現在の自分の位置とフィールド上のキャラが連動するゲーム・ポケモンGO。 日本で配信開始してから、街中でスマホを見ている人が目につくようになった。 だが私(中澤)は、どうしてもこのゲームをやるために外出しようという気になれない。 そのため、そこまで熱狂していなかったのだが……ついに見つけてしまったのだ。 自分は微動だにせずにフィールド上のキャラを歩かせる方法を! この方法を使えば 家にいながら移動距離も稼ぎ放題、離れたスポットにも行き放題!! などという野蛮人の力技とは、一線を画する方法で超楽・超簡単。 インドア派必見だ!!!! ・自分は動かずアプリを楽しみたい ゲームに集中して周りが見えなくなるのが怖くて、私は外でポケモンGOをほとんどやらない。 大体、室内で出てくるポケモンを集めるだけに終始しているためレベルも低い。 それでも十分に楽しめているのだが、移動距離は稼げないので卵はかえらないし、たまには家から離れたスポットにも行ってみたい。 しかし、外出するのはめんどくさい。 超楽で簡単な手順は以下の通り。 スマホのWi-Fiをオフにする 2. ポケモンGOを起動する 3. キャラの位置が定まったら、電源ボタンで画面をロック 4. ロック解除してアプリ画面に戻ると、GPSの信号の曖昧さの分キャラが動く 5. 3と4を繰り返すことでキャラが移動していく 以上である。 この方法でかなり広範囲にわたって動き回れ、移動先のスポットでアイテムもゲットできる。 私はこの技を「 お使い」と呼んでいる。 なお、GPS信号を利用した方法のため、信号を探してる時はキャラは動かない。 また、端末の機能によっても動く比率に差が出る可能性があるので、そこはご留意いただきたい。 最後に、さらに移動距離を稼ぎたい場合は、お使い先でWi-Fiをオンにするとキャラがダッシュで戻ってきて2倍の距離が稼げるぞ。 お使いから 最短ルートを走って戻ってくる動作がかなり気持ちいいので、一度試してみてくれ。 Report: Photo:Rocketnews24. ScreenShot:ポケモンGO (iOS).
次のあ行 RPT(あーるぴーてぃー) 特定の対面における分析値で、 1ターンあたりの相手のHPを削る割合。 Rate Per Turn。 で用いている指標。 対面においてこの値を比較することでダメージレースの優劣や実戦の流れを把握することができる。 cf: 相性(あいしょう) 2体のポケモンを比較したときの 有利不利。 相性補完(あいしょうほかん) 複数のポケモンで 弱点を補い合う関係。 例:マリルリとレジスチルは、マリルリが弱い草・毒タイプに対しレジスチルが強く、レジスチルが弱い格闘・炎タイプにマリルリが強いため相性補完が良い。 一貫(いっかん) 特定のポケモンあるいは技が、 相手の複数のポケモンに対して共通して有効となる状況。 共通してタイプ相性がはっきり良い場合だけでなく、敵2体の片方にはっきり有利でもう片方と互角という場合でも一貫という場合もある。 例:「マリルリとラグラージを並べると草タイプが一貫してしまう」 EPT(いーぴーてぃー) 1ターンあたりのエネルギーチャージ量。 Energy Per Turn。 と並び、通常技の性能を表す指標。 打って引く(うってひく) ゲージ技を打ってすぐに他のポケモンへ交代すること。 打ち逃げと言われることもある。 ゲージ技を打てるだけ貯まった状態で交代するときに、打って引くのかのかの判断はプレイングの大きなポイントとなる。 裏(うら) 交代先として残っているポケモンのこと。 例:「相手の裏がマリルリと読んで草タイプを温存した。 」 SCP(えすしーぴー) と対比して、攻撃力・防御力・HPを対等に評価し、 ステータスの1対1で勝つ力を表した評価値。 1対1の勝敗が重要であるPvPにおいてCPよりも有効となる。 詳細: 追う(おう) 相手の交代に合わて交代すること。 反対に自分から交代することを「」という。 