色刷りになっています。 8 x 14. 8 x 2. このテキストの特徴は、とにかく 情報量随一を誇るという点にあります。 条文・判例知識まで完全網羅し、万全の知識を身に付け、どんな問題が出題されても答えられるハイレベルな実力を身に付けられるというのが、このテキストのセールスポイントです。 このため、 3冊合計で 約1,200ページという、宅建のテキストとしては 最大のページ数になっています。 他社のテキストは、500〜700ページ程度が主流のため、なんと 約2倍のページ数です! ただ、文字の フォントは大き目で読みやすくなっており、 余裕を持ったレイアウトで、1ページ当たりの文字数は少なく抑えられています。 しかし、他の分量の少ないテキストでも十分合格できるわけですから、 これほどまでの分量を、基本書として読み込む必要はないのではないかと思ってしまいます。 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものがあります。 何を学ぶのかが一目瞭然となるよう、各章の冒頭に「学習内容のポイント」を掲載• 問われやすい箇所がわかるよう、重要度ランク(A・B・C)を表示するとともに、過去10年間の出題頻度も掲載• 関連する重要条文や過去に出題のあった本試験問題を掲載• 同シリーズの過去問「ウォーク問過去問題集」の該当ページを記載• このテキストに対応した問題集は、 でご紹介しています。 【番外編】コンセプトの異なる宅建テキスト ここからは、上記のおすすめランキングでご紹介したテキストとは コンセプトの異なるテキストになりますので、同じランキング内でご紹介することが難しいため、 番外編として別枠でご紹介したいと思います。 ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書(KADOKAWA) 番外編として、まずご紹介するテキストは、「 ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書」です。 8 cm ページ数: 224ページ 価格: 1,650円 (送料無料) このテキストは、大手資格予備校LECのエース講師として活躍中の「水野 健」講師が執筆したテキストで、 他の一般的なテキストとは全く異なるコンセプトを持っています。 それは、とにかく重要な基礎知識を凝縮し、 たったの10時間で読み切れる分量(約220ページ)に絞り込んでいるという点です。 効率よく短期合格を果たすためには、インプットテキストをなるべく早く終わらせて過去問学習に入っていくことが重要であり、 過去問を解きながら知識を補っていく という方法が最も効率的な勉強法である、という考えに基づきます。 水野健講師は、大手予備校LECで講師歴19年のエース講師であり、毎年多数の合格者を輩出していますので、この学習法に間違いはないかと思います。 印刷は フルカラーで読みやすいですし、ページ構成は、 左ページに 解説本文、 右ページに 図表や図解、イラストなどで構成され、見開き構成となっていますので、サクサク読み進めていけると思います。 この学習方法がハマれば、かなりの短期合格が目指せるのではないかと思います。 ポイント!• フルカラー• LECのエース講師「水野 健」講師が執筆• 見開き構成(左ページに解説、右ページに図表、図解、イラスト)• 他のテキストとは全く異なるコンセプト• 学習方法がハマれば、かなりの短期合格を目指せる! クラウド宅建士まんがdeINPUT テキスト (資格スクエア) そして、次にご紹介するテキストは、「 クラウド宅建士まんがdeINPUT テキスト 」です。 8 cm ページ数: 243ページ 価格: 2,200円 (送料無料) このテキストは、法律系のオンライン学習サービスを展開する「資格スクエア」の鬼頭政人代表がプロデュースしている「 クラウド宅建士」シリーズの インプットテキストです。 印刷は、 赤系の2色刷りです。 「まんがdeINPUT」というタイトルで「まんが」という言葉が入っていますが、「宅建マンガ」というよりも、「基本テキスト」の分類に入れる方が正しいような位置づけのものになります。 という流れになるかと思います。 そして、この「クラウド宅建士まんがdeINPUT」は、 約240ページしかありませんが、 これのみがインプット用のテキストになっていて、この次はすぐに、同シリーズの「クラウド宅建士OUTPUT(問題集)」に入っていくことが想定されています。 資格スクエアの クラウド宅建士シリーズは、 とにかく独特の書籍で、他にないもの・これまでになかったものになっています。 資格スクエアは、「IT技術」と「脳科学」を駆使し、これまでになかった新しい教育サービスを提供することを特徴としていますから、まさにそのとおりですね。 「クラウド宅建士OUTPUT( 問題集)」は、見開き4段組みで 独特の構成になっており、問題集としての役割だけでなく、テキストとしての役割も同時に併せ持ったような問題集です。 インプットはマンガ付きのテキストでとにかく基礎知識や重要事項をポイポイと頭に放り込んでいき、次はテキストの役割も兼ね備えたような問題集で有無を言わさず問題を解かせるというイメージです。 う〜ん、これまでにないですね、、これで問題が解けるようになるわけですから、早い早い!これが、 脳科学に基づく究極の学習法というわけですね! ただし、このクラウド宅建士は、資格スクエアの通信講座で使用されるテキストになっており、その講座では、クラウド宅建士OUTPUTを解き進めていくための解説講義が計90時間提供されます。 このため、クラウド宅建士シリーズは、 完全な初学者が独学で使用するのは、難しいのかもしれません。 このテキストに対応した問題集は、 でご紹介しています。 宅建の人気テキスト比較ランキングのまとめ このように、様々なテキストを読み比べてみると、やはり「 らくらく宅建塾」は、 他のテキストとは明らかに一線を画していて、非常にわかりやすいテキストだと改めて感じます。 「らくらく宅建塾」は、 内容にメリハリが効いていて、 覚えるポイントや理解すべきポイントがはっきりと認識できることや、 かみ砕いた説明方法が独特で、 とても覚えやすく理解もしやすくなっているということが、よくわかります。 ちなみに、「らくらく宅建塾」では、最近の難化した試験問題には対応できないという話を聞くことがありますが、この点については、どんなテキストであっても、過去問のすべてが解けるような内容が記載されているわけではなく、テキストに載っていないところは過去問を解くなかで補充していくというスタイルになるわけですから、気にするようなことではないと思います。 難しい問題に応用を利かせて対応するには、 基本となる事項をしっかりと理解することが重要ですので、やはり、 かみ砕いて説明してくれているわかりやすいテキストを選ぶことが大切だと思います。 【関連記事】• 宅建の人気テキストのポイント比較表 宅建の人気テキスト比較ランキングの最後として、特徴などを一覧表で整理しておきますので、比較検討する際の参考にしていただければと思います。 宅建の人気テキストのポイント比較表 宅建テキスト/著者/出版社/ページ数/価格 特徴、管理人の評価 No. 1 らくらく宅建塾(2020年版) 宅建学院/宅建学院/546ページ/ 3,300円• 受験生のバイブルと呼ばれる(1993年からロングセラー)• 2色刷り(赤系)• 講義形式で、かみ砕いた説明• 重要事項などのメリハリがしっかり• イラストや図表が豊富• 丸暗記するしかないポイントはゴロ合わせや替え歌で覚えるなど至れり尽くせり• 一番のおススメ! No. 2 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(2020年版) 東京リーガルマインド LEC総合研究所 宅建士試験部,友次 正浩/ 東京リーガルマインド/ 503ページ/ 3,300円• フルカラー• 3分冊にセパレート• 図表、イラストも豊富で、フルカラーを駆使してメリハリがある• わかりやすい文章で、かつ、シンプルな解説• かなり良いテキスト! 「らくらく宅建塾」の次におススメ! No. 3 わかって合格 うか る宅建士 基本テキスト(2020年度) TAC宅建士講座/TAC出版/744ページ/ 3,300円• フルカラー• 4分冊にセパレート• 赤シート対応• 生講義スタイルで、理解できる(わかる)から、合格できる(うかる)というコンセプト• しっかりとした解説で正統派テキスト。 