日本の独立のたまに尽力。 日本独立のたまに尽力。 吉田内閣において大蔵大臣に任命される。 素直で明るく豪放磊落。 岸信介は実兄で、吉田茂とは遠縁にあたる。 後に政治家となり総理大臣として改革に挑む。 実業家だったが、吉田にお願いされ総選挙に立候補し政治家に道に入る。 党内との方針の違いで離党するも、吉田に見いだされ法務政務次官に抜擢される。 吉田の死後も、報道陣には一切なにもしゃべらず、亡くなった。 男勝りな性格。 麻生太郎の母親にあたる人物。 『アメリカに負けなかった男~バカヤロー吉田茂〜』あらすじ 第二次世界大戦前、駐英大使の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は、極東情勢の悪化に心痛めていた。 時を同じくして、世界各国を飛び回っていた白洲次郎(生田斗真)も、世界情勢の機微を敏感に感じとっていた。 白洲と親交の深い吉田は、娘・和子(新木優子)らが見守る中、戦争回避に向けて動くが、その甲斐も虚しく、日本は第二次世界大戦に踏み切った。 1945年、終戦。 総司令部GHQと向き合う外務大臣のなり手が誰も見つからない中、先の大戦に猛反対し投獄された過去を持つ吉田に、白羽の矢が立つ。 かくして吉田は、外務大臣として、のちに総理大臣として、日本の独立と復興を担うことになる……。 吉田は白洲を参謀に据え、最高司令官マッカーサーらと必死の交渉をする。 過度な内政干渉など、幾度も緊迫した事態に陥るが、和子や麻生多賀吉(矢本悠馬)、のちに総理大臣となる「吉田学校」の池田勇人(佐々木蔵之介)、佐藤栄作(安田顕)、田中角栄(前野朋哉)、宮澤喜一(勝地涼)らの助けを受け、日本の独立に向け尽力していく。 出展元:テレビ東京公式HPより ドラマ『アメリカに負けなかった男』の見どころ 吉田茂と白洲次郎はプライベートでも仲良し 「吉田茂と白洲次郎」 Shigeru Yoshida and Jiro Shirasu — Shunpei Kamiya quickflat 第二次世界大戦後、敗戦国として日本がGHQに支配されるなか、外務大臣となった吉田茂。 1945年には白洲次郎を終戦連絡事務次官参与に就任させ、白洲を交渉役としてサンフランシスコ講和条約・日米安保条約を締結させました。 その吉田茂と白洲次郎は仕事だけでなく、プライベートでも仲がよく、親交を深めていました。 彼らは、よく大使館地下にある部屋でビリヤードを楽しみ、部屋からは「このバカやろう!」「こんちくしょう」という声が漏れ聞かれたそうです(笑)。 周囲の人は、ケンカをしているのでは?と心配したそうですが、もともと言葉使いが荒かった二人は飾らない言葉を投げかけ合って、ふざけていたようです。 また、白洲は吉田の妻・雪子からも気に入られており、一番かわいがっていた末っ子・和子の伴侶探しを白洲次郎にお願いしました。 実際に、白洲は「麻生太賀吉」という男性を紹介し、和子はめでたく結婚したのです。 『アメリカに負けなかった男』の原作は娘が執筆 『アメリカに負けなかった男~バカヤロー吉田茂〜』の原作は、内閣総理大臣を務めた吉田茂の娘・麻生和子さんが執筆した「父 吉田茂」です。 吉田茂という人物を、一番 身近に見ていた娘さんの視点から、ユーモアを交えながら真摯に書かれている物語です。 政治家吉田茂だけではなく、家庭人の顔も垣間見え、どんなに偉くなっても人は人なんだな(笑)と感じられる本でもあります。 白洲次郎はイケオジだった 白洲次郎って史上最もイケメンの男だと思う。 — Semplay Semplay1234 白洲次郎という人物は政治家の手腕だけでなく、相当なイケメンだったことでも有名です。 高校時代からアメリカ車ペイジ・オートモビルを乗り回し、イギリス留学時代はベントレーでヨーロッパ大陸旅行を実行 、帰国後にはイタリア製スポーツカーで京都から東京までハネムーン・ツーリング、80歳になるまでポルシェに乗っていたそうです。 イケメンな上に、高級車に乗っていたとは・・・当時はとにかく目立つ人物だったでしょうね(笑)。 またファッションも、スーツだけでなく、無地の白Tシャツにジーンズというラフな服装も好んでいました。 そのカッコよさから、デザイナー三宅一生のショーモデルとして出演もしたそうです。 写真をみると、いまでも通用する正統派二枚目ですよね。 サンフランシスコ講和条約の演説の涙 笑福亭鶴瓶さん演じる吉田茂がサンフランシスコ講和条約の受諾演説をする場面では、鶴瓶さんは、はじめは泣こうとは思っておらず、本番前もイントネーションの確認などをして笑っていたのに、いざ本番になると自然と涙が溢れて止まらなくなったそうです。 戦争に負けてしまったという事実と、日本が独立する喜びという2つの感情が混ざりあい、吉田茂が乗り移った感覚になったのでしょうか。 ぜひ、クライマックスの鶴瓶さんの演技に注目です。 最後に 豪華キャストが集結した、テレビ東京のスペシャルドラマ『アメリカに負けなかった男~バカヤロー吉田茂〜』。 戦後75年になる今年に、国の未来に情熱を燃やした男たちの物語をみて、もう一度日本を見つめなおしたいですね。