重い(おもい) 相手の特定のポケモンに対して 有利に戦えるポケモンがいない、あるいは少ないこと。 例:「パーティからマリルリを抜いたので相手のチャーレムが重くなった」 か行 回答(かいとう) 相手の各ポケモンに対し、 手持ちの中から当てるべきポケモンのこと。 例:「僕のパーティではエアームドへの回答が足りていない(エアームドと十分に戦えるポケモンがいない)」 抱え落ち(かかえおち) ゲージを多く残した状態で倒れてしまうこと。 また、その残量。 が長いほど抱え落ちのリスクが高くなる。 抱えて引く(かかえてひく) ゲージ技を打てるだけのゲージを貯めた状態で他のポケモンへ交代すること。 貯めて引くとも言われる。 再びそのポケモンへ交代したときに即ゲージ技を打つことができる。 交代時にのか抱えて引くのかの判断はプレイングの大きなポイントとなる。 例:「ラグラージでハイドロカノンを2発分抱えて引いた」 型(かた) 技の組み合わせのこと。 PvPで実戦的な技の組み合わせが豊富なポケモンは「型が多い」という。 仮想敵(かそうてき) 対戦を想定する敵ポケモンのこと。 とくにそのポケモンが有利側としてどんなポケモンに当てるかを指す場合が多い。 例:「フシギバナの仮想敵はマリルリやラグラージだ」 起点(きてん) あるポケモンでA・Bの2体の敵にまたがって戦うとき、 力を貯めた状態(ゲージを貯めたりバフ効果を自分にかけた状態)でAを倒してからBを迎え撃つ場合に、Aを起点にしてBと戦うという。 Aが自分のポケモンにとって相性がいい場合に起点にしやすい。 cf: QSA(きゅーえすえー) 先行入力の仕組みを利用し、通常技を多く打つことを目指すテクニック。 決まるとバトルを有利に進められるが、行動が制限されるなどデメリットもあり、適切に使いこなすには高度な判断が必要となる。 クールタイム(くーるたいむ) 交代したあと60秒間の交代できない時間のこと。 ターンではなく純粋な秒数で計測される。 ゲージ技中や時の選択時間もカウントが進むので、ゲージ技を多く打ったり死に出し時の選択時間をフルに使うとバトルの進行(ターン)上早く次の交代ができるようになる。 なお、公式に50秒との記載があるが、実際には60秒であることが確認されている。 ゲージ技(げーじわざ) スペシャルアタックのこと。 公式なスペシャルアタックという呼称は日本のユーザー間ではあまり使用されず、ゲージ技、あるいは技2と呼ばれる。 決まると無駄打ちに近い状況にさせ、バトルを有利に進めることができる。 PvPの華。 構築(こうちく) パーティのこと。 とくに見せ合いルールにおける6体パーティのことを指すことが多い。 コンボRPT(こんぼあーるぴーてぃー) 特定の対面における分析値で、 通常技とゲージ技を組み合わせたときの1ターンあたりの相手のHPを削る割合。 で用いている指標。 この値が大きい方が平均的なダメージレースで有利であると読み取れる。 cf: コンボDPT(こんぼでぃーぴーてぃー) 通常技とゲージ技を組み合わせたときの1ターンあたりの技の威力。 通常技を複数発打ってゲージ技を打つ1サイクルの威力の合計を1サイクルのターン数で割って求められる。 通常技とゲージ技(バフ・デバフがないもの)のセットの性能は、コンボDPTの高さとCTの短さで決まる。 cf: さ行 刺さる(ささる) 特定のポケモンが相手パーティに幅広く有効となっている状況。 例:「このパーティは水タイプや地面タイプが多くトロピウスが刺さっている」 3-3(さんさん) 見せ合いなしのルールのこと。 と対比して用いられる。 ゲーム外で手持ちポケモンを開示することなく、ゲームシステムのまま全ポケモンから選出してバトルする。 CT(しーてぃー) ゲージ技を打つまでにかかるターン数。 チャージターンの略。 通常技とゲージ技の組み合わせで決まり、これが短いほど早くゲージ技を打てる。 相手よりCTが短いことは大きなアドバンテージとなり、戦略上重要な値。 