初学者でも理解しながら学習できる• レイアウトに工夫が重ねられ、メリハリがついてきた• TACの3シリーズで最もおススメ No. 4 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト(2020年度) 中村 喜久夫/TAC出版/708ページ/ 2,970円• 2色刷り(赤系)• 4分冊にセパレート• 講義形式で読みやすく、説明もしっかり• かわいい動物のイラストや事例が、ほのぼのとした雰囲気を醸し出すが、常に出てくるカタカナの名前が読みにくいというか、面倒くさいというか、、• 初学者でも理解して学習を進められる• 気楽にスイスイと読み進めることができる No. 5 ユーキャンの宅建士速習レッスン(2020年版) ユーキャン宅建士試験研究会/ U-CAN/728ページ/ 3,080円• 2色刷り(赤系)• 講義形式で、図やイラストも豊富• 正統派の教科書の部類• さすが教材制作のプロフェッショナルのユーキャン• 初心者にもわかりやすい• 正統派で学習したい方には良いテキスト(ただし、TACの「わかって合格る」には及ばない) No. 6 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書(2020年度) 滝澤 ななみ/TAC出版/646ページ/ 3,300円• 最近の一番人気のテキスト• フルカラー• 3分冊にセパレート• 赤シート対応• イラストや図解が豊富で、見やすくて取っつきやすい• 読むのではなく「見てわかる」を目指したテキスト• 説明が少なく、理由や意味など深く理解できない?• 初学者には厳しいのではないか? No. 7 パーフェクト宅建の基本書(2019年版) 住宅新報出版/住宅新報出版/ 726ページ/ 3,080円• 2色刷り(赤系)• 通信講座エル・エーのテキストに選定されている• 定番の教科書(1991年からロングセラー)• 2020年版のフルリニューアルで、メリハリもついてきたが、やはり「教科書」を根気よく読める人向き No. 2色刷り(赤系)• 3冊別々に出版• 情報量随一で、3冊合計1,200ページ(一般的なテキストの2倍)• フォントは大き目で余裕をもったレイアウトのため、読みやすい• これほどまでの分量を読み込む必要はないのでは? 【番外編】 ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書(2020年度版) 水野 健/KADOKAWA/224ページ/ 1,650円• フルカラー• LECのエース講師「水野 健」講師が執筆• 見開き構成(左ページに解説、右ページに図表、図解、イラスト)• 他のテキストとは全く異なるコンセプト• 学習方法がハマれば、短期合格を目指せる! 【番外編】 クラウド宅建士まんがdeINPUT テキスト (2020年版) 資格スクエア、いぢちひろゆき/プラチナ出版/243ページ/ 2,200円• 2色刷り(赤系)• 1テーマにつき見開き2ページで3ブロックの独特の構成• 脳科学に基づく究極の学習法• ただし、完全な初学者が独学で使用するのは難しいのでは? 独学の学習が不安な方は、のページをご参照ください。 5万円前後で受講できる講座5社あり! 最安値は18,500円(税抜)! 宅建テキストの使い方 それでは次に、これらの 宅建テキストの使い方についてご紹介したいと思います。 まず、 テキストを 一通り読みます。 この際は、とにかく わからないことがあっても 気にせずに、ドンドン読み進めることがポイントです。 細かいところは気にせず、 大雑把にイメージを把握するつもりで読み進めるのがいいと思います。 細かいところを気にしすぎると前に進めなくなり、挫折してしまうおそれがありますので。。 このようにして、テキストを一通り読み終わったら、次は 問題演習に入るわけですが、ここですぐに問題集をやろうとしても、テキストの最初の方に書いてあったことなんて、テキストを読み終わった頃にはスッカリ忘れてしまっていると思いますので、すぐに問題集を解いても挫折感を味わうだけになりかねません。 このため、私は、 再度、テキストを章ごとに読み直してから、その項目に対応する問題集(過去問)を解いていく、という方法をおススメします(おすすめの問題集については、「」のページでご紹介しています)。 この際、問題集の解説だけではわからない部分については、テキストの該当部分を読み直しながら学習を進めます。 問題を解くことによって、テキストを読むだけでは理解できなかった部分も 理解できるようになってきますし、テキストには問題を解くために直接必要のない記述も含まれていますので、とにかく テキストを読む際は、余計なところで引っ掛からないように注意してください。 このようにして問題集を一通り解き終わった後は、次は、 問題集だけを再度解いていくという流れで進めます。 ただし、試験範囲が広いため、問題集だけをイチから解いていると最後まで解き終わる頃には最初の内容を忘れてしまうということになりかねません。 このため、私の場合は、1日の勉強時間の中で、問題を解く時間とテキストを読む時間とを分けて、双方を平行して繰り返しました。 この際は、問題集とテキストとは、できるだけ異なる範囲(離れた範囲)をするようにしました。 例えば、学習範囲が1章から10章まであるとしたら、問題集の1章を解く日は、テキストの6章を読み、問題集の2章を解く日は、テキストの7章を読むという具合です。 こうすることによって、覚えた知識を忘れにくくなります。 これを3周ぐらい回したと思います。 それと、最後の1ヶ月ぐらいは、テキストに掲載されていたゴロ合わせや重要事項をまとめた表などのコピーをとって、通勤途中に見るようにしていました。 宅建の「要点整理テキスト」(暗記本・まとめ本)で総整理! ここまでは、宅建士のテキストの中で、教科書とでも言うべき「基本テキスト」についてご紹介してきましたが、次は、その基本テキストを使って一通り学習を終えた方が、 直前期に知識を総整理するために使用する「 要点整理テキスト」についてご紹介したいと思います。 要点整理テキストというのは、「暗記本」や「まとめ本」といった呼び方をする場合もあります。 私自身は、このような要点整理テキストを使用するような時間的余裕もなかったため使用しませんでしたが、勉強期間に余裕がある方は、このようなテキストを使って知識を整理すれば、 万全の態勢で本試験を迎えることができるかと思います。 逆に、 勉強時間が十分に確保できないまま本試験に突入しなければならなくなった場合に、基本テキストを読み直す時間も、過去問を解きなおす時間もない、、、と途方に暮れたときに、このような 要点整理テキストで一気に総復習を済ませるという方法もあります。 (私自身、他の資格試験で陥ったパターンですが、案外うまくいきました。 ) また、例えば1年目の受験で残念ながら合格できず、 2年目に再チャレンジするような場合に、基本テキストをまた一から読み直すのではなく、このような要点整理テキストを使って学習を始めるという方法も効率的だと思います。 さらに、机に向かって学習する時間とは別に、このようなコンパクトな要点整理テキストを持ち運んで、外出先や通勤時間など スキマ時間を利用した暗記用の学習に活用するという方法もあります。 (要点整理テキストは、厚みも薄く、本のサイズ自体もハンディサイズ(概ねB6版)になっています。 ) 要点整理テキストの使い方• 直前期に知識を総整理して万全の態勢で本試験を迎えるために• 復習時間が確保できない場合に一気に総復習を済ませるために• 2年目の再チャレンジの基本テキストとして• 外出先や通勤時間などスキマ時間での暗記用に なお、こういった要点整理テキストは、基本的には理由や趣旨などの説明は省略してコンパクトに結論を整理したものとなりますので、詳しい解説を確認したい場合は基本テキストに立ち返って確認する必要があります。 このため、基本的には、 要点整理テキストを購入する場合は、同シリーズで揃えるようにした方がよいと思います。 ということで、各社から出版されている要点整理テキストについて、 実際に購入して読み比べてみましたので、順にご紹介していきたいと思います。 7 x 11. 8 x 2. 3 cm ページ数: 348ページ 価格: 1,870円 (送料無料) まずは、おすすめNo. 1の基本テキスト「 らくらく宅建塾」(宅建学院)と同シリーズの要点整理テキスト「 まる覚え 宅建塾」です。 このテキストは、「らくらく宅建塾」から、宅建試験に合格するために必要不可欠な基礎知識や重要ポイントのみをピックアップして、コンパクトにまとめた要点整理テキストです。 コンパクトサイズ(B6より少し小さい)になっていますので、通勤・通学にも最適です。 