次の白洲次郎を演じてみて・・・? 自分なりの日本を愛する気持ち、吉田茂という男に惹かれた友情に近いような関係性を自分と鶴瓶さんの中で出せていければ。 晩年は、吉田茂にものを言える人が多くなかった中、白洲次郎は物怖じせずに意見を言っていた方だと思うので、そのあたりの吉田茂との距離感を出せればいいと思った。 気を遣わない友情関係が表現できるよう演じた。 白洲次郎の人物像は・・・? 男としてあこがれる存在。 外見もかっこよく、自分の信念を貫き通すところ。 周りの人間たちが長いものに巻かれていく中で、「それは違う」、「NOだ」ということを叫び続けた人で憧れを持つ。 麻生和子 役・新木優子 1915年~1996年。 吉田茂の娘。 元総理大臣・麻生太郎の母親。 自由奔放な父の反動でしっかり者に成長。 父親譲りの男勝りな気質。 ドラマのみどころ 台本を読んで、佐々木蔵之介さん演じる池田勇人大臣との関係性が素敵だと思ったため、大切に演じた。 秘書官として大臣を尊敬しているからこそ、陰で支えながらも尻をたたいたりできる2人の関係性をうまく表現できるよう心がけました。 鶴瓶さんの風貌が「吉田茂」そのもの。 にこやかな笑顔の裏の鋭い意見を持つ部分も役に通じる。 今の時代だからこそ、見てもらいたい、見るべき作品。 多くの人に知ってもらいたい歴史が描かれていて、それが今の日本に繋がっていると思う。 田中角栄 役・前野朋哉 1918年~1993年。 国会議員。 農家出身で、最終学歴は今でいう中卒。 民主党に所属していたが、党内の方針に逆らい離党。 吉田に目をつけられ、のちに法務政務次官に抜擢。 ドラマのみどころ 角栄さんは、熱意と愛嬌、わらに頭の回転が鋭く、今の時代にはいない政治家だな、と興味深い。 戦地から病気で帰還され、悲惨な状況を繰り返さないよう、政治で戦争をしない日本を作ろうとしました。 鶴瓶さんの標準語が新鮮。 座長の鶴瓶さんが楽しく素敵なチームを作ってくれた。 佐々木蔵之介さん、安田顕さんと肩を並べて激論するシーンは役者とそてスリリングで刺激的だった。 戦後日本をどうするか、当時の政治家たちが議論し、動き、決意!現代の僕ら一人一人が考えるきっかけになれば。 麻生多賀吉 役・矢本悠馬 1911年~1980年。 麻生和子の夫。 実業家だったが、吉田に請われる形で総選挙に立候補し、政治家に。 実在するこりんを演じてみて・・・? 意識したのは「粋」。 表に出ることなく吉田茂に寄り添い、影で支え続けた。 さらに、吉田茂の娘・和子とも良好な関係を築いていて、賢い居心地の良い素敵な女性だったと思う。 メイクや衣装でもその「粋」を意識。 ドラマのみどころ なんと言っても吉田茂を鶴瓶さんが演じられるところ。 ユーモアがあり、温かくスマートな人柄は吉田茂の魅力を表現するのにピッタリ。 【アメリカに負けなかった男】あらすじ 第二次世界大戦前、駐英大使の 吉田茂(笑福亭鶴瓶)は、極東情勢に心を痛めていた。 世界各国を飛び回っていた 白洲次郎(生田斗真)も世界情勢の機微を敏感に感じていた。 白洲と親交の深い吉田は、娘・ 和子(新木優子)らが見守る中、戦争回避に向けて動いた。 しかし日本は第二次世界大戦に踏み切る。 1945年に終戦。 総司令部GHQと向き合う外務大臣のなり手がなく、先の大戦に猛反対して投獄された過去を持つ吉田に白羽の矢が。 吉田は外務大臣として、のちに総理大臣として、日本の独立と復興を担うことに。 吉田は白洲を参謀に据え、最高司令官マッカーサーらと必死の交渉をする。 何度も緊迫した事態に陥るが、 和子、 麻生多賀吉(矢本悠馬)、のちの総理大臣、 池田勇人(佐々木蔵之介)、 佐々木栄作(安田顕)、 田中角栄(前野朋哉)、 宮澤喜一(勝地涼)らの助けと、内縁の妻 こりん(松嶋菜々子)の献身的な支えを受け、日本の独立に向け尽力していく。 