CP(しーぴー) ゲーム内で使用されるステータス評価値で、攻撃力を強く評価し、 ジムやレイドの攻撃側で有効となる指標。 PvPでは攻撃力・防御力・HPの価値は基本的に同等であるのに、スーパーリーグとハイパーリーグの出場基準値に攻撃力を過大評価してしまうCPが使われることから、それらのリーグにおいて攻撃の種族値や個体値が高いポケモンが不利となる状況が生まれている。 cf:• 詳細: 死に出し(しにだし) ポケモンが倒れたときに次のポケモンを出すこと。 倒れたとき以外の交代で他のポケモンを出すことと区別される。 ゼロ交換(ぜろこうかん) フレンドになった直後の一度も仲良し度を上げていない状態(「知り合い」の状態)でするポケモン交換のこと。 交換ではボーナスがつき「友達」でも各個体値1以上、「大親友」であれば各個体値5以上となるが、この最初の交換でのみボーナスがなく各個体値が0の可能性があるのでゼロ交換と呼ばれる。 一度交換すると仲良し度が上がり「友達」になるので各フレンドと一度しかできない。 普通は野生でしか捕れないPvPで有利な個体値を引く可能性があり、とくに野生で出ないポケモン(アローラベトベターなど)はこの交換でしか個体値0を含む個体を得ることができない。 なお特別な交換は「友達」以上でないと行えないため、伝説のポケモンなどはゼロ交換できない。 選出(せんしゅつ) バトルで使用する 3体のポケモンを選ぶこと。 3体のバランスを考慮し、出来る限りどんなポケモンが来ても対応できることを目指すのが選出の基本。 とくに大会等で一般的な6体見せ合いルールでは、相手のパーティに合わせて選出する力が勝敗に直結する。 選出誘導(せんしゅつゆうどう) 見せ合いルールにおいて、 わざとパーティの弱みをつくるなどして相手が特定のポケモンを選出するよう誘導すること。 およびそれを利用した戦略。 例えば草タイプが弱点のポケモンを多く入れて相手が先頭で草タイプを選出することを誘い、こちらが先頭で草タイプに強いポケモンを出せば、誘いにはまった相手を叩くことができる。 即打ち(そくうち) ゲージが溜まった直後の 最短のタイミングでゲージ技を打つこと。 た行 ターン(たーん) PvPの時間経過の最小単位。 5秒のターン制となっており、1ターンごとに入力などの情報をサーバとやりとりしてバトルが進む。 タイプ相性(たいぷあいしょう) タイプどうしのダメージ倍率。 弱点(1. 6倍)、等倍(1倍)、軽減(0. 625倍)、二重軽減(0. 390625倍。 原作の無効倍率)がある。 受けるポケモンが複数のタイプを持つ場合は重複し、2つのタイプがともに弱点の場合は二重弱点(1. 6=2. 56倍)となる。 タイマン力(たいまんりょく) タイプ相性を考えないときの 1対1で勝つ力。 対面性能。 ステータス()と技の性能で決まる。 対面(たいめん)• また、その勝敗。 例:「チルタリスとエアームドの対面はどうなる?」「基本的にエアームド有利だけどシールド2枚ずつならチルタリスが勝つ」• 幅広い相手と打ち合える力。 「対面で勝つ」と言うと、タイプ相性に頼らずにステータスや技の性能で勝つことを指す。 対面性能(たいめんせいのう) 幅広い相手と打ち合える力。 一般にステータス()が高くが広いポケモンが対面性能が高いと言える。 出し勝ち(だしがち) 先頭で選出したポケモンどうしで自分側が有利であること。 一般に交代せず戦った場合に勝つ方が出し勝ちとされる。 出し勝ちは大きなアドバンテージとなる。 出し負け(だしまけ) 先頭で選出したポケモンどうしで自分側が不利であること。 出し負けた側はそのまま戦うと不利なので、交代を駆使するなどして挽回を目指すこととなる。 打点(だてん) あるポケモンに対し十分なダメージを与えられる攻撃手段のこと。 打点がある、打点がないという用い方をする。 弱点を突く攻撃に限らず、等倍などそこそこのダメージを与えられるものも打点のうちに数えらえることがある。 