中でも特に重要なポイントは赤ゴシックになっており、付属の赤シートを使って目隠しできるようになっています。 1 cm ページ数: 439ページ 価格: 2,420円 (送料無料) 次は、基本テキスト「 パーフェクト宅建の基本書」(住宅新報出版)と同シリーズの要点整理テキスト「 パーフェクト宅建の要点整理」です。 このテキストは、過去10年間で出題された問題と、それ以前に繰り返し出題されている問題を徹底分析し、出題される問題をテーマごとに集約した内容となっており、合格するために必要不可欠な知識を短時間で総整理することができるようになっています。 ページの構成は、見開きで1テーマになっており、左ページで文章による解説、右ページで図表を使った整理がなされるという構成になっています。 ちなみに、印刷は赤系の2色刷りです。 テキストのサイズは、要点整理テキストとしては珍しく、基本テキストと同じA5サイズです。 なお、「パーフェクト宅建の基本書」の参照項目が記載されていますので、要点だけではよくわからない箇所は、基本書を素早く参照することができるようになっています。 8 x 1. 5 x 18. 2 cm ページ数: 312ページ 価格: 2,310円 (送料無料) 次は、基本テキスト「 出る順宅建士 合格テキスト」(LEC)と同シリーズの要点整理テキスト「 出る順宅建士 逆解き式!最重要ポイント555」です。 このテキストは、試験に合格するための根本・基礎知識を確実に覚えるために、膨大な学習範囲の中から555の重要ポイントに絞り込んだもので、一通りの学習を終えた方が、重要知識の確認や直前期の総まとめをするのに最適なテキストになっています。 また、テキストのサイズもB6サイズになっており、コンパクトで持ち運びにも適したサイズになっています。 ページの構成は、各重要ポイントを2〜3行で示し、その次に、一問一答式で過去問が2〜3問ずつ掲載されるという構成になっています。 また、555の重要ポイントの中のキーワードは赤字になっていますので、付属の暗記シートで目隠しして暗記することもできるようになっており、暗記した知識を一問一答式の過去問を解いて確認することで、知識を問題に当てはめる力を養成することができるようになっています。 さらに、この要点整理テキストの特典として、音声ダウンロードサービスが付属していますので、555の重要ポイントを読み上げた音声データを携帯音楽プレイヤーにダウンロードし、通勤通学などのスキマ時間に音声で復習することもできます。 なお、各ポイントには、合格テキストの該当箇所も掲載してありますので、ポイントだけではよくわからない場合は、合格テキストを素早く参照することもできます。 このように、要点整理テキストとしては、かなりの工夫がなされており、完成度が高く、よくできていると思います。 他資格のテキストにおいても、LECの要点整理テキストはいずれも完成度の高いものが出版されており、さすがLECですね。 正直なところ、一番のおすすめの「らくらく宅建塾」の要点整理テキスト「まる覚え宅建塾」は、らくらく宅建塾から重要ポイントを抜き出しただけのもので、基本テキストとは別に購入するメリットはそう大きくありませんが、こちらの重要ポイント555は、基本テキストとは全く異なる構成になっているため、別途購入するメリットは大きいように感じます。 宅建試験用の六法(基本的におすすめしません) 私は、宅建試験用の 六法については 購入しませんでした。 らくらく宅建塾のテキストがあれば、条文を意識することなく合格に必要な知識を身につけることができるからです。 ただし、宅建士受験後に、行政書士などの 他の法律系の資格試験 へステップアップすることを念頭に置いている場合については、 六法も購入し、条文から理解しておくことをおすすめします(民法のみ)。 「民法」は他の資格試験の試験科目に含まれることが多い科目ですが、「らくらく宅建塾」のテキストでは、宅建試験に必要な知識に限定して内容が整理されているため、これを条文を見ずに学習を済ませてしまうと、他の資格試験の学習をする際に、条文知識を確認し直す必要が生じてきます。 このため、どうせなら、ひと手間かけて最初から条文も確認しておいた方が得策かと思います。 もし購入する場合は、住宅新報社の「最新宅建六法」がおすすめでしたが、 平成28年版を最後に絶版となってしまいました。 やはり、宅建試験対策では六法は必要ないというのが世間一般の常識のようです。 なお、「らくらく宅建塾」では、条文を意識せずに学習が可能ですが、参照すべき条文は、しっかりと明記されていますので、らくらく宅建塾に「第〇条」という記載を見つけた際に、その条文を六法で探して、なるほど、民法の条文上は、こういう表現で記載されているんだなぁと、参考に見ておく程度で構わないと思います。 ちなみに、他の法律系資格へのステップアップを考えている場合でも、民法以外の法律については、条文の確認の必要はないかと思います。
次の【宅建合格】この過去問題集を使って独学合格できましたの情報ですが、私の知り合いに宅建(宅地建物取引士)に合格した人がいました。 今は不動産ローンの担当者に転職できていました。 その時に、宅建(宅地建物取引士)は非常に魅力的な資格だと知り、一生懸命勉強しようと心に決めましたが挫折しています。 宅建は相当難しい資格なので、計画的に予備校や通信教育を活用した方が良いと思います。 宅建,参考書,過去問,過去問題集,問題集,おすすめ,オススメ,お勧め,お薦め,宅地建物取引士,合格,独学,独学合格,一発合格,独学勉強法,独学勉強方法,勉強方法,勉強法,やり方,仕方,試験,国家資格,宅建試験,受験,TAC,TAC出版,みんなが欲しかった,2018,2018年,2019,2019年,12年過去問題集,宅建士,みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集,滝澤ななみ,合格したい,仕事,就活,転職,有利,不動産,不動産資格,勉強の仕方,たいりん,紅いもシーサイド,紅芋シーサイド,べにいもシーサイド,紅芋,読谷,読谷村,よみたん,沖縄,沖縄県,おきなわ の情報があります。 何かポイントとなるキーワードがありましたでしょうか?? 知らないワードがあった場合はグーグル検索で確認しておきましょう、、 さて宅建(宅地建物取引士)について紹介しますから、ご参考にして下さい。 その時にその店には必ず宅建の資格を持っている人がいます。 不動産として売買される「土地」や「家」、またた不動産の賃貸契約などは、その取引の責任者は国から認められた人物でなければなりません。 不動産は高額であり、宅地及び建物の取引に際しては、権利関係が複雑で、法令上の制限も多いほか、契約の取引条件であることから、業務の運営の適正性や宅地建物取引の公正性を確保するため、宅地建物取引に関して専門的かつ広範な知識を有する宅地建物取引士の設置を義務付けている(必須です)。 そして国に認定された責任者にあたえられる国家資格が、宅地建物取引主任者、略して「宅建」です。 不動産の契約締結の前に重要事項の説明をする業務、契約締結のあとに相手方に交付する書面に記名・押印する業務は、宅建のみに許された仕事ですので転職もできます。 不動産取引は宅建なくして完結できないようなっている非常に強い資格になっています。 宅建の過去問題を沢山解くことが合格への秘訣。 その後に、法律関係を中心に固めていく。 40点で合格ですから大丈夫です。 過去問を試験やテストとは思わずに読む教材だと思ってガンガン使います。 答えを見ないで問題を解いてみましょう。 答えを見ても理解できない場合は無視です。 次の単元に進みましょう。 宅建の勉強はこれの繰り返しです。 後述しますが、過去問は最低10回は解きましょう。 !過去問の正答率は100%にすれば、きっと合格が近いはずです。 ・ステップ1:受験日を決める ・ステップ2:教材を揃える ・ステップ3:上記の学習スケジュールを確認して学習開始! インターネット申込みかコンビニ端末申込みが可能です。 宅建の問題 重要事項説明について 宅建士であるAは宅建士ではないBの媒介である宅建業者Cと売買... 宅建の問題 重要事項説明について 宅建士であるAは 宅建士ではないBの媒介である 宅建業者Cと売買の契約を締結する際、重要事項の説明の義務はあるか という問題ですが、解説を見ても分からないです 宅建士同士であれば説明は省... 宅建は3ヶ月で取れますか? 宅建取得に興味があるのですが、3ヶ月は厳しいでしょうか。 資格と... 資格といえる資格は危険物乙四と薬剤師免許のみです。 法律関係の知識はありません。 