テレビ東京開局55周年特別企画スペシャルドラマ【アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~】• 【放送日】2020年2月24日(月・祝)21:00~23:24• 【監督】若松節朗• 【原案】麻生和子『父 吉田茂』(新潮文庫刊)• 【音楽】住友紀人• 【制作著作】テレビ東京• 【放送局】テレビ東京系、TX、TVO、TVA、TSC、TVh、TVQ 吉田茂と白洲次郎の秘話 吉田茂の側近を務めていた白洲次郎は、24歳も年の差がありましたが、不思議とウマが合い、強い信頼関係を築いていました。 2人にはいくつかの信頼関係を強くしたエピソードがあります。 吉田茂も同じように 「頑固」・「不遜」・「傲慢」と評されていました。 ともに歯に衣を着せず発言するそっくりな性格で、お互いを気に入り、親交を深めたようです。 一方、白洲次郎も、貿易会社の重役を務めていて、世界各国を飛び回っていました。 ロンドンを訪れるたびに、吉田のいる日本大使館を宿にし、さらに親しくなったと言われています。 大使館地下でビリヤードを興じた際は、「このバカ野郎!」「コンチクショウ!」といった言葉が飛び交っていたとか。 ケンカではなく、親しいからこその言葉の投げかけ合いだったようです。 吉田茂夫妻の娘・和子の結婚相手を白洲に紹介してほしいと依頼。 5人の子どもの中で一番愛情を注いだ末っ子の 和子の伴侶探しを 白洲次郎に任せたのです。 強い信頼を抱いていたことがわかります。 ちなみに、 白洲は 麻生太賀吉という男性を紹介し、和子と結婚に至りました。 麻生多賀吉・ 和子夫妻の間に生まれた 吉田茂の孫が、のちの総理大臣・ 麻生太郎です。 この時に 吉田は、 白洲次郎に、終戦連絡事務局の参与に衆院するよう頼み込み、白洲を GHQとの交渉役に抜擢しました。 白洲は流暢な英語と物怖じしない態度でGHQとの交渉に臨みます。 サンフランシスコの講和会議では、 吉田が 英語でスピーチをする予定でしたが、白洲はそれを止めました。 「講和会議は戦勝国も敗戦国も同じ立場であるはずなのに、アメリカ側の言葉でスピーチを行うのはなぜだ?」と怒ったのです。 スピーチは急遽日本語へ書き換えられました。 こういったエピソードから、重要な局面で総理大臣に真っ向から進言ができるのは、吉田と白洲が心を許しあっていたからだ、と言えます。
次のQ.吉田茂を演じてみていかがでしたか。 「吉田茂をやる」と決まった時から声がガラガラ声になってきました(笑)。 カメラマンが見せてきた写真を見て「吉田茂は確かにこんな感じやね」と話してたら、「これ鶴瓶さんですよ」って言われて、自分でも(あまりにそっくりで)「えーーー!」ってなって。 ヨメさんにも吉田茂さんが降りてきたんじゃないかって言われました。 (自分自身も)演じれば演じるほど吉田茂を理解していきました。 吉田茂は年を取ると権力にしがみつくようになっていくんですけど、それによって晩年を汚すという部分が、人間味があって更に面白いなと。 人間の業を思わせてくれるのがとても良いですね。 Q.撮影で苦労された点はありますか? 台本を頂いた時はどうしようかなと思って。 英語は丸覚えでどうにかなったんですけど、大変だったのは標準語。 全部覚えてきてんねんけど、一カ所違うといわれたら、どうすればいいのかわからなくなってしもうたりして。 だから(生田)斗真がおってほんまによかったですよ。 監督も秋田の人ですからね、何か直されても不本意なんですけど、斗真に言ってもらったら聞けるんです(笑)。 あと収録で大変だったのは眼鏡。 鼻眼鏡だから喋ってる時に落ちそうになるんですよ。 こんなに鼻先に気を使って、アシカの気持ちがわかりました(笑)。 Q.豪華キャストの皆様との共演はいかがでしたか? 今作品は共演者も凄く豪華で、ゴールデンで主役やるような方々に囲まれて、キャスティングも頑張ってもらったなと思います。 ただ今回は政治の話も出てきますし、長いセリフが多かった。 更にイントネーションと何重苦でしたし、周りに迷惑を掛けないように頑張りました。 すごく印象に残っているのは、講和条約を締結して演説の下読みをするシーン。 本当に「日本は独立するんだ」って気持ちになって声を出して泣きました。 しかもこのシーンでは斗真も涙目だったんです。 「あ、泣いてるな」って思いながら読み始めたら、こちらも号泣したっていう。 普段泣かないので演技で泣くのも珍しいんですが、その中で自然と涙が出てしまうというのは自分でも不思議でした。 Q.ドラマのみどころなど、視聴者の方々へメッセージをお願いします。 『A-Studio』(TBS)では人の人生を掘り起こすんですけど、今度は人の人生を自分が演じるっていう…そして演じてみると、その人の人生がすごく面白いんですよね。
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