例:「マリルリは冷凍ビームをもっているので草タイプにも打点がある。 」 通常技(つうじょうわざ) ノーマルアタックのこと。 公式なノーマルアタックという呼称は日本のユーザー間ではあまり使用されず、通常技、あるいは技1と呼ばれる。 cf: 例:「グロウパンチで攻撃力を積んだあとのカウンターは強力だ」 TOD(てぃーおーでぃー) 時間切れ負け。 またそれに追い込むことを狙った戦術のこと。 Time Over Death。 ポケGOPvPでは、耐久力の高いポケモンを揃える、バブルこうせんなど攻撃力を下げるゲージ技を多発するなどの方法で時間切れを狙うことが一定程度可能であるが、はじめから時間切れのみを狙って勝利条件を整えることは容易ではない。 TDO(てぃーでぃーおー) ステータス()と技の性能()を合わせ、倒れるまでに相手に与えられるダメージ量(Total Damage Output)を表した指標。 タイマン力を数値化した指標として有効。 ただし、などバトルの流れに関わる性能や・効果は含まれておらず、それを加味して考慮する必要がある。 DPE(でぃーぴーいー) ゲージ技の性能を表す指標で、 技の威力を必要チャージ量で割った値。 Damage Per Energy。 PvPにおいてはゲージ技に発動時間がないため、ゲージ技の性能は必要チャージ量の少なさとDPEの高さで決まる。 DPT(でぃーぴーてぃー) 1ターンあたりの技の威力。 主に通常技の性能を表す指標として用いられる。 Damage Per Turnの頭文字であるが、ダメージではなく技の威力(Power)を技のターン数で割ったものを指すことが一般的(正確にはPower Per Turnと呼ぶべき数値である)。 cf:, デバフ(でばふ) 不利な状態変化のこと。 ポケモンGOPvPでは攻撃力低下と防御力低下がある。 いずれも最低4段階まで下がり、順に0. 25倍 、0. 5倍 、0. 75倍 、0. 略してテンプレパと呼ばれる。 トップメタ(とっぷめた) 環境の中でとくに強いポケモンのこと。 例:「マリルリやレジスチルはスーパーリーグのトップメタだ」 な行 並べる(ならべる) 一緒に選出すること。 あるいは一緒に6体パーティに入れること。 例:「マリルリとラグラージを並べてくるとは思わなかった」 は行 発動勝負(はつどうしょうぶ) ゲージ技が同時になり、先に発動した方が相手を倒す状況のこと。 バフ(ばふ) 有利な状態変化のこと。 ポケモンGOPvPでは攻撃力上昇と防御力上昇がある。 いずれも最大4段階まで上がり、順に1. 25倍、1. 5倍、1. 75倍、2倍となる。 およびその多さ。 対戦する可能性がある相手の中で有効となる相手が多いと「範囲が広い」となる。 引く(ひく) 相手の交代に合わせるのでないタイミングで 自分から交代すること。 反対に相手の交代に合わせて交代することは「」という。 瀕死(ひんし) ポケモンのHPが0になった状態。 公式用語。 ドラクエの死亡やFFの戦闘不能に相当する。 ポケモン界では一般に使われるが、人や文脈によってはHPがわずかに残った状態を指す場合もありやや紛らわしい。 cf: フリー(ふり-) ゲームシステム外のレギュレーションを指定しないバトルのこと。 ただし 6-3 のあるなしは別途指定する場合があり、見せ合いありでどんなポケモンもパーティに入れていい場合に「6-3フリー」などと言われることがある。 ブラフ(ぶらふ) シールドを使わせる目的で当てたいゲージ技よりも消費が少ないゲージ技を打つこと。 うまく少ない消費でシールドを使わせることができれば、その後のバトルを優位に進められる。 ま行 捲る(まくる) 劣勢から逆転すること。 PvPでは出し負けから勝った場合によく使われる。 見せ合い(みせあい) 予め手持ちの6体のポケモンを決め、互いに開示してから3体を選出するルール。 ポケモン原作の対戦公式ルール。 