フルタイム主婦 のため、平日は勉強できても1時間... 宅建受験地域について質問です 私は今大学生でB県にある大学に通っているのですがこのご時世でオン... オンライン授業なので地元に戻っています。 宅建受験地はB県でうけたいのですが地元のA県で申し込んでも大丈夫なのでしょうか?... 宅建と漢検試験日が被ってしまいました。 今年の10月18日日曜日です。 どちらも勉強していて受け... のもありかな、と考えています。 漢検 10時~11時 宅建 13時~15時 です。 宅建も漢検も試験会場がまだ分からないので決められずにいます。 ちなみに広島です。 やはり無謀でしょうか。 宅建と行政書士についての質問です 今年宅建試験を受ける予定で勉強しているのですが、この際行政書... 宅建と行政書士についての質問です 今年 宅建試験を受ける予定で勉強しているのですが、この際行政書士試験も受けちゃえと思っているのですがどう思いますか? 範囲が似ていると聞いているのですが、何割くらい被っていて、行政書士... 宅建試験て不動産屋とか住宅とかの宅建業者に就職転職する以外あまり取る意味ないですか? また比較... 宅建の5問免除の再試験組ですが忙し過ぎてまだ有名講師のテキスト読んでいます。 回りが過去問始めて... 過去問始めているのですが私はまだまだそこまで行けません。 宅建資格を勉強し始めた者です 代理の場合依頼主にも免許が必要な時が多いようなのですが、ではどの... 宅建の問題についての質問です これってなんで有効なんですかね。 当事者同士で譲渡を禁止する意思... 意思表示をしたら、普通債権譲渡は無効じゃないですかね。 宅建業法の報酬の制限についてです。 土地の売買 賃借は非課税ですが もし土地が1億で媒介が成... 宅建業法の報酬の制限についてです。
次の【関連記事】• 宅建の 独学の勉強方法については、「」のページで解説しています。 宅建テキストの選び方 宅建試験に独学で合格しようとする場合に、 テキスト選びは とても重要です。 宅建のテキストとしては、いわゆる 基本テキスト(基本書)と呼ばれるもののほか、要点整理テキストやマンガ版テキストというものも存在しますが、原則として、この「基本テキスト」から選びます。 まず、基本テキストを使って 知識のインプットを行うわけです。 ただし、宅建のテキストは、様々な出版社から各種のテキストが乱立している状態ですので、どのテキストを選べばよいか、なかなか決めるのが難しいと思います。 宅建のテキストを選ぶうえで 最も大切なことは、初学者がイチから理解できるよう、 噛み砕いた解説がなされているかどうか、ということだと思います。 ただ、ズラズラダラダラと解説が書かれていても、最後まで読む前に挫折してしまいますし、たとえ最後まで読めたとしても、何を 理解して、何を 暗記すればよいのかわからず、結局何も残らないということになってしまいますので、しっかりと メリハリをつけて記述されていることも大切です。 このメリハリというのは、 暗記事項と解説との区別のほか、 図表で整理したり、 イラストを使ったりするなどの工夫も含みます。 ということで、当ページでは、 この2点に重点を置いて、おススメのテキストをご紹介していきたいと思います。 宅建のテキストを選ぶポイント!• 噛み砕いた解説がなされているか• メリハリをつけて記述されているか(暗記事項・解説、図表、イラスト) 宅建の独学におすすめのテキスト【人気テキスト比較ランキング!】 私は、宅建試験に独学で合格するためのテキストなどの教材については、 宅建学院の 宅建塾シリーズのみに絞って学習しました。 おすすめ No. 8 x 15 x 3 cm ページ数: 546ページ 価格: 3,300円 (送料無料) 私は、宅建試験の勉強を始めるまでは、法律に触れたことなど一度もありませんでしたが、このらくらく宅建塾のテキストは、完全な初心者向けに丁寧にわかりやすく解説されていて、 法律が初めての方でも無理なく理解することができるようになっています。 本文は、 講義形式の文章で非常に読みやすく(いわゆる教科書的な読みにくいものではなくて、話し言葉で講義を受けているような感覚で読み進めることができます。 )、 どのような考え方をすれば覚えやすいかということまで 噛み砕いて説明してくれています。 重要事項や暗記事項、理解すべきポイント、まとめの図表などの メリハリがしっかりとついているため、それを意識しながらスムーズに学習を進めることができますし、さらに、 イラストや図表も豊富に使用されているため、本当におすすめです! また、どうしても丸暗記するしかないポイントについては、「 ゴロ合わせ」や「 替え歌」で覚えることができるように工夫されているなど、 まさに至れり尽くせりのテキストです! このテキストの冒頭に「苦労して受かりたい方には、おすすめできません。 ラクに受かりたい方だけどうぞ」との記載があるとおり、他のテキストと比較して、最も 苦労なく合格レベルの知識を身に付けることができるテキストに仕上がっていると思います。 法律を真面目に学ぼうとしている人からすると、こんなテキストは邪道だという批判もあるかもしれませんが、このテキストが 合格への一番の近道だと思います。 私は、宅建に合格した後、行政書士、土地家屋調査士、マンション管理士などの資格試験にも合格しましたが、この「らくらく宅建塾」のテキストで覚えた知識は、 他の資格試験を受験する際にもずっと記憶に残っており、とても役立っています。 なお、印刷は、最近流行りのフルカラーではなく、 赤系の2色刷りですが、2色刷りでもしっかりとメリハリをつけて記述されているため、まったく問題は感じません。 現在、宅建士の試験は非常に人気があり受験者数も多い資格です。 他の資格試験では受験者数が減少傾向にあるものが多い中で、宅建試験については、さらに受験者数が増加し続けているというマンモス資格です。 このため、 様々なテキストが出版され、乱立している状況にあります。 私が宅建試験に合格したのは平成16年度のことで、それ以来10年以上にわたり、当サイトで最もおすすめのテキストとして「らくらく宅建塾」をおすすめしていますし、知人からどのテキストがよいか相談を受けたときも、「らくらく宅建塾」をおすすめしてきましたが、最近は、この「 らくらく宅建塾」も ロングセラーとはいえ、人気が低迷 してきているように感じます。 このため、 最近の人気テキストも全て購入し、中身を読んで 改めて比較検証 した結果、 やはり「らくらく宅建塾」がナンバーワン であることを確認し、その他のテキストについては、以下のとおりランク付けをさせていただきましたので、ご紹介していきたいと思います。 おすすめ No. 2 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(LEC) 次にご紹介するテキストは、LECの「 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト」です。 印刷は フルカラーで、本体は 3分冊にセパレートできるようになっています。 4 x 15. 2 x 3. 4 cm ページ数: 503ページ 価格: 3,300円 (送料無料) LECは、ライバル会社のTACから多彩なラインナップの宅建テキストが出版されるなか、対抗できずに指をくわえて見ていましたが、 ついに満を持して出版されたのが、この「トリセツ」です!(2018年版の初版は「きほんの宅建士 テキスト」でしたが、2020年版から「宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト」に改題されました。 ) もちろんLECでも、古くから「出る順 宅建士 合格テキスト」などのロングセラーテキストがありましたが、最近のわかりやすさを追求した流れには乗らず、「情報量随一」を売りにして出版を続けています。 逆に、「どこでも宅建士 とらの巻き(LEC)」は、直前期からの短期決戦に特化したテキストとして出版されています。 要するに、今流行りのフルカラーで、イラストを多く取り入れ、内容を適度に絞り込んだ ちょうどいいテキストがなかったわけです。 図表・イラストも豊富ですし、 フルカラーを駆使して覚えるべきポイントなどメリハリをつけて記載がされています。 TACの「みんなが欲しかった宅建士の教科書」は、板書形式で要点を箇条書きし、注釈で説明を加えるという、人によってはわかりにくいと感じる本文の構成ですが、LECのトリセツは、初学者向けに、 わかりやすい文章で、かつ、 シンプルに記述されていますので、 かなり良いテキストだと私は思います! 