ポケモンGOでは現時点ではゲーム内にこの仕組みがないものの、実力が試され競技として優秀なルールであることから、ポケGOのPvP大会でもほとんどの場合このルールが取り入れられている。 とも言われる。 ミラー(みらー) 同種ポケモンどうし対戦のこと。 優秀なポケモンは互いに使うことが多く、ミラー対面は頻繁に出現する。 ミリ残し(みりこのし) HPがわずかに残っている状態。 ポケモン用語で「」は倒れた状態を指すので、それと区別する意味でも便利な用語。 例:「ギリギリだったがミリ残しで勝った」 見る(みる) あるポケモンに対し役割を持つこと(cf:)。 「見られる」をら抜き言葉にした「見れる」という表現がよく使われる。 例:「僕のパーティでは敵のレジスチルはナマズンで見れる」 メタ(めた) 特定のポケモンやパーティに強いポケモンやパーティのこと。 例:「レジスチルメタでチャーレムやナマズンを入れた」 メタる(めたる) 特定のポケモンやパーティに強いポケモンやパーティを用意すること。 例:「レジスチルが嫌なので徹底的にメタった」 や行 役割(やくわり) あるポケモンが活躍すべき対象のポケモンやタイプ。 例:「チルタリスの主な役割は草タイプやラグラージだ」 役割集中(やくわりしゅうちゅう) あるポケモンが役割とする敵ポケモンが複数いて対処しきれなくなった状況。 ポケモンAがポケモンB・Cに対して1対1なら有利(役割)であっても、両方いっぺんに相手できるほど有利でない場合に成立する。 ポケモンAが倒れたあとは残ったBやCと有利に戦えるポケモンがいないことが多い。 例:「敵のデオキシスへの役割集中を狙ってトリデプスとダイノーズを並べて選出し、生き残ったダイノーズが大暴れした」 役割破壊(やくわりはかい) 自らを役割とする(自らに対し有利なはずな)ポケモンを返り討ちにすること。 例:「マリルリは冷凍ビームを使えるので草タイプに対して役割破壊もできる」 養分(ようぶん) いいように起点にされるさま(cf:)。 対面で優劣の差が大きく不利側からの(有効打)が全くない場合、有利側はすぐに倒す必要がないのでたっぷりゲージを貯めてから倒す(思い切り起点にする)ことができる。 例:「フシギバナに引いたらエアームドで追われ(全ての技を二重軽減されるので)養分にされてしまった」(cf:,).
次のIngressと「ポケモンGO」を同時に見るとこんな状態。 ポケストップはIngressのポータルがもとになっているのが分かる(ポータルよりも数は少ない) 「ポケモンGO」とIngressの共通点 開発会社が共通していることもあり、ゲームの特性上、IngressとポケモンGOには共通点が多い。 ざっと見ただけでも、以下のようなものがある。 外に出かけることでゲームができる• 指定されたスポットを巡ってアイテムを収集する• 歩いた距離に応じてなんらかの報酬がある(メダルの獲得や卵のふ化など)• プレイヤーのまわりに表示される円の中に入ることでアクションできる• チーム戦がある• 現場に足を運ぶことで、ゲームのプレイヤー同士が知り合える機会がある• 地域に人を呼ぶきっかけづくりがしやすい• よく歩くようになるため、健康上の問題が改善されたという報告がある しかし、その一方で歩きスマホになりやすいといった問題点も共通する。 兄貴分のIngressで起こったトラブルについては過去の座談会を参照していただきたいが、「Ingressやってる奴らは」と冷笑していた方々、そしてそのご家族にも、同じような問題が起こる可能性が生じているのだ。 相次ぐトラブルに政府が動く異例事態 先にリリースされた海外では、すでに多くのトラブルが起きている。 ポケモンを追いかけて原子力発電所の敷地内に侵入、崖から転落、池に転落、ゲーム内に置かれたビーコン(ルアーモジュール)におびき寄せられたプレイヤーが銃をつきつけられ強盗される、車道に飛び出して事故に遭う、プレイしながら車を運転し、停車中の警察車両に追突する、プレイ中の男性に近づいて刺される、高速道路内に進入して警察に保護されるなど、日本で紹介されているものだけでもすでにこれだけある。 神聖な場所や地雷原への進入も心配されている。 それらの報道を受けて、日本では内閣サイバーセキュリティセンターが事前にを行うという異例事態となった。 幸い、まだ国内では死者が出たという報道はないが、すでにながら運転で検挙される、敷地内の不法侵入で警察を呼ばれるといったことは起きている。 ポケモンを追って車道に飛び出してきた子供らに急ブレーキをかけた、ひったくりに遭ったという話もある。 他にも、多くの偽アプリが出回っており、端末乗っ取りや広告表示のただ乗りや、攻略ツールや攻略アプリからの詐欺サイト誘導が心配されているほか、レアキャラが出たというデマで公園に人が殺到した事例などもある。 新宿御苑はピカチュウが出現することもあり、やはり週末に人が殺到したそうだ。 神社や公共の施設で注意の張り紙が貼られる程度で、大きな事故が起きていないのが幸いだが、ちょっとしたデマで大きな混乱が起きる可能性があるため、何か起きてもおかしくはない状態である。 画面外にも注意を向けよう 筆者もプレイしてみたが、誰もかれもがやっているので、Ingressよりもすぐに集団化しやすい点が気になった。 ルアーモジュールが使われると、途端に人が集まり出すので、場所によっては通行の邪魔になりやすい。 いたるところでルアーモジュールがたかれている プレイ中はスマートフォンに意識が集中しているので全くまわりが見えておらず、完全に油断している点も共通している。 集団化しやすいことで、みんなもやっているという油断を誘発しやすいようにも感じられた。 特に海外ではスリをはじめとした犯罪のターゲットになりやすいので注意が必要だ。 時間の概念がなくなりやすい Ingressをプレイし始めた頃、徒歩10分のスーパーに行くのに2時間かかったことがある。 次のポータル、次のポータルと移動しているうちに、せっかくだからあそこもと思い、時間の感覚がなくなってしまうのだ。 しかも止め時が分からなかった。 ポータルを取られると、取り返したくなる。 行く先が敵陣の色に染まっていると染め直したくなる。 結局いつまでも終わらないのである。 今でこそ「今日はアイスクリーム買ったから」「早く対応したほうがいい仕事があるから」「疲れてるから」とスキャナ(Ingressのゲーム画面)をそっと閉じ、真っ直ぐ帰ることができるが、始めたばかりの頃は3時間、4時間と平気で歩き続けてしまったものだ。 ここはどこだ? ということもあった。 ポケモンGOも、少しでも早くレベルを上げたい、早く図鑑をコンプリートしてみんなにレアポケモンを自慢したいなどの理由から、スマートフォンが振動すると反射的に捕まえにいってしまうといったことが起こるだろう。 レアポケモンが出たとなれば、昼夜を問わず自分も駆けつけたくなるはずだ。 すでに真夜中でも、あちこちのジムでバトルが展開されている。 ジムに掲載されるトレーナー名は、それまで見たことがないものばかりで、なじみのあるエリアのエージェントではないことが分かる。 海外のトレーナーが位置偽装でオーナーになっているという話もあるが(不自然に経験値の高いトレーナーがいることも多い)、行ってみるとIngressのエージェントとは明らかに違う若い男性が、自転車で止まっていることがあった。 深夜にうろつくのはエージェント特有の活動だと思っていたが、もはやそれは過去のものとなったようだ。 ゲームは自制心との戦いだが、ポケモンGOは特に外出を必要とするため、子供の場合は特に注意が必要だと思われる。 必要なのは、相談窓口と自衛意識 Ingressの場合、不審者と言われるくらいその行動は怪しく、かつマイナーな存在であったがゆえに、逆に防犯面や地域の活性化に貢献しようと考えるエージェントもいたほどだ。 