「らくらく宅建塾」の次におススメです! また、要所に 過去問を掲載し、知識を確認しながら読み進められるようになっています。 なお、このテキストのその他特徴は、以下のとおりです。 出題傾向にあわせた重要度ランクを3段階で表示• かわいらしいオリジナルの「付箋」が付属 【関連記事】• 「宅建士 合格のトリセツ」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 3 わかって合格 うか る宅建士 基本テキスト(TAC出版) 次のテキストは、「 わかって合格 うか る宅建士 基本テキスト」です。 8 x 2. 5 cm ページ数: 744ページ 価格: 3,300円 (送料無料) TACの宅建士講座の主任講師を務める木曽計行先生が執筆したテキストで、TAC合格のノウハウを惜しみなく投入したテキストとされており、 生講義スタイルの「ですます」調の、かみくだいた解説で 理解できる(わかる)から、合格できる(うかる)、というコンセプトのテキストになっています。 このテキストの著者は、以前は「木曽計行」講師のみでしたが、現在は、共著として「木曽計行」講師と「木曽洋子」講師の2名となっています。 そして、TAC出版の公式サイトでは、著者は、「木曽洋子」講師として紹介されています。 また、TACの宅建講座の公式サイトを見ると、これまで載っていた講師一覧から「木曽計行」講師の名前が消えています、、これは一体、、まさか・・・ まず、見た目の特徴としては、 フルカラー (2018年版からフルカラーにリニューアル)で 4分冊にセパレートできるようになっており、また、 赤シートで重要なキーワードを隠して暗記することもできます。 このテキストは、 講義形式の解説で、「みんなが欲しかった!」など、とっつきやすいタイプのテキストとは異なり、 しっかりと理由付けや趣旨などを解説してくれますので、 正統派のテキストの部類に入ると思います。 このため、コンセプトどおり、 初学者でもきちんと理解しながら学習を進めていくことができると思います。 フルカラー化される前は、 固めの講義でズラズラダラダラとした記述でしたが、 その後、 レイアウトにも工夫が重ねられ、かなり改善されて メリハリもついてきましたので、 TACの3シリーズ(「みんなが欲しかった」、「わかって合格る」、「スッキリ」)の中では、 一番におススメできるテキストになったと思います。 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものがあります。 過去12年間の出題箇所にアンダーラインを引き、出題年度を併記• 本試験で狙われる超重要ポイントと法改正箇所にアイコン表示• 巻末に「厳選過去問プレミアム50」として本試験形式の出題予想模試を掲載 【関連記事】• 「わかって合格る宅建士」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 4 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト(TAC出版) 次にご紹介するテキストは、「 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト」です。 8 x 2. 5 cm ページ数: 708ページ 価格: 2,970円 (送料無料) このテキストは、2019年版までは「スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト」として出版されていたものが、2020年版から「スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト」に改題されたものです。 < リニューアル内容> 2019年版までは、「テキスト」と「厳選された過去問100問」とが1冊になったものでしたが、2020年版からは、「過去問100問」の部分がバッサリと削除されています。 ここに掲載されていた過去問100問については、当サイトでも、「なぜ過去問と一体にする必要があるのか、よくわかりません。 (過去問演習が100問だけで済むわけがありませんので。 )」と疑問視するレビューを書いていましたので、私としては、好印象なリニューアルとなっています。 このテキストは、 4分冊にできるようになっており、持ち運びもしやすく工夫されています。 印刷は、赤系の 2色刷りです。 テキストとしては、 講義形式で読みやすく、説明もしっかりとしてくれています。 ネズミやタヌキなどの かわいい動物を使ったイラストや事例も、ほのぼのとした雰囲気を醸し出しています。 ただ、その動物たちが、ひとりずつ カタカナの名前(タヌキチ、イヌマル、ツネキチなど)で解説本文に常に登場してきますので、少し読みにくいというか、面倒くさいというか。。 しかし、全体として、 初学者でも理解して学習を進められる内容になっていますので、とにかく 気楽にスイスイと読み進めることができると思います。 なお、巻頭特集としてフルカラーの「宅建ワールド攻略チャート」というものが収録されています(2019年度版から収録)。 これにより、イラストとやさしい事例で、宅建試験の全体像をつかみ、合格までの「道すじ」を最初に把握することで、その後の学習をスムーズに進めていくことができるようになっています。 【関連記事】• 「スッキリわかる宅建士」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 5 ユーキャンの宅建士速習レッスン(U-CAN) 次にご紹介するテキストは、「 ユーキャンの宅建士 速習レッスン」です。 8 x 2. 4 cm ページ数: 728ページ 価格: 3,080円 (送料無料) 初版から10年以上が経ち、以前はあまり注目されていませんでしたが、最近、紹介される機会が増えてきたように感じますので、ここでも取り上げておきたいと思います。 ちなみに、印刷は、 赤系の2色刷りになっています。 このテキストは、 「正統派の教科書」の部類に入るかと思います。 ただし、「パーフェクト宅建」ほど堅くはありません。 ですます調の 講義形式で、 図やイラストも豊富でわかりやすく作られています。 さすが、 各種通信講座の教材を制作するプロフェッショナルのユーキャンですね。 ユーキャンの宅建士通信講座では1,000人を超える合格者を輩出していますので(平成29年度実績)、そのノウハウが、このテキストに集約されており、 初心者にもわかりやすテキストになっていると思います。 これまでノーマークでしたが、意外と良いテキストだと思います。 個人的には、「らくらく宅建塾」のように徹底的に噛み砕いて教えてくれるテキストが好みですが、 正統派で学習したい方には、ユーキャンのテキストは、なかなか良いテキストだと思います。 ただし、同系統のテキストとして、TACの「わかって合格(うか)る」がありますので、そちらと比べると、やはりTACの方がフルカラーですし、わかりやすさに工夫が満載されていますので、 「わかって合格る」には及ばないと思います。 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものがあります。 「よくある質問」コーナーを設け、学習中によくある「?」を詳しく解説• 各レッスン末に一問一答形式の確認テストを掲載• 各レッスンごとに、「重要度」「頻出度」を表示• 同シリーズの「U-CANの宅建士テーマ別問題集」とリンク(問題番号を記載) 【関連記事】• 「ユーキャンの宅建士」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 6 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書(TAC出版) 次にご紹介するテキストは、「 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書」です。 8 x 2. 5 cm ページ数: 646ページ 価格: 3,300円 (送料無料) これは、最近 一番人気のテキストとしてよく紹介されているテキストで、 3分冊に取り外しが可能なテキストになっています。 このテキストは、 フルカラーで イラストや図解も多く、 見やすくてとっつきやすいのかもしれませんが、私が読んでみた印象としては、教科書的なテキストに書いてある内容をそのまま カラフルな体裁に置き直しただけのもの、又は、 結論だけを整理して並べたもの、のように感じました。 このため、 説明が少なく、それぞれの理由や意味などの内容を深く理解できないため、理解した上での記憶というのが難しいように思います。 