意識高い系などとやゆされることもあるが、技術系のユーザーが多いこと、年配者が多いことなどもあって、その経験と意識、およびコミュニティーの存在が、後輩の指導や秩序の維持につながっているところは少なからずあると思う。 トラブルが発生したとき、コミュニティーに所属していれば、各エリアのモデレーターと呼ばれる相談役(ボランティア)に話を聞いてもらえるというメリットもある。 しかし、ポケモンGOはまだ始まったばかり。 IngressではおなじみのSNS「Google+(グーグルプラス)」にはジムのチーム用に任意コミュニティーが立ち上がり始めているが、プレイヤー層の広さやSNSの知名度を考えると、とてもカバーできないだろう。 ルアーモジュールに吸い寄せられているのは、むしろ人間の方である。 何度も顔を合わせていれば、その格好などから近所に住んでいることがバレやすい。 先日も非常にラフな格好で出てきた女性を見かけたばかり。 すぐそばのマンションに住んでいることが丸わかりだ。 こちらは夜に着の身着のまま出てきているところから、すぐそばのマンションの住人であると推測できる となると、個人のいざこざがより起こりやすくなることが予想される。 しかし、Ingressの例を取ってみれば、たとえ警察が来る事態になっても「ゲーム上のこと。 いやならやめてはどうか?」と言われるのは目に見えている。 各自が自衛の意識を持つことも大事である。 見慣れた街の新たな一面を見つける旅へ! 負の面ばかり強調してしまったが、Ingressで経験したプラス面も、そのままポケモンGOで体験できるはずだ。 ポケストップを巡っている間に、ポケモン以外のものも発見するだろう。 それまで知らなかった場所、おいしい料理を出す店、居心地のいい場所なども多数見つかるはずだ。 たくさん歩くので、ご飯もおいしくなる。 ポケストップでは、新しい友達ができるかもしれない。 筆者もIngressを通じて、それまで近くにいたのにまったく会う機会のなかった人と知り合うことができた。 出身地でもないのに、住んでいる場所に友達がたくさんできるというのは学生時代以来である。 友達が増えれば情報交換も活発になり、生活が楽しくなる。 すでに多くのカップルを見かけているが、散歩に出かけるきっかけになることは間違いない。 Ingressではゲームをきっかけに付き合い始め、ゴールインしたというカップルもいる。 20代30代を多く含むポケモン世代なら、その可能性はさらに高まるのではないだろうか。 ゲームのイベントでは、チームを通して学ぶことは本当に多い。 ポケモンGOでも今後何かしらイベントは行われるだろうから、仕事とは別に、自分が能動的に動ける新しい役割を知ることになるかもしれない。 今はブームかもしれないが、いつかポケモンを探しに外に出ることが、生活の一部になる日も来るだろう。 トラブルなく楽しむためにも、や、そしてに目を通しておこう。 関連記事• 楽しく遊んでいるポケモンGOですが、改善してほしい点もいろいろとあります。 主なポイントをまとめてみました。 目指せポケモンマスター。 「Pokemon GO」を思う存分遊ぶための大容量モバイルバッテリー4選を紹介したい。 大人気の「Pokemon GO」はどんなゲーム?• 先人の知恵に学ぶ。 「ポケモンGO」の配信がいよいよ日本でもスタート。 23〜24日は、街中でポケモンGOに興じる「ポケモンマスター」の姿も多く見かけ、街中の風景を一変させた。 ポケモンGOは、モバイル業界にどのような影響を及ぼすのだろうか?• FREETEL SIMのパケット通信無料サービスの対象に「Pokemon GO」が加わることになった。 既存ユーザーも含めて、8月下旬〜9月ごろをめどに対応する。 ネット上で非常に注目されている「Pokemon GO」は、実際にどれくらい外でプレイされているのか? 街角で取材した。
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