このテキストのコンセプトとして、「読んでわかる」よりも、 「見てわかる」を目指しているとのことですので、要するに、要点整理テキストに近いということになります。 覚えるべき要点を並べて、そこに注釈で説明を入れていく構成になっているため、何もわからない 初学者が一から勉強をしていくには、厳しいかと思います。 なお、このテキストのその他特徴として、付属の 赤シートで重要なキーワードを隠して暗記できるようになっているほか、以下のようなものがあります。 「巻頭企画」として、理解しにくい「用途地域」と「補助的地域地区」について、イメージしやすいよう写真を掲載• 理解度を確認できるよう、随所に「例題」として、一問一答式の過去問を掲載。 そしてこの「例題」については、スマホで確認可能• 「ひとこと」として、本文を理解するためのヒントや用語の意味、応用知識など補足情報を掲載• 書籍の中で迷わないよう、例題と本文の行き来や、学習済みの項目や後で詳しく学習する項目などをアイコンでマーク 【関連記事】• 「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 7 パーフェクト宅建の基本書(住宅新報出版) そして次のテキストは、「 パーフェクト宅建の基本書」です。 印刷は、 赤系の2色刷りになっています。 また、らくらく宅建塾(1993年初版)と同じくらいの時期から出版されている ロングセラーのテキストでもあり(1991年初版)、この度、 2020年版でフルリニューアルされました。 2019年版までは、「である」調の いわゆる教科書的なテキストでしたが、 2020年版のフルリニューアルで、 「ですます」調の講義形式になったため、読みやすくなりましたね。 今回のリニューアルは、 「網羅性・正確性」というコンセプトは維持しつつ、 読みやすさを最重視したリニューアルとのことですが、読んでみた印象としては、やはり、 まだまだ堅い印象は残っています。 ただし、随所に「基本」、「暗記」、「理解」などの囲み記事で、 まとめの表を掲載したり、補足知識は「メモ」、「プラスアルファ」でまとめるなど メリハリがついたため、これまでのズラズラとした解説よりは改善されたと思います。 「ユーキャンの速習レッスン」に近づいたような印象です。 とはいえ、 イラストや図は、他のテキストに比べると かなり少ないですね。 ということで、講義形式のテキストにフルリニューアルされたとはいえ、やはりパーフェクト宅建は、正確な記述がなされた 正統派の「教科書」です。 全宅連からの推薦や、エルエーのテキストとして選定されるなど、真剣に学習したい方には最適なテキストだと思いますが、 「教科書」を根気よく読める人向けのテキストであることに変わりはないと思います。 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものが挙げられます。 各テーマごとの重要度を、直近5年間の出題実績や学習対策法とともに掲載• 各テーマごとにスムーズに学習に入れるよう、ウォームアップとしてコラム(ワンポイント解説)を掲載• 巻頭に、本試験で狙われやすい内容を「用語」単位で凝縮した「宅建用語ナビ」を掲載 【関連記事】• 「パーフェクト宅建」シリーズのラインナップについては、のページでご紹介しています。 おすすめ No. 8 出る順宅建士 合格テキスト(LEC) そして次のテキストは、LECの「 出る順 宅建士 合格テキスト」です。 印刷は、 赤系の2色刷りになっています。 8 x 14. 8 x 2. このテキストの特徴は、とにかく 情報量随一を誇るという点にあります。 条文・判例知識まで完全網羅し、万全の知識を身に付け、どんな問題が出題されても答えられるハイレベルな実力を身に付けられるというのが、このテキストのセールスポイントです。 このため、 3冊合計で 約1,200ページという、宅建のテキストとしては 最大のページ数になっています。 他社のテキストは、500〜700ページ程度が主流のため、なんと 約2倍のページ数です! ただ、文字の フォントは大き目で読みやすくなっており、 余裕を持ったレイアウトで、1ページ当たりの文字数は少なく抑えられています。 しかし、他の分量の少ないテキストでも十分合格できるわけですから、 これほどまでの分量を、基本書として読み込む必要はないのではないかと思ってしまいます。 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものがあります。 何を学ぶのかが一目瞭然となるよう、各章の冒頭に「学習内容のポイント」を掲載• 問われやすい箇所がわかるよう、重要度ランク(A・B・C)を表示するとともに、過去10年間の出題頻度も掲載• 関連する重要条文や過去に出題のあった本試験問題を掲載• 同シリーズの過去問「ウォーク問過去問題集」の該当ページを記載• このテキストに対応した問題集は、 でご紹介しています。 【番外編】コンセプトの異なる宅建テキスト ここからは、上記のおすすめランキングでご紹介したテキストとは コンセプトの異なるテキストになりますので、同じランキング内でご紹介することが難しいため、 番外編として別枠でご紹介したいと思います。 ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書(KADOKAWA) 番外編として、まずご紹介するテキストは、「 ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書」です。 8 cm ページ数: 224ページ 価格: 1,650円 (送料無料) このテキストは、大手資格予備校LECのエース講師として活躍中の「水野 健」講師が執筆したテキストで、 他の一般的なテキストとは全く異なるコンセプトを持っています。 それは、とにかく重要な基礎知識を凝縮し、 たったの10時間で読み切れる分量(約220ページ)に絞り込んでいるという点です。 効率よく短期合格を果たすためには、インプットテキストをなるべく早く終わらせて過去問学習に入っていくことが重要であり、 過去問を解きながら知識を補っていく という方法が最も効率的な勉強法である、という考えに基づきます。 水野健講師は、大手予備校LECで講師歴19年のエース講師であり、毎年多数の合格者を輩出していますので、この学習法に間違いはないかと思います。 印刷は フルカラーで読みやすいですし、ページ構成は、 左ページに 解説本文、 右ページに 図表や図解、イラストなどで構成され、見開き構成となっていますので、サクサク読み進めていけると思います。 この学習方法がハマれば、かなりの短期合格が目指せるのではないかと思います。 ポイント!• フルカラー• LECのエース講師「水野 健」講師が執筆• 見開き構成(左ページに解説、右ページに図表、図解、イラスト)• 他のテキストとは全く異なるコンセプト• 学習方法がハマれば、かなりの短期合格を目指せる! クラウド宅建士まんがdeINPUT テキスト (資格スクエア) そして、次にご紹介するテキストは、「 クラウド宅建士まんがdeINPUT テキスト 」です。 8 cm ページ数: 243ページ 価格: 2,200円 (送料無料) このテキストは、法律系のオンライン学習サービスを展開する「資格スクエア」の鬼頭政人代表がプロデュースしている「 クラウド宅建士」シリーズの インプットテキストです。 印刷は、 赤系の2色刷りです。 「まんがdeINPUT」というタイトルで「まんが」という言葉が入っていますが、「宅建マンガ」というよりも、「基本テキスト」の分類に入れる方が正しいような位置づけのものになります。 という流れになるかと思います。 そして、この「クラウド宅建士まんがdeINPUT」は、 約240ページしかありませんが、 これのみがインプット用のテキストになっていて、この次はすぐに、同シリーズの「クラウド宅建士OUTPUT(問題集)」に入っていくことが想定されています。 資格スクエアの クラウド宅建士シリーズは、 とにかく独特の書籍で、他にないもの・これまでになかったものになっています。 資格スクエアは、「IT技術」と「脳科学」を駆使し、これまでになかった新しい教育サービスを提供することを特徴としていますから、まさにそのとおりですね。 「クラウド宅建士OUTPUT( 問題集)」は、見開き4段組みで 独特の構成になっており、問題集としての役割だけでなく、テキストとしての役割も同時に併せ持ったような問題集です。 インプットはマンガ付きのテキストでとにかく基礎知識や重要事項をポイポイと頭に放り込んでいき、次はテキストの役割も兼ね備えたような問題集で有無を言わさず問題を解かせるというイメージです。 う〜ん、これまでにないですね、、これで問題が解けるようになるわけですから、早い早い!これが、 脳科学に基づく究極の学習法というわけですね! ただし、このクラウド宅建士は、資格スクエアの通信講座で使用されるテキストになっており、その講座では、クラウド宅建士OUTPUTを解き進めていくための解説講義が計90時間提供されます。 このため、クラウド宅建士シリーズは、 完全な初学者が独学で使用するのは、難しいのかもしれません。 このテキストに対応した問題集は、 でご紹介しています。 宅建の人気テキスト比較ランキングのまとめ このように、様々なテキストを読み比べてみると、やはり「 らくらく宅建塾」は、 他のテキストとは明らかに一線を画していて、非常にわかりやすいテキストだと改めて感じます。 「らくらく宅建塾」は、 内容にメリハリが効いていて、 覚えるポイントや理解すべきポイントがはっきりと認識できることや、 かみ砕いた説明方法が独特で、 とても覚えやすく理解もしやすくなっているということが、よくわかります。 ちなみに、「らくらく宅建塾」では、最近の難化した試験問題には対応できないという話を聞くことがありますが、この点については、どんなテキストであっても、過去問のすべてが解けるような内容が記載されているわけではなく、テキストに載っていないところは過去問を解くなかで補充していくというスタイルになるわけですから、気にするようなことではないと思います。 難しい問題に応用を利かせて対応するには、 基本となる事項をしっかりと理解することが重要ですので、やはり、 かみ砕いて説明してくれているわかりやすいテキストを選ぶことが大切だと思います。 【関連記事】• 宅建の人気テキストのポイント比較表 宅建の人気テキスト比較ランキングの最後として、特徴などを一覧表で整理しておきますので、比較検討する際の参考にしていただければと思います。 宅建の人気テキストのポイント比較表 宅建テキスト/著者/出版社/ページ数/価格 特徴、管理人の評価 No. 1 らくらく宅建塾(2020年版) 宅建学院/宅建学院/546ページ/ 3,300円• 受験生のバイブルと呼ばれる(1993年からロングセラー)• 2色刷り(赤系)• 講義形式で、かみ砕いた説明• 重要事項などのメリハリがしっかり• イラストや図表が豊富• 丸暗記するしかないポイントはゴロ合わせや替え歌で覚えるなど至れり尽くせり• 一番のおススメ! No. 2 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(2020年版) 東京リーガルマインド LEC総合研究所 宅建士試験部,友次 正浩/ 東京リーガルマインド/ 503ページ/ 3,300円• フルカラー• 3分冊にセパレート• 図表、イラストも豊富で、フルカラーを駆使してメリハリがある• わかりやすい文章で、かつ、シンプルな解説• かなり良いテキスト! 「らくらく宅建塾」の次におススメ! No. 3 わかって合格 うか る宅建士 基本テキスト(2020年度) TAC宅建士講座/TAC出版/744ページ/ 3,300円• フルカラー• 4分冊にセパレート• 赤シート対応• 生講義スタイルで、理解できる(わかる)から、合格できる(うかる)というコンセプト• しっかりとした解説で正統派テキスト。 初学者でも理解しながら学習できる• レイアウトに工夫が重ねられ、メリハリがついてきた• TACの3シリーズで最もおススメ No. 4 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト(2020年度) 中村 喜久夫/TAC出版/708ページ/ 2,970円• 2色刷り(赤系)• 4分冊にセパレート• 講義形式で読みやすく、説明もしっかり• かわいい動物のイラストや事例が、ほのぼのとした雰囲気を醸し出すが、常に出てくるカタカナの名前が読みにくいというか、面倒くさいというか、、• 初学者でも理解して学習を進められる• 気楽にスイスイと読み進めることができる No. 5 ユーキャンの宅建士速習レッスン(2020年版) ユーキャン宅建士試験研究会/ U-CAN/728ページ/ 3,080円• 2色刷り(赤系)• 講義形式で、図やイラストも豊富• 正統派の教科書の部類• さすが教材制作のプロフェッショナルのユーキャン• 初心者にもわかりやすい• 正統派で学習したい方には良いテキスト(ただし、TACの「わかって合格る」には及ばない) No. 6 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書(2020年度) 滝澤 ななみ/TAC出版/646ページ/ 3,300円• 最近の一番人気のテキスト• フルカラー• 3分冊にセパレート• 赤シート対応• イラストや図解が豊富で、見やすくて取っつきやすい• 読むのではなく「見てわかる」を目指したテキスト• 説明が少なく、理由や意味など深く理解できない?• 初学者には厳しいのではないか? No. 7 パーフェクト宅建の基本書(2019年版) 住宅新報出版/住宅新報出版/ 726ページ/ 3,080円• 2色刷り(赤系)• 通信講座エル・エーのテキストに選定されている• 定番の教科書(1991年からロングセラー)• 2020年版のフルリニューアルで、メリハリもついてきたが、やはり「教科書」を根気よく読める人向き No. 2色刷り(赤系)• 3冊別々に出版• 情報量随一で、3冊合計1,200ページ(一般的なテキストの2倍)• フォントは大き目で余裕をもったレイアウトのため、読みやすい• これほどまでの分量を読み込む必要はないのでは? 【番外編】 ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書(2020年度版) 水野 健/KADOKAWA/224ページ/ 1,650円• フルカラー• LECのエース講師「水野 健」講師が執筆• 見開き構成(左ページに解説、右ページに図表、図解、イラスト)• 他のテキストとは全く異なるコンセプト• 学習方法がハマれば、短期合格を目指せる! 【番外編】 クラウド宅建士まんがdeINPUT テキスト (2020年版) 資格スクエア、いぢちひろゆき/プラチナ出版/243ページ/ 2,200円• 2色刷り(赤系)• 1テーマにつき見開き2ページで3ブロックの独特の構成• 脳科学に基づく究極の学習法• ただし、完全な初学者が独学で使用するのは難しいのでは? 独学の学習が不安な方は、のページをご参照ください。 5万円前後で受講できる講座5社あり! 最安値は18,500円(税抜)! 宅建テキストの使い方 それでは次に、これらの 宅建テキストの使い方についてご紹介したいと思います。 まず、 テキストを 一通り読みます。 この際は、とにかく わからないことがあっても 気にせずに、ドンドン読み進めることがポイントです。 細かいところは気にせず、 大雑把にイメージを把握するつもりで読み進めるのがいいと思います。 細かいところを気にしすぎると前に進めなくなり、挫折してしまうおそれがありますので。。 このようにして、テキストを一通り読み終わったら、次は 問題演習に入るわけですが、ここですぐに問題集をやろうとしても、テキストの最初の方に書いてあったことなんて、テキストを読み終わった頃にはスッカリ忘れてしまっていると思いますので、すぐに問題集を解いても挫折感を味わうだけになりかねません。 このため、私は、 再度、テキストを章ごとに読み直してから、その項目に対応する問題集(過去問)を解いていく、という方法をおススメします(おすすめの問題集については、「」のページでご紹介しています)。 この際、問題集の解説だけではわからない部分については、テキストの該当部分を読み直しながら学習を進めます。 問題を解くことによって、テキストを読むだけでは理解できなかった部分も 理解できるようになってきますし、テキストには問題を解くために直接必要のない記述も含まれていますので、とにかく テキストを読む際は、余計なところで引っ掛からないように注意してください。 このようにして問題集を一通り解き終わった後は、次は、 問題集だけを再度解いていくという流れで進めます。 ただし、試験範囲が広いため、問題集だけをイチから解いていると最後まで解き終わる頃には最初の内容を忘れてしまうということになりかねません。 このため、私の場合は、1日の勉強時間の中で、問題を解く時間とテキストを読む時間とを分けて、双方を平行して繰り返しました。 この際は、問題集とテキストとは、できるだけ異なる範囲(離れた範囲)をするようにしました。 例えば、学習範囲が1章から10章まであるとしたら、問題集の1章を解く日は、テキストの6章を読み、問題集の2章を解く日は、テキストの7章を読むという具合です。 こうすることによって、覚えた知識を忘れにくくなります。 これを3周ぐらい回したと思います。 それと、最後の1ヶ月ぐらいは、テキストに掲載されていたゴロ合わせや重要事項をまとめた表などのコピーをとって、通勤途中に見るようにしていました。 宅建の「要点整理テキスト」(暗記本・まとめ本)で総整理! ここまでは、宅建士のテキストの中で、教科書とでも言うべき「基本テキスト」についてご紹介してきましたが、次は、その基本テキストを使って一通り学習を終えた方が、 直前期に知識を総整理するために使用する「 要点整理テキスト」についてご紹介したいと思います。 要点整理テキストというのは、「暗記本」や「まとめ本」といった呼び方をする場合もあります。 私自身は、このような要点整理テキストを使用するような時間的余裕もなかったため使用しませんでしたが、勉強期間に余裕がある方は、このようなテキストを使って知識を整理すれば、 万全の態勢で本試験を迎えることができるかと思います。 逆に、 勉強時間が十分に確保できないまま本試験に突入しなければならなくなった場合に、基本テキストを読み直す時間も、過去問を解きなおす時間もない、、、と途方に暮れたときに、このような 要点整理テキストで一気に総復習を済ませるという方法もあります。 (私自身、他の資格試験で陥ったパターンですが、案外うまくいきました。 ) また、例えば1年目の受験で残念ながら合格できず、 2年目に再チャレンジするような場合に、基本テキストをまた一から読み直すのではなく、このような要点整理テキストを使って学習を始めるという方法も効率的だと思います。 さらに、机に向かって学習する時間とは別に、このようなコンパクトな要点整理テキストを持ち運んで、外出先や通勤時間など スキマ時間を利用した暗記用の学習に活用するという方法もあります。 (要点整理テキストは、厚みも薄く、本のサイズ自体もハンディサイズ(概ねB6版)になっています。 ) 要点整理テキストの使い方• 直前期に知識を総整理して万全の態勢で本試験を迎えるために• 復習時間が確保できない場合に一気に総復習を済ませるために• 2年目の再チャレンジの基本テキストとして• 外出先や通勤時間などスキマ時間での暗記用に なお、こういった要点整理テキストは、基本的には理由や趣旨などの説明は省略してコンパクトに結論を整理したものとなりますので、詳しい解説を確認したい場合は基本テキストに立ち返って確認する必要があります。 このため、基本的には、 要点整理テキストを購入する場合は、同シリーズで揃えるようにした方がよいと思います。 ということで、各社から出版されている要点整理テキストについて、 実際に購入して読み比べてみましたので、順にご紹介していきたいと思います。 7 x 11. 8 x 2. 3 cm ページ数: 348ページ 価格: 1,870円 (送料無料) まずは、おすすめNo. 1の基本テキスト「 らくらく宅建塾」(宅建学院)と同シリーズの要点整理テキスト「 まる覚え 宅建塾」です。 このテキストは、「らくらく宅建塾」から、宅建試験に合格するために必要不可欠な基礎知識や重要ポイントのみをピックアップして、コンパクトにまとめた要点整理テキストです。 コンパクトサイズ(B6より少し小さい)になっていますので、通勤・通学にも最適です。 中でも特に重要なポイントは赤ゴシックになっており、付属の赤シートを使って目隠しできるようになっています。 1 cm ページ数: 439ページ 価格: 2,420円 (送料無料) 次は、基本テキスト「 パーフェクト宅建の基本書」(住宅新報出版)と同シリーズの要点整理テキスト「 パーフェクト宅建の要点整理」です。 このテキストは、過去10年間で出題された問題と、それ以前に繰り返し出題されている問題を徹底分析し、出題される問題をテーマごとに集約した内容となっており、合格するために必要不可欠な知識を短時間で総整理することができるようになっています。 ページの構成は、見開きで1テーマになっており、左ページで文章による解説、右ページで図表を使った整理がなされるという構成になっています。 ちなみに、印刷は赤系の2色刷りです。 テキストのサイズは、要点整理テキストとしては珍しく、基本テキストと同じA5サイズです。 なお、「パーフェクト宅建の基本書」の参照項目が記載されていますので、要点だけではよくわからない箇所は、基本書を素早く参照することができるようになっています。 8 x 1. 5 x 18. 2 cm ページ数: 312ページ 価格: 2,310円 (送料無料) 次は、基本テキスト「 出る順宅建士 合格テキスト」(LEC)と同シリーズの要点整理テキスト「 出る順宅建士 逆解き式!最重要ポイント555」です。 このテキストは、試験に合格するための根本・基礎知識を確実に覚えるために、膨大な学習範囲の中から555の重要ポイントに絞り込んだもので、一通りの学習を終えた方が、重要知識の確認や直前期の総まとめをするのに最適なテキストになっています。 また、テキストのサイズもB6サイズになっており、コンパクトで持ち運びにも適したサイズになっています。 ページの構成は、各重要ポイントを2〜3行で示し、その次に、一問一答式で過去問が2〜3問ずつ掲載されるという構成になっています。 また、555の重要ポイントの中のキーワードは赤字になっていますので、付属の暗記シートで目隠しして暗記することもできるようになっており、暗記した知識を一問一答式の過去問を解いて確認することで、知識を問題に当てはめる力を養成することができるようになっています。 さらに、この要点整理テキストの特典として、音声ダウンロードサービスが付属していますので、555の重要ポイントを読み上げた音声データを携帯音楽プレイヤーにダウンロードし、通勤通学などのスキマ時間に音声で復習することもできます。 なお、各ポイントには、合格テキストの該当箇所も掲載してありますので、ポイントだけではよくわからない場合は、合格テキストを素早く参照することもできます。 このように、要点整理テキストとしては、かなりの工夫がなされており、完成度が高く、よくできていると思います。 他資格のテキストにおいても、LECの要点整理テキストはいずれも完成度の高いものが出版されており、さすがLECですね。 正直なところ、一番のおすすめの「らくらく宅建塾」の要点整理テキスト「まる覚え宅建塾」は、らくらく宅建塾から重要ポイントを抜き出しただけのもので、基本テキストとは別に購入するメリットはそう大きくありませんが、こちらの重要ポイント555は、基本テキストとは全く異なる構成になっているため、別途購入するメリットは大きいように感じます。 宅建試験用の六法(基本的におすすめしません) 私は、宅建試験用の 六法については 購入しませんでした。 らくらく宅建塾のテキストがあれば、条文を意識することなく合格に必要な知識を身につけることができるからです。 ただし、宅建士受験後に、行政書士などの 他の法律系の資格試験 へステップアップすることを念頭に置いている場合については、 六法も購入し、条文から理解しておくことをおすすめします(民法のみ)。 「民法」は他の資格試験の試験科目に含まれることが多い科目ですが、「らくらく宅建塾」のテキストでは、宅建試験に必要な知識に限定して内容が整理されているため、これを条文を見ずに学習を済ませてしまうと、他の資格試験の学習をする際に、条文知識を確認し直す必要が生じてきます。 このため、どうせなら、ひと手間かけて最初から条文も確認しておいた方が得策かと思います。 もし購入する場合は、住宅新報社の「最新宅建六法」がおすすめでしたが、 平成28年版を最後に絶版となってしまいました。 やはり、宅建試験対策では六法は必要ないというのが世間一般の常識のようです。 なお、「らくらく宅建塾」では、条文を意識せずに学習が可能ですが、参照すべき条文は、しっかりと明記されていますので、らくらく宅建塾に「第〇条」という記載を見つけた際に、その条文を六法で探して、なるほど、民法の条文上は、こういう表現で記載されているんだなぁと、参考に見ておく程度で構わないと思います。 ちなみに、他の法律系資格へのステップアップを考えている場合でも、民法以外の法律については、条文の確認の必要はないかと思います。
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